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2016年12月16日
とうとう雪が降りました。図書館から見える景色もすっかり様変わりし、まるでスキーのラウンジにいるようです。「冬が来た きっぱりと冬が来た」と、いよいよ本格的に冬が来たなあとしみじみ思います。寒いのはとても苦手なのですが、クリスマスとお正月など、冬は楽しい季節でもあります。子どものころは雪合戦をして冬なのに汗だくになったり、つららを雪玉で落として収穫するのに熱中したり、毎年蔵王に行ってスキーの練習をしたりと雪にとても親しんでいました。今はひたすら寒がってばかりで、すっかり軟弱者になってしまいました。
このままではいけないと考え、何かこの季節にふさわしいことをしなければと考えています。まさか大の大人が雪合戦をするわけにはいかないので、とりあえず年末に向けての大掃除を始めたいと思っています。しかしこんなに寒いと掃除する気がどんどん低下してしまい、つくづく寒さに弱くなったなあと我が身を恨めしく感じます。
それとお正月になったら祖母に着物を着せてもらうことにしました。最近祖母は昔の着物をほどいてリフォームすることに凝っていて、着物の布や帯で上手にピアノや箪笥のカバーなどを作っています。しかし、まだしつけ糸も取っていないような着物もたくさん残っていて、「アンタに毎年正月に着せようと思っていた着物がこんなに……」と嘆かれてしまいました。着物ぐらいいくらでも着るのに、と申し訳なく思い、すぐ近くにいるのに、祖母の家をあまり訪れないことを反省しました。
その前にもうすぐクリスマスです。きっと君は来なかったり、恋人がサンタクロースだったりする、あの季節です。しかしクリスマスは恋人と過ごすものというのはバブル期の幻想、ないしは妄想であり、クリスマスは本来家族と過ごすものです。我が家では七面鳥のかわりにフライドチキンなどを買い、ツリーを飾り、ケーキを食べ、シャンメリーを飲みます。とりあえず今年のケーキはどこで買おうかなぁと考えています。
つぶあんよりこしあん派