阿賀野市産農産物の差別化要素 ~成分分析結果~(健康食材発掘分析調査事業)
米(こめ)
食品標準成分表「こめ/水稲穀粒/精白米」(以下、こめ(参考値))と比較して、分析した4検体全てにおいて、ナイアシンが約2倍以上高い値である。
また、4検体中2検体は、ビタミンB1も2倍以上高い値である。
ナイアシンとビタミンB1は、摂取した糖質および脂質を細胞内で代謝し、エネルギーを産生する(TCAサイクル)ために必要なビタミン類であることが知られている。(日本食生活学会誌, Vol.6, (1995), No.3, 10ページ-14ページ)
ミネラル一斉分析(7種)の結果、「こめ(参考値)」と比較して、4検体ともに、マグネシウムが高く、鉄が低い傾向である。マグネシウムも、エネルギーを産生するために、必要な栄養素である( 消費者庁ホームページ )。
その他、アミノ酸一斉分析(18種)の結果から、4検体全てで、多くのアミノ酸が「こめ(参考値)」の8割~参考値程度に対し、チロシンのみ、高い傾向が見られる。
『平成28年3月25日デザイナーフーズ株式会社 成分分析結果総評』より抜粋
成分分析結果(販促用POP)
いちご(越後姫)
ミネラル分析では、全てにおいて、マンガンが食品標準成分表「いちご/生」より約2倍以上高い値である。ミネラルは、植物体内の代謝によって合成される成分ではなく、土壌から吸収される栄養素であるため、十分に吸収されていると考えられる。
『平成28年3月25日デザイナーフーズ株式会社 成分分析結果総評』より抜粋
成分分析結果(販促用POP)
長ネギ
2検体ともアミノ酸に特徴があり、アミノ酸一斉分析(18種)の結果、全てのアミノ酸において、約1.5倍以上高い値である。
『平成28年3月25日デザイナーフーズ株式会社 成分分析結果総評』より抜粋
成分分析結果(販促用POP)
ほうれんそう
デザイナーフーズ株式会社(分析会社)データベースにおける「ほうれんそう(年間平均値)」と比較して、糖度が約1.5倍、ビタミンC含量が約1.7倍高い値、活性酵素消去活性は同等、硝酸イオン含量は低く抑えられている。
『平成28年3月24日デザイナーフーズ株式会社 成分分析結果報告書総評コメント』より抜粋
成分分析結果(販促用POP)
笹神地区(ほうれんそう) (PDFファイル: 303.0KB)
エディブルフラワー(食用花)
ベゴニアおよびナスタチュームは、共に、活性酵素消去活性が高く、デザイナーフーズ株式会社データベースにおける「ほうれん草(年間平均値)」と比較して、同等もしくは高い値である。
ナスタチュームのビタミンC含量は、レモン(レモン(全果)含有量;100グラムあたり100ミリグラム、日本食品標準成分表)の約1.6倍に相当する高い値である。
『平成28年3月24日デザイナーフーズ株式会社 成分分析結果報告書 総評コメント』より抜粋
成分分析結果(販促用POP)
ベゴニア(エディブルフラワー) (PDFファイル: 267.7KB)
ナスタチューム(エディブルフラワー) (PDFファイル: 267.4KB)
はちみつ
成分分析結果(販促用POP)
販促用POP活用例

更新日:2020年12月01日