有機米づくりと地域の未来
有機農業は農薬・化学肥料を一切使用せず、可能な限り環境に配慮した栽培方法で、土壌環境や地域生物の多様性などの農業生態系を守ることに繋がります。
笹神地区では、いち早く「ゆうきの里ささかみ」宣言を行い、有機農法に力を入れてきました。 農薬・化学肥料を一切使用しない「有機米」のほか、農薬・化学肥料を極力減らした「減々栽培」も行っており、現在では地区の半分以上の面積でこの「減々栽培」に取り組んでいます。
そして今、さらなる有機米の生産拡大を目指し、笹神地区のみならず市内全体を舞台に生産者、農協、市等が一体となり、取り組みを進めています。
有機米の生産規模について
笹神地区は約40年前から首都圏の生協と繋がりがあり、消費者の求める安全・安心で美味しいお米の生産と供給を行ってきました。現在、19の個人・団体で計19haを生産しており、県内有数の規模となっています。今後も旺盛な需要に応えるため、面積の拡大を目指しており、令和8年までに作付面積25haへと広げることを目標としています。
有機米のさらなる生産拡大に向けて
有機米は販売単価が高い一方で、農薬を使用しないため、抑草・除草が最大の課題となっています。これまでも笹神地区では様々な手法を取りながら対策を行ってきました。現在はスマート農業などの先端技術の活用に向け、その有効性について実証を行っています。
有機米生産者を募集しています
市では、有機米の生産を行う方を募集しています。有機米に関心がありましたら農林課までお気軽にご相談ください。生産にあたり、先輩農家が有機米の栽培方法について指導や情報提供を行います。
有機米の生産をに取り組んでいる生産者の声が記事で紹介されています。
有機栽培に挑戦!半農半Xの支援など生計も安心の阿賀野市笹神地区で就農しよう<外部リンク>
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年01月26日