粗悪な二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)にご注意ください!

更新日:2021年12月27日

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二酸化炭素濃度測定器は、「換気の悪い密閉空間」を改善するために換気が十分に行われているかどうかを確認するための有効な方法の一つです。
しかし、研究機関の調査等によって、二酸化炭素濃度が正しく測定できない安価で粗悪な製品が一部で流通していることが判明しています。

令和3年11月に経済産業省より「二酸化炭素濃度測定器の選定等に関するガイドライン」が発表されました。
このガイドラインは、二酸化炭素濃度測定器を選定する際に最低限要求される仕様等の基準を定めるものです。

購入を検討している方は、下記のことをご確認ください。

購入前に製品の仕様確認を行ってください。

測定器の測定精度の観点から、次の要件を満たした機器であることが推奨されます。

・検知原理が光学式(NDIR(非分散型赤外線吸収)や光音響方式など)を用いたものであること

・補正(校正)用の機能が測定器に付帯していること

製品が手元に届いたら動作確認を行ってください。

以下の手法により、適切に二酸化炭素濃度を測定できているか確認をしてください。

1.屋外の二酸化炭素濃度を測定したとき、測定値が外気の二酸化炭素濃度(415ppm~450ppm程度)に近いこと。

2.測定器に呼気を吹きかけ、測定値が大きく増加すること。

呼気の二酸化炭素濃度は非常に高く、正常な測定器であれば二酸化炭素濃度の高い測定値が表示されます。

3.消毒用アルコールを塗布した手や布等を測定器に近づけても、二酸化炭素濃度の測定値が大きく変化しないこと。

光学式が用いられていればアルコールにはほとんどは反応しません。

二酸化炭素濃度測定器を用いた測定に関して

二酸化炭素濃度測定器を用いた測定において、測定器の位置や使用頻度等に関しては、下記の厚生労働省リーフレット「冬場における換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」を参考にしてください。

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