水原代官所

更新日:2020年12月01日

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水原代官所の概要

 1746年(延享3年)に、幕府直轄領として、水原城館跡に代官所が設置され、初代代官として内藤十右衛門が着任しました。代官所の支配地は阿賀野市をはじめ、新潟市北区・新発田市・胎内市・聖籠町・岩船郡の一部など複雑に分布し、支配高は6~10万石におよびました。代官所の主な機能は年貢の徴収や民政ですが、特に水原代官所の場合はこの地方の豊かな生産力を背景にした年貢収納を確保することや、福島潟の開発、および新発田藩・村上藩の監視が主な目的でした。水原代官所は以降22代まで続きましたが、1868年(慶応4年)3月戊辰戦争に伴い会津藩預かりとなり、その後西軍の侵攻により会津藩が退散したことによって同年7月に代官所は123年の幕を閉じました。廃絶から127年後の平成7年8月25日に復元いたしました。

瓦屋根で平屋づくり、玄関には提灯と家紋入りの紫色の幕がかけられている水原代官所の全景写真
奥の座敷の中央に代官、両端に侍のマネキンが座っており、手前には草履を脱いで茣蓙に正座し頭を下げているマネキンが展示してある水原代官所うったえどころの写真
部屋割り図
  1. 公事場(くじば)
  2. 白洲(しらす)
  3. 御用場(ごようば)
  4. 訴所(うったえどころ)
  5. 中ノ口(なかのくち)
  6. 大玄関(おおげんかん)
  7. 使者ノ間(ししゃのま)
  8. 上ノ間(かみのま)
  9. 中ノ間(なかのま)
  10. 中間部屋(ちゅうげんべや)
  11. 御用人部屋(ごようにんべや)
  12. 上御湯殿(かみおゆどの)
  13. 御学問所(ごがくもんじょ)
  14. 奥勝手(おくかって)
  15. 奥御台所(おくおだいどころ)
  16. 御台所(おだいどころ)
  17. 湯呑所(ゆのみどころ)
  18. 上小使部屋(かみこづかいべや)
  19. 書役部屋(しょやくべや)

ご利用案内

開館時間

  • 4月から11月は午前  9時30分から午後4時00分
  • 12月から3月は午前10時00分から午後4時00分

休館日

  • 月曜日(祝日と重なる場合は開館、翌日休館)
  • 年末年始(12月28日から1月4日)

駐車場

大型バス4台、乗用車28台

入館料

  • 小学生・中学生・高校生…個人 200円、団体(20名以上) 150円
  • 一般… 個人 300円、団体(20名以上) 250円

問い合わせ

〒959-2022 新潟県阿賀野市外城町10番5号
電話0250-63-1722

水原ふるさと農業歴史資料館

水原ふるさと農業歴史資料館が水原代官所に隣接しており、文化・観光・産業の三つのゾーンに分け阿賀野市の魅力を紹介します。

三角だるまやごずっちょの人形などが陳列されている、ふるさと農業歴史資料館販売コーナーの写真

この記事に関するお問い合わせ先

産業建設部 商工観光課 観光係

〒959-2092
新潟県阿賀野市岡山町10番15号

電話:0250-61-2479 ファックス:0250-61-2037
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