令和4年度埋蔵文化財の活用

更新日:2023年03月31日

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令和4年度 埋蔵文化財活用事業の実施状況

生涯学習課では、遺跡発掘調査や出土品の整理・収蔵・展示などについて、多くの市民の方々に活用していただけるような取り組みを実践しています。

令和4年度に行った活動をご紹介します。

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企画展『縄文人と算数・数学』

新潟県埋蔵文化財センターと県内下越5市町(新潟市、村上市、胎内市、阿賀町、阿賀野市)が『地味にすごい!下越の縄文時代』を共同開催しました。市歴史民俗資料館では、企画展『縄文人と算数・数学』を開催し、土橋遺跡(縄文時代後期)出土品などを展示し、多くの方から来場いただきました。

縄文人と算数・数学

期 間 : 令和4年4月22日から9月25日まで ※土・日・祝日開催

会 場 : 阿賀野市歴史民俗資料館

石船戸遺跡出土品が県有形文化財に指定

令和5年3月、石船戸遺跡出土品(824点)が県有形文化財(考古資料)に指定されました。

石船戸遺跡出土品の特徴は次のとおりです。

・縄文時代晩期初頭~前葉を主体とする出土品。

・土器は精製品と粗製品があり、精製土器は東北地方一円に分布する「亀ヶ岡(かめがおか)式土器」と共通した特徴を持つ。

・石器は狩猟具・漁労具や採取・加工具、調理具、土製や石製の祭祀具や石製の装身具等がある。

・縄文時代晩期の交流・交易を考えるうえで学術的価値が高い。

令和5年度、市歴史民俗資料館で企画展『仮)石船戸遺跡展』を開催する予定です。

広報、HPなどでお知らせいたします。

 

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