消防関係製品の悪質な訪問販売等に注意してください!

更新日:2022年02月24日

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 消防関係者や専門業者を装って消火器等の不正販売や訪問点検が行われ、全国各地で被害が発生しています。
 老人や一人暮らしなどの家を狙って、巧妙な手口により購入斡旋や点検を実施し高額な料金を請求したりするケースがあります。
 このようなトラブルを未然に防ぐためには市民の皆さんの自衛しかないのが実情です。阿賀野市でも高額な請求を求められる等の被害が発生しています。不審に思ったらすぐに消防署へ連絡をください。地域の皆さん同士でも声を掛け合い被害防止に努めましょう。

悪質な消火器の訪問販売で困っている高齢女性のイラスト住宅用火災警報器と消火器のイラスト

不正取引等の事例

  • 昼頃、作業着を着た男性一人が「市役所の依頼で来た。」と訪問してきました。消火器を見せると「古いので交換が必要だ。」と言われ1本16,000円で消火器の購入を勧められ、言われるがままに消火器を購入する。男性が帰った後、高額な値段を不審に思い近所を訪ね歩いたが当事者宅以外に訪問がなかったため、不審に思い市役所に相談の電話をした。
  • 昼過ぎに高齢女性が一人で家にいたところ、「消火器の点検に来た。」という70代くらいの男性が訪問してきたので、「重くて持てない。」と答えると、家にあがり消火器を一見しただけで何も言わず帰って行った。帰宅して話を聞いた家族が警察、消防に通報した。
  • 高齢者宅に「消防の方から来た。ガスと住宅用火災警報器を点検させてほしい。」という中年の男性が訪れ、寝室に設置されている住宅用火災警報器を取り外し、後日新品を取付けに伺うと言い残し立ち去った。後日、話を聞いた別居の家族が不審に思い消防に通報した。
  • 夕方、子供が家で留守番をしていたところ、「住宅用火災警報器の点検に来た。」と男性2人が訪問に来て、家の中にあがり居間を一巡して帰って行った。数分後、帰宅した家族が話を聞き、不審に思い消防署に電話で相談しました。

トラブル防止のポイント!

片手を腰に当て片手を頭に乗せ怒った顔のこずっちょのイラスト
  • 一般家庭については消火器の設置を推進していますが、点検・設置義務はありません。
  • 市役所や消防署では、消火器のあっせんや販売・点検は一切行っておりません。
  • 消防関係製品の専門業者が一般家庭を訪問して点検や取替えを行うことはほとんどありません。
  • 家の中には絶対に立ち入らせないようにしましょう。
  • 消火器等を勝手に置いていき、後で「返品は出来ない」と購入を迫ってくる場合もあります。

怪しいと思ったら…

家庭にも消火器の設置が義務付けられました。家庭に消火器の世知義務はありません。私は、その消火器を購入しません。と言い争っている男性と女性のイラスト
  • はっきりと購入や点検を拒否してください。
  • 身分証明証や名刺の掲示を求めてください。
  • 料金をその場で支払ったり、契約書に署名やハンコを押さないでください。
  • 脅迫的行動があれば、すぐに警察に通報してください。

もしものときは!

 訪問販売はクーリングオフ制度が利用できます。契約書を渡されてから8日以内であれば、書面で契約を解除できますので、契約書や領収書などを保存し、早急に消費者生活センター等へご相談ください。

地域の皆さん同士で注意して声を掛け合うことも大切です!不審に思ったらすぐ通報を!!

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課

〒959-2003
新潟県阿賀野市安野町14番4号

電話:0250-62-0119(代表) ファックス:0250-63-8974​​​​​​​
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