中小河川における水質調査

更新日:2023年09月04日

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中小河川の水が汚れていないかを監視するため、定期的に水質調査を実施しています。

 通年水質調査(7河川、7地点で)では、毎月の調査で得られた水質データのうち、主に水の汚れの代表的な指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)から、川の水質の変化をみています。
 また、一般監視調査10地点でも、BODから水が汚れていないかをみています。

生物化学的酸素要求量(BOD)

 一定の条件下で微生物が有機物を分解する際に消費する酸素量が、分解される有機物の量と同じになることから、水中の有機物による汚れを示す指標のひとつとして用いられているものです。
 有機物が増えて川が汚れると、この数値が高くなります。
 環境省が定める「生活環境の保全に関する環境基準」では、1リットルあたり10ミリグラム以下が日常生活において不快感を生じない限度とされています。

BOD75%水質値

BODの年間調査データを基に、統計学的手法により水質の程度を評価するものです。

75%水質値・・・年間の日間平均値の全データをその値の小さいものから順に並べ、0.75×n番目(nは日間平均値のデータ数)のデータ値をもって75%水質値とします。

0.75×nが整数でない場合は端数を切り上げた整数番目の数値をとります。

河川の水質の程度を評価する場合は、この「75%水質値」を用いて評価します。

(計算例)

n=20   0.75×20=15        →   15番目

n=15   0.75×15=11.25   →   12番目

n=7     0.75×  7=5.25     →     6番目

令和4年度水質調査結果

過去の水質調査結果

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民生部 市民生活課 脱炭素・SDGs推進室 環境係

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電話:0250-61-2473 ファックス:0250-62-7444
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