令和4年度の主なご意見・ご提案と回答(衛生・環境)
令和4年6月29日 燃えるごみのシールについて
ご意見・ご提言
阿賀野市長 殿
燃えるごみのシールについて、シールではなく、指定ごみ袋への変更を提案させてください。
現状、阿賀野市では ごみシール1枚につき、45リットル以内・10キログラム以内の可燃ごみを出せることになっています。
燃えるごみは生ごみ等を含み、長期においておくとにおいや虫の発生を誘発するため、衛生上こまめにだしたいと感じていますが、現状の制度ではこまめにだすことのほうがコストがかかる制度となっています。
半年では26週×週3日→78回 燃えるごみの日がありますが、2~3人世帯では、半年に70枚しか配られませんので、そもそも数が足りていません。
また、不足分を購入するにも市役所等の限られた場所にしか売られておらず、平日仕事がある世帯には購入しにくいと感じます。
とくに単身世帯のほうがこまめにごみをだすことが不利な制度です。
また、ごみをあまり出さない場合シール自体が余ってしまいムダになります。
そこで、指定のごみ袋に変更すれば上記の問題点は解消されると考えます。
当方、新潟市からの移住者ですが、新潟市では、各大きさの指定ゴミ袋をスーパーなどで購入することができ、各家庭の状況にあったゴミ袋を使うことができます。
また、ゴミの回収時も、一目で指定の袋であるとわかるので、回収者がわざわざごみのシールを探す必要はありません。
さらにはこまめにゴミを出しやすい状況であれば、においがこもったゴミを回収する苦労も軽減されるのではないかと考えます。
以上、ご一読いただき、ご検討いただければと存じます。
回答
このたびは、燃えるごみのシール(ごみ処理券)について、ご提案をお寄せいただきありがとうございます。
当市では、ごみ処理にかかる費用を一定量まで無料にするため、世帯員数等に応じて、ごみ処理券を配布しています。これは、各家庭が無料配布の範囲内でごみを出していただくことで、市のごみの約6割を占める、家庭からの燃えるごみを減らしたいと考えているためです。
投稿者様がおっしゃるとおり、新潟市のように、大きさの異なる指定ごみ袋をスーパーやコンビニ等で購入できる自治体はありますが、指定ごみ袋の作成費用や販売手数料等の関係上、各家庭への指定ごみ袋の無料配布は実施しておりません。
当市においては、ごみ処理券方式と指定ごみ袋方式それぞれのメリット・デメリットを比較し、ごみ処理券方式を採用しております。ご理解くださいますようお願いいたします。
なお、第1・第3水曜日の夜7時まで、市役所1階で夜間役所を開設しており、ごみ処理券の販売を行っておりますので、ご利用ください。
担当部署
市民生活課 環境係
令和4年8月29日 ごみ分別について
ご意見・ご提言
徳島県上勝町のゴミの分別について、わが市でも取り組める事がありましたら、参考にすべく、情報収集して頂きたくお願い申し上げます。
回答
このたびは、ごみ分別についてのご意見をお寄せいただきありがとうございます。
上勝町は人口約1,300人、面積110㎢で阿賀野市の半分ほどの山間の町です。上勝町ではごみをどう処理するかではなく、ごみ自体を出さない社会を目指して「ゼロ・ウェイスト(Zero=0,Waste=廃棄物)」を掲げ、以下のような先進的な取組みを進めています。
・町はごみ収集せず、町民自らがごみ集積場(ゼロ・ウェイストセンター)に搬入(年末年始以外の9時~17時)。
・ごみの分別が分からなければ、センター職員に聞きながら分別できる。
・不要になったものでまだ使えるものは無料でセンターに持ち込み、町民であれば無料でもらい受けることができる。
・生ごみは各家庭や事業所で堆肥化などのバイオマス処理。
このような取組みにより、ごみの総量削減とリサイクルを進め、2018年「SDGs未来都市」に選定されています。
ごみの捨て方などは各自治体の実情で異なるところですが、上勝町が行っている取組みの中で、阿賀野市でも実施可能な取組みを取り入れるなどしながら、ごみ総量削減に努めてまいります。
担当部署
市民生活課 環境係
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更新日:2023年06月30日