令和6年度の主なご意見・ご提案と回答(子育て・教育)
令和6年6月17日 京ヶ瀬幼稚園の給食について
ご意見・ご提言
3歳の娘が京ヶ瀬幼稚園に入園しました。
「こども園」になったのに、年少さんから夏休み期間など給食がなく、毎日お弁当を持たせないといけないのは親の負担が増えてしまいます。仕事をしている親が大半なので、給食を提供してほしいです。
他の園や市では、ごはんのみ持っていき、おかずは提供されると聞きました。
検討よろしくお願いします。
回答
このたびは、京ヶ瀬幼稚園の給食についてご意見をいただき、ありがとうございます。
入園児にもご説明しておりますが、京ヶ瀬幼稚園では、現在、長期休業期間中において、年少クラス以上のお子さんに給食提供を行っておらず、保護者の方へお弁当の持参をお願いしております。
長期休業期間中の給食提供につきましては、提供する際の職員配置の見直しや、それに伴う新たな予算を確保する必要があるため、現時点では全期間の早急な実施が難しい状況にあります。
しかしながら、市内の他の園では長期休業期間中の給食提供を実施しているとのことから、現在、京ヶ瀬幼稚園でも実施に向けて検討しており、今年度は、本実施に向けた試行期間として、8月26日から8月30日まで、保育の利用を希望されるお子さんへ給食の提供を予定しております。
ご不便をお掛けし、まことに申し訳ございませんが、ご理解くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当部署
学校教育課 学事係
令和6年8月9日 阿賀野市Uターン奨学金補助事業について
ご意見・ご提言
私は阿賀野市に住民票がある、24歳の大学院生です。昨年度まで学部時代の4年間に阿賀野市の奨学金を借りさせていただいて、期間が令和2年度~5年度末までの貸借関係でした。
この奨学金を借りた主な理由は、大学卒業後に阿賀野市に戻ってくることを決めていたので、Uターン助成制度を利用して奨学金(借金)返済を最小限に抑え、親への経済的・心理的負担を軽減することが目的でした。
しかし、蓋を開けてみると、令和4年度末をもって前市長と教育委員会の恣意的な判断、財政的効果が薄いとの理由で、何ら通知なく事後的に助成制度は廃止しており、我々奨学生は4年間の貸出期間を終わった後の返済の案内で、初めて当該事実に気付くのです。これは、就職で地元に戻ってきたとしても満額の返済を余儀なくされており、泣き寝入りと同等の扱いと言えます。
若者支援と銘打っておきながら、地元に帰ってこようとする若者への扱いが酷く、廃止前に利用を始めた利害関係を有する奨学生にもUターン制度を施行しないことは合理性に欠け、私のようなUターン前提の若者に対する裏切り行為に近しいものと捉えますが、行政ならびに首長は如何お考えでしょうか。
一法曹を目指す私としては、ますこの助成制度を途中で取りやめ、Uターン前提で考えている奨学生を泣き寝入りの状態にさせてしまった合理的な根拠及び経緯などの説明責任を果たしてもらうと同時に、不服申立てを考えております。
回答
阿賀野市Uターン奨学金補助事業終了のお知らせにつきまして、皆さまへの周知において至らない点がありましたことを深くお詫び申し上げます。
本事業は、平成28年度から定住促進の一環として実施してきた事業でありますが、令和3年度の市全体の事務事業の見直しの際に事業効果が低いとの判断に至り、令和4年度末をもって終了させていただいたものです。
事業終了の経緯につきましては、平成28年度から令和4年度の7年間において、県外大学卒業者71人に対し本事業の利用者は12人で、利用率が約17%と低く、制度設計当初見込んだ30%を大きく下回りました。また、利用者12人中、補助回数の限度を満たす前に、転勤や婚姻等による転出で補助要件を失う事例が3件あり、これらの状況を踏まえ、Uターン定住促進としての事業効果が低いと総合的に判断し、事業の廃止に至りました。
制度廃止後の経過措置につきましては、制度廃止前において、すでに補助を受けている方が対象で、交付回数の限度まで申請を可能としました。
以上が、これまでの経緯でありますが、現在、若者の移住・定住促進の施策として、Uターン奨学金補助事業の経過措置の対象にならなかった方も対象とする、新たな事業を検討するよう、担当部署に指示をしております。
この様な状況でございますので、今しばらくお待ちいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当部署
学校教育課 教育総務係
令和7年2月10日 小学校のさんすうセットについて
ご意見・ご提言
さんすうセットを個人購入ではなく学校備品にして、貸出利用にしてほしいです。さんすうセットは1年ちょっとしか使いません。ほとんど使わないものもあります。
貸出だと、なくしたり、学校側の管理が面倒かもしれませんが、裁縫道具や絵の具道具と違い、低学年の授業時以外のりようもないです。購入がもったいなく感じます。
けいさんカードなどは、持ち帰りで学習したりしたので、そのようなものだけ一部購入で、他のものはさんすうの授業のときに学校から貸してもらう、という形になってほしいです。
回答
このたびは、小学校のさんすうセットについてご意見をいただき、ありがとうございます。
さんすうセットを含む教材の購入や取扱いにつきましては、各小学校の判断としております。その中で、保護者の方や卒業生の方からの寄附により貸出を行っている学校もございますが、小学校によっては必要数の確保が難しく、また、学校備品とした場合、特に大規模校では保管場所の確保などの問題もあり、やむを得ず個人負担としていただいている状況となっております。
今回いただいたご意見につきましては、市内小学校で情報共有を行い、今後、検討させていただきたいと思いますので、ご理解くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。
担当部署
学校教育課 学事係
令和7年3月3日 小学校の和式トイレについて
ご意見・ご提言
来年度新小学一年生の入学説明会にて、学校のトイレが主に和式で、洋式が少ないので、和式のトイレで用を足せる練習をしてください、と言われました。
正直、もう子育て世代の親でさえ和式トイレを使わなくなっている時代で、子連れで出掛け先でもほとんど洋式トイレの時代で、子供が多くの時間を過ごす小学校のトイレがまだ和式なのは時代遅れのような気がします。
子育てしやすい阿賀野市を目指すなら、ぜひトイレの改装にもそろそろ着手していただきたいです。和式に馴染みのない子供たちは、学校で便意を我慢してしまうそうです。可哀想です。
回答
このたび、小学校の和式トイレにつきまして、おたよりをお寄せいただきありがとうございました。
市内小学校のトイレにつきましては、現在、7校のうち4校は校舎の長寿命化改修等の際に全て洋式化しておりますが、残る3校は改修の計画段階にあるため、トイレのなかで、約半数程度が和式トイレという状況になっております。
学校施設の環境整備につきましては、校舎等の長寿命化や屋外環境の整備など、解決しなければならない多くの課題がある中、計画的に進めておりますので、現段階におきましては早急に対応することは難しい状況であります。
ご理解くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
担当部署
学校教育課 教育総務係
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更新日:2025年05月30日