令和3年1月の白鳥の渡来状況
1月29日 1,791羽
今朝は小雪がちらつく程度でしたが、北風が大変強く、1℃という気温以上に寒さを感じました。
飛来数はさらに減って、2,000羽を割りました。ここ数日、寒さは和らぎましたが、周辺の田んぼが雪に覆われていて餌が取れず、移動しているのではないかと思われます。
比較的積雪量の少ない佐潟に多く集まっているとの情報もあり、瓢湖にいた白鳥もそちらに移ったものも多いのではないでしょうか。
今週末もまた冬型の天気になると予想されています。白鳥たちのためにも、あまり荒れた天候にならないことを祈ります。
1月22日 2,077羽
今朝の気温は2℃と高く、天候は雪ではなく、小雨でした。
飛来数はさらに少なくなり、例年に比べても減少傾向にあります。この度の大雪が起因しているのかもしれません。
打って変わって、昨日の朝の気温は、‐8.1℃。この冬一番の冷え込みで瓢湖も一面凍結し、白鳥おじさんの朝の給餌も中止しました。寒さが緩んで、白鳥たちも自分たちで餌を採れる状況になればよいのですが。
写真は1月19日、20日の夕方に撮影したものです。
1月17日 2,795羽
前回が暴風雪、大雪により中止としたため、今年最初の調査をおよそ3週間ぶりに行いました。
今朝の気温は-1℃、積雪はずいぶん少なくなりましたが、それでも50センチメートルくらいはあるでしょうか。
白鳥の数は寒波の影響からか、移動や南下したものが多く、半分以下となりました。
残った白鳥たちも、湖面の大半が凍っているため、動いているものは少なく、休んでいるものがほとんどといった状況です。
また、本日は毎年恒例のガンカモ類生育調査も併せて行い、白鳥のほか、カモ類12種約7,500羽を確認しました。
こちらの数字も例年に比べて少ないため、カモたちもまたこの寒さの影響から移動したものが多いと思われます。
1月8日
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本来であれば、本日が今年最初の白鳥飛来数調査日でしたが、昨日からの暴風雪、大雪により中止といたしました。
楽しみにされていた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。
こちら瓢湖でも、年末年始から続く大寒波により、かなりの降雪があり、湖面も2/3以上氷結しました。
周辺の田んぼにも雪があり、採餌できないため、かなりの数の白鳥が南下し、飛来数も減少しているものと思われます。
残った白鳥たちは日中でも飛び立たず、凍った湖の上で羽を休めているものも多いので、天気の良い時を見計らって、ぜひ見学にお越しください。
写真は1月6日に撮影したものです。
なお、今年最初の飛来数調査は県野鳥保護会主催のガンカモ類生育調査とあわせ、1月17日(日曜日)に実施する予定です。
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更新日:2021年01月29日