令和7年2月の白鳥の渡来状況
2月28日(金曜日)6,195羽
天候:晴れ 気温:-1℃ 風:南(微風)
今朝の瓢湖は、朝陽が差し込む穏やかな天候。ハクチョウたちもゆったりと休んでいる様子でした。
初立ちは6時13分、東新池より5羽のハクチョウが飛び立ちました。飛んでいく白鳥の群れは徐々に増え、初立ちから4時間ほどで湖面で休んでいたハクチョウは飛び立って行きました。
飛来数は、例年と比較すると5,000羽ほど多い状況です。
これまでの寒波の影響で、南下していた個体が、北帰行の途中で瓢湖に降り立ったことで増加したものと考えられます。
白鳥観察が出来る日もあと僅かとなってきました。だいぶ暖かくなってきましたが、朝晩はまだ冷え込みます。観察の際は、防寒対策を忘れずにお越しください。
2月21日(金曜日)3,800羽
天候:晴れ 気温:-4℃ 風:無
調査日の中では、今季一番の冷え込み。寒さに耐えながらの作業となりました。
冷え込んだ影響からか、ハクチョウたちは湖の端に群れを成し、首を丸め休んでいる様子でした。初立ちは7時55分、2羽のハクチョウが瓢湖を飛び立つ姿が確認されました。それまで首を丸め休んでいたハクチョウも飛び立つ準備のため、湖面を移動し始め、8時半頃から多くの群れが飛び立つ姿を確認できました。
北帰行が始まり、ハクチョウの飛来数も減少してきましたが、例年より多い状況となっています。
今季の白鳥観察が出来る日数も僅かとなっています。寒波の影響で、冷え込んでいますので、観察時は防寒対策を忘れずにお越しください。
2月14日(金曜日)4,347羽
天候:曇り一時雪 気温:-1℃ 風:南(微風)
調査開始の頃は、湖面が月明かりに照らされ幻想的な風景でしたが、日の出を迎える頃になると、空は黒い雲に覆われ一時的でしたが雪が降る天候となりました。そのせいか、湖面はハクチョウの姿も疎らで、多くのハクチョウは陸で休んでいました。
初立ちは7時10分、本池を2羽のハクチョウが飛び立って行きましたが、調査時間内で飛び立つハクチョウは数十羽程。多くのハクチョウは瓢湖に留まっていました。
飛来数は、先週の調査から500羽ほど減少。例年と比較し2,000羽ほど多い状況です。2月に入り、北帰行が始まったようです。白鳥観察できるのも残り僅かとなっています。
2月7日(金曜日)4,818羽
天候:雪 気温:-2℃ 風:北西
最強寒波到来のため、気温は氷点下を下回り、湖面の7割ほどが凍り、わずかに残った水面に水鳥は体を寄せ合って寒さに耐えているように見えます。
今朝の初立ちは7時6分、3羽のハクチョウが瓢湖を飛び立ちました。その後は飛び立つハクチョウはほとんど確認できず、瓢湖に留まっている状況です。
気温が上がり、雪が解け始めると一斉に飛び立つ姿が見れるようになります。
令和7年2月5日撮影
飛来数は、前回調査から600羽ほど減少しましたが、例年より2,000羽ほど多い状況です。北帰行が始まる兆候もあったのですが、先週からの降雪で中断したようです。
白鳥観察が出来るのも、残り1か月程となりました。お越しの際は、防寒対策を講じてお越しください。
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更新日:2025年02月07日