令和5年2月の白鳥の渡来状況
2月24日 1,426羽
気温 3℃ 風 北(微風) 天候 小雨
調査開始時点では薄暗かった空も、ハクチョウが飛び立つ頃には明るくなり、日の出もだいぶ早くなってきたようです。
6時21分 東新池より5羽、6時29分 本池より2羽のハクチョウが飛び立ちました。風が弱いせいか、北側や南側から飛び立ち、様々の方向に飛び立つ姿が見られる状況となりました。7時頃から一斉に飛び立つ群れを確認できるようになり、8時頃には多くのハクチョウが、周辺の川や田んぼに飛び立って行ったようです。
早朝の東新池
早朝の本池
前回調査より160羽程増加しました。例年この時期になると、一時的に増加傾向となり、この後2~3週間で北帰行が完了となります。白鳥観察ができる期間がわずかとなってきています。
観察の際は、防寒対策を講じてお越しください。
2月17日 1,262羽
気温 0℃ 風 南(微風) 天候 くもり
凍っていた瓢湖の湖面も解け、水鳥の動きも活発になりました。6時50分 6羽のハクチョウが本池から飛び立ち、後を追うように徐々に飛び立つ様子が観察できました。
最近は、10時頃になると瓢湖にハクチョウの姿はほとんど見かけなくなります。周辺の田んぼや川へ餌を求め飛んで行き、夕方遅くだいぶ暗くなってから戻ってきています。北帰行の準備のため、より多くの餌を求めているようです。
今朝の本池
今朝の東新池
飛来数調査の様子(フィールドスコープを覗き、カウンターを押しています)
エサを探しているようです。
ナワバリ争い中(どっちに軍配が!)
飛来数は、前回調査から500羽弱減少、例年通りの推移となっています。このペースで進むと、3月上旬から中旬までに北帰行が完了しそうです。
白鳥が観察できる期間の終了が迫っています。ぜひ瓢湖にお越しください。
2月10日 1,745羽
気温 -3℃ 風 無風 天候 くもり
凍っていた瓢湖の湖面も徐々に解け始め、湖面の水鳥も活発に動きだし、7時過ぎに6羽のハクチョウが飛び立つ姿を確認できました。湖面が凍ってから、大半のハクチョウが瓢湖に留まっていましたが、今週に入ってから餌を啄みに周辺の川や田んぼに飛び立って行く白鳥が増えています。
瓢湖のの遊歩道周辺でも雪を掘って草を啄む姿が見られるようになりました。そろそろ北帰行の準備が始まったようです。
今朝の瓢湖
昨日の飛び立ち
お食事中
さくら池のオオハクチョウ
2月8日の様子
前回調査から450羽程減少、例年並みの減少傾向です。
例年通りであれば、ハクチョウの北帰行完了までひと月ほどとなりました。防寒対策を講じて観察においでください。
2月3日 2,200羽
気温 -2℃ 風 無風 天候 くもり
先週の寒波襲来から瓢湖の湖面は凍ったままです。周辺の田んぼも白くなり、ハクチョウも田んぼで餌をついばむこともできず、瓢湖に留まっています。
6時30分頃の瓢湖(上:本池 下:東新池)
まだ寝ているようです。
餌を探しています。(奥のハクチョウのお腹にはヒシの種がついています)
1月27日の夕方 ヒシクイを確認しました。
飛来数も前回調査から650羽程減少しました。例年通りの推移です。
まだまだ寒い日が続いています。お越しの際は、防寒・雪の対策を講じてお越しください。
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更新日:2023年02月01日