天朝山公園
県政発祥の地
天朝山は人工の丘
越後新潟の豪農であった市島家が、江戸後期になってから現在の天朝山公園に別邸築造工事を始めました。天保8年(1837年)、付近の田畑混在地帯から、5人1組で土を担いで運ばせました。そして、天保13年(1842年)、5年の歳月をかけて別邸を築きました。この別邸を築くための土台としての盛り土が、現在の天朝山公園の礎になっているのです。
幻の「水原県」
市島家別邸は、その後明治時代に越後(現新潟県)を管轄する国の出先機関「越後府」として使用されました。その時、1年あまりの間ではありましたが、現阿賀野市水原地区に現在で言うところの県庁が置かれたことから「水原県」が存在しました。
公園内に復元された越後府矢倉
公園の概要
現在は公園として整備され、市民の憩いの場となっております。また、桜の名所として春にはたくさんの方を喜ばせています。
公園施設
芝生広場
公園の中央に整備された芝生広場では、ちいさなお子さんのいる家族連れでも遊ぶことができます。
遊具
2種類の複合遊具や4人で乗れるシーソー、ブランコやすべり台などの遊具が設置されています。
複合遊具1(小学生向け)
複合遊具2(幼児向け)
パラレルシーソー(4人乗りシーソー 小学生向け)
池
越後府矢倉の隣には池が整備されていて、周辺を散策することができます。
トイレ
公園内に設置してあるトイレと、公園入口(天朝通側)に設置してあるトイレの2か所あります。
公園内に設置してあるトイレ (洋式シャワートイレあり、多目的トイレあり)
公園入口(天朝通側)に設置してあるトイレ(洋式シャワートイレあり、多目的トイレあり)
天朝山文化交流の家
各種活動や休憩場所として利用することができます。(ただし、有料、事前申請が必要。)
詳しくは、天朝山文化交流の家のページへ
更新日:2023年03月31日