令和2年度第28回阿賀野川写真コンテスト入賞作品
入賞作品一覧
阿賀野川治水協会会長賞

「水鏡の先へ」
伊藤 仁(新潟市東区)
講評
阿賀野川を壮大な風景に表現した作品。空気感ある力作です。構図も横位置にして、右下からの舟と波が画面を締めています。技術の高さを評価しました。
北陸地域づくり協会理事長賞

「澄み渡る湖畔」
中野 金吾(新潟市中央区)
講評
澄み切った山々が印象的です。特に人物(カメラマン)を中央より左に配置したことで、広がりのある秋景になっています。
新潟フジカラー賞

「今日も元気に」
庭野 昇(新潟市北区)
講評
木の橋に朝日が当たり、橋の質感が印象に残り、人物のバランスも良いです。
ほのぼの賞

「名残惜しく」
松沢 淳一(五泉市)
講評
五泉市善願地区の虫送り行事。大切にしたいスナップ写真です。
特選

「黄金の輝き」
上杉 正春(新潟市東区)
講評
松浜の花火、一言で「うまい」です。前景のボートと水色が花火のムードを駆り立てています。
特選

「一斉放水」
橋本 建男(新潟市北区)
講評
防災訓練でしょうか。背景の杉林の光とベストマッチです。
特選

「冬静かに」
栗原 昭作(新潟市江南区)
講評
数少ない阿賀野川と冬景色、時間が止まったようです。
特選

「春うらら」
小沢 寿長(五泉市)
講評
春の季節感を感じさせられる風景、素晴らしいポイントを見つけられました。菜の花も効果的です。
特選

「川面のきらめき」
三浦 一弘(新潟市北区)
講評
小阿賀野川、望遠レンズで遠近感を圧縮することで緑が映えて、人物を点景に扱った技法を評価しました。
特選

「新たなる船出」
西脇 和男(新潟市江南区)
講評
水門をくぐる花嫁行列を縦位置にした構図が水郷の感じを表現しています。
入選

「闘い終えて」
植木 元(柏崎市)
講評
津川ボート場の風景、オールを前景に入れることで独創的な風景にしたところが良いです。
入選

「晩秋の川辺で」
太田 誠二(新潟市中央区)
講評
五泉市の羽下地区のスナップ写真、前回出品された作品ですが、橋の上のオートバイが印象的です。
入選

「波動」
田村 卓(新潟市中央区)
講評
阿賀野川の定番になりつつある撮影ポイント。縦位置での作品だったら上位入選もありました。
入選

「共生」
小山 覚(新潟市西区)
講評
中州を行く漁師と点々と白鳥がたたずんでいる風景、いかにも阿賀野川の自然を感じさせられます。
入選

「阿賀浦曙」
須藤 寛(阿賀野市)
講評
朝日が当たる橋、時間帯を考えられた力作です。
入選

「雷神」
三浦 忠彦(新潟市北区)
講評
雷と松浜橋、めったに見られない風景です。
入選

「花咲く阿賀野川」
樋口 廣治(新潟市南区)
講評
咲花温泉の水中花火、右下の人物を入れると印象が違ってきたでしょう。この場合は人物を出したほうが良かったです。
入選

「晩秋の鹿瀬ダム」
石月 孝幸(新潟市西区)
講評
津川、赤崎山から俯瞰した角神ダム、スケール感があります。是非新緑の風景も見せてください。
入選

「奇跡の清流」
山本 啓三(新潟市東区)
講評
常浪川と桜、ムードがあります。背景に麒麟山、空気感ある作品です。
入選

「雨の橋梁を渡るSL」
帆苅 重夫(新潟市秋葉区)
講評
深戸の鉄橋はSL写真のメッカですね。作品右にはさ木を入れたところがポイントでした。
総評
第28回写真コンテスト。どの作品からも、作者の真剣さが伝わってきます。四季折々、絵になるところを観察して、撮影されている様子が伝わってきました。
特に入賞、入選された作品はどれも印象深いです。会長賞の作品は素晴らしいです。
(注意)総評・評価コメントは、一般社団法人日本写真家協会会員山田昌男氏からいただきました。
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更新日:2020年12月01日