令和3年度第29回阿賀野川写真コンテスト入賞作品
入賞作品一覧
阿賀野川治水協会会長賞

「これより阿賀野川」
伊藤 昇(三条市)
講評
空気感の有る、風景写真。蛇行する阿賀野川と、点在する集落、どこを見ても絵になっています。精緻な構図がすばらしいです。
北陸地域づくり協会理事長賞

「目覚め」
松屋 マサヱ(新潟市秋葉区)
講評
朝もやの阿賀野川が上手に表現されています。砂場の光が印象的です。
新潟フジカラー賞

「SL走る日」
松沢 淳一(五泉市)
講評
やや定番化された撮影スポット。作者は左のテントを入れる事で、変化を付けた所が良かったです。
ほのぼの賞

「春の川辺を楽しんで」
太田 安恵子(新潟市中央区)
講評
満願寺付近の公園。春の花と楽しく遊ぶ子どもが印象的です。
特選

「咲花」
皆川 正男(新潟市中央区)
講評
春の桜が満開の所をイサベラバード号が上流に向かう所を撮影された力作です。
特選

「日光浴を楽しむ」
五十嵐 美衛(新潟市東区)
講評
静かな風影。1羽の雉が空気感を醸しだしています。
特選

「波紋」
田村 卓(新潟市中央区)
講評
秋のカモ猟でしょうか。舟の波が造形的で美しい風景に仕上げられています。
特選

「常浪から阿賀野路へ」
吉川 一直(新潟市西区)
講評
支流の常浪川。右下の人物を配置する事で、スケール感を表現しています。
特選

「うららかな日和」
中野 金吾(新潟市中央区)
講評
晴れた日の河川敷公園、遠景に飯豊連峰。すばらしい写真に仕上がっています。
特選

「冴えた朝」
古泉 正明(新潟市東区)
講評
早朝の川景色。静寂な風景。作者の感性を評価します。
入選

「漁を終えて」
伊藤 與志彦(新潟市北区)
講評
夕景の美しさにひかれての撮影。舟が画面中央部に有れば、もっと良かったです。
入選

「旅の終わりに」
長谷川 真一(新潟市西区)
講評
新しい視点で表現された所は評価します。SL磐越の車中から川を撮影した所が斬新でした。
入選

「SLの勇姿に感動」
島田 俊男(新潟市秋葉区)
講評
川を挟んだSL風景。人物がカメラを向けている人数がおもしろいです。
入選

「川を楽しむ」
小沢 寿長(五泉市)
講評
早出川で遊ぶ少女たちの表情が印象に残ります。
入選

「朝陽燦燦」
栗原 昭作(新潟市江南区)
講評
停泊している舟に朝日が当たっている所を撮影した風景。構図的には右が多すぎます。3分の1くらいトリミングすれば上位でした。
入選

「うねる阿賀野川」
真水 進(新潟市東区)
講評
赤崎山からの俯瞰撮影。スケール感が出ている力作です。
入選

「SLばんえつ物語号が行く」
渡邉 隆(新潟市西区)
講評
前景に舟を入れて、遠近感を出した所は評価します。SLがもう少し左に配置しても良かったかも。
入選

「待ち伏せ」
三浦 忠彦(新潟市北区)
講評
SL定番のスポット。黒煙が出ればよい場所ですが、残念です。
入選

「羽下のどんど焼き」
近 伸太郎(新潟市東区)
講評
小正月行事どんど焼き。無病息災を願う様子が写されています。
入選

「花嫁船が行く」
太田 誠二(新潟市中央区)
講評
小阿賀川の嫁入り風影。少し定番化されています。表情のとらえは良いです。
総評
今年はコロナ禍で撮影も思うにまかせず大変な日々ですが、力作が多く審査も楽しかったです。
少し定番化した写真もあり、変化を求めます。秋、冬の風景が見たいです。
応募作品は、かなりレベルが高いと思います。その中で会長賞は群をぬいていました。
点景に人物を入れたり、朝、夕の光を取り入れて、コントラストを付けて撮影してみてください。
(注意)総評・評価コメントは、一般社団法人日本写真家協会会員山田昌男氏からいただきました。
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更新日:2021年09月03日