平成30年度第26回阿賀野川写真コンテスト入賞作品
入賞作品一覧
阿賀野川治水協会会長賞

「大河を快走」
伊藤 昇(三条市)
講評
新緑の阿賀野川とSL。まず構図が素晴らしい。手前の白い橋、遠景とSLと作者は時間を計算しての撮影ですね。傑作です。
北陸地域づくり協会理事長賞

「航跡波」
田村 卓(新潟市中央区)
講評
水面を行く舟と航跡が印象的です。横位置構図にして風景の広がりも表現されています。
新潟フジカラー賞

「おねえちゃんまって~」
渡辺 隆(新潟市西区)
講評
すがすがしい春のひとコマ。子どもたちの遊ぶ姿と背景の山、奥行きのある撮影技術を評価いたします。
ほのぼの賞

「いってらっしゃい」
太田 誠二(新潟市中央区)
講評
夏の川遊びでしょうか。タイミング良く通るSLに人々が一斉にカメラを向けている姿がほのぼのとさせています。
特選

「阿賀野川夕景」
服部 健(燕市)
講評
夕景の阿賀野川。シルエットを生かして、太陽と人物をうまく表現しています。人物の位置、太陽の位置を考えた力作です。
特選

「のどかな春」
田代 孝(新潟市江南区)
講評
桜と舟を組み合わせ、背景の飯豊連峰の構図が素晴らしい。春の季節感あふれる作品です。
特選

「注目の日」
小柳 信子(新潟市西区)
講評
小阿賀野川、6月の風物詩。花嫁を撮影する人たちと、舟の構図が面白いです。
特選

「一斉放水」
橋本 建男(新潟市北区)
講評
一斉放水の様子がうまく表現されています。白い水柱と赤い車のコントラストが良い。
特選

「船着き場」
大竹 俊夫(見附市)
講評
冬の船着き場。深々と降る雪、船頭さん、吹き流しが印象的です。
特選

「紅白の波」
上杉 正春(新潟市東区)
講評
まず、上手いですね。松浜ござれや花火。色、形を選んでの花火撮影。技術を評価します。
入選

「若者たち」
小沢 寿長(五泉市)
講評
橋上で釣り人が4人。バランスのよい作品。めったにない風景を的確に撮影しています。
入選

「妙技」
真水 進(新潟市東区)
講評
ダイナミックな瞬間。シャッタースピードと人物の位置がよい。
入選

「大河」
松沢 淳一(五泉市)
講評
静寂な川に白い雲をシンメトリーに写した、空気感が表現された作品です。
入選

「皆で楽しんだ鮭つかみどり」
手島 岱月(田上町)
講評
まず、楽しさが伝わってきます。上手なスナップ写真です。
入選

「漁待ち船」
安達 初美(新潟市北区)
講評
雪の舟だまり。整然と並んだ舟が印象的な作品です。
入選

「夜明のキリン山」
川村 八郎(新潟市東区)
講評
朝の空気感を表現した力作です。
入選

「夜明け前」
吉原 徹(新潟市東区)
講評
早朝の川。雰囲気のある、構図が素晴らしい作品です。
入選

「輝く阿賀野川とSL」
樋口 廣治(新潟市南区)
講評
夕景のきりん橋と津川橋、構図は素晴らしいのですが、河の白飛が気になります。
入選

「彩り」
浅見 良夫(五泉市)
講評
咲花の花火をタテ構図にまとめた作品。写り込みが印象的です。
入選

「ようこそ阿賀路へ」
二瓶 純緒(新潟市江南区)
講評
季節の表現がうまいですね。四季島を写し入れた傑作です。
総評
今回の審査は阿賀野川の風景が多く選ばれました。協会会長賞の作品は非常に印象的でした。入賞された作品はどれも表現力があり、しっかりと阿賀野川を観察しています。入選作品はもうちょっとのところで入賞を逃しています。次回の作品に期待しています。どの作品も技術の高さが印象に残りました。今後も四季折々の阿賀野川を撮影していただければと思います。
(注意)総評・評価コメントは、一般社団法人日本写真家協会会員山田昌男氏からいただきました。
更新日:2020年12月01日