いつもの暮らしにがん検診を

更新日:2023年05月01日

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国民の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が「がん」で亡くなっています。
阿賀野市でも最も多い死亡原因は「がん」で、全体の約22%を占めています。
また、その部位別死亡状況は、肺がん、大腸がん、胃がんが上位を占めています。
しかし、これらの「がん」は市で行なう検診で早期に発見することができます。

「いつもの暮らしにがん検診」を、「年に1回はがん検診」を心がけましょう。

阿賀野市のがんの部位別死亡状況(令和4年)

順位

死因

割合

集団健診の有無

1位

肺がん(男性の1位)

23.1%

市のがん検診で受診可能

2位

大腸がん(女性の1位)

15.4%

市のがん検診で受診可能

3位

胃がん

14.7%

市のがん検診で受診可能

4位

すい臓がん

5.6%

 

4位

前立腺がん

5.6%

市のがん検診で受診可能

4位

食道がん

5.6%

 

7位

乳がん

4.9%

市のがん検診で受診可能

8位

胆のう・胆管がん

1.4%

 

9位

白血病

1.4%

10位

子宮がん

0.7%

市のがん検診で受診可能

(注意)死亡統計は健康づくり推進協議会資料を参照

受診で早期発見!!

初期のがんは自覚症状がありません。検診では、初期段階のがんを発見することができます。
その後、早期に適切な治療を受けることで、体への負担を少なくすることができるとともに、生存率も大きく高まります。

早期発見は進行後発見よりも、こんなに生存率が高い

種類

発見時期

5年生存率

胃がん

早期(I)

98.7%

胃がん

進行後(IV)

6.2%

肺がん

早期(I)

85.6%

肺がん

進行後(IV)

7.3%

乳がん(女)

早期(I)

100%

乳がん(女)

進行後(IV)

38.8%

子宮頸がん

早期(I)

93.6%

子宮頸がん

進行後(IV)

26.5%

出典:全国がんセンター協議会加盟施設における5年生存率(2011~2013年診断症例)

  • 20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けましょう。
  • 40歳を過ぎたら肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん検診を受けましょう。
  • 50歳を過ぎたら前立腺がん検診を習慣として受けましょう。

阿賀野市のがん検診

 市では集団健診でがん検診を受診することができます(子宮頸がん検診・乳がん検診は指定の医療機関での個別検診も可能)。
 がん検診は、少ない自己負担で受診することができます。がん検診を定期的に受けることを習慣にしましょう。

阿賀野市のがん検診詳細

検査項目

対象者

内容

料金

肺がん検診(胸部レントゲン検査)

40歳以上の人

エックス線撮影を行います。肺がんや結核等の病気を見つけることができます。なお、65歳以上の方は、感染症法により年1回の検診が義務付けられていますので、胸部レントゲン検診を受けてください。

無料

喀痰検査

40歳以上の高危険群(注釈)の人

3日間痰を採取します。レントゲンでは分からない肺がんを見つけることができます。

1,000円

胃がん検診

40歳以上の人

バリウムを飲み、エックス線撮影を行います。内視鏡検診は実施しておりません。

1,000円

大腸がん検診

40歳以上の人

2日分の便の潜血を検査します。(便潜血検査)

申し込みした方には、前もって受診票とともに検査キットを送付します。

500円

乳がん検診

40歳以上の年度末
年齢が偶数年齢の女性

問診、マンモグラフィ検査(乳房専用のエックス線撮影)

50歳以上の人

1方向1,000円

40歳代の人

2方向1,500円

子宮頸がん検診

20歳以上の年度末
年齢が偶数年齢の女性

子宮の入り口の細胞を採取し検査します。

1,000円

前立腺がん検診

50歳以上の男性

血液検査で前立腺特異抗原(Psa)の量を検査します。検査により異常がないと診断された方は、2~3年に1回の受診間隔となります。

1,000円

(注釈)高危険群とは、以下の1.~2.のいずれかに該当する人をいいます。

  1. 50歳以上で喫煙指数(1日本数×年数)600以上の人
  2. 重クロム酸・石綿等を取り扱う業務や鉱業に従事したことがある人

この記事に関するお問い合わせ先

民生部 健康推進課

〒959-2092
新潟県阿賀野市岡山町10番15号

電話:0250-61-2474 ファックス:0250-62-2513
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