感染性胃腸炎に注意しましょう
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例年、冬から春は感染性胃腸炎が多発する時期で、注意が必要です。
感染性胃腸炎とは(原因となる主なウイルスなど)
ノロウイルス | ロタウイルス | |
主な症状 | 嘔吐、下痢、腹痛、軽度の発熱など | 嘔吐、下痢、腹痛、発熱 |
潜伏期間 | 1~2日間(平均36時間) | 1~3日間(平均48時間) |
経過 | 通常、3日以内で回復 | 通常、嘔吐は1~2日、下痢は1週間程度で回復 |
流行する世代 | 全ての世代で発生 | 乳幼児を中心に流行し、まれに成人でも集団発生が起こる |
治療 | 特効薬はありません。乳幼児のロタウイルス感染では重症化することがあります。嘔吐や下痢で脱水症状を起こしやすいため、十分に水分補給をしましょう。 |
予防方法
- 石けんを用いた流水による手洗いを徹底しましょう。特に排便後、おむつ交換後、また調理や食事の前には十分に手を洗いましょう。
- 便や吐物を処理するときは、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんを用いた流水で十分に手を洗いましょう。
- カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう(中心温度85~90℃で90秒以上の過熱が必要です)。
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更新日:2020年12月18日