手足口病に注意しましょう
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手足口病の特徴
手足口病は、口の粘膜や手のひら、足などに水疱性の発疹ができる急性ウイルス感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行します。発熱は全体の3分の1に見られますが、高熱が続くことはあまりありません。まれに、髄膜炎、脳炎などを合併して重症化することがありますが、基本的には数日のうちに治癒する疾患です。
主な症状
口腔粘膜や手足の水疱性の発疹、発熱(38℃以下が大半)
潜伏期間
3~5日
好発年齢
乳幼児(4歳くらいまでが大半)
主な感染経路
患者の口粘膜から出たウイルスを含む唾液による飛沫感染、便中や水疱からの経口・接触感染といった経路で感染します。
治療
特異的な治療法はありません。口腔内の症状が強い場合には、痛みのために飲食できなくなることによる脱水症に注意が必要です。
予防方法
回復後も、便の中に長期間ウイルスが排出されます。感染しても発病せず、ウイルスを排出する人もいます。感染予防のため、次のことに注意しましょう。
・石けんと流水による手洗いを行いましょう。
・オムツ等の処理の際は、排泄物の取扱いに注意し、処理後はしっかりと手を洗いましょう。
・タオルの共有は避けましょう。
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更新日:2025年01月17日