水道施設の紹介(大室表流水系)
全体図

羽黒配水場(計画高水位32.0メートル)

【阿賀野市羽黒427番地】
金屋地内の幹線配水管(直径500ミリメートル)から分岐した連絡管(直径350ミリメートル)を経由し、自然圧で流入、貯水し、畑江配水場へ揚水ポンプにより送水します。五頭高台地区の給水拠点となる、調整池的機能を有する施設です。高台地区の簡易水道の統合に伴い第3次拡張工事として平成5年度から平成7年度にかけて建設されました。
有効容量:2,300立方メートル
畑江配水場(計画高水位71.0メートル)

【阿賀野市畑江91番地】
羽黒配水場の揚水ポンプで流入、貯水し、自然流下方式により湯沢、折居方面へ給水します。また、いこいの森配水池へ揚水する機能を併せもつ施設です。高台地区の簡易水道の統合に伴い、第3次拡張工事として平成5年度から平成7年度にかけて建設されました。
有効容量:1,900立方メートル
いこいの森配水場(計画高水位100.0メートル)

【阿賀野市畑江38番地1】
畑江配水場の揚水ポンプで流入、貯水し、自然流下方式により、畑江、出湯、今板方面へ給水します。高台地区の緊急給水拠点と位置づけ貯水能力の増強を図り、平成19年度から平成20年度にかけて建設されました。
有効容量:1,000立方メートル
村杉加圧ポンプ場(標高66.3メートル)

【阿賀野市村杉3946番地151】
いこいの森配水場から自然流下方式により畑江、出湯、今板方面に給水する配水管(直径150ミリメートル)にブースター方式で圧力を加え、村杉配水池への送水を可能にする施設です。高台地区の簡易水道の統合に伴い、第3次拡張工事として平成5年度から平成7年度にかけて建設されました。
村杉配水池(計画高水位127.4メートル)

【阿賀野市村杉120番地】
村杉加圧ポンプで流入、貯水し、自然流下方式により村杉、大日方面へ給水します。五頭高台配水系の端末池であるため、自動水質監視装置により常時水質を監視しています。高台地区の簡易水道の施設で統合後も利用しています。
有効容量:244立方メートル
渡場水源地

【阿賀野市渡場119番地】
地下水井3井から取水し、約8キロメートル離れた大室配水池へ送水します。配水池の入り口で消毒とpH調整されます。昭和38年阿賀野地区全域給水のため建設されました。
また、停電時に対応した自家発電接続装置を備えています。
一日最大取水量:6,730立方メートル
大室浄水場(標高28.0メートル)

【阿賀野市大室2689番地】
取水場から送られる表流水を浄水処理し、送水ポンプで配水池へ送ります。
この浄水場は、表流水の取水にあわせて、第1次拡張工事として昭和48年に建設、昭和57年第2次拡張工事により施設の増設を実施、平成15年度から18年度にかけて施設の老朽化に伴い、新管理棟の建設、耐震補強など全面的な改修工事がおこなわれました。
一日最大浄水量:24,170立方メートル
大室配水池(計画高水位58.3メートル)
浄水池から送られてきた浄水と渡場水源地から送られてきた地下水はここで混ざりあい貯水され、自然流下方式で安田地区を除く全域へ送られます。この配水池は昭和38年渡場地下水取水開始時に1池建設後、第1次、第2次拡張工事により増設され、現在では全給水量の約80%がまかなわれています。
- 総有効容量:3池総量9,500立方メートル
- 一日最大給水量:27,700立方メートル
大室取水場

阿賀野川頭首工から右岸幹線水路を流下した表流水を取水し、導水管により浄水場へ送ります。平成16、17年度に施設の老朽化に伴い全面的に更新されました。
一日最大取水量:24,170立方メートル
(0.28立方メートル毎秒)
飲料水兼用耐震性貯水槽

【阿賀野市岡山町4番35号 水原小学校内】
地震等災害時において、水道水が遮断された場合に一人一日3?×3日分として、約7,000人の飲料水を確保することが可能です。災害時の給水拠点として平成11年度に設置されました。
- 形状:鋼鉄製2.6メートル×12.5メートル
- 容量:60立方メートル
上下水道局

【阿賀野市中島町7番20号】
更新日:2020年12月01日