水道水の浄水方法

更新日:2020年12月01日

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水道水の浄水処理方式

急速ろ過方式

 原水の濁りを凝集沈澱処理して、濁質をできるだけ沈澱池で除去したのち、急速ろ過池で早い速度でろ過し、塩素消毒をおこなう方法です。この方式は濁質のような浮遊物に対して優れた除去能力をもっており、広い範囲の濁りの変動に対応できます。

塩素消毒のみの方式

 原水水質が年間を通して安定して良好な場合に、他の浄水処理施設を設けないで、消毒だけで処理する方式です。渡場水源地・渡場水源地取水場・渡場第二浄水場の3施設はこの方式で処理しています。これは、濁度が年間を通して1度未満の良質な地下水を原水としているからです。

薬品の役割

活性炭

 原水の異臭味を吸着させて取り除く薬品で、沈砂池の入口で注入します。

ポリ塩化アルミニウム(Pac)

 汚れやごみを凝集する薬品で、急速撹拌池で注入します。

ソーダ灰

 アルカリ性を高め、ポリ塩化アルミニウムを注入する際に凝集効果を助ける薬品で沈砂池の入口で注入します。アルカリ補助剤。

次亜塩素酸ソーダ

 次亜塩素酸ナトリウム。殺菌剤として水の消毒に用いる薬品で、沈澱池の出口と浄水池で注入します。

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