水道管の凍結対策・対処法
水道管の凍結防止と凍結したときの対処方法
気温がマイナス4℃以下になると水道管の凍結や蛇口の破裂が多く発生しますので、天気予報で低温注意報が発表されたときにはご注意ください。
日当たりの悪い場所や風当たりが強い場所等、気温がマイナス4℃以上でも凍結することがあります。

室内はあたたかく保ちましょう。
例1 トイレの便座の温度を上げてフタを閉める
例2 お風呂(給湯器)を追い炊きする
(給湯器の機能や設定は説明書や取扱い業者等に確認してください)
破裂してしまったときの対応
注1 アパートや賃貸住宅の場合は、管理者へ連絡してください。
注2 管の損傷が激しい・水の勢いが激しい・壁や床等見えない部分の漏水等、応急処置できない場合もあります。この場合でも止水栓は閉め、工事業者(下記3参照)へ修理依頼してください。
1.元栓又は止水栓を閉める
元栓がない場合や複数箇所で漏水している場合等は、メーターボックス内の止水栓を閉めます。
止水栓を閉めると、漏水箇所以外の水栓設備全て水が出なくなります。
洗面や台所、給湯器等の設備の付近につまみやレバーがある場合は、右に回して止めます。
止水栓(メーターボックス)は、建物周辺や敷地の端の方に埋設されていることが多いです。
2.漏水箇所及び周辺の汚れを拭き取る。
近くに電源がある場合は、感電や漏電の危険があります。ゴム手袋や長靴を装備しましょう。
3.水道工事業者に修理依頼する。
予約殺到で修理まで数日かかることがあります。早めに予約を取りましょう。
修理は下記指定工事事業者へ依頼してください。なお、無資格者等による施工は違法になる場合があります。
阿賀野市指定給水装置工事事業者 (PDFファイル: 235.2KB)
4.タオルやテープを巻き付ける。
4-1 漏水箇所の周辺からタオルや布をきつく巻き付け、バケツ等の水受けを置く。
4-2 防水性の補修テープを巻き付ける。
テープも漏水箇所だけでなく、やや広範囲に、シワや空気が入らないよう引っ張りながらきつく巻き付けます。
更にビニールテープ等で補修テープを保護すると、剥がれにくくなり、補強できます。

防水の補修テープはホームセンターで購入できます。色やサイズ、仕様が何種類かあります。使用場所や使用方法を確認してください。

軽微な漏水や管の損傷でも、必ず修理をしてください。
応急処置をしたまま等、放置した場合、管の破裂や重大な漏水に至り、建物を傷めると修理費が高額になります。
更新日:2023年01月30日