阿賀野市の概要

更新日:2023年07月19日

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 平成16年4月1日に、2町2村(安田町・京ヶ瀬村・水原町・笹神村)で合併した阿賀野市の位置、地勢、歴史、市章、磐越自動車道沿線阿賀野市標識、市のシンボルを紹介します。

阿賀野市の位置・地勢

 阿賀野市は、新潟平野のほぼ中央に位置し、南側に大河阿賀野川が流れ、東側に標高1,000メートル級の山々が連なる五頭連峰を背にして形成された扇状地に6,500ヘクタール余りの水田が広がる穀倉地帯です。

 県都新潟市から南東へ約20キロメートル、東は新発田市、阿賀町、西は新潟市、南は五泉市、阿賀町、北は新潟市、新発田市にそれぞれ接しています。磐越自動車道と国道49号が南北に、国道460号と290号・JR羽越本線が東西に走り、大都市に近い自然環境豊かな地域です。

面積

 東西約18.5キロメートル、南北約15.3キロメートルで、192.7平方キロメートルの面積を有しています。地目別に見ると、農地が69.8平方キロメートル、宅地が14.3平方キロメートル、山林65.8平方キロメートルとなっています。

気候

 市の気候は、日本海気候に属していますが、冬期間でも近年の暖冬傾向により、小雪で日常生活に支障が出るようなことはありません。春から夏にかけて、阿賀野川の水面を渡るように、時折強い東南(ダシ)の風がこの地域を吹きぬけます。

人口推移

 令和2年国勢調査によれば、市の人口は40,696人で、平成27年の国勢調査と比較すると6.3%減っています。昭和50年以降、平成7年まではわずかながら増え続けていましたが、近年の少子化等の進行により、減少傾向は続くものと思われます。世帯数は、昭和45年国勢調査で、初めて10,000世帯を突破してからは増え続け、令和2年国勢調査で13,484世帯となりました。核家族化の進行により、今後も増え続けると予想されます。

就業

 就業人口は、新潟県全体と比較すると、第1次・第2次産業従事者の割合が高く、第3次産業従事者の割合が低くなっています。産業別に見ると水稲を中心とした農業と建設業・サービス業に従事する割合が高くなっています。

産業

 農業は、一部に畜産や切花の生産が見られますが、ほとんどの農家は水稲中心の単一経営農家です。製造業は、コンピュータ関連部品製造・食料品製造・家具装備品・窯業土石製品など年間の製造品出荷額(令和2年)は1,341億円余りとなっています。
 商業は、水原地区、安田地区で商店街が形成されていますが、近年郊外に大型店の出店が相次ぎ、消費者の商店街離れが深刻な課題になっています。

阿賀野市の歴史

 平成16年4月1日に、2町2村(安田町・京ヶ瀬村・水原町・笹神村)で合併し、阿賀野市となりました。新潟県内で21番目の市となります。
 「阿賀野市」という名前は一般公募により、平成14年11月に決定されました。
選ばれた理由としては、「全国的にも知名度があり、悠々とした大河に育まれて、その恵みを享受し発展してきた当地域である」「山紫水明の当地域を表現するにふさわしい名称である」があげられます。
 阿賀野市は北蒲・南部郷4町村の風土を受け継ぎ、新しい道を歩み始めました。

阿賀野市の市章

 阿賀野市の「ア」で阿賀野川に抱かれた緑豊かな阿賀野市の明るく元気な姿をデザインしました。
 赤はさん然と輝く希望の太陽とみなぎる活力を、青はオアシス都市の誇る人・もの・情報の発信と市民の手をつなぐ協働・共生を、緑は理想の明日を拓く創造性とひろがる夢や未来を表現し、全体で「21世紀に躍進するオアシス都市 阿賀野」が力強く飛翔し、発展する勇姿を象徴しています。
(平成16年4月1日制定)

阿賀野市の市章

磐越自動車道沿線阿賀野市標識

 五頭連峰と阿賀野川を描き、自然が豊富な市として表現しています。磐越自動車道の市町村界(旧安田地内2ヶ所)に設置されています。

磐越自動車道阿賀野市沿線標識

姉妹都市

 阿賀野市は高知県安芸郡安田町(やすだちょう)と姉妹都市提携を結んでいます。合併前の新潟県旧安田町と高知県安田町は同じ町名というきっかけで交流が始まり、姉妹都市提携が結ばれました。この提携は合併後も阿賀野市に引き継がれており、現在は産業フェアやごずっちょの活動を通して交流を行っています。

ごずっちょと高知県安芸郡安田町のイメージキャラクター「安田朗(あんたろう)」が正面をむき並んで写真
ごずっちょと高知県安芸郡安田町のイメージキャラクター「安田朗(あんたろう)」が運動場を歩いている写真

イメージキャラクター 阿賀野市「ごずっちょ」と高知県安田町「安田朗(あんたろう)」

市のシンボル

市の花「コスモス」

 国道49号沿線のコスモスロードをはじめ、市内各地で見られます。
 語源はギリシャ語で「秩序」「調和」という意味です。その姿は繊細かつ可憐で、「真心」「純愛」という花言葉があてられます。秋を代表する花であり、強風の中で咲き続ける姿は力強さを感じさせます。
 肥沃な土地を好まず、日当たりや水はけのよい土地でよく育ち、優しさの中にたくましさを持っているコスモスは、発展していく当市にふさわしい花です。
 (平成19年4月制定)

赤・ピンク・白と鮮やかに咲いているコスモスと緑の芝生のコスモスロードの全体を写した写真

市の木「桜」

 国の天然記念物に指定され、越後七不思議の一つでもある珠数掛桜をはじめ、瓢湖、天朝山、新江用水、村杉温泉と市内各地に桜の名所が存在します。
 春を彩るその美しさは、優しさや希望をイメージさせ、発展していく当市にふさわしい木です。
 (平成19年4月制定)

ピンクと白の小さな花が集まった珠数掛桜のアップの写真

市の鳥「白鳥」

 国の天然記念物にも指定されている瓢湖は、遠方から飛来してくる数千羽の白鳥とともに「白鳥の湖」として全国的に高い知名度があり、県内でも有数の観光地となっています。
 白鳥は瓢湖のみならず周辺の田畑など身近な場所で見られ、古くから市民に親しまれています。
 飛来する姿は幻想的で力強く、発展していく当市にふさわしい鳥です。
 (平成19年4月制定)

たくさんの白鳥の群れの中で、2羽の白鳥が羽を広げて羽ばたこうとしている写真

阿賀野市のイメージキャラクター

 280点の応募の中から選ばれた「ごずっちょ」=堀由妃さん(山口町)の作品=は、阿賀野市にそびえ立つ壮大な五頭山と、美しい白鳥をひとつのイメージにまとめた、とてもかわいいキャラクターです。
 着ぐるみも作成され、市内外で開催される観光イベントで子どもたちとふれあっています。ごずっちょマグネット、ごずっちょストラップなどのごずっちょグッズも人気の高い商品となっています。

イメージキャラクターごずっちょのイラスト

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