【報道発表】吉田東伍によるツベタ遺跡発見報告の草稿が見つかりました

更新日:2024年08月02日

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このたび発見された吉田東伍の手稿「ツベタ発見古代土器説」は、明治22年(1889年)に吉田東伍が『東京人類学会誌』4巻41号に発表した「越後国北蒲原郡安田村ツベタ岡古代土器」の準備的研究ノート「草稿」と見られます。

 

阿賀野市にある縄文時代の集落遺跡「ツベタ遺跡」は、明治19年(1886年)に当市出身の歴史地理学者 吉田東伍によって発見され、明治22年(1889年)に中央学会(東京人類学会)に報告されたもので、新潟県内でもごく早い時期に発表された遺跡としてよく知られています。
見つかった草稿は、吉田東伍が学会誌へ発見報告するまでの間に、発見遺物に関する独自の観察・分析を加え、その結果としてそこが「上古民人の墟落たりしならむ」(遺跡に間違いない)と結論づけた探究の足跡が窺える新出の資料です。

ツベタ遺跡発見報告の草稿

 

 

 

この草稿は、2023年 新潟市秋葉区の吉田家で吉田ゆき氏によって発見され、2024年 吉田東伍記念博物館が企画展の準備作業の過程で内容を確認しました。

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