【報道発表】救急出場途上の事故について
救急出場途上において、狭あい道路（道路幅員3.3メートル）のため救急車が進入できずブロック塀に接触、現場に到着できない事案が発生しました。
1 日時
令和6年4月10日（水曜日）午前7時10分 119番通報
2 場所
阿賀野市若葉町地内
3 詳細
80歳代の男性が心肺停止の疑いとの通報で、救急車3名及びレスキュー車（大型車）4名の2台で同時出動しました。その際、傷病者宅は狭あい道路に面しており、救急車は進入を試みるも困難で曲がり切れず、切り返しでの進入は時間がかかると判断した救急隊員（救急救命士）が救命資器材を携行し、約100メートル先の傷病者宅に1分後に到着。既に心肺停止状態であると確認したため救命処置を開始しました。同時出動したレスキュー車は広い道路へ迂回し、先着救急隊員の到着から3分後に傷病者宅へ到着して、共に救命処置並びに受入れ先医療機関の調整を行いました。
救急車の2名は、傷病者宅へ向かうため狭あい道路への進入を試みていた際に車両左側をブロック塀に接触させたため運行できなくなり、別の救急車を増隊要請し、増隊救急車が救命処置を継続しながら医療機関へ搬送しましたが、搬送先に収容後死亡が確認されました。
この度の事案では、傷病者への救命処置開始の遅れはなく、また、医療機関への搬送も増隊救急隊が到着したため遅れはありませんでした。市内には狭あい道路が複数あり、通常時に道路調査で確認を行っておりますが、調査結果が十分に活かされなかったことが要因であることから、今後このようなことがないよう進入路の再調査と進入方法の検討を行ない、再発防止に努めてまいります。
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【報道資料】救急出場途上の事故について (PDFファイル: 123.8KB)
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担当：消防本部 吉川
電話：0250-62-0119
mail：syobohonbu@city.agano.niigata.jp
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更新日：2024年04月16日