【報道発表】「旧五十嵐家住宅主屋」「五十嵐家住宅門」の文化財登録について答申が行われました

更新日:2020年12月01日

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 令和元年7月19日(金曜日)に開催された国の文化審議会で、阿賀野市に所在する「旧五十嵐(いからし)家住宅主屋(しゅおく)」および「五十嵐(いからし)家住宅門」を登録有形文化財(建造物)に登録するよう、文部科学大臣に答申が行われました。登録は、答申後に行われる官報告示をもって正式決定となります。登録されれば、阿賀野市に所在する登録有形文化財は5件となります。

登録物件概要

名称(種別)

  1. 旧五十嵐家住宅主屋(建造物・住宅)
  2. 五十嵐家住宅門(その他工作物・住宅)

建築年代

  1. 明治前期、明治20年増築
  2. 明治中期

所在地

  1. 阿賀野市金屋字川端340-5ほか
  2. 阿賀野市金屋字川端342-1

登録基準

  1. 造形の規範となっているもの
  2. 国土の歴史的景観に寄与しているもの

概要

  1. 阿賀野市金屋地区に位置する、貴族院議員を輩出した元地主の住宅主屋。木造2階建、寄棟造妻入桟瓦葺で、南北棟と東西棟が直角に接続する。内部に豪壮な造りの茶の間や上質の材を用いた座敷を備え、内外ともに建築当時の優秀な意匠が残る。主屋のみが売却され、現在は飲食店として活用されている。
  2. 主屋の南方に位置する。間口2.6メートルの一間一戸薬医門で、切妻造桟瓦葺。本柱の頭貫上に冠木を渡し、梁を三丁架けて桁を受け、梁上の束で棟木を受ける。特別な来賓が訪れた際に使用されたと伝わる、豪農の住宅の風格ある表構えを示す門。
手前にうっすら雪が残った広い芝生の庭園があり、奥に木造2階建ての旧五十嵐家住宅主屋がある写真

旧五十嵐家住宅主屋 北面外観

芝生の庭の奥に木造瓦葺の五十嵐家住宅門がある写真

五十嵐家住宅門 正面(南面)外観

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