【報道発表】新潟大学との共同研究 ― 中学生でも肥満が心血管代謝異常リスクを 高めることが明らかになりました
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市は、中学生生活習慣病予防事業の一環として、平成26年から、新潟大学医学部血液・内分泌・代謝内科(曽根博仁教授)と、生活習慣病発症に関する共同研究を実施しています。
この度、市内中学生を対象とした曽根教授らとの共同研究によって、肥満に該当する生徒は心血管代謝異常リスク(=大人でいう生活習慣病傾向)を有する可能性が約2.9倍高くなることが明らかになりました。
研究成果のポイント
- 肥満の中学生は、標準体重の中学生に比べ、心血管代謝異常リスク(=大人でいう生活習慣病傾向)を持つ可能性が約2.9倍まで上昇
- 肥満に至らない軽度過体重でも、女子においては標準体重の中学生と比べ、血圧高値である可能性が有意に高かった。
研究の詳細について
新潟大学ホームページ「中学生でも、標準体重と比べ肥満では、心血管代謝異常リスクを有する可能性が約2.9倍高まる~中学生時代の肥満度と心血管代謝異常リスク~」
研究成果の公表
本研究成果は、2021年1月、栄養学の国際専門誌『Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition(アジア太平洋臨床栄養学会誌)』に掲載されました。
論文タイトル
Weight and cardiometabolic risk among adolescents in Agano city,Japan:NICE EVIDENCE Study-Agano 1
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【報道資料】新潟大学との共同研究-中学生でも肥満が心血管代謝異常リスクを高めることが明らかになりました (PDFファイル: 156.2KB)
問い合わせ
担当:健康推進課 成人係 吉村
電話:0250-62-2510(内線2632)
電子メール:kenko@city.agano.niigata.jp
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更新日:2021年03月05日