【報道発表】新潟大学との共同研究 ― 中学生でも肥満が心血管代謝異常リスクを 高めることが明らかになりました

更新日:2021年03月05日

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市は、中学生生活習慣病予防事業の一環として、平成26年から、新潟大学医学部血液・内分泌・代謝内科(曽根博仁教授)と、生活習慣病発症に関する共同研究を実施しています。
この度、市内中学生を対象とした曽根教授らとの共同研究によって、肥満に該当する生徒は心血管代謝異常リスク(=大人でいう生活習慣病傾向)を有する可能性が約2.9倍高くなることが明らかになりました。

研究成果のポイント

  • 肥満の中学生は、標準体重の中学生に比べ、心血管代謝異常リスク(=大人でいう生活習慣病傾向)を持つ可能性が約2.9倍まで上昇
  • 肥満に至らない軽度過体重でも、女子においては標準体重の中学生と比べ、血圧高値である可能性が有意に高かった。

研究の詳細について

新潟大学ホームページ「中学生でも、標準体重と比べ肥満では、心血管代謝異常リスクを有する可能性が約2.9倍高まる~中学生時代の肥満度と心血管代謝異常リスク~」

研究成果の公表

本研究成果は、2021年1月、栄養学の国際専門誌『Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition(アジア太平洋臨床栄養学会誌)』に掲載されました。

論文タイトル

Weight and cardiometabolic risk among adolescents in Agano city,Japan:NICE EVIDENCE Study-Agano 1

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担当:健康推進課 成人係 吉村
電話:0250-62-2510(内線2632)
電子メール:kenko@city.agano.niigata.jp

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