減らそう!食品ロス
食品ロスについて
食べ残しや売れ残りなどの理由により、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」といいます。一人一人が少しだけ意識すれば「食品ロス」を減らすことができ、家計や環境にも優しくなります。
Q.食品ロスってどれだけ発生しているの?
A.日本の食品ロスは世界の食糧援助量の約1.2倍
※1国連WFP(世界食糧計画)が2020年に支援した世界の食糧援助量
※2農林水産省及び環境省「令和2年度推計」
Q.食品ロスってどこで発生しているの?
A.食品ロスの約半分は家庭で発生しています。
参考:農林水産省及び環境省「令和2年度推計」
※直接廃棄は未開封のまま廃棄したもの、過剰除去は食べられる部分まで廃棄したもの。
食品ロスを減らすためにできること
買い物で
☆買い物前に食材をチェック
買い物前は冷蔵庫や食品庫の食材を確認し、買い物時はメモを持っていく。
☆必要な分だけ買う
まとめ買いを避け、使う分・食べられる量だけ買って食べ切る。
☆期限表示を知って、賢く買う
利用予定と照らし期限表示を確認する。すぐ使う食品は手前に陳列されたものを選ぶ。
家庭で
☆適切に保存する
食品に記載された方法で保存する。野菜は、冷凍・乾燥などで下処理してストックする。
☆食材を上手に使い切る
残っている食材から使う。作り過ぎて残った料理はリメイクレシピなどで工夫する。
☆食べ切れる量を作る
体調や健康、家族の予定にも配慮する。
☆フードドライブ(食品の寄付活動)に協力する
家庭で余っている食品を持ち寄り、食料の確保が困難な方々へ無償で提供する、地域の支えあいの活動です。
《寄付いただきたいもの》
米、缶詰、インスタント食品や調味料など、常温で保管が可能な食品(未開封で賞味期限が2か月程度あるもの)及び洗濯洗剤、台所洗剤などの日用品。
フードドライブに関するお問合せ先 阿賀野市社会福祉協議会 電話:0250-67-9203
食品ロスの現状と課題
日本における食品ロスの発生量は年間約500万トンを超えています。
これは毎日、大型トラック約1,430台分の食料が廃棄されていることになり、国民1人当たりでは、おにぎり1個分(約113グラム)の食料を日々捨て続けていることになります。
大量の食品ロスは、単に「もったいない」というだけではなく、さまざまな悪影響や問題を発生させています。ごみ処理に多額の費用がかかるほか、二酸化炭素の排出などによる環境負荷も大きくなります。
また、全体で見れば、多くの食料が廃棄されている一方で、子どもの7人に1人が貧困状態にあり、食料に困っているといわれています。
私たちは、食料を無駄にせず、もっと大切に使うことが必要ではないでしょうか。
この記事に関するお問い合わせ先
民生部 市民生活課 脱炭素・SDGs推進室 環境係
〒959-2092
新潟県阿賀野市岡山町10番15号
電話:0250-61-2473 ファックス:0250-62-7444
メールフォームによるお問い合わせ
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2022年09月02日