春の火災予防運動 ~山火事に注意~

更新日:2025年03月20日

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全国統一防火標語『守りたい 未来があるから 火の用心』

山火事防止標語 ふるさとの山を守ろう火の手から

全国で大規模な山火事が多発しています。
山での火災は以下のような理由で、市街地に比べ拡大しやすく一度発生してしまったら消火が非常に困難になります。

  • 人の出入りが少なく火災の発見と通報が遅れる可能性が高い
  • 出火場所の確認、進入経路の決定に時間を要する
  • 消火のための水の確保や消防車の接近が困難
  • 地形の特殊性から活動危険が多く、消防隊員の体力の消耗が激しい

4月1日から7日までの一週間は、火災予防運動が実施されます。阿賀野市消防本部では昨今の情勢をみて山火事防止についての情報を発信していきます。ポイントを確認して五頭連峰と阿賀野市の山々を火の手から守りましょう。

山火事の発生時期

山火事の発生時期のグラフ

上のグラフをみて一目瞭然ですが、新潟県の山火事は4,5月に集中して発生しています。
これは空気が乾燥し風が強くなること、雪解けにより行楽や山菜取りなど山に入る人が増加すること、農作業に由来する野焼きが増えることなどが原因として考えられます。火が燃え広がりやすいこの時期に絶対に火事を起こさないよう、原因を見ていきましょう。

多くは人間の不注意で発生

山火事の原因のグラフ

山火事のほとんどは人為的な要因によるものから発生しています。これは私たちひとりひとりの心がけにより防止できるということです。
強風及び乾燥時には、たき火、火入れはしない。水を用意して火の後始末を確実にするなど、レジャー時のマナー向上にも努めましょう!

ごずっちょ

※火入れとは、土地の利用上の目的をもって木や雑草を面的に焼却する行為。森林法に基づく許可が必要。

たき火

たき火

近年のキャンプブームのためか、たき火による火災が増えており原因の1位となっています。

  • 枯れ草などのある場所では行わない
  • 強風時や乾燥時には行わない
  • その場を離れない
  • 消火用の水を用意する
  • 確実に消火する

たばこ

たばこポイ捨てダメ
  • 指定された場所で喫煙する
  • 吸いがらは水につけるなどして必ず消す
  • 吸いがらは投げ捨てない

野焼き

野焼き禁止

法律により禁止されています。煙や臭いが近隣の迷惑になるだけでなく、焼却時に発生するダイオキシンが人の生命や健康に重大な影響を与える恐れがあります。

違反に対しては、5年以下の懲役もしくは1,000万円(法人は3億円)以下の罰金のいずれか、またはその両方が科せられます。

  • ごみは正しく分別して指定された日に収集場所へだす
  • 事業系ゴミは焼却場に搬入する
  • 許可業者に処理を依頼する

市内でも、家庭ごみや杉枝などを燃やしていた火が風にあおられ、広範囲にわたって燃え広がった火災が発生しています。これからの時期は野焼きが散見されて多くの苦情も寄せられます。野焼きは絶対にしないようにしましょう。

野外焼却禁止の例外

山火事

野焼きには一部に例外として認められているものもあります。しかし、これらの場合でもむやみに焼却していいというわけではありません。風向きや時間帯により、周辺地域の方から煙や悪臭等の苦情があった場合は生活環境の保全の観点から指導を行うことがあります。やむを得ず行う場合も周囲の迷惑にならないよう十分注意をしてください。

  • 国または地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却
  • 震災、風水害、火災、凍霜害その他の災害の予防、応急対策または復旧のために必要な廃棄物の焼却
  • 風俗慣習上または宗教上の行事を行うために必要な焼却
  • 農業、林業または漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる焼却
    (注意)水稲の収穫時に発生する稲わらや籾がらは「廃棄物」ではなく大切な有機物資源です。焼却せずに、田へのすき込みや家畜の肥料とあわせて堆肥化し有効活用してください。

PR活動を行います!

ごずっちょ

4月7日(月曜日) 10:00~11:00

原信阿賀野店(新店舗)

ごずっちょと一緒に防火PRを実施します
 

山火事防止のポスター

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課

〒959-2003
新潟県阿賀野市安野町14番4号

電話:0250-62-0119(代表) ファックス:0250-63-8974​​​​​​​
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