障害者差別解消法を知っていますか?
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『障害者差別解消法』では、障がいのある人への差別を無くすことで、障がいの有無にかかわらず、お互いに人格と個性を尊重し合いながら。共に生きる社会を作ることを目指しています。
法の主な内容
この法律では『不当な差別的取扱い』を禁止し、『合理的配慮の提供』を求めています。
不当な差別的取扱いの具体例
障がいを理由に
- 飲食店等への入店、サービスの提供を断る。
- 対応の順序を後回しにする。
- 書面の交付、資料の送付、パンフレットの提供等を拒む。
- 特に必要ではないのに、付き添い者の同行を求める等の条件を付けたり、特に支障がないのに、付き添い者の同行を拒んだりする。
合理的配慮の具体例
- 段差がある場合に、車椅子利用者にキャスター上げ等の補助をしたり、高いところにある資料を取って渡したりする。
- 会場の座席などを障がい者の特性に応じた位置取りにする。
- 疲労や緊張などに配慮して休憩できるようにする。
- 筆談、読み上げ、手話などを用いて意思疎通する。
- 書類記入の依頼時に、記入方法等を本人の目の前で示したり、わかりやすい記述で伝達したりする。
更新日:2020年12月01日