食育通信平成29年7月号
阿賀野市民の塩分のとり過ぎの原因は?
- 満腹まで食べることが多い
- 煮物を1日に2皿以上食べる
- 濃い味付けを好む
- 麺の汁を3分の1以上飲む
- 毎日飲酒する
市の健康課題は「脳血管疾患の予防」と「糖尿病による合併症を防ぐ」ことです。脳血管疾患を防ぐためには減塩が大切です。今回は平成28年度に行った「塩のとり過ぎ新潟県民の10の食習慣」アンケートの結果から該当の多かった項目について考えてみましょう。
全ての年代・男女で満腹まで食べることがよくあると回答していました
満腹まで食べないために
- 食べる順番は野菜から
- よく噛んで食べる
- 箸をおく
- お茶や水を先に飲んでから
- いつもより一口少なく食べる(盛る)
野菜から食べると、噛む回数がアップ!食後の高血糖を抑える効果も!
煮物料理を食べる回数が多い傾向でした
- 野菜は煮物ばかりに偏ると塩分が多くなるので、生・焼く・炒める・茹でるなどの調理法を考えて食べましょう。
- 煮物を作る時は、塩分と一緒に砂糖やみりんなどの甘味も減らしましょう。
若い人に濃い味付けを好む傾向がありました
- 食卓に調味料を置かないようにしましょう!
- 味を確かめてから調味料を足すようにしましょう!
- 減塩調味料、減塩食品の利用もしてみましょう!
スーパーでは減塩商品を集めた「減塩コーナー」が設置されているところもあります。探してみるのも楽しいですよ!
めん類の汁をたくさん飲むのは男性が多いです
日本人の食塩摂取源となっている食塩ランキング(平成24国民健康・栄養調査データより解析)では、1位カップめん、2位インスタントラーメンとめん類が上位を占めました。
濃い味付けで育つほど血圧は高くなる!
血圧は年齢と共に上がっていきます。食べた塩分量によって比例して血圧は上げるので、濃い味付けの人ほど早い時期に高血圧になりやすくなります。
1日の食塩摂取目標量は成人男性8.0グラム未満、成人女性7.0グラム未満です。
早期からの生活習慣病予防が重要!
市では若い頃からの生活習慣病を予防し、普段の生活習慣を振り返ってもらうため、中学2年生(9月に実施)と20歳の成人式対象者(式当日と前日)に健康診断を無料で実施しています。
今年度の成人式は、154名(受診者36.9%)の方が5月3日、4日に受診しました。健診の結果はまとまり次第、中学2年生の時に受けた「中学生生活習慣病予防事業」の健診結果と一緒に郵送されます。
阿賀野市の集団健診が始まります
7月10日(月曜日)から市の集団健診が始まります。市の特定健診の受診率は県の平均より低い状況が続いています。がん検診についても、死亡順位の高い肺がん、胃がん検診の受診者数が伸び悩んでいます。1年に1回は健診を受けて自分自身の健康を振り返りましょう。健診の申し込みがまだの方は、随時申し込みを受付しています。詳細については市ホームページや健康づくり日程表をご覧ください。
期間 |
会場 |
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7月10日(月曜日)から14日(金曜日) |
安田体育館(安田) |
7月18日(火曜日)から21日(金曜日) |
保健福祉センター京和荘(京ヶ瀬) |
7月24日(月曜日)から28日(金曜日) |
ふれあい会館(笹神) |
8月30日(水曜日)から9月5日(火曜日) |
水原保健センター(水原) |
9月6日(水曜日)から8日(金曜日) |
水原公民館(水原) |
問合せ
健康推進課・成人係 電話0250-62-2510 内線2621
更新日:2020年12月01日