蒲原三十三観音

更新日:2020年12月01日

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蒲原三十三観音の概要

 本来は、西国三十三所観世音霊場を巡拝することだったのですが、遠国の人々にとっては容易ではなかったため、日本各地に三十三の札所が設けられました。その中の一つである「蒲原三十三観音」は、新潟県北部阿賀野川下流域周辺に散在する札所で、元文年代(1736年~)将軍徳川吉宗の頃、水原町の長楽寺第17世住職如霖道実和尚により創設されたものと言われています。

華報寺(けほうじ)

 蒲原三十三観音の一つで、出湯温泉にある越後屈指の古刹。現在の本堂は戦後に再建されたもので、優婆尊の信仰の場として、多くの人が訪れます。境内には、佐渡島出身の鋳金家で人間国宝の佐々木象堂や、歌人の相馬御風が訪れたことを示す石碑・共同浴場などがあります。

問合せ

華報寺 電話 0250-62-7612

観音寺(かんのんじ)

 蒲原三十三観音の一つで、末寺19ヶ寺を有する曹洞宗の名刹。応仁2年(1469年)に月窓和尚が開山し、上杉謙信が中興したと言われています。

問合せ

観音寺 電話 0250-68-3705

大きな木と石像や石碑が建っており、2人の人物が本堂へ続いている階段に腰かけている華報寺の写真
背の高い木や植え込みの奥に立派な門がある観音寺の写真

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