平成24年度第20回阿賀野川写真コンテスト入賞作品

更新日:2020年12月01日

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入賞作品一覧

阿賀野川治水協会会長賞

阿賀野川沿いの道路を走っている車のライトが川の水面に映って輝いている写真

「阿賀野川夜景」
杉野 秀一(新潟市中央区)

講評

阿賀野川を象徴する風景。薄暮の時間の色あいが印象的です。
車のライトを流し、動きのある作品に仕上げた力作です。

北陸建設弘済会理事長賞

阿賀野川の傍にある畑のわき道を農家の方が一輪車を押して歩いている写真

「待っていた春」
太田 安恵子(新潟市中央区)

講評

新緑の好日。人物を点景にあしらい物語りのある作品に好感が持てます。

新潟フジカラー賞

大きな水しぶきをあげて水上バイクにまたがったまま宙返りをしている男性の写真

「バック宙」
齋藤 武志(新潟市東区)

講評

背景にブルーの橋と水しぶき、動きのある被写体をシャッタースピードを活かし、ダイナミックに撮影されたところを評価します。

ほのぼの賞

川の浅瀬で水面に顔をつけている少年と川遊びをしている人々の写真

「水中探索」
太田 誠二(新潟市中央区)

講評

水中に宝物を探す少年の様子がほのぼのとしています。背景の人物も効果的な構図になっています。

20回開催記念特別賞

川岸の広場に横一列に整列して並んでいる消防車と川で演習をしている消防隊員の写真

「日々鍛錬」
山森 尚(新潟市東区)

講評

前景の赤い消防車と演習風景の構図がすばらしい。タイミングの良い日の撮影ですね。

20回開催記念特別賞

増水した川に浮かぶ2艘のボートと軽トラックの横で川を眺めている3人の男性の写真

「「募る不安」7.30豪雨」
小形 俊幸(新発田市)

講評

大水で河川の水位が上がり、不安と心配の様子が伝わります。

20回開催記念特別賞

夜空に打ちあがった大きな花火の写真

「復興の花火」
三浦 忠彦(新潟市北区)

講評

高さのある花火ですね。とても良い場所での撮影がすごく印象的な力作です。

20回開催記念特別賞

川の船着き場で3人並んで同じポーズで立っているレガッタの選手と後ろから見ている1人の選手の写真

「チームワーク」
伊藤 昇(三条市)

講評

津川のレガッタチーム。人物の位置と動きのあるポーズを評価しました。

20回開催記念特別賞

夕闇の中、ライトアップされて黄色く光っている鉄橋の写真

「羽越線18時24分」
安中 雄次(新潟市東区)

講評

ライトアップされた橋と羽越線、作者の計画通りに仕上がった力作ですばらしいです。

特選

薄雲のかかったそらと靄のかかった阿賀野川の中に生えているの木の写真

「悠久の大河7.29」
立川 政義(新潟市江南区)

講評

スケール感を表現した風景ですばらしいです。スクエアな構図と空気感のある作品で、今まで見たことのない阿賀野川、力作です。

特選

金色に輝く阿賀野川に浮かび上がる、ボートの上の3人の漁師のシルエットの写真

「金色の朝」
吉原 徹(新潟市東区)

講評

金波に染まる阿賀野川とシルエットの漁師、すばらしい風景です。余計な物を省き、主題をはっきり出した力作です。

特選

2艘のボートと阿賀野川にかかる橋の街灯に等間隔に明かりが灯っている写真

「大阿賀橋の夜明け」
本間 一人(新潟市江南区)

講評

阿賀野川の静かな一コマ露出と構図がすばらしい。特に前景の舟が少し動いている所が良い。

特選

金色に輝く太陽が反射して空と川がオレンジ色に染まっている写真

「夜明けの羽ばたき」
岡部 文彦(新潟市東区)

講評

夜明けの様子が伝わります。水鳥がポイントですね。作者の観察力を評価します。

特選

煙を吐きながら鉄橋を走っていくばんえつ号と列車に向かって手を振る子供たちの写真

「ばんえつ号バンザイ」
川崎 久松(新潟市西区)

講評

早出川とSL、楽しさが伝わります。青空であればもっと良かったと思います。

特選

金色に輝く川を泳いでいる白鳥たちのシルエットとその上を飛んでいく鳥の群れの写真

「お先に」
中村 豊美子(新潟市西区)

講評

コントラストの効いた力作。シルエットの白鳥と上部の鳥が印象的です。

入選

紫、赤、オレンジ、黄色のグラデーションの朝焼けが美しい阿賀野川の写真

「阿賀野川の夜明け」
木下 正一(新潟市北区)

講評

見ていて気持ちの良い作品です。グラデーションがすばらしいです。

入選

真っ白い雪に覆われた、川岸に生えている木々の写真

「阿賀雪景」
金子 範夫(三条市)

講評

雪景の構図は良いのですが、少し単調になり過ぎかな。霧でもあれば上位に入っていました。

入選

所々にある川の中州と川を泳いでいく鳥たちの写真

「安息」
関川 和夫(阿賀野市)

講評

白鳥と右の土を横位置で構図したせいで主題が薄れています。縦構図にすればもっと良かったと思います。

入選

川に浮かぶ1艘のボートと波がたって水面が歪んで見える川の写真

「水面の歪み」
山森 恵子(新潟市東区)

講評

造形的な表現です。人物の表情があれば上位に入った作品です。

入選

川の向こう岸に見える1本の桜の木と対岸から桜を眺めている親子4人の写真

「川遊び」
水吉 力(阿賀野市)

講評

春の桜。川で遊ぶ人物の構図はすばらしいです。特に人物の動きを評価しました。

入選

雪が降りしきる中燃えている木と傘をさしてどんど焼きを眺めている人々の写真

「無病息災を願って」
小沢 寿長(五泉市)

講評

満願寺のドンド焼き。手前の人物とスルメ、雪の降る様子が印象的です。構図は縦位置で写すと良いです。

入選

太陽の光が水面に反射している川と雲がかかった山の写真

「山紫水明(さんしすいめい)」
星 正一(加茂市)

講評

品格のある風景写真。モノトーンの調子がすばらしいです。

入選

増水した阿賀野川を土手から見ている人々の写真

「不安な大出水」
帆苅 重夫(新潟市秋葉区)

講評

不安な様子で見つめる人々。特に右の携帯電話で撮影する男性が印象的です。

入選

青い空を飛んでいく飛行機と川岸に立っている人物の写真

「河口の午後」
中林 俊樹(新潟市江南区)

講評

河口と飛行機。人物の位置も的確です。ピントがすばらしい。

入選

地平線から昇る太陽とオレンジ色に輝く空と川の写真

「流れ行く阿賀野川」
藤井 不二子(新潟市秋葉区)

講評

朝の阿賀野川。風景のスケールを感じます。できれば川面に舟でもあればと感じました。

総評

 今回の審査はとても難しかった印象が頭に残ります。
 それは、どの作品も表現力があり、阿賀野川の四季をしっかり観察した力作揃いで、人物を点景にしたり、夜景を写したりと、今までには無かった作品が多く応募されたからです。 特に入賞した25点の作品は、見応えがありました。

(注意)総評・評価コメントは、社団法人日本写真家協会会員山田昌男氏から頂きました。

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