平成24年度第20回阿賀野川写真コンテスト入賞作品
入賞作品一覧
阿賀野川治水協会会長賞

「阿賀野川夜景」
杉野 秀一(新潟市中央区)
講評
阿賀野川を象徴する風景。薄暮の時間の色あいが印象的です。
車のライトを流し、動きのある作品に仕上げた力作です。
北陸建設弘済会理事長賞

「待っていた春」
太田 安恵子(新潟市中央区)
講評
新緑の好日。人物を点景にあしらい物語りのある作品に好感が持てます。
新潟フジカラー賞

「バック宙」
齋藤 武志(新潟市東区)
講評
背景にブルーの橋と水しぶき、動きのある被写体をシャッタースピードを活かし、ダイナミックに撮影されたところを評価します。
ほのぼの賞

「水中探索」
太田 誠二(新潟市中央区)
講評
水中に宝物を探す少年の様子がほのぼのとしています。背景の人物も効果的な構図になっています。
20回開催記念特別賞

「日々鍛錬」
山森 尚(新潟市東区)
講評
前景の赤い消防車と演習風景の構図がすばらしい。タイミングの良い日の撮影ですね。
20回開催記念特別賞

「「募る不安」7.30豪雨」
小形 俊幸(新発田市)
講評
大水で河川の水位が上がり、不安と心配の様子が伝わります。
20回開催記念特別賞

「復興の花火」
三浦 忠彦(新潟市北区)
講評
高さのある花火ですね。とても良い場所での撮影がすごく印象的な力作です。
20回開催記念特別賞

「チームワーク」
伊藤 昇(三条市)
講評
津川のレガッタチーム。人物の位置と動きのあるポーズを評価しました。
20回開催記念特別賞

「羽越線18時24分」
安中 雄次(新潟市東区)
講評
ライトアップされた橋と羽越線、作者の計画通りに仕上がった力作ですばらしいです。
特選

「悠久の大河7.29」
立川 政義(新潟市江南区)
講評
スケール感を表現した風景ですばらしいです。スクエアな構図と空気感のある作品で、今まで見たことのない阿賀野川、力作です。
特選

「金色の朝」
吉原 徹(新潟市東区)
講評
金波に染まる阿賀野川とシルエットの漁師、すばらしい風景です。余計な物を省き、主題をはっきり出した力作です。
特選

「大阿賀橋の夜明け」
本間 一人(新潟市江南区)
講評
阿賀野川の静かな一コマ露出と構図がすばらしい。特に前景の舟が少し動いている所が良い。
特選

「夜明けの羽ばたき」
岡部 文彦(新潟市東区)
講評
夜明けの様子が伝わります。水鳥がポイントですね。作者の観察力を評価します。
特選

「ばんえつ号バンザイ」
川崎 久松(新潟市西区)
講評
早出川とSL、楽しさが伝わります。青空であればもっと良かったと思います。
特選

「お先に」
中村 豊美子(新潟市西区)
講評
コントラストの効いた力作。シルエットの白鳥と上部の鳥が印象的です。
入選

「阿賀野川の夜明け」
木下 正一(新潟市北区)
講評
見ていて気持ちの良い作品です。グラデーションがすばらしいです。
入選

「阿賀雪景」
金子 範夫(三条市)
講評
雪景の構図は良いのですが、少し単調になり過ぎかな。霧でもあれば上位に入っていました。
入選

「安息」
関川 和夫(阿賀野市)
講評
白鳥と右の土を横位置で構図したせいで主題が薄れています。縦構図にすればもっと良かったと思います。
入選

「水面の歪み」
山森 恵子(新潟市東区)
講評
造形的な表現です。人物の表情があれば上位に入った作品です。
入選

「川遊び」
水吉 力(阿賀野市)
講評
春の桜。川で遊ぶ人物の構図はすばらしいです。特に人物の動きを評価しました。
入選

「無病息災を願って」
小沢 寿長(五泉市)
講評
満願寺のドンド焼き。手前の人物とスルメ、雪の降る様子が印象的です。構図は縦位置で写すと良いです。
入選

「山紫水明(さんしすいめい)」
星 正一(加茂市)
講評
品格のある風景写真。モノトーンの調子がすばらしいです。
入選

「不安な大出水」
帆苅 重夫(新潟市秋葉区)
講評
不安な様子で見つめる人々。特に右の携帯電話で撮影する男性が印象的です。
入選

「河口の午後」
中林 俊樹(新潟市江南区)
講評
河口と飛行機。人物の位置も的確です。ピントがすばらしい。
入選

「流れ行く阿賀野川」
藤井 不二子(新潟市秋葉区)
講評
朝の阿賀野川。風景のスケールを感じます。できれば川面に舟でもあればと感じました。
総評
今回の審査はとても難しかった印象が頭に残ります。
それは、どの作品も表現力があり、阿賀野川の四季をしっかり観察した力作揃いで、人物を点景にしたり、夜景を写したりと、今までには無かった作品が多く応募されたからです。 特に入賞した25点の作品は、見応えがありました。
(注意)総評・評価コメントは、社団法人日本写真家協会会員山田昌男氏から頂きました。
更新日:2020年12月01日