平成30年度第26回阿賀野川写真コンテスト入賞作品

更新日:2020年12月01日

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入賞作品一覧

阿賀野川治水協会会長賞

緑や黄緑の葉をつけた木々が生えた山の間を流れる阿賀野川と白い鉄橋の写真

「大河を快走」
伊藤 昇(三条市)

講評

新緑の阿賀野川とSL。まず構図が素晴らしい。手前の白い橋、遠景とSLと作者は時間を計算しての撮影ですね。傑作です。

北陸地域づくり協会理事長賞

広々とした川を進んでいく一艘の船と緩やかに波打つ水面の写真

「航跡波」
田村 卓(新潟市中央区)

講評

水面を行く舟と航跡が印象的です。横位置構図にして風景の広がりも表現されています。

新潟フジカラー賞

芝生の広場に生えている一本の木の下で休んでいる人たちと走っていく女の子を追いかけている男の子の写真

「おねえちゃんまって~」
渡辺 隆(新潟市西区)

講評

すがすがしい春のひとコマ。子どもたちの遊ぶ姿と背景の山、奥行きのある撮影技術を評価いたします。

ほのぼの賞

川の中で遊んでいる人たちが橋の上を走っていくSL列車に向かって手を振っている写真

「いってらっしゃい」
太田 誠二(新潟市中央区)

講評

夏の川遊びでしょうか。タイミング良く通るSLに人々が一斉にカメラを向けている姿がほのぼのとさせています。

特選

沈みかけの太陽とオレンジ色の空と川、川の中に一艘の船と人物のシルエットが写っている写真

「阿賀野川夕景」
服部 健(燕市)

講評

夕景の阿賀野川。シルエットを生かして、太陽と人物をうまく表現しています。人物の位置、太陽の位置を考えた力作です。

特選

川岸のピンク色の花が咲いた桜の木と広い川の中央を進んでいく一艘の船の写真

「のどかな春」
田代 孝(新潟市江南区)

講評

桜と舟を組み合わせ、背景の飯豊連峰の構図が素晴らしい。春の季節感あふれる作品です。

特選

船に乗って川を進む新郎新婦を橋の上から眺めているたくさんの人々の写真

「注目の日」
小柳 信子(新潟市西区)

講評

小阿賀野川、6月の風物詩。花嫁を撮影する人たちと、舟の構図が面白いです。

特選

岸から川に向かって勢いよく一斉に放水している消防隊員の写真

「一斉放水」
橋本 建男(新潟市北区)

講評

一斉放水の様子がうまく表現されています。白い水柱と赤い車のコントラストが良い。

特選

沢山の雪が積もった船着き場に停泊している一艘の船の写真

「船着き場」
大竹 俊夫(見附市)

講評

冬の船着き場。深々と降る雪、船頭さん、吹き流しが印象的です。

特選

水上から打ち上げられた紅白の花火が夜空いっぱいに広がっている写真

「紅白の波」
上杉 正春(新潟市東区)

講評

まず、上手いですね。松浜ござれや花火。色、形を選んでの花火撮影。技術を評価します。

入選

橋の上に等間隔で並んでいる4人の釣り人の写真

「若者たち」
小沢 寿長(五泉市)

講評

橋上で釣り人が4人。バランスのよい作品。めったにない風景を的確に撮影しています。

入選

激しく水しぶきをあげながら宙返りをしている水上バイクに乗った男性の写真

「妙技」
真水 進(新潟市東区)

講評

ダイナミックな瞬間。シャッタースピードと人物の位置がよい。

入選

青い空と白い雲が川の水面に鏡に映したように反射している写真

「大河」
松沢 淳一(五泉市)

講評

静寂な川に白い雲をシンメトリーに写した、空気感が表現された作品です。

入選

川で魚のつかみ取りをしている人たちと大きな鮭のしっぽを抱えて楽しそうに笑っている少年の写真

「皆で楽しんだ鮭つかみどり」
手島 岱月(田上町)

講評

まず、楽しさが伝わってきます。上手なスナップ写真です。

入選

白く雪が積もった木々と川岸に停泊している10艘ほどの船の写真

「漁待ち船」
安達 初美(新潟市北区)

講評

雪の舟だまり。整然と並んだ舟が印象的な作品です。

入選

山の向こうに朝日が昇り空が金色に輝き、川の水面も光が反射している写真

「夜明のキリン山」
川村 八郎(新潟市東区)

講評

朝の空気感を表現した力作です。

入選

夜明け前の薄暗い中に太陽の光がぼんやりと見えている写真

「夜明け前」
吉原 徹(新潟市東区)

講評

早朝の川。雰囲気のある、構図が素晴らしい作品です。

入選

夕日が水面に反射して輝いている阿賀野川の写真

「輝く阿賀野川とSL」
樋口 廣治(新潟市南区)

講評

夕景のきりん橋と津川橋、構図は素晴らしいのですが、河の白飛が気になります。

入選

夜空に赤と黄色の2種類の花火が縦に並んで打ちあがっている写真

「彩り」
浅見 良夫(五泉市)

講評

咲花の花火をタテ構図にまとめた作品。写り込みが印象的です。

入選

白い雲がかかった空、遠くまで連なる山脈、広々とした大きな川にかかっている鉄橋の写真

「ようこそ阿賀路へ」
二瓶 純緒(新潟市江南区)

講評

季節の表現がうまいですね。四季島を写し入れた傑作です。

総評

今回の審査は阿賀野川の風景が多く選ばれました。協会会長賞の作品は非常に印象的でした。入賞された作品はどれも表現力があり、しっかりと阿賀野川を観察しています。入選作品はもうちょっとのところで入賞を逃しています。次回の作品に期待しています。どの作品も技術の高さが印象に残りました。今後も四季折々の阿賀野川を撮影していただければと思います。

(注意)総評・評価コメントは、一般社団法人日本写真家協会会員山田昌男氏からいただきました。

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