小児(5才~11才)初回接種について
接種の概要について
対象者
初回接種が完了していない5歳~11歳の方
使用するワクチン
小児用XBB.1.5対応ワクチンを使用します。
ファイザー社XBB.1.5対応小児用ワクチン説明書(初回) (PDFファイル: 715.3KB)
- 非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3、EG.5.1)に対して中和抗体の誘導が認められました。(出典:薬事・食品衛生審議会提出資料)
- この試験での中和抗体価のデータに加えて、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられます。
- 下記のような副反応が報告されています。
また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が知られています。
【小児の接種後数日以内に現れる可能性がある症状について】
出典:添付文書(コミナティ筋注5~11歳用)
- 従来型1価ワクチン(従来株)とオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/BA.1又はBA.4-5)の安全性には大きな差が無いことが確認されており、オミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)の安全性も既承認の製剤と基本的には同様であり、特段の懸念はないものと考えられています。
ファイザー社のオミクロン株対応1価ワクチンについて(厚生労働省ホームページ)
初回接種の回数と間隔
合計2回接種をします。
- 1回目接種から3週間の間隔を空けて2回目を接種
(注意)1回目接種と2回目接種で使用するワクチンが異なる場合、4週間の間隔を空けて接種します。
例)1回目接種を従来株ワクチンで接種後、2回目をXBB.1.5対応ワクチンで接種する場合は、4週間の間隔を空ける。
11歳の誕生日を迎えた場合の取り扱いについて
- 1回目の接種を小児(5~11歳)用ワクチンで接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日を迎えた場合は、引き継ぎ2回目接種を小児(5~11歳)用のワクチンで接種します。
- 小児(5~11歳)用のワクチンで初回(1・2回目)接種完了後、3回目接種の前に12歳の誕生日を迎えた場合は、12歳以上用のワクチンで接種します。
接種券について
接種券は全ての対象者に送付済みです。
紛失された方はこちらをご確認ください。
接種の方法について
接種場所・日程
あがの市民病院(小児科)
祝日を除く毎週月曜日(午後2時30分受付、午後3時から接種開始)
予約方法
- あがの市民病院での受診歴がある方
予約専用電話番号0250-62-2900(平日のみ午後2時30分から午後4時30分まで) - あがの市民病院での受診歴がない方
新規感謝登録が必要なため、窓口予約(平日のみ午前8時から午後4時30分まで)
当日の持ち物
- 接種券
- マイナンバーカードや健康保険証など
- 予診票(事前に必要事項を記入してください)
- 母子健康手帳
接種を受ける際の注意事項
- 接種には保護者の同意と立ち合いが必要です。
- 予診票に保護者(親権者)の署名と続柄が無い場合、ワクチンの接種は受けられません。
その他
ワクチン接種の「努力義務」について
「努力義務」とは、感染症の緊急のまん延予防のために「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定です。
令和5年9月20日以降、努力義務が適用されるのは
- 65歳以上の方
- 基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認めた方
に限られます。
努力義務は義務(~しなければいけない)とは異なり、接種は強制ではありません。
予防接種のメリット(ワクチンの効果等)とデメリット(副反応等)を考慮いただき、ご本人の体調や、主治医などとご相談のうえ、接種を受けるかご判断ください。
その他
関連情報
【厚生労働省】5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(外部リンク)
【日本小児科学会】5~17歳の小児への新型コロナウイルス接種に対する考え方(外部リンク)
【新潟県医師会】子どもの新型コロナウイルス感染症の対応について (PDFファイル: 109.9KB)
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更新日:2023年09月29日