令和7年第2回阿賀野市議会定例会議事日程(第4号)

                       令和7年3月14日(金)午前10時00分開議

日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 諸般の報告                                  
日程第 3 議案第15号 令和7年度阿賀野市一般会計予算                 
      議案第16号 令和7年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算           
      議案第17号 令和7年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算          
      議案第18号 令和7年度阿賀野市介護保険特別会計予算             
      議案第19号 令和7年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算       
      議案第20号 令和7年度阿賀野市水道事業会計予算               
      議案第21号 令和7年度阿賀野市下水道事業会計予算              
      議案第22号 令和7年度阿賀野市病院事業会計予算               
日程第 4 議案第23号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
      議案第24号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  
      議案第25号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     
      議案第26号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
             ついて                             
      議案第27号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について    
      議案第28号 阿賀野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    
      議案第29号 刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
             の制定について                         
      請願第 1号 国に対し「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の
             提出を求める請願                        
      請願第 2号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書の提出を求める請
             願                               
追加日程1 日程第1 発議第2号 刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書の提出
                 について                        
日程第 5 議案第30号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について          
      議案第31号 阿賀野市介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべ
             き基準に関する条例の一部改正について              
      議案第32号 阿賀野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について   
      議案第33号 阿賀野市環境センター条例の全部改正について           
      議案第34号 阿賀野市五頭山麓いこいの森の設置及び管理に関する条例の一部改正に
             ついて                             
      議案第35号 阿賀野市上下水道局布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道
             技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について       
      議案第36号 阿賀野市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部
             改正について                          
      議案第37号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関す
             る条例の一部改正について                    
      議案第38号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について     
      議案第43号 市道路線の認定について                     
      議案第44号 市道路線の変更について                     
      議案第45号 市道路線の廃止について                     
      発議第 1号 国民健康保険制度の改善を求める意見書の提出について       
      請願第 3号 年金積立金を活用して安心して生活できる公的年金を求める意見書の提
             出を求める請願                         
日程第 6 議案第46号 令和6年度阿賀野市一般会計補正予算(第9号)          
日程第 7 閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(産業厚生常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)                
日程第 8 議員派遣について                               

出席議員(16名)
   1番   菅  原  道  明  君      2番   披 田 野  勝  幸  君
   3番   清  水  博  英  君      4番   阿  部  順  三  君
   5番   天  野  市  榮  君      6番   荒  澤  浩  和  君
   7番   遠  藤     孝  君      8番   松  ア  良  繼  君
   9番   清  野  栄  一  君     10番   天  野  美 三 男  君
  11番   市  川  英  敏  君     12番   村  上  清  彦  君
  13番   風  間  輝  榮  君     14番   宮  脇  雅  夫  君
  15番   遠  藤  智  子  君     16番   大  滝     勝  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    加   藤   博   幸   君

       総 務 部 長    保   科   和   文   君
       (総 務 課長)

       民 生 部 長    吉   川   麻   子   君

       産 業 建設部長    阿   部   信   隆   君
       (建 設 課長)

       産 業 建設部長    大   橋   晋   一   君
       (商工観光課長)

       市 長 政 策 ・    齋   藤   和   彦   君
       市 民 協働課長

       危 機 管理課長    五 十 嵐   広   貴   君
       企 画 財政課長    西   潟   治   子   君
       管 財 課 長    渡   邉   健   司   君
       税 務 課 長    小   池       勉   君
       市 民 生活課長    星           豊   君
       健 康 推進課長    江   口   教   子   君
       社 会 福祉課長       橋   正   人   君
       高 齢 福祉課長    山   嵜   美   佳   君
       生 涯 学習課長    塚   野   敏   之   君
       農 林 課 長    遠   藤   忠   弘   君

       公 園 管 理    小   林   勝   浩   君
       事 務 所 長

       上 下 水道局長       橋   健   治   君
       会 計 管 理 者    辻       直   樹   君
       教  育  長    小   泉   明   美   君
       学 校 教育課長    羽   田   正   佳   君
       農業委員会会長    見 尾 田   正   行   君

       農 業 委 員 会    五 十 嵐   明   彦   君
       事 務 局 長

       代 表 監査委員    照   田   伸   宏   君

       監 査 委 員    遠   海   美 穂 子   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    吉   川   雅   史   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    陸       俊   弘
       主     任    小   林   妙   子
       主     任    青   山       愛

               開 議 (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(大滝 勝君) おはようございます。定刻になりました。
  ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(大滝 勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、3番、清水博英さん、4番、阿部順三さん、5番、天野市榮さん、以上3名を指名します。
                                            
    諸般の報告
議長(大滝 勝君) 日程第2、諸般の報告を行います。
  本定例会に執行部から議案第46号 令和6年度阿賀野市一般会計補正予算第9号が追加提出されました。
  この追加議案につきましては、3月12日開催の議会運営委員会で審議方法を御協議いただき、お手元に配付の議事日程により上程してまいります。
  以上で諸般の報告を終わります。
                                            
議長(大滝 勝君) これからの審議に当たり、議員の皆様にお知らせします。
  自由討議の場を求める際は、質疑の後、討論の前に挙手の上、議長の許可を得てから発言いただくようお願い申し上げます。
                                            
    議案第15号 令和7年度阿賀野市一般会計予算          
     議案第16号 令和7年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算    
     議案第17号 令和7年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算   
     議案第18号 令和7年度阿賀野市介護保険特別会計予算      
     議案第19号 令和7年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
     議案第20号 令和7年度阿賀野市水道事業会計予算        
     議案第21号 令和7年度阿賀野市下水道事業会計予算       
     議案第22号 令和7年度阿賀野市病院事業会計予算

議長(大滝 勝君) 日程第3、議案第15号から議案第22号までを一括して議題といたします。
  予算審査特別委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  天野予算審査特別委員会委員長。
               〔10番 天野美三男君登壇〕
10番(天野美三男君) 予算審査特別委員会の審査報告を行います。
  令和7年3月14日。阿賀野市議会議長、大滝勝様。
  2月26日に議長を除く議員全員により本委員会が設置され、付託された8件の令和7年度会計予算を審査しました。
  審査の状況は、3月10日、11日、12日の3日間、担当部課局長等から予算概要の説明を受け、質疑を行い、市長に対する総括質疑を行いました。
  審査の結果を報告いたします。議案第15号、議案第16号、議案第18号は賛成多数、議案第17号、議案第19号から議案第22号までは全会一致で原案のとおり可決と決定しましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。予算審査特別委員会委員長、天野美三男。
議長(大滝 勝君) これで委員長の報告を終わります。
  お諮りします。本特別委員会は、議長を除く議員15人により構成した特別委員会ですので、委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、質疑は省略いたします。
  これから議案第15号 令和7年度阿賀野市一般会計予算について討論を行います。
  9番、清野栄一さん。
9番(清野栄一君) 自由討議ということでお願いをしたいと思いますが、7年度当初予算……
議長(大滝 勝君) すみません、清野議員。自由討議ですか。
9番(清野栄一君) 自由討議。7年度当初予算で予算委員会を開催させてもらいましたが、その中で、重点施策ということで人口減少対策が挙げられています。市長との総括質疑でも言わせてもらいましたが、人口減少対策の新規事業が合わせて324万5,000円。この中では、子供の貧困対策と思われるものもここに入っています。9月議会で私も貧困対策として要望させてもらったものがここに入っているのですが、採択されてうれしいのですが、これだけだとあまりにも力不足の感が否めません。市の総合計画では、2020年の生産年齢人口が2万900人、25年後の2050年の生産年齢人口が1万900人、半減するのです。非常に厳しい状況があります。そういう中で市の経営、いろんな問題が出てくると思います。この前も言わせてもらいましたが、特に消雪パイプ。5年間、更新計画あるようでありますが、それだけで約30億近くの見込み、予定がなされています。生産年齢人口が半分になる、納税者が半減するのに、本当にこういうことが耐えられるのかどうか、しっかりと検討する必要があると思っています。そういう意味では、もっと長期的な見通しを出したものを示してほしいなと。本当に阿賀野市が終わってしまいます。
  それから、子供の出生対策に戻りますけれども、これも何回か過去に言っているのですが、明石市なんかは公共事業を4割ぐらい見直しをして、財源を出して、しっかりとした子育て支援を行って、それなりの成果も上げていますので、そこら辺りも参考にしながら出生対策も取り組んでもらいたいなとは思っています。
  以上、感想を述べさせてもらいました。
議長(大滝 勝君) ほかに自由討議ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで自由討議を終わります。
  これから議案第15号 令和7年度阿賀野市一般会計予算について討論を行います。
  14番、宮脇雅夫さん。
14番(宮脇雅夫君) 私は、反対討論をいたします。
  今回の予算は、加藤市長就任後初の予算編成であります。この一般会計予算は、少子高齢化が一層進行して人口減少が進む、物価が高騰する中で、実質賃金も年金も上がらない、稲作農家の離農も急速に進む中で、どういう施策を打ち出すか私は注目しておりましたが、見ましても全体として住民の苦しみに寄り添った目玉政策もはっきりしません。また、選挙公約で掲げました6項目、これでありますが、これも具体的な施策が少なく、これから検討するが多く、全体として住民が希望を持つことが難しい予算になったと思います。
  その中でも、選挙公約で掲げました子育て支援の段階的に給食費無償化の段階が見えない。材料費の引上げ分も補填しないで引上げ分を保護者負担にするということをやりました。これだけではなくて、この世代の負担軽減策をもっと突っ込んで、例えば今回見ましたら、隣の阿賀町はこれに手をつけました。学童保育を無料にする、保育料も全員無料にするということを、子供が少ないですけれども、阿賀町は懸命に子育て支援をやれるのは全てやるという立場です。これは財政規模も違うし、人口も違いますから、一概にはこれが絶対いいというふうに言えませんけれども、そういう姿勢が、子育て支援と言いながら、ほとんど見えません。また、福祉のお年寄りが安心して住み続けられるまちづくりというのをここでまた述べておりますけれども、これでも危機的な状況になっております。私が何遍も言った在宅介護の市独自の支援策がないという状況です。それから、熱中症対策を言いましたけれども、これももう次は夏です。ところが、まだ検討するという状況であります。それから、文化のルネッサンス、伝統文化の保護育成策、これは私、非常に期待したのですけれども、前の市長が一番弱かったところですけれども、これもこれからという状況で、本当にどうしたのかな、何で突っ込みが足りないのかなというふうに思います。公約がほとんど具体的には手をつかないということであります。これでは賛成できかねません。
  今後私は、財政調整基金26億8,000万円も今たまっております。この財政調整基金も活用して、もっと市民に歓迎され、希望の持てる予算、ああ、いいことをしてくれたなという予算にぜひしていただきたいというふうに思います。
  そういう点で、以上、反対討論といたします。
議長(大滝 勝君) 続きまして、賛成討論の方、いらっしゃいませんか。
  11番、市川英敏さん。
11番(市川英敏君) 賛成の立場から討論をいたします。
  目玉の事業がないという方もおられますが、自分自身、市議会議員を経験し、これまで十数年間積み残した課題を考えたときに、私自身もそうですが、議会としても反省すべきところは反省しないと、次の世代に対し、さらに迷惑を、また負担を強いることになると思っております。その課題に着手しつつ、次に向けて人的投資や施設改善など、限られた予算の中で順序立てて当初の予算を編成されたと私は評価しております。
  加えて、今までの間、前任者が立てた予算の中で、ハード、ソフトの両面で、今までとは違い、スピーディーに、さらに議会に対してもできるだけ情報を提供しつつ対処してきたと思っております。そういうことからも、引き続き真摯に市政運営に当たってもらいたいと期待しております。
  また、市長の公約に関して、学校給食無償化のことを言われますが、無償化部分だけを捉えて声高に言っているだけだと感じております。市長のチラシには、段階的に給食費無償化としており、さらに確固たる財源の確保とも記載しております。単にやりますでなく、首長としてしっかりと責任を持ちながら対処することが大事であると自分は思っております。市長の議会答弁の中でも、確固たる財源を担保に公平性、公益性、継続性を言われていますが、また今朝の新潟日報にも十日町市の給食費値上げの記事が掲載されていました。首長として、財源を示しながらしっかりと務めをされているなと思って見させていただきました。無償化は法に書かれているというのであれば、国の役割として、国会で議論されるものであり、そのことを促すこと、国に対し、共に求めることが大事ではないかと思います。市長批判だけでなく、多くの課題に対して、議会全員で取り組むということが大事ではないでしょうか。今後ともそれらを忘れず取り組んでまいりますので、今回の市長の予算編成に対しては誠にすばらしい予算編成であり、賛成の立場で言わせていただきました。
議長(大滝 勝君) 次に、反対討論ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  次に、議案第16号 令和7年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算について討論を行います。
  8番、松ア良繼さん。
8番(松ア良繼君) 国民健康保険特別会計の予算案への反対討論を行います。
  予算案は、国民健康保険税を1人当たり13.7%の大幅引上げを前提としているもので、物価高騰に苦しむ国保加入者に耐え難い負担を及ぼすものと言わねばなりません。国民健康保険は、被用者保険に入らない75歳未満の国民全てが加入する国民皆保険の根幹となる制度ですが、事業主負担がない制度上の問題を改善するための国庫負担割合を引き下げ続けてきたこと、ここに今日の国保制度の構造的問題があります。今回の阿賀野市国保税の引上げ案には、国保運営協議会で出された意見を踏まえて、子育て世代の負担増を一定抑えるなどの努力は認められますが、40歳代夫婦と子供2人、所得300万円の標準世帯で、現行の45万8,000円から49万9,300円に上がります。国は、一般会計からの法定外繰入れを抑える圧力を強めていますが、これを禁止する制度、法律は存在せず、政府も一般会計からの繰入れは自治体の判断だと繰り返し国会答弁をしています。全国知事会、市長会などは、現行の国保料は高過ぎる、この構造問題を解決するための国庫負担の増額を一貫して要望しています。国保税引上げは、この構造問題を解決するどころか、一層国保制度の危機を深化させ、制度を立ち行かなくさせてしまいます。他の公的医療保険加入者との公平性から、一般会計からの繰入れは適当でないとの意見がありますが、国保には、退職すれば扶養親族にならない限り、加入しなければなりません。そもそも被用者保険の2倍にもなる保険税水準こそ不公平の最たるものと言わねばなりません。また、人間ドックへの助成が近隣自治体よりも1万円以上も低いなど、保健事業への取組も十分とは認められません。
  以上の理由により、国民健康保険特別会計予算案への反対討論といたします。
議長(大滝 勝君) 次に、賛成討論ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  次に、議案第18号 令和7年度阿賀野市介護保険特別会計予算について討論を行います。
  14番、宮脇雅夫さん。
14番(宮脇雅夫君) 私は、介護保険特別会計予算の反対討論をいたします。
  既に述べましたように、阿賀野市の第9期介護保険料基準額、これは2024年度から26年度、3か年になりますが、第8期からの値上げ、435円になりますが、した結果、6,921円となります。これは、県内20市中、第1位の高さになりました。市民からは、国保税と介護保険料を払うと、生活費が全く足りないという悲鳴が上がっております。さらに、昨年4月から訪問介護報酬が2ないし3%引き下げられ、介護保険の要である在宅介護の崩壊の危険性が非常に強まっております。これは、今後高齢化と独居世帯が増大する中で、サービス時間単位の改善とともに切実な問題です。根本的な解決は、国が介護報酬の引下げを中止する、介護保険料の国負担割合を現在25%の割合ですが、それを10%引き上げて35%に引き上げれば、保険料を引き下げ、介護サービスの水準を引き上げることが十分できます。これを国は今のところ全くやる気がありませんので、阿賀野市で当面すぐやれることをやるということが大事だと思います。それは、訪問介護引下げ分とヘルパーの大変な思いをして、20分かけて、もう30分かけてやっと行って、それで30分単位の生活支援しかできないと。本当にこれは割の合わない、誰が見たっておかしなのをまた引き下げているわけですから、こういう理不尽なものを是正するということが非常に今大事になっているというふうに思います。これは、基金の残高見込みが3億3,800万円もなりますけれども、こういうヘルパーの待遇改善と介護報酬の引下げ分、それから交通費の支給、最低のことをやるのには、この基金の3ないし5%程度あれば、私の試算では十分できるというふうに思います。御承知のように、村上市は今年度から実施して、改定するまでやるというふうに言っております。それで、見ましたら、阿賀町でもこれはほっておけないということで、来年度予算で支援するということが報道されております。村上市と同様の支援、さらにヘルパーの常勤化も進めると。本当になくなってしまうという危機感で阿賀町もこの支援に全力を挙げるということは証明されております。そういう点でも、私全部調べていませんので、分かりませんが、ほかの自治体でも、これは広がってくるというふうに、現場を見れば、これに手を差し伸べず、何が安心して老後を送れるかというのはもう明瞭なのです。阿賀野市でもこのぐらいは実施できないというのは、あまりにも私は理不尽なことだというふうに思いますので、この介護保険特別会計予算に反対いたします。
議長(大滝 勝君) 次に、賛成討論ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  次に、議案第17号、議案第19号から議案第22号までについて討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  これから議案第17号、議案第19号から議案第22号までを採決します。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第17号、議案第19号から議案第22号までは委員長報告のとおり決定しました。
  次に、議案第15号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(大滝 勝君) 起立多数です。
  したがって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第16号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(大滝 勝君) 起立多数です。
  したがって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第18号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(大滝 勝君) 起立多数です。
  したがって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。
                                            
    議案第23号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正
            について                        
     議案第24号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ
            いて                          
     議案第25号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 
     議案第26号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
            部改正について                     
     議案第27号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
     議案第28号 阿賀野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
     議案第29号 刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関
            する条例の制定について                 
     請願第 1号 国に対し「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意
            見書」の提出を求める請願                
     請願第 2号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書の提出を
            求める請願
                       
議長(大滝 勝君) 日程第4、議案第23号から議案第29号まで、請願第1号、請願第2号を一括して議題といたします。
  総務文教常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  天野総務文教常任委員会委員長。
               〔10番 天野美三男君登壇〕
10番(天野美三男君) 委員会審査報告書。令和7年3月14日。阿賀野市議会議長、大滝勝様。総務文教常任委員会委員長、天野美三男。
  令和7年3月5日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第23号から議案第25号、議案第27号から議案第29号は全会一致で、議案第26号は賛成多数により、いずれも原案のとおり可決と決定いたしましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  また、請願第1号は全会一致で採択、請願第2号は賛成少数で不採択とすることに決定しましたので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
議長(大滝 勝君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  初めに、議案第26号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について討論を行います。
  9番、清野栄一さん。
9番(清野栄一君) 議員報酬の改定についてでありますが、昨今、相当の物価高があります。市民生活は非常に苦しい状況下にあると思われます。本市においても、生活改善につながるような賃金の上昇や年金の改善など、実質的な手取りの増加に至っていないのが大半であると思われます。また、4月からは国保税や介護保険の値上げが可決されたりして、市民生活、市民の皆さんには負担を強いている状況がある中で、議員報酬引上げはいかがなものかと思います。
  蛇足になりますが、大手出版社のオンラインの記事に、新宿区議会議員の記事が出ておりました。そこには、区議会議員になる前は、大学を卒業して産経新聞の記者をやられていた方でありますが、その方がいみじくも議員になってよかったというようなことを記事にしております。議会、委員会の出席は年間約50日だと。その中で、日給に直すと20万円、時給に直すと5万円を優に超えるというような記事が出ておりました。阿賀野市の場合もどのぐらいかなと思って私も計算をしてみますと、ほぼそれに匹敵する、あるいはそれを上回るような待遇とも思えます。その方は、多くのサラリーマンにとって、地方議員の転職は待遇面で魅力があるのではないかというようなことで結んでおられました。同じような記事は、神奈川県の秦野市議会議員とか、あるいは静岡県の菊川市の市議会議員、この人も20代で議員になった方でありますが、これだけの待遇を得られるのは、民間ではなかなか厳しいというようなことをおっしゃっていました。思いは私も同じなので、そういう意味で市議会議員の待遇は決して悪くないのだというようなことで意見を言わせてもらいました。
議長(大滝 勝君) 次に、賛成討論の方。
  6番、荒澤浩和さん。
6番(荒澤浩和君) では、私のほうから賛成討論ということで、いろいろと話は今上がりましたけれども、阿賀野市の報酬、議員の報酬はいいのではないかという話なのですけれども、これに対しては賛成なのですけれども、私もいろいろと話を伺っている中で、先ほど記事の話もありましたけれども、では阿賀野市の周りからの話を出させてもらうのであれば、阿賀野市、若者に議員を出させないために上げないのではないかとか、そういうような話もありますし、実際子育て世代、子供3人を持ちながら議員活動をして、その報酬で育てていくというのはなかなか若者としては厳しい状況であります。ですので、今回のような、このような報酬の引上げのほうにはとても賛成ということで、賛成の討論を述べさせていただきます。
議長(大滝 勝君) 次に、反対討論の方。
  3番、清水博英さん。
3番(清水博英君) 昨今の物価上昇はとどまる気配がありません。よって、市民の暮らしは大変です。日本の実質賃金は、1997年をピークに下がり続けております。日本の去年1年間の働く人1人当たりの現金給与の総額は、三十数年ぶりの高い伸びでしたが、物価の変動を反映した実質賃金は減少しております。実質賃金が前の年を下回るのは3年連続です。また、国の社会保障の切捨て、消費税増税、福祉、医療の削減などによる負担増が家計を圧迫します。このような状況の中で、議員の報酬改正は少し立ち止まって考えてもよいのではないでしょうか。審議会答申やこれまでの慣例、事例に基づくことは一定程度必要であると考えますが、それが現時点で妥当であるかという判断も重要だと私は考えます。私は、議員報酬は少なければ少ないほどよいという立場にくみするものではありません。これから副業や兼業なしで市民のために市政に関わりたい、つまり議員になりたいという次世代の方々のためにも、一定の水準を維持できる報酬も必要だという考えを持っております。市民所得が伸び、市民生活が向上する中で、その引上げをするということならば、一般論として反対するものではありませんが、現時点では、コロナ禍以降、円安や原材料価格高止まりなど、それらの影響を受けた物価高騰が収まるどころか、市民や市内事業者には大きく、重くのしかかっている状態であるという現状認識から、議員報酬引上げは再考していただきたいと訴えまして、反対討論といたします。
議長(大滝 勝君) 次に、賛成討論の方。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  次に、請願第2号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書の提出を求める請願について討論を行います。
  14番、宮脇雅夫さん。
14番(宮脇雅夫君) では、自由討論ということで、私……
議長(大滝 勝君) 自由討議ですか。
14番(宮脇雅夫君) はい。
議長(大滝 勝君) 許可いたします。
14番(宮脇雅夫君) この問題は、今回で3回目なのです。それで、請願者は何で議会で説明をさせてくれないのだということで、もう強く憤慨しております。これは、100年前の治安維持法ですけれども、今にもこの影響が、この根が断たれていないおかげで大変な状況なのだと、それをぜひ阿賀野市会議員も知ってほしいという思いで3回も出したのに、非常に議会の対応が悪いということで、私もせめて委員会で意見を述べるということをしたほうがいいのではないかということでありましたけれども、条例で委員長の判断ということでなっていますけれども、これは非常に重要な問題なのです。日本の大きな弱点になっているのです。これは、皆さんもよく御存じのとおり、戦前、天皇制の専制政治による国民弾圧の武器として猛威を振るった治安維持法の制定から今年で100年を迎えます。同法は、天皇絶対の体制である国体の変革を求める主張や運動を極悪の犯罪とみなし、君主制の廃止、侵略戦争反対を掲げる日本共産党を最大の弾圧対象として、天皇の命令である緊急勅令で最高刑を死刑とし、目的遂行罪を設けて弾圧対象を知識人、宗教者など、幅広い人々に広げて言論の自由を奪い、反戦運動を取り締まりました。弾圧を狙った特高警察は、おまえたちは陛下の御詔勅に背いて反戦運動をやった不忠の逆賊だと、そんな虫けらは殺してもよいと言って、無法な拷問を加えました。皆さん御存じの作家の小林多喜二は、この拷問で虐殺され、女性は素っ裸にされて辱めを受けたと表現しております。同法による国内の検挙者は6万8,000人を超え、死者は拷問で殺された93人を含め、500人余に及びました。戦後の1945年、同法は政治的自由への弾圧と人道に反する悪法として廃止されましたが、その犠牲者に対して、政府は謝罪も賠償もしないばかりか、2017年には安倍内閣は、治安維持法は当時適法に制定されたとし、刑の執行も適法と閣議決定し、悪法も法なりという治安維持法擁護論を取り、その後、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪を制定しております。今この流れはまだ生きております。今もその流れは続いて、石破政権も能動的サイバー防御という法案を今出そうとしておりますが、警察と自衛隊に強大な権限を与えて、国民を監視する仕組みになっております。新しい戦中になると言われる方もおります。こういう新しい戦中にしないためにも、この請願に私は賛成いたします。
議長(大滝 勝君) ほかに自由討議ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで自由討議を終わります。
  続きまして、討論を行います。討論ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第23号から議案第25号まで、議案第27号から議案第29号まで及び請願第1号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  初めに、議案第23号から議案第25号まで、議案第27号から議案第29号まで及び請願第1号を採決します。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第23号から議案第25号まで、議案第27号から議案第29号まで及び請願第1号は委員長報告のとおり決定いたしました。
                                            
    日程の追加
議長(大滝 勝君) ただいま総務文教常任委員会委員長から発議第2号 刑事訴訟法の再審規定再審法の改正を求める意見書の提出についてが提出されました。
  お諮りします。発議第2号を日程に追加し、追加日程1として日程の順序を変更し、直ちに議題としたいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議第2号を日程に追加して、追加日程1として直ちに議題とすることに決定しました。
                                            
    発議第2号 刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書の提出に
           ついて
                          
議長(大滝 勝君) 追加日程1、日程第1、発議第2号 刑事訴訟法の再審規定 再審法の改正を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  提出者の説明を求めます。
  天野総務文教常任委員会委員長。
               〔10番 天野美三男君登壇〕
10番(天野美三男君) 発議第2号 「再審法 刑事訴訟法の再審規定」の改正を求める意見書について、別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出する。令和7年3月14日。提出者、阿賀野市議会総務文教常任委員会委員長、天野美三男。
  提出先につきましては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣です。
  なお、意見書につきましては、お手元に配付いたしましたとおり、ただいま採択いただいた請願第2号と同趣旨のものですので、朗読を省略させていただきます。
  よろしく審議の上、御承認くださいますようお願いいたします。
議長(大滝 勝君) これで説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  本案は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を行いません。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから発議第2号を採決します。
  お諮りします。発議第2号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議第2号は原案のとおり決し、意見書を関係省庁に提出することに決定しました。
                                            
議長(大滝 勝君) 次に、議案第26号について採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(大滝 勝君) 起立多数です。
  したがって、議案第26号は委員長報告のとおり可決されました。
  最後に、請願第2号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。請願第2号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(大滝 勝君) 起立少数です。
  したがって、請願第2号は不採択とすることに決定しました。
                                            
    議案第30号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について      
     議案第31号 阿賀野市介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が
            遵守すべき基準に関する条例の一部改正について      
     議案第32号 阿賀野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につい
            て                           
     議案第33号 阿賀野市環境センター条例の全部改正について       
     議案第34号 阿賀野市五頭山麓いこいの森の設置及び管理に関する条例の一
            部改正について                     
     議案第35号 阿賀野市上下水道局布設工事監督者の配置基準及び資格基準並
            びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正につい
            て                           
     議案第36号 阿賀野市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条
            例の一部改正について                  
     議案第37号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整
            備に関する条例の一部改正について            
     議案第38号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 
     議案第43号 市道路線の認定について                 
     議案第44号 市道路線の変更について                 
     議案第45号 市道路線の廃止について                 
     発議第 1号 国民健康保険制度の改善を求める意見書の提出について   
     請願第 3号 年金積立金を活用して安心して生活できる公的年金を求める意
            見書の提出を求める請願

議長(大滝 勝君) 日程第5、議案第30号から議案第38号まで、議案第43号から議案第45号まで及び発議第1号、請願第3号を一括して議題といたします。
  産業厚生常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  阿部産業厚生常任委員会副委員長。
               〔4番 阿部順三君登壇〕
4番(阿部順三君) 委員会審査を報告します。令和7年3月14日。阿賀野市議会議長、大滝勝様。産業厚生常任委員会副委員長、阿部順三。
  令和7年3月6日に産業厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第30号は賛成多数、議案第31号から議案第38号、議案第43号から議案第45号、発議第1号は全会一致で原案のとおり可決と決定しましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  また、請願第3号については賛成少数で不採択とすることに決定しましたので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
議長(大滝 勝君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
  9番、清野栄一さん。
9番(清野栄一君) 全会一致にならなかった議案について、どのような討論、質疑があったのか、説明をお願いします。
議長(大滝 勝君) 阿部産業厚生常任委員会副委員長。
4番(阿部順三君) 請願第3号 年金積立金を活用して安心して生活できる公的年金を求める意見書の提出を求める請願について、質疑はありませんでした。反対意見として、年金受給額を上げるという点については同じ思いで、制度の改善または見直しをしていくという要望であれば賛成できるが、この請願の内容の提案だと現役世代に負担がかかってくるようなことになるのかなというふうに思うので、この内容については反対。賛成につきましては、国の制度の改善を求めるというのは議会の大切な役割。現役世代も必ず高齢者になる。老後の不安は社会の不安のもと。老後になっても安心して生活ができるように、国に一層そういう制度を構築してほしいという内容だと思う。審査結果、不採択、賛成少数でした。
議長(大滝 勝君) 9番、清野栄一さん。
9番(清野栄一君) 議案第30号についても説明……
議長(大滝 勝君) 阿部産業厚生常任委員会副委員長。
4番(阿部順三君) 議案第30号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について、各世帯でモデルケースの試算内容について、40歳から64歳の2人世帯、給与収入250万の場合、現行年額25万1,300円、改定後27万5,700円、差額2万4,400円、30代夫婦と子供2人世帯、営業収入300万円の場合、現行年額39万400円、改定後41万200円、差額は1万9,800円、40代夫婦で子供2人世帯、営業収入300万の場合、現行年額45万8,000円、改定後49万9,300円、差額は4万1,300円。令和6年12月2日以降の特別療養費制度の内容について、12月2日からマイナ保険証に移行したことに伴い、今までは延滞世帯に対して極めてきちんと納めている世帯との不公平を確保するために、短い期間で保険証を発行していましたが、その措置が廃止され、1年以上全く納付のない場合に、医療費が全額負担となる措置が開始されることになった。この措置に関しては、機械的に医療費の全額負担に変えるのではなく、納付勧奨なども実施し、世帯の事情等も確認して、どうしても延滞が解消されない場合に、医療費の全額負担となってしまう形となる。医療費全額負担となった場合の措置の内容は、一旦医療機関で全額医療費を支払ってもらい、市役所に請求して7割をお返しするような形になる。状況によっては、一般の保険証を発行することもある。要綱を見ると、市から支給する分を滞納している保険税に充てることができるというふうになっている。国民健康保険法の施行令を見ると、被保険者が病気や負傷した場合は、それを適用することをしないということも書いてあるが、そのとおりか。12月2日から定められた要綱に基づいて行っていくことになる。請求していただいてお返しする際は、相談して納付できる分があれば納めていただくような機会とする。特別療養費の対象になっている世帯は、2月現在の件数で10世帯13名です。
議長(大滝 勝君) ほかに質疑ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  初めに、議案第30号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について討論を行います。
  8番、松ア良繼さん。
8番(松ア良繼君) 国民健康保険税条例の一部改正に反対の討論を行います。
  1人当たり13.7%、標準世帯では所得の16%にもなる保険税になります。物価高騰に苦しむ国保加入者に耐え難い負担を及ぼすものと言わねばなりません。
  以下、先ほど特別会計予算案の反対討論で述べた内容と同様でありますが、そうした理由により、今回の国民健康保険税条例一部改正議案への反対討論といたします。
議長(大滝 勝君) 次に、賛成討論。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  次に、請願第3号 年金積立金を活用して安心して生活できる公的年金を求める意見書の提出を求める請願について討論を行います。
  8番、松ア良繼さん。
8番(松ア良繼君) ただいま委員長報告の中で説明されて、同様の発言をしたのですが、請願への反対意見は現役世代の負担増になると。それから、国が考えることではないかというようなことだったと思いますが、これは現役世代も必ず年金生活者になるのでありまして、老後の不安なく働けるために、老齢年金の改善は不可欠であること、また物価高騰、それから実質賃金は物価に追いつきませんが、それでもここ2年間、かなり大幅な賃上げをしているという中であってもマクロ経済スライドによって、低く抑えられるという状態は、これは私たち住民の実態、要望を国に意見を上げるという、この地方議会の憲法に保障された最も大切な役割であるということからも、ぜひとも意見書を採択をして提出をしてほしいというふうに思います。
  以上をもって委員長報告への反対討論とします。
議長(大滝 勝君) 次に、反対討論の方。
  12番、村上清彦さん。
12番(村上清彦君) 請願第3号に対し、反対の立場で討論をいたします。
  少子高齢化によって、年金を負担する現役世代は減少しており、年金を受け取る高齢者が増加しております。年金制度が現役世代が納めた保険料を高齢者の年金として支払う賦課方式である以上、年金積立金を切り崩すことは、現役世代への負担が増していくという懸念があります。そのため、現在の制度自体は維持しつつ、高齢者の生活を支えるための補完的な政策の強化を実施すべきと考えますので、反対をいたします。
議長(大滝 勝君) 次に、賛成討論の方。
  14番、宮脇雅夫さん。
14番(宮脇雅夫君) 積立金がなくなるから、物価に合わせて年金の引上げ反対と言っているけれども、村上議員に、自由討議でないから、あれですけれども、積立金、そんなにすぐなくなるような額ですか。莫大な積立金なのです。それで、今その積立金の運用をめぐっていろんな疑惑があるということで、すさまじい、世界で最高の積立金なのです。だから、国が言っている若い世代に迷惑をかけるなんていうものではないのです、この積立金は。世界で最大の積立金なのです。だから、物価に合わせてスライドして引き上げるなんていうのは、そんなことやったってもう全然大丈夫なのです。だけれども、そういうことを言って分断をさせて、引き上げないという手を使っている。それをうのみにするというのも私はどうかなというふうに思いますけれども。
議長(大滝 勝君) 次に、反対討論の方。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  次に、議案第31号から議案第38号まで、議案第43号から議案第45号まで及び発議第1号についての討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) これで討論を終わります。
  初めに、議案第31号から議案第38号まで、議案第43号から議案第45号まで及び発議第1号を採決します。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第31号から議案第38号まで、議案第43号から議案第45号まで及び発議第1号は委員長報告のとおり決定しました。
  次に、議案第30号について採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(大滝 勝君) 起立多数です。
  したがって、議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。
  最後に、請願第3号について採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。請願第3号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(大滝 勝君) 起立少数です。
  したがって、請願第3号は不採択とすることに決定しました。
                                            
    議案第46号 令和6年度阿賀野市一般会計補正予算(第9号)
議長(大滝 勝君) 日程第6、議案第46号 令和6年度阿賀野市一般会計補正予算第9号についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  加藤市長。
市長(加藤博幸君) 議案第46号 令和6年度阿賀野市一般会計補正予算第9号について提案理由を御説明申し上げます。
  本件は、補正予算第9号として、歳入歳出それぞれ5,970万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ283億5,040万6,000円とするものであります。
  補正予算の内容といたしましては、ふるさと寄附金が2月以降においても想定を上回る収入額で推移していることを踏まえ、寄附金収入の増額と不足が見込まれる記念品代等の費用を計上いたしました。
  歳入につきましては、ふるさと寄附金4,000万円の増額を計上したほか、事業に係る財源として交付額が確定した地方消費税交付金1,970万円を計上いたしました。
  歳出につきましては、寄附者への記念品代や配送料など、寄附金収入の増加に伴い支出が見込まれるふるさと納税促進対策事業費1,970万円の増額を計上いたしました。また、歳入で見込まれるふるさと寄附金を来年度以降に実施を予定いたします事業財源として有効に活用するため、ふるさと阿賀野市応援基金造成費として4,000万円の増額を計上いたしました。
  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(大滝 勝君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  5番、天野市榮さん。
5番(天野市榮君) 先般もこのふるさと寄附金納税が急速にということで大変喜ばしい傾向だなと思っています。阿賀野市で用意しているふるさと産品の中でも特にお米、こちらが非常に引き合いがあるということで、私もふるさとサイトといいますか、産品の、あれよく利用するところで阿賀野市のふるさと産品を検索して、米で検索したのですが、確かに非常に需要が高まっているなというのは分かりました。ただ、私が見たときは、あと残っているというのはあれなのですけれども、パック御飯しかなくて、袋に入った阿賀野市産のお米というのがそのときは見つからなかったのです。そんな状況を考えますと、恐らくふるさと納税される、寄附金される方は阿賀野市産のお米、袋入りのお米を求めているのかなと思っておるのですが、ただ御存じのとおり、今お米もなかなかスーパーや米屋で手に入らないし、非常に高いということで、そういった中でふるさと産品としてのお米の需要ですか、が高まったのかなと思っています。ただ、ちょっと心配なのは阿賀野市産のお米、今どれだけ在庫があるのか、農家の方、抱えているのか、その辺がなかなか見えていないのですけれども、出品業者の方、米屋だと思うのですが、これが阿賀野市産のお米をしっかり確保していけるのかどうなのか。今は24年産米になっているのですが、25年産米というのはあと半年以上かかるわけなのですが、しっかり阿賀野市産の米をふるさと産品で提供できるような、その辺の見通し、ちょっと分かりましたらお知らせください。
議長(大滝 勝君) 加藤市長。
市長(加藤博幸君) 先般の議会にも答弁したとおり、しっかりと確保は図っております。当面、5月末ぐらいまでにはしっかりとそれは確保できております。6、7月分につきましては、今関係者の方と協議をしておりますが、一応今時点でこういう状況ですから、はっきり申し上げることができませんので、いろいろな事情、背景ありますので、御承知願いたいと思います。
議長(大滝 勝君) ほかに質疑ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第46号 令和6年度阿賀野市一般会計補正予算第9号を採決します。
  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
                                            
    閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(産業厚生常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)

議長(大滝 勝君) 日程第7、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
  各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元のとおり閉会中の継続調査の申出があります。
  お諮りします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                            
    議員派遣について
議長(大滝 勝君) 日程第8、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りします。会議規則第167条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員を派遣したいと思います。
  なお、内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(大滝 勝君) 異議なしと認めます。
  したがって、議員派遣につきましては配付いたしましたとおり決定し、その内容の変更については議長に一任いただくことに決定いたしました。
                                            
    閉会の宣告
議長(大滝 勝君) これで本日の日程は全て終了しました。
  以上をもちまして、本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
  慎重な御審議をいただき、誠にありがとうございました。
  これで本日の会議を閉じ、令和7年第2回阿賀野市議会定例会を閉会いたします。
               閉 会 (午前11時08分)