令和5年第2回阿賀野市議会定例会議事日程(第4号)
令和5年3月17日(金)午前10時00分開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 諸般の報告
日程第 3 議案第11号 令和5年度阿賀野市一般会計予算
議案第12号 令和5年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
議案第13号 令和5年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
議案第14号 令和5年度阿賀野市介護保険特別会計予算
議案第15号 令和5年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
議案第16号 令和5年度阿賀野市水道事業会計予算
議案第17号 令和5年度阿賀野市下水道事業会計予算
議案第18号 令和5年度阿賀野市病院事業会計予算
日程第 4 議案第19号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例の一
部改正について
議案第20号 阿賀野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に
関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条
例の一部改正について
議案第21号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正について
議案第22号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正につ
いて
議案第23号 阿賀野市特別会計条例の一部改正について
議案第31号 阿賀野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正
について
議案第32号 阿賀野市過疎地域持続的発展計画の改訂について
日程第 5 議案第24号 阿賀野市国民健康保険条例の一部改正について
議案第25号 阿賀野市体育施設条例の一部改正について
議案第26号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について
議案第27号 阿賀野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部改正について
議案第28号 阿賀野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部改正について
議案第29号 阿賀野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基
準を定める条例の一部改正について
議案第30号 阿賀野市病院事業経営改革審議会条例の一部改正について
請願第 1号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の改善を求める請願
請願第 2号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書の提出を求める請
願
日程第 6 議案第33号 市道路線の認定について
日程第 7 議案第35号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算(第12号)
日程第 8 議案第36号 令和4年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)
日程第 9 議案第37号 令和5年度阿賀野市一般会計補正予算(第1号)
日程第10 委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
委員長報告第4号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
日程第11 閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)
日程第12 議員派遣について
〇出席議員(16名)
1番 荒 澤 浩 和 君 2番 天 野 市 榮 君
3番 遠 藤 孝 君 4番 加 藤 博 幸 君
5番 百 都 順 也 君 6番 大 滝 勝 君
7番 松 ア 良 繼 君 8番 清 野 栄 一 君
9番 近 山 修 君 10番 岡 部 直 史 君
11番 村 上 清 彦 君 12番 風 間 輝 榮 君
13番 宮 脇 雅 夫 君 14番 山 口 功 位 君
15番 遠 藤 智 子 君 16番 市 川 英 敏 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 菅 原 博 徳 君
(総 務 課長)
民 生 部 長 山 ア 善 哉 君
産 業 建設部長 田 村 大 樹 君
(建 設 課長)
市 長 政 策 ・ 齋 藤 和 彦 君
市 民 協働課長
(危機管理課長)
企 画 財政課長 西 潟 治 子 君
管 財 課 長 相 馬 繁 行 君
税 務 課 長 小 池 勉 君
市 民 生活課長 権 瓶 勝 栄 君
健 康 推進課長 吉 川 麻 子 君
社 会 福祉課長 塚 野 敏 之 君
高 齢 福祉課長 小 見 江 梨 子 君
生 涯 学習課長 羽 田 正 佳 君
農 林 課 長 田 邉 徹 君
商 工 観光課長 大 橋 晋 一 君
( 公 園 管 理
事 務 所 長 )
上 下 水道局長 橋 健 治 君
会 計 管 理 者 大 岡 延 子 君
教 育 長 神 田 武 司 君
学 校 教育課長 橋 正 人 君
農業委員会会長 見 尾 田 正 行 君
農 業 委 員 会 宮 嶋 正 憲 君
事 務 局 長
代 表 監査委員 照 田 伸 宏 君
監 査 委 員 遠 海 美 穂 子 君
事 務 局 長
消防本部消防長 加 藤 昭 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 保 科 和 文
主 任 坂 井 信 子
主 任 青 山 愛
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(市川英敏君) おはようございます。定刻になりました。
ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(市川英敏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、12番、風間輝榮さん、13番、宮脇雅夫さん、14番、山口功位さん、以上3名を指名します。
〇諸般の報告
〇議長(市川英敏君) 日程第2、諸般の報告を行います。
既に議員各位に配付のとおり、本定例会に執行部から、議案第35号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算第12号、議案第36号 令和4年度阿賀野市病院事業会計補正予算第4号及び議案第37号令和5年度阿賀野市一般会計補正予算第1号が追加提出されました。
この追加議案につきましては、議会運営委員会で協議いただきましたので、お手元の議事日程により上程してまいります。
以上で諸般の報告を終わります。
〇議案第11号 令和5年度阿賀野市一般会計予算
議案第12号 令和5年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
議案第13号 令和5年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
議案第14号 令和5年度阿賀野市介護保険特別会計予算
議案第15号 令和5年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
議案第16号 令和5年度阿賀野市水道事業会計予算
議案第17号 令和5年度阿賀野市下水道事業会計予算
議案第18号 令和5年度阿賀野市病院事業会計予算
〇議長(市川英敏君) 日程第3、議案第11号から議案第18号までを一括して議題といたします。
予算審査特別委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
山口予算審査特別委員会委員長。
〔14番 山口功位君登壇〕
〇14番(山口功位君) 予算審査特別委員会の審査報告を行います。
令和5年3月17日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。
3月2日に議長を除く議員全員により本委員会が設置され、付託された8件の令和5年度会計予算を審査しました。
審査状況は、3月13日、14日、15日の3日間、担当部課局長等から予算概要の説明を受け、質疑を行い、市長に対する総括質疑を行いました。
審査結果を報告します。議案第11号から議案第18号までは全会一致で可決と決定しましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(市川英敏君) これで委員長の報告を終わります。
お諮りします。本特別委員会は、議長を除く議員15人により構成した特別委員会ですので、委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、質疑は終了いたします。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 自由討議をお願いします。
〇議長(市川英敏君) どうぞ。
〇8番(清野栄一君) 最近物価上昇が非常に進んでおりまして、困窮世帯の増加と超少子化も進展していることから……
〇議長(市川英敏君) 清野議員、申し訳ありません。どの議案に対しての自由討議か。
〇8番(清野栄一君) 11号です。
〇議長(市川英敏君) 11号ですか。
〇8番(清野栄一君) はい、一般会計です。
〇議長(市川英敏君) どうぞ。
〇8番(清野栄一君) では、すみません。最近、物価高による困窮世帯の増加と超少子化が進展していることから、学校給食の無償化に取り組む市町村が増えております。今年の先月の、2月のある新聞の記事によりますと、臨時交付金等も財源として全国で451の市町村が無償化に取り組んでいるという記事がありました。私のこと言わせてもらうと恐縮なのですが、平成28年12月議会、最初の議会でしたが、学校給食の無料化とふるさと納税について取り組んでもらいたいというようなことを言いました。今やれば県下で最初、1番になりますと、話題性もありますと、予算配分は市長の腹一つで決まるものですと、予算総額の僅か1%でできますというようなことを言わせていただきましたが、答弁は、答弁の一部ですけれども、市長からは無料化はやり過ぎというような答弁がございました。私はその財源としてふるさと納税に力を入れて、それを財源としてやれないこともないのではないですかということも提案をさせていただきました。12月議会にふるさと納税の基金残高をお聞きしたら10億円程度あるということで、これを財源に当面取り組むことも可能であります。
それから、一般会計の予算づけの状況を見ますといまだに消雪パイプが断トツなのです。5億6,000万あります。総合計画に記載されています市の子供支援の予算を見ますと5,400万。消パイだけで子育て支援策の10倍もの予算がついているということで、これは10年でもう50億から60億の事業費をつぎ込んでいます。さらに問題なのは、電気料が新年度も三十数%上がると言われています。これだけで1億円前後になるのかなと思います。
それと、600億円もかけた下水道。急速に普及率を伸ばしましたが、県全体で見ると、県の資料によりますと、汚水処理人口が下水道と農集で1万6,000人も年間、3年度でありますが、減少しています。これらはもう近い将来大変なことになるのかなと思っております。
ですから、今何を優先すべきなのかをしっかり考えた上での予算編成としてもらいたかったなという思いがあります。
〇議長(市川英敏君) ほかに自由討議はありませんか。
10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 私は、議案第11号 令和5年度阿賀野市一般会計予算の自由討議を行いたいと思います。私も一般会計予算の自由討議は初めてでございますので、個々の問題はかなり予算委員会で行われていましたので、私は全般的なことを考え、それから最終日の市長に対する質疑でも行いましたので、ダブる点があると思いますが、幾つか討議に参加したいと思います。
1つは、子育て支援策です。今も清野議員からお話がありましたけれども、岸田首相が「異次元の」という言葉を使って、改めて国民的にこの少子化に歯止めをかけるにはどうすればいいか、子育て支援策というものが関心事といいますか、重要な問題になっているということは御承知のとおりでありまして、この阿賀野市議会でも今回の予算審査あるいは決算審査、一般質問でも、私ども日本共産党も、もっと踏み込んだ子育て、少子化対策をやるべきであるということを意見をし、提案をしてきたところでございます。また、具体的には、保育料の無料化の適用範囲を市長の提案よりも広げていただきたいということも申し上げました。また、学校給食の無償化の必要性も主張してまいりました。もとよりこれは財源の問題がありまして、これについては今清野議員が言われたような角度からの財源というものも私どもは活用すべきだというふうに思いますと同時に、これはやはり国、県が必要な予算づけを行い、私ども阿賀野市のような地方自治体がこういう子育てへの課題を促進できるような、そういう配慮というものは当然そのベースには必要だということも私たちは認識をしておりますし、私ども力の、影響の及ぶ範囲の国会議員の皆さんにも要望をしていたところでございます。こういう予算議会で子育て支援策の市長の提案に対する修正案ということも私ども視野に入れましたけれども、恐らく可決するであろう今回の当初予算の執行状況を見ながら、さらに足りない点は要望をするということを、予算の修正権は一般会計に対するものだけではありませんので、そういうものも私どもも考えながら、今後の予算執行の動向を見ていくということにしたいというふうに思います。
それから2番目は、農業予算でございます。予算審査の委員会でもいろいろの意見が出ました。私は特に農家ではありません。消費者という立場から、やはりこの食料自給率というのが非常に、いわゆるロシアのウクライナ侵攻によって、食料自給率というのは前から問題でしたけれども、改めてこれでいいのだろうかということはやはり国民的な課題だというふうに思います。やはり国を守るということになるとすぐ防衛費を増やすかどうかというところへ関心が行きがちなのですが、食料安保ということも非常に重大な問題でございます。私考えるに、今年は合併20周年ということでありますけれども、かつて合併前の旧4か町村それぞれ特色のある農業政策を行ってまいりましたし、やはり4か町村で切磋琢磨して、その当時は今と農業を取り巻く環境違いますけれども、農業振興を展開してきたという私の記憶にあるわけです。そういう農家の皆さんの苦難といいますか、経験、そういうものをやはり改めてこの合併20周年、阿賀野市で本当に積極的に生かしていっていただきたいというふうに思います。まだまだやれることが予算的な面も含めてあるのではないかということであります。幸い道の駅等がありまして、今の若い人たち、やはり一部ですけれども、意欲を持って取り組めるような芽が出てきたように感じております。どうかその点今の若い人たちが意欲をなくすようなことがないように、家族農業を中心とした阿賀野市の農業の振興、今なのです。若い人が意欲をなくしてしまって、今やっている農家の方が高齢化して先行きが、見通しがなくなってからでは遅いと思うのです。その辺を農業予算ということで要望しておきたいと思います。
それから最後ですが、私も予算審査で言いましたので、細かくは言いませんけれども、残念なことですけれども、この間議会が特別委員会を、98条に基づく委員会を組織をして、執行部の皆さんにいろいろ注文、苦情を言わなければならないということ、事態が発生をいたしましたし、残念ながら訴訟という問題を引きずりながら新年度予算を迎える。訴訟は、これはもう裁判によらざるを得ないので、どちらがどうのこうのということは言えませんけれども、くれぐれも私ども特別委員会への言わば回答として執行部の皆さんが職員の処分をされ、再発防止の文書をまとめて私どもに提示をしていただきました。どうかこの皆さんの提示された再発防止策を確実にやはり実行していただいて、市民の皆さん、ひいては私ども議会の信頼をさらに進めていただくような今後1年間の予算執行というものをお願いをして私の自由討議を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 私も議案第11号について、ちょっと一言御意見申し上げます。良薬は口に苦し、忠言耳に逆らうという言葉がございます。この言葉の意味を加味しながら意見を申し上げたいと思います。
まず、新年度の予算、事業の中で、何度も私も市長の総括質疑の中で取り上げたのですが、市制20周年記念事業、約450万ほどの予算が計上されております。市民の間でこの20年を祝うというその機運が高まっているのかという質問に対して市長は、いや、これからその機運の醸成を盛り上げるのだというような答弁ございました。そば屋の出前かななんてちょっと思いましたけれども、一つの節目として祝うのはいいのですけれども、やはりこの事業を単独でやるよりは、一つの提案として、既にあがの市民まつり補助金事業という、100万円計上しておりますが、この事業があるわけです。これは実行委員会を組織して、そちらの実行委員会に対して市が補助を出すという内容になっていますが、このあがの市民まつり、交流まつりというのですか、このルーツは私が市長のときにこれが始まりました。この祭りは、メインが山形県米沢市にある上杉鉄砲隊をお招きして火縄銃の実演をやるというのがこのイベントのメインになっております。最初にこのイベントやったというのが笹神にあります笹岡小学校でございまして、当時はまだ市も財政厳しかったので、市からはお金は出せませんけれどもと、いや、それは結構ですと、自分たちでお金を集めますということで市内の事業所から協賛金をもらって運営をしたわけです。やはり一番のネックになったのが火縄銃。火薬を使うわけで、警察の許可が必要だということで、それについては市としても協力をしますということで、ぎりぎりセーフでこのイベントが笹岡小学校で行われました。このイベントの中心になっていた人がSさんという方で、大変歴史に詳しい方で、特に水原地区の水原常陸介親憲という方がおります。この方が上杉景勝の家臣といいますか、家来だったわけです。この親憲が従えていたいわゆる鉄砲隊が、高田から上杉家が会津、そして最後は米沢のほうに……
〇議長(市川英敏君) 天野議員、簡単明瞭にお願いいたします。
〇2番(天野市榮君) 分かりました。そんな歴史があって、私はまさにこのイベントが市民の阿賀野市になってからのイベントということで盛り上がりがあるので、やるのであればこの市民交流まつりと合体しながら私はやったほうがいいのかなと思っています。
もう一点、地域おこし協力隊推進事業費ですが、これについても私は今阿賀野市がやっている、地域おこし協力隊の方がやっている仕事というのは、市の業務をやってくださいと、こういう形なのです。もっとやっぱり地域おこし協力隊の人が自主的に活動できる、自由に活動できる、そういった環境で地域おこしに取り組んでもらえたら私はもっと定着するのだと思います。御存じのとおり、地域おこし協力隊というのは、隊員が一定期間地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PR等の地域おこしの支援や農林水産業に従事、住民の生活支援など地域協力活動を行いながらその地域への定住、定着を図る取組です。この財源は全て特別交付税で、隊員1人当たり408万国から来るのです。だから、市からその財源手当必要ないです。そして、この地域おこし協力隊に期待されているのは、三方よしという取組です。地域おこし協力隊自身も、自分の才能、能力を生かした活動ができる。また、その地域も、よそ者、若者、これ斬新的な視点で地域おこしをしてもらえるという期待もある。そして、受け入れる地方公共団体も、行政ではできなかった柔軟な地域おこしをこの協力隊の方からやってもらう。こういう三方よしの取組なのですが、どうも阿賀野市に来ている地域おこしの協力隊の方は、ほとんどこの三方よしの関係になっていない。
〇議長(市川英敏君) 天野議員、予算審査特別委員会で慎重なる審議行いましたので、簡単明瞭なる……
〇2番(天野市榮君) 分かりました。それで、今朝の新潟日報にも新潟県が採用している地域おこし協力隊の記事が載っています。詳しくは言いません。この方が県の協力隊になったというのは、週3日勤務で副業オッケーと。この人はもう生業といいますか、起業家を目指して地域おこし協力隊になっておりますので、こういった県の事例なんかも参考にして、ちゃんと阿賀野市に定着していただける地域おこし協力隊をやはり募集して活用していただきたいと思っています。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
初めに、議案第11号についての討論を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 11号に関してでありますが、最近の少子化の状況を見ていますと……
〇議長(市川英敏君) 反対の討論からですので、よろしいですか。反対の討論です。
〇8番(清野栄一君) すみません、反対の立場で討論をさせてもらいます。
今年の新入学児童は300人ちょっと、6年後は190人ぐらいになります。阿賀野市は特に出生が最近激減しています。そういう観点から、子育て支援策をもっともっと充実してもらいたいと。そういう必要があるのかなということで、今回の予算ではそういう部分が欠けているのかなということで反対をさせていただきます。
〇議長(市川英敏君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
次に、議案第12号から議案第18号までについて討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第11号から議案第18号までを採決します。
初めに、議案第11号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決です。
お諮りします。議案第11号は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(市川英敏君) 起立多数です。
したがって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第12号から議案第18号までを採決します。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第12号から議案第18号までは委員長報告のとおり決定しました。
〇議案第19号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する
条例の一部改正について
議案第20号 阿賀野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報
の提供に関する条例の一部改正について
議案第21号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
する条例の一部改正について
議案第22号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部
改正について
議案第23号 阿賀野市特別会計条例の一部改正について
議案第31号 阿賀野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の
一部改正について
議案第32号 阿賀野市過疎地域持続的発展計画の改訂について
〇議長(市川英敏君) 日程第4、議案第19号から議案第23号まで及び議案第31号、議案第32号を一括して議題といたします。
総務文教常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
百都総務文教常任委員会委員長。
〔5番 百都順也君登壇〕
〇5番(百都順也君) 委員会審査報告書。令和5年3月17日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。総務文教常任委員会委員長、百都順也。
令和5年3月8日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第19号から議案第23号、議案第31号、議案第32号はいずれも全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(市川英敏君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
議案第19号から議案第23号まで及び議案第31号、議案第32号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第19号から議案第23号まで及び議案第31号、議案第32号を採決します。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第19号から議案第23号まで及び議案第31号、議案第32号は委員長報告のとおり決定しました。
〇議案第24号 阿賀野市国民健康保険条例の一部改正について
議案第25号 阿賀野市体育施設条例の一部改正について
議案第26号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について
議案第27号 阿賀野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準
を定める条例の一部改正について
議案第28号 阿賀野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め
る条例の一部改正について
議案第29号 阿賀野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に
関する基準を定める条例の一部改正について
議案第30号 阿賀野市病院事業経営改革審議会条例の一部改正について
請願第 1号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の改善を求める請願
請願第 2号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書の提出を
求める請願
〇議長(市川英敏君) 日程第5、議案第24号から議案第30号まで及び請願第1号、請願第2号を一括して議題といたします。
社会厚生常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
大滝社会厚生常任委員会委員長。
〔6番 大滝 勝君登壇〕
〇6番(大滝 勝君) 委員会審査報告書。令和5年3月17日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。社会厚生常任委員会委員長、大滝勝。
令和5年3月9日に社会厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第24号から議案第30号はいずれも全会一致で原案のとおり可決したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
また、請願第1号、請願第2号はいずれも賛成少数で不採択とすることに決定いたしましたので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
〇議長(市川英敏君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
7番、松ア良繼さん。
〇7番(松ア良繼君) 賛成、反対が分かれたこの請願1号と2号、これどのような議論がなされたのか教えてください。
〇議長(市川英敏君) 大滝社会厚生常任委員会委員長。
〇6番(大滝 勝君) 両方ですか。
〔「両方です」と呼ぶ者あり〕
〇6番(大滝 勝君) 第1号に対しては、これは制度の見直し、再構築を求める請願というふうに理解はしておりますが、物価の上昇に見合うというふうに文言があるが、下落したときはどうなるのか。考えがあるのか。若い世代の方々へのことを触れられていないが、年金制度そのものの再構築をお願いする請願なのかというような意見でございました。
あと、2号に対しましては、国民全体の基本的人権が軽んじられたことは理解しているし、承知しているつもりであるが、そもそも我が国は法に基づく国家運営、法治国家である。そういう観点から、イデオロギーの違いや国家観の違いから生じた出来事ではないかと感じている。よしあしの判断は、市町村レベルでのものではないと思うというような御意見がございました。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから自由討議を行います。
初めに、請願第1号 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の改善を求める請願について自由討議を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 年金制度に関してでありますが、令和4年度に厚生労働省が発表した年金の平均受給額、国民年金部分についてはおよそ1人当たり5万6,000円なのです。生活保護で決められている生活扶助費、大体これ全国で3段階あるのですが、生活扶助の平均額は7万程度なのです。ですから、国民年金の平均受給額が5万6,000円、最低生活費として認められている生活扶助費が7万円前後ということで、年金のほうが低くなっているのです。年金をもらっている方で生活保護を受けていない方も大勢いらっしゃいます。今の状況ではインフレが大変な状況になっていますので、何とか生きていけるような年金にしてもらいたいと思っております。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
7番、松ア良繼さん。
〇7番(松ア良繼君) これは制度の見直しということはもちろんなのですけれども、現在マクロ経済スライドというようなちょっとよく分からない方式で、物価上昇をしてもそれでも下げられるというような、毎年下げていくというような方式を取っております。それで、物価下落のときに下がるというのは、これは理解はもちろんできるのだけれども、全体として今のように物価上昇していながら来年度もまた年金の引下げが行われるということで、今清野議員が言われたように基礎年金では生活保護のレベルにも達しないという状況ですから、もちろん国がやらなければいけないので地方から意見を出すということですので、ぜひやっぱりそういう請願、意見書を出していただきたいというふうに思います。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 次に、請願第2号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書の提出を求める請願について自由討議を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) これに関して、私委員会では賛成しませんでした。何を今さらという思いがありました。その後自宅に帰っていろいろ調べてみましたら、当初は共産主義の思想の弾圧を目的としていましたが、10年後には新興宗教の弾圧も加わってきました。新潟県の指導者で獄死された方もいらっしゃいます。さらには、1941年には国の方針に従わない者は全て取締りということで、何でもありの法律へと変貌したわけです。国民から言論や思想の自由を奪い去ったわけです。大量の逮捕者を生んで、獄中で亡くなった方が2,000人近くおられます。あとは不当に逮捕された人も数十万人いるということでありますので、ここら辺りはやっぱり政権、政府は反省をして謝罪を表明すべきではないかなということであります。
〇議長(市川英敏君) ほかに自由討議はありませんか。
4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) では、私のほうからも意見を述べさせていただきます。
治安維持法につきましては、日本は万世一系の天皇が統治するという大日本帝国憲法下で天皇制や資本主義を否定する思想を持つ方を取り締まるために、1925年に制定されたと習ってきました。その後の経過につきましては、今ほど清野議員もおっしゃった経過をたどっております。請願の趣旨冒頭におきまして、「戦前、天皇政治下で主権在民を唱え、侵略戦争に反対した」云々と記載されてもおりますけれども、請願の中でこの天皇の位置づけ、責任などについて触れられていないのはなぜなのかなというふうに考えております。
また、いろいろな思いを持たれる方々がおられます。地域の状況や地域の方々の受け止め方をしんしゃくして、あるいは多くの方から理解を得られるような表現など、事前に検討がなされたのかなというふうにも感じております。さらに、諸外国においての事例も掲げられておりますが、これからも各国の対応がその国の事情、背景によって様々な経過をたどっていることを示しております。丁寧な分析が必要ではないかなとも思っております。1930年前後から、清野議員もおっしゃったとおり、武力抗戦主義が台頭いたしまして、残念ながら戦中含め、結果的に国民全体の基本的人権が軽んじられたことは、理解、承知しているつもりであります。
これらのことも踏まえながらも請願の内容を推察すると、論点や思いは1つだけではなくて、課題も複数内包しているのではないかなと思われます。これらの整理と国民が持つ感情、感性を考慮すれば、進め方や文章表現についてもう少しの配慮をいただければなという気持ちを持っております。請願は確かに国につなげるツールとして重要でありますが、請願の内容の趣旨、表現などなど時に協議、調整等が必要な場合があり、センシブルな案件であればさらに肝要ではないかと考えております。これらのことから、本請願については残念ながら採択の対象にはならないのではないかなというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 私は、賛成の立場で自由討議させていただきます。
この治安維持法制下では、国民を国家の意思に従わせるために思想、良心の自由や表現の自由を奪い、異を唱える言論人などの身体を拘束、虐待を行い、さきの太平洋戦争に突き進んだ暗黒の歴史があったわけです。今回この請願が出されて、先ほど委員長が質問に対する答えの中、どういう意見が出たのだという中で、この請願に対する反対意見として、イデオロギーや国家観の違いから生じた出来事で、よしあし、是非の判断は市町村レベルで扱うべきものではないというような反対意見が出たということで紹介されたのですが、これは私は非常にこの暗黒の歴史を過小評価した発言ではないかと考えております。
こういう戦前の暗い時代、これを反省する意味で日本国憲法が制定されたわけです。御存じのとおり、9条に戦争の放棄がありますし、また次に基本的人権、そしてその次に国会、内閣、司法といった国家機関がこの憲法に条文並べてあるのです。基本的人権が31条も、非常に条文数が多いのです。これは、やはり過去この基本的人権が抑圧された、弾圧されたという歴史、特に治安維持法制下ですね。そういった反省を踏まえて、まずこの戦争放棄と基本的人権を最初に憲法で盛り込んだわけです。これは、やはり基本的人権を今後も抑圧することのないように、こういった国家機関に対する国民による統治を定めたのが私は日本国憲法だと思っています。
今でも職場や学校などでいじめあるいはパワハラといった人権侵害によって、中には自殺される方もいます。人権というのは、人類であれば当然有する天賦の権利でございます。いま一度こういう暗い歴史があったということを皆さん、今生きる人間が自覚して人権をしっかり守っていく、こういった意識を醸成するという意味ではこの請願というのは非常に適宜を得た請願であったというふうに私は考えています。
〇議長(市川英敏君) 7番、松ア良繼さん。
〇7番(松ア良繼君) 清野議員、天野議員が詳しく論じられておりますので、簡単に。
私は、この治安維持法で、これは最高刑は死刑というふうにまで昭和の時代にはなったのですけれども、日本国内では死刑判決は出ていないのです。2,000人近い犠牲者というのは、全て警察による拷問と、それから獄中での虐待や病死なのです。そういうふうに非常に悪法の特徴というのはそういうところに表れると思うのですが、それで問題はやっぱりそれに対して一切国家として責任を取っていないということで、治安維持法国家賠償同盟ではその国家賠償をする法律制定をしてほしいということを併せて言っておるのであって、諸外国と比べても戦争責任というのが非常に曖昧になっている日本の戦後の状況というのがその象徴であるように思います。そういう意味で、ぜひ地方から声を上げていただきたいということで、賛成の立場で自由討議いたします。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
初めに、議案第24号から議案第30号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
次に、請願第1号について討論を行います。
まず最初に、請願第1号に賛成の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
次に、請願第2号について討論を行います。
まず、請願第2号に賛成の方の討論を行います。
13番、宮脇雅夫さん。
〇13番(宮脇雅夫君) 今、自由討議で皆さんいろいろ言いましたけれども、私はそういう点も多々ありますが、地方からなじまないというのは、これ地方こそ現場で苦しんだ人がいっぱいいるわけだから、戦争で。地方こそやっぱりそういう問題は上げるべきだというふうに私は思うのです。
それで以前、私はよく本田富雄元市長、安田町長の話をしますけれども、この阿賀野市になって、合併してから、市長になってから質問したのですよ、憲法9条についてどう思いますかと。そうしたら、本田富雄氏は戦争体験者ですから、私の同僚はみんな死んでしまったと。そして、本当にあのときはこの戦争は本当にむごいなと思ったけれども、言ったらもう最高死刑になったと。そういう点で悶々としながら従ってきたということを言って、戦後ようやく新しい憲法ができて9条を見たら涙が出てきたと。もうあんなむごい、人権も何もない戦争は二度としなくてもいいのだなということで、本当にそういう点ではこの憲法はすばらしいなということで、憲法をやはり守らぬと駄目だと。今の若造はあの戦争の悲惨さを知らないから、平気で憲法を変えるとか、そういう戦争の問題をあんまり言うなということを言っているけれども、そういうのでは本当にまた同じことを繰り返すのではないかというふうにしみじみ言って、私どものインタビューにも、いろいろチラシにも載せたいなというふうに言ったら、いいよと言ったのですけれども、その後具合が悪くなってちょっとそれができなくなったのです。
私は日本共産党ですけれども、作家の小林多喜二は、この戦争反対をして、逮捕されて、監獄に入れられて、拷問で死んだのです。虐殺されたのです。それと、それだけでなくて、どんどん広がって、創価学会の初代会長も逮捕されているのです。もうどんどん、どんどん宗教界にもこの弾圧は及んで、まさに戦争反対というのは絶対言わせないと、言ったら最高刑、死刑だということでこの戦争に突き進んだのです。そういう歴史があって、それが真摯に日本は全体として、特に政治家がそういう歴史を反省しているかというと、反省していないからこういう問題を曖昧にして、いまだにあっちこっちでこの問題が火を噴くわけです。今、先進国、ヨーロッパ、ドイツをはじめ、みんな戦争して、謝罪して、賠償しているのです。日本がそういう点で曖昧にやっているということが非常に今危険な状況に私はなっているというふうに思うのです。この治安維持法の問題というのは、そういう点では日本政治の原点、これを訴えるものだと。文言がどうのこうのというのはあるかもしれませんけれども、そんな問題ではないというふうに思うので、賛成いたします。
〇議長(市川英敏君) 次に、請願第2号に反対の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これから議案第24号から議案第30号まで及び請願第1号、請願第2号を採決します。
初めに、議案第24号から議案第30号までを採決します。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第24号から議案第30号は委員長報告のとおり決定しました。
次に、請願第1号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は不採択です。
お諮りします。請願第1号は、採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(市川英敏君) 起立少数です。
したがって、請願第1号は不採択とすることに決定しました。
次に、請願第2号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は不採択です。
お諮りします。請願第2号は、採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(市川英敏君) 起立少数です。
したがって、請願第2号は不採択とすることに決定しました。
〇議案第33号 市道路線の認定について
〇議長(市川英敏君) 日程第6、議案第33号 市道路線の認定についてを議題といたします。
産業建設常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
山口産業建設常任委員会委員長。
〔14番 山口功位君登壇〕
〇14番(山口功位君) 委員会審査報告書。令和5年3月17日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。産業建設常任委員会委員長、山口功位。
令和5年3月10日に産業建設常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第33号については全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(市川英敏君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから議案第33号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第33号を採決します。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第33号は委員長報告のとおり決定しました。
〇議案第35号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算(第12号)
〇議長(市川英敏君) 日程第7、議案第35号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算第12号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第35号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算第12号について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、補正予算第12号として、歳入歳出それぞれ565万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ230億4,321万6,000円とするものであります。
補正予算の内容としましては、新潟地方裁判所に提訴された当市に対するし尿収集運搬業務及びし尿処理手数料徴収・収納業務に係る訴訟について、令和5年3月7日付で訴状の送達を受けたことから、訴訟弁護に必要な経費を計上するほか、あがの市民病院における人間ドック受診者数の増加見込みに伴い、必要となる経費を計上するものであります。
歳入につきましては、国庫支出金の地方創生推進交付金30万円、県支出金の移住就業等支援事業補助金15万円をそれぞれ減額計上したほか、財政調整基金繰入金610万円を増額計上いたしました。
歳出につきましては、訴訟代理人に対する着手金として訴訟事務委託料610万円を新たに計上したほか、あがの市民病院における人間ドック受診者に対する地域行政ポイントの付与に必要な財源として病院事業会計繰出金34万4,000円の増額を計上いたしました。あわせて、移住就業等支援補助金60万円、妊産婦新生児訪問指導料19万4,000円について、それぞれ2月までの実績に基づき減額計上いたしました。
第2表の債務負担行為補正につきましては、訴訟に関わる審理が令和5年度以降も継続されることを見込み、訴訟事務に要する費用について計上したものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
12番、風間輝榮さん。
〇12番(風間輝榮君) 先日の総括質疑の中でも、訴訟問題についてちょっとお話をさせていただきました。本来、依頼する弁護士事務所はここですと、そして裁判費用の610万につきましても内訳はこういうふうになっていますと、やはり議会に丁寧に説明する責任があるのだと思います。そういうことも説明しないままにある程度議会で丸のみしてくださいというやり方、議案の提出の仕方はいかがなものかなと。議会軽視も甚だしいということを一言申し上げたいと。本来私はこの予算は反対しようと思っていたのですが、ほかの予算の関係もありますので、あえて苦言を呈しておきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
これから議案第35号を採決します。
お諮りします。議案第35号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
〇議案第36号 令和4年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第4号)
〇議長(市川英敏君) 日程第8、議案第36号 令和4年度阿賀野市病院事業会計補正予算第4号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第36号 令和4年度阿賀野市病院事業会計補正予算第4号について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、補正予算第4号として、収益的収入及び支出につきまして収入支出それぞれ34万4,000円増額し、収入総額を4億4,287万4,000円、支出総額を8億9,180万円とするものであります。
補正の内容としまして、収入につきましては、経費に係る一般会計繰入金を34万4,000円増額計上し、支出につきましては、地域行政ポイント付与金の付与者増加に伴い、経費を34万4,000円増額計上いたしました。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
これから議案第36号を採決します。
お諮りします。議案第36号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
〇議案第37号 令和5年度阿賀野市一般会計補正予算(第1号)
〇議長(市川英敏君) 日程第9、議案第37号 令和5年度阿賀野市一般会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第37号 令和5年度阿賀野市一般会計補正予算第1号について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、歳入歳出それぞれ2億1,776万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ223億8,776万9,000円とするものであります。
補正予算の内容としましては、3月7日に開催されました国の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、令和5年度の新型コロナウイルスワクチン接種についての方針が了承されたことを受け、速やかに接種体制を整えるため、必要な費用を計上するものであります。
歳入につきましては、国庫支出金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金7,554万6,000円、接種体制確保事業費補助金1億4,112万3,000円をそれぞれ計上したほか、財政調整基金繰入金110万円を新たに計上いたしました。
歳出につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に係る体制の整備に必要な費用として合計2億1,666万9,000円を計上したほか、令和4年度に引き続き高齢者や障がいのある方を対象に集団接種会場までのタクシー利用費を支援するため、新型コロナウイルスワクチン接種交通費助成事業費として合わせて110万円を計上いたしました。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第37号を採決します。
お諮りします。議案第37号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
〇委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
委員長報告第4号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
〇議長(市川英敏君) 日程第10、委員長報告第2号から委員長報告第4号までを一括議題といたします。
各常任委員会の閉会中の所管事務調査報告については、お手元に配付いたしましたとおりです。
これで委員長報告第2号から委員長報告第4号までの報告を終わります。
〇閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)
〇議長(市川英敏君) 日程第11、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元のとおり閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
〇議員派遣について
〇議長(市川英敏君) 日程第12、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りします。会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣したいと思います。
なお、内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議員派遣につきましては配付いたしましたとおり決定し、その内容の変更については議長に一任いただくことに決定しました。
〇閉会の宣告
〇議長(市川英敏君) これで本日の日程は全て終了しました。
以上をもちまして、本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
慎重な御審議をいただき、誠にありがとうございました。
これで本日の会議を閉じ、令和5年第2回阿賀野市議会定例会を閉会いたします。
大変お疲れさまでした。
閉 会 (午前11時03分)