令和4年第6回阿賀野市議会臨時会議事日程(第1号)

                      令和4年10月11日(火)午前10時00分開会

日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 諸般の報告                                  
日程第 4 議案第94号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)          
日程第 5 議案第95号 損害賠償の額の決定及び和解について               
日程第 6 発議第 8号 事務検査に関する決議案の提出について              

出席議員(15名)
   1番   荒  澤  浩  和  君      2番   天  野  市  榮  君
   3番   遠  藤     孝  君      4番   加  藤  博  幸  君
   5番   百  都  順  也  君      6番   大  滝     勝  君
   7番   松  ア  良  繼  君      8番   清  野  栄  一  君
  10番   岡  部  直  史  君     11番   村  上  清  彦  君
  12番   風  間  輝  榮  君     13番   宮  脇  雅  夫  君
  14番   山  口  功  位  君     15番   遠  藤  智  子  君
  16番   市  川  英  敏  君                        

欠席議員(1名)
   9番   近  山     修  君

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    田   中   清   善   君

       総 務 部 長    菅   原   博   徳   君
       (総 務 課長)

       民 生 部 長    山   ア   善   哉   君

       産 業 建設部長    田   村   大   樹   君
       (建 設 課長)

       市 長 政 策 ・    齋   藤   和   彦   君
       市 民 協働課長
       (危機管理課長)

       企 画 財政課長    西   潟   治   子   君
       管 財 課 長    相   馬   繁   行   君
       税 務 課 長    小   池       勉   君
       市 民 生活課長    権   瓶   勝   栄   君
       健 康 推進課長    吉   川   麻   子   君
       社 会 福祉課長    塚   野   敏   之   君
       高 齢 福祉課長    小   見   江 梨 子   君
       生 涯 学習課長    羽   田   正   佳   君
       農 林 課 長    田   邉       徹   君

       商 工 観光課長    大   橋   晋   一   君
       ( 公 園 管 理
       事 務 所 長 )

       上 下 水道局長       橋   健   治   君
       会 計 管 理 者    大   岡   延   子   君
       教  育  長    神   田   武   司   君
       学 校 教育課長       橋   正   人   君

       農 業 委 員 会    宮   嶋   正   憲   君
       事 務 局 長

       監 査 委 員    遠   海   美 穂 子   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    加   藤       昭   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    保   科   和   文
       主     任    坂   井   信   子
       主     任    青   山       愛

               開 会 (午前10時00分)
    開会の宣告
議長(市川英敏君) おはようございます。皆様には御多忙のところ御参集をいただき、ありがとうございます。
  定刻になりました。ただいまの出席議員数は15名です。定足数に達しておりますので、これより令和4年第6回阿賀野市議会臨時会を開会いたします。
  なお、9番、近山修さんから前もって欠席の届出がありましたので、報告します。
  また、新潟日報から写真撮影の申出がありましたので、許可いたしました。
                                            
    開議の宣告
議長(市川英敏君) これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(市川英敏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、12番、風間輝榮さん、13番、宮脇雅夫さん、14番、山口功位さん、以上3名を指名します。
                                            
    会期の決定
議長(市川英敏君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りします。本臨時会の会期は本日10月11日の1日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
  したがって、会期は本日10月11日の1日間に決定しました。
                                            
    諸般の報告
議長(市川英敏君) 日程第3、諸般の報告を行います。
  9月5日から昨日までの主な会議、行事等の状況につきましては、お手元に配付しております会議・行事等の開催状況報告書のとおりです。
  本臨時会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長をはじめ22名であります。
  本臨時会の審議に付される事件は、執行部から議案2件、議会から発議1件です。
  去る10月5日、議会運営委員会が開催され、本臨時会の運営について御協議いただいた結果、お手元に配付されております会期日程により運営することといたしました。
  以上で諸般の報告を終わります。
                                            
    議案第94号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算(第6号)
議長(市川英敏君) 日程第4、議案第94号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算第6号についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第94号 令和4年度阿賀野市一般会計補正予算第6号について、提案理由を御説明申し上げます。
  令和4年度阿賀野市一般会計補正予算第6号として、歳入歳出それぞれ4億1,382万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ219億8,300万円とするものであります。
  補正予算の内容としましては、次々と置き換わる変異株により収束を見通すことができない新型コロナウイルス感染症の影響と急激な物価上昇により疲弊した社会情勢を踏まえ、国の方針に基づく新たなワクチン接種体制の確保及び市民生活への追加支援を目的として、必要な費用を計上するものであります。
  歳入の主なものは、国庫支出金として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6,242万5,000円の増額を計上したほか、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金1億8,489万3,000円を増額計上いたしました。
  歳出につきましては、食料品をはじめとした物価の上昇によって、特に日常生活に大きな負担がかかる市民への支援を目的として、住民税非課税世帯等を対象に1世帯当たり5万円を給付するため、国の制度構築に基づき必要となる事業費1億8,489万3,000円を計上したほか、市独自の取組としまして、18歳までの子供がいる子育て世帯を対象に子供1人当たり1万円を給付するため、子育て応援特別給付金給付事業費5,826万4,000円を新たに計上いたしました。
  加えて、食材の急激な高騰により調理単価が上昇し続けている小中学校及び幼稚園、保育園施設の給食費を支援することで、これまでどおり栄養バランスに優れた給食を提供するため、新たに給食材料費高騰対策補助金として合計416万1,000円を計上いたしました。
  また、オミクロン株に対応した新型コロナワクチンについて、従来型ワクチンの接種に引き続き、切れ目のない接種体制を確保するため必要となる事業費1億6,650万7,000円の増額を計上いたしました。
  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  4番、加藤博幸さん。
4番(加藤博幸君) 私のほうから1点だけ確認させていただきます。
  給食材料費高騰対策事業の御説明がございました。具体的には、前もってどういう経過でということでお聞きもしてありますけれども、1食当たりの補助金額はどのぐらいになるのか、幼稚園、小中学校それぞれバランスが取れた金額になっているのか。若干小学校に対する1食当たりの補助金額が幼稚園、中学校に比べると低いようにも目に映るわけですけれども、その背景について御説明をお願いしたいと思います。
議長(市川英敏君) 橋学校教育課長。
学校教育課長(橋正人君) 御質問にお答えいたします。
  まず、物価上昇分の額ですが、幼稚園は11円、小学校が5円、中学校が15円を想定して補正予算を計上させていただいております。幼稚園、保育園につきましては、給食単価が現在240円ですので、そこに物価指数4.7%相当分ということで11円ということになってございます。小中学校におきましても物価上昇分の4.7%を掛けてございまして、そうすると小中計算しますと15円になるのですが、小学校だけ5円としてございます。
  なぜ5円ということですが、昨年の令和3年度に他市の学校給食費及び栄養価等の状況を調査させていただきました。その際に当市の小学校の給食代が300円なのに対して290円でも栄養価が充足できるというような結論をいただいてございます。そこで、令和4年度の給食費を考える上で給食運営委員会で10円下げた290円にするかということで議論があったのですが、その際にも物価上昇が始まっていたこと、もしくは10円下げるよりもデザート等の給食を充足させてほしいということで、令和4年度は300円で据置きとさせていただきました。ただ、290円で栄養価が足りるというようなことでしたので、今回の値上げをする際に、15円なのですが、300円に15円を足すのではなくて、290円に15円を足したということで、290円足す15円で305円になって、現在300円を徴収しておりますので、5円という形で計算をさせていただいたところでございます。
議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
  8番、清野栄一さん。
8番(清野栄一君) 国の制度で電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業、これ取り組むことになっているわけでありますが、この前の全員協議会では非課税世帯3,500戸程度想定と。それから、その他これは緊急支援、家計急変世帯が100戸程度想定というお話がありましたが、家計急変世帯ですけれども、どの程度の、比較する期間、4月から9月までの間でいいのか、それから申請期限はいつまでなのか、それとおおむねの目安、独り世帯月額幾ら以内の収入なのか、その辺を教えてください。
議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
  申請の期限になりますけれども、申請の期限は令和5年1月31日、こちらのほうを申請、また確認書等を取るわけでございますけれども、そちらのほうも1月31日ということで期限が定められております。その中で、家計急変なのですけれども、家計急変につきましても1月31日までの期間のおおむねの1か月、そちらのほうで非課税世帯と同等の金額に落ち込んだその証明といいますか、申請をいただきまして認定をするというような形になってございます。その家計急変の一定の目安なのですけれども、例えば単身世帯で収入のほうが93万円以下であるとか、そういったところの各家庭の、世帯の状況に応じて金額の上限が定められているということでございます。
議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
8番(清野栄一君) 今の所得ですか、収入ですか、93万円という話がありましたけれども、これは単月の比較ではないのですか。年間を通しての比較なのですか。
議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
  一定の、1か月の比較をさせていただいて、掛ける12をさせてもらって年間で見させていただきます。
議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
8番(清野栄一君) 私が調べたところによれば単月で単身世帯の場合、8万3,000円程度下回れば対象になるというような情報がありましたけれども、それでよろしいのですよね。年間12か月分を掛けるのではなくて、一月分でもその8万3,000円を下回れば対象になるということでいいのですよね。違うのですか。
議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
社会福祉課長(塚野敏之君) その1か月は基本とさせていただいて、それで12か月を掛ける形で年間を見させてもらいます。
議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
8番(清野栄一君) 3,600世帯というのがこの前の全員協議会でお話ありましたけれども、阿賀野市の世帯数1万4,700ぐらいなのですが、その4分の1が非課税世帯ということでかなり収入が低い世帯が多いなというように思っていますけれども、家計急変世帯も取りこぼしのないように、しっかり周知、広報してもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
  広報等でしっかりと周知してまいりたいというふうに思います。
議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第94号を採決します。
  お諮りします。議案第94号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第94号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第95号 損害賠償の額の決定及び和解について
議長(市川英敏君) 日程第5、議案第95号 損害賠償の額の決定及び和解についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第95号 損害賠償の額の決定及び和解について、提案理由を御説明申し上げます。
  令和2年度複合ごみの資源化処理に係る未払い委託料について、株式会社早東商店と損害賠償の額を決定し、和解するに当たり、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものであります。
  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  8番、清野栄一さん。
8番(清野栄一君) 複合ごみの資源化処理委託について、前回10月5日でしたか、全員協議会で説明をいただきました。そのときに資料も頂いていますが、私的に考えたときにちょっと疑問というか、私が間違っているのかもしれませんが、資源化処理委託契約書の写しもありますが、この委託先が最終的な処分まで行う委託なのか、あるいは分別だけの委託なのか。これを見ていると要は分別だけの委託というふうに見えるのですが、その先のことまで示さなくていいのか。分別しましたよと、あとは好きにやってくださいというようにも取れないこともないのです。通常であれば再委託の条項をつけて最終処分は再委託する、再委託は可能と、そういうようなことが必要ではないのかなと思って今質問させてもらいました。
  それと、資料もういろいろ厚々とつけてくれましたけれども、この御請求書、これ確かにその請求年月日はここにワードで作ったものかどうか分かりませんが、入っていますけれども、これっていつ受領したのですか。受領した日がいつなのか全然分からないですよね。国の場合は、支払遅延防止法によって授受した日から何日以内とか決まっています。阿賀野市はそれがないのですか。あと、県の場合も国の法律に倣って、それを準用して取り扱っています。受領印を押しています、何月何日受け付けしましたと。これだと後で幾らでも作れるではないですか。そういうことで疑義があるのですが、その辺のお考え。
議長(市川英敏君) 権瓶市民生活課長。
市民生活課長(権瓶勝栄君) ただいまの御質問についてお答えいたします。
  複合ごみの資源化処理の委託契約書の関係なのでございますけれども、行っているものは中間処理ではなくて、中間処理というか、最終的に処分までのところを委託しているものでございます。契約書の中身については、至らないところは今後ちゃんと精査して、修正するところはしていきたいというふうに思っております、曖昧な書き方をしているところについては。
  それから、請求書につきましては、確かに受付印が押してございませんので、取扱いとしてはいつ受け取ったかというのがちょっとはっきり分からないので、御指摘のとおりでございますけれども、そういうものにつきましても今後至らない点は改善していくということでございます。
議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
8番(清野栄一君) そうすると、この契約書に少し足りない部分があるというふうに考えたのでしょうか。それともこれでいいのかどうか、今の答弁でははっきり分からない。
  それから、その請求書の受付受領印、いつからやるのですか。
議長(市川英敏君) 権瓶市民生活課長。
市民生活課長(権瓶勝栄君) 請求書の受付のところにつきましては、事務取扱いを再度確認した上で早急に、すぐにでも取り組みたいと思います。
議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
2番(天野市榮君) 私からも、清野議員と若干関連ある質問なのですが、この複合ごみの資源化処理委託契約の関係なのです。これこの前5日の全員協議会で資料として写しが出されましたが、これは令和3年4月1日付の委託契約書です。ですから、令和3年度のこの複合ごみの資源化処理の委託料について、この前の話ですと1,400万ほどですか、これが私は最初適正に支払っただろうなと思っていたのですが、5日の提出された資料見ますと、先ほど清野議員からも御指摘ありましたように、早東商店の御請求書、写しのつづりがずっと出ていまして、月ごとの請求書のほかにまとめて請求書が来ていると。中でも、令和4年3月31日付の早東商店から市に提出された請求書見ますと、令和2年11月分の複合ごみ処理量から令和4年2月分の複合ごみ処理量のこれだけかかりましたということで、月ごとの金額、そして合計額が出ているわけです。そうしますと、この請求書、令和4年3月31日、これ見ましても令和2年度分もまだ未払いになっているなとすぐ分かるのです。そうしますと、令和3年度はもちろんですけれども、その令和3年度分についても、いわゆるこういった請求書が市のほうに提出されているというのが分かったのが令和4年に入ってからではないでしょうか。ちょっとその辺、上のほうで。この資源化委託契約書というのは、これ供覧されていますけれども、山ア部長まで見ているのです。請求書の存在が普通これ見ているのであれば、令和3年度新たに資源化ごみの費用が発生するなと。では毎月、これ書いてある。毎月請求書出しなさいになっているわけです。それが出てこなければおかしいなと思うでしょう。ところが、請求たまっていたわけだ。だから、この請求書が、担当職員が持っていて、それが上のほうまであるというの分かったのは令和4年度に入ってからですね。ちょっとそれをお答えください。
議長(市川英敏君) 権瓶市民生活課長。
市民生活課長(権瓶勝栄君) ただいまの御質問にお答えします。
  把握したのは、令和4年度入ってからでございます。
議長(市川英敏君) 天野市榮さん。
2番(天野市榮君) そうしますと、令和3年度の予算として執行するためには、令和3年度に支出負担行為をしていない限り執行できない。そこで考えたのが、このごみの処理委託契約も令和3年4月1日にして、そして支出負担行為、予備費を充用したのが3月31日付ですので、何とか前年度の支払い部分は出納整理期間中だから支出負担行為も令和3年度分に整理すれば払えるということで払ったということで理解してよろしいですか。
議長(市川英敏君) 権瓶市民生活課長。
市民生活課長(権瓶勝栄君) 契約がございましたので、出納閉鎖期間中に支払いを終えたところでございます。
議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
  12番、風間輝榮さん。
12番(風間輝榮君) 市長にお伺いしますが、4か月以上かけて内部調査をしたわけです。その結果、全てその一職員が関わった案件だという結論が出ているのです。分かりますよね。しかし、この間の市長の話を聞いていれば、この処分についても先送りにするという発言がありました。私は、結論が出て検証結果が出ているのになぜ処分ができないのか、そこをまず市長にお伺いしたい。
議長(市川英敏君) 田中市長。
市長(田中清善君) この件については、前回も御説明申し上げましたが、これからまだ議会のほうで98条の検査、委員会が開かれると。その結果を踏まえて、我々のほうで適正に綱紀委員会等も開きながら適正に処分してまいりたいと考えているところであります。
議長(市川英敏君) 風間輝榮さん。
12番(風間輝榮君) 市長、4か月以上もかけて内部調査終わって、全て一職員がやったことだということで結論を出しているではないですか。結論を出していて、この先へ先送りして何が出てくるのですか。そこが分からないのです。し尿処理問題もそう。ごみの問題もそうなのです。一係長が全て1人でやったことだということで検証結果を議会のほうに説明しているわけです。この先処分を先送りにして何が出てくるのですか。逆に下手するとそういった処分ができない執行部の責任のほうが大きいと思います。そう思いませんか。もう一度お聞きします。
議長(市川英敏君) 田中市長。
市長(田中清善君) この件については、この前も手順の問題、順番の問題を申し上げましたけれども、やはり議会の皆様方の判断、そういったものがこれから控えているわけであります。その結論をやはり踏まえて答えを出すのが妥当であると私どもは思っております。我々が先に先走って頭ごなしにうちのほうで判断する、それは逆に言えばいつも風間議員から言われている議会軽視に当たるのではないかと言われる部分にも該当してまいります。したがいまして、先ほど申し上げましたとおり、98条検査今後予定されております。我々が調査した結果、それを御議論いただくことになるのかもしれませんが、その部分の判断をいただいた中で結論を導き出していきたいと考えております。
議長(市川英敏君) 風間輝榮さん。
12番(風間輝榮君) そういうことであれば、この議案なんていうのは出さなければいいではないですか。そういうことであれば、この95号議案なんていうのは検証結果が全て終わってから出せばいいことではないですか。私が言っているのは、問題が起きたときにどう処理していくのか、執行部のそのやり方も含めて問われている案件なのです。通常こういう議案を出してくるときには、どうしてこういうふうになったのか、再発防止についてはこういうふうにしてやっていきたい、職員の処分と管理責任はこういう形で決定させていただきましたと、ですからこの議案を認めていただきたいというのが順序だと思います。何も私たちの云々よりも、もう全て検証結果が出ているのに処分ができないということ自体が問題なのです。処分の内容は私は言いませんけれども、執行部が毅然とした対応をしていないから問題なのです。私はそう思います。いや、これは一職員だけではなくていろいろな人が関わっているから、この先検証したり、そういったことで時間をくれというのだったらまだ分かります。執行部はもう検証結果が終わっているではないですか。そうしたら綱紀委員会を開いて、早期にやっぱり執行部の姿勢を示すのが本当だと思います。こんなやり方自体が認められるわけないではないですか。もうぜひこういったことはやめていただきたい、同じことを何度も何度も。私たちが賛成できるような体制で議案の提出をしていただきたいと、それだけは申し上げておきたいと思います。
議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
1番(荒澤浩和君) すみません、先ほどの清野議員の言った請求書に関してなのですけれども、私もちょこっと気になるところというか、お聞きしたいのですけれども、確かにいつもらったかというのもあるのですけれども、合計の令和2年から令和4年2月分で請求のほう上がっていて、単月分の請求書も載せてくれているではないですか。それの足りない、ない部分というのはなくなったのですか。それとも出ていないのでしょうか。
議長(市川英敏君) 権瓶市民生活課長。
市民生活課長(権瓶勝栄君) お答えいたします。
  紛失したものでございます。
議長(市川英敏君) 荒澤浩和さん。
1番(荒澤浩和君) では、この4枚が紛失したということでよかったでしょうか。
               〔「はい」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
  4番、加藤博幸さん。
4番(加藤博幸君) 関連しますが、先ほど答弁の中で、例えば請求書に対する受領印の話とかいろいろ出てまいりました。今回この事案を受けて、今までほかの部署も例えば請求書とか公文、市長宛ての公文来たときの受付印というのは各部署でやっているのか、その辺の確認は、今日はどれだけのこういう文書を受け入れたと、そういう事務管理の手続の確認と、もし今までのやり方ではまた何か問題が起きる可能性があるなということで、今回の事案を勘案して既に修正して取り組んでいるということでよろしいのか、早急な体制の見直しとその対応をしてあるのか、お聞かせ願いたいと思います。
議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
総務部長(菅原博徳君) ただいまの御質問にお答えいたします。
  先回の全員協議会のところでも、その文書管理の在り方について、要は今後改める必要があるというようなことを再発防止策の一つとして掲げさせていただいております。したがって、全庁的にもこういう問題がほかの部署にも起こらないようにきちんとした対応をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(市川英敏君) 加藤博幸さん。
4番(加藤博幸君) 正式にマニュアル化して、各部署共通で使用手順書を作って周知を図るというのはこれからだと思いますが、そういうものができるまでの間に、口頭でもいいですが、何らかのアクションは起こしたのか、それをもう一度確認させてください。
議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
総務部長(菅原博徳君) 全庁的に文書を発するというところまではまだやってございません。ただ、市民生活課においては、発生時点でその辺は対応しているということでございます。
議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。反対討論です。
  12番、風間輝榮さん。
12番(風間輝榮君) 今ほどもお話ししたとおり、4か月以上もかけて内部調査を行って、最終的にし尿処理とごみの問題については全て一職員が単独で起こした不祥事だと検証結果が出ているにもかかわらず、不祥事を起こした職員の処分をさらに先送りする執行部の姿勢と責任は大きいと思いますよ、はっきり申し上げて。先送りされることでさらにいろいろな臆測とか疑念が生じて、問題がさらに大きくなることが懸念されております。やはりここは執行部の毅然とした決断と対応を求めたいと思います。
  そして、今までの話の中で繰り返し同じことを言わせていただきますが、どうしてこのようなことが起きたのか、その背景にあるものは何か、そして再発防止策として今後このようにしていきたいと、不祥事を起こした職員の処分と管理責任はこのようにさせていただきたい、処分が決定次第この議案を提出すべきなのです。問題が起きたときにどう処理をしていくのか、執行部の処理能力が問われている案件だと私は思っております。
  これまで執行部の情報の開示に消極的であり、言われれば資料を出すなど全てが後出しになっております。このような執行部の姿勢に不満、不信になって特別委員会の設置につながったことも事実であります。田中市長をはじめ執行部は猛反省をしていただき、できるだけ早く綱紀委員会を開催して、厳正な処分を出すべきであります。
  この議案に反対することで業者への支払いが再び先送りされることは心苦しいところはありますが、この議案を安易な形で承認することは私たち議会としても市民への説明責任を果たすことができませんので、この議案、95号議案については反対させていただきます。
議長(市川英敏君) 次に、賛成の方の討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
  これから議案第95号を採決します。
  この採決は、起立によって行います。
  お諮りします。議案第95号は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(市川英敏君) 起立多数です。
  したがって、議案第95号は原案のとおり可決されました。
                                            
    発議第8号 事務検査に関する決議案の提出について
議長(市川英敏君) 日程第6、発議第8号 事務検査に関する決議案の提出についてを議題といたします。
  地方自治法第117条の規定により、15番、遠藤智子さんの退席を求めます。
               〔15番 遠藤智子君退場〕
議長(市川英敏君) ただいま遠藤智子議員が退席されました。
  9月30日、市長から、第5回定例会において9月22日に議決しました発議第6号 事務検査に関する決議について、地方自治法第176条第4項の規定により、再議に付す旨の文書が提出されました。
  市長から再議に付する理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 再議に付す理由を御説明申し上げます。
  第5回定例会の9月22日の会議において本案を御審議いただいた際、地方自治法第117条の規定に基づいて除斥されるべき議員が議事に参与して議決が行われました。このため、同法第176条第4項の規定により、再議に付すものであります。
  説明は以上でございます。
議長(市川英敏君) これで説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。発議第8号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議第8号は委員会付託を省略することに決定しました。
  お諮りします。本決議につきましては、第5回定例会において提案理由の説明、質疑、討論を終了していますので、これを省略したいと思います。御異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議第8号は提案理由の説明、質疑、討論を省略することに決定しました。
  これから発議第8号を採決します。
  この採決は、起立によって行います。
  お諮りします。発議第8号をさきの議決のとおり可決と決定することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(市川英敏君) 起立多数です。
  したがって、発議第8号はさきの議決のとおり可決と決せられました。
               〔15番 遠藤智子君入場〕
議長(市川英敏君) ただいま遠藤智子議員が出席されました。
                                            
    閉会の宣告
議長(市川英敏君) 以上をもちまして、本臨時会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
  慎重な御審議をいただき、誠にありがとうございました。
  これで本日の会議を閉じ、令和4年第6回阿賀野市議会臨時会を閉会いたします。
  御協力ありがとうございました。
               閉 会 (午前10時42分)