令和3年第5回阿賀野市議会臨時会議事日程(第1号)
令和3年11月29日(月)午前10時30分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 議案第83号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算(第7号)
日程第 5 議案第84号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
議案第85号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
ついて
議案第86号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正につ
いて
議案第87号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
〇出席議員(16名)
1番 荒 澤 浩 和 君 2番 天 野 市 榮 君
3番 遠 藤 孝 君 4番 加 藤 博 幸 君
5番 百 都 順 也 君 6番 大 滝 勝 君
7番 松 ア 良 繼 君 8番 清 野 栄 一 君
9番 近 山 修 君 10番 岡 部 直 史 君
11番 村 上 清 彦 君 12番 風 間 輝 榮 君
13番 宮 脇 雅 夫 君 14番 山 口 功 位 君
15番 遠 藤 智 子 君 16番 市 川 英 敏 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 菅 原 博 徳 君
( 総 務課長)
民 生 部 長 山 ア 善 哉 君
(健康推進課長)
産 業 建設部長 阿 部 一 栄 君
( 建 設課長)
市 長 政 策 ・ 苅 部 一 雄 君
市 民 協働課長
危 機 管理課長 鈴 木 昇 二 君
企 画 財政課長 大 橋 晋 一 君
管 財 課 長 渡 辺 一 雄 君
税 務 課 長 西 潟 治 子 君
市 民 生活課長 宮 嶋 正 憲 君
社 会 福祉課長 塚 野 敏 之 君
高 齢 福祉課長 宮 尾 敦 君
生 涯 学習課長 羽 田 正 佳 君
農 林 課 長 田 邉 徹 君
商 工 観光課長 相 馬 繁 行 君
公 園 管 理 権 瓶 勝 栄 君
事 務 所 長
上 下 水道局長 新 保 浩 松 君
会 計 管 理 者 大 岡 延 子 君
教 育 長 神 田 武 司 君
学 校 教育課長 橋 正 人 君
農 業 委 員 会 齋 藤 和 彦 君
事 務 局 長
監 査 委 員 遠 海 美 穂 子 君
事 務 局 長
消防本部消防長 加 藤 昭 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 五 十 嵐 久 美 恵
主 任 井 上 由 美
主 任 坂 井 信 子
開 会 (午前10時30分)
〇開会の宣告
〇議長(市川英敏君) お疲れさまです。皆様には御多忙のところ御参集いただき、ありがとうございます。
定刻になりました。ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより令和3年第5回阿賀野市議会臨時会を開会いたします。
また、新潟日報、あがの新報から写真撮影の申出がありましたので、許可いたしました。
〇開議の宣告
〇議長(市川英敏君) これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(市川英敏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、13番、宮脇雅夫さん、14番、山口功位さん、15番、遠藤智子さん、以上3名を指名します。
〇会期の決定
〇議長(市川英敏君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本臨時会の会期は本日11月29日の1日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、会期は本日11月29日の1日間に決定しました。
〇諸般の報告
〇議長(市川英敏君) 日程第3、諸般の報告を行います。
9月6日から昨日までの主な会議、行事等の状況につきましては、お手元に配付しております会議・行事等の開催状況報告書並びに議員派遣一覧のとおりです。
本臨時会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長はじめ23名であります。
本臨時会の審議に付される事件は、執行部から議案5件です。
去る11月26日、議会運営委員会が開催され、本臨時会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付されております会期日程により運営することといたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
〇議案第83号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算(第7号)
〇議長(市川英敏君) 日程第4、議案第83号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算(第7号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第83号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算(第7号)について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、補正予算第7号として歳入歳出それぞれ3億2,179万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ215億4,844万3,000円とするものであります。
補正予算の内容としましては、新型コロナウイルス感染症に対応するための経費を計上するものであります。
歳入につきましては、国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2,888万円を計上したほか、子育て世帯臨時特別給付金給付事業費補助金2億9,000万円、子育て世帯臨時特別給付金給付事務費補助金229万3,000円の増額を計上いたしました。
また、県支出金の教育支援体制整備事業費補助金62万4,000円の増額を計上いたしました。
歳出につきましては、灯油の価格高騰により経済的負担が大きい低所得世帯等を支援するため、灯油購入費助成費2,472万円、実施に係る事務費191万9,000円を計上したほか、子育て世帯臨時特別給付金給付事業費として子育て世帯臨時特別給付金2億9,000万円、給付に係る事務費229万3,000円の増額を計上いたしました。
また、県の補助事業を活用してスクール・サポート・スタッフの追加配置を行うため、会計年度任用職員報酬等99万円を計上したほか、テレワークや学習環境としての利活用を見据えて市立図書館内の学習スペースへのWi―Fi環境整備工事費180万円、通信費用等7万5,000円の増額を計上いたしました。
第2表の債務負担行為補正につきましては、新型コロナウイルスワクチンに関する国の動向に基づき、速やかに3回目接種等の体制を整えるため、新型コロナウイルスワクチン接種会場運営業務委託料、接種予約等に関するコールセンター及び予約システム導入業務委託料を追加するものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) ただいまの説明の中で、灯油の購入費用の助成が上がっておりました。非常にいいことだなと、困窮する世帯が増えておりますので、いいことだなと思っておりますが、1万2,000円ということは100リットル分なのですね。そうすると、18リットル缶で6缶分なのですが、これは寒さがあまり寒くなければ本当にいい制度で、利用する方も喜んでいると思いますが、寒さが厳しくなった場合、追加等の助成も考えてほしいのですが、いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
〇社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
今現在購入費助成事業創設しましたので、今後の検討はいまだ行っておりませんけれども、今回の助成事業で支援をしていきたいというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 順番が逆になりましたが、約100リッター分の根拠というのはどこから出たのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
〇社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
新潟県の灯油の消費量、使用量をデータのほうから12月から3月までの4か月分を見込みまして、算定させていただきました。
〇議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 何で100リッターになったのか。
〇議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
〇社会福祉課長(塚野敏之君) 失礼いたしました。要は助成の額1万2,000円というふうなところで、灯油の使用量と、あと18リッター当たり500円値上がりしてございます。その値上がりした部分を掛け合わせますと1万2,000円というふうなところで助成額算出したわけでありますけれども、それが100リッターに値するというふうなところでございます。
〇議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 同じことを繰り返しますが、もし厳冬になった場合はさらなる追加の支援をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今の灯油の購入経費の助成についてちょっと質問させていただきます。所得の低い世帯に対して助成するのですけれども、先ほど全員協議会で具体的に住民税非課税世帯とか、説明ございました。約2,000世帯が助成対象になると。そうしますと、いわゆる申請をしないと助成ができないのか、いわゆる該当世帯が把握されているのであれば、申請するにしても、案内を出して申請してもらうのか、プッシュ方式というのですか、こちらから該当する世帯に助成するのか、その辺ちょっとお聞かせください。
〇議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
〇社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
対象者のほうですけれども、非課税世帯というふうなことでもございますので、申請をいただいて、それで審査をさせていただいて、それから支給というふうな形になろうかと思いますので、御案内のほうは対象となる範囲のところに通知をさせていただいて、申請いただくということで考えてございます。
〇議長(市川英敏君) 天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今回新型コロナの3回目のワクチン接種が予定されているわけですが、その中で債務負担行為で会場の運営の業務委託ですとか、コールセンターの予約システムでそれぞれ載っているのですが、委託する業者なのですが、これからまた決めるのか、あるいは1、2回目の接種のときに委託した業者を引き続き3回目についてもお願いするのか、その辺ちょっとお聞かせください。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 天野議員の質問にお答えをいたします。
現段階では、債務負担行為をお願いをするということは、入札に付すことも想定しているということでございます。債務負担行為をお願いしないことには入札手続に今年度内に着手できないということになりますが、そういった事態に陥らないために今回お願いするものでございます。
〇議長(市川英敏君) 天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 学校のほうに今回スクール・サポート・スタッフですか、4人配置されるということなのですが、今現在2人いて、さらに追加で4人と。年度途中のこの時期に急遽4人配置するというのは、先ほども全員協議会で説明ありましたけれども、新型コロナの感染症対策、こういったものがある程度念頭にあるのかなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 橋学校教育課長。
〇学校教育課長(橋正人君) その辺も含めまして、県のほうで追加要望があったものですから、それに希望して内諾を得たということでございます。
〇議長(市川英敏君) 天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) あと市立図書館のWi―Fi施設の設置なのですけれども、市役所本庁舎もフリーWi―Fiが使える場所になっているのですが、1時間ぐらいすると接続が切れるような形になって、市立図書館のそこでWi―Fi接続したときに、ずっとつながっているのか、また1時間ぐらいで中断して、また接続し直さなければ駄目なのか、その辺もしお分かりになりましたら。
〇議長(市川英敏君) 羽田生涯学習課長。
〇生涯学習課長(羽田正佳君) 御質問にお答えします。
今のところの想定ですと、市役所等と違いまして、時間で途切れるようなことはないような形を想定してございます。
〇議長(市川英敏君) 天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) Wi―Fiの接続、市立図書館で今後工事始まるのですが、水原中学校の中に市民図書室もあるのですが、そこもWi―Fi環境の整備というのは特に考えていないのでしょうか。あそこの利用者も増えているような状況がございますが、いかがですか。
〇議長(市川英敏君) 羽田生涯学習課長。
〇生涯学習課長(羽田正佳君) お答えします。
現段階で、市民図書室での一般向けのWi―Fiの整備はまだ考えてはございません。
〇議長(市川英敏君) 13番、宮脇雅夫さん。
〇13番(宮脇雅夫君) 灯油助成の件ですけれども、これは県は18%以上上がると1人当たり2,500円を補助するということを言っていましたけれども、これはその対象になるのかということと、1万2,000円を助成するというと、生活保護の収入認定は関係ないのかどうか、これ2点お願いします。
〇議長(市川英敏君) 塚野社会福祉課長。
〇社会福祉課長(塚野敏之君) お答えいたします。
県のほうの助成に関しましては、該当になるというふうなところで認識してございます。また、収入認定につきましては、一応自治体のほうからの基金、月額8,000円超えますと収入認定するというふうなことがございますので、その収入認定をしないような形で対応のほうを考えてございます。
〇議長(市川英敏君) これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第83号を採決します。
お諮りします。議案第83号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第83号は原案のとおり可決されました。
〇議案第84号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正
について
議案第85号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
部改正について
議案第86号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部
改正について
議案第87号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第5、議案第84号から議案第87号までを一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第84号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、議案第85号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第86号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について及び議案第87号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。
4議案全て令和3年度の人事院勧告及び新潟県人事委員会勧告に準拠し、一般職の職員、任期付職員、常勤の特別職の職員並びに議会議員の期末手当の支給率を改定するため、所要の改正を行うものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今ほどの提案説明ありましたけれども、特別職については特別職報酬審議会との絡みというのはありましたでしょうか、その辺はどのようになっていますか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) お答えをいたします。
特別職の報酬の関係、毎年特別職等報酬審議会のほうに諮問をするわけでございますけれども、この審議会は条例で定めておりまして、条例の中にどういった事項を諮問するかといった規定が設けられております。阿賀野市の規定では、議員の報酬の額並びに市長、副市長及び教育長の給料の額というふうになってございます。ですので、この条例に基づきまして、今回期末手当の分については諮問はしておりません。ただ、他の自治体、例えば新潟市、それから新発田市は、新聞等で御承知のとおり、諮問して答申を受けているわけでございますけれども、こちらのほうにつきましては、さっき言った新潟市であれば条例、新発田市も条例でそれぞれ期末手当について条例の改正を上げる場合は、そこに諮問するといったような規定がございまして、そこら辺の考え方の違いで対応が違っているということでございます。
〇議長(市川英敏君) 清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) まさに今菅原部長から答弁のあったとおりだと思うのですが、他県の状況もそういう審議会に諮問しているところもあります。だから、その辺、より丁寧なのかなと、一般の人にも分かりやすくそういうことを行ったほうがいいのかなと思っておりますが、いかがでしょうか。今後改正する考え等は、条例の改正等は考えておられませんか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 先ほどさっき他市の条例の状況言いましたけれども、私が把握しているところでは新潟市と新発田市だけなのかなというふうで、他のところは、県もそういったことは入れておりませんので、今のところはそういった考え方はございません。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今回人事院勧告に基づいて期末手当の引下げなるのですが、人事院の勧告では、先ほど全員協議会で実施時期が法律の公布日になっております。今現在国会というのはまだ臨時議会も開かれておりませんので、12月の期末手当引下げというのは無理なのかな。そうなると、6月の期末手当の引下げと。一方片や地方公務員については、12月の期末手当からの引下げになるのかな。その辺考えますと、ちょっと国の実施時期がずれることによって不公平が生じるのではないかと。もっとも4月に定期昇給するので、その辺である程度調整できるのか、その辺分からないのですが、国から地方公務員については本年の12月の期末手当で引き下げるような指示が出ているのでしょうか。あと国のほうは時期的に見れば間に合わないですので、来年の6月というような、そういう通知なり、方針みたいなのが総務省あたりから出ているのか、その辺ちょっとお聞かせください。
〇議長(市川英敏君) 天野議員、マイクを近づけての発言をお願いします。
菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) お答えします。
議員おっしゃるとおり、通常の年であれば国家公務員も11月中に法案の改正をして、12月1日からそれを適用するというのが毎年の形なのですけれども、御承知のとおり今国会、12月8日でしたか、そこから、なおかつ来年度からの国会で給与法関係の改正をすると、提案をするといったような状況かと思います。国のほうからは、地方公務員、これについても国は6月に引下げをやるわけですけれども、それに従うと言うとちょっと言葉あれですけれども、国の方針を尊重してくれといったような通知は来てございます。当市の考え方でございますけれども、人事院勧告、それから県の人事委員会の勧告も一応前年の8月から当年の7月、これの民間の給与の実態を調査して、それと公務員の給与が開いていないかといったことに基づいて勧告をするわけでございます。ということは、今回民間の給与より、ボーナスですけれども、それより公務員のボーナスのほうが上回っているので、引下げの勧告がなされたわけでございますけれども、その勧告の趣旨からすれば、当然前の調査の段階と比較して引下げ、引上げを決定するわけでございますけれども、あくまでも私どもとしてはその考え方を尊重して、12月の手当から適用するといった判断をしたところでございます。
〇議長(市川英敏君) 天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) そうしますと、国からの通知ですと国の国家公務員については来年の6月の期末手当で調整すると。できればそれに準じてやってほしいという通知があったと。ただ、やはり県もそうですし、ほかの県内の市町村もそうなのかもしれませんけれども、あくまでも今年度の人事院勧告、人事委員会勧告の趣旨を踏まえて、12月の期末手当で引き下げるということなのでしょうか。そうすると、国に準じた引下げをする、6月の期末手当引き下げるところもあるのでしょうか。その辺横並びなので、みんな同じなのか、その辺もし情報あれば。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 先週の時点の情報でございますから、その後の今週に入ってからの情報ちょっとつかんでいないのですけれども、県内で6月に引下げをやると言った団体が5団体ございます。その時点でまだ決まっていないというのがありまして、今日明日の話なので、どう決めたか、そこまで情報はありませんが、やらないところは5団体あるといったところでございます。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) 条例の一部改正について、職員組合との話合いはどうなっているのか、ちょっとお伺いします。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 今回の給与改定につきまして、職員労働組合のほうにも交渉をいたしておりまして、11月19日に引下げについて妥結の回答をいただいております。
〇議長(市川英敏君) これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 自由討議をお願いしたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 清野議員、何号について。
〇8番(清野栄一君) 失礼しました。85号です。
〇議長(市川英敏君) それでは、これより議案第85号の自由討議を行います。
清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今回人勧によって特別職の報酬も引き下げられることになりましたが、これ全国の昨年の民間企業の状況を申し上げますと、昨年度ボーナスが出たのは7割の会社なのです。3割の会社は出ていないということがあります。それから、勤労者といっても自営業者もあるし、会社に属さない人もいっぱいいるわけで、全体的に見た場合、4割ぐらいの人がボーナスの対象になっているのかなと思われます。それと、阿賀野市の市民所得、毎年見ているのですけれども、県平均よりも約30万ぐらい低いのです。これ例年申し上げていることなのですが、阿賀野市民の所得が低いということと、さらには最近のコロナによって自営業者の方からとか、シングル家庭の方からとか、困窮して生活が厳しいという声も多く聞いておりますし、他市では議員が報酬の2割とか、3割とか、期間を限定しているところがありますが、削減しているという事例もよく聞きます。そこで、私としましては、議員の報酬をもう少し削減、2割ぐらい削減してほしいという思いで発言をさせてもらいました。
いいですか、訂正、すみません、報酬と言いましたが、期末手当。
〇議長(市川英敏君) 85号でしょう。
〇8番(清野栄一君) はい。期末手当。
〇議長(市川英敏君) これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
最初に、議案第84号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、議案第85号について討論を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 反対という討論でよろしいですか。
〇議長(市川英敏君) はい。
〇8番(清野栄一君) 今ほど申し上げましたように、困窮している人が多いので、議員報酬2割ぐらい削減をして、少ないかもしれないのですが……
〔「議員報酬じゃない」と呼ぶ者あり〕
〇8番(清野栄一君) 報酬ではない、すみません、期末手当です。期末手当を削減して、微々たる額ではありますけれども、困窮している人たちに役立ててもらえれば、そんな思いがありますので、反対いたします。
〇議長(市川英敏君) 次に、賛成の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、議案第86号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、議案第87号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第87号を採決いたします。
これから議案第84号を採決します。
この採決は起立によって行います。
議案第84号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(市川英敏君) 起立多数です。
したがって、議案第84号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第85号を採決します。
この採決は起立によって行います。
議案第85号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(市川英敏君) 起立多数です。
したがって、議案第85号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第86号を採決します。
この採決は起立によって行います。
議案第86号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(市川英敏君) 起立多数です。
したがって、議案第86号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第87号を採決します。
この採決は起立によって行います。
議案第87号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(市川英敏君) 起立多数です。
したがって、議案第87号は原案のとおり可決されました。
〇閉会の宣告
〇議長(市川英敏君) 以上をもちまして、本臨時会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
慎重な御審議をいただき、誠にありがとうございました。
これで本日の会議を閉じ、令和3年第5回阿賀野市議会臨時会を閉会いたします。
御協力ありがとうございました。
閉 会 (午前11時04分)