令和3年第3回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)
令和3年6月4日(金)午前10時00分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 一般行政報告
日程第 5 議案第49号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)
日程第 6 議案第50号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
日程第 7 議案第51号 阿賀野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定め
る条例の一部改正について
議案第52号 阿賀野市介護保険法に基づく指定介護予防支援事業者の指定の要件並び
に指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等
に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の
一部改正について
日程第 8 議案第53号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部改正について
議案第54号 阿賀野市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的
な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第 9 議案第55号 阿賀野市食品乾燥施設の設置及び管理に関する条例の廃止について
日程第10 議案第56号 阿賀北広域組合の規約の変更について
議案第57号 阿賀北広域組合の解散について
議案第58号 阿賀北広域組合の解散に伴う財産処分について
日程第11 議案第59号 財産の取得について(除雪グレーダ(2.8m級))
日程第12 議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定(変更)について(阿賀野市道の駅
「(仮称)あがの」)
日程第13 議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について
日程第14 報告第 6号 令和2年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告について
報告第 7号 令和2年度阿賀野市一般会計事故繰越し繰越報告について
報告第 8号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計繰越明許費繰越報告について
報告第 9号 令和2年度阿賀野市水道事業会計継続費繰越報告について
報告第10号 令和2年度阿賀野市水道事業会計予算の繰越報告について
報告第11号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計建設改良費の繰越報告について
日程第15 一般質問
〇出席議員(16名)
1番 荒 澤 浩 和 君 2番 天 野 市 榮 君
3番 遠 藤 孝 君 4番 加 藤 博 幸 君
5番 百 都 順 也 君 6番 大 滝 勝 君
7番 松 ア 良 繼 君 8番 清 野 栄 一 君
9番 近 山 修 君 10番 岡 部 直 史 君
11番 村 上 清 彦 君 12番 風 間 輝 榮 君
13番 宮 脇 雅 夫 君 14番 山 口 功 位 君
15番 遠 藤 智 子 君 16番 市 川 英 敏 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 菅 原 博 徳 君
( 総 務課長)
民 生 部 長 山 ア 善 哉 君
(健康推進課長)
産 業 建設部長 阿 部 一 栄 君
( 建 設課長)
市 長 政 策 ・ 苅 部 一 雄 君
市 民 協働課長
危 機 管理課長 鈴 木 昇 二 君
企 画 財政課長 大 橋 晋 一 君
管 財 課 長 渡 辺 一 雄 君
税 務 課 長 西 潟 治 子 君
市 民 生活課長 宮 嶋 正 憲 君
社 会 福祉課長 塚 野 敏 之 君
高 齢 福祉課長 宮 尾 敦 君
生 涯 学習課長 羽 田 正 佳 君
農 林 課 長 田 邉 徹 君
商 工 観光課長 相 馬 繁 行 君
公 園 管 理 権 瓶 勝 栄 君
事 務 所 長
上 下 水道局長 新 保 浩 松 君
会 計 管 理 者 大 岡 延 子 君
教 育 長 神 田 武 司 君
学 校 教育課長 橋 正 人 君
農 業 委 員 会 齋 藤 和 彦 君
事 務 局 長
監 査 委 員 遠 海 美 穂 子 君
事 務 局 長
消防本部消防長 加 藤 昭 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 五 十 嵐 久 美 恵
主 任 井 上 由 美
主 任 坂 井 信 子
開 会 (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(市川英敏君) おはようございます。皆様には御参集いただき、ありがとうございます。
本定例会につきましては、円滑に進行できますよう、議員各位の御協力をお願い申し上げます。
定刻になりました。
ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより令和3年第3回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
また、新潟日報、あがの新報から写真撮影の申出がありましたので、今会期を通じ撮影を許可いたしました。
〇開議の宣告
〇議長(市川英敏君) これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(市川英敏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、4番、加藤博幸さん、5番、百都順也さん、6番、大滝勝さん、以上3名を指名します。
〇会期の決定
〇議長(市川英敏君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日6月4日から6月17日までの14日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会の会期は6月4日から6月17日までの14日間に決定いたしました。
〇諸般の報告
〇議長(市川英敏君) 日程第3、諸般の報告を行います。
5月18日から昨日までの主な会議、行事等の状況及び議員派遣につきましては、お手元に配付しております会議・行事等の開催状況報告書並びに議員派遣一覧のとおりです。
本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長はじめ23名であります。
本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から議案13件、報告6件、議会からは、請願1件、発議1件、委員長報告3件、申出関係4件及び議員派遣についてです。
受理いたしました請願は、お手元の請願文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託しましたので、御報告いたします。
去る5月24日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について御協議いただいた結果、お手元に配付しております会期日程により運営することとしました。
以上で諸般の報告を終わります。
〇一般行政報告
〇議長(市川英敏君) 日程第4、田中市長から一般行政報告を求めます。
田中市長。
〔市長 田中清善君登壇〕
〇市長(田中清善君) 本日、令和3年第3回阿賀野市議会定例会の開催にあたり、議員各位の御健勝をお慶び申し上げます。
また、日頃より市政発展のために御尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに、感謝申し上げます。
さて、感染力が強い変異株が全国的に猛威を振るい、新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることにより、全国各地で緊急事態宣言が発令されております。県内においても、警報の発令が継続され、油断できない状況が続いております。
現在、阿賀野市では、先月12日から高齢者の皆さんへコロナワクチンの集団接種を開始し、7月末までに接種を終えられるよう職員一丸となり取り組んでいるところであります。
今後、一般の方への接種に向け、医師との接種期日の調整や予約の準備など、スムーズな接種が行われるようしっかりと計画を立て、準備を進めてまいりたいと考えております。
引き続き、人にうつさない、人からうつらないため、家庭内や職場での感染防止対策を徹底し、一日も早く日常を取り戻してまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
それでは、3月定例会以降の行政執行について報告をさせていただきます。
まずはじめに、新型コロナウイルスに関わる一連の取り組みについて申し上げます。
コロナワクチン接種の予約状況でありますが、65歳以上の対象者1万4,634人のうち、今月2日現在1万2,267人、率にして83.8%の方から予約をいただきました。
また、ワクチンの接種状況では、現在、7か所の接種会場において、あがの市民病院、阿賀野病院並びに市内開業医の先生方から御協力をいただき、鋭意、実施しているところであり、一昨日までに3,484人の方が1回目の接種を済ませ、204人の方が2回目の接種を終えたところであります。
なお、感染拡大が懸念されているなか、当市における陽性者は、昨年4月7日に1人目の感染者が確認されてから、今月2日まで49人、阿賀野市滞在者を含めて49人確認されており、内34人は今年度に入り感染が確認されております。
次に、イベントの休止等について申し上げます。
イベントの休止等につきましては、市民への感染防止を図る観点から、例年、市内外から多くの方にお越しをいただく桜まつり、五頭連峰山開き、瓢湖あやめまつり、瓦ロードフェスティバル、ふるさとだしの風まつり、水原まつり・瓢湖花火大会などのイベントを中止する一方で、20歳を祝う成人式や京ヶ瀬地区、笹神地区敬老会については、延期とさせていただきました。
また、公共施設の利用にあたっては、引き続きマスクの着用や手洗い、手指消毒、こまめな換気及び3密を避ける取り組みを徹底し、予防策を継続しているところであります。
次に、コロナ対策について申し上げます。
コロナ対策におきましては、市民の安全安心、地域経済の活性化という観点から、感染拡大防止対策の推進支援、PCR検査助成、ワクチン接種交通費助成、高齢者訪問理美容サービス助成、プレミアム商品券補助、五頭温泉郷宿泊キャンペーン及び児童生徒の教育環境の整備など、市独自の対策を講じているところであります。
次に、総合水防演習について申し上げます。
新潟地方気象台発表の3か月予報によりますと、向こう3か月の気温は平年並みか高く、降水量については、平年並みか多いということであり、梅雨前線の活発な動きに伴う集中豪雨が懸念されているところであります。
梅雨の季節を控え、先月下旬、五泉市早出川左岸において、水害防止への意識の高揚と被害の軽減を図ることを目的に、北陸地方整備局主催の阿賀野川・早出川総合水防演習が行われました。
当日は、当市の消防団員も参加し、団員の迅速な行動、チームワークは心強い限りであり、市民の安全安心な生活の確保には、消防団の組織力が重要な役割を果たすことから、これからも消防団員の確保育成に努め、災害に強いまちづくりに努めてまいります。
最後に事業の執行状況について申し上げます。
市の公共工事の発注状況については、道路消雪施設修繕事業の消雪井戸掘替工事など、早期契約を締結したことから、5月末現在、予算額約39億円のうち発注率は約14%となっております。
その他の事業の執行率では、住宅リフォーム補助事業が約3割、地場産瓦利用普及支援事業が約2割、虹の架け橋住宅取得支援事業が約3割となっております。
今後も、市内の経済状況等を的確に把握しながら、商工業の下支えに努めてまいります。
以上、令和3年第3回議会定例会における一般行政報告とさせていただきます。
結びに、このたびの議会定例会において提出いたしました全議案に対し、慎重御審議を賜り、その趣旨とするところ十分御理解をいただき、満場の賛同により御承認をお願い申し上げる次第であります。
なお、3月1日以降の会議・行事等の主な出席につきましては、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほど御確認くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) 以上で一般行政報告を終わります。
〇議案第49号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)
〇議長(市川英敏君) 日程第5、議案第49号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算第3号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第49号 令和3年度阿賀野市一般会計補正予算第3号について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、令和3年度阿賀野市一般会計補正予算第3号として、歳入歳出に5,669万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ208億34万8,000円とするものであります。
補正の主な内容としまして、歳入につきましては、県の各補助事業の採択内示に伴い、農林水産業総合振興事業費補助金1,326万2,000円を減額し、経営体発展総合支援事業補助金2,190万9,000円を計上するほか、地域活性化推進事業費補助金1,800万円の増額を計上いたしました。また、インターネットサービス運用事業費に充当するため、インターネットサービス運用基金繰入金1,185万2,000円を計上するほか、一般財源の調整として前年度繰越金1,274万円の増額を計上いたしました。
歳出につきましては、市が運営する村杉地区におけるインターネットサービスについて、民間事業者の通信サービスに移行するため、インターネット設備撤去工事費1,017万2,000円、回線移行費用負担金168万円を計上いたしました。また、やすだ瓦ロード整備事業補助金として、令和3年度事業計画に基づきトイレや看板などの整備を実施する団体に補助するため、県補助事業分1,800万円の増額を計上するほか、一部営業を再開した宿泊施設リズム・ハウス瓢湖について、会計年度任用職員報酬など運営に関わる事業費689万8,000円を計上いたしました。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 総文の所管になっていると思うのですが、インターネットサービスの運用事業費ということで、村杉地区のインターネットの光回線を切り替える工事ということですが、たしか私市長のときに、もともと村杉地区はインターネット環境が悪いということで、NTTが光回線を敷設して、運営は市がやるというような形でやってきたと思うのですが、この光回線を今度要は民設民営でやるためのいわゆる事業費というふうに理解してよろしいのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) ただいまの御質問にお答えいたします。
こちらに関して、インターネットサービスにつきましては、平成19年に旅館組合、観光協会、村杉自治会の連名でブロードバンド整備に関する請願書の提出がございました。その後公設公営で光回線を整備することとして、21年度から村杉地区内でインターネットサービスを提供開始いたしました。その後NTTとやっぱり協議をいたしまして、いろいろ施設の老朽化とか、通信速度が遅いということで、いろいろ要望とかいただきまして、そこの中でNTTと協議する中で、NTTによる光を移設するということで、今回予算計上させていただきました。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) ということは、今度は新しい光回線に切り替えることで、民間事業者が光回線を運用して、利用者の方は民間会社に利用料金を払うというような、今まではたしか基金のほうにサービス利用料が入っていたのですが、それを今度完全にもう民営化するというふうに理解してよろしいのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) 議員のおっしゃるとおり、NTT東日本によるサービス、ほかの地域と同じようなサービスが村杉地区も受けれるということになります。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第49号は、お手元の議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。
〇議案第50号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第6、議案第50号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第50号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、国、県及び当市で進めております地方公共団体の押印等の見直しに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第50号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第51号 阿賀野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基
準を定める条例の一部改正について
議案第52号 阿賀野市介護保険法に基づく指定介護予防支援事業者の指定の
要件並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指
定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法
に係る基準に関する条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第7、議案第51号、議案第52号を一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第51号 阿賀野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第52号 阿賀野市介護保険法に基づく指定介護予防支援事業者の指定の要件並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令(令和3年厚生労働省令第9号)の公布により、居宅介護支援または介護予防支援等に係る感染症対策の強化や高齢者虐待防止指針の整備等の義務づけ等の規定が改正されたことから、所要の改正を行うものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第51号、議案第52号は社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第53号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に関する基準を定める条例の一部改正について
議案第54号 阿賀野市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備
及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予
防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一
部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第8、議案第53号、議案第54号を一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第53号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第54号 阿賀野市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令(令和3年厚生労働省令第9号)の公布により、地域密着型サービスまたは地域密着型介護予防サービス等に関わる感染症対策の強化、感染症や災害時に継続してサービスを提供できるよう業務計画の策定並びに高齢者虐待防止指針の整備等の義務づけ、人員配置基準の緩和等の規定が改正されたことから、所要の改正を行うものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第53号、議案第54号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第55号 阿賀野市食品乾燥施設の設置及び管理に関する条例の廃止につ
いて
〇議長(市川英敏君) 日程第9、議案第55号 阿賀野市食品乾燥施設の設置及び管理に関する条例の廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第55号 阿賀野市食品乾燥施設の設置及び管理に関する条例の廃止について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、一般の利用に供するため、旧大和小学校に設置しております食品乾燥施設を民間への貸付けに切り替え、一般の利用が行えなくなったため、公の施設を廃止するものであります。
なお、条例廃止後も同施設及び設備は、市の財産として適切に管理するものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 大和小学校に設置していました食品乾燥施設なのですが、実際民間の利用実績なり、一般の市民の方の利用実績、この辺どれくらいあったのでしょうか。今回要は民間しか使えないような形になって、一般の市民の方の利用ができなくなるわけなのですが、これまでのこの実績をちょっとお聞かせいただきたいのですが。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) 食品乾燥施設に関しましてでありますが、この条例につきましては、市内の食品を活用した付加価値の高い乾燥加工品づくりによる園芸農業の拡大及び食産業の振興を図るため、国の地方創生交付金を活用し、旧大和小学校の一角に食品乾燥施設を平成28年に整備したところであり、この食品乾燥施設を平成30年までは市内の農業者や食品関係者による新たな食品乾燥技術を活用した食品開発に活用していただくため、条例において施設の使用を無料にするなど、使用に関する条項を定めたものでございます。市のこの実施期間において、市と同様の食品乾燥施設の設置が民間に3か所、社会福祉作業所に1か所導入され、民間による食品乾燥ビジネスが動き始めていることから、当初の計画どおり市の食品乾燥施設を民間に貸し付けるため公募したところ、市内の若手農業者から申請があり、食品乾燥施設を貸し付けたことから、条例を廃止するものでございます。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) そもそもこの食品乾燥施設、それなりの設置目的があったと思うのです。その辺を踏まえた上での利用はどんなだったのですか。もくろみどおりいったのかいかなかったのか、その辺をお答えください。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) 御質問にお答えいたします。
先ほど天野議員にお答えした前段の部分が一応目的になるかと思います。実績につきましては、平成28年から平成30年まで3か年において、市内の農業者や食品乾燥関連事業者による新たな食品乾燥技術を活用した商品開発に利用した結果、越後姫、イチジクを使用した蜂蜜漬け、越後姫を使用したビール、お菓子などの商品化がされております。また、先ほど申し上げたとおり、当市と同様の乾燥施設が一応4か所に導入されている状況がございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) この設置費用は幾らだったのでしょうか。それとさっきお聞きしました当初のもくろみとの比較どうだったのか。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) お答えいたします。
事業費につきましては3か年、28年から30年までの事業の中でございますが、約4,200万円の総事業費になっております。そのうち先ほど申し上げたとおり、地方創生推進交付金が2分の1ということで、2分の1が市の負担となっております。
先ほど申し上げた実績ということで、全体で利用申請が72件、そのうち29名が利用しておりまして、乾燥品目としては26品目、乾燥の重量といたしましては350キロぐらいの乾燥を行って、こちらのほうの乾燥技術に関して体験していただいたということで、成果としてはあったと考えております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 3年間で72件あったということでありますが、私のお聞きしたのは、これを設置するに当たって、設置するときのどれぐらい利用があるのだというもくろみがあるはずなのです。だから、それと比較してどうなのかと、無駄があったのか無駄がなかったのか、そういう観点でお聞きしているのです。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) 当初の目的でございますけれども、目指す姿といたしましては、この取組を持続させる人材育成と環境づくり、あと高付加価値をつけた商品開発ということで、こちらの目的を持って実施しております。先ほど申し上げたとおり、それなりの実績、72件とか、そちらのほうの実績ございますし、食品乾燥施設を4施設に導入してきたということで、そちらのほうでは一応実績としては上がっているというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 食品乾燥施設を使っていろんな実績、利用者もいらっしゃるみたいで、ただ要はさっき越後姫乾燥させたと、これを越後姫だけでなく、野菜を乾燥させることによって、加工品ができるわけです。これを阿賀野市は特産品としての商品化というのがあるのかどうなのか。そして、来年夏に開業します道の駅、もちろん生野菜とか、そういうのも出品されるのでしょうけれども、こういった農産物を使った加工食品、乾燥食品、そういったものもそれを使ったスイーツなんかもいろいろあると思うのですが、そういったところにこの乾燥施設が今までいろいろ試してきて、結びつくようなやはり取組があったのかどうか。それと平成28年から30年までの期間ここを使っていたというのですけれども、それ以降は全然この施設使われずに眠っていたのでしょうか。ちょっとその辺もお伺いしたいのですけれども。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) 施設に関しましては、30年で当初の予定どおり一応市によるこういう実証実験は完了ということで、当初予定どおりに一応完了して、その後すぐに市外のUIJターンで地域の活性化できる方ということで、公募して募集をかけておりました。ただ、そちらの公募に関しましては、応募者がいなかったため、改めて市内のやる気のあるチャレンジする若手の方ということで、地域の課題を解決するチャレンジをする方ということで、公募したところでありまして、一応若手の方が応募して現在貸付けを行っているところでございます。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第55号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第56号 阿賀北広域組合の規約の変更について
議案第57号 阿賀北広域組合の解散について
議案第58号 阿賀北広域組合の解散に伴う財産処分について
〇議長(市川英敏君) 日程第10、議案第56号から議案第58号までを一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第56号 阿賀北広域組合の規約の変更について、議案第57号 阿賀北広域組合の解散について、議案第58号 阿賀北広域組合の解散に伴う財産処分について、提案理由を御説明申し上げます。
本件は、令和4年3月31日限りで阿賀北広域組合を解散し、これに伴って同組合の事務については阿賀野市に、財産処分については当市と新潟市が、阿賀北広域組合の解散に伴う財産処分に関する協議書のとおり定めるものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第56号から議案第58号までは、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第59号 財産の取得について(除雪グレーダ(2.8m級))
〇議長(市川英敏君) 日程第11、議案第59号 財産の取得について 除雪グレーダ2.8m級を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第59号 財産の取得について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、市が所有する昭和60年製の除雪機械、除雪グレーダについて、故障リスクの軽減や作業効率の向上を図るため、社会資本整備総合交付金を活用して更新するものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第59号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定(変更)について(阿賀野市
道の駅「(仮称)あがの」)
〇議長(市川英敏君) 日程第12、議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定変更について 阿賀野市道の駅「(仮称)あがの」についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定変更について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、阿賀野市道の駅「(仮称)あがの」の指定を指定管理者制度により阿賀野市道の駅準備協議会に管理を行わせることといたしましたが、同協議会から名称変更の届出があり、株式会社あがのに管理を行わせるため、再度指定するものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第60号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について
〇議長(市川英敏君) 日程第13、議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について提案理由を御説明申し上げます。
本件は、阿賀野市が新発田市に公共下水道施設を設置すること及び当該施設の阿賀野市の住民が新発田市の下水道施設を利用することについて、公の施設の区域外設置及び利用に関する協議書のとおり、新発田市と協議するものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第61号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇報告第 6号 令和2年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告について
報告第 7号 令和2年度阿賀野市一般会計事故繰越し繰越報告について
報告第 8号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計繰越明許費繰越報告
について
報告第 9号 令和2年度阿賀野市水道事業会計継続費繰越報告について
報告第10号 令和2年度阿賀野市水道事業会計予算の繰越報告について
報告第11号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計建設改良費の繰越報告について
〇議長(市川英敏君) 日程第14、報告第6号から報告第11号までを一括して議題といたします。
一括して報告を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 報告第6号から報告第11号までの案件につきまして御報告いたします。
初めに、報告第6号 令和2年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告についてでございます。本件は、国の補正予算の内示に基づいて3月補正予算に計上した事業等について、実施期間や工期等の理由から39件の事業を翌年度へ繰越明許費といたしました。
次に、報告第7号 令和2年度阿賀野市一般会計事故繰越し繰越報告についてでございます。本件は、野地城中潟線道路改良事業及び上福岡中央線道路改良事業につきまして、1月の豪雪の影響に伴い、除排雪作業に想定を上回る期間を要したことから、令和2年度での事業完了ができなくなったため、翌年度への事故繰越といたしました。
次に、報告第8号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計繰越明許費繰越報告についてでございます。本件は、五頭連峰少年自然の家における施設改修工事費について、実施期間や工期等の理由から翌年度への繰越明許費といたしました。
次に、報告第9号 令和2年度阿賀野市水道事業会計継続費繰越報告についてでございます。本件は、中央監視設備更新事業について、計算書のとおり翌年度への繰越額が確定いたしました。
次に、報告第10号 令和2年度阿賀野市水道事業会計予算の繰越報告についてでございます。本件は、水道管の移設工事に関わる関連工事との工程調整等により工期を延長したもので、配水設備工事事業につきましては、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越しとして、受託工事事業につきましては同条第2項ただし書による事故繰越として、それぞれ翌年度へ繰越しいたしました。
最後に、報告第11号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計建設改良費の繰越報告についてでございます。本件は、建設改良費の整備費事業及び改良事業について、計算書のとおり翌年度への繰越額が確定いたしました。
以上6件につきまして、お手元の計算書のとおり御報告申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで報告第6号から報告第11号までの報告を終わります。
〇一般質問
〇議長(市川英敏君) 日程第15、一般質問を行います。
あらかじめお知らせしてありますとおり、本日の一般質問は、順番1番、加藤博幸さんから順番4番の岡部直史さんまでといたします。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本日の一般質問は順番1番から4番までとすることに決定しました。
それでは、順次発言を許します。
4番、加藤博幸さん。
〔4番 加藤博幸君登壇〕
〇4番(加藤博幸君) おはようございます。会派新風あがのの加藤です。まずもって新型コロナウイルス感染症に対し、日夜これに対処している医療関係者の職員の皆さんに心より敬意を申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、緊急事態宣言の再発令、延長が繰り返され、さらに日和見的、後追い的に出される国の方針に対し、真摯に実直に業務対応している当市ワクチン接種推進室を中心とした現場職員の方々の御労苦にまずもって心より感謝を申し上げます。
さて、ワクチン接種が全国的に開始となり、当市でも高齢者を対象に接種予約が、5月12日からはワクチン接種が開始されました。これらの状況、ワクチン配布動向などを踏まえ、今後の蔓延防止対策、ワクチン接種体制の進め方、各事業、行事の実施についての考えを伺います。また、コロナ禍により雇用情勢が悪化し、特にサービス業での非正規労働者の生活は困窮化が進んでいます。その対策として、国では特別給付金や一時支援金の事業が、当市では新型コロナウイルス感染症拡大防止対策推進補助金が設定されました。この利用状況と非正規労働者の方の現状、影響等を把握し、追加対策について検討する必要があると考えますが、見解を伺います。
次に、前回に続きヤングケアラーについてお尋ねします。先般ヤングケアラーに関する全国調査結果などが公表されました。その所感とその対応、進め方を市長に伺います。あわせて、貧困の拡大が進み、子育て世代、学生を含む若い世代の特に女性の生活圧迫が指摘され、行政としての支援の在り方も問われているところです。当市としての対応について伺います。
次に、SDGsの脱カーボンに関連し、このたび政府は日本の地球温暖化排出ガス削減目標を2030年度において、排出量を2013年度比で46%削減するという目標数値を表明いたしました。当市も阿賀野市総合計画にSDGsとの関連を示し、策定され、環境行動指針も踏まえながら、脱カーボン宣言を含め、これに取り組むと先般の議会でも市長答弁がありました。具体的な取組やまちづくりの考えを市民に分かりやすく明示し、協力と理解を得ることが重要と思いますが、市長の考えを伺います。
続いて、あがの市民病院とそれに関連してお尋ねします。3月末全県的な視点で医療再編の方向性を検討する県地域医療構想調整会議において、将来的な医療体制の在り方についての全体構想が取りまとめられ、今年度県内7医療圏域ごとの会議で具体的な病床削減、病院再編、統合の議論が本格化すると言われております。これに当市の考え、意向をどのように反映させていくのか、伺います。また、これからは未病に気づく医療が医療費、介護費の削減にもつながると言われております。当市のデータヘルス計画、特定健康診査等実施計画の目標達成に向け、デジタルトランスフォーメーション、DXを踏まえ、新たなツールや制度を活用し、4センターとの連携、深化が必要と考えますが、具体的な取組について伺います。
次に、新年度に当たり定期人事異動が発令され、新年度の執行体制がスタートしました。このたびの人事異動はどのような観点、狙いを持って実施されたのか、市長の見解を伺います。そして、今冬の雪害を通じ、これを含め危機管理に対して多くの課題が指摘され、これに対処する旨の答弁が前にもございました。新たな体制の中で、これらの解決に向け、どのような指示をされたのか。また、令和3年度事業では、DXに取り組み、業務の効率化、職員の負担軽減化を図るとされています。あわせて、その進捗状況を伺います。
以上、大きく5項目について明瞭簡潔な答弁を求め、質問を終えます。よろしくお願いいたします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 加藤議員の御質問に順次お答えをいたします。
初めに、新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。まず、ワクチン接種の予約状況につきましては、65歳以上の方への接種券発送数は1万4,634人分となっており、5月24日現在で1万2,066人、約83%の方から予約済みとなっております。
次に、ワクチン接種の状況でありますが、あがの市民病院、阿賀野病院、市内開業医の先生方のご協力により、接種会場7か所での集団接種を5月12日から接種を実施し、5月26日現在2,004人の方が接種を受け、これまで大きな混乱もなく、ワクチン接種が進んでいるところであります。冒頭で一般行政報告で申し上げました数字と若干時間的なずれがありますので、数字のずれがありますことを御了承いただきたいと思います。また、国からのワクチンの配布動向でありますが、5月24日現在で1万4,635回分を受領済みであり、今後も順次配送されてくる予定となっております。
次に、当市の陽性者の推移でありますが、昨年4月7日に1人目の感染が確認されてから、5月23日までに39人の感染が確認されております。また、感染のペースは昨年度の1年間で15人であったところ、今年度は24人の感染が確認されており、昨年度より早いペースで感染が確認されております。この辺の数字につきましても、少し異なる部分があろうかと思いますが、御了承いただきたいと思います。今後の蔓延防止対策についてでありますが、市民へのワクチン接種を速やかに進めるとともに、日常生活において基本的な感染防止対策であるマスクの着用、手指の消毒、3密対策を徹底することが蔓延の防止につながるものと考えております。今後のワクチン接種体制でありますが、高齢者の次の接種対象者である基礎疾患を有する方、市外の高齢者施設等に従事する方及び60歳から64歳までの方につきましては、7月11日以降に順次ワクチン接種ができるよう進め、年内に16歳以上の方全員の接種を終えるようワクチン接種体制を整えてまいります。この辺につきましても、国の方針が目まぐるしく変わっておりますので、少しずれがあろうかと思いますが、御理解をいただきたいと思います。
最後に、各事業、行事につきましてでありますが、ワクチン接種が進んでいる諸外国の例によれば、ワクチン接種率が6割を超える頃には、感染者がほとんど見られなくなりますが、それまでは感染防止対策を講じながら、感染状況を踏まえ、最小限の実施とせざるを得ないものと考えております。いずれにいたしましても、集団免疫を確保するため、ワクチンの円滑な接種に努めてまいります。
次に、生活、事業支援策の状況についてであります。まず、国の子育て世帯生活支援特別給付金の実施状況についてでありますが、児童扶養手当が支給されている独り親世帯216世帯、317人に対し、1人当たり5万円を4月27日に支給したところであります。今後新たに対象となる世帯については、随時支給するため、市のホームページで周知してまいります。また、同じく国の中小法人、個人事業主のための一時支援金については、経済産業省の公表では5月17日時点で全国で約19万件の給付実績があるとのことですが、市区町村別の集計は行っていないとのことで、当市の状況は把握できておりません。一方、市の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策推進支援金につきましては、5月20日時点で32件、522万4,000円の交付を行ったところであります。
次に、非正規労働者の現状と影響等についてでありますが、非正規労働者のみを対象とした統計はありませんので、正規労働者を含めたフルタイム、パートタイム労働者の有効求人倍率等の資料を毎月ハローワークから取得し、その影響の把握に努めているところであり、今年1月から4月までの当市の平均有効求人倍率は1.13倍となっており、昨年1年間の平均有効求人倍率0.95と比較して、0.18ポイント上昇しております。
最後に、追加対策についてでありますが、令和2年度においては新型コロナウイルス感染症の影響を受けている独り親家庭等に対して、特例給付金等を支給しており、今年度においても現在準備を進めているプレミアム商品券のほか、非正規労働者の状況、社会情勢、市内経済の状況等を見ながら、必要な対策を講じてまいります。
次に、ヤングケアラー対応と貧困対策についてお答えをいたします。まず、ヤングケアラーの全国調査結果についてであります。本調査は、昨年12月に厚生労働省がヤングケアラーと思われる子どもなどの実態を正確に把握するため、文科省と連携して全国から中学校1,000校、全日制高校350校、定時制、通信制高校47校を抽出したアンケート調査と対象校の中学2年生、高校2年生に対してウェブで行った生活実態調査を合わせたものであります。この調査により、中学2年生で5.7%、全日制高校2年生で4.1%がヤングケアラーと思われる子どもであることが明らかになりました。また、世話の頻度はほぼ毎日が最も多く、約半数以上であり、平日1日に費やす世話の時間は約4時間が最も多く、7時間以上とした生徒も1割という深刻な実態でありました。友人と過ごす時間や勉強、部活動などの多くの生徒が青春を謳歌している年代を家族の世話のために多くの時間を割かれ、やりたいことができない状況に置かれている子どもたちがいることは、衝撃的であります。さらに、そのような状況に置かれている子どもたち自身は、そのことを誰かに相談するほどの悩みではないとして、相談経験がないと回答しており、子どもたち自身の気づきが必要であると感じたところであります。
今後の対応と進め方についてでありますが、まずはヤングケアラーという概念の認知度を上げること、社会全体で共通認識を持つことができるよう、ヤングケアラーに関する啓発活動を進めてまいります。これにより、ヤングケアラーを発見したとき、あるいは本人が他者に助けを求めたときに、適切に受け止め、連携し、必要な支援につなげることが可能になると考えております。また、学校をはじめ、生徒と直接関わる機関が職員研修の場を設け、チェックリストを使った早期発見の技能などを学ぶ取組を進めてまいりたいと思っております。
次に、子育て世代や学生等若い世代への支援についてであります。市では、コロナ禍により生活への影響を大きく受けているとされる独り親への支援として、児童扶養手当受給者を対象に、令和2年度は6月5日に児童1人につき5万円、8月19日に第1子5万円、第2子以降3万円を支援いたしました。このほか6月12日には児童手当受給者を対象に、児童1人につき1万円を支給しております。また、このほかひとり親家庭大学生等支援特別給付金として、大学生等1人につき10万円、ひとり親家庭家賃助成として月額1万円を支給しており、子ども医療費助成につきましても、市独自に入院費の全額を支援し、保護者負担を無償としたところでございます。令和3年度は、児童扶養手当受給世帯に対し、4月27日に先行支給するとともに、家賃補助や医療費助成事業を引き続き実施して、経済的負担の軽減に努めております。今後も子育て家庭等への支援が必要であると考えており、高等職業訓練促進給付事業などの利用により、貧困の拡大を防止してまいります。また、阿賀野市社会福祉協議会で実施しております暮らしサポートセンターあがのや関係機関と連携し、早期発見、早期対応を図り、子育て中の皆様が安心して子育てが続けられるよう支援してまいりたいと考えております。
次に、SDGsと脱カーボンについてお答えをいたします。新潟地方気象台では、地球温暖化が最も進行した場合には、21世紀末の県内の気候は、年平均気温が約5度C上昇し、新潟市では猛暑日が20日増加するだろうと予想しており、気候変動による農作物や生態系への影響のほか、自然災害などが心配されるところであります。現在地球環境の保全に向けた施策を総合的に推進する中で、ゼロカーボンシティ宣言に向けた準備を進めており、2050年における二酸化炭素排出実質ゼロを見据えた具体の取組については、平成25年3月策定の阿賀野市環境基本計画及び阿賀野市地球温暖化対策実行計画の改定時に盛り込むこととし、まずは市役所における温室効果ガス削減の取組として、市の公共施設での室温の適切な管理や職員のクールビズ、ウォームビズの実施、資料のペーパーレス化などの省資源、リサイクルなど今後も継続してまいります。また、市民の皆様には日常生活の中でできる省エネルギーの事例を広報などを通じて引き続き啓発してまいります。
次に、あがの市民病院の位置づけについてお答えをいたします。あがの市民病院は、現在市民の安心、安全と健康を守る中核病院として急性期、回復期、慢性期から在宅医療まで、包括的な医療を提供しております。加えて、地域の高齢化に即して地域包括ケアシステムを構築するため、地域の医療機関や介護施設と連携を進めているところであります。その上で、今後国から示されるプランにより、あがの市民病院新公立病院改革プランの見直しを行い、地域の実情に見合った病床の確保や病院の機能の強化を図ります。そして、回復期を中心とした医療機能と地域の中核病院としての役割をさらに明確化することで、あがの市民病院の位置づけを示したいと考えております。しかしながら、病院を維持し、地域医療を拡充するためには、医師の確保が欠かせません。新潟県では、医師の偏在指標が全国最下位であり、2024年度から医師の働き方改革や高齢化などが課題となっておりますが、引き続き寄附講座などの取組を通じ、新潟大学や県に働きかけてまいります。
次に、あがの市民病院の4つのセンターとの連携についてであります。まず、第2期データヘルス計画及び第3期特定健康診査等実施計画についてでありますが、令和2年度の中間評価によれば、脳血管疾患と腎不全で総医療費と受診件数がそれぞれ増加しておりました。主な要因としては、習慣的に運動に取り組む市民が少ないこと、喫煙や多量飲酒が県平均よりも高いことが挙げられております。計画目標を達成するためには、専門の医療機関と連携を強化し、対応することが必要であることから、引き続きあがの市民病院の4つのセンターとの連携を深めてまいります。
次に、4つのセンターと連携した取組についてでございます。まず、地域医療・連携センターとは、糖尿病予防と市民の生活習慣病の実態について定期的に話し合い、栄養指導や糖尿病予防教室の実施などで連携をしております。
糖尿病・生活習慣病予防治療センターとは、市の健診でかかりつけ医のいないヘモグロビンA1c6.2%以上の方や中学生の生活習慣病予防事業及び20歳の健康プレゼント事業の検査結果で、異常が見つかった方に糖尿病・生活習慣病治療センターへの受診を勧奨しているところであります。
消化器病センターとは、隠れた肝臓病を見つけるための試みとして、市の健診に新たにファイブフォー・インデックスという検査項目を設け、肝障がいの重症化前の早期発見に向けた取組を行っており、今後精密検査が必要と判断する数値について、消化器病センターと一緒に考えていくこととしております。
骨関節疾患センターとは、令和2年度の寄附講座報告会で、運動がフレイル予防に効果的であると報告され、市が行っている水中運動との因果関係等について、さらに研究していくこととしており、連携を深めております。また、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響により、閉じ籠もりスコアが悪化しておりますので、閉じ籠もり予防対策についても連携を強化してまいります。今後も市民の皆様の健康寿命の延伸に向け、あがの市民病院の4つのセンターとともに取り組んでまいります。
次に、人的体制と雪害、危機管理、DXへの対応についてお答えをいたします。まず、定期人事異動についてであります。本年4月の人事異動については、主に2つの点を基本方針として実施したところであります。1つ目としては、おおむね在職3年で異動を行い、組織の活性化や人材育成を図ること、2つ目として、女性の適性や能力を生かし、多様な視点で検討が行えるよう女性職員について係長以上への積極的な登用を図ったところであります。加えて、市が担う行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用して市民の利便性の向上を図るとともに、デジタル技術やAI等の活用により、業務効率化を図り、人的資源を行政サービスの向上につなげていく行政のデジタル化推進のため、企画財政課にデジタル化推進室を設置し、必要な人員を配置いたしました。
次に、今冬の雪害における課題の解決についてであります。3月議会の一般質問でお答えしたとおり、1月の大雪に関しましては、各部長及び関係課長ほか職員が出勤し、警戒本部に準ずる体制で情報共有をしながら対応したところでありますが、市の除雪能力を上回る降雪により、道路交通に支障を来すなど、市民生活に影響が及んだところであります。この教訓を踏まえ、職員配置等については地域防災計画の配置基準に基づき、適切に対応してまいります。なお、現在昨年度の除雪に関しての検証を行い、今冬の除雪計画に反映させるべく担当課で作業を進めているところであります。
次に、デジタルトランスフォーメーション、DXの進捗状況についてであります。DXの推進に向けた取組につきましては、今年度企画財政課にデジタル化推進室を設置するとともに、内閣府の地方創生人材支援制度を活用したデジタル専門人材の派遣を受入れるなど、体制を強化しており、また庁内におけるDXの推進に向けた機運の醸成を図ること等を目的として、職員向けの研修会を開催し、国の動向や先進事例の紹介等を行ったところであります。業務の効率化、職員の負担軽減に向けた取組についても、デジタル専門人材の持つ専門的な知見等を活用しながら、業務プロセスの見直しやRPAなどのデジタル技術の活用も含めて検討していくこととしております。今後につきましては、デジタル化の推進分野で市の総合計画を支える阿賀野市DX推進計画を策定するとともに、デジタル化で解決可能な課題を集約するため、庁内各課等にヒアリングを行いながら、デジタル技術の活用を含めた具体的な対応策を検討することで市民サービスの向上につながるようデジタル化を推進してまいります。
以上、長くなりましたが、よろしくお願いいたします。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) 御答弁ありがとうございました。私のほうから幾つか再質問させていただきます。時間が大分たちましたので、要点を絞って再質問をさせていただきたいと思います。
新型コロナウイルスにつきましては、天然痘とは違い、封じ込めとか、撲滅というのはなかなかできないというのは御承知のとおりでございます。そうはいいましても、緊急事態宣言地域に出かけていって、それが起因となって陽性となっている事実もございます。そういうことを踏まえながら再質問をさせていただきます。
5月26日現在接種券発送数の13.7%、対予約者数で16.6%の接種というふうになってございます。国全体65歳以上高齢者が15%の接種率であることを考えれば、当市とすれば比較的順調に進んでいるのかなというふうに判断しております。改めて現場スタッフの方々には感謝申し上げたいと思っております。そこで、この業務に当たる職員の残業時間、労務管理は大丈夫なのでしょうか。また、キャンセルが出た場合、医療関係従事者等への接種という説明をいただいておりますが、仕方なく廃棄したケースはあったのか含めて最初に確認したいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 加藤議員の質問にお答えします。
まず、仕方なく廃棄した事例はあったのかという御質問でございますが、これにつきまして、これまでに3件の廃棄がございました。まず、第1件目でございますが、5月20日発熱等により1人の方が接種できないと。続いて、5月23日、5月24日それぞれお一人の方が入院をされているということで、接種ができないということで、この3件、3人の方につきまして当日やむなく廃棄ということでございました。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。今回は、ある程度の混雑、混乱は想定した上でのスタート、これは仕方ないのかなという状況かと思いますが、ただ抽せん方法とか、接種期日指定方法なども検討した経過があるのか、いわゆる予約弱者と言われる方への対応も含め、どう対処されたのか、お尋ねしたいと思います。あわせまして、今後も予約システムの受注はJTBになっておりますけれども、本システムをもって今後もこの接種体制で進めていく予定なのか、お聞かせ願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 加藤議員の御質問にお答えします。
最初の抽せん等ほかの接種の方法がなかったのかという御質問でございますが、現在このような形の予約方法を取る前には、庁内のほうで、内部のほうで検討ございました。上越市で行われているような行政区であらかじめ指定をしたらどうかという部分につきましても、当然検討をしてございます。ここで議論に上がったのは、最初の行政区から最後の行政区まで非常に時間がかかってしまうということでございます。これは、当市の5月12日が最初の集団接種でございます。1回目の最後の接種日が4月25日に枠を拡大しましても、8月1日ということで、5月12日から8月1日までかなり出てしまうということで、不公平感があるのではないかとか、その地区ごとに混乱を招くのではないかということも考え合わせまして、現在の手法を取らせていただいたところでございます。
続きまして、もう一つ……すみません、もう一つ何でしたか。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。次のところでもちょっと確認したいと思いますが、これから接種対象者の範囲が広がっていくと思います。64歳以下の一般接種向けのワクチンの配送が7月から始まるというふうになっております。既に取り組んでいると思うのですけれども、今御回答いただいた中、予約接種に関していろんな経験が得られたと思いますので、ぜひとも円滑にこれからも進むようお願いしたいと思います。
そこで一通りの接種が終了しますと、1年に1回の定期接種に移行していくのだろうと思います。そうなった場合、市内のクリニック、かかりつけ医での接種が主になっていくのかなと考えておりますが、この接種体制の移行時期など、先を見据えての検討を指示されているのか、市長にお伺いしたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今後のワクチン接種が1年ごとになるのか、2年ごとになるのか、半年ごとになるのか、こういった部分というのは、皆さん懸念されているところでありますけれども、先般も大学の先生ともお話ししてまいりました。やはり1年ぐらいになるのではないかというようなご意見でございましたが、その辺まだはっきりとしたものがありませんので、今後の接種体制、開業医の皆さんの御協力、そういった部分については、まだ指示は出しておりませんが、頭の中で今検討させていただいております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。早め、早めの情報提供をよろしくお願いしたいと思います。
あとコロナ関係でもう一点お聞きしたいと思います。ワクチン接種ですが、今回ワクチンを接種しますと、予防接種済み証のシールを貼付して保管しておくことになっていますが、ただこの2回の接種が終わると、この済み証が安心パスポート的に利用して、いわゆる緊急事態宣言地域でも出かけていってしまうという懸念があります。そういう方は少ないのだろうと思いますけれども、また国もそんなパスポート的な考えを持っているようですけれども、この辺どのような対応を市として持っていくのか、必要なアナウンスはしていくべきだろうと私は思うのですけれども、お考えございますでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 安心パスポート、今話題になっておりますので、当然今後の検討課題とさせていただきたいと思っておりますけれども、この部分国が恐らくある程度の形で方針を示してくるのではないのかなと思っております。市として先走って市民の皆さんに接種が終わりましたと、そういった証明書を出すというのは、今の段階ではまだ考えておりません。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) 接種証明書を出すということではなくて、接種された方がその予防済み証を自分で持って、これはもう大丈夫だということでお出かけになるパターンが増えるのかなというふうなこともありますので、市長答弁の中でもおっしゃっていたとおり、今までどおりの行動をぜひ市民の皆さん方に粘り強くまた訴えかけていく必要があるのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
また、忘れがちでありますけれども、コロナ以外にRSウイルス感染症が子どもたちに流行しております。これは、特効薬はありません。同じようにせき、発熱、肺炎で死亡する乳児、子どももおります。そういうことで、特に西日本のほうで流行しているようですので、学校、保育園含めて注意喚起をよろしくお願いしたいと思います。
それから、コロナ対策の支援策については、市長から必要な対策を講じるという御答弁をいただきました。ぜひ機動的な対応もこれからお願いして、次のちょっと質問に移らせていただきます。ヤングケアラーに関してです。国の調査は、中学で約1割、全日高校で7.7%ほど、そのぐらいの対象校で回答率は7.7%と非常に少ないのです。その中でも、市長答弁にあったように、非常に深刻な状況だということです。そういう中で、厚労省、文科省が共同プロジェクトチームで骨太の方針の中に織り込むために緊急提言をまとめております。国は素早い対応をしているわけでございます。また、神戸市は専用の窓口を開設しておりますし、大阪府においては、教育委員会が実態調査に乗り出すというふうにしております。答弁の中でも、市長自ら非常に深刻な状態だという認識を示されております。前回勉強してからという答弁もございましたし、今ほどの答弁でも課題を共有しながらというふうになっておりますが、速やかな対応が必要ではないかと私は考えております。子どもを真ん中に置く社会、それが市長が取り組む5つの政策の中にも含まれているのではないかと思います。速やかな対応を行う案件だと思いますが、具体的に実態調査をしてみるというようなお考えはありませんでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 加藤議員の質問にお答えします。
県が国とは別に5月28日の担当者会議におきまして、独自に調査をするという方針を打ち出しております。当市といたしましても、県の実施する調査の動向を見ながら、どういった調査になるのかを含めて、注視をしてまいりたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。また、このヤングケアラーと同じように、なかなか表に出ない問題がございます。特にコロナ禍での貧困の拡大が進んでいる中で、皆様方も目にし、耳にしているかと思いますが、生理の貧困であります。15歳から24歳の女性2,000人の方にお聞きしたところ、生理のことを話せなかった、できなかった、ためらったという方が35.9%おられるようです。今ではハッシュタグノーバッグフォーミーというので、ためらいなく情報発信していこうという運動が起こっております。テレビ、NHKでも放送されましたので、御覧になった方もいると思いますが、ペーパーを丸めて生理用品として挿入して、非衛生的でありながら、なお感染症も起こしているという女性もおりました。何よりも女性としてそこまで追い込んでいる私どももやはり社会的な責任もあるのかなということで、非常にテレビを見ていて私自身申し訳ないといいますか、切ない気持ちになりました。中には初潮を迎えても生理用品が買えない女の子もいるという実態もあります。行政として支援は必要とは思わないでしょうか。香川県三豊市では、小中学校を通じて生理用品に困っていませんかとコメントを添えて女子トイレに置いてあるそうです。東京の豊島区では、金銭的理由で生理用品を購入できない女性のために、独り親世帯を中心に生理用品を配布しているそうです。中には備蓄用の生理用品を活用して支援しているところもございます。当市もこういうことで、いわゆるこの問題に対して対処していく考えはないでしょうか。市長のお気持ちをお聞かせ願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 私自身もテレビ報道等を見ておりまして、この貧困の実態、こういったものを非常に危惧しているところであります。ただ、阿賀野市の実態が今のところまだ把握できておりませんので、そういった部分で対応をどうすべきか今思案している段階でございます。速やかに阿賀野市の貧困の実態を調査させていただいて、必要に応じて対策、対応をしていきたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
次に、SDGsに関連してお聞きいたします。当市は、水もあり、風もありということを以前にも申し上げましたけれども、大分小水力発電なり、小規模風力発電のハードルも下がってきておりますが、地域で取り組む再生可能エネルギーの利活用、こういうのは将来のまちづくりにもつながると思いますが、そういう考えがもし市長お持ちであるようでしたらお聞かせ願いたいと思います。小水力発電とか、小規模風力発電へのそのアプローチの考えがあるか、お聞かせ願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 小規模発電、小規模水力発電あるいは風力発電のほうの御質問をいただきましたけれども、今我々としては、以前からこの農業用水路、非常に大量の水が流されております。特に大規模幹線と言われるものが東港のほうまで行っている。あの水量を見ますと、やはり低落差の中でもそれなりの発電ができるのではないかということで、以前瓢湖の脇の水路で試験をした会社がありましたけれども、今は撤退されました。事業の採算的なものが非常に厳しいという結論に達していると。ただ、それからまた数年たっております。技術革新も大分進んできていると思います。そういった部分の実態、そういったものを把握させていただいて、できるだけこの資源有効に活用して小規模水力発電取り組みたいなといまだに思っております。また、風力発電これも今海岸線、紫雲寺から胎内市のところに相当数の風力発電の設備が建っております。今後はまた今沖合に大規模な大きな風力発電機の計画がなされております。ただ、それが我々の地域の実態、地形、そういったものを考えますと、やはりそこまでの大きなものは難しい。ただ、小さいもの、小規模の風力発電、そういったものは可能ではないかと思っております。ただ、それもやはり事業の採算性、これが一番大きなポイントになろうかと思っております。以前の技術であれば確実に採算は取れないという結論に達しておりましたけれども、最近の動向、そういったものを調査させていただいて、取り組めるものでしたらやはりしっかりと取組をしてやっていきたい。
今質問にはなかったのですけれども、ソーラー、太陽光発電、これも国のほうでは各家庭への義務づけみたいなものも今検討がなされているようであります。やはり地産地消、地域で発電をして地域で消化していく、こういったものがSDGs、今後の持続的な発展、成長にとって欠かすことができないものであろうと思っておりますし、できればこういった発電、そういったものではなく、ほかにもやはりSDGsの取組があろうかと思います。そういった部分も妙高市が取られましたけれども、SDGsのモデル都市の表彰を受けられておりますけれども、そういったものの取組も我々としてはやっていきたい、そう思っております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。小水力にしても、小規模風力にしても、大きく利用するのではなくて、例えば農業施設とか、いろいろなハウスとか、そういうところで、自分のところでその電気を利用するというところが各地でも全国的に展開しているところもありますので、ぜひまた御検討をお願いしたいと思います。
次に、政府は農業の環境負荷低減と生産向上を目指して、みどりの食料システム戦略をこのたび策定しております。2050年を目標年次に農林水産業のCO2排出量実質ゼロとか、いろいろうたってございます。食品ロスに関しては、この後宮脇議員にお願いしたいと思いますが、この戦略に即すとともに、地域農業の大基本である土づくりの大本であります堆肥センター、この位置づけでございます。この機能は、当市にとっても大変重要な施設であります。既存の施設の集約と合わせまして、県と連携しながらクラスター推進協議会をリードして、新施設の設置に向け専任担当者を添えて作業を進めていると思いますが、何年の設置完了を考えて作業を進めるよう指示しているのか、市長に伺います。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) クラスター推進協議会、協議会はつくりましたけれども、事業計画のほうが今定まっておりません。その中で、できるだけ早くこの堆肥センター、集約化、そしてまた改築更新、その部分を強化していきたい、そう思っております。御存じのとおり笹神地区にある堆肥センター、大分老朽化が進んできております。また、安田地区にある堆肥センターも今後数年でかなりの老朽化が進むだろうと考えておりますし、規模的にかなり小さい、またほかに今そこには入れておりませんけれども、かなりの頭数を飼育している方の臭気の問題、こういったものも今大分問題化されております。できれば全員が参加する、そういった堆肥センター、そういったものを目がけて取組をさせていただければと思っております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) 私も村上市とか、ほかの市町村でアドバイスをいろいろしてまいりましたけれども、行政の力が必要になってまいりますので、ぜひとも着実に物事を前に進めてくださるようお願いしたいと思います。
次に、SDGsと絡めて環境センター絡まりでちょっとお聞かせ願いたいと思うのですが、実は高齢者の方がこれだけ増えてきますと、紙おむつがいろいろ一般ごみで出てくるかと思いますけれども、これを焼却処理するとかなりボイラーといいますか、施設への負荷が大きくなってまいります。今P&Gジャパンとか、ユニチャームでは、紙おむつの回収をして、それを再利用して、また紙おむつを製品として販売しております。新品より再製品のほうが衛生的で、さらに肌触りもよくてということで、そのリサイクルが確立されて、そのリサイクルに参加している市町村もあると聞いております。ユニチャームでは、今のところ75%のリサイクル率だそうです。環境センターの施設の負荷軽減にもつながると思うのですが、今だからこうしようということではなくて、今当市としてはこの紙おむつの扱いはどうなっているのか、お聞かせ願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 宮嶋市民生活課長。
〇市民生活課長(宮嶋正憲君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。
当市の紙おむつの処理の状況なのですけれども、各事業者に個別の調査ということまでは行っておりませんけれども、大半が一般廃棄物として焼却されているものと思います。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。現実は恐らくそういうところが大半なのだろうと思いますが、ぜひSDGsの観点から、どのような対応が当市としてできるのか、御検討をお願いしたいと思います。
次に、市民病院の関係でございます。先ほど答弁の中では、当市としての立場を示していくということをいただきました。会議での議論がどのように進むのか分かりませんが、都度都度情報の提供をぜひお願いしたいというふうに思っております。そこで、病気を治す医療から未病に気づく医療ということを申し上げさせていただきましたけれども、人生100年時代を見据えまして、保険者努力支援制度が強化されております。新規に500億円が国で予算化されております。事業費として200億円、事業費に連動して配分する分の300億円の計500億円です。自治体における予防、健康づくりを抜本的に後押しするものでございますが、当事業を活用してDX化を念頭に糖尿病アプリあるいはデータヘルス分析サービスなど、いろいろなものに取り組むことができると思いますが、この事業を活用しての取組は当市では予定しているのか、お聞かせ願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 加藤議員の質問にお答えいたします。
今のところこれに取り組むか云々というのは、まだ思案中でございます。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございます。
あともう一点、あがの市民病院今厚生連のほうで運営させてもらっておりますけれども、豊栄にもございますし、新潟医療センターもございます。それぞれのところで人間ドックを受けている方もおられますが、そういう方々のデータを互いに利活用して、市民の健康増進に活用するというプランというのは考えたことがあるのでしょうか。それはやはり幾ら厚生連だといっても、病院は病院だから、なかなかそこまで議論は進んでいないよということなのか、ちょっと状況だけお聞かせ願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 加藤議員の質問にお答えします。
これまで病院からは、近くに隣接する3病院の健診データを相互に利活用しているということは聞いてはございません。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) 実は、私は豊栄の仕事に就いていたときから、豊栄の病院でずっと定期健診を受けているわけですけれども、そのデータがあがの市民病院のほうと共有しておくと、いざというときには非常に安心だなと思ったものですから、これからのDXを考えた場合、市民の方も安心につながるのかなと思ったものですから、ちょっとお聞きいたしました。
次に、人員体制についてお伺いしたいと思います。以前市長の答弁では、人口減少に合わせて適正な職員の数をというふうな御答弁がございました。阿賀野市の第3次定員適正化計画の進捗状況表を見ますと、元年度時点で定員適正数475名に対して、職員数の総合計は468名で、7名不足しております。類似団体との比較でも、職員数が43名不足と記載されており、かなり少ない状況となっております。市長の3月議会での答弁内容と若干違うような気がするのですが、確認したいと思います。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) お答えをいたします。
まず、この3月に策定した定員適正化計画でございますけれども、その中で類似団体との比較をしてございます。それは、議員がおっしゃる43名不足だという数字だと思いますけれども、この類似団体のデータなのでございますけれども、これ総務省のほうで各市町村のデータを吸い上げてまとめておるわけですけれども、まとめ方といたしまして、人口、それから産業構造、これが産業別の就業人口の構成比にございますけれども、それによっていろいろ市町村をグループ分けをしているわけでございます。実際阿賀野市がどのグループに入るかといいますと、5万人以下で産業就業人口がこれ2次、3次の割合と3次の割合があるわけですけれども、たしか2次、3次が55%未満で、3次が65だったかな、ちょっとすみません、細かいところちょっとあれなのですけれども、そういうグループ分けをしておる中で、阿賀野市が入っているグループのグループ分けされたのが全国で35しかないわけです。この35の市町村の人口1万人当たりのデータを出して、それを加重平均を出して、その加重平均に対してどのくらいあるかというやり方をやっているわけなのです。そのやり方として、要は各市町村の特殊事情、こういったものがほとんど加味されていないような状況、具体のことを話せば、例えば一部事務組合があるかないかとか、あるいは公共施設がどのくらいあるかどうかとか、そういったことが加味されていないデータということになっておりますので、我々の捉え方としては、一つのそれは目安だよと。総務省のほうも実際はそれは他の自治体と比べてみて、実際当市がどうなのかということを分析するための資料、要は気づきを与えるための資料だよという、そういう位置づけをしております。実際昨年度の定員適正化計画を策定する段階では、各部署に業務量の調査をいたしました。それもかなり大ざっぱなものなので、実際どうなのかということになると、なかなか難しいのでございますけれども、要は今までの業務をどういうふうにこなしてきたかといったようなデータを見て、このくらいが適切な数字なのかということで設定したわけでございまして、要は総務省も言っていますけども、類似団体のデータと実際のデータが乖離していても、それは問題にすべきことではないよと。要はそれを見て本当に適正なのかどうかということをよく検討しなさいと、そういう位置づけになっておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。いずれにしましても、前回にもお聞きいたしましたけれども、DXとの絡みもございます。市長の答弁の中にもありました。余剰といいますか、効率化を図った分、それをすぐ人員削減につなげるのではなくて、行政サービスに直結するような人材の生かし方をお願いしていきたいと思っております。そういう中で、今回定期人事異動終わりましたけれども、前にもお願いしておりましたが、資格を持った職員がどこに配置されているのか、資料がまだいまだ受領しておりませんので、後でよろしいので、今回の人事異動を受けての資料を後でお願いしたいと思います。
それから最後に、雪害関係で危機管理体制の御質問をさせていただきましたけれども、答弁の中では冬のことを踏まえて、計画の配置基準に基づいて適切に対応していくというふうにされておりますけれども、要は配置基準どおりにならなかった場合どうするのかということで、前回の質問にも御指摘させていただきました。HACCPに基づく具体的な行動計画、マニュアル策定を除雪に限らず危機管理上必要と思います。戦略があっても戦術なし、AプランがあってほかにBプラン、Cプランがないということでは、いざというときは動くに動けないということになります。これらの行動計画、マニュアル策定に向けて市長の指示、その進捗状況を改めてお聞きします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今担当のほうがなかなか手が挙がらないみたいですが、今危機管理の部分を考えますと、我々のほうでは災害等の危機管理については、危機管理課が対応していますし、今般の除雪のような大雪、雪害については、建設課が中心となって対応している。そういった面で今誰も自分が答えていいのか迷ったのかもしれませんが、いずれにしても、今般の教訓、そしてまた過去に起きた災害、そういったものを踏まえて、今危機管理体制あるいは除雪もしっかりとした体制を各課で組んでいるところでございます。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。なかなか部課横断的な対応になるので、すぐにというわけにはいかないと思いますけれども、だけれども、目指すべきところは決まっておるわけでございますので、着実に市長のリーダーシップの発揮をお願いしたいと思います。
大分時間も経過いたしました。多くの質問に市長、各関係部課長から真摯に御答弁をいただきました。感謝申し上げます。
以上をもちまして私の再質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇議長(市川英敏君) これから13時30分まで休憩いたします。
休 憩 (午前11時41分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(市川英敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
1番、荒澤浩和さん。
〔1番 荒澤浩和君登壇〕
〇1番(荒澤浩和君) 1番、荒澤浩和でございます。まずは、ワクチン接種に始まり、医療従事者の方々、市の職員の方々には身を粉にして働いていただきまして、私からも本当に感謝申し上げます。また、コロナ禍で日々の状況が変化しています。今現在では、9都道府県に緊急事態宣言が6月20日まで延長など、依然予断を許さない状況にあります。今後も阿賀野市には変わらぬ市独自の安心、安全な健康、生活の働きをお願いしたいと思っております。
それでは、一般質問に入りたいと思います。今回は、通告に基づき2つの項目について質問いたします。質問事項1、新型コロナウイルス感染症について。4月27日に開かれた厚生労働省の専門家会合では、全国的に20代から30代を中心とした行動が活発な世代での感染拡大の傾向が見られるとしています。また、感染の第4波では、クラスターが発生している場所は多様化しているとして、クラスターが発生しやすい場所では、対策の徹底が必要だとしています。政府は、5月16日から緊急事態宣言の実施地区に北海道、岡山、広島の3道県と蔓延防止重点措置の実施区域に群馬、石川、熊本の3県を追加しました。新潟県においても、変異ウイルス感染割合が増えてきていることから、一向に感染が減少しません。これからも新潟県の感染者増、入院者数の増加や重症者数が増えて、ステージスリー相当にならないように独自の対策強化が必要と思われます。
阿賀野市では、4月20日より65歳以上の接種予約の受付が開始しました。接種期間は高齢者施設等の一部を除き、5月12日からとなっています。8月以降高齢者施設等の職員、基礎疾病のある人となります。そこでワクチン接種について伺います。
@予約受付体制に問題はなかったか。また、課題、改善点をお願いします。
A県内で高齢者接種予約が開始され、ワクチン難民が発生しないか。
Bワクチン接種当日のキャンセル対応。
Cワクチン接種は予定どおりできそうか。
質問事項2、阿賀野市道の駅について。道の駅「(仮称)あがの」の建築基本設計が完了し、施設の概要が決まりました。4月1日には駅長に阿賀野市出身の女性の方が就任いたしました。駅長のコメントとして、地元の阿賀野市をよくしていきたい、盛り上げたいという思いが記事を通して強く伝わってきました。今後の予定等を伺います。
@建築関係6億5,000万円、公園土木関係5億円、その他5億円の内訳。
A各種補助金事業の事業名や省庁名をお願いします。
B地場産販売の協力農家等の状況。
C阿賀野市民や全国に対しての告知、宣伝方法を伺います。
以上でよろしくお願いいたします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 荒澤議員の御質問に順次お答えをいたします。
初めに、新型コロナウイルス感染症についてであります。まず、予約受付体制の課題と改善点についてでありますが、予約に際しまして、受付開始直後から予約が集中し、電話がつながりにくい状態が続いたこと、インターネット予約の不具合により、一時的に予約ができなくなってしまったことで、市民の皆様に大変御心配と御迷惑をおかけしてしまいました。この場をお借りしまして、おわび申し上げます。また、ワクチン接種の予約方法に関しましては、65歳以上の皆様から一斉に予約を受け付ける方法を取りましたが、年齢順などで対象者を限定する方法を取れば、混雑をもう少し軽減できたのではないかと考えております。この教訓を生かし、7月11日以降に予約された方や予約していない方等を対象とした予約の変更に際しましては、電話とインターネットの予約のほかに、市役所内に臨時対面窓口を設置したところであります。今後64歳以下の接種に際しましては、希望する全員分の予約枠があることから、できるだけインターネット予約を推奨することを周知してまいります。
次に、ワクチン難民についてであります。当市は、希望する方が全員受けられる集団接種体制を確保しておりますので、ワクチン難民と言われる方は発生していないと考えております。
次に、当日のキャンセルへの対応についてでありますが、現在はキャンセルが出た場合、集団接種に従事している看護職や薬剤師等に接種しておりますが、ほかの対応方法についても検討を進めているところであります。
最後に、ワクチン接種は予定どおりできそうかとのお尋ねでございますが、加藤議員の御質問にもお答えしたとおり、次の接種対象者である基礎疾患を有する方、市外の高齢者施設等に従事する方及び60歳から64歳までの方については、7月11日以降に順次ワクチン接種できるよう進め、年内に16歳以上の方全員の接種を終えるようワクチン接種体制を整えてまいります。
次に、道の駅についてお答えをいたします。初めに、事業費についてでありますが、令和2年12月の議員全員協議会におきまして、総事業費についてお伝えしたところであります。建築関係といたしましては、建築本体工事が約4億5,000万円、電気設備工事が約1億円、機械設備工事が約1億円となっております。公園土木関係といたしましては、盛土造成の費用が約2億円、駐車場や排水施設の整備、公園付帯施設の整備費用が約3億円と見積もっております。そのほかにつきましては、用地取得費、測量設計等の委託費、上下水道の整備費等の費用となっております。
次に、各種補助事業や所管の省庁名についてでありますが、公園や駐車場、無料休憩所等の公益施設の整備については、国土交通省の社会資本整備総合交付金の都市公園事業を活用しております。また、農産物直売所、特産販売所、飲食施設等の収益施設については、農林水産省の農山漁村振興交付金を活用しております。
次に、地場産販売の協力農家の状況についてでありますが、指定管理者に確認したところ、4月に阿賀野市内の110件の園芸農家に対し、道の駅への出荷に関する意向確認のアンケートの実施と併せ、生産者から個別に話を聞いているとのことであります。また、農協とも連携した体制づくりのため、協議が行われており、市も協力して協力農家の確保に向けた準備を進めていきたいと考えております。
次に、阿賀野市民や全国への告知、宣伝方法についてであります。これまでも市の広報やホームページを通じ、道の駅基本構想や整備計画についての情報を発信してきましたが、今回新たに市のホームページ内に道の駅の情報ページを設けており、現在進めております道の駅の名称募集においては、このホームページと併せ、SNSも活用し、周知を図っているところであります。今後も道の駅オープンに向けて、随時情報を発信していきたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) 御答弁ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。
先ほど加藤議員からもコロナウイルス感染のワクチンのことで質問がありまして、ある程度質問していただいたので、なるべく重複しないように再質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
初めに、質問@の予約体制についてなのですけれども、今回最初のほうに予約体制の課題と改善点として、受付当初は予約が集中して電話がつながりにくい状態など、インターネット予約の不具合により一時予約ができなくなったとありまして、その後に対策としては、窓口を設置して対応したという答弁がありましたけれども、この臨時対面窓口を設置したところ、何人かというか、大勢の方が来られていたと思うのですけれども、どのくらい来られたかなんていうのは把握していられますか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 正確な数字は今つかんでおりませんが、初日が400後半でございました。2日目、3日目になるに従って半減、半減というふうな形であったかと思います。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。先ほどの市長のお話でも、今現在予約数が83.8%の方から予約いただいていますというので報告が上がっていたのですけれども、この83.8%、残り17%ぐらいなのですけれども、その残りの予約の方に関しての希望なのでそこまで追うということはないのですけれども、またこれからいろいろと対処していくという予定はありますでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 荒澤議員の御質問にお答えいたします。
今予約をされていない方というのは、確定ではないのですが、察するところ御自宅にいて何らかの事情でお出になりにくい方、外出できにくい方なのかなと察しているところでございます。これらの方々につきましては、高齢の方で在宅されている方ということで想定いたしまして、高齢福祉課のほうとも協議をしながら、ケアマネ等を通じまして、意向調査をした上でどういうことができるのか、対応してまいりたいと、このように考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。なぜそれまた、確かに全員に受けてもらいたいということで今お聞きしたのですけれども、そのほかに何で聞いたかというと、この高齢者65歳以上が終わってから次は今後64歳以下の接種にするという話の中で、64歳以下の方の次の予定としての市のホームページに載っている予定表を見ると、65歳以上の方の接種が終わってからというように記載はしてあるのですけれども、その終わってからというのは、大体どのくらいのめど、もしくはどのくらいの予定を立てているのかというのをちょっとお聞きしたいのですけれども。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 荒澤議員の御質問にお答えいたします。
7月11日がターニングポイントなのかなとおおむね想像しているところでございます。と申しますのは、7月11日1回目を終えると、7月末までに2回目が終わるということでございますので、7月12日以降に今荒澤議員がおっしゃったとおり、次の方に移っていけるのかなと、こんなイメージで考えてございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。それと、同じように今後64歳以下、もしくは基礎疾病のある方、高齢者施設等に従事されている、60歳から64歳とプラス16歳から59歳の基礎疾病を有する方の受付が6月1日からの申込み開始となっていますけれども、まだ4日ぐらいしかたっていないですけれども、この申込みというのは入っていたりはしますか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 荒澤議員の御質問にお答えします。
まず、高齢者の次の優先される方につきましては、先ほどの市長の答弁にもございましたとおり、基礎疾患を有する方、それから市外の高齢者施設に従事をされている方、そして60歳から64歳の方となってございます。基礎疾患のある方からは、市ではどなたが基礎疾患、どのような基礎疾患をお持ちであるのかという情報がございません。やはり皆様方から申し出ていただくなり、申請をしていただいた中で把握をして接種券を送付をさせていただきたいなと。これらの方につきましては、今作業を進めているところでありますので、近日中に何らかのお知らせができるものと考えてございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。
次に、Bの当日キャンセルの対応について伺いたいのですけれども、先ほどのほうで話があった今現在廃棄したのが3件、当日キャンセルが出たというので、答弁のほうにキャンセルが出た場合、集団接種に従事している看護師や薬剤師等に接種しておりますというのがあるのですけれども、こちらは何人かは接種受けたのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 荒澤議員の御質問にお答えします。
これまでに何人か薬剤の関係で廃棄がもったいないということで、従事されている方に接種してございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) 一応医療従事者は、国のほうからのワクチンのあれもありますよね。それは市で受けてやれば、それはでは受けないでという形を取って受けているという感じですか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 医療従事者の方については、医療従事者用に県からワクチンが来るのでありますが、今ほど申し上げましたように、半端になる薬剤もございます。これは、捨てるともったいないということで、市民の方用の薬剤を使ってございますが、後々数は把握してございますので、後で相殺ということも考えておるところでございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。ぜひそういうキャンセル等というときに、医療従事者のほうが最優先なのですけれども、また園の職員の方々、学校の職員の先生方とかももしそういうような余裕があって回せるようであれば、やっぱり学校の先生方かかってしまったりすれば、またクラスター発生しやすい状況にあると思うので、そういうのももしあったら考えていただければなと思っております。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 荒澤議員の御質問にお答えします。
そういう考え方もあるのですけれども、そのほかに市民の皆様方でキャンセル待ちをされてでも早期の接種につなげたいという方がおられるのであれば、これらの声にも応えていかなければならないと考えているところでありますので、今その作業に向けてどんな形でできるのか、今考えているところでございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。いろいろと考えているようで、安心いたしました。
Cの今後のワクチン接種が予定どおりできそうかということに関しまして、先ほど60歳から64歳までの方が7月11日以降にというのがめどで受けられるのかなという話ししたのですけれども、今現在60歳から64歳までの方というのは、約3,000人ぐらいでしたか、そのぐらいの人数になると思うのですけれども、その人数ではワクチン接種をスタートするとして、予約状況にもよるとは思うのですけれども、一番多い接種予約ができる週だとしたら、900人ぐらいこのスケジュール表を見ると、1週間のうちに900名ぐらい一番マックスで接種が受けられる週があるのですけれども、そのような感じで1週間900人、毎週そういうわけにはいかないとは思うのですけれども、その辺も踏まえて、64歳までの方々のワクチン接種がどのくらいで終わるなんていうのは、まだ先の話なのですけれども、今後の予定として、その次は今度一般の方とか、いろいろな話になってくると思うので、そこら辺大体予想はされていますでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 荒澤議員の御質問にお答えします。
基礎疾患のある方がどれだけおられるのかというのがこれからの把握なものですから、何ともその辺が今のところ見通しは立てられないわけでございますが、いずれにしましても、早期に終えられるように努力してまいりたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。それと、今後のワクチン接種のスケジュールなのですけれども、スケジュール表やその変更などの表示とか、通知、それが市のホームページとかでもう少したくさんの情報を載せることというのは可能なのかなと思いまして、例えば接種率今どのくらい受けましたとか、今何人ぐらい終わりましたとか、今後の予定とか、もう少し細かく今ホームページ見てもそんなに詳しくは書いていないのが現状なのですけれども、そこら辺もうちょっと詳しく表示もしくは周知情報を提供していけたらなと思うのですけれども、その辺今後お考えはありますでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 御指摘を重く受け止めまして、対応したいと考えておりますが、これまで既に御案内のとおり、国の方針転換の対応等でかなり落ち着かないことがございましたので、今後また国等の指示、国とかから要請が大きく変わらないようであれば、市民の皆様に向けて詳しく御案内ができるように考えてまいりたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。ぜひそういうふうに阿賀野市としてもいい数字というか、数字的には予約状況も多くの方から予約されていると思うこの数字ですので、ぜひ市民の方々も今どのぐらいの状況があって、まだ自分たちがどのくらいで来るのか、一般の方はいつ打てるのかなど、そういうような情報提供がなかなかないとやっぱり不安の声も結構上がってきたりとか、いろいろな話を伺うことがあるので、ぜひそのようにいろいろな可能性があるとは思うのですけれども、できるようであればやっていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、道の駅について再質問させていただきたいのですが、A番の各種補助事業についてなのですけれども、今現在国土交通省からとあと農林水産省からの交付金、この2つが答弁にあったのですけれども、それ以外にも交付金は何個かはありますか、ありませんでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 各種補助金のことでございますけれども、現在確定しているものがこの2つのものでございまして、当然まだ申請して、正式に確定していないものもございます。ただ、このほかには例えばEVの充電機のものであるとか、そういうものについても当然申請している最中ではございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。たしか前の財源計画とかでは、4つぐらい項目が載っていたと思うので、あと2つはどうなったのかなというのが気になったのですけれども、ということは、申請中もしくはこれからというのもあるのでしょうか。分かりました。
また、そのほかに前に載っていたのが4つぐらいの事業があったのですけれども、それ以外というのはまた考えていたりとかいう話はあったりするのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 当然アンテナを広げまして、各種補助金等々該当のあるものについては、積極的に申請等していきたいというふうには考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。ぜひそうしていただければ予算とかのほうも余裕ができたりとか、またその予算について公園をよくしたりとか、いろいろ多分使い道がまた広がるなと思いましたので、ちょっとお聞きしました。
次に、ではBの地場産販売の協力農家等についての質問をさせてください。こちら答弁にありましたとおり、今後農協と連携したりとか、また協力農家の確保に向けた準備を進めていきたいというように記載があるのですけれども、先月あたりだかに農家を集めて説明会または何か話があったというふうに伺ったのですけれども、そういうのは最近の動きとしてはまだこの答弁どおりなのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 今現在農家への働きかけ等々ということでございますけれども、市長答弁のとおりアンケート結果を踏まえまして、そのアンケートの集計によってまた当然自由記載のところで要望等々もあったというふうに聞いております。その要望も踏まえて今協議をしているというふうに聞いております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) 分かりました。何か農協もしくは農家のほうからまだ詳しい話がそんなに上がってきていないなんて話もあったので、そろそろあれだよねなんて、そういう話もあったので、一応そのように動いているということだったのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 先ほどのアンケートの話でございますけれども、その中では細かい例えば手数料であったりとか、集配の仕方ですとか、その辺の細かい話についても農家等々からは質問等があったというふうには聞いているところでございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。それであれば大丈夫ですかね。
あと先ほどのA番の各種補助事業の件について、それに関連してなのですけれども、ちょっと話のほう変わるのですけれども、先ほど市長のほうから乾燥施設の話があったのですけれども、旧大和小学校の。あの乾燥施設、先ほど話伺ったら、民間業者のほうに委託するという話で、話だと一つの団体のほうに、民間のほうに貸付けする、委託するという話なのですけれども、せっかくいい乾燥施設があるので、あれをできれば道の駅のほうに入れてもらって、各農家もしくは農家の野菜を乾燥施設でいろんな販売のほうに向けたら面白いななんていうこともあったので、そういうのは可能か、もしくはそういうのも考えていたり、案があったりとかするのはないのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 御質問のとおり、確かに阿賀野市の特産品を道の駅で販売しようという思いは強く持っておりますので、そのような機会があれば販売も可能だと思っておりますけれども、正直すみません、個別具体な話までちょっと私把握していないところでございます。申し訳ありません。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。道の駅のことでいろいろ見ていたりとかしたら、ほかの道の駅とかで乾燥施設を入れたりとかやっているところもあったので、結構面白いななんて、また阿賀野市にもせっかくあのいい乾燥施設のほうがあるので、そういうのも活用できたらなと思いながら、一般からちょうどその話が上がってきたので、ふと思ってまたいろいろと考えてはみたのですけれども、ぜひそういうのも面白いなと思いますし、またそのお土産コーナーとかにも使ったりとかできると思うので、ぜひ検討していただければなと思っております。
あとC今後の道の駅の情報や告知方法についてなのですけれども、答弁のほうに書いてあるように、道の駅の名称募集が始まりましたが、それをそのデータを基に、どれだけ阿賀野市の道の駅が周知されているかなどを検証しながらというのですか、まだ4日目なのですけれども、募集は結構集まりはあるのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 道の駅の名称募集につきましては、昨日現在ちょっと正確な数字まで把握していないのですけれども、封筒でかなり十数通は届いておりまして、どちらかというと、市外または県外からも何通か届いている状況ではございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ちょっと名称募集とかでも、やっぱり興味があればいろいろ見てくれている方も多いと思うので、どのくらいの人数がいるのかなと思って今気になってお聞きしたのですけれども、ぜひホームページ内にもあるのですけれども、またさらにほかの工夫をしたりとか、いろんな配信をしていきたいと考えておりますと書いてあるので、ぜひ道の駅のオープンに向けてSNSも使いながらいろいろな方法があると思うので、よろしくお願いしたいと思っております。
以上で再質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
〇議長(市川英敏君) 質問を改めます。
8番、清野栄一さん。
〔8番 清野栄一君登壇〕
〇8番(清野栄一君) 8番、清野でございます。今回は4問事前通告をしております。
まず1つ目でございます。新型コロナワクチン対応についてであります。新型コロナは、昨年12月に法改正があり、予防接種法第6条の規定により、臨時の予防接種に該当したことから、法定受託事務として市町村が実施主体となります。本市においては、4月13日に高齢者約1万4,000人余りに予防接種券を一斉に発送、5月12日から65歳以上の接種が開始されたところでありますが、全人口の35%もの人たちに一斉通知をしたことにより、申込みの電話がつながらない、ネットも大多数は自分では無理があるというような話、苦情を聞いたところであります。今回対象が全て高齢者ということをどのように考慮したのか、ワクチン接種受付事務の事前想定に問題はなかったのかどうか、伺います。
2問目であります。阿賀野市定員適正化計画等についてであります。本市においては、この4月に令和3年度から令和7年度までの新計画が公表されたところです。全国大多数の自治体共通の課題として、人口減少や厳しい財政状況の下、総職員数の増加を抑制しつつ、効率的で質の高い行政を実現するため、行政需要の変化や地域的特性など、地域の実情に応じたきめ細やかな定員管理に取り組む必要があります。そこで、今回の計画と前回の計画との相違点や見直し点、過去5年間の年度別職員試験受験者数と採用者数及び出身地、国が求めているAI、RPAを活用した効率的な事務の執行への対応状況、過去3年間の1月以上の休職者の状況と対応について伺います。
3つ目であります。ふるさと納税についてであります。ふるさと納税制度は、2008年から国が制度を創設したところでありますが、寄附を受ける自治体のメリットとしては、歳入の増加、知名度の向上が図られることや地域における地場産品の生産者、事業者も売上げ拡大やブランドの向上につながり、地域活性化の大きなツールの一つだと思われます。また、最近の傾向としては、頻発する災害対策やあるいはコロナ対策としての活用を図る市町村も出てきております。そこで、寄附目的別受入れ累計額と寄附目的別執行済み累計額及び寄附目的別執行内容と各基金残高、そして新型コロナ対策への対応、活用がこのふるさと納税の基金でできないのかどうか、お考えを伺います。
4つ目であります。本日も西日本などでは豪雨になっているところがありますが、気象庁の発表によりますと、今年は九州から東海まで5月中旬段階で既に梅雨入りが宣言され、例年よりも20日以上早い地域が7地域もあります。熊本では、昨年も大水害がありましたが、今年も既に5月に豪雨被害が発生しており、熊本県内では平年の4倍もの降雨量を記録しているところもあります。近年国内において頻発する豪雨災害、本市においても予断を許さないものと思われます。そこで、阿賀野川が想定最大雨量により氾濫した場合の旧町村別想定避難者数及び被災者数について伺います。
以上、4点質問いたします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 清野議員の御質問に順次お答えをいたします。
初めに、高齢者向けワクチン接種受付事務についてであります。荒澤議員の御質問にもお答えいたしましたとおり、ワクチン接種の予約方法に関しましては、65歳以上の皆様から一斉に予約を受け付ける方法を取りましたが、年齢順などで対象者を限定する方法を取れば、混雑をもう少し軽減できたのではないかと考えております。この教訓を生かし、7月11日以降に予約された方や予約していない方等を対象とした予約の変更に際しましては、電話とインターネットの予約のほかに、市役所内に臨時対面窓口を設置したところであります。今後64歳以下の接種に際しましては、予約を受け付ける方法として、年齢順などで対象者を限定する方法など、工夫して混雑が起きないように対応したいと考えております。また、できるだけインターネット予約を推奨することを周知してまいります。
次に、定員適正化計画等についてお答えをいたします。まず、今計画と前計画との相違点や見直す点についてであります。平成17年度からの第1次計画及び平成22年度からの第2次計画では、合併により課題となった職員数の削減を目標としており、平成27年度からの第3次計画では、普通交付税の合併算定替えの終了を見据え、義務的経費である人件費の増加により、財政運営が硬直化しないよう適正な定員管理を目標として取り組んでまいりました。本年4月に策定した第4次計画については、将来の人口減少を見据え、人口減少に比例して職員数の削減に取り組むこととしますが、業務量が必ずしも人口数に比例して増減しない管理業務や新たな政策課題に対応するために、人員確保を図る計画としております。
次に、過去5年間の年度別受験者数と採用者数及び出身地についてであります。受験者数と採用者数ですが、平成28年度(平成29年度の採用者)は、受験者数90名に対し、採用者数13名、平成29年度は84名中13名、平成30年度は67名中10名、令和元年度は87名中15名、令和2年度は123名中24名であり、倍率は5倍から7倍となっております。採用者の出身地でありますが、受験時の居住地で分類しますと、令和元年度は80%が市内居住者でありましたが、令和2年度は71%が市外居住者というように偏りがあるものの、平成28年度から令和2年度の平均では、おおむね市内と市外がほぼ同じ割合となっております。
次に、AI、RPAの活用についてであります。人口の減少により、社会全体としての労働力の絶対量が不足する状況が見込まれる中、令和2年12月に閣議決定されたデジタル・ガバメント実行計画においては、AIやRPAなどのデジタル技術は、自治体の限られた経営資源の中で持続可能な行政サービスを提供し続けていくため、今後積極的に活用すべきものとして示されているところであります。当市のAI、RPAの活用状況については、昨年度導入に向けた職員説明会等を実施するとともに、入札参加資格申請書等のシステム入力作業について、試験的にAI―OCRとRPAの導入を行ったところでありますが、RPAを稼働させるために必要なシナリオの構築等に関わる職員のスキル習得の必要性など、今後の取組に向けた課題も明らかになったところであります。今年度については、RPAにおけるシナリオ構築等に関わる職員のスキルアップを図るとともに、業務時間の削減効果が高いと見込まれる業務に対し、試験的にRPAを導入し、効果の検証を行いながら、さらなる業務効率化に向けた取組を進めていくこととしております。
次に、過去3年間の1月以上の休職者の状況と対応についてであります。休職者の状況ですが、平成30年度から令和2年度までの3年間の実人員は31名となります。対応としては、療養休暇や休職者のうち、特にメンタルヘルス関連疾患の職員を対象として、平成28年に職場復帰支援実施要領を策定し、職員本人と所属長への支援を制度化して、円滑な職場復帰と再発防止を図っております。所属長と総務課が連携し、療養中も定期的に面談するなどして、心身の状態の把握に努め、産業医や衛生管理者、かかりつけ医から助言や指導を受けながら、必要に応じて試し出勤を行うことで、復職を支援しております。また、復帰後においても、過度な負担がかからないよう業務量や配置先の調整などの配慮を行っております。
次に、ふるさと納税についてお答えをいたします。当市におきましては、平成20年度よりふるさと阿賀野市応援寄附金に取り組み、令和2年度末までの13年間で総額9億1,500万ほどの寄附金をいただきました。目的別内訳では、豊かな自然を守り育てる事業として、受入れ累計額3億5,400万円ほど、うち阿賀野市観光看板整備事業、瓢湖水きん公園整備事業、瓢湖ハス刈り事業などにおいて執行した累計額が1,922万5,000円、基金残高3億3,500万ほどになっております。
次に、文化と子どもを守り育てる事業としては、受入れ累計額3億1,900万ほど、うちはじめての絵本プレゼント事業、学習支援事業、学校音楽教育推進事業、奨学貸付金事業などにおいて執行した累計額が1億2,005万9,000円、基金残高1億9,091万3,000円となっており、その他市長が必要と認める事業としては、受入れ累計額2億5,025万8,000円、うち白鳥美人食べ歩きマップ・のぼり旗作成事業、瓦ロードパンフレット作成事業、地域医療を守り育てる絵本の配布事業などにおいて執行した累計額が99万5,000円、基金残高2億4,926万3,000円となっております。また、新型コロナ対策については、国の地方創生臨時交付金を充てることとしており、今のところ当該基金の活用は考えていないところであります。
最後に、災害想定についてお答えをいたします。平成30年5月に配布した阿賀野川洪水ハザードマップは、阿賀野川が想定し得る最大規模の降雨である2日間の総雨量382ミリ、1,000年に1度の確率によって、洪水、浸水が発生したことを想定し、地図に示したものであります。ハザードマップから旧町村別の避難所への避難者数を想定した場合、安田地区では65の自治会中29自治会、3,800人、地域の住民の44%、京ヶ瀬地区では48自治会中38の自治会、5,800人、地域の住民の82%、水原地区では119自治会中28自治会、3,400人、地域の住民の19%、笹神地区では64自治会中2自治会、100人、地域の住民の1.4%ほどになるものと想定しております。また、床下浸水以上の被害を受ける被災者数は、安田地区1,600世帯、4,600人、京ヶ瀬地区2,000世帯、6,400人、水原地区3,400世帯、9,100人、笹神地区120世帯、400人ほどになるものと想定しております。数字の羅列で理解しにくい部分がございますが、そういったような状況でございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) それでは、再質問をさせていただきます。
まず、コロナワクチン対応、本当に担当の方は一生懸命いろいろ業務に励んでおられること、大変御苦労さまでございます。それで、今回65歳以上の者に一斉に通知をするという話を聞いたときに、何だこれはと思いました。それで、担当部局のほうに少し分けたほうがいいのではないかと、年寄りの場合自分の知り合いがしたりすると、もう自分も負けていられないという思いの人も大勢いるものですから、集中するのではないかと、その辺も含めて少し例えば新潟市や聖籠町なども分けてやっているし、分けられないのかという話をしたときに、いや、もう決まったことですと、素っ気ない返事をいただきました。そういうことから、今回の通知をすることについて、担当の中でどのような想定を行ったのか。また、判断する者、決裁する人たちはそれでいいと思ったのかどうか、その辺について伺います。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 清野議員の質問にお答えいたします。
議論は先ほど加藤議員の御質問にもお答えしましたとおり、様々な想定で議論をさせていただきました。どのような形になったとしても、やはり一定の混乱は想定されるところでありましたし、今ほど市長の答弁にもありましたが、もう少し年齢を小刻みにすることで混乱が少なくなったのではないかと、これは結果論でございますが、当時は先ほど申し上げましたように、公平性というほうを重視をさせていただいたということで、このような手法になったところでございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 大変な作業だったと思います。その辺は十分分かるのですけれども、ただ今回65歳以上限定でしたので、ネットはいい人はいいのですけれども、駄目な人も大勢いるのかなということで、電話に集中したのです。そして、その結果何回電話してもつながらない、挙げ句の果てにここに来て受付をしてもらうというような人たちも出てきたわけであります。ネットをするにしても、高齢者世帯単独ではなかなかやりにくいという人も大勢いると思うのですが、高齢者世帯の人数は5,600人もいるのです。だから、そこらあたりも同じ話の繰り返しになりますが、もう十分配慮していただければよかったのかなと思っております。最終的な判断は市長がされたことですから、どうこういうつもりはありませんが、それで電話回線というのは何回線あったのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 5回線でございました。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 5回線に決めた理由というのは、どのような理由なのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア民生部長。
〇民生部長(山ア善哉君) 受けるほうの都合もありますし、多いにこしたことはないのでしょうけれども、いっときは非常に増しますが、その後は暫時落ち着いてくるというようなところから、このような数字になったと受け止めております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) いずれにしても、大変な業務だったと思っておりますので、本当に御苦労さまとしか言えません。今後トラブルの起きないようにぜひよろしくお願いしたいと思います。
次に、職員定員適正化計画ですけれども、先ほどちょっと類似団体との比較とか、そういうデータもあるのだというような話がありましたが、今年の4月公表されたわけでありますけれども、この類似団体等の資料も4月に新しいものが出ているのです。その辺はお分かりでしたでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 令和2年4月1日現在のものもいつ来たかはちょっとはっきり覚えていませんですけれども、ただ策定作業そのものはその前年度にまずやっておったわけでございますので、そこまでの数字の確認はしておりませんでした。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今回の計画、前回もそうなのですけれども、5年間の年限を計画するわけなので、できるだけそのデータとしては直近のものがいいのかなと個人的には思います。ですから、成果品が例えば1か月ぐらい遅れたとしても、その辺のデータの書換え、置き換えとかはやってもらえばよかったのかなと思っておりますが、もう既に公表されていますので、自分で置き換えてみますので、そういう前提で後日また話をさせてもらうかもしれませんが、よろしくお願いします。
この定員適正化計画を見ますと、職員の年代が突出して飛び出しているところがあるのです、2倍ぐらいになっているところが。こういうのがあると、なかなか人事行政も難しい面が出てくると思うのですが、昇任とか、あるいはその下にいる人たちの処遇とかもいろいろ懸案が出てくるので、できるだけ平準化したほうがいいのかなと思っていますが、これは既にもう現実できていることなので、もうなかなか言えないのですけれども、この理由、ここが突出してこの年代が突出して多い理由というのは何か分かることありますか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) この定員適正化計画に書いてあるものを見ますと、45歳から49歳が一番多くなっておって、その上のほうもそこまではいっていないですけれども、多いような状況でございます。この辺の年代というのは、合併前の採用の年代になって、それぞれの町村で年齢構成がいびつになっていた部分もあろうかなと思うのですけれども、そういった事情でこの辺りは多いのかなということで、当然そこが多ければ若い人の採用が抑えられるというようなことで、ピラミッドが非常にいびつな格好になっているのかなという解析をしております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) それで、今年度の新採用職員が24名ということでお聞きしていますけれども、この採用試験を行う前に、ほかの周辺の市町村の状況、例えば新潟市とか、新発田市とか、あるいは胎内市とか、五泉市とか、どういう募集の仕方をしているかとかは参考に見たことはありましたでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) それは、募集の仕方とかということでしょうか。その辺のところまではあまり他の市町村がどういうやり方をやっているかというところまで確認をしてはございません。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今回24名ということで、ある程度人数が多かったのですが、市長にお伺いしますけれども、市町村でも就職氷河期の人を対象にしている試験もこの近辺でもあるし、それから民間経験者、それから障がい者の枠、それぞれそういう枠をつくって、できるだけ幅広く経験のある人たちも入れようと、職場の活性化のためにそういう人たちも利用しようというような思いで採用しているようなのですが、その辺のお考えはないのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 採用に当たっての最近の政府の考え方の中に、就職氷河期の方、バブル崩壊した平成3年以降の方々でしょうか、そういった者を積極的に採用してほしいというような話は確かにありますが、我々の地域の採用に当たりましては、まだそういったところまで考慮する、配慮するような段階には至っておりません。ただ、障がい者枠、これは法定の枠がありますので、それを守るためにしっかりと障がい者枠を設けて採用に努めております。そのほかも経験の豊かな方、新卒に限定しているわけではありませんので、30歳ぐらいまでの年齢の幅で採用しておりますから、当然キャリアを持った方々の応募、そういったものもございますので、そういった採用もさせていただいております。特に今年24というのは、新しいプロジェクトをやるので、そういった部分に回せる人員、それを追加で募集をさせていただいております。その中には、ほとんどの方が社会人の経験を持った方が入っております。そういったことで、阿賀野市の多様な職員の形を取らせていただいているものと考えております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今市長の答弁がありましたが、ここと類似したような団体でも、就職氷河期の人たちに向けた採用試験も行っておりますし、また民間経験者の試験もほとんどの、私この周辺6市確認したのですけれども、そういう枠を設けてやっていると。それから、県にも聞いたのですが、県の場合民間経験者である方は60近くまで、定年までは一応受験資格があるということで、本当に多様な人を受け入れて、経験を生かして職場の活性化をしようというような話も聞きました。その辺も次はまた採用数が減る予定みたいですけれども、できればそういうところも就職氷河期の人たちとか、そういうところも配慮していただきたいなと思っています。
次に、採用情報、それから採用の結果、何年度何名、職種とか、そういうもの、五泉市以外は全部載っているのです。出しているのです。だから、その辺もぜひ透明性を高めるために公開してもらいたいと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 採用した後の結果ということでしょうか。
〇8番(清野栄一君) 申込みの段階から。
〇総務部長(菅原博徳君) 申込みの段階から。
〇8番(清野栄一君) 例えば大卒上級何名申し込んで、受験者数何名で、何名合格しているか。
〇総務部長(菅原博徳君) 検討させていただきたいと思います。
それから、先ほどの就職氷河期の関係でございますけれども、私ども昨年度の試験、上級試験追加でもう一回当たらせていただいたわけですけれども、最初の年齢が29歳が上限でございましたけれども、2回目の追加の際には34歳まで引き上げて募集をかけてございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 最初の当初の予定どおりの採用試験の合格者を見てみると、合格者数です。3回目の追加の募集をしたということでありますが、合格者を見てみると、そんなに数はいっぱい追加募集しなくてもいいのではないかなと思うのですが、10人追加募集したということでありますが、そこに至った経過というのはどういうことがあったのですか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 合格の内定通知を出した後で辞退をされるというケースがまずあるわけでございますけれども、そういったものが数はあれですけれども、あるということ、それと昨年度のことをいえば、早期退職、家庭等の都合とか、そういったような部分で早期退職をされた方がちょっと余計おったことから、定員数を確保できないような状況となったことから、追加の募集をさせていただいたということです。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 次に、職員の意識改革、資質の向上、採用、せっかく来てくれた職員ですから、宝物に変えていく必要があるわけですけれども、この辺全国の市長会とか、町村長会で千葉県に市町村中央研修所というものを設置しているようでありますが、そこの研修に行っている職員というのは毎年何人かいるのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 中央研修に行っている職員はございません。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 隣の新発田市に聞いたのですけれども、去年と今年はコロナだから、予定としてはないのだけれども、毎年10人ぐらい派遣しているというような話も聞きました。そういうことから、せっかく資質向上のための研修所があるので、職員にもそういう機会を与えてほしいなと、希望する職員がいればのことですけれども、ぜひそういうところの希望する職員がいれば、機会を与えていただきたいと思いますが、市長いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) そういった研修所が千葉県にあるというのを今初めて知りましたので、その辺はちょっと調べさせていただいて、それが阿賀野市の職員の資質の向上、知識の向上につながるものであれば、そういったものを考えていきたいと思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) すみません、ちょっと採用試験のところに戻るのですが、合格、不合格の基準、一次試験の合格基準とか、二次試験の合格基準とかあると思うのですけれども、一次は筆記だけだと思うのですが、その辺の合否の判定は業務を委託しているところで線引きをしてくるのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 一次の筆記試験、これについては委託をしているところで結果をもらうわけでございますけれども、二次の面接試験、これにつきましては、私どものほうで採点をして、合否を決定するという形を取っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 人事はなかなか難しい面があるので、対応も面倒だと思うのですが、ぜひ公平で職員の能力を引き出す人事行政をやっていただきたいなと思っております。
次に、RPAですが、先行事例を見ると、私個人的な感じとしては、そんなに効果があるのかなという思いもあるのですが、その辺は担当はどなたか分かりませんが、その辺の感触、感想はいかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) こちらに関しましては、今年度先ほど加藤議員のときにも答弁にありましたが、当課のほうにデジタル化推進室ということで4名配置されて、あと株式会社BSNアイネットから1人ICT技術者として週2日から3日支援をいただきながら、今当市のデジタルトランスフォーメーション推進計画を策定しております。そこの中にもAIとか、RPAを活用していくというところが盛り込まれる予定になっておりますし、昨年度答弁にあるとおり、試験的に導入しまして、その成果というと、実際にやはりそういう職員の意識改革も必要でありますし、やっぱりRPAをつくる上でのスキルアップということが必要なので、今年度も4業務ぐらいそういうようなものを試験的に導入したいというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) これ長岡市の試行の結果なのですけれども、これが全てかどうか分からないのですが、2,000時間ぐらい縮減されたというようなものが報告あるのですが、2,000時間というと、人1人分ぐらいしかないのです。それ以上にまた活用を広げていけば、また時間も増えるのかなと思いますが、その辺しっかり投資したはいいけれども、元が取れないなんていうことにならないように、ただ国が進めているのでなかなか断りにくいところもあろうかと思いますが、しっかりと検証しながら進めていただきたいと思います。
次に、長期休暇、この状況について3年度で実人員31人ということですが、メンタルによる休業者というのは何人いるのですか。それから、この3年間の延べ人員。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) すみません、お待たせしました。31人中メンタルに関連する疾患が17人となっております。
それから、3年間の延べでございますけれども、40人でございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) この人数というのは、周辺の市町村と比較して比率的に多いのか少ないのか、検証されていますか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) そのような比較はしてございません。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) そうすると、今の対応が適切なのかどうかという成果、検証はなかなか難しいところがあるのではないかと思うのですが、データ的にはどこもそういうものは出さないのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 御覧になったことがあるかなと思うのですけれども、人事行政のデータを公表することがまず求められておるわけですけれども、そこに休職者の延べ人員だったか、ちょっとそこまで定かではありませんけれども、その数値は載せるという、私どももそれは公表してございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会とかでも、直近のものがあるかどうか分からないのですが、過去にはデータを出しているような気がしていました。いずれにしても、大事な職員なので、メンタルで倒れるというのは本当に気の毒なので、しっかりフォローしていただきたいなと思います。市長にもお願いしておきますが、よろしくお願いします。
次に、ふるさと納税であります。しっかりため込んでいただきました。市長ありがとうございます。これため込んでばかりいても、活用しなければ意味がないと思うのですが、貯金が目的ではないと思いますが、総額で目的別なのですけれども、これを合算すると7億8,000万ぐらいになります。市長としては、何かこれお使いになる予定というのはあるのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 目的別に寄附をいただいております。それは御承知だと思います。例えば瓢湖の環境整備だとか、そういった自然プラス文化、子ども、そしてまた私がこれと思ったようなプロジェクト、そういった部分にしっかりと手当てをしていくと。ですから、お金のないまちというのは、なかなか思った取組ができないわけですけれども、こういったふるさと納税でいただいた貴重な財源、原資を有効に生かしながらプロジェクトを進めていきたい、そう思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 私がこれと思ったのは、今公表できるかどうか分かりませんけれども、これと思ったプロジェクトがもしあるのであれば、お聞かせ願えればと思います。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 第一に、健康づくりでございます。これ高齢化が進んでいる中で、今後ますます医療費あるいは介護保険料、そういったものが高く推移していくだろうというのが誰もが想像するところでありますけれども、そういったことを防ぐには、やはりみんな運動をしたりしながら、健康づくりに取り組む、そういったことがまず第一に重要になると考えております。そういった面からスポーツ施設あるいは公園等の歩くスペースの確保、そういったところの整備に私はこの貴重な寄附いただいたお金を生かしながら取組をしていきたい、そう思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) これ豊かな自然を守り育てる事業ということで、瓢湖水きん公園整備というのが挙げられていますけれども、公園で3年ぐらい前から壊れた遊具があって、今はもう使えないようにというか、切り離されて使えないようになっているのですが、前つり橋があったのです。木のつり橋があって、小さい子どもはおっかなびっくりで喜んで渡っていたのですが、それが2年ぐらい前から閉鎖されたままになっています。ぜひそういうところもたっぷりお金があるので、出し惜しみしないで使っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 瓢湖の近くに住んでいる議員ですから、常日頃から周りを歩いて気づいたところ、私も結構瓢湖は今まではかなり回数行ってはいるのですけれども、そういった子どもたちの遊具のところまではなかなか足を延ばしておりませんので、気づいた点は今後もまたお知らせしていただければと思います。それを確認させていただいて、しっかりと取組をさせていただきます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) では、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それで、今回ふるさと納税の使い道として、コロナ対策にも使えないかというようなことを御質問させてもらいました。シンクタンクでニッセイ基礎研究所というのがあるのです。ここの公表したものによりますと、新型コロナによる暮らしの変化に関する調査ということで、非常に収入が減っている層があると。そこは、職業別にはパートやアルバイト、非正規雇用者、自営業で多い、個人年収や世帯年収が低いほどコロナ前と比べて収入が減少した割合が高い、世帯年収200万円未満では25%ぐらいの人が相当減少しているということで、昨年その交付金の事業で市単独で子ども1人当たり5万円の給付事業をやってもらいました。非常によかったと思っています。ですから、私的にはそういうふうなこと、10万円でも20万円でもいいですけれども、そういう困窮世帯の子どもとか、そういうところに配慮していただけないかなと。金額的には去年の予算書を見ると、2,000万ぐらいで足りるのです。そういうことでお願いできればと思うのですが、いかがでしょうか、市長。市長の腹一つで決まります。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今ほど議員がおっしゃったとおり、独り親世帯、独り親家庭に対しまして、昨年現金給付させていただきました。これは大体昨年はそういった大変厳しい状況下にあるよという情報をいただきましたし、そういった報告の中で我々として取り組んだわけでございます。今年度もコロナがここまで延びてきていますと、その影響がまた及んでいる可能性もあります。そういった部分はしっかりとアンテナを高くしながら、職員からの報告も受けて取組を考えることもやぶさかではありません。ただ、現在その状況が申し訳ないのですけれども、私どものほうに入ってきていないというのが実情でございます。ですから、独り親家庭を中心に、今回の新型コロナウイルスの影響で生活困窮、そういった方々に対しては、国がいろんな支援策を設けています。ああいった部分というのは、審査が非常に我々としては難しい、専門的な知識が必要な部分があります。ですから、国がやっているようなものは国にお任せして、我々としては直観的に言うと大変失礼になるのですけれども、先ほど言った独り親世帯等を中心に支援を考えていきたい、そう思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) それは交付金での話だと思うのですが、ふるさと納税でも市町村によってはコロナ対策というコーナーを設けて、コロナ対策用に寄附を受けているところもあるのです。子ども食堂に関するところとか、養護施設の支援金とか、あるいは長岡市ですと、長岡市内に在住する大学生が地元へ帰るときの旅費の支援とか、食費の支援とか、そういう活用をしていますので、ぜひとも温かい心の市長から、そういうところも配慮していただければと思っております。市長の使い道、市長にお任せのところでぜひともそういう困窮者対策の交付金があれば交付金でもいいのですが、その辺を考えていただきたいなと思いますので、すみません、確認の一言だけお願いします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) しっかりと検討させていただきます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 次に、災害想定なのですが、これ最大雨量があった場合、かなりの人たちの避難の需要が発生するわけでありますが、これ例えば京ヶ瀬地区ですと、避難所5か所あるのに水害が起きたときに残るのは、駒林支援学校しかないのです。その辺皆さんにハザードマップで描いてあるからいいのだということではなくて、当然周知が必要だと思うのですが、その辺は周知されているのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 防災塾等やっていただければ、確実に阿賀野川の河川事務所からも職員の方からおいでいただきまして、その辺の話もさせてもらっています。ですので、ぜひとも防災塾のほう、皆様方からもこういったことを阿賀野市ではやっているのだということを広めていただければなというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 防災塾をやれば分かると、やらないところは駄目だよと、そういうことで選別されているのか、分断されているのか分かりませんが、そこらあたりは防災塾を開かなければ駄目だということではなくて、まず教えるのは基本だと思うのです。その後に防災塾をやりたければさらに深度を深くして話を進めればいいのではないですか、そう思いませんか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 議員のおっしゃるとおりだと思います。ただ、ぜひとも私どもも今一生懸命やっておりますので、防災塾のほうまた広げていただければなというふうにお願い申し上げたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 最近あちこちで洪水被害、豪雨被害が出ているのです。私阿賀野川のような川であれば、万全なのだろうなと思っていたのですが、ここ10年ぐらい時々あちこちで越水したり、被害が出ているのですが、市長は阿賀野川治水協会の会長をされているということで、治水協会としても多分要望等はされていると思うのですが、その辺の要望活動の内容等がもし言えるのであればお願いしたいと思いますが。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 確かに議員おっしゃるとおり、阿賀野川治水協会の会長をさせていただいていますが、沿川自治体、新潟市と五泉市この3市、そこの会長ということで毎年7月だったでしょうか、東京に行きまして、北陸地域の首長六十数名でしょうか、そういった方々と一緒になって国土交通省水資源管理の局長を筆頭にして、国交省の幹部の方々に対して、そしてまた国会議員の先生方も同席されますが、そういったところで陳情活動、要望活動をさせていただいております。その際私としては阿賀野川、23年の新潟・福島豪雨、そういったものを例に取りまして説明をさせていただいております。中でも一番重要なのは、羽越線の鉄橋の下、堤防が一部低くなっている、その部分についてこれまで何度となく要望を繰り返してきました。御存じのとおり2年前からようやくJRとの協定が成立しまして、今工事に入っている。来年には完成をするということで、ようやく水害の一番危険な箇所解消になるということで、喜んでおりますけれども、そのほかにも渡場の床固めあるいは今日もちょっと傍聴に来られておられますけれども、草水の藤戸川の樋門、水門、そういったものを要望させていただいておりますし、流下能力今1万トンなのですけれども、それをもっと高めるためには、今河床がだんだん上がっている、堆積した土砂で。その河床掘削、そういったものも必要だということでお願いをさせていただいております。常に防災第一、市民の皆さんの安全を第一に要望活動をこれからも続けていきたい、そう思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 市長の治水協会長の要望のおかげで、羽越線のところも工事が進んでいるようでありますが、阿賀野川の河川事務所では、重要水防箇所ABのランクをつけて公表しております。Aランクだけで阿賀野市地内には17か所あるのです、私ちょっとさっき数えてみたのですけれども。これらは全て災害の発生する可能性が高いというようなことで、位置づけされているのですが、場所を見ると、阿賀浦橋の東の橋詰めから1.5キロから2キロぐらいの間で6か所ぐらい危険箇所があるのです。そうすると、こういう情報というのはさっきもちょっと住民が知っているのかとかいうことで話をさせてもらいましたが、どうなのでしょうか。その次は小浮近辺、これが1.5キロぐらいの間に4か所あるのです、Aランクが。そういう情報というのは、周辺住民には伝わっているのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 今ほど議員おっしゃられた件に関しましては、地域防災計画の一番後ろの資料編のあたり、あの辺にも載せておいたつもりではあります。ただ、それを皆さん住民の方がでは分かっているのかということですけれども、その辺は分かっていないのではないかなというふうに考えております。ただし、今ほど議員がおっしゃられました阿賀浦橋上流部1.5キロ付近、あの辺の住民の方というのは、ちょうど阿賀野川が蛇行して堤防にぶつかるような場所だったと思いますけれども、平成23年の水害といいますか、新潟・福島豪雨のときもそうですけれども、結局あの堤防の内側のほう、人家側のほうですけれども、そこもやっぱり下から水が噴き出してきているのは、住民の方は分かっています。その辺の情報もありまして、今そういったAランクというような格付になっているかと思います。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 私はそういうことを聞いているのではなくて、付近の住民の人にここの地域はこういう問題ある箇所が7か所も6か所もあるから、危険な可能性があるので、十分周知をしてもらいたいということを言っているのですけれども、どうなのですか、周知はしていないということでいいのですか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 直接的な周知というのはありませんけれども、私今ほど申し上げました場所、例えば嘉瀬島ですとか、粕島の辺りになるかと思いますけれども、そちらについては防災塾実はやっていただきました。その中で、阿賀野川の危険性ということでお話は、それは出た人しかそれは分かりませんけれども、河川事務所の担当者のほうから説明はされております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) そういうことではなくて、市として皆さんに周知したほうがいいのではないかと、その周辺の人たちにということを言っているのです。そういう考えはないのですか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) その辺につきましては、前向きに検討させていただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) それから、阿賀野川の氾濫ですけれども、想定最大雨量による氾濫、1,000年に1度の確率ということを書いてありますが、1,000年に1度の確率というのは、誰が言っているのですか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) これはL2ということで、レベルツーということで、1,000年に1度、今これ阿賀野川のハザードマップこれありますけれども、ここに1,000年に1度の確率というのがうたってあります。それで1,000年に1度ということでございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 何を根拠に言っているのかお聞きしているのです。私阿賀野川河川事務所に聞いたのです。それから周辺のハザードマップも全部見ました。1,000年に1度なんてどこも書いてありません。阿賀野市のハザードマップには書いてありますけれども、もちろんネットで見たのですけれども。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 今通常ですと、L2というのは1,000年に1度、その1,000年に1度というのは明日かもしれませんし、1,000年後かもしれませんけれども、そういうふうに言われております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 言われていますではなくて、ハザードマップも見ましたし、河川事務所にも何回か電話しました。私3回電話してこの考え方等も聞いています。それで、新潟市のハザードマップも見ました。ただ、1,000年に1度という記述は出てきません。想定雨量は出てきます。382ミリでしたか、これだけの雨量があれば阿賀野川は氾濫する可能性があると。1,000分の1の確率だと。1,000分の1の確率と1,000年に1度と同じなのですか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 想定という格好になりますので、1,000分の1、1,000年に1度、1,000年になるのか、それが本当にただ1,000分の1、1,000分の1ということは、では3年ちょっとでも1,000分の1ではないかとおっしゃるかもしれませんけれども、一応そんなことで1,000年に1度という表現を使っているものと思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 使っているものと思っているではなくて、これハザードマップを出しているのは阿賀野市でしょう。その担当課長でしょう。そこらあたりちゃんとはっきりしてください。新潟市も全部出ていません、1,000年に1度とか。これ誤解受けます。河川事務所とも話をしたら、1,000に1つの割合なのだと、だから今日もその1,000の1つになるかもしれないし、続いて明日もなるかもしれないし、あさっても続いてなるかもしれないと。1,000分の1の確率だと、そういうことなのです。1,000年に1度ではないのです。ということで、私は昨日もその前もその前も河川事務所の人と話をしましたが、その辺また市のほうも河川事務所と調整しながら、誤解のないように進めてもらいたいと思います。単に1,000年に1度というと安心すると思うのです。確率として1,000分の1だと。だから、今日あるかもしれないし、明日もあるかもしれないし、年に何回もあるかもしれないと、そういうことだと思うのですが、ぜひその辺を住民に優しく防災意識を伝えてもらいたいと思います。どうでしょうか。市長お願いします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 非常に文言の表現の仕方の話、今議員が言われたとおり、1,000分の1の確率、今までの過去の降雨記録、それを順に並べていったときの確率の話で、先ほど言われたように三百八十何ミリ、この雨が1,000分の1の確率で降ったとき、どこまでが浸水するか、それを想定したのがこのハザードマップであります。ですから、これに備えることがまず安全第一、絶対必要だよというのが今我々が住民の皆さんにこういった浸水状況が発生した場合、おまえさんのところはこのぐらいまで水が来ますよ、だからいち早く逃げてください。そういうような形でお知らせをさせていただいている、そう御理解をいただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) これから15時20分まで休憩いたします。
休 憩 (午後 3時07分)
再 開 (午後 3時20分)
〇議長(市川英敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
10番、岡部直史さん。
〔10番 岡部直史君登壇〕
〇10番(岡部直史君) 日本共産党の岡部でございます。通告は2点でございます。
まず1点目、道の駅について。田中市政の下で平成28年頃より現在の計画がスタートし、現在に至っていると理解していますが、改めて次の点について伺います。
(1)建設事業費は、当初9億円の概算額が現在17億円となったという理解でよろしいのか。また、その財源内訳についてお伺いいたします。
(2)建設地については、合併後のいわゆる福祉道の駅構想を引き継ぐ意味で現在地になったと理解してよろしいのでしょうか。
(3)は、防災機能があるという説明ですが、具体的に防災機能についてお伺いをいたします。
2番、柏崎刈羽原発の再稼働問題について。最近の新聞報道では、原発より30キロ圏自治体の議員有志が行ったアンケートでは、再稼働に必要とされる事前了解について、立地自治体だけでなく、ほかの自治体の了解も求められていることが明らかになりました。一旦事故が起きれば30キロどころか、放射能汚染は100キロ以上にも及ぶと言われています。また、東京電力のずさんな安全対策についての批判が広がっております。再稼働問題について、市長の見解をお伺いいたします。また、事故が生じた場合の市の避難者受入れ計画の概要、大室浄水場の汚泥、これはセシウム汚泥と言ったほうが正確と思いますが、処理の状況についてお伺いをいたします。
以上、よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 岡部議員の御質問に順次お答えをいたします。
初めに、道の駅についてであります。まず、道の駅の建設事業費につきましては、平成30年3月の全員協議会におきまして、概算額8から9億円程度と御説明いたしましたが、その後軟弱地盤対策や盛土材の土質改良等で約2億円、建築工事の基本、実施設計における他事例を参考とした仕様の見直しで約4億円、その他で約1億円の事業費が増加したことから、令和2年12月の全員協議会において、全体概算額を約17億円弱として御説明させていただいたところであります。また、主な財源内訳につきましては、荒澤議員の御質問にもお答えいたしましたが、国の補助金が約6億5,000万円、合併特例債が約6億円、公共施設等整備基金が約4億円となります。
次に、道の駅の建設地についてであります。議員からの御指摘のとおり、以前の道の駅構想を出発点として、検討を開始したところでありますが、阿賀野市の玄関口であることや五頭連峰を望む優れた景観があること、万が一の災害発生の場合には、交通アクセスが良好であり、面積の確保も容易であるため、防災拠点としての活用も可能なことから、現在地が最も適地であるとして決定したものであります。
次に、防災機能についてでありますが、災害時に緊急避難場所や中継基地などの防災活動拠点となる多目的広場等の施設整備を予定しております。
次に、柏崎刈羽原発の再稼働問題についてお答えいたします。東京電力柏崎刈羽原子力発電所での一連の不祥事には、こういう言い方は失礼かもしれませんが、あきれて言葉がございません。再稼働に当たっては、新潟県、柏崎市、刈羽村の3者の同意が必要とされておりますが、その範囲の拡大について、原発から距離が離れている市町村の意見を聞く必要がないとは言い切れないと思っております。いずれにいたしましても、これからもいろいろな意見が出てくるものと思っておりますが、今後は議論の推移を見て、しっかりと判断してまいります。また、原発事故が発生した場合、半径5キロ圏内(PAZ)及び半径30キロ圏内(UPZ)に居住する人は、避難することになりますが、本市では長岡市の神田地区及び川崎地区の住民約1万7,000人を受け入れることになっております。受入れに当たっては、市町村による原子力安全対策に関する研究会が作成したマニュアル及び長岡市が作成した計画に基づき、国道8号もしくは高速道路を利用してきた避難者を京ヶ瀬屋内運動場に誘導し、そこでスクリーニングを行った後、市が開設する避難所に避難してもらうことになります。なお、長岡市の職員が到着するまでの間、市の職員が避難者への対応に当たることとしております。
次に、大室浄水場の汚泥処理の状況についてであります。東京電力の原発事故の影響により、平成23年から24年にかけて、一時的に高濃度の放射性物質を含む浄水発生土を現在も大室浄水場で保管しております。このうち市が管理しなければならない特定産業廃棄物790トンは、平成29年度と平成30年度の2か年で全量処理が完了したところであります。しかしながら、放射能濃度が高く、国から委託を受けて管理している指定廃棄物200トンは、放射性物質汚染対策特別措置法に基づき、保管状況を確認しながら管理しております。これにつきましては、速やかに処分できるよう引き続き国に要望しているところであります。また、通常の浄水発生土にもいまだ微量の放射性物質が検出されており、今年度は第1期分としまして、5月17日から21日までの間で例年どおり県外へ搬出したところであります。今後の予定といたしましては、10月中旬から第2期分の搬出を行いたいと考えております。なお、搬出に際しましては、毎回事前に浄水場があります大室自治会に対しまして、回覧文書により周知させていただいております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 道の駅については、平成30年の全員協議会で説明があったということですが、私は当時は議員でありませんので、そもそも昨年10月に再選されまして、12月に先ほどから答弁あったとおり、道の駅のアウトライン、青写真を聞いたわけなのですが、そこで私なりに今までどういう経過で今日に至っているのかというのが非常に関心ありますし、これは私だけではなくて、市民の大きな関心だと思います。そういうことで、改めて今回質問通告をさせていただいたわけでございます。
それで、まず財源内訳ですが、先ほどの荒澤議員の質問にもいろいろ答弁ありましたけれども、国の補助金、それから合併特例債、最後のこの公共施設等整備基金4億円、これは市の一般財源ということで理解してよろしいのか、どういう性質なのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) 公共施設等整備基金につきましては、当然この名前のとおり公共施設整備のために市が積み立てたものになります。基本的には一般財源扱いになりますが、この道の駅整備事業につきましては、既存の施策や事業に影響がないように実施するために、一般財源を充てないでこういう基金を充てるということで、事業費を考えております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) それで、この通告に当たって、先ほども言いましたけれども、どういう経過で進んできたのかということで、改めてこれは平成27年度の予算に企画調査事業費として1,200万円が計上されたのがスタートではないかなというふうに思っております。この中で、日本共産党の議員が質問をいたしました。道の駅建設そのものに反対しないけれども、議会と住民合意を得てから事業を推進すべきで、この予算計上は唐突ではないかという趣旨の質問をいたしました。そこで市長は唐突ではありませんと、私の公約としてバイパス完成を目途として進めることとしてきたので、唐突ではないということと同時に、建設場所は前の道の駅の場所を変更しないで、いわゆる下黒瀬地区に建設をするという答弁をしているという記録がありました。これで間違いないでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 全く言った覚えはございませんとは言いませんけれども、その資料は皆さんのほうの資料なのでしょうか、それとも第三者的な方々が作成された資料なのでしょうか。私としては、少し自分の公約がどうのこうのという部分は言った覚えはございません。したがいまして、必ずしも全てがそのとおりでありますとお答えはちょっと難しいかなと思っております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 公約だからどうのこうのと私そういう趣旨で質問しているのではないです。スタート時点がどういうことかということで、これは日本共産党の市議会報告として、当時4人の議員が全部配布しておりますので、それを今私参考で読み上げたので、それ言ったか言わないかとか、公約がどうのこうのと、そのことで私何か追及するとか、そういうことではありませんので、ただ考え方として、市長はもともといわゆる初代市長の本田さんのような道の駅ではないけれども、やはり道の駅を市民の要望に応じて造りたいという、そういう考えを持っていたということを確認したいわけなのです。
それで、私やっぱりちょっと思うのは、今も出ましたけれども、本田さんの時代のいわゆるフィンランド道の駅構想9.4ヘクタール、これは私当時議員でしたけれども、反対しました。その反対の理由は幾つかあります。総事業額かなり大変な額でありまして、当時の合併した阿賀野市の体力に見合うものなのかどうかということ、あるいは当時まだ郷病院と言っておりましたけれども、病院が先ではないかというような考え方がありました。それと、場所の問題なのです、私がちょっと異論に感じたのは。たまたま先ほどの清野議員の質問で阿賀野川の防災のことが出ましたけれども、私はそういう意味で先ほどの地図を持ってきまして、いろいろ質問しようと思ったのですけれども、半分ぐらい手間が省けました。やはりあそこは先ほどの話もあったとおり、阿賀野川の洪水ということで、さっきは1,000年云々と言いましたけれども、やはり危険な地帯である、場所であることは間違いないのです。それで、これ以前の道の駅構想ですけれども、今の3倍の面積が必要であり、なおかついわゆる道の駅という整備のほかにも、言わば介護福祉関係の施設、あるいは住宅分譲とかという、そういう大きな構想がありましたので、果たしてこの阿賀野川のほとりでこういう計画が本当にいいのかどうかという、これも私同意できない反対の理由でありました。結果的にはそれは実現しなかったわけなのですが、先ほどの1,000年論争を再現する気はありませんけれども、やはりこの地区が本当にそういう点から見てふさわしいのかなというふうに私は疑問に感じるのです。その点いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 先ほどの話も少しちょっと思い出してお話をさせていただければ、まず記憶にあるのは、倉島議員から御質問いただきました。道の駅、これ全く否定するものではないけれども、多額な予算の投入はしないでくれと。今回のケースでいきますと、基金が4億、それから合併特例債を使って、交付税措置された残りの分、これを合わせましても6億弱の計算になります。このぐらいのレベルというのが倉島議員からの御質問のときにお話をさせていただいた記憶がございます。
もう一点、今の現在地の点には御存じだと思うのですが、4か町村合併しました。合併の建設計画というのがあって、その中に京ヶ瀬地区の方々の要望というのが盛り込まれている。その中に道の駅があり、本田元市長はフィンランド構想も重ねた中で現在地を選定されたというのを記憶しておりまして、私としては、今の阿賀野川の氾濫の云々というのは、あれはエレベーションの問題で解決できる話であります。現在も8.1ぐらいのエレベーションで盛土がなされておりまして、洪水が発生しても、そこが浸水するというような危険性はない。そしてまた、防災拠点、万が一阿賀野市に大きな災害が発生したとき、多くの地域から応援隊が来ていただかないと解決できません。そういったときに玄関口となる部分に防災拠点を設けて、そこから阿賀野市内に応援隊が入る。逆に新潟市、昭和39年新潟地震が発生したわけですけれども、ああいったような新潟の液状化するようなもろい地盤条件のところで大きな地震等がまた再度起きれば、今度は逆に全国から新潟市へ応援隊が入らねばいけない。そのときの拠点としては、やはり行政界であります今の下黒瀬、あの地域が一番適している。そういった面から総合的に判断して、現在地を選定したという経緯がございます。ですから、全くもって岡部議員も一部議員を辞められていて、情報が不足したかもしれませんが、我々としては積極的にその場所の選定を含めて、道の駅構想情報を発信したつもりでございます。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 今市長が9年前に私議員を退職して一市民だったわけです。ですから、情報不足はあります。ただ、それは一市民の人にはあまりよく伝わっていないという面もあるわけです、この道の駅計画そのものが。今ようやく先ほど名前を公募するとかということで、そういう話が市民の中にもやっぱり伝わってきたという状況だと思います。
それで、今もう決まったわけで、ここを反対だとか、そういう意味ではないのですが、しかし盛土工事はほかの場所に比べて相当高くやらなければならないのではないですか。今の答弁にもありましたし、先般の3月議会の清野議員でしたか、答弁ありましたけれども、その盛土や軟弱地盤対策で今もありましたけれども、2億円とか、3億円という金が増嵩してきたということは、これ間違いない事実ではないのですか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) いや、そういうことではないのです。ですから、阿賀野川のハイウオーター、その高さのエレベーション以上の盛土にするというのは、最初からの計画でございます。今あがの市民病院も造られました。あの地盤高というのも、浸水を防ぐ高さまで盛土をさせていただいて建設しております。ですから、あらゆるもの、最近の新しいものの計画は、全て洪水を想定した高さを前提に物事の計画を進めてきております。したがいまして、決して道の駅、これが盛土材が予定より高くなったから、その分が増えた。そして、それが増額理由だというようなことではありません。しっかりと最初からの計画の高さでやっておりますし、たまたま今盛土材を阿賀野川の河川掘削残土、要するに購入土を買いますと、値段的に高くなります。今阿賀野川のほうでは、先ほどの1,000分の1の議論のときにもお話ししましたが、河床に堆積物がかなりたまってきております。それを阿賀野川のほうでは流下能力を高める意味で、河道掘削に大きなお金を投入して今やっていただいております。そこから発生した残土、これを今利用させていただく、そういうことで取組をしましたが、たまたま直近で土砂を採取して検査したところ、土質改良が必要だという判断に至りまして、その分が少し割高になっているということでございます。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 私専門的に知識はありませんけれども、先般のバイパス工事が4年間延期になったというその理由を簡単に説明を聞いたのですけれども、同じような形なのですか。いわゆる河川掘削のあれを盛土して、地盤の関係とか、そういう関係で要するにまずいといいますか、やっぱり工事の中断だとか、あるいは予算が高くなってきたとかと同じやはり理由なのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 全く同じでございます。阿賀野川の掘削残土、これ全線にわたって盛土材に利用するという計画になっております。というのは、それは前回の臨時議会のときかな、説明させてもらっていますが、建設工事というのは全体がまずリサイクル法に基づいて建設発生土を含めて、リサイクルすることを基本に考えております。ですから、国土交通省部署が別とはいえ、やはり発生土を処理する、それを最優先に考えて計画を立てているものと考えております。したがいまして、寺社に至るまでの間盛土が多少出てまいります。そういった部分にも阿賀野川の掘削残土が利用されると、そうなりますと当然のごとく土質改良が必要になったりしますので、その分が事業費が上がる、あるいは工期が延びる、そういったことに影響してきているものと思っております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) では、これからどういう道の駅を造っていくのかという、これは私当事者ではありませんので、株式会社の方といろいろ協議をしているという、こういうことですが、何かかなり農業関係に力を入れて、農産物の販売、これは基本だと思います、どこでもやっておりますから。もう少し道の駅というのは、よその近隣の新潟県内の道の駅私全部調べたわけではないのだけれども、それなりに考えて発信していると思うのです。必ずしも物品販売、それと飲食ですか、それだけではないと、いろいろ考えていると思うのですが、例えば昨年10月にオープンしました田上の道の駅、これは規模からしたら本当に半分ぐらいです、建物の規模からしたら阿賀野市の道の駅よりも。でも、いろいろやはり工夫をしているのです。隣にコンビニがあるのです。どっちが先が分からない、一度にできたか分からないけれども、コンビニが隣にあるというのはやっぱり相乗効果があります。それから、田上という地名はあまり知名度ないのだけれども、湯田上温泉、護摩堂山、そのほかそういうこともあって、総合的にやはり宣伝しているというか、発信しているというか、特産物もそれなりにありますけれども、そういう形でやっぱりこの阿賀野市もこれからできていく道の駅もやはり物品販売、飲食、それから今防災も出ましたけれども、それだけではなくて、もっと大げさに言えば阿賀野市のほかにも観光、人が集積する施設とかいろいろあるわけですから、そういうものもやはり大いに発信しながら、特色のあるまだ名前決まっていませんけれども、道の駅にしていただきたいなというふうに私は思っているのですけれども、どうでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) まさに議員おっしゃるとおり、物販だけではなくて、阿賀野市をPRするための道の駅でもありますので、そういう面につきましては、指定管理者だけではなくて、市も一緒になって考えていきたいというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 議員退職してから、これ暇ができたものだから、あっちこっち車で別に道の駅を研究する意味はないのだけれども、いろいろ見てみました。田上の話もしましたし、パティオですか、見附の。あそこも何回か行きましたし、建物の面積的には同じというふうに見えましたけれども、すごく広い駐車場があるのです。やっぱりちょっと幹線道路から外れているけれども、大型バスがゆったり駐車できるスペースがあります。また、三条の保内はあれでもってまたやはり保内の地場産業であります植木、その他等をミックスしてやっているという、そういうふうにそれぞれが工夫してやっているのだなということは私素人ですけれども、そういう感じを持ったので、今ほどの質問をさせていただいたところでございます。
それで、道の駅の関係の最後の質問になりますけれども、懸念されるのはほかの方も質問するようですけれども、バイパスがやはり4年間延期になる。誰もがこのバイパスの開通と同時に道の駅の開通ということをみんなイメージしてやってきたわけです。バイパスの開通、そして道の駅スタートと、それが4年間バイパスがずれたということで、この道の駅に対するやっぱり影響というのは非常に懸念されるのですが、その辺どのようにお考えでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) バイパスの遅れによる影響ということの御質問ですけれども、道の駅自体は国交省と一緒になって整備を進めているところでございまして、その点についてはおおむね順調に進むだろうということで、協議の中では聞いているところでございます。また、全線供用ではありませんけれども、部分供用として令和4年中には供用するという話ではありますが、なお少しでも早く供用できるように今現在協議をしているところでございます。全線供用に比べたら若干何らかの影響はあるかとは思われますけれども、道の駅への影響というのは総体的には少ないのではないかなというふうに感じているところでございます。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) それはどうなるかというのは、これ分からない話なのですが、先般3月議会の質疑の中で、市長はいわゆる売上げといいますか、物品販売と飲食で年間約3億円という数字を言っていました。これは、恐らくやはり入り込み客が何人で、1人どのくらいお金を使う、それを掛けて3億円という、きっぱり3億円なのかどうか分かりませんけれども、そういう想定だと思うのですが、全然影響ないとは言えないと思うのです、その入り込み客が。別に道路が行き詰まりになるわけではないのだけれども、通りますよとはいっても、やはり全線開通という、そういうニュアンスからしたら、やはりマイナス面があるというふうに私は心配をしているのです。これは、どうなるかというのは、ここでいろいろ言ってもある程度仕方がないというか、なるようになるとは言いませんけれども、そういうハンディであることは間違いないので、やはりその辺はあらゆる面でいろいろアイデアを出しながら、あるいはアドバイスをしながらやっていっていただきたいなというふうに思いますが、どうでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) おっしゃるとおり、全く影響がないとは言えませんので、あらゆる方法を考えていって、少しでも影響が少なくなるように道の駅オープンを目指していきたいというふうに思っております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) できたら今阿部部長は専門はハードの部分だと思いますけれども、やはり市役所の中には農林課もあり、商工観光課もあるわけですから、その辺大いに知恵を出していただいて、やはりスムーズにいくようにぜひお願いをしたいというふうに思います。
それで、次に柏崎刈羽原発再稼働問題ですが、100キロ以上に及ぶという質問させていただきました。これは、全然根拠ないことではないのです。逆に30キロ圏というのがかなり根拠がないことだなというふうに思います。これは、事故後2年後の毎日新聞に、東京の大気の拡散予測などを手がける民間の研究機関、環境総合研究所という東京の品川区にあるのですが、これが事故後2年後の2013年3月18日に予測を出しているのです。これは、やっぱり100キロ以上という、そこを私根拠に100キロというふうにしたのですが、実は私この研究所が柏崎でいろいろなシンポジウム的なものをやって、この研究所の方がいろいろ講演をしたのを私聞いているのです。福島の汚染を当然分析をして、柏崎刈羽がもしもの場合はどうなるかということで100キロと出しているわけなのですけれども、非常に印象あるのは、新潟平野平たんです。遮るものがあまりない、柏崎から例えば新潟方面、阿賀野市方面、だから100キロ以上にも及ぶのではないかと、それはそのときの気流の具合とか、天候の具合とかで違いますけれども、非常にそういう点では阿賀野市といえどもやはり70キロですか、柏崎から。安全だとは言い切れない、こういうことだというふうに思うのです。ですから、市長に対してこの再稼働問題、いろいろ問題あります。見解をお伺いしたわけなのですけれども、そういう点であきれて言葉がありませんということでしたけれども、それと同時に阿賀野市の市民のやはり健康を守っていく立場で、この原発の再稼働問題というのはやはり権限はないかもしれないけれども、やっぱり発信していかなければならないのではないでしょうか。そう簡単には再稼働してもらいたくないと、どうでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 先ほど御説明したとおり、今回の一連の不祥事、本当に原発を管理する、運転できる、そういった会社かどうかというのは疑わしいのですけれども、今原子力発電所の再稼働問題、これはもう御存じのとおり国の国策で原発というのは進められてきているわけです。ですから、我々がとやかく言っても再稼働問題というのはなかなか解決する話ではない。ですから、国が方針転換、国の基本的なエネルギー政策をしっかりと変える、そういうふうなのが岡部議員は求めているのかもしれませんけれども、私としてそこまで踏み込んでどうのこうのというのは言えるような知見もありませんし、また言える立場でもないと思っております。ただ、1点言えるのは我々の地域70キロであります。言われるとおり原発事故が仮に起きたとすれば、福島第一原発の事故を同じように重ねれば、距離的には同じような被害想定が考えられるものと思っております。ですから、昨日も原発の自主避難者を含めた補償問題の裁判があったようであります。そのところに地図が新潟日報に載っておりました。阿賀野市の位置づけ、自主避難区域というような形で表現されております。ですから、そういったものを想像しますと、非常に厳しい環境下にあろうとは思いますが、繰り返しになりますけれども、そこまで踏み込んで私が答えられる立場にはないものと思っております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 今市長の話にありました新聞、手元に持っておりますけれども、80キロなのです。阿賀野市も入る、そういう状況であります。だから、長岡市の万一の場合、市民の方を受け入れると同時に、我々自身も80キロ圏内に入っているという、そういうことになると思います。おっしゃるとおり国策ですので、私たちと一緒に同じ立場で市長から反対してくれとは言いませんけれども、しかし市町村の研究会、これは平成23年ですか、4年に立ち上げて、いろいろ活動してきているわけなのですが、これも最近の研究会で知事にいろいろ要望を出しています。市長も参加されたというふうに、していないのですか、ほかの方であろうというふうに思いますけれども、やはりもし再開するのであれば、これこれのやっぱり条件をクリアしてくださいということは言えると思うのです。そう言える権限があるかどうかということ、原子力規制委員会で30キロというのを勝手に円を描いているわけですから、それと当事者である刈羽村、柏崎市、そして新潟県、それしか言えないのだというふうになっていますけれども、これは非常に理不尽だというふうに思うのです。ですから、市町村の研究会を通じて、市長一人でということではなくて、やはりほかの首長の皆さんと情報交換しながら、何とかもし再稼働するのであれば、これこれ、これこれのやっぱり条件を満たしてもらわないと困るのだと、同意権はないかもしれませんけれども、同意権を求めていくということも含めて、やはり努力をしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 30キロ圏内の自治体が、議員さん方が集まって議論された。そしてまた、この前県内全域の方々が参加されて議論をされたわけでございます。私先ほど自分は参加していないと言いましたけれども、当日私用事がありまして、そういうことで意図的に欠席したわけではなくて、用務が別件ありまして、欠席させていただいたと。この件については、今立地自治体、それから県が判断を下すのだというような位置づけになっております。本当にそれでいいのかと、やはりもっと広域の方々の意見、そういったものが尊重されるべきではないかというような議論がスタートだと思うのです。その走りが茨城県の東海村、東海原発が代表的な事例で、それが広がっていると私は理解しております。確かに東海村のケースを見れば、立地だけではなくて、周辺自治体が全て同意をする。それを前提にするのだということで取決めをしたようでございますが、やはり県内においても、先ほど申し上げましたが、30キロ圏でいいのか、あるいは全県域なのか、あるいは今現在と同じようにして立地自治体と県が判断すればいいのか、そういった部分というのはまだまだ議論の余地があろうかと思っております。今後の東電の安全対策あるいは規制委員会の考え方、そういったものを含めまして、大いに議論して判断をしていきたいなと思っております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 繰り返しになりますが、この研究会は平成23年12月26日にできておりまして、当時の総務文教委員会で出された資料、私探して今見ているところなのですが、当時研究会としてかなり厳しい要望といいますか、こういうふうにやってもらいたいというのを国や県に市町村長連名で上げているのです。当時は天野氏が市長でありましたので、名前を連ねておりますけれども、そこで一番いろいろ言っているのは、やはり避難がスムーズにいくように国や県は実効性を上げてほしいということをかなり強く文書としては要望しているのです。これは当然だと思います。その研究会の中で先ほど答弁ありましたように、阿賀野市としてはその研究会の恐らく中で相談されたといいますか、長岡市のもしもの場合、1万7,000人の避難の方を受け入れると、そういうふうになっているのだというふうに思いますけれども、やはりそういうもしもの場合、阿賀野市はそういう仕事をするのであれば、先ほど来の繰り返しになりますけれども、強く要望していくべきだというふうに思います。それで、この1万7,000人というのは、研究会の中で30キロ圏内が何人いて、30キロ圏外の市町村に数を言わば割り当てたという、そういう数字なのでしょうか。1万7,000人というのは、どういう計算で出てきたのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 子細な経緯等については、ちょっと今分かりませんけれども、例えばうちの場合、恐らく当時受け入れられる避難者のキャパ、避難所のキャパ、この辺からその2地区、1万7,000という数字が出たのではないかなというふうに思っております。ちなみにですけれども、隣の五泉市では長岡市の千手地区、坂之上、あと表町、中島地区、比較的駅前の繁華街の辺りの人間2万2,000人を受け入れることになっておりますし、長岡市の人間をでは阿賀野市、五泉市以外でどこが受けるのかというと、例えば加茂、田上、新潟市、三条市、魚沼市、燕市、弥彦村、この市町村で受け入れるというようなことになっております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 恐らく阿賀野市内の簡単に言えば屋根のかかった施設、体育館とか、そういうところでここは何人ぐらい受け入れられるという、そういう計算だと思うのです。1日や2日だったらいいですけれども、ここで生活をしていくということになりますと、阿賀野市の人口の40%の方が現実に阿賀野市に避難をしてくるということは、これはなかなか考えられないこと、しかし万一のことがあれば、阿賀野市としては福島事故で桁が違うけれども、数百人の方をたしか受け入れて、少年自然の家とか、そういったことで生活をしてもらったという経験ありますから、同じ新潟県民で万一避難してくるということがあれば、できる限りのことはやるというのは当たり前なのだけれども、しかし1万7,000という数字を見ると、やはりなかなか大変だなと。それと何回も言いますけれども、避難計画というのが非常にはっきりしていない中で、どういう手段で1万7,000人の方が原発事故という混乱の中で阿賀野市までたどり着くことができるのかという、そういう懸念があります。先ほど避難してきた人を京ヶ瀬でもってスクリーニングすると、そこから避難所に避難してもらうのだという計画があるわけなのですが、これも非常に大変だというふうに思いますし、県知事、花角さんがいろいろ委員会で検証しているという、そういう中で一番やはり大変だろうなという、答えが出てくるのかどうかというふうに思われているのが避難計画と、それから避難後の生活、どのように避難している方が生活をしていくのかという、その辺の委員会の結論というのはまだできていませんけれども、非常に大変な内容だというふうに思います。
それで、大室浄水場の件ですが、まだよそへ移せないいわゆる廃棄物、セシウム装着した廃棄物が200トンあって、簡単に言えば行き先がまだ決まっていないということですか。
〇議長(市川英敏君) 新保上下水道局長。
〇上下水道局長(新保浩松君) 岡部議員の質問にお答えいたします。
言われるとおり、今現在まだ200トンを保有しておりまして、毎年年1回環境省の立入検査を受けております。その際には、上下水道局といいますか、市のほうから直接環境省の方に対しまして、早期の処分先を見つけて、処分の方向性を明らかにしていただきたいというふうに申入れをしております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) この浄水場のセシウム汚泥については、10年前の震災後の委員会や本会議で私質問をした記憶がありますけれども、やはり10年後も同じような質問をしなければならないというのは、本当にいかに原発事故、それからセシウムは半減期30年、要するに半減するのが30年たつわけですから、まだ10年ですから、つくづく大変な問題だなというふうに思います。それで、いろいろ何か建物というか、それを覆う施設を造ったり、あるいは搬送とか、保管とか、いろいろの経費がずっとかかっているわけなのですが、これというのは当然原因者である東京電力に阿賀野市として請求ということになるのか、あるいは国や県が中に入ってやるということなのか、問題はお金、経費、簡単に言えば。こういうことは阿賀野市の責任ではないのにかかっているわけですから、皆さんの職員の方の人件費も含めて。これというのは、どういうふうになっているのですか。
〇議長(市川英敏君) 新保上下水道局長。
〇上下水道局長(新保浩松君) 岡部議員の質問にお答えいたします。
指定廃棄物200トンについては、国の管理でございまして、これの保管庫の建設費用等につきましては、国のほうから補助といいますか、全て費用をいただいております。あと今現在も処分しております浄水発生土、また既に処分完了いたしました特定産業廃棄物の処分費用、これは全て原因者である東京電力ホールディングスのほうに請求いたしまして、ほとんどの額を補償費としていただいております。
〇議長(市川英敏君) 10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 以前は、東京電力のほうではスムーズに支払いしていただけなかった時期もあるのです、私の記憶では。そういうことで、いろいろセシウム汚泥、それから避難の問題、原発の問題はいろいろ質問しましたけれども、繰り返しになりますが、これはいかに国の政策とはいえ、やはり被害を被るのは一体誰なのかと、東京電力には電気を使用することを含めて、福島市もそうでありますし、私どももそうでありますけれども、この東北地方は全然無関係といいますか、恩恵を被っていないのにこういう大変な目にばかり遭わせられているというのは、非常に理不尽だと思いますし、やはりいろんな機会を見て、原発の再稼働というのはやっぱりやめていただきたいと、そういう方向でみんな努力しなければならないということを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
〇散会の宣告
〇議長(市川英敏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれで散会します。
なお、来週7日午前10時から本日に引き続き一般質問を行います。
御協力ありがとうございました。
散 会 (午後 4時10分)