令和2年第8回阿賀野市議会定例会議事日程(第4号)
令和2年12月16日(水)午前10時00分開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 諸般の報告
日程第 3 議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)のうち総務文教常
任委員会所管分
議案第107号 阿賀野市入湯税条例の一部改正について
議案第108号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第109号 阿賀野市督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正について
議案第110号 阿賀野市立幼稚園設置条例の一部改正について
議案第115号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
請願第 9号 国に対し「消費税の減税を求める意見書」の提出を求める請願
発議第 13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正
について
日程第 4 議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)のうち社会厚生常
任委員会所管分
議案第100号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第101号 令和2年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第102号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第5号)
議案第103号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第2号)
議案第106号 令和2年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第111号 阿賀野市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第112号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
議案第113号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
議案第118号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市福祉会館)
議案第119号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市保健福祉センタ
ー京和荘)
議案第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサービスセ
ンターむすびの里 外4施設)
請願第 8号 老齢年金等の抜本的な改善を求める意見書の提出を求める請願
日程第 5 議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)のうち産業建設常
任委員会所管分
議案第104号 令和2年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第105号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第3号)
議案第114号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について
議案第116号 市道路線の認定について
議案第117号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地区コミュ
ニティ公園)
日程第 6 議案第121号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第12号)
日程第 7 発議第 14号 拉致事件の早期解決を求める意見書の提出について
日程第 8 閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)
日程第 9 議員派遣について
〇出席議員(16名)
1番 荒 澤 浩 和 君 2番 天 野 市 榮 君
3番 遠 藤 孝 君 4番 加 藤 博 幸 君
5番 百 都 順 也 君 6番 大 滝 勝 君
7番 松 ア 良 繼 君 8番 清 野 栄 一 君
9番 近 山 修 君 10番 岡 部 直 史 君
11番 村 上 清 彦 君 12番 風 間 輝 榮 君
13番 宮 脇 雅 夫 君 14番 山 口 功 位 君
15番 遠 藤 智 子 君 16番 市 川 英 敏 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 菅 原 博 徳 君
( 総 務課長)
民 生 部 長 米 山 和 朗 君
産 業 建設部長 阿 部 一 栄 君
( 建 設課長)
市 長 政 策 ・ 苅 部 一 雄 君
市 民 協働課長
危 機 管理課長 鈴 木 昇 二 君
企 画 財政課長 大 橋 晋 一 君
管 財 課 長 渡 辺 一 雄 君
税 務 課 長 山 ア 勲 君
市 民 生活課長 宮 嶋 正 憲 君
健 康 推進課長 菅 井 真 由 美 君
社 会 福祉課長 山 ア 善 哉 君
高 齢 福祉課長 宮 尾 敦 君
生 涯 学習課長 羽 田 正 佳 君
農 林 課 長 田 邉 徹 君
商 工 観光課長 相 馬 繁 行 君
公 園 管 理 権 瓶 勝 栄 君
事 務 所 長
上 下 水道局長 鈴 木 智 君
教 育 長 神 田 武 司 君
学 校 教育課長 長 谷 川 政 喜 君
農 業 委 員 会 佐 藤 浩 治 君
事 務 局 長
消防本部消防長 肥 田 浩 明 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 五 十 嵐 久 美 恵
主 任 井 上 由 美
主 任 網 干 水 季
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(市川英敏君) おはようございます。定刻になりました。
ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(市川英敏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、1番、荒澤浩和さん、2番、天野市榮さん、3番、遠藤孝さん、以上3名を指名します。
〇諸般の報告
〇議長(市川英敏君) 日程第2、諸般の報告を行います。
既に議員各位に配付のとおり、本定例会に執行部から議案第121号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第12号が追加提出されました。
この追加議案につきましては、12月14日開催の議会運営委員会で審議方法をご協議いただき、お手元に配付の議事日程により上程してまいります。
また、各常任委員会からそれぞれ閉会中の継続調査の申出がありました。議会運営委員会において了承いただいていますので、お手元に配付の議事日程により上程してまいります。
以上で諸般の報告を終わります。
〇議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)のうち総
務文教常任委員会所管分
議案第107号 阿賀野市入湯税条例の一部改正について
議案第108号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第109号 阿賀野市督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正について
議案第110号 阿賀野市立幼稚園設置条例の一部改正について
議案第115号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
請願第 9号 国に対し「消費税の減税を求める意見書」の提出を求める請
願
発議第 13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第3、議案第99号のうち総務文教常任委員会所管分、議案第107号から議案第110号まで、議案第115号、請願第9号、発議第13号を一括して議題といたします。
総務文教常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
風間総務文教常任委員会委員長。
〔12番 風間輝榮君登壇〕
〇12番(風間輝榮君) 委員会審査報告書。
令和2年12月16日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。総務文教常任委員会委員長、風間輝榮。
令和2年12月10日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案及び請願について審査した結果、議案第99号、議案第107号から議案第110号、議案第115号は全会一致で原案のとおり可決、発議第13号は賛成少数で否決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
なお、請願第9号については、賛成少数で不採択とすることに決定しましたので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
〇議長(市川英敏君) これから質疑を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今ほどは総務文教常任委員長から委員会の審査報告ということでいただきました。これ見ますと、全会一致で原案可決というのがほとんどなのですが、発議13号と請願9号については、発議13号については賛成少数ということで否決になっておりますし、請願9号については不採択することに決定という結果になっております。私ちょっと総務文教常任委員会に所属していないので、この審議の様子ちょっと分からないので、意見が分かれたこの2つの発議並びに請願等についてどのような討論があったのか、その辺、簡単でございますが、お聞かせいただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 風間総務文教常任委員会委員長。
〇12番(風間輝榮君) 議員報酬等の条例の一部改正についてでありますが、賛成意見としては、2年連続の引上げとなると。そして、議員報酬は生活保障のためではない。それから、ほかの自治体と比べて低いということは理解できるが、コロナ禍で市民の経済、収入が落ちている中での引上げは理解が得られない。職員給与の据置き、ボーナスカットを議決したばかりで、議員だけは引き上げたままでいいのかと。賛成の方の主な意見はそういったものでありました。
それに対して反対意見の方々のご意見は、報酬審議会の答申を尊重したいと。それから、定数が20から4減して16となったということで、それなりに経費削減をしているのだということ。それから、3月議会でコロナの影響が予測がつかなかった、その後国の支援経済対策などが行われてきたので、そういったことを見ると引上げには賛成だと。それから、若い人たちへの配慮も必要だと。反対意見の主な方々の意見はこういったものでありました。
消費税のほうのあれも話をして、消費税の関係の、消費税の減税意見書提出を求める請願については、賛成の方のご意見としては、消費税減税は即消費拡大につながると。コロナ禍に対する景気浮揚、それから消費喚起のためには有効だと。それから、消費税は社会保障の財源と言うが、社会保障に行っていなくて、法人税や富裕層の減税に回っていると。それから、税の所得再配分機能を取り戻すために低所得者に重い消費税を減税して、優遇されている資産課税や高額所得者の所得税増税など、富裕層に応分の負担を求めるべきだと。これは消費税の賛成意見であります。
それに対して反対意見は、消費税は社会保障の財源だと。消費税を下げて国の借金を増やせば、国の格付が下がると。それから、コロナ禍の中で消費税減税は危険であると。それから、コロナ対策で大きな予算を使っていると。国民全体で負担すべきものであって、逆にもっと上げてもいいのではないかという反対意見はございました。
そんなところであります。よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) ないようですので、これで質疑を終わります。
議案第99号については、関係常任委員会の報告後に討論、採決を行います。
これから請願第9号 国に対し「消費税の減税を求める意見書」の提出を求める請願について自由討議を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで自由討議を終わります。
次に、発議第13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について自由討議を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今ほど総務文教常任委員長からこの意見の分かれた発議13号につきまして、並びに請願9号ですけれども、ご説明いただきましてありがとうございます。私は、特にこの発議13号、阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、委員会では否決されましたが、委員会のこの決定に対し、私は反対の立場で意見を申し上げます。
ご存じのとおり、新型コロナウイルスの感染拡大が第3波となって猛威を振るっているところでございます。昨日、15日の共同通信社のネットニュースによれば、国内で15日、新たに新型コロナウイルスの感染者53人の死亡が確認された。死者が50人を超えるのは初めてで、1日当たり過去最多を更新したと。また、重症者についても前日4人増の592人となり、こちらも過去最多を更新したと。感染者については、15日の新規感染者数は2,429人で、内訳は東京が460人、大阪306人、神奈川226人など、依然高止まりとなっています。このように新型コロナの感染拡大が続く中、感染対策よりも経済対策を優先する菅総理の政権運営に対し、批判が増大している。特に鳴り物入りで始めたGo To トラベルにおいては、年末から年初の利用が全国で停止するなど、場当たり的な政策に対する批判が拡大しています。一方で、新型コロナ禍により売上げが急減した観光、運輸、飲食、サービスなどの業種においては、事業主が解雇を回避し、従業員の雇用を維持するため、雇用助成金の申請が増加しております。
ところで、議員の皆様も既にお読みいただいたものと思われますが、先日、匿名での市長へのたより、これは10月30日に受理されておりますが、議会事務局から議員各位にこの市長へのたよりの写しが配付されました。パート主婦から頂いたお便りですが、内容は……
〇議長(市川英敏君) 天野議員、この件に関してはあくまでも匿名での市長へのたよりでありまして、そういう匿名についての真偽、定かでないのは発言として、意見としてどうかと思いますので、控えていただけますか。
〇2番(天野市榮君) ええ。この匿名の方の意見等々皆さんお読みいただいたと思われますが、非常に市議会、このたび4人減で市議選が行われたわけですが、にもかかわらずまだ市議会議員の数が多過ぎるというような内容でございます。私ごとではございますが、私の妻もパート主婦でございまして、実家の食品加工工場に勤務しています。先日、家族で夕食を囲んでいるときに妻がつぶやいた言葉が今でも脳裏に焼きついています。「コロナ禍で職を失ったり、休業している人が増えている中で、仕事がある私は幸せだわ」という一言です。お便りを下さったこの主婦の方も、どういう状況なのかはちょっとうかがい知れませんけれども、アルバイトやパートなどの非正規の従業員は、不況にあれば真っ先に解雇など雇用調整の対象になる労働者でございます。私は、この便りを読んで、この方の心情がよく分かりました。コロナ禍の中で雇用を維持しようと懸命に頑張っている地元事業主がいますが、一方でいつ首を切られるのか心配する従業員の方もたくさんいます。この市長へのたよりには、雇用不安におびえる人たちの声なき声が含まれていると考えています。
今回の発議の内容は、コロナの感染がまだ確認されない本年2月4日に開催された阿賀野市特別職報酬審議会において議長、副議長、議員の月額報酬について引上げの答申があったものを答申前の報酬額に戻そうというものです。先月27日開催の臨時会においては、議員報酬並びに特別職の給与が人事院勧告並びに県の人事委員会勧告に準拠して期末手当の支給率を下げました。私は、お便りを下さった方の声なき声に応える必要があると強く感じているところです。私だけでなく、このお便りを読んだ議員諸氏にも共感を呼んだものと確信しております。コロナ禍で苦しむ地元事業主や、雇用不安におびえる地元従業員の心情に応える意味で、発議13号の趣旨をご理解の上、議員諸氏の良識ある判断を期待しております。
以上で意見陳述、終わらせていただきます。
〇議長(市川英敏君) ほかに自由討議はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 自由討議なしと認めます。
これで自由討議を終わります。
これから議案第99号以外について討論を行います。
初めに、議案第107号から議案第110号まで、議案第115号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
次に、請願第9号について討論を行います。
まず、請願に賛成の方の討論を行います。
7番、松ア良繼さん。
〇7番(松ア良繼君) では、委員長報告に対する反対討論でいいのだね。
ちょっと討論……
〇議長(市川英敏君) 委員長報告でございません。あくまで請願9号に対しての討論です。
〇7番(松ア良繼君) そうすると、反対討論は……
〇議長(市川英敏君) 賛成討論です。
〇7番(松ア良繼君) 反対討論、先なのではないの。
〇議長(市川英敏君) そのケースによって賛成、反対、先のあれです。違います。
〇7番(松ア良繼君) 分かりました。
では、紹介議員として趣旨の説明したものですから、討論がほかの方があればと思ったのだけれども、ないとこれで終わってしまうので、消費税の減税を求める意見書の提出、これに対する賛成の立場で討論いたします。
今ほど風間委員長から要約してご説明があったので、ほぼそれに尽きるのですけれども、今回消費税に対するご意見はいろいろあると思うのですが、最大の問題はやっぱり今のコロナ禍の中で消費税というのは経済に対するマイナスの作用を及ぼすということは全ての人が認めていることでありますし、特に所得の低い人ほど負担の割合が重くなるという、非常に大きい逆進性があるわけですよね。そういう立場から、今回消費税の引下げをしてほしいというのは非常に大きな、多くの国民の声だと思います。自民党政権、与党の中でもそういう意見がたくさん聞かれるというような状態であります。特に消費税は、今言ったように所得の低い消費者の皆さん、それから中小業者は転嫁ができないと、身銭を切って納税を迫られるということで、非常に地域経済とか地域の住民の皆さんに、国民の皆さんに大きな負担を及ぼすということであります。
そういうことで、先ほどの委員長の報告にもありましたように、消費税の税率をこの際、これは何%ということはこの請願では言っていないのですが、取りあえず私どもとしてはもっと大きく税率を下げて、非常にこの税の公平、それから所得の再分配という趣旨に反する消費税はなくすべきだと思っていますが、当面やはりたとえ2%でも、5%でも引き下げてほしいという意見書をぜひこの阿賀野市議会で提出をしていただきたいということで、ぜひ皆さんに賛成をしていただきたいということを申し上げて賛成の討論といたします。
〇議長(市川英敏君) 次に、請願に反対の方の討論を行います。
11番、村上清彦さん。
〇11番(村上清彦君) この請願9号に対して、反対の立場で討論をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大する中、経済に与える影響は大きく、国ではできる限りの対策を講じているところであります。消費税の減税もその一つとして取り沙汰されていますが、効果については専門家の意見も分かれているところであり、実際に減税で消費を増やせる人は十分に所得がある人で、結果的に富裕層が優遇されるという意見もあります。ドイツでは、7月から12月までの限定措置で、日本の消費税に当たる付加価値税を減税、当初は期待が高まっていたものの、高額商品を買う動き以外消費全体を押し上げるには至っていない状況となっております。いずれにいたしましても、日本は今後人口の高齢化で年金、医療、介護といった社会保障給付費の増加が見込まれており、消費税はその財源となっていることから、制度の持続性を危うくするわけにはいきません。
また、所得税の累進課税の強化等について、社会保障費の代替とするにはかなりの税率にしなければ財源確保とならないため、現実的ではないという見方もあります。消費税の減税は、市の財政にも影響することから、意見書の提出を求める請願には反対をいたします。
〇議長(市川英敏君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
次に、発議第13号について討論を行います。
まず、原案に賛成の方の討論を行います。
10番、岡部直史さん。
〇10番(岡部直史君) 発議13号に賛成の立場で討論を行います。
私ら市会議員は、兼職をまず認められておりますよね。農業をやっておられる方、商工業者の方、あるいは例えば子どもを抱えている主婦の方等々でやっておりますので、つまり議員の報酬というのはある意味議員の働きに対する対価ですよね。国会議員のように身分保障や生活保障の性格では違うというふうにまず私は考えております。
それから、働きはどうかというのは、これはなかなか難しいのですが、西暦2000年、今から20年前に地方分権一括法案が通りまして、議会や議員の責任といいますか、働きの中身というのは非常に前進したわけですよね。例えば1年間に4回という定例議会も、これは通年議会も可能になったとか、非常に議会の権限というのは認められてきたのですが、そういう中で議会改革というのが全国的にも叫ばれるようになり、当阿賀野市議会でもそれなりの努力はしてきたというふうに思うのですが、私はまだまだ議会改革が足りないと思います。こういう議会改革を一方で進めながら、そしてそれを市民の皆さんにアピールしていくという活動の中で、本当に議員報酬これでいいのかということを並行して考えていくことには私はやぶさかでありませんけれども、このたびの議員報酬、私3月議会の引上げの中身は、議員でありませんので、分かりませんけれども、自由討論にもありましたように、このコロナ禍の中で市民が大変困っている中で2年連続の引上げというのは、これは市民目線から見ていかがなものかということが強くあります。
それと同時に、先ほど申し述べました地方分権一括法案の中で、議員の活動を保障する、発足時は政務調査費と言っておりましたが、今は政務活動費ですか、そういう形で、この政務活動費というのはそもそもどういう性格であるのかということで、地方分権が発展をして、地方議会が担う役割がますます重要になっていく中で、議員の審議能力、政策立案能力等を高めるために、1人1か月1万5,000円ですか、政務活動費が議員報酬のほかに支給をされているわけでございます。今年の3月議会の様子を報告しました議会報の中で、政務活動費の収支が載っておりますけれども……
〇議長(市川英敏君) 岡部議員、議員報酬と政務活動費、別物と捉えられると思いますので。
〇10番(岡部直史君) そういう捉え方もありますけども。
〇議長(市川英敏君) 趣旨と違いますので、その部分はご遠慮願えますか。
〇10番(岡部直史君) それ以上言いませんけれども、しかし私としては、やはり市民の目から見ると、議員はどういう活動をやっているのかということと議員報酬というのはやっぱりつながると思うのです。法律上はどうかという問題はありますので。ただ、それに触れさせていただきました。
そういうことで、私は発議第13号に賛成の立場で討論させていただきました。
〇議長(市川英敏君) 次に、原案に反対の方の討論を行います。
1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) 発議第13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の 一部改正について、反対の立場で討論いたします。
本年2月に開催された阿賀野市特別職報酬等審議会において、議会議員の報酬については他市と比較して低い状況であり、本来議員活動に専念できる水準まで引き上げることが望ましい、今年10月に予定の一般選挙から議員定数が20人から16人に削減されることを踏まえ、定数が削減される次期改選までは据置きとし、定数削減後に引上げが適当であると答申でありました。報酬額が引き上げられた現在でも、阿賀野市議会の報酬額は県内20市の中で16番目であり、他市と比較して低い状況に変わりはありません。報酬額では、20人のときは8,956万でしたが、16人の削減後には7,490万となり、1,466万の削減ができています。所管の委員会でも、報酬については議員全員が関わることで、議会として討論していくべき、一部の議員で発議するのがいかがなものかと意見がありましたが、私も同意であります。
新型コロナウイルス感染症の影響は、今後も予測ができません。よって、財源確保のために協力することも考えられますが、このたびの趣旨では賛同できませんので、発議第13号には反対いたします。
〇議長(市川英敏君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
これから議案第107号から議案第110号まで、議案第115号、請願第9号、発議第13号を採決します。
初めに、議案第107号から議案第110号まで、議案第115号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第107号から議案第110号まで、議案第115号は、委員長報告のとおり決定しました。
次に、請願第9号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は不採択です。
お諮りします。請願第9号は、採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(市川英敏君) 起立少数です。
したがって、請願第9号は不採択とすることに決定しました。
次に、発議第13号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は否決です。
お諮りします。発議第13号は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(市川英敏君) 起立少数です。
したがって、発議第13号は否決されました。
〇議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)のうち社
会厚生常任委員会所管分
議案第100号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第101号 令和2年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2
号)
議案第102号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第5号)
議案第103号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第2号)
議案第106号 令和2年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第111号 阿賀野市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第112号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
議案第113号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
議案第118号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市福祉会
館)
議案第119号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市保健福
祉センター京和荘)
議案第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサ
ービスセンターむすびの里 外4施設)
請願第 8号 老齢年金等の抜本的な改善を求める意見書の提出を求める請
願
〇議長(市川英敏君) 日程第4、議案第99号のうち社会厚生常任委員会所管分、議案第100号から議案第103号まで、議案第106号、議案第111号から議案第113号まで、議案第118号から議案第120号まで、請願8号を一括して議題といたします。
社会厚生常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
大滝社会厚生常任委員会委員長。
〔6番 大滝 勝君登壇〕
〇6番(大滝 勝君) 委員会審査報告書。
令和2年12月16日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。社会厚生常任委員会委員長、大滝勝。
令和2年12月11日に社会厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案及び請願について審査した結果、議案第99号から議案第103号、議案第106号、議案第111号から議案第113号、議案第119号及び議案第120号は全会一致で原案のとおり可決、議案第118号は賛成多数で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
また、請願第8号については、賛成少数で不採択とすることに決定しましたので、会議規則第143条の規定により報告します。
〇議長(市川英敏君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) 私、社会厚生常任委員会に所属していませんので、請願第8号についてどういう議論がされて否決になったのか、その議論の内容をお聞かせいただければありがたいです。よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 大滝社会厚生常任委員会委員長。
〇6番(大滝 勝君) まず、賛成意見からご報告します。
まず、保険料が頭打ちということで、ここにメスを入れることが必要、年収1,000万を超えると保険料は年間95万5,000円で、それ以上は1億でも2億でもこの金額。社会保険は、上限が2,000万円。なぜ国民年金だけが1,000万円。それらを変えれば大きく改善できるということです。今の国民年金の構造がゆがんでいる。そういう問題に取り組んでくれるということだと思います。若い人も高齢者も両方が安心できるような年金制度にしてくれということでした。
続きまして、反対意見といたしまして、若い世代にとっては幾ら受給できるかということよりも、そもそも社会の構造や年金制度が本当に持続可能なのかという仕組みについての不安が大きいのではないかと思う。しっかりと将来の厳しい予測に基づいてメスを入れていくことが結果的に若い世代にとっては将来の安心につながるし、政治自身の信頼にもつながる。目先の年金の支給額が確保できれば将来の安心につながるかというと、そういう単純なものではないと思っているということでございました。
〇議長(市川英敏君) ほかに質疑ございますか。
7番、松ア良繼さん。
〇7番(松ア良繼君) 議案第118号、賛成多数ということですが、これについてもどういう議論があって採決、賛成多数となったのかお聞かせ、お願いします。
〇議長(市川英敏君) 大滝社会厚生常任委員会委員長。
〇6番(大滝 勝君) お答えします。
議案第118号ですが、公募の考えはないのかというご意見がございまして、平成12年からシルバー人材センターが管理していまして、ほかの市内業者でも対応できるところがあるかもしれないので、まずは公募してみてほしいということでございました。
〇議長(市川英敏君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第99号については、関係常任委員会の報告後に討論、採決を行います。
これから議案第118号 公の施設に関わる指定管理者の指定について 阿賀野市福祉会館の自由討議を行います。
2番、天野市榮さん。天野さん、所管ですので、控えていただけますか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 申し訳ございません。自由討議ですので。
〇2番(天野市榮君) 自由討議はいいですね。
〇議長(市川英敏君) 討論は控えていただきますけど、自由討議はどうぞ。
〇2番(天野市榮君) 私、社会厚生常任委員会でもいろいろ発言させていただいたのですが、今ほど松ア議員に対する大滝委員長の説明にもありましたように、私はまだこの福祉会館の指定管理者として市内の対応できる事業所があるのかなというふうには考えて、公募でまずやったらどうだと、それを執行部、担当課のほうに質問したのですけれども、そのときの答弁を思い出しますと、要はシルバー人材センターでしかやれない業務というのですか、そういうお話だったので、ああいう公共施設、いろいろ利用されている方は多いと思うのですけれども、何か特殊な技術なり資格が必要なのかなと思いますと、特にそれは見当たらないのです。最初からシルバー人材への管理委託といいますか、指定管理というのがずっと続いていたわけなので、その辺の考えがあるのかなと。ただ、やっぱり市内のいろんな市が設置した公共施設、リズム・ハウスもそうですけれども、事業者から管理してもらっている実績もあるものですから、福祉会館についてもやはり公募をした上で、まず募っていただく。それで、シルバーしか手を挙げなかったということであれば、それはそれでいいとは思うのですが、全く公募をしないというのはいかがなものかということで、私は反対の立場で採決に臨みました。
〇議長(市川英敏君) 申し訳ありません。討論は所管であってもできますので、よろしくお願いします。
ほかに自由討議はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで自由討議を終わります。
次に、請願第8号 老齢年金等の抜本的な改善を求める意見書の提出を求める請願について自由討議を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 老齢年金等の抜本的な改善を求める意見書の提出に関する請願でありますけれども、これ阿賀野市在住の方から、当然阿賀野市在住の方なのですが、請願が出されました。それで、今、いわゆる国民年金の部分になるわけでありますが、支給平均額、これが1人当たり月5万5,000円なのです。こんな状況で本当に国民の将来の生活を保障する仕組みなのかなというような思いがあります。
それで、今年の9月3日、2020年9月3日、みずほ総合研究所、みずほ銀行の研究機関でありますが、そこが国民年金被保険者の現状と課題というレポートをまとめております。これを見ますと、将来の年金が老齢基礎年金のみであれば保険料を40年間納付して満額を受給する場合でも月額6万5,000円にとどまり、高齢期にほかの収入がなければ厳しい所得水準となるというような指摘があります。そして、マクロ経済スライドの仕組みについても言及されておりまして、当面は年金給付水準が徐々に抑制される。しかし、これで計算した場合、2000年度生まれ世代の65歳時点の老齢基礎年金額は、満額で5万4,000円。今、月6万5,000円ですか、6万5,000円がマクロスライドになると5万4,000円。そこまで低下する見通しであり、高齢者の生活が非常に懸念されるというような指摘もありますので、この老齢年金等の抜本的な制度設計の見直しを求める、そういう必要があるということで自由討議をさせてもらいました。
〇議長(市川英敏君) ほかに自由討議はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで自由討議を終わります。
これから議案第99号以外について討論を行います。
初めに、議案第100号から議案第103号まで、議案第106号、議案第111号から議案第113号まで、議案第119号、議案第120号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
次に、議案第118号について討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) それでは、社会厚生常任委員会の結果についても討論できる、先ほど私は自由討議で申し上げた言葉そっくりが討論でございますので、よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
次に、請願第8号について討論を行います。
まず、請願に賛成の方の討論を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 先ほど申し上げた自由討議と同じなのですが、まず実態として1人月額5万4,000円、これ平均額なのですが、これで、ここから介護保険料とかいろいろ引かれるわけです。そんな状況で生活できるのかどうか、本当に国民が安定して生活していけるのかどうか、そういうところに非常に疑念がありますので、ぜひともこれは採択してもらいたいなと思っております。
〇議長(市川英敏君) 次に、請願に反対の方の討論を行います。
5番、百都順也さん。
〇5番(百都順也君) この請願8号につきまして、私からは反対の立場で討論させていただきます。
請願趣旨、また先ほどの清野議員のお話にもありましたとおり、高齢者の生活不安、また若い世代の方々の将来不安、これにしっかりとケアしながら制度設計していかなければならない、この点に関しては私も同意ですし、思いは共にするところではあります。しかし、その一方で、昨今の支給額、実質引下げの傾向にありますが、この背景に何があるのかというところも我々は目を背けずに、しっかりと受け止めて考えていく必要があろうかと思います。背景にあるのは、言うまでもなく、少子高齢化によります財源確保の問題であります。他の先進諸国におきましても、受給年齢を引き上げるというような制度設計の見直し、されているところであります。我が国においても、2019年度マクロ経済スライド、再発動されたところでありますが、いずれにしても社会、経済の動向を見ながら運営していかなければならないというのが現実でありますし、これからも制度の見直しというのは必然であろうと思っております。
私自身も、今議会一般質問におきまして、2040年問題について触れさせていただきました。2040年頃には高齢者人口ピークに達しまして、また社会保障費、当然さらに増大していくということになります。そして、その一方で支え手となりますこの若い世代の方々、こちらは現役世代、生産年齢人口といいますけれども、これがその後も引き続きこれから急減し続けるという厳しい将来予測がされているわけでございます。制度の支え手、これから2040年に向けてこれから何十年も支え手となり続けなければならないという、そうした若い世代の方々にとって将来の不安とは何なのかというところを考えますと、これはやはり先ほど申し上げたような社会構造の問題というところが大きいのであろうと思います。目先の今現在幾ら支給されるかといったところの問題では解決しない、不安は拭えないというところだと思います。
また、高齢者の方々に向けても、生活の安心をもたらすのは公的年金というだけではなくて、高齢者就業率の向上などにもこれから取り組んで、老後資金の形成をサポートしていくというような、そうした攻めの観点も今国には求められているところだろうと考えております。
これらを踏まえますと、年金支給額の改善、これが根本的な問題解決にはならないと思っております。持続的な年金制度の設計とは何なのか、難しい問題なのですけれども、これに取り組んで、そしてこうした取組の姿勢によって痛みを伴うことになると思います。支給額の実質引下げ、例えばまた受給開始年齢の引上げ、こうした痛みも伴うのですけれども、こうしたことにしっかりとメスを入れてくという姿勢こそが若い方々にとっての将来の安心につながると思いますし、また政治への信頼にもつながると考えております。
そうした理由から、私からはこの請願第8号について反対とさせていただきます。
〇議長(市川英敏君) 次に、請願に賛成の方の討論を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 私、現在、町内会で小学校の安全パトロールということでやっております。安全パトロール、町内の方ほとんどが70歳以上の前期高齢者、中にはもうもちろん後期高齢者の方もいます。なかなか人材が集まらないということで、いろいろ聞いてみますと、皆さん年金生活者なわけですよね。厚生年金もある方は、年金である程度は暮らしはできるのですけれども、国民年金、老齢基礎年金だけの方というのは、先ほど清野議員からもお話ありましたように、月額6万5,000円ではなかなか生活ができない。そんなことで、いわゆる仕事に行っているというのです。ですから、安全パトロールの仕事をしていただいている高齢者の方は、恐らく厚生年金をもう受給してやられている方なのかなと。国民年金だけの方は、それだけでは生活できずに、働きに出ているというような切実な話をします。その結果、なかなか安全パトロールに従事していただける方がいないということで、非常に悩んでおりました。こういったどんどん高齢化が進めば高齢者の医療費も上がってきますし、それは必然でございますが、しかしやはり年金だけで生活を頼っている高齢者にしてみれば、十分な年金額ではないと思っております。
先ほど反対討論の中で、生産年齢人口の方がだんだん少なくなっている中で、いわゆる年金、財政で言うと支援金という形で、今働いている生産年齢人口の方から負担を求めている部分もありますけれども、多くは税金でございます。医療費もそうでございますけれども。今、今回コロナ禍でいろんな政府からの対応の対策が出ておりますが、新聞報道によれば今年度の借金、国債の発行が100兆円を超えたと、単年度。リーマンショック時には52兆円だったので、その倍近い国債を発行して、このコロナ対策を政府は打ち出そうとしているわけでございます。これだけやはり政府もしっかり取り組んでいますし、またこのコロナ禍でこういった高齢者の方が受診を控えるということも出てきているわけですし、もともと年金が少ない高齢者にしてみれば、コロナ禍もありますけれども、医療機関への受診が控えられれば、これは逆に言うともっと手遅れになったり、悪化して病院へ行けば医療費がかかるわけなので、トータルで見ればやはりしっかり高齢者の方に年金をまず充実させて、本当に自分の健康を守るために医者に行くわけなので、その辺の行けるような老齢基礎年金のやはり改善を私は強く求めたいと思っています。
〇議長(市川英敏君) 次に、請願に反対の方の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
〔「反対がなくても意見を言うのはいい」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) いえ、これあくまで賛成、反対または反対、賛成、交互に行いますので、なければこれで終わりです。
これから議案第100号から議案第103号まで、議案第106号、議案第111号から議案第113号まで、議案第118号から議案第120号、請願8号を採決します。
初めに、議案第100号から議案第103号まで、議案第106号、議案第111号から議案第113号まで、議案第119号、議案第120号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第100号から議案第103号まで、議案第106号、議案第111号から議案第113号まで、議案第119号、議案第120号は委員長報告のとおり決定しました。
次に、議案第118号について採決します。
この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(市川英敏君) 起立多数です。
したがって、議案第118号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、請願第8号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は不採択です。
お諮りします。請願第8号は採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(市川英敏君) 起立少数です。
したがって、請願第8号は不採択とすることに決定しました。
〇議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)のうち産
業建設常任委員会所管分
議案第104号 令和2年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第105号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第3号)
議案第114号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について
議案第116号 市道路線の認定について
議案第117号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地
区コミュニティ公園)
〇議長(市川英敏君) 日程第5、議案第99号のうち産業建設常任委員会所管分、議案第104号、議案第105号、議案第114号、議案第116号、議案第117号を一括して議題といたします。
産業建設常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
山口産業建設常任委員会委員長。
〔14番 山口功位君登壇〕
〇14番(山口功位君) 委員会審査報告書。
令和2年12月16日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。産業建設常任委員会委員長、山口功位。
令和2年12月14日に産業建設常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第99号、議案第104号、議案第105号、議案第114号、議案第116号、議案第117号の議案6件について審査した結果、いずれも全会一致で可決するものと決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(市川英敏君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで質疑を終わります。
議案第99号については、最後に討論、採決を行います。
これから議案第99号以外について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
これから議案第104号、議案第105号、議案第114号、議案第116号、議案第117号を採決します。
本案に対する委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第104号、議案第105号、議案第114号、議案第116号、議案第117号は、委員長報告のとおり決定しました。
次に、議案第99号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで討論を終わります。
これから議案第99号を採決します。
お諮りします。議案第99号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第99号は原案のとおり可決されました。
〇議案第121号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第12号)
〇議長(市川英敏君) 日程第6、議案第121号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第12号を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第121号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第12号について、提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第12号として、歳入歳出それぞれ2,704万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ266億800万1,000円とするものであります。補正の内容としまして、歳出につきましては新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、全国的に独り親家庭の生活実態が依然として厳しい状況にあることから、国の緊急経済対策として、ひとり親世帯臨時特別給付金を年内に再給付するため、1,704万円の増額を計上いたしました。また、虹の架け橋住宅取得支援事業は9月に予算枠に達しましたが、同様の支援を再度行うことで住宅取得者の経済的負担を軽減し、定住化を促進するとともに、建築、建設関係業者の振興と地域経済の活性化を図られることから、虹の架け橋住宅取得支援事業補助金1,000万円の増額を計上いたしました。歳入につきましては、母子家庭等対策総合支援事業補助金1,704万円、繰越金1,000万円の増額を計上いたしました。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今般、住宅取得支援事業費、増額補正されることになりました。非常にいいことだと思うのですが、当初予算では9月でもう既に申込みがいっぱいになったということでありますが、9月以降の者に対しては、この補正が成立するまでの間の9月以降から補正が成立するまでの間の該当者、遡及して適用するのかどうか伺います。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 虹の架け橋で9月以降の建築着工された方についてということでご質問だと思います。9月以降の着工された方についても、遡及をいたしまして対応したいというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) これは、例えば3月までに着工すればいいのか、竣工まで求めるのか、あるいは不足した場合さらに補正もあるのかどうか、その辺の考え方をお願いします。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) まず、3月までにどこまでいけばというご質問だと思うのですけれども、原則は3月までに完了していただきたいのですが、当然この時期でございますので、着工ないしは契約まで終わっていただきたいというのが一つでございます。
今後、予算が不足して追加するかどうかというご質問ですけれども、今回1,000万円計上しておりまして、今のところ足りるものというふうに考えておりまして、今現在追加というのはまた状況見て考えたいと思っております。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) この虹の架け橋住宅取得支援事業、1,000万計上するということで、非常に期待しております。今回、市道認定でございました京ヶ瀬地区、水原地区の市道認定見ますと、いずれも住宅団地造成に伴う市道認定でございますので、そういった新しい住宅団地に子育て世帯が住宅を建てる際に、この虹の架け橋、取得支援事業を利用していただけるのかなと思っておりますので、その辺大勢の子育て世帯に利用できるような、また市のほうでPRのほうをお願いしたいと思います。
それで、財源なのですが、これ1,000万全部一般財源になっておりますが、今コロナ対応の臨時交付金というのは非常に私はある意味で使い勝手がいいというか、国の財源ですが、あるのかな。この辺は、一般財源よりもそっちのほうも使えるような検討がなされたのか、できないのか、その辺ちょっと担当課長からお聞きしたいのですが。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
こちらの今回の補正に関しましては、コロナ禍において低迷した地域経済の回復や定住を促進するため増額計上しておりますので、ただ臨時交付金につきましては12月議会で当市の限度額7億2,000万円、一応充当して財源として充てておりますが、ただ今後の執行状況を見て、こちらの事業も該当事業になりますので、3月補正なり、もしかするとこちら財源を更正させていただきたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第121号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第12号を採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第121号は原案のとおり可決されました。
〇発議第14号 拉致事件の早期解決を求める意見書の提出について
〇議長(市川英敏君) 日程第7、発議第14号 拉致事件の早期解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮脇議会運営委員会委員長。
〔13番 宮脇雅夫君登壇〕
〇13番(宮脇雅夫君) 発議第14号、会議規則第14条第2項の規定により、拉致事件の早期解決を求める意見書を別紙のとおり提出する。令和2年12月4日。阿賀野市議会議長、市川英敏様。阿賀野市議会運営委員長、宮脇雅夫。
提出先につきましては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、内閣官房長官、拉致問題担当大臣です。
意見書は、お手元の議案書のとおり、政府並びに国会に対して一日も早い拉致事件の解決を図るように求めるもので、新潟県市議会議長会の要請により提案をするものであります。
よろしくご審議の上、ご賛同くださるようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
本案は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を行いません。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから発議第14号を採決します。
お諮りします。発議第14号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第14号は原案のとおり決し、意見書を関係省庁に提出することに決定しました。
〇閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)
〇議長(市川英敏君) 日程第8、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元のとおり閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
〇議員派遣について
〇議長(市川英敏君) 日程第9、議員派遣についてを議題とします。
お諮りします。会議規則第167条の規定により、お手元のとおり議員を派遣したいと思います。
なお、内容に変更が生じた場合は、議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、議員派遣につきましては、配付いたしましたとおり決定し、その内容の変更については議長に一任いただくことに決定しました。
〇閉会の宣告
〇議長(市川英敏君) これで本日の日程は全て終了しました。
以上をもちまして、本定例会の会議に付された事件は全て終了しました。
慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。
これで本日の会議を閉じ、令和2年第8回阿賀野市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 (午前11時14分)