令和2年第8回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)
令和2年12月4日(金)午前10時00分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 一般行政報告
日程第 5 諮問第 5号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(鈴木 実氏)
諮問第 6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(相馬重輔氏)
日程第 6 議案第 99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)
日程第 7 議案第100号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 8 議案第101号 令和2年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
日程第 9 議案第102号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第5号)
日程第10 議案第103号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第2号)
日程第11 議案第104号 令和2年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第2号)
日程第12 議案第105号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第3号)
日程第13 議案第106号 令和2年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第2号)
日程第14 議案第107号 阿賀野市入湯税条例の一部改正について
議案第109号 阿賀野市督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正について
日程第15 議案第108号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について
日程第16 議案第110号 阿賀野市立幼稚園設置条例の一部改正について
日程第17 議案第111号 阿賀野市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について
日程第18 議案第112号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
日程第19 議案第113号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
日程第20 議案第114号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について
日程第21 議案第115号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
日程第22 議案第116号 市道路線の認定について
日程第23 議案第117号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地区コミュ
ニティ公園)
日程第24 議案第118号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市福祉会館)
日程第25 議案第119号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市保健福祉センタ
ー京和荘)
議案第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサービスセ
ンターむすびの里 外4施設)
日程第26 発議第 13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正
について
日程第27 一般質問
〇出席議員(16名)
1番 荒 澤 浩 和 君 2番 天 野 市 榮 君
3番 遠 藤 孝 君 4番 加 藤 博 幸 君
5番 百 都 順 也 君 6番 大 滝 勝 君
7番 松 ア 良 繼 君 8番 清 野 栄 一 君
9番 近 山 修 君 10番 岡 部 直 史 君
11番 村 上 清 彦 君 12番 風 間 輝 榮 君
13番 宮 脇 雅 夫 君 14番 山 口 功 位 君
15番 遠 藤 智 子 君 16番 市 川 英 敏 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 菅 原 博 徳 君
(総 務 課長)
民 生 部 長 米 山 和 朗 君
産 業 建設部長 阿 部 一 栄 君
( 建 設課長)
市 長 政 策 ・ 苅 部 一 雄 君
市 民 協働課長
危 機 管理課長 鈴 木 昇 二 君
企 画 財政課長 大 橋 晋 一 君
管 財 課 長 渡 辺 一 雄 君
税 務 課 長 山 ア 勲 君
市 民 生活課長 宮 嶋 正 憲 君
健 康 推進課長 菅 井 真 由 美 君
社 会 福祉課長 山 ア 善 哉 君
高 齢 福祉課長 宮 尾 敦 君
生涯 学 習課長 羽 田 正 佳 君
農 林 課 長 田 邉 徹 君
商 工 観光課長 相 馬 繁 行 君
公 園 管 理 権 瓶 勝 栄 君
事 務 所 長
上 下 水道局長 鈴 木 智 君
教 育 長 神 田 武 司 君
学 校 教育課長 長 谷 川 政 喜 君
農 業 委 員 会 佐 藤 浩 治 君
事 務 局 長
消防本部消防長 肥 田 浩 明 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 五 十 嵐 久 美 恵
主 任 井 上 由 美
主 任 網 干 水 季
開 会 (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(市川英敏君) おはようございます。皆様にはご参集いただき、ありがとうございます。
また、本定例会につきましては、円滑に進行できますよう、議員各位のご協力をお願い申し上げます。
定刻になりました。
ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより令和2年第8回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
また、新潟日報さん、あがの新報さんから写真撮影の申出がありましたので、今会期を通じ、撮影を許可しました。
〇開議の宣告
〇議長(市川英敏君) これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(市川英敏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番、松ア良繼さん、8番、清野栄一さん、9番、近山修さん、以上3名を指名します。
〇会期の決定
〇議長(市川英敏君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日12月4日から12月16日までの13日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会の会期は本日12月4日から12月16日までの13日間に決定いたしました。
〇諸般の報告
〇議長(市川英敏君) 日程第3、諸般の報告を行います。
本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長をはじめ22名であります。
本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から諮問2件、議案22件です。議会からは、請願2件、発議2件、申出1件のほか議員派遣についてです。
受理いたしました請願は、お手元の請願文書表のとおり所管の常任委員会へ付託しましたので、報告いたします。
去る11月24日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付の会期日程により運営することといたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
〇一般行政報告
〇議長(市川英敏君) 日程第4、田中市長から一般行政報告を求めます。
田中市長。
〔市長 田中清善君登壇〕
〇市長(田中清善君) おはようございます。本日、令和2年第8回阿賀野市議会定例会の開会にあたり、議員各位のご健勝をお慶び申し上げます。
また、日頃より市政発展のためにご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに感謝申し上げます。
さて、新型コロナウイルスによる感染者が11月から急増し、新型コロナウイルス感染第3波が鮮明となり、医療提供体制と公衆衛生体制において、重大な影響を及ぼしつつあります。県内におきましても、潜在的なクラスターが感染拡大の要因となっている中、先月11日、県は2度目となる注意報を発令しました。
当市におきましては、感染拡大を防ぐため、コロナウイルスに感染しない、感染させないという観点から、コロナウイルス感染症対策を徹底させるよう広報あがの12月号で、市民の皆様に周知させていただいたところであります。一日も早いコロナウイルス感染症の収束を願いつつ、また、市民が安全で安心して暮らせる日を取り戻してまいりたいと考えております。
それでは、第8回阿賀野市議会定例会にあたり、6項目につきまして一般行政報告を申し上げます。
はじめに、除雪計画について申し上げます。阿賀野市では、市民の安全・安心な道路交通の確保に向けた除雪体制の確立を図るため、先月、除雪計画を策定し降雪への準備を完了いたしました。計画では、機械除雪を行う市道の延長は、消雪パイプの新設整備等により、昨年度より3.3キロメートル減少し288.9キロメートル、歩道除雪延長は、昨年と同じ26.8キロメートルとなっております。また、除雪作業は、市保有と業者保有併せた88台の除雪機械により、午前2時30分から出動できる体制を整えたところであります。一方、消雪パイプ設置による融雪延長は、昨年度より4.3キロメートル延伸の224.9キロメートルとなり、機械除雪とともに市民の皆様の冬期間の道路交通確保を図ってまいります。
次に、農政について申し上げます。今年の作況指数は、新潟県全体で103のやや良、当市が属する下越北では100の平年並みとなっております。市内コシヒカリの1等米比率は61.4%と例年80%を超えることと比較しますと、低い状況にあります。また、人口減少や食の多様化で米の消費減に歯止めがかかっていないところに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食向けの需要低迷が追い打ちをかけ、日本全体の米の消費量は大きく減少し、令和3年産においては、需要に見合った生産が必要とされております。水稲に依存している当市におきましても、主食用米以外による所得確保策や米生産の一層の省力化を阿賀野市農業再生協議会で進めてまいりたいと考えております。
次に、企業誘致について申し上げます。企業誘致につきましては、就労の場、若年層の定住及び税収の確保など、阿賀野市発展の鍵を握る重要な施策と位置づけております。このような中、先月26日、県営東部産業団地に新たな工場を建設するため、東京都に本社を置く株式会社キュアテックスが県との間で進出協定を締結いたしました。同社は、和紙繊維製品の製造販売を行っている企業であり、来年10月からの操業を目指すとのことであります。今後も、雇用の拡大や地域経済の活性化を図るため、市として可能な限り支援してまいりたいと考えております。
次に、地域経済対策について申し上げます。阿賀野市の公共工事の発注状況は、11月末現在、予算額約46億円のうち発注率は68%となっております。また、住宅リフォーム補助事業では76%、虹の架け橋住宅取得支援事業では99%、地場産瓦利用補助事業では80%、自治会集会施設建設補助事業では41%の執行状況となっているところであります。今後につきましても、市内の経済状況を的確に把握しながら、商工業の下支えに努めてまいります。
次に、国勢調査等について申し上げます。今年は、5年に1回の国勢調査の年であり、10月1日を基準日として全国一律に調査が行われました。国勢調査は、我が国の人口や年齢構成、世帯数、産業・就業構造などの基礎的データを明らかにし、国や県、市町村の各種行政施策の立案や戦略を練るための大切な調査であります。当市におきましても177人の調査員が各世帯にお伺いし、コロナ禍にあることもあり、できる限りインターネット回答または郵送による提出をお願いしたところであります。この調査結果については、国からの速報集計値、人口あるいは世帯数などの公表は来年6月に予定されておりますが、少子高齢化等により人口の減少は免れないものの、地方創生におきまして、しっかりとその課題に取り組みたいと考えております。
最後に、国・県への事業要望について申し上げます。10月の中旬から先月中旬にかけて、国・県へそれぞれ要望書を提出してまいりました。一般国道290号新発田五泉間整備促進期成同盟会、国道460号整備促進期成同盟会におきまして、沿線地域の安全で安心な交通確保のため、整備促進を県へ引き続きお願いしたところであります。また、阿賀野川治水協会におきまして、国土交通省に要望書を提出し、河川改修等の治水事業の推進をお願いしたところであります。これからも国・県に対しまして、機会を捉えて要望活動を行ってまいります。
以上、令和2年第8回議会定例会における一般行政報告とさせていただきます。
結びに、この度の定例議会において提出いたしました全議案に対し、慎重ご審議を賜り、その趣旨とするところ十分ご理解いただき、満場の賛同によりご承認をお願い申し上げる次第であります。
なお、9月3日以降の会議・行事等の主な出席につきましては、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほどご確認くださいますようお願いを申し上げます。
〇議長(市川英敏君) 以上で一般行政報告を終わります。
〇諮問第5号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(鈴木 実
氏)
諮問第6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(相馬重輔
氏)
〇議長(市川英敏君) 日程第5、諮問第5号、諮問第6号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 諮問第5号及び諮問第6号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由をご説明申し上げます。
本件は、このたび2名の委員が任期満了を迎えることに伴い、それぞれ再任委員として法務大臣に推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。
初めに、諮問第5号であります。本件は、鈴木実氏を再任委員として推薦したいので、意見を求めるものであります。
鈴木氏は、平成27年4月1日に人権擁護委員に就任以来、人権啓発活動を通して全ての人に平等に権利が与えられ、命の重さを知り、お互いの思いやりが大切なことを一人でも多くの人が気づいてもらうため、人権擁護の啓発や相談に力を注いでいらっしゃいます。
次に、諮問第6号であります。本件は、相馬重輔氏を再任委員として推薦したいので、意見を求めるものであります。
相馬氏は、平成27年3月に退職されるまで新潟県公立学校の教諭として勤務し、学校教育の現場では子どもの人権問題の研修と実践を重ねられました。平成30年4月1日に人権擁護委員に就任し、また新津人権擁護委員協議会では啓発委員会に所属され、子どもたちに生命の大切さを説き、いじめの防止啓発に日々努めていらっしゃいます。
このようなことから、鈴木氏と相馬氏が人権擁護委員に適任と考え、両氏を法務大臣に推薦したいので、よろしくお願いを申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本件は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定しました。
これから諮問第5号、諮問第6号を採決します。
採決は議案ごとに行います。
初めに、諮問第5号を採決します。
お諮りします。鈴木実さんを人権擁護委員として適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第5号は適任とすることに決定しました。
次に、諮問第6号を採決します。
お諮りします。相馬重輔さんを人権擁護委員として適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第6号は適任とすることに決定しました。
〇議案第99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第11号)
〇議長(市川英敏君) 日程第6、議案第99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第11号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第99号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第11号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第11号として、歳入歳出それぞれ1億271万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ265億8,096万1,000円とするものであります。
補正の内容としましては、実績に基づく増減や財源確保による財源の組替えを行いました。また、今後の財政需要に備えるため、基金への積立金を計上するものであります。
歳入の主なものとしては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の内示前に予算計上した事業の財源更正を行うため、2億2,750万2,000円の増額を計上する一方、その財源更正に伴い、合併市町村振興基金繰入金2億820万7,000円の減額を計上するほか、社会資本整備総合交付金1億3,364万8,000円を減額計上いたしました。
歳出の主なものとしては、国の雇用調整助成金制度が拡充及び簡素化されたことに伴い、雇用調整助成金申請手数料補助金3,812万6,000円、雇用調整助成金上乗せ助成金6,660万円の減額を計上いたしました。
また、小中学校のタブレット購入に伴い、教員用の指導用デジタル教科書を購入するため、小中学校費合わせて1,636万9,000円を計上するほか、令和3年度から堀越地区児童クラブを開設する社会福祉法人に対する準備に関わる補助金473万7,000円の増額を計上いたしました。
第2表の債務負担行為補正の主なものとしましては、道の駅整備事業において速やかに契約と工事を進めるため追加いたします。また、健康寿命延伸・消化器疾患先制医学講座寄附金を令和3年度から令和5年度まで実施するため追加するほか、令和3年度当初から履行する必要がある業務の契約を行うため追加するものであります。
第3表の地方債補正につきましては、災害復旧事業債を追加するとともに、国庫補助金の内示等による歳出予算の減額に伴い地方債を減額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今回の補正予算というよりは、ちょっと所管部局といいますかが多分総務のほうなのですけれども、12月1日からですか、阿賀野市のホームページか何かリニューアルされたようでございます。市民向けの情報発信としては非常に見やすくなったのかなというふうに思っています。ただ、ちょっと行政の情報ですか、いろいろ公表している資料やら、そういうのがあるわけですが、それが非常に見つからないといいますか、探しにくいのかな、そんな印象を受けています。行政情報というのは、非常に大事なやっぱり市の財産だと私は考えております。そういったものがなかなか今回のホームページのリニューアルによって見つからないとか、どこか探せば出てくるのかなと、そんな感じしますけれども、非常に苦労して、私一般質問のための情報収集を市のホームページからアクセスして探そうとしたのですけれども、なかなか見つからないと。しようがないから県のホームページにアクセスして、県のほうではいろんな行政資料を見やすくホームページに載せておりますので、県のホームページ経由で阿賀野市の情報を収集いたしたところでございます。その辺今回のホームページのリニューアルについて、いわゆる行政情報、電子化された。PDFといった、文書のPDFファイル、そこへ電子化されるわけですが、その辺のちょっと考え方を担当課長からお聞かせいただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) ただいまの質問にお答えいたします。
ご承知のとおり、12月1日からホームページリニューアルさせていただきました。このリニューアルの主なポイントなのですが、検索機能の向上というのが1つありまして、キーワード検索のほかにページID検索とか、目的別の検索ですとか、利用者別の検索ですとか、いろんなすぐ検索してヒットする、それを前よりも早くということで機能検索向上に取り組んだところでありまして、またこれについては行政の情報発信につきましては各課の行政サービス、これをいち早く入力する、その取組ですとか施策ですとか、そういうタイムリーに入力していただく、そういうことは各課長方に周知はしているところであります。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) 今ほどの件ですが、リニューアルされる前のホームページでは載っていた情報というのは今回リニューアルされてなくなったのか、あるいはあるのか、その辺ちょっとお伺いしたいのですが。
〇議長(市川英敏君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) 一応前のホームページと今のリニューアルのホームページ、どれを残すのか、どれを引き継ぐのかというのは担当課と分野別に精査しておりまして、個々の具体の何が残って何が入っていないのかというそこまではつかんではおりませんが、各担当課長と具体の取組については話合いをして、引き継ぐものは引き継いでいるということであります。
〇議長(市川英敏君) 2番、天野市榮さん。
〇2番(天野市榮君) これは、質問というよりは要望、お願いなのですが、先ほど申し上げましたように行政情報というのは公共財産でございますので、今コロナ禍もありまして、やはりネットで情報収集すると、インターネットを使って。そういう時代でございますので、やはり行政情報を、県のホームページ並みとは申しませんけれども、やはり充実させていただきたいし、またそのため容量ももちろん必要になってくるのですけれども、やっぱりこのコロナ禍で情報を対面でもらうということはなかなか厳しい状況でございますので、そういった方がインターネットを通じて市の行政情報を入手しやすくなるような一つ仕組みにしていただければと思っております。
〇議長(市川英敏君) 答弁はよろしいですか。
〇2番(天野市榮君) では、すみません。お願いします。
〇議長(市川英敏君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) ホームページリニューアルいたしました。セキュリティーも含めてその辺は十分対処いたしたいと思います。
〇議長(市川英敏君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) これで質疑を終わります。
議案第99号は、お手元の議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。
〇議案第100号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
〇議長(市川英敏君) 日程第7、議案第100号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第100号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算第2号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第2号として、歳入歳出それぞれ1億6,035万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億4,238万7,000円とするものであります。
補正の内容としましては、歳入の主なものにつきましては県支出金において保険給付費等交付金1億323万3,000円、繰入金において保険基盤安定繰入金755万8,000円、財政安定化支援事業繰入金100万2,000円を増額したほか、事務費繰入金152万8,000円を減額し、前年度繰越金として5,009万2,000円の増額を計上しました。
歳出の主なものにつきましては、総務費において人事異動等に伴う職員人件費154万4,000円を減額し、保険給付費において一般被保険者療養給付費負担金7,162万2,000円、一般被保険者高額療養費負担金3,248万9,000円の増額を計上いたしました。また、基金積立金において納付金準備基金積立金3,869万2,000円、諸支出金において県支出金返還金1,265万7,000円、一般会計繰出金650万6,000円の増額を計上しました。
よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第100号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第101号 令和2年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2
号)
〇議長(市川英敏君) 日程第8、議案第101号 令和2年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第101号 令和2年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第2号として、歳入歳出それぞれ135万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億6,699万1,000円とするものであります。
補正の内容としましては、歳入につきましては事務費繰入金として98万円、保険料還付金として13万5,000円、国庫支出金として高齢者医療制度円滑運営事業費補助金23万9,000円を計上いたしました。
歳出につきましては、総務費の職員人件費2万円、後期高齢者医療保険システム改修業務委託料119万9,000円、諸支出金の保険料還付金13万5,000円を増額いたしました。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第101号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第102号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第5号)
〇議長(市川英敏君) 日程第9、議案第102号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第5号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第102号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第5号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第5号として、歳入歳出それぞれ9,688万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億9,213万4,000円とするものであります。
補正の内容としましては、実績見込みによる介護給付費の増額及び国の交付金の交付決定に伴う財源調整を行うものであります。
歳入の主なものにつきましては、介護給付費に関わる国庫負担金995万円、調整交付金603万9,000円、支払基金交付金2,673万円、県負担金2,222万5,000円の増額を計上したほか、国の交付決定に伴い介護保険努力支援交付金627万円の増額を計上いたしました。一般会計繰入金では介護給付費に関わる1,237万5,000円の増額を計上し、保険者機能強化推進交付金等の交付決定に伴う財源調整により560万5,000円、人事異動等に関わる事務費繰入金として343万9,000円の減額を計上しました。また、繰入金の確定に伴い基金繰入金2,704万円の減額を計上し、前年度繰越金4,872万2,000円の増額を計上いたしました。
歳出につきましては、総務費の一般管理費で人事異動等に伴う人件費491万6,000円を減額したほか、介護保険システム改修業務委託料として257万4,000円の増額を計上いたしました。保険給付費では、上半期の実績見込みにより介護サービス給付事業費8,900万円、高額介護サービス費1,000万円の増額を計上いたしました。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第102号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第103号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算(第2号)
〇議長(市川英敏君) 日程第10、議案第103号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第103号 令和2年度阿賀野市少年自然の家特別会計補正予算第2号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第2号として、債務負担行為を追加するものであります。
補正の内容としましては、令和3年度に調理業務を委託するに当たり、委託業者の選定手続を今年度中に行うため、債務負担行為を追加いたします。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第103号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第104号 令和2年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第2号)
〇議長(市川英敏君) 日程第11、議案第104号 令和2年度阿賀野市水道事業会計補正予算第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第104号 令和2年度阿賀野市水道事業会計補正予算第2号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第2号として、収益的収入及び支出につきまして、収入を4,218万6,000円増額し、総額13億6,036万4,000円に、支出を677万1,000円増額し、総額12億2,234万6,000円とするものであります。
補正の内容としまして、収入につきましては放射性物質を含む浄水発生土の保管、処分費等の東京電力株式会社に対する賠償請求額確定により、特別利益4,218万6,000円を増額いたしました。
支出につきましては、国道バイパス工事関連等の配水管移設補償工事による既設管の廃止に伴う固定資産除却費の増額により営業費用を293万6,000円増額したほか、消費税の再計算に伴う費用の増額により営業外費用を383万5,000円増額いたしました。
この結果、当年度純利益につきましては3,541万5,000円増加し、9,608万4,000円となる見込みであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第104号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第105号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第3号)
〇議長(市川英敏君) 日程第12、議案第105号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算第3号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第105号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算第3号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第3号として、収益的収入及び支出につきましては、収入を4,488万2,000円増額し、総額19億8,621万5,000円に、支出を4,312万7,000円増額し、総額19億286万7,000円とするものであります。
資本的収入及び支出につきましては、支出を175万5,000円増額し、総額19億659万6,000円とするものであります。
補正の内容としまして、収益的収入及び支出につきましては、供用開始区域の早期接続件数の増加に伴い処理水量が増加したことによる流域下水道維持管理負担金を1,330万円増額するほか、令和元年度決算を経て長期前払消費税額償却費の計上並びに年度所属区分の適正化等を図る会計処理のための収入及び費用をそれぞれ増額いたしました。
資本的収入及び支出につきましては、改良費の既設管更生工事を1,000万円増額することに伴い整備費から同額を組替えいたしました。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第105号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第106号 令和2年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第2号)
〇議長(市川英敏君) 日程第13、議案第106号 令和2年度阿賀野市病院事業会計補正予算第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第106号 令和2年度阿賀野市病院事業会計補正予算第2号について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、補正予算第2号として、収益的収入及び支出につきましては、収入支出それぞれ314万8,000円減額し、収入総額6億4,848万6,000円に、支出総額10億6,665万9,000円とするものであります。
資本的収入及び支出につきましては、収入支出それぞれ17万9,000円増額し、収入総額1億473万8,000円に、支出総額1億2,990万8,000円とするものであります。
補正の内容としまして、収益的収入及び支出の収入につきましては、給与費に関わる一般会計繰入金を400万6,000円減額し、報償費に関わる一般会計繰入金を85万8,000円増額いたしました。支出につきましては、人事異動に伴い余剰となった給与費を400万6,000円減額し、地域行政ポイント付与金の付与額の増加に伴い報償費を85万8,000円増額いたしました。
資本的収入及び支出の収入につきましては、新型コロナウイルス感染症に関わる設備整備事業費補助金の拡大により、機器設置工事費に関わる一般会計繰入金を107万4,000円減額し、国県補助金を増額いたしました。支出につきましては、新型コロナウイルス感染症に関わる設備整備事業費として17万9,000円を増額いたしました。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第106号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第107号 阿賀野市入湯税条例の一部改正について
議案第109号 阿賀野市督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第14、議案第107号、議案第109号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第107号 阿賀野市入湯税条例の一部改正について及び議案第109号 阿賀野市督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
議案第107号及び議案第109号の各条例の一部改正につきましては、地方税法等の一部を改正する法律により、地方税における延滞金及び還付加算金の割合や名称を改められたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第107号、議案第109号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第108号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第15、議案第108号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第108号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、令和3年1月1日施行の個人所得課税の見直しにおいて、国民健康保険税の負担水準に関して意図せざる影響や不利益が生じないよう、被保険者に関わる所得等について見直されることに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第108号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第110号 阿賀野市立幼稚園設置条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第16、議案第110号 阿賀野市立幼稚園設置条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第110号 阿賀野市立幼稚園設置条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、市立幼稚園における1号認定子どもの預かり保育について、2号及び3号認定子どもと同じ利用が可能となるよう、利用時間の拡大及びそれに伴う預かり保育料の設定を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第110号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第111号 阿賀野市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第17、議案第111号 阿賀野市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第111号 阿賀野市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、妊産婦の疾病の早期発見と治療を促し、適切な医療を受けることができるよう、医療費の一部を助成及び助成対象者を拡充するため、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第111号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第112号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第18、議案第112号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第112号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、地方税法等の一部を改正する法律により、地方税における延滞金及び還付加算金の割合や名称が改められたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第112号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第113号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第19、議案第113号 阿賀野市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第113号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、地方税法等の一部を改正する法律により、地方税における延滞金及び還付加算金の割合や名称が改められたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第113号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第114号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第20、議案第114号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第114号 阿賀野市下水道事業受益者負担金条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、地方税法等の一部を改正する法律により、地方税における延滞金及び還付加算金の割合や名称が改められたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第114号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第115号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第21、議案第115号 阿賀野市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第115号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、急速充電設備の全出力の上限を200キロワットまで拡大し、全出力50キロワット以下のものを除く急速充電設備の設置について消防署への届出を要することとなったことに伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第115号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第116号 市道路線の認定について
〇議長(市川英敏君) 日程第22、議案第116号 市道路線の認定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第116号 市道路線の認定について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、宅地造成による4路線及び地元要望による2路線を新規に市道認定するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第116号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第117号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地
区コミュニティ公園)
〇議長(市川英敏君) 日程第23、議案第117号 公の施設に係る指定管理者の指定について 阿賀野市赤坂地区コミュニティ公園を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第117号 公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、阿賀野市赤坂地区コミュニティ公園を指定管理者制度により小松区に管理を行わせるものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第117号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第118号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市福祉会
館)
〇議長(市川英敏君) 日程第24、議案第118号 公の施設に係る指定管理者の指定について 阿賀野市福祉会館を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第118号 公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、阿賀野市福祉会館を指定管理者制度により公益社団法人阿賀野市シルバー人材センターに管理を行わせるものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第118号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第119号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市保健福
祉センター京和荘)
議案第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサ
ービスセンターむすびの里 外4施設)
〇議長(市川英敏君) 日程第25、議案第119号、議案第120号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第119号及び議案第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由をご説明申し上げます。
本件は、2つの公の施設につきまして、指定管理者制度により管理を行わせるものであります。
議案第119号、阿賀野市保健福祉センター京和荘及び議案第120号、阿賀野市デイサービスセンターむすびの里ほか4施設を指定管理者制度により社会福祉法人阿賀野市社会福祉協議会に管理を行わせるものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第119号、議案第120号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇発議第13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
部改正について
〇議長(市川英敏君) 日程第26、発議第13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
7番、松ア良繼さん。
〔7番 松ア良繼君登壇〕
〇7番(松ア良繼君) 7番、松アです。発議第13号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を説明いたします。
本議案は、去る3月議会で審議をされ、賛否同数で議長裁決によって決定をし、11月分から引上げが実施されている市議会議員報酬等について、現在の新型コロナ感染拡大による市民経済、市財政への影響の深刻化の下で、市会議員の報酬を引上げ前に戻すことが適当と考え提案をするものであります。
議員の皆様にはよろしくご審議の上、賛同くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(市川英敏君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
発議第13号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇一般質問
〇議長(市川英敏君) 日程第27、一般質問を行います。
あらかじめお知らせしてありますとおり、本日の一般質問は順番1番、加藤博幸さんから順番4番の清野栄一さんまでといたします。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(市川英敏君) 異議なしと認めます。
したがって、本日の一般質問は順番1番から4番までとすることに決定いたしました。
それでは、順次発言を許します。
4番、加藤博幸さん。
〔4番 加藤博幸君登壇〕
〇4番(加藤博幸君) おはようございます。去る10月25日に実施されました阿賀野市議会議員選挙により当選させていただきました加藤であります。改めてご理解、ご支援くださいました市民の皆様方に、そして本日質問の機会を与えてくださいました先輩並びに同僚議員に感謝申し上げます。
今般新型コロナウイルス感染症が東京や大阪などの都市部を中心に拡大し、医療体制の逼迫を招き、医療現場が疲弊していることに大変心配しているところであります。日々対応に追われている医療現場、検査現場のスタッフの皆様方に敬意と感謝を表するとともに、入院等を余儀なくされた方にお見舞いを申し上げる次第であります。また、惜しくも亡くなられた方には心よりお悔やみを申し上げます。
さて、先ほど触れました阿賀野市議会議員選挙は、議員定数が削減され、20名から16名となりました。これは、9年前の2011年、平成23年12月に議会基本条例を制定し、議会改革に取り組み、平成27年12月に議員定数に関する特別委員会を設置、翌年1月より議員定数などの検討が進められ、結果的に先般の選挙により16名の市議会議員が新たに選出されるに至りました。当日の有権者数は3万5,000人余で投票率が58.38%。コロナ禍、当日の天候を鑑みても、投票率が低迷したことは今後の課題として、その改善に向けて市並びに選挙管理委員会、議会議員、有権者一人一人が真摯に取り組む必要があると考えております。
また、議員が20名から16名になったことは、まさに市民の声を聞く耳が、市民の置かれている現状を見る目が確実に少なくなったことでもあります。このことが市民にとっても行政にとってもよかったことなのか。その答えは、それぞれの議員のこれからの心構え、議員活動にあると言ってもよいのかもしれません。言い換えれば議員の自覚が問われるということをそれこそ自覚し、市民の方々が日頃から感じる素朴な疑問などをお聞きしながら日常の課題をひもとくと同時に、この先続くであろう新型コロナウイルス感染症の社会的影響を見極め、安全で安心して暮らせる阿賀野市づくりに励んでいく思いであることを冒頭申し述べさせていただきます。
そこで、田中市長にお聞きいたします。今回の市議会議員選挙の結果、16名の市議会議員が新たに議会を構成することになりました。この16名の市議会についての所感を伺います。
また、投票率が58.38%にとどまったことを踏まえ、投票率の確保、向上に取り組む必要があると思われますが、お考えがあればご教示願います。
特に市内にはご高齢の方が入居している施設で地域密着型特別養護老人ホーム2か所、広域型特別養護老人ホーム1か所を含め特別養護老人ホームが11か所、グループホーム5か所、介護つき有料老人ホーム1か所、介護老人保健施設2か所、療養病床介護医療院1か所の計20か所があります。加えてあがの市民病院には入院をされている方がおられます。これら施設を利用、あるいは入居、入院されている方、いわゆる投票弱者の方々への対応、投票の意思確認など投票に向けての取組がどのようになっているのか伺います。
次に、危機管理体制について確認をさせていただきます。新型ウイルス感染症、COVID―19の問題は、世界的大流行、パンデミックであると言える事態にあります。国内では11月22日に1日当たりの陽性者が2,000人を超え、トータルでは昨日時点で陽性者数が15万6,000人余、死亡された方が2,274人となっています。感染症は、発生の予測が困難であり、さらにインフルエンザウイルスのようにタイプが変異するものは予防や終生免疫を獲得することが難しく、かかる状況も日々変化いたします。また、万が一病原性が高く、感染が広がれば、一つの産業が、コミュニティが地域からなくなるおそれがあるというその認識を持ち合わせることが重要です。
我々阿賀野市民も過去に苦い経験をしています。以前は豚コレラと言われ、現在イノシシに広まっている豚熱と言われている伝染病が昭和40年代前半に国内で発生、流行し、ここ阿賀野市でも発生しました。豚が目の前で次々と死亡し、その豚を消毒、埋却する光景は、幼かったものの、今も記憶にあります。高度成長期の中にありながら、これをきっかけに阿賀野市では養豚業が衰退し、阿賀野市には現在養豚業はありません。過去に宮崎県の口蹄疫や、先月香川県で発生した高病原性鳥インフルエンザは、兵庫、福岡、宮崎でも発生し、今期15例目、200万羽を超える鶏の淘汰処分になる可能性が高く、地域社会にも大きな影響を与えています。
このように自然災害であれ感染症であれ、繰り返し経験していても被害をゼロにすることはできませんが、常に対策、対応が適切であったかを確認し、次の対策につなげていくことが大切であります。しかし、残念ながら今般の新型コロナウイルス感染症、COVID―19の国の対応について、新型コロナ対応・民間臨時調査会が政府関係者に聞き取り調査を行った結果、場当たり的対応であったと判断いたしました。結果オーライの対応だったなど、政府関係者の言葉にどのような感想を持たれたでしょうか。
また、政府の新型インフルエンザ等対策政府行動計画に基づく一連の対応についてどのような評価をされるのか、市長としてのご所見を伺います。
市民の安全、安心に関連してお尋ねします。自然災害、特に洪水に関連し、2015年、平成27年5月、水防法改正により阿賀野川の想定最大規模の降雨による浸水想定区域の見直しが行われ、2018年、平成30年にハザードマップが市民に配布されました。一方、土砂災害のおそれがある地域もあり、その後の自治会長会議でも指定避難場所の是非について指摘がありました。そして2020年、令和2年、今年3月に指定避難場所の見直しが行われ、公表されるに至り、さらに耐震化の問題もあり、33か所の指定避難場所の見直しとなりました。結果的に2015年から5年も経過した背景を伺います。
市民の安全、安心に加えて暮らしやすい住環境についてお聞きいたします。いよいよ2022年、令和4年度中に阿賀野バイパスが暫定2車線で開通する予定です。長きにわたりそれぞれの立場でご尽力された方々に敬意を表するとともに、改めて感謝を申し上げます。そこで、確認したいことがございます。阿賀野バイパスの工事は順調に完成に向けて進捗しているようですが、一方完成後のまちはどう変わるのか。市民の疑問、不安は解消されていないようです。バイパス開通後の既存道路の交通量や隣接都市との交通、通学、通勤の在り方等が変化すると思われます。これらの変化をどう予測しているのか。
また、市内交通の在り方、道路、照明、側溝、街路樹等管理などがどうなるのか。市の対応を含め、市民への周知が必要と思いますが、考えをお伺いします。
文化、芸術、スポーツの育成保護についてお尋ねいたします。文化、芸術、スポーツでは専門性の高い人材が必要であり、その方を評価し、継続してその任を願うような柔軟な対応が求められます。1つ例にとれば阿賀野市には代官所があり、市島春城があり、吉田東伍がある。歴史文化のまち、市民が誇りとして抱ける文化、文人のまちとも言えると思います。文化、歴史に詳しく広く発信してくれる人材、後継者の育成も担える人材、そんな文芸員、芸術員などいわゆる学芸員の方が阿賀野市には何人おられ、その方の維持と確保についてどう考えておられるのか。市長の阿賀野市の文化、芸術に対しての考えと併せ、学芸員数とその維持、確保について伺います。
あわせて、体育館や野球場をはじめ各スポーツ関連の既存施設の保守点検、施設、機器の整備更新計画について伺います。
産業の育成、阿賀野市の基幹産業である農業、地場産業育成についてお伺いします。圃場整備事業の展開は生産性の向上につながり、また景観維持や観光の素材にもなり得るものと思っています。引き続き事業の実施を願いますが、一方全国の米の需要は、この7、6月で713万トンとされておりましたが、さらに20万トン下方修正され、693万トンになりました。民間在庫量も適正在庫量の180万トンを大きく上回る201万トンとされ、需給問題と併せ、農家経営の体質強化が喫緊の課題となっています。市として関係JA、中核的生産法人、担い手の方々などとの連携を踏まえ、農家の所得向上に向け、阿賀野市における農畜産物をどう導かれていきたいのか。作付面積の拡大や取扱い高の拡大に向けての市の役割についてご所見を伺います。
2019年、昨年12月24日、小泉進次郎環境大臣から2050年二酸化炭素排出ゼロ、ゼロカーボンについてメッセージが出されました。さらに、アフターコロナを見据え、日本も各国も自国の新たな成長戦略の変換、転換と合わせ、脱炭素化、ゼロカーボンを経済や産業の推進力に据えようとしています。11月3日現在、新潟県を含む23都道府県、91市2特別区43町10村の計169の自治体がゼロカーボン宣言への賛同、同調を表明しました。この中で、新潟県では県のほか、佐渡市、粟島浦村、妙高市、十日町市が表明しております。また、その取組も紹介されております。新潟市も12月1日に表明したことはご承知のことと思います。市内企業との連携、企業誘致、観光など、次世代への創出、新たな成長エンジンの確保にもつながると思われますが、既に内部検討などを行い、いろいろと準備をしているのであれば、市のビジョン、対応、行動について、その一端をご披露願います。
以上、大きく5項目について、市長のご所見なり関係部署からの説明を求め、質問を終えます。ありがとうございました。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 加藤議員から幅広く多くのご質問をいただきました。各質問に順次お答えをさせていただきます。
初めに、議員定数の削減により市民の皆様の声を行政に反映する機会が少なくなっているのではないかというご質問をいただきました。議会議員定数の減につきましては、ご指摘のとおり令和元年8月、阿賀野市議会改革推進特別委員会におきまして、現在の議員定数を4削減し、新たな議員定数を16とすることを決定、同年9月議会におきまして議決されたところであります。この議員定数減については、県内の自治体の人口動態や議員定数、県外の類似自治体の状況やその動向などを調査、また地方議会の現状や課題を念頭に置きながら、市民の負託に応え、信頼される議会となるためにはどのように活動していくべきかという観点からも検討を行ったとお聞きしております。
市民の皆様の声を行政に反映する手段については、議会基本条例第5条にもうたわれております議会報告会において地域に出向き、市民の皆様との意見交換を十分行っていること。また、行政におきましても市長へのたよりをはじめ、広く市民のご意見をお聞きし、市政への市民参加と開かれた市政を実現するため、平成30年7月から市政モニター会議を実施しているところであります。議員定数減の面だけ考えれば市民の皆様の声が反映しにくい、そう言われるかもしれませんが、決して市民の声が行政に反映する機会が少なくなっているのではないかという考えは今のところございません。
次に、10月に実施された市議会議員選挙についてお答えをいたします。まず、10月25日に執行された市議会議員選挙の投票率は58.38%となり、前回の平成28年市議会議員選挙の投票率65.71%から7.33%低下しております。前回は新潟県知事選挙と同日選挙であったことや、コロナ禍の中の選挙であったことなどから棄権した有権者が多かったものと推測しております。加えて投票率の低下は全国的な傾向であり、若年層、特に30代を中心に政治に無関心な人が増えていることなどが挙げられております。
また、投票率向上の対策につきましては、特に若い世代の投票率が低いことから、地元の阿賀野高校と連携し、3年生に主権者教育を行っているほか、例年は新成人に啓発グッズの配布を行っているところであります。今後はインターネットやSNSを利用した取組も検討したいと考えております。
次に、投票弱者と言われる方への対応についてでありますが、特別養護老人ホームや病院などに入所、入院されている方については、施設の長や病院長が管理者となり、その施設等で投票が行える不在者投票の制度がございます。当市では、不在者投票を行うことができる指定施設が14か所あり、このたびの選挙ではこの制度を利用して101人の方が投票を行ったほか、各投票所で簡易スロープや車椅子を用意して、高齢の方や身体に障がいを有している方も支障なく投票できるよう対策を講じているところであります。そのほかにも身体障害者手帳や戦傷病者手帳をお持ちの方で一定の要件を満たす場合には、ご自宅で投票することのできる郵便投票という制度もあります。今後も引き続き投票弱者と言われる方々への配慮を怠ることなく制度の周知に取り組み、誰もが安心して投票できるよう投票環境の改善に努め、投票率の向上を図ってまいります。
次に、新型コロナウイルス感染症への政府の一連の対応についてお答えをいたします。初めに、民間の臨時調査会がコロナ対応を検証した新型コロナ対応・民間臨時調査会、調査・検証報告書については、詳しくは承知しておりませんが、当時新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が示される中、時の知見を生かしながら、刻々と情勢が変わる感染リスクの場面での対応は非常に難しい判断の連続であったと感じております。場当たり的対応は、ある意味そういったことからやむを得ない状況下にあったと思っておりますが、結果として現在先進国の中でも死亡率が低く、経済の落ち込みも抑えられたという点においては、ある程度評価できるのではないかと思っております。
次に、新型インフルエンザ等対策政府行動計画による政府の一連の対応についてであります。3月13日、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正により附則が加えられ、翌日付、新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等とみなして特措法を適用することが定められたところでありますが、この経過において政府内部での紆余曲折もあり、その結果、同法の発動が遅れたことにより、情報収集や水際対策で支障を来したという認識は持っているところであります。また、特措法に連動している政府行動計画を鑑みれば、各種対策の実行においても少なからず後手に回ったものと思っております。国においては、引き続き感染拡大の防止、国民生活の維持、雇用の安定と経済体制の維持を念頭に、しっかりと取り組んでいただきたいと考えております。
次に、避難所の見直しの公表時期についてお答えをいたします。指定避難所を変更するには、阿賀野川の洪水のみならず、土石流や土砂災害等も考慮した地域防災計画の改定が必要となります。今回の変更は、計画改定のタイミングに合わせ、それまでの46か所のうち耐震基準を満たしていない施設や小規模な施設を除外するなどして33か所に再編したものであります。
次に、住環境の整備についてお答えをいたします。まず、阿賀野バイパス開通後における現国道49号の交通量でありますが、国土交通省の推計によりますと、4車線化した際の交通量は現在の1日当たり約2万台から約2から3,000台程度の交通量になる見込みであります。このことにより、特に通勤時間帯の渋滞は大きく解消されるとともに、振動、騒音の低下により生活環境が改善され、また交通事故の減少により歩行者の安全性がより増すものと期待しております。
次に、道路、照明、側溝の管理についてでありますが、市道につきましては、安全に利用していただけるよう幹線では月に1回道路パトロールを実施し、不良箇所は速やかに対処しているところであります。また、現国道49号は、国土交通省と新潟県の間で引継ぎの協議がなされたと聞いており、移管後も引き続き適切に管理されるものと認識しております。
次に、バイパス開通に関しての市民への周知でありますが、バイパスを身近に感じてもらうためにもバイパスの概要やどこに交差点ができるかなどについて国土交通省と連携し、広報あがのや阿賀野市のホームページなどにより周知を行いたいと考えております。
次に、文化、芸術、スポーツの育成保護についてお答えいたします。初めに、学芸員数とその維持、確保についてでありますが、現在生涯学習課に学芸員の資格を有する職員1人を配置しているところであり、今後も状況に応じた職員配置に努めてまいります。
次に、スポーツ関連施設の整備更新計画についてであります。施設管理につきましては、職員による定期点検のほか、有資格者により建築基準法に定められた点検調査を実施しております。施設の整備更新につきましては、各施設の利用状況や経過年数及び老朽化状況等を総合的に勘案し、公共施設等総合管理計画と整合性を図りながら進めてまいります。また、機器、設備につきましても法定点検及び保守点検を定期的に実施するとともに、老朽化状況や不具合の発生状況を再確認しながら整備に努めてまいります。
次に、産業の育成についてお答えをいたします。当市の農業振興でございますが、農業経営者や農業従事者の高齢化とともに離農者が年々増え、後継者の確保、育成が困難となっております。このような中、若い担い手を確保するため、農業所得の向上とともに魅力ある農業の実現に向け、鋭意取組を進めているところであります。課題解決に向けた市における具体の農業振興の役割やその方向性については、まず圃場整備事業の促進により農地の集積、集約化を図ること、経営の組織化、法人化への誘導により生産コストの低減につなげること、また農業所得の向上には米だけに頼らない園芸作物の導入、その産地化、ブランド化が必須であることから、さらなる複合営農に取り組みやすい環境を整えることなどが必要であると考えております。
また、畜産につきましては、生き物を飼養するため、休みが取れないことやふん尿処理施設の老朽化、堆肥販売の減少等が課題となっております。これらを解決するため、畜産クラスター協議会を設置し、酪農家や畜産業者、関係団体と協議を進め、飼養頭数の拡大と畜産生産額の向上が実現するよう誘導してまいります。
いずれにしましても、阿賀野市の基幹産業である農業の振興については、今後もJA、生産法人や担い手の皆さんと一緒になって取り組んでまいりたいと考えております。
次に、ゼロカーボン宣言についてお答えをいたします。当市においても2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言の準備を進めているところであります。具体の取組につきましては、平成25年3月策定の阿賀野市環境基本計画及び阿賀野市地球温暖化対策実行計画の改定時に盛り込むこととしておりますが、基本目標の一つである地球を思いやり、大切にするまちに基づき、地球温暖化に対応したまちづくり、再生可能エネルギー、未利用エネルギーの有効利用、環境に優しい暮らし及び事業活動を推進してまいります。
また、地球温暖化対策は市民の皆様や事業者の方々、行政が力を合わせて次代を見据えた環境に対する取組が必要であり、エコカー導入やエコドライブの実践、徒歩や自転車、公共交通機関による移動、生け垣やグリーンカーテンの設置、ごみの減量化など取り組みやすい内容を積極的に広報するとともに、当市の環境行動指針であります山・水・土、そして光の恵みをありがとう!ともに創り、次代へ引き継ぐ阿賀野の環をより一層具体化し、市の豊かな自然などを未来へつなげていけるよう、市全体で取り組んでいかなければならないと考えております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ご答弁ありがとうございました。幾つか再質問をさせていただきたいと思います。
先ほどのご答弁の中に阿賀野高校での主権者教育ということとか、そういうことを含めまして投票率向上に向けて取り組んでおられるというお話がございました。また、ご答弁の中にはSNS等を通じた中での若い世代への働きかけを予定しているというふうにありましたが、4月に実施されました市長選挙の投票率が51.26%でした。この4月から10月の市議会選挙までの間に何か若い世代の方々にアクションを起こされたのかお伺いしたいと思います。
また、施設等で不在者投票ができる制度があり、投票した方が101人ということでございましたが、この101人という数は高い数字なのか低い数字なのか。いわゆる分母の数が見えないので、ちょっと私は判断しかねているのですが、その辺のところを教えていただきたいということと、これらの制度があるということはご家族の方にもあらかじめご説明されておられるのかお伺いいたします。
〇議長(市川英敏君) 宮嶋市民生活課長。
〇市民生活課長(宮嶋正憲君) ただいまのご質問について説明をさせていただきます。
まず、若年者、阿賀野高校の3年生への主権者教育の関係でございますけれども、失礼しました。若年者対策の実際にこれまでにやったことということでございますけれども、通常でありますと成人式の際にグッズの配布とか、あと阿賀野高校の主権者教育などを行っておるところでございますけれども、今年度につきましてはコロナウイルスの感染症対策のこともございまして、いずれもまだ対策を実施するには至っておりません。
またそれから、不在者投票の関係でございますけれども、投票者の101名という数が多いのか少ないのかということにつきましては、ちょっと私ども他市の状況も承知しておりませんので、このことについてはちょっとお答えができないような状況でございます。
また、実際にその分母となる入所者、入居者が全体でどのくらいいるのかというのも現在、今の私のほうにはちょっと手元に資料を用意してございませんので、回答は控えさせていただきたいと思います。
制度の周知ということなのですけれども、家族の個別の周知ということはさせていただいておりませんで、広報などでの周知、あと病院や施設ではその施設のほうでそういった周知をしておるかと思います。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。一部では投票したいがどうすればいいかということで問合せをしたところ、面倒で余計な手間がかかるというような担当者の発言があった旨の話を聞いております。恐らく管理者の方々は一生懸命周知に努めておられると思いますし、しかしそういう中でも一部の担当の方がそういうことをご家族の方に言葉を発しますと、何しているのだということになりますので、ぜひまたその辺の改善に向けて取り組んでいただければと思います。
続いて、危機管理に関してちょっと再質問させていただきます。新型コロナウイルス感染症、COVID―19については、県知事は第3波というような判断もしているようでございますが、当阿賀野市においては大体ウイルスのコントロール、拡散は防げているのかなと思っております。ただ、まだ終わりは見えませんけれども、これらの一連の阿賀野市の対応について折を見て、あるいはめどが立った時点で検証をする予定、お考えはおありなのかお伺いします。
〇議長(市川英敏君) 大橋企画財政課長。
〇企画財政課長(大橋晋一君) ご質問にお答えいたします。
現段階のコロナ禍においては、地方創生臨時交付金ということで活用しておる検証は難しいことでありますが、この地方創生臨時交付金における制度要綱においては、事業終了後に交付金の活用を実施した事業の実施状況及びその効果を公表するよう求められていることから、当市においても事業完了後に事業を含めて検証してまいりたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。確かに交付金の使い方、使った検証も必要ですけれども、意思決定に至るまでのそういう流れの検証もぜひお願いしたいと思います。
次に、先般いわゆる唾液によるPCRという方法でのスクリーニング検査を基礎疾患を有する方や65歳以上の高齢者の方を対象に当市でも行うというふうになっておりますけれども、検査キットは1キット10セットでありますし、個人で検査キットを取り寄せて行うことは難しいと思われます。また、検体は唾液ですので、市内クリニックやあがの市民病院に出かける必要もなく簡便にできるのですが、どんなふうな進め方で行うのか、まだ不明な点が多い状況かと思います。制度設計はこれからだと思いますけれども、市民への周知を丁寧に行ってほしいと思いますが、どんな感度で事業展開を図ろうとしておられるのか、ちょっとお教え願います。
〇議長(市川英敏君) 宮尾高齢福祉課長。
〇高齢福祉課長(宮尾 敦君) それでは、ご質問にお答えいたします。
PCR検査につきましては、先般ご説明させていただきましたけれども、様々現在民間の検査方法、また検体の採取方法等がございます。議員がおっしゃるとおり、今現在のところまだ詳細までは制度設計詰めておりませんけれども、様々な新たなそうした検体の採取方法とか検査方法等がまた想定されますので、日々状況の変化を見ながら、そうした際にその都度検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。
次に、先ほどの質問の中にもありましたが、政府の新型インフルエンザ等対策政府行動計画は以前国内で高病原性鳥インフルエンザが発生し、それを新型インフルエンザウイルスに置き換えて運用されてきているわけですけれども、この中には風評被害とか風評防止という言葉が一切記述されていないのです。1999年に伝染病予防法に代わって感染症法が施行されたのですけれども、このときはハンセン病やエイズへの大反省もあって、法律の前文には感染症患者らへの差別、偏見があった事実を受け止めて教訓とすることや感染症の患者の人権尊重などが書き込まれているわけです。また、差別的な行動をされる方は、共通する4つの考え方があると言われております。例えば感染者、その家族は社会に害をなす迷惑な存在だから排除されても仕方がないという考え方、それから感染したのは自己責任であるという考え方、それから自分は感染することがないという前提に立っている、それから自分は正義の行動をしているという確信だそうであります。今般の新型コロナウイルス感染症でも差別、風評被害が問題となっております。国、県の行動計画に風評被害に関する記載がないから市の行動計画にもないというわけではないと思いますが、この辺の差別防止について、いろいろ情報発信されておられますけれども、今後いろいろな計画見直しの中でこういうことを織り込んでいく考えはあるのかお伺いいたします。
〇議長(市川英敏君) 菅井健康推進課長。
〇健康推進課長(菅井真由美君) 感染者の方への誹謗中傷のことについてお答えいたします。
現在のところ、市内では5名の方の陽性者が確認されておりましたが、4月当初はやはり誹謗中傷といいますか、感染者の方がどこに住んでおられるのかとか、そういう質問の電話が多数ありました。そういう差別とか偏見というものがあったわけですけれども、ホームページでも市長メッセージ文、7月9日、あと9月16日にも市長メッセージということで市民の皆様向けに情報発信をしています。その具体的な文面といたしましては、感染された方並びに関係者の方々の人権尊重、プライバシー保護にご理解とご配慮をお願いするとともにというようなことですとか、9月では感染者の詮索や不確かな情報の拡散、誹謗中傷等は絶対に控え、正しい情報に基づいた行動をお願いいたしますというメッセージを発信しております。今後もこのように情報発信に努めてまいりたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。非常にナイーブな問題でありますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
次に、リスクコントロールに関連して再質問させていただきます。避難所の見直しについてご答弁をいただきましたが、恐らく計画改定のタイミングに合わせて再編されたので、これはまた仕方ないのかなという面もございますが、いつ災害が来襲するか分からない中でのタイムラグがあるわけですので、そういう中でも担当、その該当する地域の方々に随時お話をし、対処してきたと理解したいというふうに思っております。
ところで、先輩諸氏の尽力もありまして、阿賀野川の改修、駒林川も含めてですけれども、市内の浸水被害の発生も少なくなってきているのかなと感じております。そういう中で、駒林川ののり面の工事、これは県の業務になるのかもしれませんけれども、その後の動きが全く見えませんし、どうなっているのかということで、周辺の自治会の方々ともお会いして話しすると、どうなっているのだろうねという話が聞こえてまいります。市の職員の方は、熱心に対応していただいておりますし、恐らく県のほうの動きが見えない中で途中経過、やはり見通しなどの説明がなかなかできないで困っておられるのだろうなと思っております。いずれにしましても、こういう状況が続きますと市民の方々が少しずつ行政離れとか、つくればつくりっ放しというような感じを、感覚を抱かざるを得なくなってしまいますので、また諦め感も深まってしまうのではというふうに懸念しております。ポイントポイントでの状況説明、あるいは工程表の中でも示されていると思うのですけれども、その辺の市民の方々、あるいは自治会への説明、これは回答要りませんので、リスクコントロールの延長の中でぜひお願いしたいなと思っております。
もう一つは安全安心メールの参加への呼びかけでございます。今般ラインとか、そういうツールを通じて情報提供ができるようにしたということでございますけれども、大変選択肢が増えていいことだなと思っております。そこで、1点だけちょっと確認させてほしいのですが、各自治会にラジオが配布されていると思うのです。エフエム新津だと思うのですけれども、実は一度もこの緊急情報を聞いたことないのです。私の家にもありますけれども。むしろ外で聞こえるスピーカーからのほうが聞こえるので、あのラジオは一度も聞いたことはない。一応恐らくどこの自治会も役員の方々が引継ぎ、引継ぎで持っていると思うのです。常にコンセントに入れっ放しで、コンセントを抜けば明かりがつくという形で。この管理とか確認とか点検はどうなっているのか。もし不要であれば回収しても、一方で安全安心メールのツールができたわけですけれども、その辺はどんな感じでいるのか、状況を教えていただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) エフエム新津の緊急告知ラジオにつきましては、議員おっしゃられるとおり、基本各自治会に対しまして3台ずつ配布をさせていただいたところであります。通常管理の中で不具合等があるようであれば、当然こちらのほうでそれは代替させていただくと、替えさせていただくということがございます。あと、第3日曜の午前9時55分からエフエム新津から電波出してもらいまして自動起動かかるかどうか、こういったことでその器具に不具合があるかどうかというのを見てもらっているということでございます。議員おっしゃられるとおり、安全安心メール、これは文字として情報を見ることができます。残すこともできます。阿賀野市にいなくても情報が入ってきます。非常に私どもも今安全安心メールの普及に努めておるところではございますけれども、まだなかなか思ったほど伸びがないというのも事実でございます。したがいまして、しばらく、自治会の役員の方交代するたびにそれ引継ぎなされているかと思うのですけれども、またしばらくの間、FMラジオについては引継ぎのほうお願いしたいと思いますし、なおそのラジオ引継ぎ云々というのについては、例年4月の自治会長会議の前にアンケートをお願いして、その中にも一文書かせてもらっております。そんなことでよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございました。当自治会だけではなくて、ほかの自治会にもぜひ周知のほうよろしくお願いしたいと思います。
次に、住環境の整備について再質問させていただきます。阿賀野バイパスができますと、確かに交通量は減ると思うのですけれども、市民の方々が気にしているのは、交差点はどこにあるかということもそうですが、それに関連する市内に入ってくる、あるいは市内から神山とか新発田方面、笹岡方面へ行くいわゆるまちなかの、あるいはまちを巡る道路の交通量はどんなふうに変わるのか予測されているのか。あるいは、現在水原駅を見ますと、新潟市に通勤する社会人の方は数年前に比べると極端に減って、ほとんどが高校生の方々だけです。そうなってくると、通勤通学なんかもまた大分変わってくると思いますし、私学については阿賀野市からもスクールバスが行ったり来たりしています。阿賀野バイパスの開通は、いろんなところでいろんな変化が生まれてくると思いますが、そういうところの変化をどのように捉まえて、阿賀野市の将来のグランドデザインにどう反映させていくつもりなのか。今日は回答は要りませんが、そういう思いで質問をさせてもらったということをご理解願いたいと思います。
それから、日常的な道路管理についてお伺いしたいと思います。確かに所轄する道路が国なのか県なのか市なのかということはありますけれども、住民の方々、市民の方々は、例えば防犯灯とか照明灯がつかなくなれば建設課のほうに連絡したりとか、いろいろなると思うのですけれども、その辺のところが自治会も、いろいろ役割が次の世代に変わっていきますと、なかなかそこが分かりにくいという声が聞こえてまいります。阿賀野バイパスができるからということではなくて、ここの主要道路についてはここへ連絡して、何かあったらこうしてください的な何か必要なのかなというふうに思っております。
それから、特に防犯灯の関係については市民からの要望も踏まえた中でいろいろ設置をしていただいているかと思うのですけれども、私のところに来ているのは亀田製菓の水原工場の前、水原中学校から原信とか向こうのほうへ向かう途中の橋にかかる前後が非常に暗くて、非常に危険を感じるという声も入っております。恐らくほかの箇所でもそういう同様なことがあろうかと思いますが、今後のそういう明かりの設置についてどのように考えておるのか、ちょっとお話し願いたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 道路に付随する照明、また防犯灯についてのご質問かと思います。
まず、照明につきましては2種類ございまして、主に交差点等にあるものについては、まず道路照明という形で所管するそれぞれの道路の管理者が管理するもの。それから、議員がおっしゃっておりました防犯灯につきましては、当市におきましては自治会が管理している防犯灯と市が直接管理する防犯灯、2種類ございます。基本的に自治会の防犯灯につきましては、自治会集落内のものについては自治会にお願いする。あと、集落をつなぐものですとか、そういうものについては市のほうで管理するということになっておりますので、また今後そのような集落間とか、そういうところで暗いというものがございましたら、随時整備を進めていきたいというふうには考えております。
〇議長(市川英敏君) 4番、加藤博幸さん。
〇4番(加藤博幸君) ありがとうございます。阿賀野高校の皆さん方が、水原駅と行き来して通学されている方があると思いますけれども、たまたま防犯灯が設置、あの通りはついておりますけれども、秋、冬、雨が降ったりすると、幾ら防犯灯があるといっても非常に暗くて、ドライバーもちょっと危険を感じるときがあります。防犯灯があるからいいやということでなくて、阿賀野高校の生徒が交通事故に遭わないようにするにももう少し明るさが必要なのかなというような感じがします。ですから、明かりを設置したから、それは防犯灯であろうが何でもいいのですが、明かりを設置したからこれでいいやということではなくて、現状の確認をしながら安心感が持てるような対応をぜひお願いしたいなと思っております。
次に、側溝の関係なのですが、特に国道49号線、下山口から上山口にかけてですけれども、今度それが国から県に管轄が変わるかと思うのですけれども、そうなったときにあの側溝清掃、今まではバキュームで大がかりで何年か置きにやっていたようですけれども、私の経験からいくと、あのバキュームで吸うというのは相当な費用がかかります。そうなったときに、これは県がやるから引き続いてやってくれるのかどうか分かりませんけれども、いずれにしても今年の夏も下から汚泥の腐った臭いが湧き上がってきています。しばらくしていないのかなというような気もしますが、それぞれの側溝はかなり自治会任せのところもありますけれども、少子高齢化の中で、幾ら側溝の蓋上げを貸しますよといっても、踏み切れない自治会が多いのではないかと思います。問題を先送り先送りしていくと大変なことになります。うちの自治会も十数年ぶりにやってみました。そしたら、10センチ、15センチ、それも泥ではなくてちりが積もって、堆積して硬いです、コンクリートみたいになって。これは、やはり高齢者の方はなかなかできないです。ですから、行政として全市的な課題だと思いますが、先送りせずにどのようなやり方がいいのか、互いに協議を重ねる時期に来ているのではないかと思いますので、ぜひご検討をお願いしたいと思います。
それから、時間が迫ってまいりましたので、先に進めさせていただきます。文化、芸術、スポーツの関連で再質問させていただきます。学芸員の方が1名おられるということでありましたけれども、現場にいて来館される方への対応とか広く情報発信できる状況ではないと思うのです、ここの庁舎内にいるのであれば。現在各施設にいろいろと対応している方がどういう立場でいるのか、これは後で資料を出していただければよろしいですので、お願いしたいと思います。
それから、代官所を例に取りますと、あそこにいるスタッフの方々、本当に来館される方に丁寧に優しく接していただいております。いろいろな資料を見たり、あるいはご紹介をしてくれたりもします。ところが、あそこに流れるビデオといいますか、DVDは、ずっと見ていくと水原町なのです。何年たったのだろうかと。来られる方は、阿賀野市を見に来ているわけですけれども、代官所を新たにつくったときのあのビデオが、DVDが流れて、出てくるのは水原町。この辺もやっぱりつくればつくりっ放し、設置をすれば設置しっ放しというふうになってしまいますので、ほかにもこういうところがないのか、ぜひ確認をしていただければなと思っております。
それから、たまたま今回は学芸員の話をさせてもらいましたけれども、いずれにしましてもどんな業務に関わろうと、この阿賀野市には業務に関わる資格を持っている職員の方がどれだけおられるのか。例えば、建築関係、設計関係、そういう方々がおられないと施工管理等々もできないのではないかなというふうに心配しています。1級建築事務所があるのに1級建築士がいないと同じです。恐らく職員の育成確保も難しい問題あるかと思いますが、ぜひどんな考えで進めたいのか、常任委員会の中でも教えていただければと思っております。
それから、施設の整備更新の関係です。やっぱり先ほど言ったように、いつ直すのだろうというのが市民の皆さん方の素朴な感覚なのです。ですから、あらかじめ整備更新計画を示すのはいろいろな面で難しいのかもしれませんが、ぜひとも許せる範囲で市民の皆さん方への周知というのは必要なのだろうと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
現在ウオロクの岡山店のところ、用水のところに蓋されていますよね。緑の塗装されていますけれども。あそこには昔子どもたちの描いた絵があったのですね。覚えておられる方もいると思うのですけれども、あの絵が、どんな経過か分からないのですけれども、今なくなって全部緑になっています。あの緑の塗装も大分剥げて、滑って危ない状況になってきています。同じようなことはしないと思うのですけれども、現在市営球場の外壁には各町内の子どもたち、各自治会の協力もあって絵が描かれています。子どもたちの絵の扱いとか、それから球場のフェンス、それからベンチシートなんかも色あせてきて、プレーしていてもボールの出どころが分からないということで、プレーする選手からいつ直すのだろうねというような声も来ておりますし、スコアボードも夏以降全然修繕が進んでいない。となると、せっかく社会人、郊外から野球場を借りてあそこでプレーしに来た人たちは、何だこの球場ということになりますので、冬の間に修繕する予定があるならぜひお願いしたいなと思っております。
時間がなくなってまいりました。最後に、前市長なり、現市長とも高校、大学時代の、あるいは県勤務時代にキャプテンシーを発揮されまして、ライン長としても経験を積まれてきたことかと思います。また、これらつながりなり人脈を生かして市民病院の医師確保なんかにいろいろと出向かれてお願いをしてきたのかなと思っております。その中で、医師の育成確保は別のステージの問題でありますけれども、救急告示病院の復帰が難しい中でも前市長、現市長ともにそのような取組をしていただいて、実務的に救急受入れに取り組んでいただいて、実際夜間診療受入れまでしていただいております。広報あがのにもその実績が載っておりました。このことについては非常に評価したいと思っております。引き続き市長にはキャプテンシーを発揮されて、阿賀野市を引っ張っていってもらいたいというふうに思っております。多くの経験を生かして決める指導者は、多くの意見を聞いて決める指導者と言う人もおられます。決めたることは手順を踏んで伝えるなり発表していただいて、今以上にリーダーシップを発揮されることをご期待申し上げたいと思います。
当然職員の方々も専門性、経験を高めるには基本的には1部署4年ぐらいいないと、市民の方々もころころ、ころころ人が替わってという声があちこちから聞こえてまいります。人材育成、非常に難しい面もございますけれども、今申し上げたとおりキャプテンシー、リーダーシップを発揮されて、よろしくお願いしたいと思います。
終わりに、会派の理念でもあります品位、品格、勤勉、公正、奉仕、信頼の下、議員活動をこれから行うことを申し上げまして質問を閉じさせていただきます。改めて市長はじめ各部課長からの丁寧なご回答、ご答弁に感謝申し上げます。ありがとうございました。
終わります。
〇議長(市川英敏君) これから13時30分まで休憩いたします。
休 憩 (午後 零時03分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(市川英敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
1番、荒澤浩和さん。
〔1番 荒澤浩和君登壇〕
〇1番(荒澤浩和君) 順番2番、荒澤浩和でございます。このたび市議会議員選挙におきまして、コロナ禍ではありましたので、ミニ集会が厳しい状況の中で、3密に配慮しながら選挙活動をしてまいりました。市民の皆様の温かいご支持とご支援をいただき当選することができました。改めまして、心より厚くお礼申し上げます。
この場を借りて議員活動の抱負を述べさせていただきますので、少しお付き合いください。私、荒澤浩和は、子育て世代とともに子どもたちに夢あるまちづくりを理念に掲げ、子育て世代の代弁者として、また未来ある農業、地域に根差して農業の未来を考え、高齢者や障がいのある方に優しいまちづくりに全力で取り組んでいく所存です。市議会議員の役割としての市民の要望をきちんと市政に反映させ、市民の皆様が進んで政治に参加したくなるような議員活動に努めてまいります。今後とも、新人議員ではありますので、皆様からのご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。なお、私にとって初めての一般質問になります。至らないところや不備があると思いますが、どうかご理解の上、進めていただけると幸いであります。
それでは、一般質問に入ります。今回は通告に基づきまして、2つの項目について質問いたします。質問事項1、子ども・子育て支援事業について。第2期阿賀野市子ども・子育て支援事業計画が発表となりました。期間は令和2年度から令和6年度までとなっております。計画の趣旨によりますと、就学前の子どもの一時預かりや地域子育て支援拠点事業、病児保育事業や放課後児童クラブなどの様々な子育て支援事業についても提供体制が整備されてきました。しかしながら、核家族化や地域のつながりの希薄化等により、家庭や地域の子育て力、教育力の低下が課題となっており、計画的に推進すると書いてあります。また、阿賀野市の世帯数は増加しておりますが、1世帯当たりの人員は減少が続いており、平成27年度は3.2人となっています。新潟県の一般世帯の1世帯当たりの人員は2.65人、全国第5位となり、過去最少となりました。
このような中で、阿賀野市4地区の学年別児童数も様々でありますし、今後の児童人口推計も見ますとかなり心配です。幸い京ヶ瀬地区においては、阿賀野市近郊からの移住者が多くなっていると思われます。今後の保育事業及び放課後児童健全育成事業の考え方を伺います。
@現在京ヶ瀬地区に新しい団地を建設、またはお住まいの方はどちらから移住されているのか。
A新しい団地の世帯数、世帯構成、1世帯当たりの人数。
B保育環境の向上に向け、整備を実施、または予定している京ヶ瀬こども園の園舎建て替えが令和5年となっているが、前倒しは検討しているか。
C前山小学校の今後の活用予定。
質問事項2、阿賀野市道の駅について。市民及び道路利用者等に良好な休憩場所を提供し、地域情報などの発信、地場産品等の販売などを通じ、観光、産業振興及び地域活性化を図る目的として、令和4年度夏頃竣工予定と聞いておりますが、進捗状況を伺います。
@道の駅を運営する法人の設立及び出資者の状況。
A農家等が参画できるような仕組みと販売品計画。
B室内プレイルームの整備計画について。
以上に対してお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 荒澤議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、子ども・子育て支援事業についてであります。京ヶ瀬地区においては、平成28年頃から姥ヶ橋、曽郷地内を中心に宅地造成が行われ、これまでに姥ヶ橋地内の2か所に93区画、曽郷地区の2か所に54区画、合わせて147区画の宅地が新たに造成されております。この地区に住宅を建築するために提出された建築工事届は、11月15日現在93件、このうち住民登録のある世帯数は84世帯であり、市外からの転入は49世帯、市内転居は35世帯でありました。
次に、1世帯当たりの人数や世帯構成についてでありますが、この点については個人情報等、あるいは防犯の観点からお答えは控えさせていただきたいと思います。
次に、京ヶ瀬こども園の園舎建て替えについてでありますが、平成30年度に私立保育施設の運営法人に対し、令和2年度から令和6年度までの期間の園舎改修計画について事前協議、ヒアリングを実施いたしました。その際京ヶ瀬こども園からは、平成35年度、令和5年度に園舎を建て替えたいという要望があり、第2期阿賀野市子ども・子育て支援事業計画に反映したものであります。現時点で園舎建て替えについては、前倒しの要望はいただいておりません。
次に、前山小学校の活用についてでありますが、現在体育館及びグラウンドはスポーツ少年団等の市内団体が定期的に利用しております。また、両施設とも指定避難施設として指定がなされております。これまでの取組状況でございますが、平成26年1月から3月の閉校までに地域懇談会を数回にわたり開催し、地域の皆様のご意見を伺いましたが、実現可能な利活用方法は見いだせませんでした。校舎につきましては、平成28年8月から利活用事業の提案募集や文部科学省の廃校プロジェクト事業に登録し、ホームページに情報を掲載することで利活用方法を募集してきましたが、現実的な提案がないまま現在に至っております。同様に利活用方法を募集していた旧赤坂小学校施設につきましては、昨年度、県外優良企業の事業場として貸付けを行ったところでありますが、旧前山小学校につきましても利活用事業の提案募集を継続し、地域及び阿賀野市の産業振興、雇用促進、福祉の向上などにつながるよう、利活用が図られるよう努めてまいります。
次に、道の駅進捗状況についてお答えをいたします。初めに、道の駅を運営する法人の設立及び出資者状況についてであります。現在道の駅運営につきましては、阿賀野市道の駅準備協議会が指定管理者となっておりますが、これまでに約60社からの出資希望があり、来年1月初旬に会社を設立するため準備を進めていると聞いております。
次に、販売品計画についてでありますが、協議会からは同時期に同じ農産物が集中しないよう生産者同士で協議、調整する仕組みを設けるため、定期的に販売する側と生産する側の情報共有を行い、様々な意見を取り入れたいという計画が示されております。また、販売品については年間を通して地場産の農産物等を取りそろえ、販売する予定としておりますが、近隣地区の果物等も取り扱えないか検討が行われているところであり、地元の農産物等を活用した商品開発も進められております。
次に、屋内プレイルームの整備計画についてでありますが、プレイルームは主に就学前児童を対象に考えており、ほかの事例を参考として、遊具などの備品整備を検討しているところであります。プレイルームは、公園側に配置することで公園と往来しやすく、幅広くご利用いただけるものと考えております。また、飲食施設等も隣接していることから、子育て世代のリフレッシュの場、または市内外を問わず親しいグループやご家族の交流の場として活用してもらいたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。
質問事項1の子ども・子育て支援事業についてのAのお答えで、1世帯当たりの人数や世帯構成については個人情報との観点からお答えは控えさせていただきますとのお答えでした。個人情報のお伺いをして申し訳ございません。ただ、把握はしているということでよろしいでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 大ざっぱに把握はしております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。
次に、Bの校舎の建て替えですが、お答えから見て建て替えは現在地と考えてよいのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア社会福祉課長。
〇社会福祉課長(山ア善哉君) 荒澤議員の質問にお答えします。
現在の園舎は市の土地でございます。そして、建物につきましては法人のほうに無償譲渡という形でなってございますので、土地は市のもの、そして建物は園のものという構図になってございます。今後建物の建て替えにつきまして、どのように園の方が考えておられるのか、まだ私どものほうでお聞きをしておりませんので、その辺お聞きしながら、支援できるところは支援させていただくことになるのかなというような形で考えてございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。ということは、園のほうが今後の計画、土地はでも市のものということであれば、今現在地としてグラウンドもありますので、グラウンドに建て替えだとかも園側から要望があれば、先にグラウンドに新しく建ててという形もお考えでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 山ア社会福祉課長。
〇社会福祉課長(山ア善哉君) 荒澤議員のご質問にお答えします。
そういったことも、まだどこをどういうふうな形で、法人の方がどのような建物でどこに建てるかということもまだお話をいただいていないところでありますので、今後お話をいただいてから、先ほど申しましたように、市ができることについて協議を重ねて対応していきたいと、このように考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。
次に、Cのお答えで、Cの前山小学校の今後の活用についてですけれども、お答えで、両施設とも指定避難所としておりますとありますが、前山小学校は避難施設として何人収容できるのか教えていただけますでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) すみません、ちょっと時間ください。大変失礼いたしました。前山小学校につきましては、1人2平方メートルの専有面積をカウントした場合、486人になっております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。486人ということで、それについて災害時にはすぐに活用できる状況なのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 鈴木危機管理課長。
〇危機管理課長(鈴木昇二君) 災害時の避難所の在り方ということかと思いますけれども、それこそ災害の種類ですとか災害の規模によって、当然使える避難所、使えない避難所というのが出てまいります。前山小学校については、荒澤議員もご存じかと思いますけれども、もしL2、1,000年に1度の大雨によって阿賀野川が決壊したということになりますと、あそこもかなりの水位が、5メートル程度の水位が上がるということになります。そうなった場合、当然あの体育館での避難というのはこれ不可能になりますので、校舎の2階、3階、こういったところへの避難というふうになります。また、それ以外の例えば地震ですとか台風の襲来ですとかということについては、十分耐えれるというふうに考えております。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。災害によって異なるということで、でもすぐに活用できるということなので、安心しています。
また、前山小学校について利用事業についてなのですけれども、こちらの利活用についてちょっとお伺いします。利活用事業の提案について、金額や条件などを聞いてもよろしいでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 渡辺管財課長。
〇管財課長(渡辺一雄君) ご質問にお答えいたします。
提案募集の段階では金額とか、そういったものは提示はしておりません。そういったものも含めて、賃貸借料とか、そういったものも含めたご提案をいただくような内容で募集をしています。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) いただいた答弁の中に、平成26年1月から3月に地域懇談会と、平成28年8月から利活用事業の提案募集や廃校プロジェクトなどで、ご意見や募集で現実可能や現実的な提案がないとありますが、提案自体は何件かはあったのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 渡辺管財課長。
〇管財課長(渡辺一雄君) お答えいたします。
事業提案の募集を28年度にいたしましたけれども、それ以降現場を確認に来られた件数は約8件でございました。いずれも運営まで市が行う提案であったり、施設の老朽化度から改修費負担を理由に進展する提案はなかったという状況であります。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。8件あったということで、前山小学校もこちらに書いてあるとおり、答弁に書いてあるとおり、優良企業などの民間に貸付けがなどが早く決まるといいとは思うのですけれども、また阿賀野市としても子ども・子育て支援事業などで活用できるようにお願いしたいとは思っておりますし、やっぱり今京ヶ瀬保育園の待機問題とかもありますので、そういうのにも活用ができたらななんて思いながらちょっと前山小学校の活用方法を聞いてみました。また今後ともよい利活用ができればいいと思っております。
次、質問事項2のBについて、室内プレイルームの設備計画についてとありますが、就学前児童を対象に考えており、他事例を参考として遊具などの設備を検討しているとありますが、具体的にどこのとか、そういうような事例とかいうのはあるのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) プレイルームの他事例ということでご質問だと思いますけれども、道の駅の他事例としましては、茨城県の筑西市にありますグランテラス筑西にもありますし、ちょっと県外、山梨県南部町のなんぶという道の駅にもプレイルームとしてはございます。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) 私もまたいろいろと話を聞いた中で、阿賀野市のにこにこさんのほうとかの何か話も伺った。そちらのほうの内容としては、どのように話がなっているのかというのもお伺いしてよいでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 失礼しました。当然市内の子育て支援センター、にこにこさんとも協議、意見聴取等させてもらっておりまして、どのような参加イベントを考えてスペース等々必要かとかその辺の大きさ、その辺については協議させてもらっているところです。
〇議長(市川英敏君) 1番、荒澤浩和さん。
〇1番(荒澤浩和君) ありがとうございます。
初めての一般質問、うまくなかなか私の思いを聞いて答えていただいた感じになりますけれども、これから子育て支援事業など本当に活用してもらえるようにお願いしまして、以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
〇議長(市川英敏君) 質問を改めます。
9番、近山修さん。
〔9番 近山 修君登壇〕
〇9番(近山 修君) 9番、近山修です。通告に基づき2項目について質問させていただきます。
1点目は、道の駅の準備状況についてであります。道の駅開業まで2年を切っています。阿賀野市道の駅準備協議会で議論を行って進めていると思われますが、道の駅開業まで2年を切っているにもかかわらず、事務を引き継ぐ新会社の設立が今年の12月予定とあがの新報で報道されました。私たちが視察に伺った道の駅は、3年も前から模擬店を出店したりしてお客の動向等を調査しながら準備をし、開業しています。そのような状況の中でまだ会社が設立されていないということは非常に危惧されますので、道の駅の準備状況を伺います。
2点目は、コロナ禍による市の経済活性化対策についてであります。阿賀野市の企業では、コロナ禍により週休3日の企業や土日営業だけの企業等、それぞれ工夫しながら営業しています。当然従業員の賃金にも影響してきます。市民生活を活性化させる具体的な施策を伺います。どうかよろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 近山議員のご質問にお答えをいたします。
道の駅の準備状況についてであります。阿賀野市道の駅準備協議会では、会社設立のため出資者を募集するなど、来年1月の設立に向け準備が進められております。また、建築設計については、協議会が農産物や物産品を展示する什器等の配置案を作成しており、その案を参考に市は協議会と共同で内部のレイアウトについて検討を進めております。なお、道の駅に対する関心を高めるため、協議会がテーマ別の講演会を出品や出店を検討している方などを対象に実施しており、取り扱う農産物については市内外の情報を収集し、検討を進めていると聞いております。1月からは駅長を公募し、4月には決定予定であることから、運営に関する準備も加速すると考えております。市といたしましては、引き続き支援、指導するとともに、道の駅開業に向けた機運を高める取組を検討し、令和4年のオープンに向け、連携しながら、地域を活性化させる道の駅となるよう準備を進めてまいりたいと考えております。
次に、コロナ禍における市の経済活性化対策についてお答えをいたします。市では、雇用維持と事業継続を目的として、店舗等賃借料補助、雇用調整助成金申請手数料補助、飲食店応援事業、宿泊キャンペーン事業で事業者支援を行ったほか、資金借入れを行う際に必要となる信用保証協会の保証を受けるためのセーフティーネット保証について、10月末までに市内事業者392件の認定を行ったところであります。企業の経営や従業員賃金への影響対応でありますが、国の施策である持続化給付金や雇用調整助成金、休業支援金、給付金等についてホームページ等で周知しており、引き続き活用を促してまいります。また、市内事業者の非対面、非接触型の新たな販路開拓を支援するため、市のホームページに商品画像等の事業者情報を掲載するページを設ける新規事業の準備を現在進めております。
なお、現下においてはコロナ禍が拡大していることから、市民の皆様の感染防止を最優先に、社会経済活動についても影響を最小限に抑えられるよう状況を見ながら対策を講じてまいりたいと考えております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) それでは、再質問させていただきます。
先ほどの荒澤議員の一般質問の中で60社が今希望されていて、1月に会社設立の準備が進んでいるというような話ありましたけれども、ちょっと聞いたところによりますと、出資者が足りなくて金額が目標どおりいっていなくて、まだ設立が難しいのではないかというような、そういう話も聞いたことがあるのですけれども、本当に1月に設立ができるのかどうか、その辺分かりましたらお願いします。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 会社設立の出資状況ということでのご質問だと思うのですけれども、現在私ども確認している範囲では、協議会から60社から出資希望があって、希望していた金額以上のものが確保されたというふうに聞いております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) 60社の中でこういうふうなのに専門的な、道の駅とか、そういうのに関する専門的な会社はあるのかどうか、それを伺いたいのですけれども、一番私が心配するのは、例を挙げて申し訳ないのですが、白鳥会館みたいになっては、この市内の企業が、素人みたいなのが集まってやったけれども、失敗したでは済まされないので、その辺専門的な、先ほど私視察行ったと言いましたけれども、そういうところを見ますと広く全国から応募を求めまして、そういう専門家を雇って道の駅の準備、開場に向けて取り組んで、今成功している道の駅がいっぱいあります。その辺この60社の中でそういうふうな専門的な誰かを雇うあれがあるのか、それとも専門的な会社があるのかどうか、その辺分かりましたらお願いします。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 60社の内訳ということでございますけれども、申し訳ございません、そこまでの情報はいただいておらない状況でございます。また、先ほど市長の答弁にもございましたけれども、これから駅長を年明け1月から募集して、適切な駅長によって運営するという方針というふうにも聞いておりますので、という状況でございます。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) ぜひとも失敗しないようによろしくお願いしたいと思いますし、またその目玉としては地元農産品、その辺の販売が一年を通してやっていかなくてはならないのですけれども、果たして阿賀野市だけで農産物が1年間回せるかどうかが非常に危惧するところでありますし、たまたまJA北蒲みなみが2年後の4月に広く合併する予定になっています。その辺も合併すれば、ある程度農協を通じてそういうふうないろんな商品、果物だとか、そんなのも十分手配できると思うのですけれども、その辺何か合併に関して農協からそういうなあれはあるかどうか、その辺聞かせていただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 当然農産物の販売というのは大事な一つというふうに認識しておりますし、まずは阿賀野市産の農産物を売りたいというのは当然でございます。ただ、どうしても議員ご指摘のとおり、端境期といいますか、一年を通してということになると、当然農協からの協力も必要ということで、その辺についても協議を、協力していただくというふうに取り組んでいっているというふうに聞いております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) その辺農協とも話をしていただいてうまく進めていただきたいと思いますし、また野菜だけではなくて魚だとか肉だとか、そういうふうないろんな惣菜なんかもそろえることによって、地理的な条件として新潟市から近いわけです。そういうような阿賀野市からだけでなくて新潟市からも人が呼べるように、そういうような野菜だけではなくて、そのほか魚、肉とか、肉であればビアンカとか、何かいろいろ阿賀野市の特産品ありますけれども、その辺魚とか、そういうのは検討に入っているのかどうか伺います。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 商品、どのようなものを売るか、商品開発を含めて今現在進めているというふうには聞いておるのですけれども、魚類まではちょっと把握しておりません。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) その辺十分検討していただきたいと思いますし、また私米沢行ったとき、平日なのですけれども、非常ににぎわっていたのです。それで、レストランとか、そういう子どもの遊ぶ場所だとか、その辺いろいろありまして、平日でも家族連れで訪れているような状況でありました。そうなると、やっぱりレストランであれば目玉商品の開発とか、そういうのがなければあまり人が寄ってこないのです。例えば柏崎のサバサンドなんかありますけれども、あれなんか温かいうちに食べるとうまいので、結構人は行くのですけれども、冷めて食べるとうまくないのですけれども、そんな商品もありますので、ぜひともレストランのメニューの中でそういうようなのも、目玉商品の開発に力を入れていただいて、家族で来ていただければ、先ほど荒澤議員の質問にありましたように、プレイルームで子どもたちを遊ばせながら家族で楽しむことできますので、ぜひともその辺も検討していただきたいと、よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 議員おっしゃるとおりで、この道の駅でなければ食べれないとか、そういった商品開発がなされるように、また市としても協力していきたいと思っております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) ぜひともよろしくお願いします。先ほど言いましたように新潟市から近いということで、新潟市のあっちの西蒲区のほうに行けば果物とかいろんなあれあるので、そっちのほうには人を呼ぶことはできないかもしれませんけれども、新潟市の中心部から、江南区とか秋葉区とか、そういうところから呼ぶような、呼んで大勢来ていただけるような施設にしていただきたいと思います。どうかよろしくお願いします。
それでは次に、コロナ禍による経済活性化対策について伺います。今日もらった資料によりますと五頭温泉郷キャンペーン事業費1,100万円が執行実績が423万7,000円ですか、そのくらいになっているということで執行率が48.1%となっていますが、これは8月で終わったかと思うのですけれども、これは今コロナの第3波が来て、非常に経済がこれからまた厳しくなってくるかと思いますので、その辺五頭温泉郷キャンペーン事業費の例えば年末年始に継続してやるとか、その辺の検討はいかがかと思うのですが、どうでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 宿泊キャンペーンにつきましては、朝配られた資料によりますと四十何%ですけれども、第2弾も含めますと79.8%の執行率になっております。第1弾はほぼ100%の執行で、追加で予算をつけたということであります。それで、年末年始を迎えての状況ですけれども、第3波が訪れているという中で今国のGo To キャンペーン、五頭温泉郷の客室稼働率を聞きますと、100%のお宿さんもあります。十数%もありまして、平均すると四、五割程度の客室稼働率となっておりますので、差し当たりGo To キャンペーンで、Go To トラベルですか、それで対応できているのかなと感じております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) ただ、Go To トラベルも例えば大阪とか、東京もそうですけれども、そこから例えば新潟県に来るのはできないとか、そういうようないろんな、一番中心の東京とか、そういうところは来れない状況なのですよね。その中でまた継続していく必要、私はあるかと思うのですけれども、五頭温泉郷だけではなくて咲花温泉もあるのですけれども、その辺は入っていないのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 私どもの今現在の状況を把握したのは五頭温泉郷だけでありまして、咲花温泉は聞いておりませんでした。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) 咲花温泉も1軒だけ阿賀野市にあるのですよね。その辺も把握していないということでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 最初のキャンペーンでは咲花温泉もやはり対象として使っていただきました。大変喜んでいただいております。ただ、今現在の状況は聞いていないということです。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) 予算が結構、この八十何%というのは、7月の100%を入れて平均化するとそのパーセンテージになるかと思うのですけれども、実際7月の専決で決めたの額からいけば、まだ6,000万近く残っているのですよね。この辺の再活用とか、あと全体の、今日もらった資料の中で、中止事業の一覧表のこれで、これから見ると3,795万余っていたり、あと予算結構余っているのですよね。そうしますと、先回も雇用調整助成金とか持続化給付金の補助金とか申請の補助金とかで約1億円ぐらい余っているのです。こういうふうに非常にその金額余っているにもかかわらず、こういうふうな対策あまりやらないとなると、非常に影響してくるかとは思うのですけれども、例えばこの余っているお金、いろいろ使い道あるかと思いますけれども、プレミアム商品券、先回の議会で市長の答弁では大きなウオロクとかひらせいのほうに利用者が行って、あまり阿賀野市の一般の商店には影響がないというような話をされたのですけれども、でもある程度今度一般の方のことを考えればプレミアム商品券も必要ではないかとは思うのですけれども、その辺検討はしていただけるでしょうか。ちょっと伺います。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 市長答弁にもございますとおり、今現下においてはやはり感染防止が一番大事であると、それ優先に取り組むということで、プレミアム商品券についてはそれが過ぎてから検討の余地があるのかなと考えております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) その辺後で検討していっていただきたいと思います。
それから、Go To Eatの阿賀野市の加盟店が今現在62店舗になって販売が好調だということであるのですけれども、これ国の施策でありますけれども、まだまだ阿賀野市では売れ残りがいっぱいあるというようなことを聞いています。そういうことでGo To Eatに加盟するのは簡単なのだけれども、請求するときの手続が面倒だということで加盟していない店も結構あるみたいなのです。そういうのも聞いてますし、それはそれで仕方ないのですけれども、水原商工会が11月に行ったごずっちょSUIBARAグルメキャンペーンですか、これ僅か何百円でしかありませんけれども、これが国の予算が200万円来て、印刷機とか、何かそういうのを使って、残りでこの1枚で300円だけですか、こういうふうなのも結構飲食店では利用される方が多くいまして、こういうふうなのが阿賀野市全体で、水原だけではなくて、阿賀野市全体でできればよかったのになというような話も聞いていますけれども、こういうふうな金額は僅かでありますけれども、阿賀野市独自でこういうふうな何かキャンペーンをやれば、水原の例を挙げるまでもなく、安田、笹神、京ヶ瀬でも飲食店がこういうふうに潤ってくるかと思うのですけれども、こういうふうなのを取り上げるような考えはございませんか。ちょっと伺います。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 水原商工会が打ち出したそのチラシの件ですけれども、県の補助金上限300万円、それでやったと思います。それについては商工会、または飲食組合等の事業者が行うということで、手を挙げたのが水原商工会だけであったというふうに聞いております。もう一つ五頭温泉郷旅館協同組合ですか、その2つが阿賀野市から手を挙げて補助金をいただいているということであります。
また、全体的に広げてはどうかというお話ですけれども、先般臨時議会でご承認いただきましたネット見本市、それらでまずそれぞれの商品の紹介をしていって、そこから裾野を広げていけたらいいなと考えております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) そのネット見本市ですか、それは結構反響あるのでしょうか。その辺伺います。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 反響があるかないかといいますと、まだ作成しておりませんので、分かりませんが、ほかの自治体の例を見ますと、やはり私も見たら、なるほどよくできているなと思っておりますので、うちもそのようにできたらいいかなと考えております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) その辺ぜひ検討して、頑張っていただきたいと思います。
それからあと、コロナ禍により修学旅行、例えば県内の小学生、中学生が身近なところで修学旅行されるというような形で、この間サントピアワールドに上越のほうの学校が修学旅行に来たというような形でありますけれども、旅行業者によりますと、例えば阿賀野市で農業体験をやりながら五頭温泉郷に泊まるとか、そういうふうな企画があればぜひとも実施して、学校のほうにPRしていきたいなというような話もしていたらしいのですけれども、阿賀野市としても市長の肝煎りで何年か前、グリーンツーリズムですか、そういうふうな話を一生懸命進めていくという話になったのですけれども、ちょうど今話聞きましたら、グリーンツーリズムをうまくやれば県内の小学生、中学生たちがそういうようなことによって阿賀野市に来るのではないかなとは、そういうふうな感じがしたので、今質問させていただいているのですけれども、そういうような取組をしたら旅行業者にPR、インターネットだけではなくて、そういうような旅行業者にいろんなPRをしていったらどうかなと思って伺うのですけれども、いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 相馬商工観光課長。
〇商工観光課長(相馬繁行君) 阿賀野市に来ていただく方策としては大変よろしいかと思います。その辺旅行業者と、またエージェントとの商談会でうちのほうも提案していって、商品造成につなげていただければなと考えております。
〇議長(市川英敏君) 9番、近山修さん。
〇9番(近山 修君) その辺いろんなコロナ禍に対する手続の助成金とか、そういうのではなくて、今言ったようないろんな施策を、私はほんの素人の考えで今言っているだけで、また専門的にいろんな阿賀野市の活性化に向けて対策できるような施策があれば、今後とも皆さんで一生懸命考えていただきながら阿賀野市の経済の活性化に向けていければいいなと思っていますので、今後ともどうかよろしくお願いします。
以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇議長(市川英敏君) 質問を改めます。
8番、清野栄一さん。
〔8番 清野栄一君登壇〕
〇8番(清野栄一君) 8番、清野でございます。私のほうからは今回5問、5つの質問を通告しております。
まず、1問目でございます。立地適正化計画についてであります。立地適正化計画は、平成26年に改正施行された都市再生特別措置法に基づき創設されたものであります。人口減少や高齢化が進展する中で安心、便利に暮らせるまちづくりを進め、居住機能や都市機能、医療や商業でありますが、などの立地を誘導し、中心市街地の活性化を目指し、公共交通ネットワークを活用、周辺地域との移動の利便性を図ることでコンパクトで持続可能なまちづくりを目指すとされております。既に新潟県内20市のうち新潟市や長岡市、新発田市などをはじめ、約7割の13市において策定済みであります。本市が今年度から取り組むわけでございますが、その理由、今年度から取り組んだ理由、それから策定期間、策定効果について伺います。
2問目でございます。徒歩通学路における獣害予防について。県では今年度、熊による死亡事故など人身被害が相次いで発生したため、10月12日、緊急対策会議を開催、県民に熊出没特別警報を出し、厳重な警戒を呼びかけたところでございます。市町村にも協力を要請しております。また、依然として目撃情報が多くあることから、11月27日、熊対策本部会議を開催し、熊の生息域が人里まで広がり、冬眠の始まりが遅くなっているとの指摘を踏まえ、熊出没特別警報を来年1月15日まで延長しました。本市でも山沿いで出没や目撃情報も多く、特に次郎丸地区から笹岡小学校への通学路は山際に隣接するため、遭遇した場合、児童への人身被害も懸念されます。このようなことから、児童の安全策としてスクールバスへの便乗について配慮できないのか伺います。
3問目でございます。不登校の状況についてであります。文科省では10月22日、令和元年度の全国の生徒児童の不登校の状況などについての調査結果を公表しました。これによりますと、年々全体の児童数が減少しているにもかかわらず、不登校児童は平成25年度の12万人から令和元年度は18万人を超えております。6年で50%も増加しております。そこで、本市の状況及び改善への取組について伺います。
4つ目でございます。路線バス水原―新潟間の減便についてであります。新潟交通では、新型コロナの影響など利用者が激減していることなどを理由に、平日の運行本数3,370便から2,959便と全体の12.2%、411便もの過去最大の減便を11月21日から実施しました。これにより水原―新潟間も平日24便から19便と5便の減となりました。この減便率は、平均の12.2%を大きく上回る21%の減便となっています。これによる市民生活の影響をどのように捉えているか伺います。
5問目でございます。バス事業者の行政処分についてであります。北陸信越運輸局は、本市が市営バス及びスクールバスの運行業務委託契約を締結しております一般貸切り旅客運送事業者が道路運送法及び道路運送車両法に違反する事実が確認されたことから、11月4日、事業用自動車の使用停止処分を行いました。処分内容は、1両については11月12日から12月24日までの43日間、6両は11月12日から12月23日までの42日間、延べ295日間の運行停止処分であります。これによる本市への影響について伺います。
以上、よろしくお願いします。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 清野議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、立地適正化計画についてであります。まず、その策定理由についてでありますが、今全国の都市の課題は、人口減少と高齢化を背景として高齢者や子育て世代にとって安心で快適な生活環境を維持することや、財政面及び経済面において持続可能な都市経営を可能にすることにあります。当市も例外ではなく、同様の課題を抱えていることから、都市の課題解決のために国によって立地適正化計画の制度が創設されたことを踏まえて、コンパクトなまちづくりを推進するため、本計画を策定することといたしました。
次に、本計画の期間についてでありますが、計画目標年次を20年後の2040年とし、来年度に施行できるよう作業を進めているところであります。
次に、策定効果についてでありますが、本計画は医療、福祉施設、商業施設や住居等がまとまって立地することにより、市民が徒歩や公共交通を利用してこれらの生活利便施設等に容易にアクセスできるまちづくりを行うためのもので、市民の生活利便性の維持やサービス産業の生産性向上による地域経済の活性化につながるものと期待しているところであります。また、デメリットにつきましては、本計画でお示しすることになる都市機能や居住を誘導する区域以外で一定規模以上の開発行為や建築行為を行おうとする場合に事前の届出が必要となります。いずれにいたしましても、将来にわたって持続可能な阿賀野市のまちづくりを考えていくためにも本計画を早期に策定する必要があるものと考え、作業を進めているところであります。
次に、通学路における獣害予防についてお答えをいたします。本年の市内における熊の目撃、痕跡情報は11月29日現在で78件、昨年度は55件であったことから大幅に増加しております。ご指摘の通学路においても10月24日に市道を横断する熊1頭が目撃されております。そのことから熊の出没情報があった際には阿賀野警察署及び市において緊急パトロールや情報発信を行い、安全対策を講じるとともに、笹岡小学校においても目撃情報に基づき鈴をつける、やぶに近づかないなど児童への指導とともに、保護者への情報の周知を行い、バス停や集合場所までの見守りなどを依頼しております。また、目撃情報があった当日の下校時刻及び翌日の登校前については、教職員が熊出没方面のパトロールを行うとともに、目撃情報が下校時刻に近い場合には徒歩で下校する児童を教職員が引率するなど安全確保に努めているところであります。
このような中、笹岡小学校の徒歩通学児童の保護者の方から現状への不安な思いと併せ、通学バスへの乗車のご要望をいただきました。通学バスは、市全体で一定の距離要件を設けて運行しているところですが、本年の熊出没状況とご要望の趣旨を総合的に判断しまして、次郎丸、上坂町、金屋、押切、五頭の里の児童については、現行の通学バス運行の下校便に空いている席を使用し、12月1日から翌年1月15日まで乗車いただくことといたしました。今後も熊の出没状況を注視するとともに、阿賀野警察署と連携をして安全確保に努めてまいります。
次に不登校児童生徒の状況についてであります。まず、小学校における過去5年間の不登校児童数につきましては平成27年度は7人、平成28年度は8人、平成29年度は9人、平成30年度は13人、令和元年度は19人と増加傾向になっております。また、不登校率で見ますと平成30年度までは国、県に比べて低い、あるいは同程度の値を示しておりましたが、令和元年度は0.96%であり、国の0.83%、県の0.72%に比べ高い値となっております。一方、中学校における不登校生徒数につきましては、平成27年度は37人、28年度は36人、29年度は44人、30年度は49人といずれも増加傾向にありましたが、令和元年度は39人と前年度に比べて10人減少しております。不登校率で見ますと、平成30年度までは国、県に比べ高い傾向でありましたが、令和元年度は3.83%であり、国の3.94%より低く、県の3.55%に比べると高い値となっております。
次に、不登校の主な理由と取組についてでありますが、小中学校ともに無気力、不安等の本人の問題、あるいはいじめを除く友人関係が多くなっており、不登校防止対策として各学校において学校が心地よい居場所となるための学校、学級づくり、早期発見のための情報共有や初期対応の徹底、別室登校の対応、ケース会議の実施など校内における組織的支援体制の充実、スクールカウンセラーや市適応指導教室の活用など外部機関との連携に取り組んでいるところであります。今後も引き続きこれらを意図的、計画的に実践できるよう、年2回の不登校未然防止対策会議を開催することで各学校の情報共有と共通理解を図ってまいります。
次に、水原―新潟間の路線バスの減便についてお答えいたします。新潟交通観光バスが運行する水原―新潟間の路線バスは往復で平日48便、土休日40便運行されていましたが、11月21日のバスダイヤ改正により往復で平日10便、土休日12便の減便と土休日1便の増便が行われ、平日38便、土曜休日29便の運行に改められました。この路線は、運賃収入のほか国県補助金を運行費用に充当しても、なお運行費用が不足する赤字運行路線となっており、バス事業者の企業努力により運行を維持してきた路線であります。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う新しい生活様式の推奨により利用者が減少したことから、これまでと同様の運行便数を維持することが困難となり、減便による運行費用の削減を行い、路線維持を図ることとしたと聞いております。
減便に伴う市民生活への影響について、新潟交通観光バスが行った令和2年6月における1週間の乗降者調査では減便となる22便の市内バス停19か所の総計では359人、1便当たりの平均乗降者数は16.3人で、1停留所当たり0.86人という状況であります。減便となった便を利用していた方は平均約40分前、または40分後に運行している便に乗車するなどして多少の不便さは生じますが、利用は継続できるものと考えております。
次に、貸切バス事業者の行政処分についてお答えをいたします。北陸信越運輸局は、一般貸切旅客自動車運送事業者である株式会社新和旅行に対しまして、道路運送法及び関係法令に違反する事実が確認されたことから、11月4日付で車両7両を使用停止にする行政処分を行ったところであります。そのうち通学バス運行業務委託に使用している車両は6両で、11月12日から12月23日までの42日間使用停止をさせられました。市におきましては、10月23日に同社から行政処分を受ける旨報告があり、市では直ちに同社から事情を聴取し、運輸局の指示を仰ぎながら、通学バスの運行に支障が生じないよう代替バスの手配や試行運行、学校との調整、保護者への連絡を行い、11月12日から水原小学校1路線、安田小学校4路線の代替運行を行っているところであります。なお、来年1月8日、冬季休業明け後の授業再開に合わせ、同社が通学バスの運行を再開することを運輸局が承知しており、運行を再開するまでの間に改善報告書を提出させ、是正指示のあった事項につきまして、是正措置を講じているか確認を行うことになっております。
また、この事業者は通学バス運行業務委託のほかに市営バス運行業務を1路線受託していることから、直ちに市営バス運行業務についても同様の違反がないか同社に実地調査を行ったところ、同様の違反はないことを確認しております。
次に、委託契約における法令遵守の確認義務はあるかとのことでありますが、通学バス運行業務委託契約書の第5条に実地調査の規定があり、随時実地調査できるとされているものの、その内容は業務の実施状況に関するものであり、道路運送法及び関係法令の遵守の確認は一般貸切旅客自動車運送事業者の許可権者である運輸局が行うものと考えております。しかしながら、市といたしましてもこのたびの行政処分を受け、道路運送法及び関係法令を遵守しているか、市営バスに準じて同社の通学バスにおいても確認を行ってまいります。
また、市営バスの運行に関しては、市が自家用有償旅客運送者としての登録を受け、その運行を事業者に委託していることから、委託業者に対し、法令遵守の確認義務が生じます。今回のように違反などがあった場合は実地調査を実施しますが、通常契約に定める運行業務、車両維持管理業務、運行管理業務に関する毎月の実績報告書類を翌月に提出を求め、法令違反がないか確認を行っております。
このたびの行政処分につきましては、バス運行業務を委託している者として誠に遺憾と考えており、安全運行に関わる内容であるため、今後の再発防止に向けて誓約書の提出を求め、同社を強く指導したところであります。また、冬季休業明けの運行再開に向けて運輸局から是正指示のあった事項を年内に改善するよう改めて強く指導したところであります。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) それでは、再質問をさせていただきます。
先ほどお昼のニュースで、中条のまちなかで熊による人身被害があったというような報道がありました。通常であればもうそろそろ冬眠の準備に入っている頃なのかなとは思うのですが、今の状況ですと、中条のまちの中ですから、いつどこで被害が起きるか分からないような状況になっているのかなと思います。
それで、熊の話題が出ましたので、通学路における獣害予防について再質問させていただきます。私、保護者の方からこのお話をいただいたのが10月の下旬でした。そして、そのお話の内容は、昨年も春先から熊が出没していると。それで、徒歩通学では危ないのではないかというような思いから、教育委員会のほうに相談をさせてもらったということでありました。しかしながら、教育委員会のほうは規則があるから駄目だというようなお答えで、その後言うことは諦めていたそうなのです。今年の10月、たまたま私がお会いしまして、今年は去年よりもさらに熊の出没が多いというようなことから心配されておりまして、私のほうも教育委員会のほうに11月4日に伺って、こんな熊に襲われたら大変なことになると、何とか通学バスを利用させてもらえないのかというようなお願いもさせてもらいました。しかしながら、規則を盾に断られたところでありますが、規則というのは多分こんなに熊が頻繁に出るような状況でないときにつくられたものだと思うのです。やっぱり状況が相当変わっている、そういう中でもうちょっと柔軟に対応できなかったのかなというような思いはあるのですが、その辺についてはいかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 長谷川学校教育課長。
〇学校教育課長(長谷川政喜君) 質問にお答えいたします。
ご質問ありましたとおり、これまで何度か清野議員をはじめお話を伺っておりましたが、その段階で熊の情報というのは入ってきたわけでございますけれども、私どもとしては、まず第一にはバスというものは一定のルールで運行しております。それは市内共通でございます。ただ、当然熊の状況も見なくてはいけないということでありますし、熊の情報があれば現時点で取っておる、講じておる安全対策の中身も改めて確認をしております。その中で、このたびはお話いただいた時点では今取っている対策、バスの要件もありますし、今取っておる対策を含めましてそこまでの判断には至らないということでお話を申し上げました。そのようなところでございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 11月14日でしたか、新潟日報のほうで大きく取り上げていただきました。市長は、この記事を御覧になったと思うのですけれども、この辺のことについて申入れとか、そういう保護者の思いとかはご存じでしたでしょうか、その新聞を御覧になった時点で。11月14日です。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今11月14日と言われましたでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
〇市長(田中清善君) 11月14日の新聞記事というのは少し記憶にないのですが、今回の熊事案につきましては市長への便りを頂きまして、保護者の方の不安を除くために帰りのバス、下校時のバスが空いていますので、それを活用して次郎丸、あるいは金屋方面については下校時にバス利用するように措置をしたというところでございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 速やかに対応していただいてよかったなと思っております。昨日の新聞にもその結果が大きく報道されておりました。それで、私疑問に思うのはほかの市、南魚沼市ですけれども、9月の下旬ぐらいから冬季バスを、本来12月から運行する冬季バスを子どもの通学のために、熊からの被害を逃れるために冬季バスを9月から運行したというようなことで、そんな情報も新潟日報のほうに載っていたりしているわけですが、そういうところというのは、気づきがないと言うと言葉が申し訳ないのですけれども、考えなかったのかどうかということを思っているのですが、熊がいっぱい出ていれば徒歩通学路って危ないのだよなと。11月4日、私そちらに、教育委員会に寄った帰り、その通学路を車で通ってみました。そしたら、猿が出てきて道路を塞ぐのです。邪魔だからどいてくれといって降りて猿に言っても、猿は逆に威嚇してくるのです。そんな状況があるのです。熊だけではなくて猿も。例えば小学生が1人や2人で歩いていると本当に危険だと思うのです。怖いと思うのです。そういう状況もあるので、帰りだけでも乗せてもらうというのは非常にありがたいなと思いますけれども、行きも何とか対応できないのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 通学バスというのは、先ほど出だしのときに規則があるというお話しされていました。従来から3キロというようなルールがありまして、それはあくまでも距離の話。今言われているように社会環境というか、自然環境といいますか、通学の環境が大きく変わってきていると。従来ただ距離で、疲れるからどうのこうのというのではなくて、危険が伴うような状況が生まれてきている。これは十分考慮しながら、通学環境をバスあるいはほかの安全な手段、方法に改めていく、これは必要なことだなと思っておりまして、今の提案を踏まえながら、しっかりと新学期、1月末になりますけれども、そちらのほうでの状況で検討させていただければと思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今お答えで新学期から対応させていただくというお話、ありがたいと思いますけれども、まだ今年度通学する日も相当ありますし、さっき申し上げましたように熊だけではなくて猿も本当に威嚇してきますので、できましたら何とか方策を考えて今年度、今年度といいますか、12月から対応していただきたいなと思うのですが、無理なのでしょうか、その辺は。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) バスの段取りも、ご存じだと思うのですけれども、にわかにすぐ手配がつく、そういうような状況ではありません。今京ヶ瀬地区も、逆に今までタクシーで送迎していた地区がタクシーが使えなくなりまして、それを今度バス会社にお願いをして切り替える段取りをしている最中なのです。人手不足もありまして、本当に車の手配、非常に難しい面があります。だから、言われる部分はよく分かるのです。ただ、登校は集団登校が今なされております。下校は少数で、時間がそれぞれ学年によって違ったりして、少数で帰る、非常に危険だと。そういうことで今取りあえず、まず帰りだけはしっかりと確保するということで取組をさせていただきました。ですから、段取りがすぐつくのであれば速やかにやりたいとは思いますけれども、現実対応として非常に難しいので、1学期というか、来学期からということでお答えをさせていただきました。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 次郎丸地区から五頭温泉郷線というバスが利用できるのです。それがちょうど朝7時半頃、通学時間の頃に次郎丸を出まして、支所前が三、四分で着くのでしょうか、そんなバスがあるのですけれども、お金を払えばそれは利用は可能になりますでしょうか。通学にその市営バスを利用する。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 普通の公共交通バス、市内の公共交通バスを通学等に利用できる時間帯に走っていますよというお話ですね。その辺の実態も私把握していないものですから、よく担当者のほうから聞いて、しっかりと前向きに対応させていただきます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) ありがとうございます。では、徒歩通学区間ではあるけれども、市営バスの利用も可ということで捉えてよろしいでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) まだその結論には至っておりませんので、決定を急がないで、我々のほうの検討を待っていただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 個人が勝手にその市営バスを使って通学したというのは、校則違反とか何かになるのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 基本的にはなりませんけれども、通学方法については、我々の職場もそうですけれども、通勤は決められた方法で通勤、あるいは通学するというのが原則になっております。そういったことで、自分の家の前を乗せてくれる車があったから乗ってきましたと、そういうわけにはなかなかいかないと考えております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) ぜひとも保護者の不安を軽減するような対応を速やかにやっていただきたいということを要望しておきます。
次に、路線バス、水原―新潟間、これ重要な、阿賀野市にとっては、水原地区にとっては特に重要な公共交通機関だと思っております。不便なJRの補完をしている、そういう観点からも重要なバス便だなと思っております。それで、削減されたものをちょっといろいろ調べてみますと、主に日中の急行バス等が削減されているわけでありますが、答弁を見ますと40分早く行けば、40分待てば利用できるから不便はないだろうというようなご答弁でありますが、実際新潟市の病院に通われている方が昼間、日中利用されている方々もいるのです。絶対数は少ないですけれども、どんどん不便になってくる。私が懸念するのはどんどん不便になってくると、そこを懸念しているわけです。さっき立地適正化の中で公共交通と連携しながら住みやすいまちをつくることを目的とするというような答弁ありましたが、そういう観点からも、これはぜひ阿賀野市としてもこれ以上減便が進まないように取り組んでもらいたいと思うのです。新潟交通では今回の11月21日の減便だけで終わらないよと、3月にもさらに見直しをして、減便あるいは廃止路線も出てくると、そんなコメントが出されています、新潟交通からは。ですから、市長としてもこれは阿賀野市にとってはやっぱり大事な問題なので、ぜひ新潟交通、新潟交通観光ですか、両方ちょっとコンタクトを取って要請をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) この公共交通については、清野議員から前もいろいろと鉄道を含めてご意見をいただいておりまして、その都度意見を交わさせていただいたわけですけれども、ご存じのとおり我々が原因者ではないのです。これバス増やせと言っても、なかなかバス運行事業者からすると運転士、人手不足はある、経営的に収支が合わない、そういうようなことで非常にいろいろな諸般の事情があって、真にやむなく減便、あるいはバス路線の変更、そういったものがなされてきていると理解しております。先般の11月28日の日報に県内企業の経営状況、そういったものが出ていましたよね。その中で新潟交通、新潟市内のバスの減便、やむなく大幅にやらざるを得ないという収支の状況が出ておりました。我々の地域の場合は逆に、収支もありますけれども、運転手不足、人手不足でなかなか我々のニーズ、要望に沿えないというご意見を新潟交通から伺っております。したがいまして、清野議員がおっしゃるように、市民の利便性を高めるために市として、あるいは市長として取り組まないのかというようなご意見でございますが、私も取り組みたいのですけれども、こればかりはなかなか原因者でありませんので、対応が難しい、そういうような状況であることをご理解いただきたいと思います。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 答弁書を見ますと、この路線は赤字路線なのだというようなことが記載されております。ただ、赤字路線は大部分、郊外路線はほとんど新潟交通は赤字であります。これも国の補助対象路線、地域公共交通確保維持事業、幹線バスネットワークなのです。ですから、新潟から新発田、新潟から豊栄駅、新潟から新津駅、新潟から水原まで、これは同じ事業で赤字補填されているのです。だから、これが特別赤字の路線ということではないのです。そういう意味では、堂々とここだけ補助金をもらっているということではなくて、これは重要な路線だから、幹線バスネットワークだから国は金を出しても運行するのだということだと思っております。
それで、これ新潟市の例なのですが、公共交通利用者を増やすために、コロナ対策の交付金を使って8万2,000人の新潟市に通学してくる学生に3,000円のりゅーとポイントをプレゼントしています。阿賀野市から新潟市内に通う高校生や専門学校生、大学生にもプレゼントされています。未来の公共交通を担う利用する人たちを増やすためにそういう施策を展開しております。阿賀野市も交付金事業でいろいろ学校のトイレを重点的に直しておりますが、少しは利用者を増やすための施策も考えていただけないのかなと思いますが、市長、どうですか。交付金まだ少し余裕あるようですけれども、一定程度の条件をつけてもいいのですが、バスの利用が促進されるような、あるいはタクシー事業者に対しても新潟市の場合は1回乗るごとに300円の次回の割引券を交付しているのです。そういう意味で地域の交通会社もある程度は運営できるのかなと思いますけれども、どうでしょうか。バス利用者に対するそういう配慮というのはなされるものかどうか、交付金を使って、これもコロナ対策ですから、新潟市も。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 外出自粛、そういったものの影響で交通事業者が非常に厳しい状況にあるというのは、日本全体認識を共有しているわけであります。特に今、佐渡汽船も含めて新潟県は新潟交通、あるいはタクシー事業者、そういったところが非常に厳しい経営環境になっている。だから、それを支援するために先般も県のほうは佐渡汽船に対して大幅な支援を打ち出した。債務超過を解消するのだと。当然の話ですよね。バス事業者も今大変厳しい状況。だから、支援することはやぶさかではありません。ただ、お金を出せば利用者が増えるかと、ここの部分が他の地域と我々の地域の差だと理解しております。ですから、清野議員は今お金を出しさえすれば利用者が増えるのだという前提でお話をされている。我々としては、この地域はマイカーのほうが利便性が非常に高い。今バスあるいは電車を利用している、特に電車は高校生がほとんどであります。バスについては新潟市の駅前周辺、要するに駐車場の確保が非常に難しい方々、そういった方々が多く利用されております。高齢者の皆さんが新潟市内の病院に行くときに何を利用しているのだというと、確かに何人かは公共交通の新潟バス利用している方がおられますけれども、大半は車等を利用されている。ですから、お金を出せばそうなるのだという部分がまだまだ確実性が我々としても把握しておりません。ですから、交付金であってこれ貴重な税金でございます。あらゆるところに手当てをしないといけない。余っているわけではないので、そういったところもご理解をいただいてご意見、ご提案をいただければと思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 同じ話になりますけれども、新潟市は8万2,000人に対して3,000ポイント、3,000円相当のバス利用を促進させるための施策を展開しました。だから、阿賀野市でも少しはその辺、もちろんそれが全部そのままバス利用につながるかどうかは分かりません。しかし、動機づけにはなるのではないかと思います。そういう観点からその辺を少し考えていただければなと思っております。いかがでしょうか。駄目なのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 何度も繰り返しになりますけれども、本当に成果、効果、そういった部分が確実に上がるという部分が我々としても認識できれば精いっぱい取組をさせていただきたい。ただ、今例えば300人利用していますよ、それを使ったことによって350人になりましたよと、これではあまりにも成果、効果としては低過ぎる。300が600に変わりました、あるいは900になりました、新潟交通としても赤字路線が黒字路線に転換しましたと。あるいは、新潟交通が市の支援を本当にありがたく思いましたというような形になるのであれば、我々としても精いっぱい応援、あるいはそういった取組をさせていただければと思いますけれども、私自身は今の段階、その確信がございませんので、しっかりと注視しながら、今後も検討しながら、清野議員の考え方にどう応えられるか考えてまいりたいと思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 今市長の非常に消極的な答弁をいただいたわけでありますが、やっぱり試してみなければ結果がどれぐらいあるのか、効果があるのかどうか分からないと思うのです。だから、まず多少はトライをしていただきたいなと、そんな気持ちは強くあります。
次に、バス事業者、運行事業者の行政処分についてでありますが、7項目違反があったということであります。その中で運行記録が適切になされていなかった。運行記録が適切になされていなかったということは、適当に書いていたのか、あるいは書かなかったのか、どういうことなのか分かりませんが、これって市のほうで委託料を払うときに実績報告とか履行確認とか、その辺の確認手続の中にこういうものは入らないのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 長谷川学校教育課長。
〇学校教育課長(長谷川政喜君) まず、通学バスのお話をさせていただきます。通学バスは、私ども通学バスを運行する経路ごとにその仕様を定め契約をしているわけですが、私どもの契約上は私どものお願いした経路を仕様書どおりに運行していただくと、それが私どもの確認事項になります。それが契約書どおり、仕様書どおりに履行されることを確認して支払いになるということになりますので、私どもの確認内容としては、契約上はその範囲かなというふうに考えています。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 市営バスは問題なかったのでしょうか、その辺。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 市営バスにつきましては、学校教育課から10月30日、違反があったと、行政処分が下されるという連絡を受けました。翌日、11月1日に直ちにその業者を呼びまして、そういったような貸切り業務に違反のあったような事実が私どもが市営バスを運行委託している部分でなかったのか確認をさせていただきまして、その部分は毎月毎月それはやっておるのですけれども、さらに今回そういう事態があったので、念のため11月1日に聞き取り調査をさせていただいて、そういった違反事実はなかったということでございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) そのほかの違反としまして3か月点検が実施されていないものがあったという事項もありますが、市の委託契約の仕様書には点検結果を市に提出するというような記載があるのですが、その辺はどのような対応になっていたでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 市営バスにつきましては、3か月ごとに法定点検義務がございますので、それについてもきちんと確認をさせていただいております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) それでは、今回処分の該当したこの3か月点検の車両には該当しないということですか。
〇議長(市川英敏君) 菅原総務部長。
〇総務部長(菅原博徳君) 私どもが、市営バスの運行につきましては、先ほどの答弁にもございましたとおり、自家用有償運送をまずやっているわけです。それは、白色のナンバーの車両を使って市営バスを運行しておるものですから、貸切り業務に使うバスとは全然違うものでございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) では、スクールバスのほうは3か月点検は問題なかったのでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 長谷川学校教育課長。
〇学校教育課長(長谷川政喜君) 3か月点検の確認はしておりません。
失礼いたしました。私どもの運行委託しているバスについてということでございますでしょうか。失礼いたしました。改めて回答いたします。このたび処分に当たった処分内容は、7両につきまして延べ295日ということでありますが、スクールバスの委託に関わるものはそのうち6両、その6両が通学バスに使用されておりました。そういう状況でございます。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) では、3か月点検の漏れがあったものもあるかもしれないということですか、そこには。
〇議長(市川英敏君) 長谷川学校教育課長。
〇学校教育課長(長谷川政喜君) その6両の個別の違反内容につきましては把握してございませんが、何かしらの違反行為がありまして、私ども通学バスで使用しているものが処分対象になったということであろうかと思います。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) なかなか言いにくいことなのですが、そもそもこの道路運送法とか道路運送車両法というのはこういう貸切バス事業の基本になる法令なのです。そういう基本になる法令に違反しているという事業者というのはどんなこと考えているのですかね。これは、また特におとがめなしで、私はおとがめしろということではないのですよ。おとがめなしでまた来年度の契約の予定候補になるかもしれないのですね。私は、そもそも本来この業をしている人が一番基本的に守らなければ駄目な、その業の基本になる道路運送法とか道路運送車両法に違反することはどういうことなのかなと、そんな気がしましたので、今回質問させてもらったのですけれども、この後また契約するなとかそんなことも言えませんけれども、これから考えられることだと思うのですが、非常にここら辺りがどうなのかなと、業者の姿勢として。そんな思いがありましたので、質問させてもらいました。
次に、不登校でありますが、全国的には物すごく増えています。いろんな要因があるのです。単純に不登校といっても、その要因としていじめもあれば、学業不振もあれば、家庭環境もあれば、発達障がいもあれば、こういう個々の不登校の生徒たちにどのように対応するのか、そこら辺りが非常にやっぱり教育する側も面倒だと思うのです。面倒だと思うのですが、それでもなおそういう人たちに取り組んでもらいたい。今全国にはひきこもりが100万人以上います。ひきこもりにそのままつながる、移行する者もいるのではないかなと、そういうところが非常に心配なわけでありまして、ぜひとも、労力はかかるけれども、一人一人の原因、そこら辺りを突き止めていただいて、何とか対応できないものなのかなということでちょっとお聞かせ願いたいのですが。
〇議長(市川英敏君) 神田教育長。
〇教育長(神田武司君) お答えします。
焦点づけてお話しできるかどうかちょっと自信がないのですが、考えていることをお話をします。議員おっしゃるとおり、不登校になった原因は様々あり、複合的に発生する。本は右にあるのだけれども、本来は何十年も前から育てられた家庭にある。現象的には今起きたそれだと思いがちですが、そういう場合もあるというふうなことで、非常に原因を探っても、その子の育ちには、何にも役に立たないというわけにいきませんが、これからどうその子を育てていくかに主眼を置かなければいけない。おっしゃるとおりでございます。2つ例を挙げます。阿賀野市不登校未然防止対策会議におけるS小学校の取組、温かな人間関係づくりの活動を教育活動に取り入れて温かい人間関係を学校でつくっていると。初期対応について、家庭訪問を小まめに行う、保護者との面談を小まめに行う、不登校の背景を明らかにし、早期に解消する等々。市が運営している不登校の児童生徒が学ぶ場所としての白鳥ルーム、白鳥ルームになかなか足の向かない子どもについて、担任もしくは学校に様子を尋ねてみたところ、方策としては家庭訪問をして会話をする、週に1度は会話をする、担任が。それから、金曜日に放課後登校をすることにしている。そのときに宿題をやったりとか教えたりとかというふうなこと。それから、担任が週に2回家庭訪問をして、担任がプリントを届ける。その子は、プリントにとっても熱心に取り組んでいる。体調不良で休みがちな子、校外学習には参加する子、やはりこの子についても家庭訪問で様子を観察しているというふうなことで、その子その子に合った学習の場をご家庭の皆さんと一緒に探し出してやっぱり学校との縁を切らない、家庭訪問をする、そういうことかなと思って、先生方の努力に感謝しているところであります。
まとめです。不登校児童生徒への支援の在り方について、学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指していくことが大事だという通知文が出ており、まさに今阿賀野市で先生方苦労していらっしゃることはこのことなのだなと思っているところであります。
長くなりました。すみませんでした。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 発達障がいの人、いろいろ皆さん、先生方大変な思いをされて努力されていると思いますが、まずやっぱり発達障がいとかの場合だと普通の学力不振とはまた対応が違ってくると思うのです。その辺しっかり見極めを行った上で、将来的なひきこもりにつながらないような福祉部門との連携ってできないのかなと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(市川英敏君) 神田教育長。
〇教育長(神田武司君) やはり連携、生まれたときから就職するまでどうその子どもを育てていくかというふうなことに関係するのかなと思っておりますが、これは健康推進課の方がよくご存じですが、その子の成長記録、虹色ファイルというものを本年度から作成し、補足説明後でお願いします。その子の記録を保護者が保管し、保護者が記録していくわけなのですけれども、やっぱり必要なときは学校と共有する、小学校、中学校、高校というふうな、そういうものがあります。
それから、小中はその子の発達特性というふうな文書で引継ぎをして、中学校からどう進むかというふうなので使用をして、やっぱり特別支援教育的な視野を持って指導をすることも大切だと思っています。
〇議長(市川英敏君) 菅井健康推進課長。
〇健康推進課長(菅井真由美君) 子育て支援ファイルを虹色ファイルという名前をつけて配布しているのですけれども、健康推進課のほうではその支援ファイルを作成するために学校教育課のほうからもご協力いただいたり、社会福祉課のほうからもご協力いただきましてファイルを作成いたしまして、今年度、説明会は昨年度からやっておりましたが、支援ファイルを配布させていただいて、活用していただいています。
あともう一点、ひきこもりについてですけれども、健康推進課のこども若者相談支援係のほうでひきこもりの実態調査ということで、15歳から64歳までの方でどれぐらいの数がいらっしゃるのかというのを平成30年度と令和元年度、2回調査をいたしました。今のところ把握している数は188人ということで、まだまだ把握は今後もやっていかなければいけないと思っておりますけれども、啓発活動も大事と思いまして、今年の9月にひきこもりの相談、ひきこもりのことを専門にやっている先生から、講師に招きまして、一般市民の方対象でひきこもりを考える講演会というのを開催いたしました。今後も続けていきたいと思っております。
〇議長(市川英敏君) 8番、清野栄一さん。
〇8番(清野栄一君) 立地適正化計画に関してなのですが、立地適正化計画は都市全体をコンパクトに見直して、都市機能とか居住機能をそれぞれ線引きして新たなまちをつくっていくということになると思うのですが、参考までに過去3年間の旧4市町村別の新築着工件数、それから市外から来られた方の件数、分かりましたら教えていただきたいなと思います。
〇議長(市川英敏君) 阿部産業建設部長。
〇産業建設部長(阿部一栄君) 過去3年ということなのですが、今年度の11月末現在までの累計ということで申し上げ……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇産業建設部長(阿部一栄君) 29年度から今年の11月までになります。全体で着工件数が、これはあくまで建築確認申請の数字ということでご了解いただきたいのですが、497建築、そのうち外から来られたのが110、市内が387ということでございます。
〇散会の宣告
〇議長(市川英敏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれで散会します。
なお、来週7日午前10時から本日に引き続き一般質問を行います。
ご協力ありがとうございました。
散 会 (午後 3時21分)