令和2年第3回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)

                        令和2年6月5日(金)午前10時00分開会

日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 諸般の報告                                  
日程第 4 一般行政報告                                 
日程第 5 選挙第 2号 阿賀野市選挙管理委員並びに補充員の選挙             
日程第 6 諮問第 3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(小野 敏氏) 
日程第 7 議案第41号 専決処分の承認について(専第7号 令和2年度阿賀野市一般会計補正
             予算(第2号))                         
日程第 8 議案第42号 専決処分の承認について(専第8号 令和2年度阿賀野市国民健康保険
             特別会計補正予算(第1号))                   
日程第 9 議案第43号 専決処分の承認について(専第9号 令和2年度阿賀野市介護保険特別
             会計補正予算(第1号))                     
日程第10 議案第44号 専決処分の承認について(専第10号 阿賀野市介護保険条例の一部改
             正について)                          
日程第11 議案第45号 専決処分の承認について(専第11号 阿賀野市後期高齢者医療に関す
             る条例の一部改正について)                   
日程第12 議案第46号 専決処分の承認について(専第12号 阿賀野市税条例の一部改正につ
             いて)                             
日程第13 議案第47号 専決処分の承認について(専第14号 令和2年度阿賀野市一般会計補
             正予算(第3号))                        
日程第14 議案第48号 専決処分の承認について(専第15号 阿賀野市奨学貸付基金条例の一
             部改正について)                        
日程第15 議案第49号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第4号)          
日程第16 議案第50号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第2号)      
日程第17 議案第51号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第1号)       
日程第18 議案第52号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について      
日程第19 議案第53号 阿賀野市視聴覚ライブラリー条例の廃止について          
日程第20 議案第54号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について             
日程第21 議案第55号 阿賀野市農業活性化センター条例の廃止について          
日程第22 議案第56号 工事請負契約の締結について(堀越小学校長寿命化改良建築工事)  
日程第23 議案第57号 市道路線の廃止について                     
      議案第58号 市道路線の変更について                     
      議案第59号 市道路線の認定について                     
日程第24 議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市道の駅「(仮称)
             あがの」)                            
日程第25 議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について(公共下水道施設
             (滝沢地内))                          
日程第26 議案第62号 財産の取得について(水槽付消防ポンプ自動車(水U型))      
日程第27 報告第 4号 令和元年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告について      
日程第28 報告第 6号 令和元年度阿賀野市病院事業会計建設改良費繰越報告について    
日程第29 報告第 5号 専決処分の報告について(専第13号 損害賠償の額の決定及び和解に
             ついて)                            
日程第30 一般質問                                   

出席議員(20名)
   1番   百  都  順  也  君      2番   大  滝     勝  君
   3番   松  崎  良  継  君      4番   清  野  栄  一  君
   5番   天  野  美 三 男  君      6番   近  山     修  君
   7番   市  川  英  敏  君      8番   山  賀  清  一  君
   9番   村  上  清  彦  君     10番   江  口  卓  王  君
  11番   稲  毛     明  君     12番   宮  脇  雅  夫  君
  13番   倉  島  良  司  君     14番   石  川  恒  夫  君
  15番   高  橋  幸  信  君     16番   山  口  功  位  君
  17番   遠  藤  智  子  君     18番   浅  間  信  一  君
  19番   山  崎  正  春  君     20番   風  間  輝  榮  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    田   中   清   善   君

       総 務 部 長    菅   原   博   徳   君
       ( 総 務課長)

       民 生 部 長    米   山   和   朗   君

       産 業 建設部長    阿   部   一   栄   君
       ( 建 設課長)

       市 長 政 策 ・    苅   部   一   雄   君
       市 民 協働課長

       危 機 管理課長    鈴   木   昇   二   君
       企 画 財政課長    大   橋   晋   一   君
       管 財 課 長    渡   辺   一   雄   君
       税 務 課 長    山   ア       勲   君
       市 民 生活課長    宮   嶋   正   憲   君
       健 康 推進課長    菅   井   真 由 美   君
       社 会 福祉課長    山   ア   善   哉   君
       高 齢 福祉課長    宮   尾       敦   君
       生 涯 学習課長    羽   田   正   佳   君
       農 林 課 長    田   邉       徹   君
       商 工 観光課長    相   馬   繁   行   君
       上 下 水道局長    鈴   木       智   君
       教  育  長    神   田   武   司   君
       学 校 教育課長    長 谷 川   政   喜   君
       監 査 委 員    石   山   恵   美   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    肥   田   浩   明   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    五 十 嵐   久 美 恵
       主     任    井   上   由   美
       主     任    網   干   水   季

               開 会 (午前10時00分)
    開会の宣告
議長(風間輝榮君) おはようございます。皆様には、ご参集いただき、ありがとうございます。
  本定例会につきましては、円滑に進行できますよう、議員各位のご協力をお願い申し上げます。
  定刻になりました。
  ただいまの出席議員数は20名です。定足数に達しておりますので、これより令和2年第3回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
  また、新潟日報さん、あがの新報さんから写真撮影の申出がありましたので、今会期を通じ撮影を許可いたしました。
                                            
    開議の宣告
議長(風間輝榮君) これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(風間輝榮君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番、山口功位さん、17番、遠藤智子さん、18番、浅間信一さん、以上3名を指名します。
                                            
    会期の決定
議長(風間輝榮君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  お諮りします。本定例会の会期は、本日6月5日から6月17日までの13日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本定例会の会期は6月5日から6月17日までの13日間に決定いたしました。
                                            
    諸般の報告
議長(風間輝榮君) 日程第3、諸般の報告を行います。
  4月27日から昨日までの主な会議、行事等の状況につきましては、お手元に配付しております会議・行事等の開催状況報告のとおりです。なお、この間の議員派遣はございませんでした。
  本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長はじめ21名であります。
  本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から諮問1件、議案22件、報告3件、議会からは、選挙1件、請願1件、委員長報告3件、申出関係4件及び議員派遣についてです。
  受理いたしました請願は、お手元の請願文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託しましたので、報告いたします。
  去る5月25日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付いたしております会期日程により運営することといたしました。
  以上で諸般の報告を終わります。
                                            
    一般行政報告
議長(風間輝榮君) 日程第4、田中市長から一般行政報告を求めます。
  田中市長。
               〔市長 田中清善君登壇〕
市長(田中清善君) 本日、令和2年第3回阿賀野市議会定例会の開催にあたり、議員各位のご健勝をお喜び申し上げます。
  また、日頃より市政発展のためにご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。
  本定例会は、4月に当選されました百都議員、大滝議員、松崎議員にとりまして、また、私にとりましても選挙後初の定例会となります。どうかよろしくお願いいたします。
  さて、このたびの新型コロナウイルスの感染拡大は、市民生活や経済及び教育などの面において、大きな影響が生じておりますが、先月14日に本県を含む一部地域で緊急事態宣言が解除となり、25日には全国で解除され、従来の日常生活を取り戻す動きが少しずつ表れてまいりました。
  当市におきましても、何としてもこの難局を乗り越え、一日も早く日常を取り戻してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
  それでは、3月定例会以降の行政執行について報告をさせていただきます。
  はじめに、新型コロナウイルスに関わる一連の取り組みについて申し上げます。
  まず、感染防止と情報発信についてでありますが、公共施設等への消毒薬の設置や福祉施設等職員へのマスクの配布をはじめ、感染防止対策のチラシの全戸配布、広報紙、ホームページ、ポスター掲示等を行い、感染拡大防止と啓発に努めたところであります。
  次に、イベントや公共施設利用の休止につきましては、市民への感染防止を図る観点から、例年、市内外から多くの方にお越しいただく桜まつり、五頭連峰山開き、瓢湖あやめまつり、瓦ロードフェスティバル、ふるさとだしの風まつり、水原まつり、敬老会などのイベントを中止する一方で、20歳を祝う成人式につきましては、延期とさせていただきました。
  また、公共施設においては、3月3日から6月2日までの長期にわたり、段階的に休止の措置をとり、現在においても、一部の施設では、利用者を市内限定とするほか、利用時間の短縮、咳エチケットやこまめな換気、3つの密を避けるなど新しい生活様式の徹底を利用者にお願いするなど、予防策を継続しているところであります。
  このような状況の中、緊急経済対策としてすぐに取り組まなければならない対策を今実施しております。雇用の維持、そして事業者における事業の継続、また生活者への支援という観点から、事業継続に困っている中小・小規模事業者への相談窓口の設置、資金繰り対策、市税等の減免・猶予、ひとり親世帯への現金給付、宿泊・旅館業、障がい者や学生の皆様方への就学支援及び教育環境の整備など、市独自の緊急経済対策を講じているところであります。
  また、教育におきましては、子どもたちにとって安全・安心を最優先として、幼稚園、小中学校においては、卒園式・卒業式、入園式・入学式の縮小開催や小中学校の授業短縮、臨時休業など、最善の方法を探りながら対応してまいりました。
  特に、小中学校におきましては、5月18日より教育活動を再開し、ようやく元気に登校する子どもたちの姿が見られ、私にとっても何より喜ばしいことと思っております。
  今後、学習スケジュールのもと、長期休業によって生じた学習の遅れを取り戻し、子どもたちの学習意欲の向上や心のケアについても細心の注意を払いながら、対応してまいります。
  次に、特別定額給付金についてでありますが、オンラインによる申請受付を5月1日、郵送による申請受付を5月11日からそれぞれ開始いたしましたが、報道発表でご承知のとおり、特別定額給付金の口座振り込みができない事案が発生いたしました。
  原因につきましては、金融機関に送付する口座振込用のデータを作成する際、口座番号の処理を誤ったことによるものであり、早急にプログラムを修正の上、チェック体制を強化し、再発防止に努めたところであります。
  このようなことにより、市民の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、改めておわび申し上げます。
  なお、6月1日現在の受付・給付状況については、対象となる1万4,553世帯のうち、1万3,567世帯93.2%の申請を受付、1万3,480世帯92.6%への給付を完了しております。
  申請期限は6月10日までとなっていることから、希望される方が漏れなく受け取れるよう努めてまいります。
  また、先月25日、全国で緊急事態宣言が解除されたことに伴い、政府におきましては、感染の状況を確認しつつ、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げていくことといたしました。
  当市においては、これを歓迎しながらも、緩みがちな気持ちを今一度引き締め、新型コロナウイルスの一日も早い収束に向け、感染防止策の徹底、継続を図るとともに、これから感染が拡大することが予想される第2波にしっかりと対応してまいりたいと考えております。
  次に、遭難事故について申し上げます。
  5月9日、家族と山菜取りに阿賀町の山に入った安田地区の男性が行方不明となり、翌日から本市の消防団員、市職員並びに消防本部職員を派遣し、3日間にわたり、捜索活動を行いました。
  現場は非常に山深いところであり、捜索は難航を極め、ヘリコプターによる上空捜索を7回、出動人員延べ114人を数えましたが、残念ながら発見に至らず、阿賀町の規定によりまして捜索を終了したところであります。
  ご家族のお気持ちを思うと、察するに余りあるものがありますが、一刻も早い発見を願っているところであります。
  次に、観光振興について申し上げます。
  先月下旬、新潟県が実施しております第8回新潟県観光地満足度調査の結果が発表され、県内の観光地・温泉地の中で五頭温泉郷が総合満足度で第1位に返り咲きました。
  コロナウイルス感染症に伴う経済対策として、宿泊キャンペーン事業に取り組んでいるところでもあり、このたびの栄誉を追い風に、今まで以上に五頭温泉郷の魅力を発信し、観光振興につなげてまいります。
  最後に、事業の執行状況について申し上げます。
  市の公共工事の発注状況については、前年度から繰越した道路消雪施設整備事業の消雪削井工事などを早期に契約したため、5月末現在において、予算額約43億円に対し、発注率は約14%になっております。
  そのほかの事業の執行率については、住宅リフォーム補助事業が約3割、地場産瓦利用普及支援事業が約2割、虹の架け橋住宅取得支援事業が約4割となっております。
  今後も、市内の経済状況等を的確に把握しながら、商工業の下支えに努めてまいります。
  以上、令和2年第3回議会定例会における一般行政報告とさせていただきます。
  結びに、このたびの議会定例会において提出いたしました全議案に対し、慎重ご審議を賜り、その趣旨とするところを十分ご理解いただき、満場の賛同によりご承認を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
  なお、2月28日以降の会議・行事等の主な出席につきましては、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほどご確認くださいますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) 以上で一般行政報告を終わります。
                                            
    選挙第2号 阿賀野市選挙管理委員並びに補充員の選挙
議長(風間輝榮君) 日程第5、選挙第2号 阿賀野市選挙管理委員並びに補充員の選挙を行います。
  任期満了に伴い、地方自治法第182条第1項及び同条第2項の規定による選挙を行います。
  お諮りします。選挙管理委員並びに補充員とも選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。
  お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議長から指名することに決定しました。
  選挙管理委員には、小林壽英さん、丸山一男さん、八木美代子さん、豊岡時彦さん、以上の方を指名します。
  お諮りします。ただいま議長が指名した方を阿賀野市選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、ただいま指名しました小林壽英さん、丸山一男さん、八木美代子さん、豊岡時彦さんが阿賀野市選挙管理委員に当選されました。
  次に、選挙管理委員補充員に次の方を指名します。第1順位、橋公衛さん、第2順位、佐久間榮一さん、第3順位、坂詰武さん、第4順位、齋藤正弘さん、以上の方を指名します。
  お諮りします。ただいま議長が指名した方を阿賀野市選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、ただいま指名しました第1順位、橋公衛さん、第2順位、佐久間榮一さん、第3順位、坂詰武さん、第4順位、齋藤正弘さんが阿賀野市選挙管理委員補充員に当選されました。
                                            
    諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(小野 敏
           氏)

議長(風間輝榮君) 日程第6、諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、人権擁護委員の任期満了に伴い、現在委嘱されている小野敏氏を再任することとし、法務大臣に推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。
  小野氏は、新潟県公立学校教諭として勤務し、平成18年3月に退職され、その後当市の不登校児童生徒適応指導教室白鳥ルームの指導員として勤務いただきました。平成23年10月に人権擁護委員に就任し、平成25年度からは、新津人権擁護委員協議会阿賀野部会の部会長として、また平成27年から令和5年5月までの4年間、新津人権擁護委員協議会の会長として活躍されておりました。このようなことから、小野氏が人権擁護委員に適任と考え、法務大臣に推薦したいので、よろしくお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  お諮りします。本件は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定しました。
  これから諮問第3号を採決します。
  お諮りします。小野敏さんを人権擁護委員として適任とすることにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、諮問第3号は小野敏さんを適任とすることに決定しました。
                                            
    議案第41号 専決処分の承認について(専第7号 令和2年度阿賀野市一般
            会計補正予算(第2号))

議長(風間輝榮君) 日程第7、議案第41号 専決処分の承認について 専第7号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第41号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、4月30日に専決処分した補正予算について、議会の承認を求めるものであります。
  令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第2号として、歳入歳出それぞれ42億5,832万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ256億3,779万1,000円としたものであります。
  補正の内容としましては、国の補正予算成立後、速やかに新型コロナウイルス感染症関連の給付金を給付するため計上したものであります。
  歳入につきましては、特別定額給付金給付事業費補助金41億7,020万円、特別定額給付金給付事務費補助金3,700万円及び子育て世帯臨時特別給付金支給事業費補助金4,922万円、子育て世帯臨時特別給付金支給事務費補助金190万1,000円を計上いたしました。
  歳出につきましては、特別定額給付金41億7,020万円、子育て世帯臨時特別給付金4,922万円のほか、所要の事務費を計上いたしました。
  今回の補正は、緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第41号を採決します。
  お諮りします。議案第41号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第41号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第42号 専決処分の承認について(専第8号 令和2年度阿賀野市国民
            健康保険特別会計補正予算(第1号))

議長(風間輝榮君) 日程第8、議案第42号 専決処分の承認について 専第8号 令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算第1号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第42号 専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
  本件は、4月30日に専決処分した補正予算について、議会の承認を求めるものであります。
  令和2年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算第1号として、歳入歳出それぞれ200万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ40億8,203万円としたものであります。
  補正の内容としましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者等に関わる国民健康保険税の減免を速やかに行うため計上したものであります。
  歳入につきましては、国の財政支援として、国庫補助金特別調整交付金200万円を計上いたしました。
  歳出につきましては、令和2年2月分及び3月分に関わる国民健康保険税の還付金200万円を計上いたしました。
  今回の補正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第42号を採決します。
  お諮りします。議案第42号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第42号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第43号 専決処分の承認について(専第9号 令和2年度阿賀野市介護
            保険特別会計補正予算(第1号))

議長(風間輝榮君) 日程第9、議案第43号 専決処分の承認について 専第9号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第1号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第43号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、4月30日に専決処分した補正予算について、議会の承認を求めるものであります。
  令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第1号として、歳入歳出それぞれ170万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ50億5,704万8,000円としたものであります。
  補正の内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者等に関わる介護保険料の減免を速やかに行うため、計上したものであります。
  歳入につきましては、国の財政支援として、国庫補助金、特別調整交付金170万円を計上いたしました。
  歳出につきましては、令和2年2月分及び3月分に関わる介護保険料の還付金170万円を計上いたしました。
  今回の補正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第43号を採決します。
  お諮りします。議案第43号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第43号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第44号 専決処分の承認について(専第10号 阿賀野市介護保険条例
            の一部改正について)

議長(風間輝榮君) 日程第10、議案第44号 専決処分の承認について 専第10号 阿賀野市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第44号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、4月30日に専決処分した介護保険条例の一部改正について、議会の承認を求めるものであります。
  国の新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策として、当該感染症の影響で収入が減少した被保険者に対し、令和2年2月分の介護保険料から減免の対象とする方針が出されたことから、当市においても同様の取扱いとするため、改正したものであります。
  主な改正内容としましては、附則に新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少が見込まれる場合等における保険料の減免規定を加えたものであります。
  今回の改正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第44号を採決します。
  お諮りします。議案第44号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第44号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第45号 専決処分の承認について(専第11号 阿賀野市後期高齢者医
            療に関する条例の一部改正について)

議長(風間輝榮君) 日程第11、議案第45号 専決処分の承認について 専第11号 阿賀野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第45号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、4月30日に専決処分した後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、議会の承認を求めるものであります。
  新潟県後期高齢者医療広域連合において、被保険者に対し、傷病手当金を支給できるよう、広域連合条例の一部改正を専決処分したことに伴い、当市条例に定める市町村が行う事務として、当該傷病手当金の支給に関わる申請書の受付が行えるように改正したものであります。
  今回の改正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分としたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第45号を採決します。
  お諮りします。議案第45号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第45号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第46号 専決処分の承認について(専第12号 阿賀野市税条例の一部
            改正について)

議長(風間輝榮君) 日程第12、議案第46号 専決処分の承認について 専第12号 阿賀野市税条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第46号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、4月30日に専決処分した阿賀野市税条例の一部改正について、議会の承認を求めるものであります。
  国の新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策として、当該感染症の影響で収入が減少した納税者に対し、国税等の徴収猶予等の特例を定める方針が出されたことから、当市においても市税等に関し、同様の取扱いとするため、改正したものであります。
  今回の改正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第46号を採決します。
  お諮りします。議案第46号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第46号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第47号 専決処分の承認について(専第14号 令和2年度阿賀野市一
            般会計補正予算(第3号))

議長(風間輝榮君) 日程第13、議案第47号 専決処分の承認について 専第14号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第3号についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第47号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、5月22日に専決処分した補正予算について、議会の承認を求めるものであります。
  令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第3号として、歳入歳出それぞれ7,753万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ257億1,532万4,000円としたものであります。
  補正の内容としましては、新型コロナウイルス感染症対策第2弾として、阿賀野市独自の事業を速やかに実施するため計上したものであります。
  歳出につきましては、独り親家庭等の支援として、児童扶養手当受給世帯を対象としたひとり親家庭等臨時特別給付金1,750万円、新しい生活様式に向けた取組を行っている飲食店、旅館等の支援のため飲食店応援事業補助金3,000万円及び宿泊キャンペーン事業補助金2,000万円を計上したほか、学生の就学継続を支援するために奨学貸付基金繰出金1,000万円を計上いたしました。
  歳入につきましては、財政調整基金繰入金を計上いたしました。
  今回の補正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで討論を終わります。
  これから議案第47号を採決します。
  お諮りします。議案第47号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第47号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第48号 専決処分の承認について(専第15号 阿賀野市奨学貸付基金
            条例の一部改正について)

議長(風間輝榮君) 日程第14、議案第48号 専決処分の承認について 専第15号 阿賀野市奨学貸付基金条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第48号 専決処分の承認について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、5月23日に専決処分した阿賀野市奨学貸付基金条例の一部改正について、議会の承認を求めるものであります。
  新型コロナウイルス感染症の影響により、支援が必要になった学生及び阿賀野市奨学貸付金制度を利用している学生を対象に、奨学金の追加募集及び追加貸付けを行うこととするため、改正をしたものであります。
  今回の改正は緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第48号を採決します。
  お諮りします。議案第48号は承認することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第48号は承認することに決定しました。
                                            
    議案第49号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算(第4号)
議長(風間輝榮君) 日程第15、議案第49号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第4号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第49号 令和2年度阿賀野市一般会計補正予算第4号について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、補正予算第4号として、歳入歳出それぞれ7,180万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ257億8,712万7,000円とするものであります。
  補正の主な内容としましては、県事業の採択などに伴う事業費の計上や新型コロナウイルス感染症対策として必要な経費を計上するものであります。
  歳入の主なものとしましては、生活困窮者自立相談支援事業費等補助金244万3,000円、低所得者介護保険料軽減負担金の国費953万7,000円、県費476万8,000円の増額を計上するほか、農林水産業総合振興事業費補助金594万6,000円、経営体発展総合支援事業費補助金283万2,000円を計上いたしました。
  歳出の主なものとしましては、休業等に伴う収入減により、住居を失うおそれが生じている市民に支給する住宅手当扶助費325万8,000円、低所得者介護保険料軽減の財源として、介護保険特別会計繰出金1,907万5,000円の増額を計上するほか、農業法人等が農業機械を購入するため、多様な米づくり推進総合支援事業補助金594万6,000円、農地中間管理事業活用型経営発展支援事業補助金283万2,000円を計上いたしました。また、新型コロナウイルス感染症対策としまして、非接触型体温計の購入費12万7,000円、不測の事態に迅速に対応する必要があるため、予備費5,000万円の増額を計上いたしました。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  13番、倉島良司さん。
13番(倉島良司君) 若干お尋ね申し上げますが、ただいま多様な米づくり推進総合支援事業費として、600万円ほど上がっているのですけれども、そのすぐ下にも似たような項目もありますが、これについてもうちょっと詳しく説明していただければありがたいのですが。
議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
農林課長(田邉 徹君) お答えいたします。
  まず、多様な米づくり推進総合支援事業のほうでございますけれども、農業法人が例えばコシヒカリに偏っている作付を業務用米等多様な米のほうにシフトする、そういったときに使う農業機械の購入費補助金でございます。また、農地中間管理事業活用型につきましては、人・農地プランの中心経営体として位置づけられている経営体が農地中間管理事業によりまして面積を拡大する、具体的に申し上げれば、目標年までに10ヘクタール拡大する場合の農業機械の補助金でございます。
議長(風間輝榮君) 13番、倉島良司さん。
13番(倉島良司君) そうすると、何台ぐらい機械必要で、何馬力程度の機械を導入予定というのは、既に決まっていることなのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
農林課長(田邉 徹君) 大変失礼しました。機械の内容でございますけれども、事業内容です。
  多様な米づくりのほうにつきましては、田植機8条植え、密苗仕様でございます。プラス直播装置を備え付けます。それからコンバインにつきましては、収量センサーつきで4条刈りでございます。
  一方、農地中間管理型のほうにつきましては、乾燥機75石、2台でございます。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
  14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) 1点お尋ねをさせていただきます。
  内容的には、細部については申し上げません。今までの要は専決処分のそのほとんどが今回の新型コロナウイルス関連対応のための補正予算であり、条例改正であるわけでありますけれども、今回の補正予算の中で、予備費5,000万の増額計上であります。それで、今回の感染症対応の中で税務課長大変ご苦労なされたというか、31年の税務申告もようやく終わったのかな、それをもって令和2年のそれぞれの住民税であり、法人住民税であり、市税、大事な自主財源、しかしこんな状況の中で恐らく相当の収入未済、財源の税の減額補正なんてあり得ないと思うのだけれども、最終的には、収入未済で処理せざるを得ない部分も出てくるのかなと、決算期においては。そういうただ現状の中で、これからどう対応、感染症がどう推移するかによって、緊急的なまた財政負担が出てくるだろうと、そういうことで5,000万の予備費の増額計上であります。大いに結構かなと。ただ、私ども阿賀野市のように地方、まさに脆弱な税、自主財源に乏しい自治体として、国からの交付金含めて、最大限の財政手当てをしっかり取っていただかないと、財源的には限度がありますので、それをしっかりやっていただきたいわけであります。新聞報道等を見ますと、全国の知事会、新たに2兆円ほどの地方への財政手当てというふうな要望も出ておりますけれども、市長は市長として全国の市長会等で、全国の知事会等も連動しながら、国への最大限の財政手当て、特にこういう脆弱な財政基盤の自治体に対しての適切な財政手当てをしていただけなければ、同じことを申し上げますけれども、財源的に限度ある私どもの市として対応がややもすれば後手に回る可能性もありますので、その辺の基本的なお考え、今後の見通し含めてお尋ねをさせていただきます。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今回のコロナウイルスにつきましては、この先の見通しというのはまだ明確には立っておりません。いつまた何どき河川の氾濫あるいは地震、そういった災害が起きるとも分かりません。そういったことを含めまして、今回は迅速に対応できるように、5,000万円を予備費として計上させていただきました。そういった財源の部分は、やはり今議員がおっしゃるとおり、我々の地方自治体、ほとんどが国の財源に依拠しているというような状況でございますので、しっかりとまた地方交付税なりの手当てを国のほうにお願いをさせていただく、そういうような方針で今おります。そういった部分が認められない、そういうような状況がありますと、我々が今考えているような事業執行、なかなかできなくなってまいります。税収も今のところ減免あるいは猶予、そういった部分の申請等は少ない状況ではございますけれども、今後またどのような状況になっていくか分かりませんので、しっかりと財源の確保、それに向けて取組をさせていただく、そういうような考えでございます。
議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) その点について、強くお願いをさせていただきます。あまりお願いというのもこういう席では言うべきではないのだろうけれども、そして今後のCOVID―19感染症がどう推移するのか、幸い阿賀野市は4月9日ですか、お二人が陽性が出て、その前のお一人と、約2か月近く陽性の方が発生していないという、されどこれからまた第2波、第3波といろいろありますけれども、全く予想が立たない状況であります。それで、財政当局も市の財政をしっかりコントロールといいますか、状況を見ながら、税収の納付状況等をしっかり把握をしながら、間違いのない財政運営と的確ないろんな支援、市民に対しての支援策をしっかり取っていただくよう、しかも迅速に、それを重ねて要望させていただきます。要望ですので、答弁は必要ございません。しっかり対応してください。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第49号は、お手元の議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第50号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議長(風間輝榮君) 日程第16、議案第50号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第2号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第50号 令和2年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第2号について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、補正予算第2号として、既定の歳入歳出予算の総額を増減なしとし、歳入歳出予算の総額をそれぞれ50億5,704万8,000円とするものであります。
  補正の内容としましては、低所得者の保険料の軽減強化措置が令和2年4月から年間を通して実施されることに伴い、歳入で介護保険料1,907万5,000円を減額し、同額を公費負担として、低所得者介護保険料軽減繰入金の増額を計上したものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第50号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第51号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第1号)
議長(風間輝榮君) 日程第17、議案第51号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算第1号を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第51号 令和2年度阿賀野市下水道事業会計補正予算第1号について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、補正予算第1号として、収益的収入及び支出につきまして、支出を552万円減額し、総額18億5,854万円とし、資本的収入及び支出につきまして、支出を552万円増額し、総額19億484万1,000円とするものであります。
  補正の内容としましては、公営企業会計に移行した下水道事業の適正な資産管理と会計処理を図るため、収益的支出に計上している備消品費から修繕費に予算を組替えするほか、人事異動に伴い、収益的支出の人件費を減額し、資本的支出の人件費を増額して計上いたしました。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第51号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第52号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
議長(風間輝榮君) 日程第18、議案第52号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第52号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律が改正されたことに伴い、引用している法律名や条項を合わせるため、所要の改正を行うものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第52号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第53号 阿賀野市視聴覚ライブラリー条例の廃止について
議長(風間輝榮君) 日程第19、議案第53号 阿賀野市視聴覚ライブラリー条例の廃止についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第53号 阿賀野市視聴覚ライブラリー条例の廃止について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、学校教育及び社会教育の教育方法の改善を図るため、主に学校または社会教育施設等に録音録画機器等の視聴覚機材及び録音録画テープ等の教材を供給することを目的として、阿賀野市視聴覚ライブラリーを設置していますが、現在学校や施設等の視聴覚機材はほぼ整備されており、また教材の変化も著しく、需要がほとんどないことから、本条例を廃止するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第53号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第54号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
議長(風間輝榮君) 日程第20、議案第54号 阿賀野市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第54号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律による介護保険法の改正により、平成27年4月から段階的に実施している低所得者の介護保険料の軽減強化措置が令和2年4月から年間を通して実施されることに伴い、令和2年度の所得段階第1段階から第3段階の介護保険料を軽減するため、所得の改正を行うものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第54号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第55号 阿賀野市農業活性化センター条例の廃止について
議長(風間輝榮君) 日程第21、議案第55号 阿賀野市農業活性化センター条例の廃止についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第55号 阿賀野市農業活性化センター条例の廃止について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、阿賀野市堀越地区農業活性化センターを活用した児童クラブの開設を予定していることに伴い、本条例を廃止するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 廃止して、それで児童クラブを開設するということですけれども、この廃止は住民と合意をしないと、これはずっと使っていたわけですから、できないと思うのですけれども、住民合意という点ではどういう手続を取られたのか、これをまずお知らせお願いします。
議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
農林課長(田邉 徹君) お答えいたします。
  定期利用が生きがい対策事業団体が1団体、農林業関係団体が2団体、あと年1回の自治会の総会で5団体がございました。この団体には個別に廃止といいますか、今後の利活用の話をご説明いたしまして、ご理解をいただいたところでございます。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) これは相当大きい問題だと思うのです。自治会の総会とか、農業団体、これは了解を得たというのは、どの範囲で、例えば自治会長にもうしようがないから頼みますわということで、はいということになったのか、みんな総会をやってこれ合意したのですか。大きな問題です、私も何回か使ったことありますけれども。なくなったらここの地域の拠点がなくなるのではないですか。その辺をどの程度、合意をしたというけれども、どういう合意をしたのですか。
議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
農林課長(田邉 徹君) 説明に関しては、自治会の総会の場所にお邪魔いたしまして、自治会の方全員の前でご説明したわけでございます。その中で代替の施設の提案といいますか、ご紹介をしたわけでございます。しかし、児童クラブの利用というのは非常にいいことだと、それは分かるけれども、私どもの利用する場所が近くになくなるという、それもいかがなものかというようなことのご意見はいただいたところでございましたので、今後この施設を利用して児童クラブをやりたいというような意向、これから公募して決められるようでございますけれども、そういった意向、意欲のある方に尋ねましたら、自治会の年1遍の総会は、ぜひ利用してもらいたいというふうな返事をいただきましたので、その旨自治会のほうに説明しまして、合意を得たところでございます。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 年1回の総会だけなのですか。普通自治会は、役員会をやったり、いろんな行事をやった拠点になるのです。災害あるときにそこに一旦集めるとか、私の町内、自治会、そんなに使っていませんけれども、年に1回総会だけでないです。ただ間借りをすると、それでいいのですか。やっぱりこれやるなら、代替施設をちゃんと造るとかいうふうにしないと、こういう児童クラブを金かけないために追い出して地域の拠点を奪うということになるのです。その辺を考えないですか、農業団体はどうするのですか。それもまた、この児童クラブを借りるとか、よそ借りるというふうにするのですか。この辺の地域のそういう集会所何でもなくなるのではないの。その辺よく納得するように、これなくしても全く困らないようなという対策を取っているのかどうかというのをもう一回説明してください。
議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
農林課長(田邉 徹君) それぞれのまず自治会に関しては、年1遍の総会以外に利用が近年ございません。
  それから、その他の団体につきましては、市のほかの公共施設のほうの利用は、会員が増えたりして、私どもの会にとっては、むしろプラスになるというふうな、そういうご意見もいただきました。
  あと農業団体の利用については、地元にまた各集落にも自治会の集会所がございますので、そちらの利用で代替するというようなことで返事をいただいているところでございます。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 地元の人は、やっぱりもう絶対反対だという人もいるのです。そういう声は聞いていないかどうか分かりませんけれども、これやっぱりちょっと安易過ぎるのではないですか、こういうところをぱっとやるのは。公民館とか安田みたいに新しいのを造るからということで、そこに入ってまた城の内に移るというのは分かりますけれども、これ地域のやっぱり拠点ですから、その辺私はちょっと疑問に思います、こういう大勢の団体。それと総会1回使っていること自体が地域何でもないではないですか。そういう状況だから、さらには総会以外一切やらないという自治会になります。地域の防災も叫ばれている中で、これでいいのかなというふうに思うのです。私の意見です。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで質疑を終わります。
  議案第55号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第56号 工事請負契約の締結について(堀越小学校長寿命化改良建築工
            事)

議長(風間輝榮君) 日程第22、議案第56号 工事請負契約の締結について 堀越小学校長寿命化改良建築工事についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第56号 工事請負契約の締結について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、堀越小学校校舎棟の長寿命化を図るため、制限付一般競争入札に付した堀越小学校長寿命化改良建築工事につきまして、小林・宇尾野・ライズビルド特定共同企業体と2億7,093万円で契約を締結するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) 堀越小学校の長寿命化工事の具体的な内容についてお聞かせいただきとうございます。所管の委員会では具体的な工事の内容等の説明があったのかなとは思いますけれども、その部分が私ども所管委員会外の議員は、ちょっと細部把握してございませんので、まずその点をお聞かせください。
  それから、この仮契約書によりますと、本契約、要は工期、本契約をみなした日から令和3年3月31日までということであります。ご案内のとおり、学校であれば小学校ですと、児童の安全確保というのが第一優先に対応していただかなければならないわけでありますけれども、工期としてどの程度見込んでおられるのか、具体的にいつ頃、どういうふうな形で工事をやるご計画なのか、その2点をお聞かせください。
議長(風間輝榮君) 長谷川学校教育課長。
学校教育課長(長谷川政喜君) お答えいたします。
  まず、工事内容でございますが、具体的な工事内容といたしましては、外壁の全面改修、内部改修につきましても、内壁、床、天井等の全面改修を行う予定でございます。加えまして、トイレが未改修でございましたので、トイレの水洗化も行います。
  また、今後の工事の進め方でございますが、具体的な工程等の協議につきましては、本契約になってから承認をいただいてから、打合せを行うことになっておりますが、また大規模な工事になりますので、まず年度いっぱいはかかるであろうと。進め方といたしましては、全面改修になりますので、各工事区画を決めまして、工区を決めて順に工事をしていくと。そうなりますと、教室等の移動も出てまいります。そうした場合に、学校とよく協議しながら、学校運営を図りながら、安全に工事を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) 工事の具体的な内容については分かりました。
  それで工事、施工期間でありますけれども、通例であれば、先ほど申し上げた学校であれば、児童生徒の安全確保を最優先にして、例えば夏休みとか、春休みとか、冬休みとか、そういう時期といいますか、それを最大限活用しながら、安全対策、工事をやっていくというのがあれなのですけれども、今回先ほど来いろいろ出ている新型コロナウイルス、COVID―19感染症の対応の中で、夏休みがどうなるのか、短縮されるという話も聞いていますし、そうなるとしっかりとした学校内での児童の安全対策、要するに先生方の安全対策を含めて、その辺をしっかり工程表を含めて内部と連携を取りながら、しっかりとした形での安全対策を含めての工事、施工をやっていただきたいわけです。落ち度のないようにしっかりやってください。よろしくお願いします。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで質疑を終わります。
  議案第56号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第57号 市道路線の廃止について
     議案第58号 市道路線の変更について
     議案第59号 市道路線の認定について

議長(風間輝榮君) 日程第23、議案第57号から議案第59号までを一括して議題といたします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第57号 市道路線の廃止について、議案第58号 市道路線の変更について、議案第59号 市道路線の認定について提案理由をご説明申し上げます。
  初めに、議案第57号でございます。本件は、国道49号阿賀野バイパスへのアクセス道路の改良事業による付け替え道路の路線変更に伴い、窪川原374号線を廃止するものであります。
  次に、議案第58号でございます。本件は、国道49号阿賀野バイパスへのアクセス道路の改良事業に伴い、1路線姥ヶ橋窪川原線を変更認定するものであります。
  最後に、議案第59号でございます。本件は、宅地造成により整備された1路線を新規認定するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから一括して質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第57号から議案第59号までは、産業建設常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市道の駅
            「(仮称)あがの」)

議長(風間輝榮君) 日程第24、議案第60号 公の施設等に係る指定管理者の指定について 阿賀野市道の駅「(仮称)あがの」を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第60号 公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、阿賀野市道の駅「(仮称)あがの」を指定管理者制度により、阿賀野市道の駅準備協議会に管理を行わせるものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 以前説明があったかもしれないのですが、まず道の駅準備協議会なるものは、どういうものなのか、そこから申し訳ありませんが、もう一度教えてください。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 準備協議会のメンバーでございますけれども、市内にございます各商工会の4団体がメンバーとなって構成されているものでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それは法人としての商工会が協議会をつくったということなのか、あるいは商工会の会長が個人的に集まった集まり、団体なのか、どうなのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 各商工会の準備協議会で規約というものを設けまして、そこで会長、副会長等を決めて協議会を設立しているものでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) ということは、イコール商工会ということでいいのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 今のご質問ですと、イコールということでございますけれども、全く同一というものではないということでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) よく分からないのですが、どこの部分が違うのか、教えていただきたいと思いますし、これ準備協議会になっているのです、指定管理者が。準備協議会が指定管理を受けて、指定管理を実施するのですか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 道の駅準備協議会がまず候補者として提案を上げた段階では、今後株式会社を設立するということを提案に盛り込んでおりますので、今後株式会社を設立した後、改めて指定管理者として指定をし、再度議会にお諮りしたいというふうには考えております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それであれば、その会社をつくって、人格もしっかりしたものにして、契約をすべきではないのですか、最初から。二重に手間を取るということは、どういうことなのですか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 当然これから道の駅をオープンするに向けて、それなりの準備等々は重要だと思っておりますので、まずは準備協議会を指定管理者として指定して、タッグを組んで少しでも成功できるようにしたいということで、今回提案させてもらっているものでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) よその事例を見ますと、先にしっかり受入れ団体をつくって、そして契約をしているようでありますけれども、その辺も今回準備協議会と契約するというのがよく分からないのですが、あと今これ2社が応募があったと、プレゼンあったということですけれども、この2社の比較というのは公にされていますか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) ホームページのほうで選定結果として、アップさせてもらっておるところでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) その選定結果ですけれども、単なる合計点での比較なのか、あるいは比較内容を詳細に示しているのか、ほかの事例を見ますと、詳細に示しているところがいっぱいあるのですけれども、そこはどうなっていますでしょうか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) ホームページのところに、いわゆる集計表なるものを添付させていただいておりまして、その中で各委員の点数、それぞれ評価の一覧を出させていただいて、それで比較できるように示しております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) あとこれまた数十年運営していくことになると思うのですが、この売上げ目標とか、集客目標とか、そういうデータというのも出ているのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 売上げ目標につきましては、当然提案理由の中では書いてあるのですけれども、その辺につきましては一番ノウハウのところでございますので、この場ではちょっと回答は控えたいと思っております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 市のほうで売上げ目標は試算しているはずなのですが、試算していますか。もし試算していれば、その金額を教えてもらいたいと思います。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 阿賀野バイパスの将来交通量から当然おおむねの算定を、交通量についてそれなりの見合いはしておるところでございますけれども、詳細については申し訳ありませんが、回答を控えたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) この道の駅なのですけれども、10億円ぐらいかかる見込みかなと思っていますけれども、よその道の駅開業準備とか、そういう資料を見ますと、この投資した金額の回収見込みまで出ているものもあるのです。私は、せめて市が負担する一財分ぐらいは回収してもらいたいと思っています。そういうことからいくと、あまりにも秘密主義なのかなと、そんな思いがしていますので質問させてもらいました。開示できないのですよね。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 申し訳ございません。今回この場ではちょっと回答を控えたいと思います。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) それでは、私のほうからも何点かちょっと今内容をこれ確認させてもらいます。
  この指定管理者資料の業務要求水準書の7ページになるのですが、具体でいくのですが、この農産物、物産品及び民芸品販売に関する業務という項目の中に、生産者と緊密な連携を図り、栽培管理、生産・出荷計画、品質管理等に関する連絡調整を行うという項目があります。これ道の駅のオープンに当たって、ここが非常に早めにもう手を打たないと通年迎え入れるような体制がちょっと難しいのではないのかなというのは非常に懸念されるのですが、その辺が要は指定管理者のほうに丸投げとかならないように、どのようなことを行政のほうとしても考えているのか、意見を聞きたいと思います。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 議員おっしゃるとおり、まさにその辺が一番大事だということで、1年前の今の段階から準備を進めていきたいということで、今回指定管理者に指定したいというふうに考えておるところです。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 何件かほかのほうで我々グループのほうでも視察に行ったときに、農業の生産される方の意識というか、道の駅に取り組むに当たって、生産する果樹、農産品の品質がかなり向上して増えたというふうな意見もあります。また、地元の農家の皆さんの協力と熱い熱意があって、今回このように動いているというふうに私も自負しておりますので、その辺よく綿密に農業関係者、地元の農業者とよく丁寧にお話ししてもらいたいなというのが1点であります。
  その下の項目の中に、調理方法とか、利用方法の掲示というのは、よくあるパターンでございますし、ある一部の道の駅ですと、農家の皆さんの中から希望して何か調理して出すようなのもあったというふうに記憶しております。それが非常に実践兼ねた調理の説明があって、非常に親切な道の駅だなというふうなところを感じたところも実際ありましたので、今後計画の中で、飲食ブースをいろいろ外注ではめ込むのは非常に一つの施策としてもいいと思うのですが、その辺で地元というか、阿賀野市でもいいのですけれども、そういった食材を利用してやれるようなブースみたいなものもぜひまた検討していただければなと思っております。
  続いて、あと同じ8ページと9ページになるのですけれども、まず8ページなのですが、この辺の飲食店等の情報を効果的な手段、ホームページ、SNS等と書いてあるんですが、この辺もどうしても知らない人が検索したりするときに、ひもづけしてもらわないと、ぽんと入っていくのか、阿賀野市でもぽんと入っていくとか、商工観光課とか、4商工会のところとか、そこら辺のひもづけもきっちり検討して、行政のほうもお手伝いしていただいてやっていただければなというふうに思います。
  ちょっと気になったのが9ページのこの修繕業務というところだったのですが、(6)です。これ1件30万円の小規模な修繕というのがあるのですが、これも細かいことなのですけれども、新しいうちは多分そんなに大きい修繕費は出てこないと思うのですが、過去に聞いた話によりますと、経年劣化してきたり、年数がたってくると、意外と小さい金額の修繕がかさんできて、指定管理者の負担が非常に重くなるというふうな実態をお話ししたことがありますので、この件に関しては、30万円を超える修繕云々と書いてあるのですけれども、経年劣化というか、不慮の何かない場合も踏まえて、ちょっと30万円というのは果たして適切なのかどうかというのがちょっと気になったので、その辺も検討していただければどうかなと思ったのですけれども、いかがですか。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 修繕の30万円ということでございますけれども、軽微な修繕ということで分けさせてもらっているところでございます。そのほか議員からいろいろご提案いただきましたことについては、今後の検討課題にはしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) それでは、先ほどの清野議員と若干重複をいたしますけれども、お尋ねをさせていただきます。
  ただ、この道の駅に関しての恐らく議員としての印象は若干違うと思っています。というのは、今回は指定管理については、過日の全員協議会の中で商工会関係者が出資をして、株式会社を設立をして管理運営に当たるという説明はいただいているわけであります。それで、この協定書の内容を見ますと、協定期間が令和4年、まだ2年後から5か年の指定期間です。要は、なぜそこまで待てない、そこまでというか、株式会社としての法人登記が済むまで待てなかったのかという理由がちょっと雑駁なのです。現在法人登記まで、設立までの現状での状況、いつ頃法人登記がなされる予定というか、見込みなのか、その点若干お尋ねをさせていただきます。
議長(風間輝榮君) 阿部産業建設部長。
産業建設部長(阿部一栄君) 法人登記の道筋ということでございますけれども、今のところは協議をさせてもらっている中では、遅くとも12月までには登記したいというふうに聞いているところでございます。
議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) だから、12月頃法人登記をされて、正式に株式会社何になるのかは別として、要は先般の全協の中で申し上げたのですけれども、昨年は市長は否定したのだけれども、結果としてSPCだと。特定目的会社、SPCとして道の駅を管理する専門の会社を立ち上げるということで、逆に大いに期待しているのです。最初から申し上げたとおり、農業振興であり、阿賀野市のいろいろな産物含めて、しっかりとした阿賀野市の産業振興への波及効果がより確実に出れば、市が直接的に投資したお金を回収なんて、そんなやぼなこと言う必要ないと思っている。そのために要は中身、ソフトの部分、どういうふうな形で持っていくのですかと。あくまで産業振興の部分をしっかりとめり張りをつけた中での道の駅の管理運営をやってほしいという、大いに期待をしている立場です。
  それで原則論、これは指定管理者、地方自治法に基づくわけでありますけれども、平成15年7月17日の通知で、指定管理の指定の申請に当たっては、複数の申請者に事業計画書を提出させることとし、選定する際の基準としては、例えば次のような事項を定める方法が好ましいと、望ましい、望ましいですから、しなければしないで済むか分からぬけれども、次のような事項として3つ掲げられてあります、その通知の中では。アとして、住民の平等利用が確保されることと、イで事業計画書の内容が施設の効用を最大限に発揮するとともに、管理経費の節減が図られるものであること、それから3つ目、事業計画書に沿った管理を安定して行う物的能力、人的能力を有していることと、それらを加味しながら選定をしてくださいよという通知がなされております。ただ、自治法上指定管理の議会議決要件は、施設の名称、指定管理事業者の団体の名称、それから指定管理の期間、その3つです。
  しかも、今回の道の駅、私も要はこれからどう管理運営をして、先ほど言った阿賀野市の地域産業の地場産業の振興にどう寄与していくか、そのためには今言ったこの通知の中にもある事業計画書がしっかりとあって、当然収支計画を含め、そういうのがあって、私どもが本当にこの団体あるいは正式に登記されるであろう、設立されるであろう株式会社が道の駅を指定管理するにまさにふさわしいという判断材料がないのです、今のところ全く。それで賛成してくれ、採決云々というのは、非常に私からすれば乱暴だなと。できましたら、できたらお願いですけれども、本指定、仮指定とは言わぬけれども、さっきの契約ではないけれども、正式に法人登記をされて、その法人がどういうふうな事業計画で、どう運営していくのか、具体的なものが出たらご説明いただきたい、それをお約束できませんか、市長いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今ほどいろいろご質問いただきましたけれども、まず確かにSPC、特別目的会社、こういったものをつくってから応募をしてくるというような手順も一つありましたけれども、先ほど担当課長が申し上げましたとおり、4商工会が一緒になって会社を設立するのだというような方針の下に、まず我々が公募した段階で手挙げをしてきたということで、その辺はご理解をいただきたいと思っております。事業計画の部分については、大筋事業提案者4商工会の方々からは、提案内容をいただいておりますけれども、その中におきまして、我々がこれから施設を建設していく、そういった段階にまた助言をいただければと、しっかり行政が主体となって造ってしまう、それをお貸しする、そういう形だとなかなか非効率な部分が出てくる。ですから、利用者がそこに助言ができるような環境づくり、そういったものを考えた結果、こういう手順になっているというのをご理解をいただきたいと思います。
  そして、事業計画についても、その中でしっかりと示されております。4つのゾーンですか、1つには農産物あるいは地元の特産品、あるいは食堂、そして子どもたちの遊び場、そういったものをしっかりと運営していくというような計画内容になっておりますので、私としては、それらが是だと思って理解をしております。
  先ほど天野議員からもご質問ありましたけれども、農産物の部分、今阿賀野市園芸というのがなかなか進んでいないのです、ご承知のとおり。その理由は、やはり販売する場所、そういったものがなかなかない、販売意欲がなかなか農家の方が持てない、そういった意味から、園芸が振興されていないと私は理解しております。そういった面から、農家の方からも販売する場所を造っていただければ、それは非常に将来に向けて農業をやっていく上で、気持ちが高まってくるというようなご意見もいただいております。そういった面から、地元の阿賀野市産の農産物、そういったものを将来的には多く展示していければなと思っておりますし、とりあえず2年半後、供用開始するまで期間が短いわけです。その間につきましては、市外の果樹だとか、そういったものも並べていかなければならないものと思っておりますが、その辺は農協を通して調達するというような形を考えておられる計画になっております。そういった面から、しっかりと事業採算、それが取れるような、そしてまた指定管理ですので、そこからの売上げというのは、我々のほうはもらうというような形にはなりません。あくまでも事業者、指定管理者が創意工夫をもって、自らの考えの中で適正に運営し、利益を上げた、それは指定管理者のものになるということでございますので、その辺はご理解いただきたいと思います。
議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) 今ほどの最後の答弁の部分、全く同感というか、それが当たり前なのです。そうあってほしいし、先ほど言ったように、その中で農産物を含めいろいろな形の中で、市内の事業者、農家含めて、農家も事業者です。含めて、それなりのしっかりとした振興策につなげていくと、そうなればまさに波及効果です。農家の人たちも元気が出る、園芸作物を作る張り合いが出てくる、しっかりと責任を持っていいものを生産しようという意欲もまた沸いてくる、そのためにしっかりとした事業者と、指定管理者として運営していただきたい。それはもう以前から申し上げていることです。
  それと実際に、本当それも昨年の全協の中で申し上げたのだけれども、指定管理者、要は施設は、ハードは市が造る、だけど物産を含めて、それらのレイアウトを含めて、実際指定管理を受ける事業者等と連携を取りながらいろいろなご意見を拝聴しながら、変更も可能なのですかというお尋ねを前任者の逢坂部長にこの話しした経緯がございます。その点は弾力的に運用していきたいと、しっかりと生きた道の駅になるように頑張りますという強いお言葉も頂戴しているので、頑張っていただきたいのだけれども、一連のそういう事業計画書なりが出たら、お示しをしていただきたい、しっかり私自身も応援団になりたいのです。危ないところの応援団になれないから、申し訳ないけれども、しっかりとした事業計画があって、収支計画があって、そのためにやっぱりいろんな例えば農家の人、ちょっと後ろから押したり、あるいはいろんな作物の新しい品種なりをちょっとチャレンジしてみませんかとか、いろんなサポートの仕方が我々としてもできるのです。だから、そういう形の施設に持っていってもらいたいので、しっかり対応してほしいし、情報を私どもに下さいというお願いです。よろしくお願いします、市長。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 前からもよく言われるのがこの道の駅に限らず、情報はしっかりと共有する、そういったことが理解につながるものと思っておりまして、しっかりと今ほどの要望を受け止めさせていただいて、今後については、皆様方のほうにしっかりと情報を提供させていただければと思っております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 今ほど石川議員がいろいろご意見をおっしゃいましたけれども、全くそのとおりだと思っています。本来道の駅の在り方としてはそうだと思うのですが、ただ現実今全国で1,700を超えた道の駅があると思うのです。そして、その大半が赤字運営になっているのです。そういうことを考えたときに、将来的なものまで含めて担保できるのかどうか、あるいは赤字になっても当然なんだというような方向性が出るのかどうか、いろいろ議論があるところだと思いますが、私は財政力もないところが新たな爆弾を抱え込む必要があるのかなというような思いもしています。ただ今もうしかかっていますから、しっかりやってもらいたいと思います。そういう判断をする上で、市が想定した売上げ目標も出さない、そんなことでこの受託者を選んだ経緯が適当なのかどうかというのも分からないわけです。私は、将来的な負担、負債が多く残るようでは困るなということで、意見を言っていますので、単にそれだけであります。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
  12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) これ見て、素朴な疑問として思うのは、前も言ったのですけれども、道の駅の一つの目玉は、地域の農産物です、阿賀野市産の。ところが、商工会が中心になって、農協が入っていないと。農協だけでなくても、農業者がこの中心に入っていないと。そうすると、結局商工会にお任せして、商工会が考えるというふうになりやすいと思うのです。最初からやはりこの農産物、地域農業に少しでも貢献するという位置づけなら、この会社にやっぱり最初から農協関係者なり、生産農家が入って、そういう展望を自ら開くということをしないのは、商工会だけというのは、私もどうしてこうなるのだというふうに疑問に思うのですけれども、この道の駅の性格と物販の中身見てもそうなのですけれども、その点どうなのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 構成団体の中に農協が入っていないではないかというご質問でございますが、ご承知のとおり農協は今農協改革が進んできております。昨年までが農協改革集中期間5年の、そういうような中にありまして、農協は全面的に協力はする。ただし、その構成団体になることに至っては、その状況の中で非常に厳しいというようなお話を私は事前にいただいておりました。4商工会が中心になるというのは、経営ノウハウ、そういったものが商工会の中には持っているわけでありまして、農協としては納入事業者、そういった形での参画ができるわけでありまして、ですから今宮脇議員がおっしゃるような形で、全てが包含された構成団体になっていなければおかしいではないかという、その部分というのは少しちょっと私の認識とは違っているなと思っております。4商工会の皆様方、地域の会員が多数おられます。そういった方々が自分たちが製造、販売しているものをまた道の駅で販売をする、他の地域から来て販売するのではなくて、地元の物を地元の方々が販売する、そういった形で地域を活性化していく、そういう面からは4商工会が中心となることは妥当であるなと思っております。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで質疑を終わります。
  議案第60号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
  これより1時30分まで休憩いたします。
               休 憩 (午後 零時02分)
                                            
               再 開 (午後 1時30分)
議長(風間輝榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                            
    議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について(公共下
            水道施設(滝沢地内))

議長(風間輝榮君) 日程第25、議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について 公共下水道施設滝沢地内についてを議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第61号 公の施設の区域外設置及び利用に関する協議について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、阿賀野市滝沢地内に新発田市の公共下水道施設を設置すること及び阿賀野市と新発田市の住民が双方の下水道施設を相互利用することにつきまして、公の施設の区域外設置及び利用に関する協議書のとおり、新発田市と協議するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第61号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
                                            
    議案第62号 財産の取得について(水槽付消防ポンプ自動車(水U型))
議長(風間輝榮君) 日程第26、議案第62号 財産の取得について 水槽付消防ポンプ自動車水U型を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第62号 財産の取得について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、平成16年度に整備し、阿賀野市消防署に配置している水槽付消防ポンプ自動車水U型が老朽化により機能維持が困難となっているため、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用して、水槽付消防ポンプ自動車水U型1台を取得するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  議案第62号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
                                            
    報告第4号 令和元年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告について
議長(風間輝榮君) 日程第27、報告第4号 令和元年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告についてを議題といたします。
  報告を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 報告第4号 令和元年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告についてご報告いたします。
  本件は、国の補正予算の内示に基づいて、3月補正予算に計上した事業等について、実施期間や工期等の理由から、19件の事業を翌年度へ繰越明許費とさせていただきましたので、お手元の計算書のとおり報告申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで報告第4号の報告を終わります。
                                            
    報告第6号 令和元年度阿賀野市病院事業会計建設改良費繰越報告について
議長(風間輝榮君) 日程第28、報告第6号 令和元年度阿賀野市病院事業会計建設改良費繰越報告についてを議題といたします。
  報告を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 報告第6号 令和元年度阿賀野市病院事業会計建設改良費繰越報告についてご報告いたします。
  本件は、固定資産整備事業について、翌年度への繰越額が確定いたしましたので、お手元の計算書のとおり報告申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで報告第6号の報告を終わります。
                                            
    報告第5号 専決処分の報告について(専第13号 損害賠償の額の決定及び
           和解について)

議長(風間輝榮君) 日程第29、報告第5号 専決処分の報告について 専第13号 損害賠償の額の決定及び和解についてを議題といたします。
  報告を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 報告第5号 専決処分の報告についてご報告いたします。
  本件は、3月20日阿賀野市沖ノ館地内において、市道管理の瑕疵による道路陥没が原因で、眼鏡を損傷させたものであります。
  以上、専決処分について報告申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで報告第5号の報告を終わります。
                                            
    一般質問
議長(風間輝榮君) 日程第30、一般質問を行います。
  あらかじめお知らせしてありますとおり、本日の一般質問は、順番1番、近山修さんから順番4番の宮脇雅夫さんまでといたします。これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本日の一般質問は順番1番から4番までとすることに決定しました。
  それでは、順次発言を許します。
  6番、近山修さん。
               〔6番 近山 修君登壇〕
6番(近山 修君) 6番、近山修です。通告に基づき1点について質問いたします。
  新型コロナウイルスによる阿賀野市全体の影響と対策について伺います。世界中に広がっている新型コロナウイルスにより、日本の社会生活全般において大打撃を受けて、日本中が非常に厳しい状況になっています。国による緊急事態宣言により、阿賀野市も各種業種に休業要請が出されて被害が拡大しています。市は、緊急経済対策を打ち出していますが、被害状況全般の実態と緊急経済対策の利用状況を伺います。
  次に、阿賀野市の小中学校が3月2日より長期休校や半日授業等で、生徒の学力の低下が心配されますが、今まで行われてきた内容と今後の方針を伺います。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 近山議員のご質問にお答えをいたします。
  初めに、影響についてでありますが、5月15日時点の市内金融機関、商工会への相談は594件となっており、内容は融資に関するものが539件、補助金に関するものが36件、雇用に関するものが19件でありました。また、業種割合については、旅館業、飲食業が24%、小売業、卸売業が19%、建設業が19%、サービス業が11%、製造業が8%となっており、とりわけ旅館業、飲食業については、189事業者のうち141事業者、割合にしますと75%の事業者から相談が寄せられているところであります。市が独自に聞き取り調査を実施したところ、4月の売上げを前年と比較すると、平均で旅館業は82%、飲食業は65%、タクシー、代行業は57%と大きく減少しており、また小売業、サービス業、製造業においても20%程度減少していることから、旅館業、飲食業、タクシー、代行業をはじめ、幅広い業種に影響が及んでいると認識しております。
  次に、緊急経済対策の利用状況についてでありますが、事業者に対する市独自の支援策として、5月1日から雇用調整助成金の申請費用補助及び上乗せ補助、店舗等賃借料補助を行っているところであります。雇用調整助成金関連の補助につきましては、国からの支給決定に基づく申請となっており、現在のところ申請はございません。また、店舗等賃借料の一部補助につきましては、5月31日現在で13件、71万3,000円の申請となっております。
  次に、臨時休業に伴う小中学校の対応についてでありますが、臨時休業は3月は16日間、4月は7日間、5月は8日ございました。その間は家庭での学習を推進するため、課題を出して対応に当たったところでございます。また、臨時休業期間中は、定期的に電話や家庭訪問で健康状態について確認したり、分散登校日を設け、学習状況の確認をしたりしました。なお、5月18日からは、授業を再開したところであります。
  今後の方針についてでございますが、大切なことは、まず授業時数の確保をすることであります。具体に申し上げますと、実施が見送られた学校行事の時数を教科指導の時数に充てる、時間割りを増やす、夏休みの何日かを授業日にするなどの対応を行ってまいります。さらに、指導の重点化を図り、限られた時間の中で基礎的、基本的な内容をしっかりと身につけさせることが大切であると考えております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) まず、新型コロナウイルス対策に市長はじめ、職員の皆さんの対応に対して心から敬意を表します。
  それでは、再質問させていただきます。雇用調整助成金の申請が現在はないということでありますけれども、その実態として、阿賀野市では従業員を休ませないで、毎日仕事をして賃金を支払っていると、そういうことでいいのか、それとも申請が難しいので申請をしないという実態なのか、その辺市の考え方としてはいかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 雇用調整助成金につきましてですけれども、市内の事業者さんにつきましては、従業員を休ませて休業手当を支払っているという事業者が多うございます。いまだかつて当市の支援策に申請がございませんが、やはりご存じかと思います。煩わしさがある、事務が複雑だという課題がございまして、その辺も今国のほうで緩和をしているというところで、これから増えるものと思っております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ありがとうございました。
  また、そういうふうに休ませて賃金を支払っている企業が多いというようなことですけれども、いい会社ばかりだなと、そういうふうに感じておりますけれども、今後とも面倒くさがらないで、申請をしてもらうように、市のほうからも後押ししていただければなと思っています。
  それから、市独自の緊急経済対策第2弾で、旅館業への支援で、新しい生活様式に向けた取組を行っている旅館に宿泊した方、県民に対して、宿泊費大人1人当たり5,000円、子ども1人3,000円の割引となっていますが、県も同じような施策を打ち出していますが、これは県と市と両方いただけるのか、その辺ちょっと見解をお願いしたいと思います。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 基本的には重複できない仕組みになっております。当市の支援策については、直接旅館に申し込んでいただきます。県の宿泊キャンペーンについては、OTA、オンライントラベル、じゃらんとか、楽天トラベル、そちらのほうから申し込む仕組みになっておりますので、基本的にはダブらない、補助金の重複もないということです。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) 重複できないということですので、そうしますと、県のほうをほとんど通していれば、阿賀野市の補助するのはあまりないのではないかと思うので、その辺いかがでしょうか、考え方として。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) この宿泊キャンペーンを打ち出すときに、うちのほうが考えたとき、県のほうも出すといううわさは聞いておりましたが、明らかでなかったので、市のほうが先行して打ち出しました。また、その割引の優遇ですけれども、どちらかを比べるというと、市のほうが有利になるかなというふうに思っております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) 重複して補填してもらえば一番ありがたいのですけれども、その辺また市のほうがどれだけ有利なのか、詳しく後で教えて、今ここで分かりましたら市のほうが優れている点をもっと強調していただければなと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 県と市の違いですけれども、いずれも5,000円割引は同じであります。新潟県の場合は2人以上5人以内で宿泊してください。1万円以上の宿泊料金で5,000円補助しますということですので、もしそれが8,000円だったら補助されないということであります。当市の場合、宿泊料金の50%、上限を5,000円としておりますので、8,000円で宿泊しても4,000円の補助が出るという仕組みになっております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ありがとうございました。
  次に、飲食店への支援では、これも新しい生活様式となっていましたけれども、これに取り組んでいるかっぽう等の飲食店を事前予約した団体に1人当たり飲食代40%、2,000円を上限として補助となっていますが、かっぽう等の範囲はどこまでなのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) かっぽうにつきましては、産業分類がございます。そこで、日本料理店ということで細分類されまして、そこの中でかっぽう料理店とまた個別に指定されてあります。具体には皆さんが想像する大広間で宴会できる、そのような料理屋さんということで考えてあります。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ありがとうございました。かっぽう等とは、今考えれば宴会とか、そういうのは全部自粛になっていますので、その打撃が大きいのは分かりますけれども、そのかっぽうだけではなくて、一般の小さい飲食店でも結構お客さんが減って、外出の自粛というような形になりまして、一般の飲食店も非常に打撃が大きいのです。その辺一般の飲食店に対しての補助というのはないのでしょうか、その辺伺います。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 一般の食堂、居酒屋への補助というお話ですけれども、外出自粛要請も解除されまして、徐々に皆さん外に出て飲食をされている、そのような状況もありますが、今後その業界の状況を見ながら、支援を考えないといけないと考えております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) 私の聞いたところでは、売上げほとんど半減しているというような飲食店が結構大きいので、その辺ぜひともまたちょっと考慮に入れていただければありがたいのですけれども、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
  それから、学校給食中止に伴って、食材等の納入業者の損失補填についてですが、3月の休校中のときは、損失補償はなかったようでありますけれども、新学期が始まって、4月、5月は給食のない日が結構あって、私の知り合いで野菜納入業者がいるのですけれども、その方に聞いたところでは、非常に4月、5月が厳しいと、そういうふうな意見がありました。そういう納入業者に対して、市として今後の損失補填というか、そういうのは考えているのか、伺います。
議長(風間輝榮君) 長谷川学校教育課長。
学校教育課長(長谷川政喜君) お答えいたします。
  納入業者の関係でございますが、現時点で意思表示出ておるのは牛乳のみでございます。ただ、現時点ではその取扱いにつきましては、他市町村の情報も現在集めております。それら情報を集めまして、内容を今後検討していくという状況でございます。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ぜひともその辺検討していただいて、損失補填をしていただければありがたいなと思っています。
  それから、マスクとかいろんな寄附、この間の市報に出されていましたけれども、たまたま私の知り合いがこういうテーブルを拭くとか、椅子を拭く除菌剤というのですか、それを市に寄附したいというふうな形で、その方が最初社会福祉協議会へ行きましたら、大変喜ばれて、ぜひともあちこちの施設で使いたいからお願いしますということで、みんな寄附があったのです。それを危機管理課へ持っていきましたら、二、三日たっても何も連絡なかったそうなのです。それで、危機管理課へ行ったら、こういうあれは総務課だから総務課のほうに持っていったと、そんな形になりまして、こういう危機管理のときの窓口の一本化はなっているのかどうか、その辺をお聞きします。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) その件については承知しております。それで、以前にもお話ししたかと思いますけれども、一応その庁内消毒、テーブルを拭くとか、うちでいえばそのカウンターを拭くとか、階段の手すり、あとドアノブ等々を拭く、この関係になってきますと、庁舎管理という形になりますので、それで総務課のほうにご紹介させていただいたということでございます。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) その方は、全部寄附するので、ぜひとも使ってくださいというような形であったのですけれども、ただ受け取る前に、いろんなこういうところを拭いて、除菌率というのですか、どれだけ減ったとか、そんなの全部調べてからやっと受け取ってもらったというような形なのですけれども、マスクとか、そういうのであれば何も検査もしないですぐ受け取ったかと思うのですけれども、その辺の違い、やっぱり効果なければ調べてからでないと受け取れないということなのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 菅原総務部長。
総務部長(菅原博徳君) お答えをいたします。
  検査までやって受け取ったかということ、ちょっと私承知はしておらないのですけれども、確かに寄附をいただきまして、ちゃんと寄附採納の処理をさせていただきまして、きちんとそれについては、消毒に活用をさせていただいておりまして、大変寄附についてありがたく思っております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ぜひとも有効活用していただきたいと思います。
  次に、小中学校の今後の方針ですけれども、授業時数の確保のために実施が見送られた学校行事の時数を教科指導の時数に充てる、時間割りを増やす、夏休みの何日かを授業日に対応を行うとありますが、具体的に伺います。学校行事は、子どもたちにとっては学校の思い出として、大切なものでありますので、難しいとは思いますけれども、創意工夫できるなら、例えば運動会がこれからどうなるか分かりませんけれども、そういうようなのを工夫しながらやっていただきたいと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 神田教育長。
教育長(神田武司君) お答えをいたします。
  大変ごもっともだと思うところであります。学校行事は、学校生活に潤いを与えるものというふうに考えておって、大変大切な行事でございます。ですので、全部が全部なくすということではなくて、10時間充てているところを8時間にするとか、運動会のほうにつきましては、中止ということでさせていただきました。やはり3密を避けられないというふうなことで、これは致し方ないかなと。感染予防対策が整えば、まるっきりなくすのではなくて、縮小ぎみに抑えていくという考え方が基本でございます。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) 中学校では、部活があるかと思うのですけれども、その辺今部活はどのような形で行われているのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 神田教育長。
教育長(神田武司君) 中学校の部活ですが、今まで休止ということでさせていただいておりましたが、6月1日から再開というふうなことで通知を出しております。すぐさま今までやってきたように戻すと、体力的にも落ちていますので、時間的にも、運動の質も、最初は低く抑えておきまして、徐々に慣れさせていくというようなことで、対外試合は今のところしないと。当分の間対外試合はしないということにさせていただいて、周りの感染の状況等を見まして、対外試合のほうも考えて、通知を出していこうかなと考えております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ありがとうございました。子どもたちの心のケアを大切に考えて、ぜひとも指導よろしくお願いしたいと思います。
  それから、最後に市長にお伺いしますけれども、これから第2波がやってくるとかいろいろと言われていますけれども、経済状況がますます厳しくなってくると思われます。国や県の支援策を打ち出して予算が回ってくると思われます。未曽有の危機でもありますので、財政調整基金などを活用して、他市のように阿賀野市独自の大胆な施策を第3弾として打ち出す考えがあるのかどうか、その辺をお伺いします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) このたびのコロナウイルス、今のところある程度で収まっているということで、大変私としてはよかったなと思っております。ただ、今言われるように、第2波、第3波というものが取り沙汰されております。冬に向かってコロナウイルスがまた活発化するのではないかというような学術的な研究成果も出ているようでございますが、我々としては、阿賀野市民を守るために、いかなる方策でも講じてまいりたい、そう思っております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) 例えば新発田市だとか、あるいは聖籠町だとか、新聞でいろいろお知らせ出ていますけれども、ぜひとも阿賀野市もそれに負けないで、市独自の考え方を持って次々と新しい市民にとっての大事なあれですので、ぜひとも市としてもそういうふうな大胆な考えで施策を打ち出していただきたいと思います。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今ほどのご意見の中に、新発田市あるいは聖籠町に相当劣っているような言い方がございましたけれども、むしろ私は対策が勝っていると思っております。ですから、ご質問の中で今ほどの部分できればもう少し調べていただいてご質問いただければなと思っております。
議長(風間輝榮君) 6番、近山修さん。
6番(近山 修君) ありがとうございました。私も新聞見ただけで、詳しい内容はあれですけれども、新聞の中では非常に評価して、新潟日報さんに載っているので言ったわけですけれども、市のほうも一生懸命やっているのは分かるのですけれども、やっぱりそういうふうに新聞にでも取り上げてもらえれば、もっと阿賀野市のPRになるのかなと思っています。
  本当にありがとうございました。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。
                                            
議長(風間輝榮君) 質問を改めます。
  4番、清野栄一さん。
               〔4番 清野栄一君登壇〕
4番(清野栄一君) 4番、清野でございます。3問事前に通告してあります。
  まず、1問目であります。本市の新型コロナウイルス対応についてであります。昨年11月中国の武漢で発生した新型コロナウイルス、世界的なパンデミックとなり、NHKの調べでは6月4日現在世界での感染者数は638万人、死者は38万6,000人に及んでおります。国内での感染者数の累計は、厚労省の6月4日現在の発表によりますと約1万7,000人、死者は903人に及んでおります。これにより経済活動や市民生活に甚大な影響を及ぼしております。また、5月30日の朝日新聞によりますと、4月末現在休業者数が全国で597万人、前年同月比よりも420万人も多くなっているということでございます。これは、リーマンショックの153万人の4倍に及ぶというような人数になっております。これらの人たちがまた雇用の場に戻れなければ大変な状況になります。
  そこで、@本市の地域経済や家庭生活、特に独り親家庭への影響をどのように認識しているのか。
  A本市の事業者、生活者支援対策としての緊急経済対策第2弾の策定内容及び実施予定について伺います。
  2つ目であります。市長選挙と市長の政治姿勢についてであります。4月19日新型コロナウイルスの影響下市長選挙が行われました。新聞報道によれば、県議や県議の後援会、市議会議員の大半が田中市長を支持という盤石の支援体制が構築され、選挙前から大勢が決していたとも言われていました。
  そこで、@結果は、田中市長の圧勝で終わった市長選挙であります。ただ、51.2%という過去最低の投票率、得票数も前回比約3,700票程度減少しました。この要因をどのように分析しているのか、伺います。
  A過去2期8年間の施策の評価と公約達成状況。
  Bとしまして、大変な時期に市長を務めてもらうことになりますが、3期目の抱負と重要課題について伺います。
  3問目であります。地域防災計画についてであります。本年3月阿賀野市地域防災計画が全面改定されました。4月7日付で内閣府から避難所におけるコロナ対策という通知が県を通じて出されております。
  そこで、本市の避難所における感染症対策について伺います。また、最近北海道や東北の三陸側、関東では、茨城、千葉、埼玉などで、また岐阜、長野、九州など全国各地で震度4前後の地震が頻発しております。さらには、台風や豪雨による出水期を迎え、住民の安全、安心を守るための複合災害への備え、体制、対策は万全なのか、伺います。
  以上、3問お願いいたします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 清野議員のご質問に順次お答えをいたします。
  初めに、地域経済への影響についてでありますが、近山議員のご質問にお答えしたとおり、5月15日時点の市内金融機関、商工会への相談は594件となっており、内容は融資に関するものが539件、補助金に関するものが36件、雇用に関するものが19件でありました。また、その業種割合については、旅館業、飲食業が24%、小売業、卸売業が19%、建設業が19%、サービス業が11%、製造業が8%となっており、とりわけ旅館業、飲食業については、189事業者のうち141事業者、割合にしますと75%の事業者から相談を寄せられているところであります。市が独自に聞き取り調査を実施したところ、4月の売上げを前年と比較しますと、平均で旅館業は82%、飲食業は65%、タクシー、代行業は57%と大きく減少しており、また小売業、サービス業、製造業においても20%程度減少していることから、旅館業、飲食業、タクシー、代行業をはじめ、幅広い業種に影響が及んでいると認識しております。
  次に、家庭生活、特に独り親家庭への影響についてでございますが、これまで独り親家庭の方から、収入減による生活相談やお便りを4件頂いていることから、影響が及んでいると認識しております。その対策事業として、このたび緊急経済対策第2弾として、ひとり親家庭等臨時特別給付金制度を創設し、児童扶養手当受給世帯に対し、児童1人当たり5万円を支給することとし、6月初旬にはお届けしたいと考えております。
  次に、緊急経済対策第2弾の策定内容及び実施予定についてであります。当市の緊急経済対策第2弾の策定の考え方については、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中で、事業者において将来に不安を感じている方々が多いことから、事業の継続に希望が持てるような施策と、さらなる生活者への支援策という2つの視点で対策を講じたところであります。具体的には、事業者等を応援する五頭温泉郷宿泊キャンペーン事業、市内飲食店応援事業を、生活者支援では、ひとり親家庭等臨時特別給付金事業、奨学貸付金緊急支援事業、必要物品供給事業に取り組むこととし、5月22日付で専決処分をさせていただいたところであります。加えて、宅配サービス実施事業や4商工会において実施するテイクアウト・出前キャンペーンを支援しているところであります。いずれにいたしましても、緊急事態宣言は解除されたとはいえ、これから感染が再拡大する第2波が懸念されることから、その状況に応じて対策を講じてまいりたいと考えております。
  次に、市長選挙と政治姿勢についてお答えをいたします。初めに、投票率でありますが、平成28年の選挙より3.45%減少いたしました。この要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症による外出の自粛が影響したものと思っております。また、得票数が前回より少なかったことについては、2期目4年間の市政運営について、一部市民の皆様から賛同を得られなかったと真摯に受け止めているところであります。
  次に、2期8年間の評価と公約達成状況でありますが、3月の議会でも申し上げましたが、これまで取り組んできた5つの政策の柱と、それを支える2つの政策の評価については達成できたものと思ったほど進んでいないものがあると考えております。3月の話の繰り返しになりますが、具体に申し上げますと、1つ目の安全、安心な暮らしの実現では、河川改修の整備促進、防災行政無線の整備、自主防災組織率の向上など、防災減災対策を強化いたしました。
  地域医療では、あがの市民病院内に生活習慣病予防治療センターや消化器病センター、運動器疾患医学講座を開設し、診療機能を強化したところであります。
  2つ目の高齢者、障がい者福祉の充実では、水原総合体育館、水原公民館、瓢湖憩の家の改修や安田交流センターの建設をはじめ、市立図書館、安田交流センターに運動器具を設置いたしまして、高齢者の皆様の体育館使用料免除、新潟大学医学部健康講座の開催、ラジオ体操の普及促進など、高齢者の皆様の健康づくりに取組をしたところであります。
  また、障がい者支援では、障がい者基幹相談支援センター及びグループホームを開設、また手話普及啓発事業、老人世帯除雪事業、高齢者訪問理美容助成事業、人工透析通院費助成事業など、障がい者福祉の充実を図ったところであります。
  3つ目の子ども育成支援の充実では、高校卒業までの子ども医療費や病児保育、子育て支援センターにこにこの開設、多子世帯の保育料無償化、特定不妊治療費、妊産婦医療費及び産後健診助成など、子育て世代の経済的、精神的負担を軽減、天朝山公園の遊具、園地の整備を行い、子育て環境の充実に幅広く取り組んだところであります。
  教育では、放課後スクールや温故塾を開設、奨学金制度に入学準備金を導入し、学べる環境を整備、施設整備においても学校の耐震化、大規模改修及び安田給食センターの新築、全校にエアコンを設置し、学習環境を改善するなど、教育の推進を図ったところであります。
  4つ目の地域経済の活性化では、国道49号阿賀野バイパスと道の駅の供用時期にめどをつけるとともに、住宅リフォーム補助制度や住宅取得支援制度、自治会集会施設建設補助による地域経済、産業の振興、瓢湖園路整備による観光振興、圃場整備による農業振興を推進いたしました。
  5つ目の生活に密着した住環境の整備では、消雪パイプを市道全敷設延長221キロメートルのうち43キロメートル、約20%を整備したところであります。また、市民協働の推進では、道路側溝清掃自治会支援制度を創設、農商工連携によるわくわく産業フェアの支援、文化活動支援など、市民の力を活用した取組を行ったところであります。そして、信頼される行政経営におきましては、平成30年度決算では、実質公債費比率10.6%、経常収支比率88.2%、財政調整基金など主要3基金は54億円を確保し、ブレーキとアクセルを使い分けながら、阿賀野市の発展に資する成長戦略と財政の健全化の両立を図ったところであります。
  次に、3期目の抱負と重要課題についてでありますが、最重要課題におきましては、何といっても新型コロナウイルス感染症対策であります。新型コロナウイルス感染症への対策は、危機管理上重大な課題であるとの認識の下、市民の皆様の生命と健康を守り、市民生活と市内経済に及ぼす影響を最小限に食い止めるために取り組んでいるところであります。一日も早く感染前の日常生活を取り戻せるよう、スピード感を持って今後も取り組んでまいります。
  そのほかの重要課題としては、やはり人口減少と地方創生であります。少子高齢化に歯止めをかけ、地域の活性化を図ります。特に子育て世代定着のため、雇用や医療などの環境整備とともに、子ども育成支援の充実を図り、若者に選ばれるまちを目指してまいります。また、お年寄りが健康で、心豊かに暮らせるよう支援しながら、健康寿命の延伸に向け、高齢者を支える体制を強化してまいります。地域の活性化においては、住環境の整備をはじめ、農業振興、観光振興においても、引き続き取り組んでまいります。全ては市民のために、市民の皆様とともに住みよいまちを、そして暮らしやすいまちをつくってまいりたいと考えております。
  次に、地域防災計画についてお答えをいたします。まず、避難所における感染症対策についてでありますが、昨年10月の台風19号で避難所を開設した際に、避難した市民の皆様に受付でマスクを配布し、消毒液を配置することで、感染予防をしたところであります。しかし、新型コロナウイルス感染症対策においては、マスクの配布とともに、避難所入り口における手指消毒を徹底していただくことと併せて、非接触型の体温計による検温を行うことで、発熱症状等がある場合、一般避難者とは別の個室等に避難していただく対応をしてまいりたいと考えております。また、避難所生活における3密状態を回避するため、定期的な換気とともに、避難者同士の距離を十分に取るなどの措置を講ずる必要があることから、災害の種類にもよりますが、自治会集会所などの利用可能な施設や一時的な利用の場合には、学校の空き教室の利用なども検討してまいりたいと考えております。
  次に、複合災害への備え、体制、対策についてであります。東日本大震災では、東北地方太平洋沖地震、津波、原子力発電所事故が複合的に発生いたしました。このように同種あるいは異種の災害が同時、または時間差をもって発生する複合災害が発生した場合、被害の激甚化、広域化や長期化が懸念されるところであります。しかし、的確な災害対応を行うためには、まず被害状況を迅速かつ正確に把握することが重要であります。市単独で対応可能かどうかを判断し、市の災害対応資源が不足するようであれば、他の自治体等から受援体制を確立する必要があるものと考えております。
  また、複合災害では、ハザードマップで安全とされている場所も被災することがあると考えられるため、市民の皆様には正確な情報を発信し、安全に避難していただくことが最も重要であると考えており、その体制等につきましては、市の地域防災計画に基づいた体制を取ることとしております。いずれにしても、市として、万難を排して取組を進めてまいります。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それでは、再質問をお願いします。
  まず、本市の雇用情勢、求人あるいはリストラの情勢等を把握しているかどうか。把握していなければそれで結構ですけれども、把握していたらその状況についてお知らせください。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 細かい数字は把握しておりませんが、市の独自調査では、解雇ということは聞いてございません。休業手当を支払っているということです。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 求人の状況は変化しているとか、そういうものは把握していないということでいいのですか。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) ハローワークに届け出ている数字ですけれども、やはり影響の大きかった旅館業等は、求人が少なくなっております。逆に、建設業は多くなっております。これにつきましては、高齢者が退職されて若い人が入ってこない、先を見込んで多く求人を出しているというような状況であります。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 先ほど近山議員の質問の中で、第1弾の進捗状況について質問がありましたが、利用されていないという結果を紙で頂きましたけれども、これほかの市町村も同じ傾向なのかどうか、その辺はどうでしょうか。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) ほかの市町村の状況は聞いてございませんが、雇用調整助成金については、当初2か月くらいで支給されるということでありまして、最近1か月に縮めるという方針が出されております。その辺でまだ申請がなされていないというように認識しております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) その辺のその続きについては、また後日お聞きすることにしまして、今回緊急経済対策第2弾が発表されました。そして、私これを見たときに、市長は随分いいことをやってくれるなと、これ本音です、そういうふうに思いました。第1弾の4月27日の臨時議会において、私もいろいろ要望、質問させてもらいました。その中で、独り親家庭の状況が厳しいから、出雲崎町の例などを挙げながら、ぜひとも配慮してほしいというような要望、意見を言わせてもらいました。私自身は、私の提案を採用してくれたとは1万%思っていませんけれども、たまたま思いは同じところの部分があったのかなと思っておりまして、非常にグッド、まさに善政だと思っております。これは市長の発案なのかどうか、一言お願いします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 独り親に関しては、新聞報道等もあります。それと、あとご存じだと思うのですが、国の独立行政法人労働政策研究・研修機構の発表されている相対的貧困率、この部分を見ますと、やはり独り親、特に母子家庭におきまして、相対的貧困率が非常に高いという報道もありましたし、また資料も出ております。そういったことを前々から私としては感じておりまして、やはりこのコロナによって、さらに厳しい生活環境を担っているものと想像いたしまして、子どもたちに支援を図るんだということで、取組をさせていただいたところでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) ありがとうございます。
  それで類似の施策を展開している市町村も全国には数多くあります。少し紹介させてもらいますと、子育て支援日本一を掲げている勝山市、全ての子ども1人15歳以下に6万円、これは独り親とか、そういう前提なく、子育て世帯には1人6万円を支給すると。また、吹田市では独り親世帯に5万円、そのほかに子ども全員に学校給食の無料化、また豊田市とか、大阪市等も学校給食の無料化を進めておりますので、ぜひともその辺も前向きに考えていただけるといいなと思いますが、それから今回第2弾の中で、飲食店への支援というのがございます。これ団体に対して1人当たり40%、2,000円を補助しますという仕組みですが、22日の日付でありますが、これマスコミに投げ込みした段階ではこのままなのですが、何か後日この内容を訂正して、これを基に申込みをしたら断られたという事例が私に報告がありました。それはどういうことなのか、どういう経緯なのか、団体の定義とは何なのか、ちょっと説明をお願いします。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 5月22日のプレスリリースにつきましては、今回のコロナ感染症については、いわば災害級と言っても過言ではないと思います。その中で、骨格が決まった時点で、プレスさせていただきました。その後細かい制度設計に入りまして、5月27日の定例記者会見で、細かいところを発表させていただいたところであります。
  また、団体の定義でございますけれども、ひもとけば団体は2人以上と書かれておりますが、今回につきましては、やはり新しい生活様式に取り組む、いわゆるソーシャルディスタンスのできるだけ2メートル離れましょうということが言われております。そうなりますと、ある程度の広さが必要になる。そこでかっぽうや旅館の大広間を想定をして、10名とつけさせていただきました。少人数でもいいのではないかと恐らく思われると思いますけれども、少人数であると一般的ですと食堂や居酒屋へ足が向く、なかなかかっぽうへは足が向かないということで、今回影響の大きかったかっぽう、旅館、そちらを支援するために10名とさせていただきました。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) でも、この内容がマスコミに公表されているのです。ですから、みんなそれを見た人は、団体だから2人以上でいいだろうなと思います。それで申込みをして何日か後に、1週間後ぐらいですか、再度細かい縛りを入れたと。おかしいではないですか。信用失墜します、こういうことは。だから、2人以上でやってください。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 既に10人で発表しておりますので、10人以上でお願いしたいと思います。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) でも、市民の中でも混乱しています、飲食店でも。そういう話も来ています。そういうことで、ここの信用が落ちるようなことはやめてもらいたい。そういうことであればもっと早めにこれは骨組みであって、詳細については今後また通知しますとか、何とかそういうものにしてください。何かが足りないのだ。
  10万円給付、これ本当に皆さん阿賀野市一生懸命やってくれて、早めに給付をしてくれたということで、感謝している人も大勢います。ただ、残念なのは少しミスがありましたけれども、それで10万円給付の基準日はご存じですか。
議長(風間輝榮君) 菅原総務部長。
総務部長(菅原博徳君) 基準日につきましては4月27日です。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それで、今も同じコロナ禍にあるわけですから、ほかの市町村では4月28日以降に生まれた人に対しても、市独自の施策として10万円とか、少ないところは5万円とか、年度内の人たちを対象に制度をつくっているところが出てきているのです。だから、そういう部分もやっぱりこれからお願いするということになろうかと思いますが、ぜひ考えていただきたいと思います。
  それから、同じ話なのですが、市長は雇用を何としても守るというような答弁がありました。本当にありがたいことだと思います。である市では、雇い止めになった独り親を市役所の職員として1年間臨時採用すると。非常勤としてボーナスもあるというような取組もあります。さっきも学校給食の無料化とか、基準日以降の出生に対する助成とか、いろいろ話をさせてもらいましたけれども、今後の第3弾を取り組む場合は、ぜひともそこらあたり、本当に困っている人たちの状況を踏まえて対応策を講じていただきたいなと思います。コロナ減収特例措置というのはご存じでしょうか。
議長(風間輝榮君) 大橋企画財政課長。
企画財政課長(大橋晋一君) 今のご質問にお答えできるかあれなのですけれども、地方税等の税収猶予の特例制度を踏まえて、減収等の省令で定めるところにより、算定した額の範囲内で償還期間を1年間以内とする猶予特例債ということを起債できるということになっておりますが、その辺のお話かと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) ありがとうございます。まさにそのとおりなのですが、市のホームページを見ますと、税務に関することと国保料に関すること、これは税務課が担当なのでしょうけれども、それは市のホームページに説明が載っているのです。ただ、国はこれらのほかに国民年金保険料とか、介護保険料とか、それらも対象にしているのです。ですから、新聞記事なんか見ると、それらもちゃんと対応できるので、該当する人は申し入れたほうがいいということになっているのです。そこで伺いますが、国民年金保険料とか、介護保険料について、減免や猶予措置があるというようなお知らせはしていますでしょうか。
議長(風間輝榮君) 山ア税務課長。
税務課長(山ア 勲君) 質問にお答えします。
  議員がおっしゃったとおり、国保税、介護保険料、後期高齢者医療の保険税については、減免または徴収猶予の取扱いができることになっております。それのお知らせにつきましては、この6月15日の広報の発送時にチラシでお知らせすることにしております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) ただ、税金についてはホームページに載っています。それで、国民年金についても6月15日に載せるということですか。
議長(風間輝榮君) 菅井健康推進課長。
健康推進課長(菅井真由美君) 国民年金保険料の新型コロナウイルス感染症の影響によって、収入減となる業務の損失や売上げの減少などが生じて、所得が相当程度まで下がった場合はという臨時特例措置の件は、6月1日号の広報あがののほうに掲載をさせていただいておりました。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 失礼しました。ホームページしか見なかったので、ホームページにも載せてもらえるとありがたいと思います。
  次に、コロナの影響で病院経営にもかなりのダメージが出ていると、影響が出ていると。受診料収入が相当に減って、赤字が大分増えているというような話もニュースで聞くのですが、あがの市民病院の状況はいかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
民生部長(米山和朗君) あがの市民病院の今現在、今コロナの影響というのは、多分4月からの報酬からだと思います。その関係で、令和元年度については、ちょっと黒字の見込みということで、ただ4月に関しまして、入院患者数はそうそう変わっていない。むしろ増えているのですけれども、実は外来の患者数、これが昨年の平成31年4月と比べまして、今回887人ほど減になっております。率にして大体10%ほどの減というような状況になっております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 次に、マスコミによりますと、全国的に生活保護の申請が増えているというような話もあります。そこで、阿賀野市の状況について、リーマンとの比較でどうなのか、その辺が分かりましたら教えてください。
議長(風間輝榮君) 山ア社会福祉課長。
社会福祉課長(山ア善哉君) 清野議員の質問にお答えします。
  現在のところ生活保護の顕著な影響というのは見られません。ただ、この4月の申請が昨年が1件であったものに対しまして、今年は生活保護の決定が8世帯しておりますので、その後5月につきましては、昨年も2世帯、今年も2世帯ということで、同程度になっております。
  後半のリーマンのときとの比較でございますが、合併後平成16年から18年までは、当時120世帯から130世帯台で推移をしていたものが、リーマンショックを境に、現在のような220世帯、270人前後まで五、六年かけて増えてきたという過去の事実がございます。今後ともそうした過去の事実がございますので、否定はできませんので、これまで同様に丁寧な相談、そして丁寧な対応をしてまいりたいと考えております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) コロナ対策としては、近山議員からも要望がありましたが、しっかり住民に寄り添った施策、さっき私が言いましたけれども、給食の無料化とか、あるいは独り親臨時採用とか、持続化給付金の50%未満の救済とか、全部やれと言われてもなかなかそんなにやれるものではないですから、効果のありそうなところ、市長が好きなものを選んで、ぜひともまた拡大していっていただきたいのですが、市長いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 市民生活をしっかりと見ながら、検討といいますか、調査を進めながら、対応させていただければと思っております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 次に、市長選挙の投票率について、先ほどの答弁では、コロナによる影響だというようなお話がありました。私は、コロナだけではないのだろうなと。コロナは確かにあっただろうけれども、ほかの要因も大きいのではないかなと思います。いろいろ新聞報道なんかですと、県会議員も一生懸命やってくれたと、県議とタッグを組んだことで、阿賀野市における最強のコンビで選挙戦に臨んだわけなので、有権者はもうこれ田中当選間違いなしとして、投票行動につながらなかった部分もあるのではないかなと思っておりますが、市長もしこれについてお答えできるのであればお答えしていただきたいと思いますし、お答えできなければできないで結構ですが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 先ほど申し上げましたとおり、今般の選挙、コロナウイルスが蔓延する中で、特に投票日が4月19日、阿賀野市で1人目の感染者が確認されたのが4月7日、非常に厳しい時期にかかっておりました。やはり高齢者の皆さんの中には、投票所本当に大丈夫かと、不安だと、そういうような声も伺ったところでございまして、そういったものが大きく影響したのだろうと、先ほど申し上げたとおりでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それで1期目、2期目の公約で、あがの市民病院の救急復活というのが新潟日報さんの記事に載っていました。2016年4月のあがの新報さんが市民アンケートも取ったのです。市民アンケートの結果を見ても、一番要望のあったものは、病院の救急復活だったのです。それらに対して市長も一生懸命努力はされているのでしょうけれども、なかなか復活に至らないというようなことがありますが、3期目もその課題に取り組むのか、どのように取り組むのか、答弁お願いします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 救急病院の指定、これについては長年の課題でありまして、私自身いろんなところでも申し上げますが、第一義的にはあがの市民病院、指定管理者の厚生連のほうが指定病院として看板を掲げる、あるいは対応するというのが基本的なスタンスかなと認識しております。ただ、要請については引き続きずっと続けている。その中でやはり私も前に申し上げましたけれども、今働き方改革というものが進んでいる。特に医師の皆さんというのは、長時間労働というのが付き物のようにされていたわけです。そして、やはり過労死される方々もおられる。あるいは医師に対する仕事の熱意、そういったものも欠けてくる場合も出ております。もう一つには、医師の高齢化、この面も非常に否めない部分がございます。したがいまして、救急医療を行うには、そういった部分の解消をしっかりとしていかなければならない。私としては、引き続き新潟大学医学部の先生方からご理解をいただきながら、そしてまた指定管理者である厚生連のほうからご理解をいただき、医師の皆さんの協力の下、救急指定に向けて努力をさせていただければと考えております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) ぜひとも努力はしていただきたいと思いますが、市民はまだその復活は2年以内めどというような具体的な話をされたものですから、そこらあたりがまだ頭に残っています。無理な状況があれば無理な状況があるように、市民に説明してもらえればなと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 先ほどちょっと申し遅れましたけれども、実態は救急を3割あがの市民病院が受けているのです。年々これが増えてきている。そういったような実態があります。そういった部分を考慮していただいて、市民の皆さんからご理解をいただければなと思っております。ただ、看板を掲げればいいというものではなく、受入れ態勢、受け入れることが一番重要でありますので、よろしくお願いします。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 看板が無理だと、看板は看板でしかないということであれば、それを市民の皆さんに周知していただきたいなと思います。
  それから、同じこれは2016年7月15日のあがの新報さんの記事なのですが、副市長人事について記事として載っています。田中市長胸中語るとありまして、市内在住の人、目下前向きに検討中と答えたと。民間を含め、このまちをよくするには地域に精通している人が望ましい、人事案が固まり次第臨時議会を開催し、議会の同意を得たいと述べたというようにしてあります。まず、この時点で、田中市長の意中の人がいたと思うのですけれども、いたからここまで記事となっていると思うのですが、その後どうなったのか、その辺の答弁をお願いします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 2016年というと、平成28年になるのでしょうか。
               〔「4年前」と呼ぶ者あり〕
市長(田中清善君) 4年前、28年なのですよね。28年、そのように記事として取り上げられているということは申し上げたのかもしれませんが、今のところ私として今記憶に少しないのですが、どういう意図を持って、意思を持ってお話ししたのか、記憶がはっきりしておりませんけれども、私としてはこの質問、またどなただかからもいただいております。副市長の代わりに部長制をしかせていただいたというような状況がございます。その部長制、今しっかりと機能していると私は認識しておりますが、それが本当に果たしてそのとおりなのか、検証を進めながら検討していきますよというような形で答弁させていただこうと思っております。そういったものが今の私の心境でございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 今回その給付金の支給ミスとか、報酬支払い失念とか、さっき言った経済対策第2弾のお知らせのそごとか、ルーチンのミスが連発しているわけです。副市長がいれば防げたかもしれないのです。旧4町村では、三役ですから12人いるわけです。それを今1人で担っておるわけなのです。私、市長は能力あると思っています。市長の能力を100%以上発揮させるには、副市長を置いて、任せてもいい業務は少し分担して軽減すべきではないのかなと思います。危機のときではなおさらだと思います。どうなのでしょうか、その辺はもう考え直す余地はないのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 非常に難しいご質問です。仮定の話が多過ぎて、私自身もどうお答えしていいのか分かりませんが、今回の特別定額給付金のミスという部分をお話しされましたが、特段大きなミスではないのです。伝送データ、この部分で例えば申請書の中に一般銀行とゆうちょと2つあります。そこの部分の区分を仕分けるところのシステム、それが問題になったわけでありまして、これ副市長がいたからチェックできて未然に防げた、あるいはさっきの私も認識していなかったのですけれども、その飲食店の割引制度ですか、この部分のそご、本当にそごがあったのか、これもまた副市長がいれば防げたのか、これ非常に検証もできないし、またお答えもできない、非常に難しい質問だなと思っております。そういったところでご理解をいただきたいと思います。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 私は副市長がいれば防げたかもしれないと、要は任せられる部分は副市長に分担をして、市長の身を少し軽くして、今でも100%出していると言われるかもしれませんが、では100%以上の市長の実力を発揮していいまちにしてもらいたいと、そういう観点で言っています。この近隣で副市長がいない市というのはあるのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 私の知っている限りではございません。今日も朝の連ドラ「エール」でいいことを言っていました。いばらの道を進むか、平和、幸せな道を進むか、人それぞれ、私はどちらかというと、荷を背負いながら精いっぱい市民の皆さん、そしてまた阿賀野市のために頑張る、そういう方向が一番私としては幸せな道であり、平和な道だなと思っております。いばらの道もいいかもしれません。人の取り方によってはいばらの道と思うかもしれませんが、私はそうではないなと思っております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 私は阿賀野市のためにも、もう一人市長を補佐する人がいれば、もうちょっとスムーズに行政運営がいくのではないかなと、そういう思いで申し上げましたが、市長はかたくなに、いや俺一人でいいのだということでありますので、もうこれはしようがないと思います。
  次に、地域防災なのですが、その答弁の中で、一時的な利用の場合には、学校の空き教室の利用なども検討してまいりたいと。検討してまいりたいなのです。もう既にこういう取扱いについては、情報発信している市町村がいっぱいあるのです。だから、この辺これから検討してまいりたいというのはいつになるのですか。先ほど市長のお話にありましたが、地震とか、災害はいつ来るか分からないのです。こんな悠長なことを言っていていいのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 学校施設等については、基本的に各学校のほうとの話合いの中では体育館、これを使わせていただくということで了解を取っているところでございます。したがいまして、例えばその空き教室ですとか、いわゆる特別教室と言われるもの、こういったところの使用については、これからその辺もひっくるめて、避難所指定している学校、こういったところと話合いさせていただく必要があるのかなというふうに考えております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 内閣府から通知が出たのは4月7日付なのです。大分時間がたっているといえば時間はたっているのです。出た後すぐその方針を表明した市町村はいっぱいあります。だから、まだこれから協議なんていうのはどうなのかなと、そんなことで聞いております。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 議員おっしゃられるとおり4月7日付、内閣府からは避難所における新型コロナウイルス感染症へのさらなる対応という見出しでもってこれ出たものかと思っております。その中で、議員今おっしゃっているのは、例えば可能な限り多くの避難所を開設せよというような部分、ここの部分あたりで言われているのかなというふうに思っております。その後に、今度5月18日に内閣府においては避難の際の注意事項というものをこれ発表しております。その内閣府の発表を受けまして、翌日5月19日に新潟県は避難所の感染防止策というようなものを発表しているということです。いずれにしても、その辺についてもできるだけ避難所を多く開設しなさいというようなことが載っております。その辺どこまで開設できるか、とりあえず今現在のところは33か所の避難所、これを指定させてもらっておりますので、その辺についてまたこれからも時を見て考えていかなければならないのかなというふうに考えております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 今避難所の数は何か所とおっしゃいましたか、33。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 33です。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 6月3日にアップされました阿賀野川洪水ハザードマップ永久保存版、これを見ますと、避難所46か所ありますけれども、違うのですか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 今回の地域防災計画御覧いただきたいと思いますけれども、その前の46か所というところには、いわゆる耐震できていない施設ですとか、極めてその小さい施設等々が具体的に言うと、保育園ですとか、幼稚園とかいったような施設も入っておりました。それで、今回そういったのを除外する、その代わりといいますか、除外するのは除外する、新たに例えば阿賀野高校の体育館をこれも県のほうにお願いしたわけですけれども、そういう入れるものについてまた入れさせていただいたということでございます。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 6月3日です、これで出たの、ハザードマップ。6月3日にアップされた資料に46か所あるのです。何で直さないのですか、では。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 阿賀野川のハザードマップについては、平成30年4月というか、3月末に作成して、自治会長会議が4月に行われて、その後に配布したもの、それの段階では46か所になっておりますので、それがそのまま載ったということになろうかと思います。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それがそのまま載ったでいいのですか、6月3日です。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) その平成30年に作った阿賀野川ハザードマップについては、まだ手直ししておりませんのでということになります。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 市長、こういうものはいいのでしょうか、市民は最新のものだと受け取ります。6月3日にハザードマップとして洪水ハザードマップとして上がったもの、そこに46か所、ところが実際は三十何か所なのだと。これはやっぱり混乱を招くと思うのです。いかがですか、こういうところは。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今議員のほうからご指摘を受けた部分、私も正直言いまして把握しておりませんでした。それが事実であるとすれば、大変遺憾なことでありまして、早速調べさせていただきまして、二度とそのようなそごが発生するようなことのないように取組をさせていただければと思っております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) お願いします。
  それとここに載っている避難所のことをいいますと、小松地区阿賀野川洪水、それから土砂災害、どっちもバツなのです。どっちもバツで避難所として指定していいのかどうか、どうなのですか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 小松のふれあい会館でしょうか、その場所、今議員が言われたのは。それについては、今回33か所の避難所からは除外しております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) これは地元の人にはちゃんと周知しているのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) たまたまですけれども、4月に防災行政無線の戸別受信機の説明会、小松で行いました。そのときにここについてはもう外しますということで話ししておきましたし、今避難所の指定看板みたいなのも実はそこについているのですけれども、それについて相当大きなコンクリートの基礎が打ち込まれていますので、撤去するのもなかなか容易でないというような話したところ、逆に自治会のほうから、もし使えるようであればこちらのほうでそれを掲示板とか何かにでもさせていただきたいというような申出もいただいているところです。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) そうすると、小松の人たちは身近なところに避難所がなくなるわけですか。それで高齢化率も40%近い、38%ぐらいというふうに聞いていますが、もし若い人たちがいないときに避難等の必要が出た場合、避難できるのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 基本的に小松、草水ひっくるめて、避難所等については安田地区のほうまでおいでいただくような格好になろうかと思います。それこそ先ほど市長の答弁にもありましたとおり、もし安全が担保できるのであれば、小松の集会所、これはまた先ほどのふれあいセンターとは別のところにあるわけですけれども、そういったところも活用いただけるのかなというふうに考えております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 代替施設があるということで考えているということでありますが、速やかに対応してもらえませんか。何でそんなに時間かかるのですか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 速やかに対応したいと思います。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) それと、阿賀野市の備蓄食料、どの程度保存、保存量がどのぐらい要るのか、どことどこに備蓄しているのか、教えてください。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 備蓄食料については、県が示すところの目標備蓄量というのがありまして、それからいきますと、1万食程度になろうかと思います。実際に今備蓄しているものについてですけれども、赤ちゃん用の粉ミルクについては3,120グラム、高齢者あとお子様用のおかゆについては400食、御飯類ですけれども、ライス72というのが880食、あと味つきの御飯、カレーですとか、チキンですとか、中華丼関係ですけれども、これから900食、あと田舎御飯というと、これ混ぜ御飯の類いですけれども、1,800食、あとワカメ御飯ですとか、パンの缶詰等々で、御飯関係だけで9,380、先ほど言いましたけれども、それ以外に梅がゆ400、あと肉じゃが、豚汁、ホウレンソウのみそ汁、卵スープ等々で2,560食等があります。これらにつきましては、現在水原小学校の備蓄倉庫並びに市内4か所の主たる避難所、そちらのほうに分散配備をしております。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 地震とか、水害とか起きると、運べなくなるのです。そこらも踏まえて十分場所については検討していただきたいと思いますし、今言ったその備蓄食料の量ですけれども、これは何日分ということになるのですか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 想定避難者数が5,000人ちょいになろうかと思います。人口の12.5%が想定避難者数というふうに言われていますので、そこからいいますと、2食分の数字になろうかと思います。
議長(風間輝榮君) 4番、清野栄一さん。
4番(清野栄一君) 自然災害は待ってくれないので、ぜひとも速やかな対応に努めていただきたいと思います。
  あと市長、コロナ対策よろしくお願いします。ありがとうございます。
議長(風間輝榮君) これより3時15分まで休憩いたします。
               休 憩 (午後 3時02分)
                                            
               再 開 (午後 3時15分)
議長(風間輝榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  一般質問を続けます。
  5番、天野美三男さん。
               〔5番 天野美三男君登壇〕
5番(天野美三男君) 5番、天野でございます。通告に基づきまして、2つの質問をさせていただきます。
  1つ目であります。新型コロナウイルス対策についてであります。新型コロナウイルス感染の影響が社会生活に大きな変化をもたらし、感染の範囲も広く、さらなる世界的流行への脅威を感じます。一日も早い対処法や特効薬の開発で病気が終息し、元どおり安心して生活できることを期待しております。
  阿賀野市においても、水原まつりほか、各種事業の中止を余儀なくされました。企業に至っては、市民活動の自粛により顧客が減少したり、取引先が事業活動を縮小した結果、受注が減少したりしています。このような状況の中、厚生労働省雇用調整助成金支援があります。当市は、雇用維持と事業継続のために、阿賀野市緊急経済対策をさらに上乗せ支援しました。それらの支援状況を伺いたいと思います。
  @事業者相談窓口件数、A雇用調整助成金申請費用補助状況であります。B雇用調整助成金の上乗せ補助の状況、C店舗等の賃借料の一部補助の状況、D経済産業省持続化給付金状況、E阿賀野市第2弾の支援対策についてであります。
  2つ目です。新型コロナウイルスと災害対策についてであります。阿賀野市では、令和2年3月に防災会議を開催し、地域防災計画の全部改定を行いました。令和元年10月の台風19号の影響による阿賀野川の増水により、避難勧告を発令いたしました。災害に備えて家族で考えておくことはもちろんでありますが、新型コロナウイルス対策について伺いたいと思います。
  以上2点、よろしくお願いいたします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 天野議員のご質問に順次お答えをいたします。
  初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。まず、事業者相談窓口の相談件数でありますが、5月31日時点では65件となっており、電話が46件、来庁が19件でありました。
  次に、雇用調整助成金の申請費用や上乗せ補助状況、店舗等賃借料の一部への補助状況につきましては、雇用調整助成金の申請補助及び上乗せ補助については、国からの支給決定に基づく申請となっており、現在のところ申請はございません。また、店舗等賃借料の一部補助につきましては、5月31日現在では13件、補助額は71万3,000円の申請となっております。
  次に、経済産業省における持続化給付金の状況でございますが、5月25日までに全国で120万件以上の申請を受け付けており、そのうち約46万件、約6,000億円が給付されていると公表されております。
  次に、阿賀野市第2弾の支援対策についてであります。清野議員にもお答えしたとおり、緊急経済対策第2弾の支援策につきましては、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中で、事業者における将来不安の解消を図り、事業継続に希望を持てるような施策と、さらなる生活者への支援策という2つの視点から事業の構築を行ったところであります。具体的には事業者等を応援する五頭温泉郷宿泊キャンペーン事業、市内飲食店応援事業、生活者支援では、ひとり親家庭臨時特別給付金事業、奨学貸付金緊急支援事業、必要物品供給事業に取り組むこととし、5月22日付で専決処分をさせていただいたところであります。加えて宅配サービス実施事業や4商工会において実施するテイクアウト・出前キャンペーンを支援しているところであります。いずれにいたしましても、緊急事態宣言は解除されたとはいえ、これから感染が再拡大する第2波が懸念されることから、その状況に応じて対策を講じてまいりたいと考えております。
  次に、新型コロナウイルスと災害対策についてお答えをいたします。まず、災害発生時の避難所における新型コロナウイルス対策についてでありますが、清野議員のご質問にお答えしたとおり、避難所入口においてマスクを配布するとともに、手指消毒を徹底していただくことと併せ、非接触型の体温計による検温を行ってまいります。また、避難所生活における3密状態を回避するため、定期的な換気とともに、避難者同士の距離を十分に取るなどの措置を講ずる必要があることから、一時的な利用の場合には学校の空き教室の利用なども検討してまいりたいと考えております。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 先ほど本日最初から近山議員と清野議員のほうから大体テーマの内容が同じようなものがありますので、できるだけ重複しないような質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。また、関連した質問をさせていただきますので、ご了解いただきたいと思います。
  まず、第1点目の新型コロナウイルス対策についてであります。政府が新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言を全面解除したことを受け、6月1日から新潟県において自粛が緩和されました。県をまたぐ移動の自粛要請は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道を除いて6月1日以降は、全国の往来の規制がなくなりました。19日以降は、全国の往来の規制がなくなるというふうな報告です。このような中、阿賀野市の新型コロナウイルス対策について、再度質問をさせていただきます。
  新型コロナウイルス感染拡大に伴う先ほどから何回か説明していただいている阿賀野市の調査票の結果、これは新型コロナウイルスの調査の内容と感染拡大に伴う経済支援の要望書を踏まえた中で、第2弾の緊急対策を速やかに行動していただいたことに対しては、感謝致すところであります。この要請、要望もあった中で、先ほど清野議員と近山議員のお話の中で推測するに、まず一番の被害状況が多かった旅館業界や大規模な飲食を伴うようなところを重点的に被害も大きかったので行ったのだというふうに私も理解しております。あと小規模の件に関しては、実は先ほど清野議員がおっしゃっておったと同様に、私もそういうふうな意見もお聞きしておりましたので、第2弾として、まず政策、施策に対しては、よかったというふうに評価いたします。今後やっぱり新しい生活様式を伴って、感染予防の3つの基本を守りながら、飲食店、小規模の飲食店さんも頑張って活動されておりますので、その辺再度お聞きしたいのですが、今後もし次の機会、第3弾があるときには検討していただくということでよろしいでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 先ほど来申し上げておりますとおり、私は市民の皆さんの生活、これを重視させていただいております。そういった影響が市民生活の中に出てくるようなことがあれば、しっかりと対応させていただければと思っております。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 心強い意見ありがとうございます。確かに今回、今開催しております五頭温泉GoToキャンペーン、これは非常に私も拝見しましたし、インパクトがありました。裏面に対象施設も全て載っておりまして、非常に分かりやすいパンフレットだったのではないかなというふうに思っております。と、この出前キャンペーンですか、これも先般の折り込みチラシに入っておりましたので、大きく出ていましたので、実は昨日私も利用させていただきましたが、これも非常に前向きで評価させていただきます。
  あとこれ当然今回の飲食関係、いろんな旅館関係もそうなのですけれども、さっきの相談件数からして、まずちょっと今国の動きとかもほぼいろいろこう変わってきたりしている中で、個人事業主の支援も特別支援給付金もありながら、なおかつIT導入補助金とか、いろいろな補助金がありますし、今回のテイクアウトに関しては、小規模事業者特別補助金というのを活用したりしていると思うのです。こうやってまとまって商工会とか全部やってやることが当然個々でやるよりは非常に効果が出るというふうに思っておるので、私が見た範囲からすると、感じからすると、その辺をもっとうまく使うことができるのではないのかなとは思っておるのですが、その辺私も専門にやっているわけではありませんので、商工観光課のほうとしても、商工会等ほかの組合等と綿密にこういった補助金の活用で活性化というのをこれからももう少し一緒になって進めてもらえたらなと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 相馬商工観光課長。
商工観光課長(相馬繁行君) 議員言われるとおり、一丸となって取り組んで、このコロナから一日も早い日常を取り戻したいと思っております。なお、国の制度とかそれらについては、市のホームページで一覧表で公表しております。そちらのほうを今多くの業者さんが見ておられますので、変更あるたび更新しております。それを申し添えます。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 多分相談件数とか、店舗賃借料の一部補助の活用というのがこの件数が十分要望されている方に届いているのかどうかというのがちょっと心配になったわけであります。阿賀野市で支援のご案内のチラシもたしか初日でしたか、新聞折り込みに入っていたので、そもそもこれの申請は何なんだというところからの始まりだと思っています。商工観光課の方は、非常にここで相談の件数が多かったり、かなり苦慮していたというふうに聞いておりますし、その担当の方も大変だったと、大変な中今も行動されているというふうに思っております。ですので、今のこの大変な時期なのですが、ここはひとつ商工観光課、また市の職員の人が、円滑にこの給付を受けられるように、さらなる力を出していただいて、事業者のことを思いながらやっていただけたらなというふうに思っております。
  それに、この新型コロナウイルスに関して、ちょっと関連なのですが、阿賀野市のふるさと納税というのがこれコロナとは関係ないのですが、ただ今の阿賀野市の状況からして、ふるさと納税をしていただいている方が阿賀野市のことを心配しているのではないのかなというふうな思いの中から、現在のふるさと納税の状況とか分かりましたらご説明いただきたいのですが。
議長(風間輝榮君) 苅部市長政策・市民協働課長。
市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) ただいまの質問にお答えいたします。
  まず、元年度納税金額、寄附金額としまして約2億8,000万いただいております。件数におきましては約1万1,500です。それで影響といいますと、今年と昨年のふるさと納税の4、5月分の寄附件数と金額を見てみますと、件数では280件、金額では約950万円ほど少なくなっております。やはり新型コロナウイルスの影響によるものと思われますけれども、ただ寄附金額におきましては、5月分においては4月の減少、落ち込みよりは緩やかになっているところであります。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 阿賀野市にふるさと納税される方というのは、阿賀野市に思いのある方とか、阿賀野市にゆかりのある方、いろいろあると思うのです。今新型コロナウイルスで、阿賀野市だけが大変なのではないというのは十分分かっている上で、阿賀野市を応援してくれる皆さんに、実際今阿賀野市の状況とか、近況とか、こういうふうに頑張っているのだとかというのをぜひ今までふるさと納税していただいた方々に、阿賀野市の近況とか、そういうものを市長の今の心境のメッセージ等を加えて、ぜひそういった方にお知らせするというのも大切なのではないかなと思うのですけれども、市長いかがですか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今ほどのこれまで阿賀野を応援していただいた方々に対して、今の現状あるいは私自身の所感、そういったものをお届けしたらどうだというご提案でございますが、本当に偶然なのでしょうか、昨日職員にそれを指示出したばかりでございます。今頃職員聞いていて、天野議員からの指摘だったのだなと、今頃思っているかもしれません。それぐらい今ちょうどタイムリーに私もそれ若干減ってきているという部分気にしておりまして、やはりそういった面からこれまで応援してくれている人を含めて、情報発信を強化して、阿賀野へのふるさと納税を増やしていければなと思っているところでございます。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) ありがとうございます。確かに今回の事態というのは、緊急を要する事態でありますし、阿賀野市全体としても、一生懸命危機の状態だと思っておりますので、拡大防止にさらに努めながら、事業者さんの救済を含めて、阿賀野市の発展にみんなで頑張っていかなければいけない時期だろうなというふうに思っております。
  質問が重複すると悪いので、2つ目の質問に移らせていただきます。新型コロナウイルスと災害対策についてであります。これ先ほどまさに清野議員が質問された内容と同じなので、先般昨年ですか、阿賀野市の社会福祉協議会主催の地域防災セミナーに参加した講演の中で、被災地支援から見えてくる困っているを見逃さないという地域テーマがありました。たしか市の職員もこれ参加されていたと思われます。この災害、これは被災地支援からという観点から見たり、全体的な防災、災害、地域防災についての説明だったと思います。これは非常に私も参考になった講演だったというふうに思っております。今回いろいろな災害がありますので、地震、水害、いろいろありますが、その中で新型コロナでどういうふうに対応していくかというのが課題になっているというふうに今いろいろな情報を調べると載っておりました。防災の狙いというのは、命を守り、生活を支える、尊厳を保つ、これが防災の狙いというふうにお伺いしました。今回被災された方のさっき避難所の関係とかありました。ここでちょっと熱中症予防ということも、その中に入るとは思うのですが、その辺もうちょっと新しい生活様式における熱中症予防を踏まえた災害について、もし詳しいことが分かりましたら教えていただきと思います。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 避難所における暑さ対策というお話になろうかと思いますけれども、なかなかおおよそのところ避難所というのは、学校の体育館ですとか、市の施設の体育館ですとか、大きな施設、こういったものを避難所としているのが通例かと思います。そうした中で、例えばスポットクーラーですとか、入れたとしても、なかなかその熱効率といいますか、効率がいいものではないというようなこともございます。また併せて申し上げますと、もしそこで停電が発生していれば、なかなかそれも使えない、発電機持ってきて回すしかないというようなこともあります。そんなことで暑さ対策云々ということになりますと、一番手軽に考えられるというのが、100ボルト電源で回せるあの大型の扇風機といいますか、そういったものを利用していく、そういうふうなことが考えられるのかなというふうに考えております。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) まさにそうでございまして、たしかあのときのテーマの中で、災害時における寒さの対応の毛布とか、そういうのは意外と準備されているのですが、夏場の対応というのがどうも不足しているというふうな意見があったのが記憶に残っております。確かに近年非常に暑くなっておりますし、災害プラスコロナウイルスイコール感染症予防というのは冬が多いのかもしれませんが、夏場の対策が非常に薄いというふうにたしかあのとき言っておられたというふうに覚えております。これから夏場でも、災害が起きたときに、プラスコロナの関係が発生したときに、今回体温計とかいろいろ予備で用意されたりすると思います。もちろん自分で家族で避難したり、避難所へ行く場合の最低限持っていく備品というのも忘れてはならないと思うのですが、今後防災に関して、夏場の対策が非常に不自由している人が多いというふうに伺ったので、今後そのような夏の対策についても、市のほうでちょっと頭に入れていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 鈴木危機管理課長。
危機管理課長(鈴木昇二君) 今ほど申し上げましたとおり、これから出水期迎えるわけですし、暑さこれからが本番になっていくというところでございます。そうした中で先ほど申し上げましたとおり、本当にあってはならないことではありますけれども、いつ起こるか分からない、そういった夏場の対策、幸いなことに今市のほうでは、リース屋さん2社でしょうか、災害時の業務提携、これを結んでおりますので、最悪のことがあればそういったリース屋さんから、先ほど申し上げましたとおり大型の扇風機等々を運んで来てもらうと。それを暑さ対策として避難所に設置していくというようなことも考えていきたいというふうに考えております。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 関連したような質問を再度ちょっとかけ離れているわけではないのですが、新型コロナという観点から話をさせていただきますが、この新型コロナ感染リスクに関して、学校の授業、オンライン授業等前回タブレットの活用について総務文教常任委員会でご説明いただいた中では、年度内を目指すというふうに聞いておるのですが、これオンライン授業プラスタブレットイコール災害時学校の連絡業務として活用していいのかどうかは分かりませんが、ぜひこれ阿賀野市のエアコンの設置は非常に早かったと、SNS情報上で私が発信したときは、非常に早く設置できたのでよかったですねというお知らせをいただきました。今回タブレットに関しても、今後災害で活用ができるのかどうかは別として、子どもたちにそういったのも踏まえて、何とか早期にならないのかなというのをもう一度確認したいのですが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 長谷川学校教育課長。
学校教育課長(長谷川政喜君) ご質問にお答えいたします。
  タブレットにつきましては、今お話をいただきましたとおり、当初令和2年から2、3、4年度までの整備計画でございましたが、国の加速化を受けまして、4月の臨時会でご承認をいただきまして、令和2年度で生徒全数分の予算をいただいたところでございます。そういうところでは、私ども今準備を進めてございまして、整い次第発注を進めてまいりたいと考えております。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) 新型コロナウイルスと今回防災を踏まえた質問をさせていただいておりまして、さらにプラスオンライン授業からタブレットまで、総体的にいろいろひもづけてお話しさせていただいたのですか、市長のほうから総括してその辺最後一言お願いいたします。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今ほど担当課長のほうから話がありましたとおり、当初は令和4年までかけて、ただ国が進めるものよりも1年前倒しで整備をする予定にしておりましたが、3月の補正予算で、1年で整備をするという方針に変更させていただいて取組を今しております。ただ、課題はこの端末の形式ですか、2種類あるげなのです。アイパッドとグーグルのほうの形、その辺の選定を今どうするか検討させていただいております。というのはこの教材、タブレット端末は、指導に当たる先生方が関わってまいります。先生方というのは異動されるわけです。例えば新発田へ行ったり、村上へ行ったり、五泉へ行ったりと、そういったときに端末が違うと、先生方また一から学ばないといけない、あるいは操作できない場合も出てまいります。そういったことのないように、子どもたちが一律同じような形で学べるように、今検討を重ねているところであります。できるだけ早く機種を選定して、そしてまた発注を行って、子どもたちにタブレット端末をお届けしたい、そしてまた、オンライン学習ができるような環境をつくっていきたい、これは第2波に対しても、第3波に対しても、非常に重要なことでありますので、できるだけ早期に整備を終える方向で取組をさせていただきます。
議長(風間輝榮君) 5番、天野美三男さん。
5番(天野美三男君) では、早期に設置できるように、またプラス学校から子どもたちの連絡等にも活用し、災害でも活用できるという実績もあってもいいのではないかという期待を込めまして、質問を終わります。ありがとうございました。
                                            
議長(風間輝榮君) 質問を改めます。
  12番、宮脇雅夫さん。
               〔12番 宮脇雅夫君登壇〕
12番(宮脇雅夫君) 宮脇雅夫でございます。
  最初に、新型コロナウイルス対策についてお伺いします。政府は、5月14日新型コロナウイルス感染症対策本部で緊急事態宣言を39県で解除することを決定しました。その後25日には、全国解除ということになりました。安倍首相は、5月14日の記者会見で、39県は感染拡大を防止できるレベルまで抑え込むことができた。世界経済がリーマンショックとは比較にならない100年に1度の危機を迎えているとして、第2次補正予算案の編成に着手する意向を表明し、家賃負担を軽減する給付金の創設や地方自治体向け給付金の拡充などを急ぐ、雇用調整助成金の上限額を日額1万5,000円とする考えを示しました、検査体制についてはPCR検査と併せて、抗原検査キットを活用し、だ液によるPCR検査の実用化を急ぐとしましたが、検査センターの設置、拡充の具体的対策は触れませんでした。
  1点目について、緊急事態宣言の解除の一番の問題点は、PCR検査の数が伸びていないことです。1日当たりのPCR検査数は、厚労省の直近の発表では、人数で3,000人から4,000人、件数では7,000から8,000件で、伸びていないだけなくて減少傾向にある。検査数が足りない。この下で解除という判断は懸念があります。厚労省のクラスター対策班の西浦北大教授が実は実際の感染者は発表されているものの少なくても10倍以上はいる。つかめているのは氷山の一角だ。専門家会議の尾身副座長も10倍以上というのはそのとおりだと言っています。感染拡大防止のため、警戒を決して緩めてはならないと思われます。今後の対応としては第1に、PCR検査をはじめ、検査を抜本的に増やし、感染の全体像をつかむこと、検査を抜本的に増やしてこそ、仮に次の波が起こった際に、迅速で的確な対応ができるようになり、段階的に経済活動を再開していく上でも、抜本的強化は不可欠です。第2に、医療提供体制の抜本的強化を図り、逼迫を打開することです。重症患者、中等症のためのベッドの確保、軽症者のための療養施設の確保、医療機関に対する財政的補償をしっかりやることが必要です。第3に、暮らしと営業に対する補償措置をしっかり行うことです。家賃支援、雇用調整助成金の拡充、学生支援などの緊急措置を取るとともに、速やかに医療、補償の両面で抜本的措置を取ることが必要だと思いますが、緊急事態宣言の一部解除と今後の対応についての市長の見解を伺います。
  2点目として、この間に日本共産党阿賀野市市会議員団は、新型コロナウイルス対策について、自粛と補償はセットで、特に困窮している市民に支援の立場で、3回の市長の申入れを行ってきましたが、各自治体も知恵を絞って様々な施策を打ち出してきていますので、これらも参考にして、次の点について伺います。
  1、阿賀野市のPCR検査実施の状況と到達点の認識について。
  2、クラスターになりやすく、リスク管理を厳格にする必要があるあがの市民病院をはじめ、阿賀野病院、介護施設、福祉施設の職員、患者、入所者の全員をPCR検査の対象にして、検査を実施すべきでないか。
  3、1人10万円の現金給付、特別定額給付金ですが、文字どおり全市民に支給するのは簡単ではありません。市民の実情に合ったあらゆる手だてを取ることが求められていますが、申請数、支給数と対策はどうか。
  4、雇用調整助成金、持続化給付金の申請数、支給数と問題点は何か。持続化給付金の50%以上減の条件を市独自に緩和することが必要ではないか。
  5番目、児童手当の支給世帯に1か月分の上乗せ支給、市の奨学金貸与者の返済猶予の措置を取るとともに、自宅通学1万円、自宅外通学3万円の支給をする。就学援助受給世帯に学校給食費相当の支給をする。
  6、学童保育支援に一時金1万円の支給をする。
  7、県外学生に米、特産品、マスク等を送付する。
  8、上下水道料の基本料金を6か月免除する。
  9、未就学児を含め、18歳以下に1万円の図書カードを支給する。
  10、飲食店、かっぽう、温泉旅館などに消毒液配置や製造機器購入の支援をするとともに、支援金として、一律20万円を迅速に支給することです。
  次に、第2項目として、養牛場の消臭対策について伺います。私は、この悪臭対策の質問を2019年6月、12月議会と2回行いました。1回目の6月議会で、市長は臭気は牛床の入替え時や堆肥生産時のショベルローダーによる切り返しで、堆肥を攪拌する際に強く発生すると考えている。堆肥舎の前面が開放型となっているため、臭気が拡散すると答弁しています。2回目の12月議会で、市長は臭気測定結果が法定基準を超えたことから、県の新発田農業普及指導センターとともに、養牛場への立入検査を行い、臭いの主原因である堆肥の場外への運び出しや敷料増量による臭気抑制などを行うように指導し、事業者が対策を実施していると答弁しています。また、私の施設を抜本的に改修しなければ、今の対策では生ぬる過ぎるのではないかとの再質問に、田邉農林課長は施設の整備も含めて必要なことは指導、提案していきたいと答弁しています。この養牛場の悪臭は一向になくなっていません。2キロほど離れた私の町内では、1月から4月は以前と比較すると、やや改善されたように感じられましたが、直近の5月1日から15日までの記録では、主に夜間に9日間も強烈な悪臭がして、窓も開けられない状況でした。今朝も私のところに、この強烈な臭いは何とかならないかというすさまじい怒りの電話が来ました。そういう状況です。それで以下の点を質問します。
  1、前回質問後も、市は臭気測定をしていると思うが、その結果はどうか。立入検査を行ったのか。事業者も臭気計を購入したそうだが、計測しているのか。
  2、水原地区の養牛場の臭気測定と対策はどうか。
  3、堆肥の場外運び出しや敷料増量の実施状況はどうか。
  4、なぜ悪臭はなくならないのか。その原因についてどう認識しているのか。今後の対策はどうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 宮脇議員のご質問に順次お答えをいたします。
  初めに、緊急事態宣言の一部解除と今後の対応についての見解でありますが、国は5月25日全国の緊急事態宣言を解除いたしました。その判断においては、専門家の意見をお聞きし、具体的な数値なども含め、感染の状況、医療提供体制、監視体制などにおいて、解除に向けた客観的な数値をクリアできたことにより判断したものと認識しております。緊急事態宣言の解除については、ある程度評価できるものであります。今後の対応においては、宮脇議員が言われるとおり、PCR検査体制の充実により、これまでより容易に検査を受けることができることで、市民の不安を少しでも和らげるとともに、感染を拡大させないための施策を実施できるものと思っております。また、そのことが早期治療につながり、重症患者を減少させ、あわせて医療提供体制の崩壊を未然に防ぐことができるものと考えております。同時に、事業者や生活者支援対策では、将来不安の解消はもちろんのこと、事業の継続においても希望が持てるような取組に加え、市民生活及び市民経済に及ぼす影響を最小限に食い止めることが必要であります。いずれにいたしましても、感染対策の要諦である新しい生活様式を守って、感染防止に努めること、その基本となる人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなど指先衛生をしっかりと継続することが感染を防ぐために重要であると考えております。
  次に、ご提言をいただきました各種施策についてであります。まず、PCR検査実施の状況と到達点の認識についてでありますが、5月20日現在新発田地域振興局からは、市内在住者のPCR検査数は47件と報告を受けております。また、検査実施の到達点につきましては、必要な方が速やかに検査を受けられる体制にあることと認識しております。通常市民が所管の新発田保健所、帰国者・接触者相談センターに相談しますと、症状に応じて、帰国者・接触者外来を紹介され、PCR検査を受けるという流れになっております。現在市内においては、必要な方が迅速に検査を受けられる状況であります。
  次に、病院や施設の職員、患者及び入所者全員を対象としたPCR検査についてであります。まず、検査の対象者数につきましては、あがの市民病院の場合、患者と職員で約550人が対象となります。市内全ての病院、施設となりますと3,000人を超えることになります。また、検査結果が陰性であったとしても、その時点での結果であり、継続して何度も実施することが必要となることから、議員ご提案の全員を対象とすることは、現在の検査体制では困難であると考えております。病院や施設におきましても、これまでどおり発熱やせきなどの症状のある方や医師が必要と判断した方を検査対象とするとともに、できる限り早期にクラスターや院内感染を発見することが重要であると考えております。
  次に、特別定額給付金の支給事務と現況についてであります。まず、支給事務につきましては、4月21日特別定額給付金室を設置いたしまして、会計年度任用職員を含め、12人を配置したところであります。申請手続に当たりましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、オンラインによる申請と郵送による申請を受付しております。オンライン申請は5月1日から、郵送による申請は5月11日から受け付けしたところであり、5月12日から順次指定口座へ振込をしております。また、5月1日から特別相談窓口を設置し、市民の皆様からの電話や窓口による相談に当たっており、速やかに申請していただけるよう努めております。
  次に、特別定額給付金の現況につきましては、6月1日現在対象世帯1万4,553世帯に対して、申請数は1万3,567件、93.2%、給付数は1万3,480件、92.6%となっております。今後も引き続き市民の皆様に早く給付金をお届けするため、事務処理を進めてまいります。
  次に、雇用調整助成金、持続化給付金の申請数、支給数と問題点についてでありますが、新潟労働局によりますと、雇用調整助成金につきましては、5月26日までに県内では1,173件の申請、651件の支給となっております。新発田管内では、64件の申請、31件の支給となっております。なお、支給額は非公表とのことであります。また、全国の申請、支給件数は、厚生労働省のホームページで公表しており、5月28日時点において、全国で約6万5,000件の申請、支給決定は約3万3,000件となっております。持続化給付金につきましては、5月25日までに全国で120万件以上の申請を受け付けており、そのうち約46万件、約6,000億円が給付されたと公表されたところであります。
  問題点についてでありますが、雇用調整助成金については、提出する書類が多く、申請手続が複雑であることや支給されるまでに時間がかかること、持続化給付金については、オンライン申請のみによる受付となっており、パソコンやスマートフォンをお持ちでない方からどのようにして申請したらよいかとの相談を受けております。なお、国ではこのような問題点を解消すべく、書類の簡素化やサポート介助を設置するなどの改善策を講じているところであります。
  次に、持続化給付金の条件緩和についてでありますが、市独自の緊急経済対策第1弾として、雇用調整助成金の申請補助及び上乗せ補助、店舗等賃借料の補助を行っており、さらに第2弾として、旅館の宿泊費補助及びかっぽう料理店、旅館の飲食代金補助による事業者支援を行っており、条件緩和による市独自の給付金支給については、現時点では考えておりません。
  次に、児童扶養手当の受給世帯に1か月分の上乗せ支給することについてであります。緊急経済対策第2弾として、ひとり親家庭等臨時特別給付金制度を創設し、市内児童扶養手当受給世帯に対し、児童1人当たり5万円を支給することとし、6月初旬にお届けしたいと考えております。
  次に、市の奨学金貸与者の返済猶予の措置についてであります。新型ウイルスの感染症の影響で、経済的に困窮する当市の奨学金返還者に対し、申出により返還を猶予することといたしました。奨学生に対する支援についてでありますが、現金支給ではなく、奨学生の追加募集と現行の貸付額に加えて、奨学金の借入れができることとし、早急に対応するため、補正予算と阿賀野市奨学貸付基金条例の一部改正を専決処分したところであります。なお、就学援助受給世帯への学校給食費相当の支給については、現時点では考えておりません。
  次に、学童保育支援員への一時金1万円の支給についてでありますが、既に児童クラブ運営事業者に対し、小学校の臨時休業に伴う午前中からの開設に関わる費用は、補助金として交付済みであり、今後も必要な運営費用につきましては、基準に従い適切に交付することで対応してまいります。
  次に、県外学生に米、特産品、マスク等を送付することでありますが、本日の新聞にも幾つか出ておりましたが、県内のある市において、地元へは帰省せずに外出自粛をしている学生に向けて、民間団体が中心となり、特産品を送り、応援する取組が紹介されておりました。当市においては、緊急経済対策第2弾として、奨学金の新規追加募集の実施や困窮する学生を支援するため、1人当たり30万円を上限とした貸付けを実施し、また申請により奨学金を1年間の返還猶予を実施するなど、総合的に支援する奨学貸付金緊急支援事業に取り組むことといたしました。この支援事業は、家計の急変やアルバイトの収入減により、就学の継続が危ぶまれる場合など、県内外に限らず、学生を支援するものであります。県外学生に米、特産品、マスク等を送付することについては、民間団体の自主的な取組があれば協力することもやぶさかではありません。
  次に、上下水道料金の減免についてでありますが、上下水道料金の支援策といたしましては、4月分から全てのお客様を対象として、新型コロナウイルス感染症の影響により、支払いが困難となっている水道料金及び下水道使用料の支払い猶予を実施しております。
  次に、18歳以下への図書カードの支給についてでありますが、保育園等は休校等の対象施設ではなく、通常どおり運営しており、各園での年齢に合わせた絵本購入の取組を実施していることや小中学校が再開したことから、現時点では市として特段の取組等は考えておりません。
  次に、飲食店、かっぽう、温泉旅館などに対する消毒液などの感染防止対策に関わる経費を対象とする支援についてでありますが、新潟県の新型コロナウイルス感染拡大防止対策推進支援金制度を活用していただきたいと考えており、市独自の支援については現在のところ考えておりません。いずれにいたしましても、今後も引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を見極めながら、必要となる支援をしてまいりたいと考えております。
  次に、養牛場の悪臭対策についてお答えをいたします。まず、その後の安田地区の養牛場における臭気測定の結果についてであります。2月12日に養牛場敷地境界で実施した測定では、臭気指数は19と、前回7月の測定に続き、規制基準値の12を超過いたしました。このため直ちにこの結果を事業者に伝え、改善を指導したところであり、これを受け、事業者は3月から4月にかけて、臭いの原因となる堆肥の運び出しを行い、臭気の低減に努めたところであります。なお、測定結果は県農業普及指導センターにも伝えておりますが、立入検査は行われませんでした。また、事業者は自ら用意した臭気計を使い、宝珠温泉から丸山集落内の道路上で臭気の計測をしておりますが、その結果を確認したところ、規制基準値の12は超えていなかったものであります。
  次に、水原地区の養牛場についてでありますが、2月12日に牛舎脇の敷地境界で行った測定では、臭気指数10未満という結果でした。なお、昨年12月には事業者から今後水原の養牛場には牛の導入はせず、全頭出荷後は使用しないと説明があったところであります。
  次に、堆肥の場外運び出しや敷料増量の実施状況についてでありますが、堆肥の運び出しについては、事前報告を受けているところであり、事業者は敷料を倍以上に増やすなど、臭気対策に努めております。
  最後に、悪臭の原因と今後の対策についてであります。悪臭の原因につきましては、前回ご説明したとおり、牛床の入替え時や堆肥生産時のショベルローダーによる切り返しをすることで、堆肥を攪拌する際に強く発生するものと考えており、その対策としまして、市でも臭気計を購入し、測定を行う計画であります。今後は、事業者の測定結果と併せて、悪臭の発生状況の把握に努めるとともに、県農業普及指導センターなど関係機関と連携をして、事業者を指導してまいりたいと考えております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) では、再質問させていただきます。
  このコロナ感染症は、感染の山を繰り返すと。感染がぐっと広がって、そのときに強い行動制限をするとしています。そのときに一定感染が下がる。しかし、またずっと続けられませんから、経済活動とのバランスを取る時期、今がそのときになっていると思いますが、また次の山がどうしても来ると。何回かの感染の山を繰り返しながら、やがて終息に向かうというのが専門家の大方の見方ですけれども、そういう点で市長はそもそもこれはどういう状況になるかという認識はどうでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 私も専門家ではございませんので、新聞報道等で知る限りでございます。ですから、議員と全く同じような認識を持っております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 第2波が来るということですね。それで、この第2波が来るというと、再び緊急事態を宣言をしないと駄目だということになります、当然。それを避けるためにどういう努力をするかが政治の役割だと思うのです、緊急事態宣言をまた同じことを繰り返さないために。そういうふうに私は思うのですけれども、市長はどう考えますか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 緊急事態宣言については、どう思うかと言われても、これは国の判断によるものと思います。特に大都市が非常に危険、リスクが高いわけです。地方においては、今ご存じのとおりマックスでも緊急事態が必要なような状況は、石川県が少し300ぐらいまで来ていますか、そういったところはありますけれども、新潟県においても82人、北海道など7都道府県ですか、そういったところは、かなり高くなっておりますけれども、それ以外の都市あるいは都道府県においては、緊急事態宣言、そういった部分までは必要性は今後はあまりないのではないのかなと私は認識しております。
  したがいまして、宮脇議員が何を言いたいのか、その部分が少し分かりませんけれども、私としては、この冬阿賀野市絶対に起こさないのだと、そういうような思いで対策を取ってまいりたいと考えております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 地方のほうは、広がらないのだという願望は分かりますけれども、それは分からないです。今世界中にパンデミックと言われるぐらい、ブラジルですごい勢いで広がっています。だから、ここは絶対起こらないなんていう確証は何を根拠で市長は言っているのですか。新潟県は、ずっとこんなに広がらないだろうと、都市部だけだというふうに何を根拠にそういうふうに言われているのですか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 根拠は、人と人との接触の機会でございます。これを少なくしていく、西浦教授が言われるように8割削減すれば、おのずと減少していくと。それが7割では駄目なのだと、7割以下だと、やはり減衰するこの力、期間、そういったものが非常に高まる、長くなる、そういうようなお話がございます。これが私としての考えの根拠になりますけれども、そういったエビデンスみたいなものは、今現在のところ私自身も持っておりません。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) それは一つの考え方で、それもありますけれども、一番今のところ科学的なのは、PCR検査なのです。PCR検査を最大限やって、それはもう全住民にやるというのは無理です。中国は、武漢で全住民をやったというふうに言っていますけれども、そこまでやるのは、無理だと思いますけれども、やはりこの第2波に備えるということは、多分自分のところは来ないだろうとか、誰か熱出たらまた同じことをやればいいということを繰り返すと、これは本当に疲弊して、さらに広がる危険性が非常に大きいというふうに思うのです。それで、市長もご承知のとおり、科学的な根拠の最大なのはPCR検査数です。これは、検査数は日本は非常に極端に少ないと。韓国は日本の8倍、アメリカは14倍、欧州諸国は20から30倍やっております。それで、これを受けて今緊急事態が緩和された段階で、これご承知だと思うのですけれども、広島、岩手とか、愛知などの18道県の知事が緊急提言というのを発表しました。これはご存じでしょうか。これによりますと、今までの受動的な検査から感染者の早期発見、調査、入院等による積極的な感染拡大防止戦略の転換を提言すると。要するにごく軽症のものを含む全ての有症者や全ての接触者へ速やかな検査を行うと。症状があるなしにかかわらず、医療、介護、福祉施設の従事者及び入院者、入所者などに対して、優先的に検査を行うことを求めているということです。要するに今までいろんな症状が、強い症状が出た場合、こちらの場合は新発田保健所に行ってそれで検査を受けると、そういうのではもう駄目なんだというふうにこれは言っているわけです。無症状者を含めて、37.5が4日というのも崩れましたけれども、やはり先手を打つことが大事だと。その先手を打つ要は病院と介護事業所だと。全部せいなんていうのは、この18道県の知事も言っていないのです。ここをやっぱり今からやっておかなければ駄目だというふうに提言しているのです。今までの延長線では、同じことを繰り返すと。
  ここでは、受動的検査から積極的検査に転換せいと。これは国に求めていますけれども、自分の県でもそういうふうに転換すると、考え方を変えると。そして、第2波に備えて、できるだけ緊急事態宣言をしなくてもいいような状況を今のうちにつくると、そういう体制をつくるのだということを言っているのです。私はそのことを質問したのです。ちょうどこれが出た前に私はいろんな文献とか、対策を見て、これが必要だなというふうに思ってやったら、たまたま同じことを知事会が言ったということなのですけれども、その点の考え方はどうでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) そういった考え方もありますし、今抗原検査というお話も出てきています。簡易キットで抗原検査をし、陽性であれば再度またPCR検査を実施する、そういったような繰り返しの中で、無症状の感染者を早期発見する。そして、感染拡大を防いでいくのだというような話もあったり、あるいは一度感染した人は抗体を持つということで感染しにくい、しないというようなお話もあったりと。ですから、PCR検査が全てではないだろうと、PCR検査を陽性、陰性の判定するには、それ以外に方法はないわけですけれども、全てを全員をPCR検査する。これは物理的に非常に難しいだろうと思っております。ですから、そういった部分というのは、今後国において、しっかりとした体制を早期に構築して、そういった部分を地方においても取り入れながら、この阿賀野市から感染者を出さないように取組を進めていかなければならないものと認識しております。私としては、宮脇議員がおっしゃる部分も分からぬでもないのですけれども、そして全国知事会のどこですか、岩手の知事が言われているのですか。岩手は今のところゼロ人です。大変すばらしい、なぜゼロなのかが私自身も、そしてまた全国からも注目をされているのかと思いますけれども、そういった同じような取組をすれば、発生者を出さないで済むのではないでしょうか。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 岩手の知事も入って、岩手もそうするということで、岩手は県立病院が一番あるところです。日本で県立病院が非常に比率高いところです。新潟県もそうなのですけれども、岩手あまり民間病院ないのです。県立病院が多いのです。そういう岩手県知事もそうしないと駄目だと。要するに、ゼロだけれども、このままいくとはそんなことはないというふうに岩手県知事は思って、これに参加して、緊急の提言を出したということなのです。要するに、今までの延長線でなくて、攻勢的に出ないとまた同じことを繰り返すよと。同じ緊急事態を繰り返したら、もう経済も持たないよということで、ただ出たらそのとき対応せいというのはもう駄目ですよということを強く言っているのです。それで、答弁では全部やると3,000なんてとてもできないと。私が提案するのは、もうすぐ3,000やれというのはできないけれども、新潟県もあちこちでちょっとずつ県の指定のところ、長岡、十日町、今度は五泉東蒲の医師会もこのPCR検査を始めるということを言っているのです。専門家はこれをやっぱりやらなくては駄目だというふうにみんなそこに到達しているのです。ですから、国が、県がというふうに言わないで、あがの市民病院を市立病院で持ってる自治体というのは、新潟県でもそんなにないわけですから、こういう病院を持っているところが積極的に病院の職員をはじめ、入院患者、ここをPCR検査をすればいいと思うのです。いわば阿賀野モデルをつくると、やろうと思えばできるわけです。金だってみんなまたするということよりもはるかに大変だけれども、体制をつくるのも大変ですけれども、このことをちゃんとやっていけば、またできるわけだから、一つの根拠が出るわけだ、この時点という条件つきですけれども。今なんて何も分からないです。これはPCR検査だけでなくて、抗体検査、抗原検査、これもだんだん便利になってきていますから、そういうのを病院を中心にして、積極的にやるということをしたほうが阿賀野モデルをつくるというのはどうですか、市長。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 1点ちょっと議員も誤解されているのかもしれませんので申し上げるのですが、柏崎あるいは長岡、先般は新潟にもPCR検査センターの設置がありましたが、あれはあくまでも検体の採取、PCR検査を実施する場所ではないのです。検体の採取の場所でしかない。それから、それをPCR検査に回す、これはまた保健所の判断になって、検査センターのほうに行って検査をしているというのが実態であります。このあがの市民病院におきましても、検体採取をし、そして保健所を通して、接触者外来センターですか、そういったものを通しながら検査機関に検体を送っていると。そして、検査結果が出ている。ですから、その部分というのは、阿賀野モデルがどうのこうのというよりも、むしろ一日も早くPCR検査の方法が今度はたん、唾でできるようになるとかございますが、保健所が判断していくという部分、この部分あるいは検査の1日当たりの処理能力、今2万件とかよく政府のほうで言いますけれども、その部分が早めに体制が整っていく、そういったことが大変重要ではないのかなと思っております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 先進例を見ると、発熱外来というのをつくっているわけです。それとPCR検査をやるところ、一体のところもありますけれども、そういう仕組みにはなっていないのです。たまたま今あまり症状が出ていないで、たった阿賀野市47件しかやっていないわけでしょう。だから間に合っているのです。これを本当に科学的に調べて、第2波を低く抑えようとすれば、この10倍ぐらいは最低必要なのです。そうしたら今の体制の延長ではできないというのは明らかなのです。検査はどこでやるかというのはあれですけれども、やはり発熱外来と検査センターをもっとつくって、もっと今の10倍以上受けられるようにするということ、こういう体制をつくることが大事なのです。
  それともう一つは、もしこの結果が出たら、隔離するのがもう一つは大事なのです、これはもういろんなところで。この隔離が新発田管内では、どういう仕組みになっているかと。重症者、中軽症者、これ課長分かると思うのですけれども、この隔離政策、これは要なので、どういうふうな仕組みになっているか、ちょっと教えてくれますか。
議長(風間輝榮君) 菅井健康推進課長。
健康推進課長(菅井真由美君) その隔離についてお答えいたします。
  5月27日の新潟県が発表した資料によりますと、5月26日現在入院可能な病床数は、県全体では411床です。そのうち重症者の受入れ病床数は112床で、全体の27%であります。重症者とは、人工呼吸器が必要な患者さんとなります。県のほうに電話で聞きましたが、どの地域の病院に何床、どの病院に何床ということは公表はしていないということです。ただし、その中には県立新発田病院が入っているのは確実なところなのですが、あとあがの市民病院ですけれども、現在1床人工呼吸器も備えて、あと簡易陰圧病室を設置するということで、今準備中でございます。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) それで、これは入院、中症者、重症者、主にはこれ言っているのは。軽症者を隔離するという点では、ホテルとか、そういうところが一番有効なので、それらの確保はどうですか。
議長(風間輝榮君) 菅井健康推進課長。
健康推進課長(菅井真由美君) 先ほど言い忘れました。すみません。宿泊施設ですが、正式には新型コロナウイルス軽症者宿泊療養施設と言っておりますが、県内には今のところ50床ございます。新潟市内にあるホテルシングルインというホテルということです。ここに50人が入れるということです。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) これ見ても、2つ目の要の隔離がこれでできるのかというのは、非常におぼつかないです。たった隔離50床しかないという状況です。これはクラスターがあちこちで発生したらもう沈没します。そういう状況なので、これをよく見てくださいと。県にも言うし、やはり地域から声を発しないと駄目なのです。大したことないだろうと、このままずっと鎮静化するだろうなんて甘い考えを持っていると、現に北九州、東京またそういう傾向が出てきたでしょう。そこまでまだいっていないです。ですから、市長もはっきり言わせると、考え方が甘い、もっとよく研究して手を打ったほうが経済的にもいいのです。そうなってからもうまた緊急事態、休業要請自粛、強烈な自粛要請、全部補償を伴わなければもう誰も持たないでしょう。全面補償しないと駄目です。そういう点で、ぜひこれはこの面もちゃんと見てほしいと。
  それから、これは清野議員でしたか、病院経営も診療所も非常に厳しいというのは、これは時間がないのでやめます。
  それから、あと特別給付金、支給数は残り7%程度です。この7%が大変だと思うのです。私も見ていると、私の周りは老人のみ世帯、視覚障がい者もいます。認知症ぎみの人がいる。コピーなどはやったことがないと、そういういわば社会的弱者のような人がいて、やっぱりいつも取られるばかりだからもらうという大体感覚がなくて、信じられないと。目の悪い人はそんなの来ていないというふうに言いますけれども、7%一つの今壁にぶつかると思うのですけれども、それは今後どういうふうに、100%やはりそういう人にも支給することが必要だと思うのですけれども、100%にするには対策をどうするのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) きょう現在もう95ぐらいまで伸びてきております。あと500人ぐらいの方になってきておりまして、施設入所の方等もおります。独り暮らしの方々がおられます。どういった状況でその残りの方が発生しているのか、今抽出調査をかける段取りになっております。もし施設でまだ保管されている、住民票を移していますから、そういう場合もあります。そしてまた、私は要らないんだと言っている方もおられるかもしれません。そういったところを抽出調査し、それでも大体理由が分からないようであれば、再度申請主義なのですけれども、こちらのほうからお手紙を出す形を考えております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) ぜひこれ100%に、私も大変さはよく分かります。ここまで本当に大変な、ひとりそういう人、聞いて、できるだけ援助しようと思っているのですけども、本当に残っている人は大変なのです。ぜひこれはここまで頑張ってきて、先進して行ってきたと思うので、やり切っていただきたいというふうに思います。
  それから、市として第3弾はやはり必要だなというふうに思うのです、補償のセット。それで、新しい生活様式という、これも自粛の一種だと思うのです。やはり自粛と補償はセットという限りは、それと国のいろんな施策は非常に遅れていて、いまだに手元には届かないで、7月、8月になるのではないかという状況ですので、これやはり一番身近にいる財源は限りはありますけれども、やっぱり引き続き第3弾も市としては覚悟してやっていかないと、本当に新しい生活様式なんていうのも、これは続かなくなるというふうに思うのです。ぜひ第3弾もしていただきたいというふうに思いますが、それにはお金が要ると思うのです。それで、近山議員も言いましたけれども、こういうとき財政調整基金を使うのが必要だというふうに私は思うのです。財政調整基金を使うのは、今でしょうというふうに私は言いたいのですけれども、そういうのも使って、第3弾ぜひやっていただきたいなというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 今の感染状況は終息に向かって進んでいると。一方の経済環境あるいは市民の、県民の生活環境、こういった部分がどうなっているか、少しずつ今見えてきているというようなところで、今第1弾、第2弾、そういったところを出していただいているわけでございますが、これからもしっかりと注視しながら、市民生活あるいは地域の企業の皆さん方の状況、そういったものを見極めて判断していきたいと考えております。
  財調、財調とおっしゃいますけれども、財調にも限りがございます。国のほうから地方創生臨時特別交付金が一応入り、そしてさらに2倍にするというような情報も入ってきておりまして、そういった部分に非常に大きな期待を持っております。そういったものが確実になった場合におきましては、それを活用しまして、第3弾しっかりと打っていきたい、そう思っております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 今財調は幾らあるのですか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 財調19億と記憶しております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) では、私は今ではないのというふうに言いたいです。
  それで次に、時間がありませんので、悪臭の問題をやりたいと思います。臭気数を先ほど19というふうに言いましたけれども、昨年3月時の計測で13、7月が15、今年2月が19と、だんだん悪くなってきているわけです。19というのはほぼ最悪です。要するに、臭気法の法律違反の12以上が15か月、私質問からもっともっと先ですけれども、1年3か月も続いているのです。これこそ異常事態ではないですか。そういう認識がなくて、だらだら、だらだらとして、対策は計測器を買うと、そんなものでいいのですか。一向になくならない、ひどい状況です。認識が非常に甘い、対策はほとんど打たれていない。事業者の気分次第ではないですか。そんなことで、何のための法律なのですか。ぜひ聞きたいのです。この5月の測定、これはもうきちっとやっているのです。その方が2キロ離れている方が5月の半月でこういう事態だということを言っているのです。これうそなのですか。これは安田地区、だんだん広がっています。特に5月はひどい、夜。それで、事業者が測ったというけれども、いつ測ったのですか。事業者なんていうのは当てにならないです。どうなのですか。何でこうなっているの。
議長(風間輝榮君) 宮嶋市民生活課長。
市民生活課長(宮嶋正憲君) ただいまの質問についてお答えいたします。
  現に宮脇議員もおっしゃられたように、事業者のほうでも定期的に臭気の測定をしております。その測定結果を確認させていただきましたけれども、昨年の秋くらいから行っておるのですけれども、規制基準値を超えることはほとんどないということで、たまたま先月に1回規制基準値を超えたということで、事業者のほうから連絡をいただいて、こちらのほうでは現地を確認した経緯もございます。あとあわせまして、ご指摘のように今回私どものほうでも、臭気測定器を今購入しまして、先月やっと届いたばかりでして、今週から測定を始めております。昨日、おとといと行ってきたのですけれども、おとといにつきましては、初めての測定ということで、うまく数値が取れなかったのですが、昨日の結果を申し上げますと、安田のほうでは、やっぱり10未満ということで、基準以下というふうな結果が出ております。そのような状況でございます。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 昨日は、何時に取ったのですか。これ時間帯にもよるのです。大体私が質問出したように、今は夜間なのです。8時になると、もう猛烈な臭いがしてくるのです。大体これは同じです。
議長(風間輝榮君) 宮嶋市民生活課長。
市民生活課長(宮嶋正憲君) 昨日の測定の時間なのですけれども、夕方多分4時くらいだったかと思います。なお、宮脇議員のほうからやっぱり夜臭いが強いということを言われておられますけれども、私どもの考えでは、それは業者さんのほうも夜は作業はしておりませんので、むしろ昼間に発生した臭気が例えば上空に滞留したものが気流の関係で夜になると降りてくるのではないかと、そのようなことで推測をしております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) それは原因はいろいろあるのです。道路に沿ってくるとか、この間さんざんやったのです。夜になると冷えて降りてくるとか、夜間に攪拌するときもあるのです。そういうのはありますけれども、とにかく認識が甘いのです。これやっているの、では信用ならないということなのですか。夜だからしようがないということなのですか。これ私が言った数値、記録はうそだというふうに言うのですか。昼間が臭いしなければいいと、そんなわけないでしょう。生活は24時間しているのです。あなたたちの勤務時間だけの生活ではないのです。どうなのですか、これ本当に根絶する気があるのかどうか、本当に疑わしいです。私はもう1年2か月やっているのだ。どうなっているのか、本当に不思議です。何か邪魔する人がいるのですか。
議長(風間輝榮君) 宮嶋市民生活課長。
市民生活課長(宮嶋正憲君) 宮脇議員のおっしゃるように、なかなかこう改善が進まないというのは事実だと思っております。このため私どものほうとしましては、それこそ前回申し上げた後、いまだできていない立入調査、これは県の協力を得て早期に実施をして、改善につなげたいというふうなことで考えております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) もう改善、改善と、そんな段階でないです。もう改善命令を出さないと駄目なのです。勧告して、法律に基づいて命令を出して、それするにはあまりにも体制がお粗末だから、モニター制度をつくって、私の言っていることが大げさかどうか、配置してください、安田地区内に。それで記録を全部取ると、それで夜も測定するということをしないと、もう安田住民は怒り爆発します。何でできないのだと、裏はみんなよく知っていて、いろんなこと言う人いますけれども、法律があるのだから、それで市のホームページをよく見たら、安田地区というのは、ちゃんと第1種、第2種区域、第3種区域ということで、市が規制基準も設定しているでしょう。何で市が設定基準をしていて、それで1年2か月もほとんど進展ないのに、これからまた指導します、そんなのんきなこと言っていいのですか。市長にも本当にこれはよく聞きたいのです。市長は、この異常な状況というのは認識していないのですか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 私も何人かからお聞きして、認識はしっかりとしております。特に最近夜臭うという話もまた耳に入ってまいりまして、今日の質問と答弁に当たりまして、本当に真剣に向き合っていく、そういうような高い意識を今持っております。私としても、事業者の皆さんは当然生活がかかっているわけですので、事業者との調整が必要かなとは思いますが、場合によっては、本当にどこかへ移転、そういったものも考えていただくか、あるいはふん尿の共同処理、そういったものを考えていただくかしながら、住みやすい環境づくりに向けて頑張って取り組んでまいりたいと思っております。
議長(風間輝榮君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) その決断をするときです。本当によくならないのだから、ますますひどいです、私の実感としては。何かトラブルもあったから、その腹いせにやっているという話もあるけれども、近隣住民が文句を言って。そうしたら腹いせで薬もまかないという状況があって、とんでもない話です。そういう点で、厳しく改善命令を出していただきたいと、モニターも配置しないと駄目です。いつまでもした、しないなんていうのは駄目だと思うので、よろしくお願いします。
                                            
    散会の宣告
議長(風間輝榮君) 以上で本日の日程を全て終了いたしました。
  本日はこれで散会します。
  なお、来週8日午前10時から本日に引き続き一般質問を行います。
  ご協力ありがとうございました。
               散 会 (午後 4時48分)