令和元年第2回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)
令和元年6月6日(木)午前10時00分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 一般行政報告
日程第 5 議案第89号 阿賀野市監査委員の選任について(照田伸宏氏)
日程第 6 議案第46号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(阿部萬紀夫氏)
議案第47号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(五十嵐佐敏氏)
議案第48号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(上松千恵氏)
議案第49号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(大堀哲男氏)
議案第50号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(笠原尚美氏)
議案第51号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(小嶋 覚氏)
議案第52号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(小林章男氏)
議案第53号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(齋藤瑞穂氏)
議案第54号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(菅井 茂氏)
議案第55号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(相馬重男氏)
議案第56号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(曽我憲司氏)
議案第57号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(遠山 登氏)
議案第58号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(本間多佳子氏)
議案第59号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(松田昭悦氏)
議案第60号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(見尾田正行氏)
議案第61号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(皆川光浩氏)
議案第62号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(蛛@壽一氏)
議案第63号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(渡邉 悟氏)
議案第64号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(渡辺 隆氏)
日程第 7 議案第65号 専決処分の承認について(専第15号 平成30年度阿賀野市一般会計
補正予算(第9号))
日程第 8 議案第66号 専決処分の承認について(専第16号 阿賀野市税条例の一部改正につ
いて)
日程第 9 議案第67号 専決処分の承認について(専第14号 阿賀野市国民健康保険税条例の
一部改正について)
日程第10 議案第68号 令和元年度阿賀野市一般会計補正予算(第1号)
日程第11 議案第69号 令和元年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第12 議案第70号 令和元年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第71号 令和元年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第72号 令和元年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第73号 令和元年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第74号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
日程第17 議案第75号 阿賀野市行政財産使用料条例の一部改正について
日程第18 議案第76号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について
日程第19 議案第77号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
日程第20 議案第78号 阿賀野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
日程第21 議案第79号 阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖の設置及び管理に関する条例の一
部改正について
日程第22 議案第80号 阿賀野市都市公園条例の一部改正について
日程第23 議案第81号 阿賀野市下水道条例の一部改正について
議案第82号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について
日程第24 議案第83号 阿賀野市道路占用料徴収条例の一部改正について
議案第84号 阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例の一部改正について
議案第85号 阿賀野市準用河川流水占用料等徴収条例の一部改正について
日程第25 議案第86号 阿賀野市水道給水条例の一部改正について
日程第26 議案第87号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
日程第27 議案第88号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
日程第28 報告第11号 平成30年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告について
報告第12号 平成30年度阿賀野市公共下水道事業特別会計継続費繰越報告について
報告第13号 平成30年度阿賀野市水道事業会計建設改良費繰越報告について
日程第29 報告第14号 専決処分の報告について(専第10号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第15号 専決処分の報告について(専第11号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第16号 専決処分の報告について(専第12号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第17号 専決処分の報告について(専第13号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第18号 専決処分の報告について(専第17号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第19号 専決処分の報告について(専第1号 損害賠償の額の決定及び和解につ
いて)
日程第30 一般質問
〇出席議員(19名)
1番 横 井 基 至 君 2番 清 野 栄 一 君
3番 天 野 美 三 男 君 4番 近 山 修 君
5番 市 川 英 敏 君 6番 山 賀 清 一 君
8番 村 上 清 彦 君 9番 江 口 卓 王 君
10番 稲 毛 明 君 11番 宮 脇 雅 夫 君
12番 倉 島 良 司 君 13番 中 島 正 昭 君
14番 石 川 恒 夫 君 15番 高 橋 幸 信 君
16番 山 口 功 位 君 17番 遠 藤 智 子 君
18番 浅 間 信 一 君 19番 山 崎 正 春 君
20番 風 間 輝 榮 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 菅 原 博 徳 君
(総 務 課長)
民 生 部 長 米 山 和 朗 君
産 業 建設部長 逢 坂 康 之 君
(建 設 課長)
政 策 監 石 原 優 君
市 長 政 策 ・ 苅 部 一 雄 君
市 民 協働課長
危 機 管理課長 鈴 木 昇 二 君
企 画 財政課長 大 橋 晋 一 君
財 産 管理係長 小 林 勝 浩 君
税 務 課 長 山 ア 勲 君
市 民 生活課長 山 嵜 富 夫 君
健 康 推進課長 菅 井 真 由 美 君
社 会 福祉課長 山 ア 善 哉 君
高 齢 福祉課長 宮 尾 敦 君
生 涯 学習課長 齋 藤 弥 一 君
農 林 課 長 田 邉 徹 君
商 工 観光課長 相 馬 繁 行 君
公 園 管 理 関 隆 男 君
事 務 所 長
上 下 水道局長 鈴 木 智 君
会 計 管 理 者 佐 藤 耕 二 君
教 育 長 神 田 武 司 君
学 校 教育課長 菅 井 裕 治 君
農 業 委 員 会 佐 藤 浩 治 君
事 務 局 長
監 査 委 員 鈴 木 明 君
事 務 局 長
消防本部消防長 肥 田 浩 明 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 加 藤 勝 則
主 任 井 上 由 美
主 任 網 干 水 季
開 会 (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(風間輝榮君) おはようございます。皆様には、ご参集いただき、ありがとうございます。
本定例会につきましては、円滑に進行できますよう議員各位のご協力をお願い申し上げます。
定刻になりました。
ただいまの出席議員数は19名です。定足数に達しておりますので、これより令和元年第2回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
新潟日報さん、あがの新報さんから写真撮影の申し出がありましたので、今会期を通じ撮影を許可いたしました。
〇開議の宣告
〇議長(風間輝榮君) これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(風間輝榮君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、19番、山崎正春さん、1番、横井基至さん、2番、清野栄一さん、以上3名を指名します。
〇会期の決定
〇議長(風間輝榮君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日6月6日から6月20日までの15日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会の会期は6月6日から6月20日までの15日間に決定しました。
〇諸般の報告
〇議長(風間輝榮君) 日程第3、諸般の報告を行います。
3月1日から昨日までの主な会議、行事等の状況及び議長が決定した議員派遣につきましては、お手元に配付しております会議・行事等の開催状況報告並びに議員派遣一覧のとおりです。
本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長初め25名であります。
本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から議案44件、報告9件。議会からは、請願1件、委員長報告3件、申し出関係4件及び議員派遣についてです。
受理いたしました請願は、お手元の請願文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたしました。
去る5月27日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付いたしております会期日程により運営することといたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
〇一般行政報告
〇議長(風間輝榮君) 日程第4、田中市長から一般行政報告を求めます。
田中市長。
〔市長 田中清善君登壇〕
〇市長(田中清善君) 本日、令和元年第2回阿賀野市議会定例会の開催にあたり、議員各位のご健勝をお慶び申し上げます。
また、日頃より市政発展のためにご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
5月下旬から連日暑い日が続いておりますが、青葉が萌えるさわやかな季節を迎えました。
先月は、大津市で車が保育園児に突っ込む死亡事故や、また川崎市では、女子児童らが襲われた事件など、園児や児童を取り巻く痛ましい事故、事件が相次いだところであります。阿賀野市では、保育園児や児童生徒の登下校時における通学路の安全確保に一層取り組んでまいります。
それでは、第2回阿賀野市議会定例会にあたり、9項目につきまして一般行政報告を申し上げます。
初めに、事業執行状況について申し上げます。市の公共工事の発注状況は、前年度から繰り越した道の駅整備事業の盛土造成工事など、早期契約を締結したことから、5月末現在、予算額約45億円のうち、発注率は約16%となっております。また、住宅リフォーム補助事業は約3割、地場産瓦利用補助金事業では約2割の執行状況で、若干前年度より下回っておりますが、今年度は予算規模を拡大しました虹の架け橋住宅取得支援事業では約6割と好調に推移しております。今後も、市内の経済状況を的確に把握しながら、商工業の下支えに努めてまいります。
次に、安田交流センター『風とぴあ』について申し上げます。安田支所と公民館機能を兼ね備えた安田交流センターが今年3月に竣工し、議員の皆さまから竣工式にご出席をいただいたところであります。3月25日のオープン以来、安田地区はもとより、市内の皆さまからご利用いただいておりますが、今後も市民の交流の場として、また健康づくりや学習の場として大いに利用していただきたいと思っております。
次に、学校のエアコン整備について申し上げます。昨年の猛暑を受け、年末から整備を進めてまいりました小中学校のエアコン整備事業については、4月下旬に全ての小中学校の普通教室や特別教室、ランチルーム等へのエアコン整備が完了いたしました。今後も、子どもたちが快適な環境で学習できるよう、教育環境の整備に努めてまいります。
次に、市営バス利用料の無料化について申し上げます。本年4月より、65歳以上で運転免許証を自主返納した方と75歳以上の方全員を対象に、市営バスの利用料を期限なく、無料といたしました。これは、高齢者の方々に積極的に外に出ていただき、他者との交流を深めるとともに、健康を維持していただくことを目的に実施したものであります。5月末現在で、573名の方々から申請をいただき、市営バスの利用者は4月末現在で前年同月比225人増加したところであります。今後も、多くの皆さまからご利用いただけるよう周知してまいります。
次に、成人式と健康事業について申し上げます。5月4日、みどりの日に水原総合体育館において成人式を開催いたしました。10連休の関係もあり、例年より多い対象者の9割を超える407名の皆さまから出席をいただきました。また、平成27年度から実施しております新成人を対象にした20歳の健康プレゼント事業では、135名の方から受診していただきました。若いうちから自分の健康に関心を持っていただき、未来ある若者に健康な体で様々なことに挑戦していただきたいと思っております。
次に、観光振興について申し上げます。新潟県が実施している第7回新潟県観光地満足度調査の結果が発表され、五頭温泉郷が県内の観光地・温泉地の中で総合満足度第2位となりました。前回から1つ順位を落としてしまいましたが、今後は、首位奪還に向け、おもてなしや食の魅力など、さらに情報発信の強化に努めてまいりたいと考えております。また、今年は10月から12月まで、JR、県内各自治体及び観光事業者が、県外からの観光客を取り込むために共同で実施する新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーンが予定されております。この機会を逃すことなく、これまで以上に、市内観光資源の魅力を磨き、発信しながら観光振興に繋げてまいります。
次に、企業誘致について申し上げます。企業誘致については、就労の場、若年層の定住及び税収の確保など、阿賀野市発展の鍵を握る重要な施策と位置付けております。このような中、5月24日、県営東部産業団地に本社及び工場の移転統合、拡張のため、株式会社三栄ステンレス加工が県との間で進出協定を締結いたしました。同社は、さまざまなステンレススチール製品を手掛けている企業であり、7月の着工を受け来春からの操業を目指すとのことであります。今後も、雇用の拡大や地域経済の活性化を図るため、市として可能な限り支援してまいりたいと考えております。
次に、国等への事業要望について申し上げます。当市において高速道路は、経済・社会活動を支える根幹的な基盤であり、地域経済活性化のためには欠かせないものであります。また、近年、頻発・激甚化する自然災害においては人をつなぐ、命を守る高速道路の重要性を改めて認識したところであります。平成31年3月に磐越自動車道三川安田間5.1キロメートルの4車線化が事業化され、災害時の交通確保や円滑な道路交通が期待されております。このような中、先月下旬、全国高速道路建設協議会の総会に出席し、磐越自動車道全線4車線化の早期実現に向け、国及び関係機関へ要望してまいりました。また、北陸国道協議会の総会、要望会にも出席し、国土交通省に対し、長期安定的な道路整備や道路関係予算の確保などの要望を行ったところであります。今後も、市民の安全・安心の確保、地域経済活性化のため、国等に対しては機会を捉えて要望活動を行ってまいります。
最後に、水防工法演習と消防大会について申し上げます。入梅も間近に控え、先月26日、水防技術の向上と水防体制の強化を図ることを目的に、阿賀野川防災ステーションにおきまして、水防工法演習を、また今月2日には、消防団員としての規律・礼節の習得、消防機械器具の適正・迅速な取り扱い等、災害発生に備え、笹神体育館駐車場におきまして消防大会を実施いたしました。いつ起こるともわからない災害に対し、常日頃からの訓練と災害に備える心構えが重要となっております。また、実際の消火活動や救護活動には、専門的な知識と技術、迅速な対応、統率力や行動力も求められます。市民の安全・安心な暮らしを確保するため、地域を守る消防団員の確保、育成に努め、消防団の組織力を強化し、災害に強いまちづくりに努めてまいります。
以上、令和元年第2回議会定例会における一般行政報告とさせていただきます。
結びに、この度の議会定例会において提出いたしました全議案に対し、慎重ご審議を賜り、その趣旨とするところ十分ご理解をいただき、満場の賛同によりご承認をお願い申し上げる次第であります。
なお、3月1日以降の会議・行事等の主な出席につきましては、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほどご確認くださいますようお願いを申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) 以上で一般行政報告を終わります。
〇議案第89号 阿賀野市監査委員の選任について(照田伸宏氏)
〇議長(風間輝榮君) 日程第5、議案第89号 阿賀野市監査委員の選任について 照田伸宏氏を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第89号、監査委員の選任について提案理由を説明申し上げます。
本件は、監査委員に選任していた土橋伴二氏が6月30日をもって任期満了となるため、後任として照田伸宏氏を選任したいので、議会の同意を求めるものであります。
照田氏は、昭和46年4月に新潟県職員に採用された後、平成25年3月にがんセンター新潟病院の事務長を最後に退職されるまでの間、県の主要ポストを歴任されました。また、県を退職された後、平成25年8月から平成29年7月までの間は、新潟県国民健康保険団体連合会の常務理事を務められました。その職歴から財務管理に精通しており、監査委員に適任であると考えているところであります。よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定いたしました。
これから議案第89号を採決いたします。
お諮りします。照田伸宏さんを阿賀野市監査委員に選任することについて、同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第89号は同意することに決定いたしました。
〇議案第46号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(阿部萬紀夫氏)
議案第47号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(五十嵐佐敏氏)
議案第48号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(上松千恵氏)
議案第49号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(大堀哲男氏)
議案第50号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(笠原尚美氏)
議案第51号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(小嶋 覚氏)
議案第52号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(小林章男氏)
議案第53号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(齋藤瑞穂氏)
議案第54号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(菅井 茂氏)
議案第55号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(相馬重男氏)
議案第56号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(曽我憲司氏)
議案第57号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(遠山 登氏)
議案第58号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(本間多佳子氏)
議案第59号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(松田昭悦氏)
議案第60号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(見尾田正行氏)
議案第61号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(皆川光浩氏)
議案第62号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(蛛@壽一氏)
議案第63号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(渡邉 悟氏)
議案第64号 阿賀野市農業委員会委員の任命について(渡辺 隆氏)
〇議長(風間輝榮君) 日程第6、議案第46号から議案第64号までを一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第46号から議案第64号まで、農業委員会委員の任命について提案理由を説明申し上げます。
農業委員会委員が7月19日をもって任期満了となります。農業委員会等に関する法律の規定により、委員は市町村議会の同意を得て任命することとなっています。本件は、農業委員会の委員等の定数に関する条例で定めのある定数に当たる19名を選定したので、農業委員会委員に任命することについて同意をお願いしたいというものであります。
議案第46号は、阿部萬紀夫氏について同意を求めるものであります。
議案第47号は、五十嵐佐敏氏について同意を求めるものであります。
議案第48号は、上松千恵氏について同意を求めるものであります。
議案第49号は、大堀哲男氏について同意を求めるものであります。
議案第50号は、笠原尚美氏について同意を求めるものであります。
議案第51号は、小嶋覚氏について同意を求めるものであります。
議案第52号は、小林章男氏について同意を求めるものであります。
議案第53号は、齋藤瑞穂氏について同意を求めるものであります。
議案第54号は、菅井茂氏について同意を求めるものであります。
議案第55号は、相馬重男氏について同意を求めるものであります。
議案第56号は、曽我憲司氏について同意を求めるものであります。
議案第57号は、遠山登氏について同意を求めるものであります。
議案第58号は、本間多佳子氏について同意を求めるものであります。
議案第59号は、松田昭悦氏について同意を求めるものであります。
議案第60号は、見尾田正行氏について同意を求めるものであります。
議案第61号は、皆川光浩氏について同意を求めるものであります。
議案第62号は、蝴謌齊≠ノついて同意を求めるものであります。
議案第63号は、渡邉悟氏について同意を求めるものであります。
議案第64号は、渡辺隆氏について同意を求めるものであります。
以上19件につきまして、よろしくご同意賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定しました。
これから議案第46号から議案第64号までを一括して採決いたします。
お諮りします。議案第46号から議案第64号までは同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第46号から議案第64号までは同意することに決定いたしました。
〇議案第65号 専決処分の承認について(専第15号 平成30年度阿賀野市
一般会計補正予算(第9号))
〇議長(風間輝榮君) 日程第7、議案第65号 専決処分の承認について 専第15号 平成30年度阿賀野市一般会計補正予算第9号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第65号、専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
本件は、3月29日に専決処分をした補正予算について承認を求めるものであります。
一般会計補正予算第9号として、歳入歳出それぞれ1億4,066万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ214億8,395万8,000円としたものであります。
主な補正内容につきましては、歳入については実績見込みに伴い、ふるさと寄附金1億3,648万9,000円、企業版ふるさと寄附金20万円、福祉寄附金23万9,000円、教育寄附金61万1,000円の増額を計上したほか、プレミアム付商品券事務費補助金301万6,000円を計上したものであります。
歳出については、ふるさと阿賀野市応援基金、インターネット・サービス運用基金、地域福祉基金、奨学貸付基金における指定寄附金の実績や、事業費の精算に基づいて所要の積立金を計上したほか、子育て世帯や低所得者に対する生活支援型プレミアム付商品券発行事業費301万6,000円を計上したものであります。
第2表の繰越明許費補正については、繰越額が未確定のため、3月市議会定例会で補正予算に計上できなかった繰越明許費の追加として13件、総額2億6,953万9,000円を計上したものであります。
第3表の債務負担行為補正につきましては、プレミアム付商品券の発行事務を円滑に行うため、商品券発行管理システム使用料170万円を追加したものであります。
今回の補正については、実績額の確定から年度末までの時間がなく、緊急を要する案件でありましたので、専決処分をしたものであります。
何とぞご承認くださいますようお願いを申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第65号を採決します。
お諮りします。議案第65号は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第65号は承認することに決定しました。
〇議案第66号 専決処分の承認について(専第16号 阿賀野市税条例の一部
改正について)
〇議長(風間輝榮君) 日程第8、議案第66号 専決処分の承認について 専第16号 阿賀野市税条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第66号、専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
本件は、3月31日に専決処分をした阿賀野市税条例の一部改正について承認を求めるものであります。
地方税法施行令の一部を改正する政令の3月29日公布に伴い、施行日が4月1日となることから、専決処分をしたものであります。
主な改正内容につきましては、個人住民税の非課税範囲の拡大や所得控除の見直し、固定資産税の特例措置の延長、軽自動車税の見直し等の規定を改正したものであります。
何とぞご承認くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第66号を採決します。
お諮りします。議案第66号は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第66号は承認することに決定しました。
〇議案第67号 専決処分の承認について(専第14号 阿賀野市国民健康保険
税条例の一部改正について)
〇議長(風間輝榮君) 日程第9、議案第67号 専決処分の承認について 専第14号 阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第67号、専決処分の承認について提案理由を説明申し上げます。
本件は、3月29日に専決処分をした阿賀野市国民健康保険税条例の一部改正について承認を求めるものであります。
地方税法施行令の一部を改正する政令の3月29日公布に伴い改正したもので、施行日が4月1日であることから、専決処分をしたものであります。
主な改正内容につきましては、国民健康保険税の基礎課税額を61万円に、軽減措置の乗ずるべき金額を5割軽減では28万円に、2割軽減では51万円にそれぞれ引き上げる規定を整備したものであります。
何とぞご承認くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第67号を採決します。
お諮りします。議案第67号は承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第67号は承認することに決定しました。
〇議案第68号 令和元年度阿賀野市一般会計補正予算(第1号)
〇議長(風間輝榮君) 日程第10、議案第68号 令和元年度阿賀野市一般会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第68号、令和元年度一般会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、歳入歳出に2億4,993万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ208億6,993万1,000円とするものであります。
主な補正の内容として、歳入につきましては、10月からの幼児教育・保育無償化に伴い、子ども・子育て支援臨時交付金1億3,103万9,000円、子どものための教育・保育給付費負担金1,832万1,000円を増額する一方、公認保育園保育負担金1,129万8,000円、幼稚園保育料320万円については減額し、国の消費税増税対策の一つとして実施する子育て世帯、低所得者世帯に対するプレミアムつき商品券発行のため、プレミアム付商品券事業費補助金4,500万円、事務費補助金1,775万7,000円、商品券販売収入1億8,000万円を増額するものであります。また、前年度に前倒しで交付金の内示を受けて補正計上した小中学校長寿命化等改修事業については、学校施設環境改善交付金7,156万8,000円、学校教育施設等整備事業債1億2,380万円を減額するものであります。
歳出については、生活支援型プレミアム付商品券発行事業費として2億4,275万7,000円、骨髄等の提供を行うために通院または入院される方の負担軽減のため、骨髄等移植ドナー支援事業助成金14万円を増額するほか、風疹予防接種を受ける機会がなかった男性に対する追加対策として予防接種委託料1,104万1,000円、高齢者肺炎球菌対策の対象拡大による予防接種委託料183万5,000円、早期に補修工事が必要な道路の工事費6,800万円を増額するものであります。また、3月補正予算に計上した京ヶ瀬小学校トイレ改修工事費4,800万円、安田中学校長寿命化改修工事費1億8,000万円については減額するものであります。
第2表では、地方債補正として小中学校長寿命化等改修事業1億2,380万円を廃止するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) このプレミアム商品券ですけれども、これはもう2億円以上発行するということですけれども、これは何のために発行するというふうに考えているのですか。
〇議長(風間輝榮君) 山ア社会福祉課長。
〇社会福祉課長(山ア善哉君) 宮脇議員のご質問にお答えいたします。
当該プレミアムつき商品券につきましては、1つは子育て世代のための負担軽減ということと、あともう一つは高齢者に係る、住民税非課税者に係る消費税アップ分の補助といいますか、そういった生活安定のために導入されたものと考えているところでございます。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) たびたびこういう商品券を過去にも発行してきたのですけれども、調査によるとこの商品券の効果はほとんどないというふうに、これで少し消費が高まったかというと、そんな傾向はないというのがもうはっきりしているのです。それで、多額の人件費も使って大騒ぎしてばらまいても、何の効果もないという、これは国の事業だから、別に反対するわけでも、国がやでもかやれと。天下の愚策というふうに言われているのを、そういうのを地方自治体としては、非常にこれはこの忙しいのに、こういうばらまきのために無駄な事業をするという点は、非常に私はこれはおかしいというふうに思うのですけれども、やらないとは、国の委託事務でしょう、これは。要するに商品券をもらっても、もうかったと、これ使う予定の、これは貯金しておいてこれを充てようということで拡大には全然つながっていないというのははっきりしているのです。この間何遍もやっても何にも変わらないのです、これだけの大金を投入しても。そういうふうに非常に矛盾しているというふうに思いませんか。やらざるを得ないという立場はよくわかっていますが、市長どうですか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 国の委託というか、国の事業としてやらざるを得ないというのをご理解はいただいているということでありますが、確かに10月からの消費税増税、それによる影響がやはり所得の低い方、あるいは子育て世代の方々に影響が出ないように事前にプレミアム率25%ということで国のほうで制度設計されたと。そういうような状況の中、やはり従来のプレミアムつき商品券とはちょっと違いまして、今回のような対象者を絞っている、そういった部分では効果は非常に大きなものがあるのではないのかなと思っております。ですから、地域で生活される方々にとって、消費税増税が負担が大きいのかどうか、そういった部分からこのプレミアム付商品券発行事業、我々としてもしっかりと取り組んでいかなければならないものと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
〇14番(石川恒夫君) 1点お尋ねをさせていただきます。
11、12ページの農業振興費、内訳的には13、14ページに記載されておりますけれども、要は稲の青刈り用の、ホールクロップサイレージ用の機械導入。これは新規なのか、それとも今までそれぞれまた稼働してあったわけでありますけれども、買いかえ導入に当たるのか。それと、台数は何台なのかお聞かせください。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) まず、お答えします。
新規か更新かということでございますけれども、更新でございまして、台数は1台でございます。
〇議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
〇14番(石川恒夫君) 昨年までは7月末、8月になるとそれぞれ稲の青刈りということで、自走式のロールベーラーですよね。それで、昨年までの稼働実績、何ヘクタール程度のホールクロップ、要するに青刈り稲を収穫をして、それをどのように供給、利用されているのか、その点ちょっとご説明いただきとうございます。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) 昨年度の実績では13ヘクタールでございます。収穫したものにつきましては、地元の酪農のほうに供給しております。
〇議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第68号は、お手元の議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。
〇議案第69号 令和元年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
〇議長(風間輝榮君) 日程第11、議案第69号 令和元年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第69号、令和元年度国民健康保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、歳入歳出に108万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ40億8,430万6,000円とするものであります。
補正の内容として、歳入については旧被扶養者にかかわる条例減免期間の見直しによるシステム改修経費に対する県の財政支援措置として保険給付費等交付金の特別交付金108万円を増額するものであります。
歳出については、前述のシステム改修費用として業務委託料108万円を増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第69号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第70号 令和元年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
〇議長(風間輝榮君) 日程第12、議案第70号 令和元年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第70号、令和元年度介護保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、既定の歳入歳出予算の総額を増減なしとし、歳入歳出予算の総額をそれぞれ49億8,917万4,000円とするものであります。
補正の内容として、10月の消費税率引き上げに伴い、介護保険料軽減対象者並びに軽減割合を拡大し、公費負担の増額による軽減強化を図るため、歳入では介護保険料1,998万8,000円を減額し、同額を公費負担として低所得者介護保険料軽減繰入金を増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第70号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第71号 令和元年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第1号)
〇議長(風間輝榮君) 日程第13、議案第71号 令和元年度阿賀野市水道事業会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第71号、令和元年度水道事業会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、収益的収入及び支出について、収入を985万円増額し、総額13億604万1,000円に、支出を97万6,000円増額し、総額12億2,861万1,000円とするものであります。
補正の内容として、収入については消費税率の引き上げに伴い、水道料金等の増額により営業収益を増額し、支出については消費税の再計算に伴う関連費用の増により営業外費用を増額するものであります。
資本的収入及び支出については、支出を310万円増額し、総額9億2,172万3,000円とするものです。
補正の内容として、緊急連絡管整備費の増により建設改良費を増額するものです。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第71号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第72号 令和元年度阿賀野市下水道事業会計補正予算(第1号)
〇議長(風間輝榮君) 日程第14、議案第72号 令和元年度阿賀野市下水道事業会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第72号、令和元年度下水道事業会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、収益的収入及び支出について、収入を1,251万3,000円増額し、総額19億3,417万5,000円に、支出を473万2,000円増額し、総額19億8,045万7,000円とするものであります。
補正の内容として、収入については下水道接続件数の増加及び消費税率の引き上げに伴う下水道使用料の増により営業収益を増額し、支出については消費税率の引き上げに伴い、営業費用を増額するものであります。
資本的収入及び支出については、支出を778万1,000円増額し、総額21億7,948万2,000円とするものであります。
補正の内容として、消費税率の引き上げに伴い、建設改良費を増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第72号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第73号 令和元年度阿賀野市病院事業会計補正予算(第1号)
〇議長(風間輝榮君) 日程第15、議案第73号 令和元年度阿賀野市病院事業会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第73号、令和元年度病院事業会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、補正予算第1号として、収益的収入及び支出について、収入を478万5,000円増額し、総額4億7,769万1,000円に、支出を400万7,000円増額し、総額9億2,757万8,000円とするものであります。
補正の内容として、収入については給与費にかかわる一般会計繰入金を400万7,000円、阿賀野市民病院の自動制御機器が落雷により故障したことによる修繕費に伴う損害賠償保険金を77万8,000円それぞれ増額し、支出については人事異動に伴い不足する給与費を400万7,000円増額するものであります。
また、資本的収入及び支出については、収入を2,286万8,000円増額し、総額4,992万9,000円に、支出を2,364万6,000円に増額し、総額5,070万7,000円とするものであります。
補正の内容として、収入については介護医療院開設に伴う改修費等建設改良にかかわる一般会計繰入金を1,407万8,000円、県補助金879万円をそれぞれ増額するものであります。
支出については、介護医療院開設に伴う建設改良費等固定資産整備費を2,364万6,000円増額するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第73号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第74号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ
いて
〇議長(風間輝榮君) 日程第16、議案第74号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第74号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、民間労働法制及び国家公務員の措置を踏まえ、長時間労働の是正のための措置として、時間外勤務命令を行うことができる上限を定めるなど必要事項を規則で定めることができるようにするため、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第74号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第75号 阿賀野市行政財産使用料条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第17、議案第75号 阿賀野市行政財産使用料条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第75号 阿賀野市行政財産使用料条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、10月1日予定の消費税率の改定に伴う所要の改正を行い、あわせて土地使用料の計算基準を現状に合わせて見直すため、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第75号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第76号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第18、議案第76号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第76号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、夏季休業日の期間短縮により、夏季休業日のみ利用する場合の保護者負担金を改めるため、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第76号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第77号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第19、議案第77号 阿賀野市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第77号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、ことし10月1日の消費税率の引き上げに伴い、消費税による公費を投入して低所得者の保険料の軽減強化を図る現在の仕組みについて、さらに軽減強化を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第77号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第78号 阿賀野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につい
て
〇議長(風間輝榮君) 日程第20、議案第78号 阿賀野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第78号 阿賀野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、10月1日からの消費税率の改定に伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第78号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第79号 阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖の設置及び管理に関する
条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第21、議案第79号 阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第79号 阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、10月1日からの消費税率の改定に伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第79号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第80号 阿賀野市都市公園条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第22、議案第80号 阿賀野市都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第80号 阿賀野市都市公園条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、10月1日からの消費税率の改定に伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第80号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第81号 阿賀野市下水道条例の一部改正について
議案第82号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第23、議案第81号、議案第82号を一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第81号 阿賀野市下水道条例の一部改正について及び議案第82号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
議案第81号、議案第82号の両件ともに10月1日からの消費税率の改定に伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第81号、議案第82号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第83号 阿賀野市道路占用料徴収条例の一部改正について
議案第84号 阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例の一部改正について
議案第85号 阿賀野市準用河川流水占用料等徴収条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第24、議案第83号から議案第85号までを一括して議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第83号 阿賀野市道路占用料徴収条例の一部改正について、議案第84号阿賀野市法定外公共物の取扱いに関する条例の一部改正について及び議案第85号 阿賀野市準用河川流水占用料等徴収条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
議案第83号、議案第84号及び議案第85号の3件いずれも10月1日からの消費税率の改定に伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第83号から議案第85号までは、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第86号 阿賀野市水道給水条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第25、議案第86号 阿賀野水道給水条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第86号 阿賀野市水道給水条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、10月1日からの消費税率の改定に伴い、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第86号は、産業建設常任委員会に付託いたします。
〇議案第87号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第26、議案第87号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第87号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、10月1日からの消費税率の改定に伴うもの及び阿賀野市民病院の療養病床を介護医療院へ転換することとして、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第87号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第88号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について
〇議長(風間輝榮君) 日程第27、議案第88号 阿賀野市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第88号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、不正競争防止法等の一部を改正する法律、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令がそれぞれ公布されたことに伴うもの及び重大な消防法令違反のある建物について、利用者等に建物の危険性に関する情報を公表し、利用者等の選択を通じて防火安全に対する認識を高めて火災被害の軽減を図るとともに、建物関係者による防火安全体制の確立を図るため、所要の改正を行うものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第88号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇報告第11号 平成30年度阿賀野市一般会計繰越明許費繰越報告について
報告第12号 平成30年度阿賀野市公共下水道事業特別会計継続費繰越報告
について
報告第13号 平成30年度阿賀野市水道事業会計建設改良費繰越報告につい
て
〇議長(風間輝榮君) 日程第28、報告第11号から報告第13号までを一括議題といたします。
一括して報告を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 報告第11号から報告第13号まで、平成30年度の一般会計等において予算の繰り越しを行ったことについて報告をいたします。
まず、報告第11号につきましては、国の補正予算の内示に基づいて3月補正予算に計上した事業等について、実施期間や工期等の理由から17件の事業につきまして翌年度への繰越明許費とさせていただきましたので、お手元の計算書のとおり報告をいたします。
次に、報告第12号でありますが、安田浄化センターの長寿命化対策事業費第2期が令和元年度まで事業が継続中で、年割額と実績見込み額との差額を翌年度に繰り越しするもので、継続費逓次繰り越しとして本件を報告いたします。
次に、報告第13号でありますが、浄水設備改良事業について翌年度への繰越額が確定したので、お手元の計算書のとおり報告をいたします。
以上、予算繰り越し3件について報告申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) これで報告第11号から報告第13号までの報告を終わります。
〇報告第14号 専決処分の報告について(専第10号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第15号 専決処分の報告について(専第11号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第16号 専決処分の報告について(専第12号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第17号 専決処分の報告について(専第13号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第18号 専決処分の報告について(専第17号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第19号 専決処分の報告について(専第1号 損害賠償の額の決定及び
和解について)
〇議長(風間輝榮君) 日程第29、報告第14号から報告第19号までを一括議題といたします。
一括して報告を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 報告第14号から第19号まで、専決処分について報告いたします。
まず、報告第14号でありますが、平成31年1月11日、阿賀野市下黒瀬地内において、市道の管理瑕疵による道路消雪施設の異常散水で相手方所有家屋の塀の瓦屋根を変色させたものであります。
次に、報告第15号、報告第16号及び報告第17号でありますが、平成31年2月1日、阿賀野市若葉町地内において、市道の管理瑕疵による道路消雪施設の異常散水で相手方所有家屋のシャッター、外壁等をそれぞれ変色させたものであります。
次に、報告第18号でありますが、平成31年3月9日、阿賀野市下条町地内において、市道の管理瑕疵による道路陥没で歩行中の相手方を転倒、受傷させたものであります。
最後に、報告第19号でありますが、平成30年10月26日、阿賀野市保田地内において、市道の管理瑕疵による道路陥没で相手方車両を損傷させたものであります。今回は職員の失念により手続に期間を要したため、被害者の心証を強く害することになり、損害の全額を補償することとなったものであります。
また、平成30年10月3日、嶋瀬地内においても同様な管理瑕疵による車両損傷があり、同じ当該職員の失念を原因とする手続の遅延となったものがあります。この議会報告につきましては、相手方との示談交渉が間に合わなかったため、次回報告させていただきます。今後このようなことのないよう職員一同が気を引き締めて業務に当たってまいります。
以上、専決処分6件について報告申し上げました。
〇議長(風間輝榮君) これで報告第14号から報告第19号までの報告を終わります。
〇一般質問
〇議長(風間輝榮君) 日程第30、一般質問を行います。
あらかじめお知らせしてありますとおり、本日の一般質問は順番1番、清野栄一さんから順番4番の浅間信一さんまでといたします。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
したがって、本日の一般質問は順番1番から4番までとすることに決定しました。
それでは、順次発言を許します。
2番、清野栄一さん。
〔2番 清野栄一君登壇〕
〇2番(清野栄一君) おはようございます。2番、清野でございます。私のほうからは3問の質問を事前に通告しております。
まず、1問目であります。当市の少子化対応についてであります。全国的に少子化が進展しています。加速度的に進展しています。昨年の年間出生数、推計ですが、92万1,000人。平成31年、令和元年は90万人をキープできるかどうかきわどい状況になっております。阿賀野市におきましては、少子化の進展に大いに貢献している状況にありまして、平成21年から10年もの間、県平均を下回る合計特殊出生率となっております。そこで、この低迷要因は何なのか。また、合計特殊出生率、出生数を上げるために何が必要なのか伺います。
2問目であります。社会福祉法人阿賀北総合福祉協会はぐろの里デイサービス事業についてであります。昨年9月に54人もの利用者がいる中での突然の休止、この背景は何だったのか。また、ことしの4月1日を再開目標としておりましたが、いまだ再開に至っておりません。再開への取り組み、見通しについて伺います。
3問目であります。瓢湖の環境保全とにぎわい創出についてであります。@昨年も提案しましたが、全国的にかい掘りにより池沼の環境の改善に取り組む事例が多々見られます。瓢湖も北東側のエリアは特にヘドロ等により水面から湖底まで数センチとなっております。瓢湖の環境の保全を守る観点からもエリアを区切ってかい掘り等の対応はできないのか伺います。また、昨年も要望したところでありますが、北側水路、ガツボ状態になっておりますので、江ざらい、しゅんせつの予定について伺います。
A今年度のハス刈りの予定及び区域について伺います。また、ほとんど瓢湖で見ることができなくなったオニバス、オニバスは県天然記念物としてオニバス群生地、指定されております。この保全についてどのように対応していくのか伺います。
Bとしまして、昨年9月に瓢湖の野外ステージで開催され、県外、市外から多数の来訪者のあった民放音楽イベントの開催の見込み、対応について伺います。
以上3問お願いいたします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 清野議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、当市の少子化対応についてであります。議員ご指摘のとおり、当市の合計特殊出生率は年によって若干のばらつきはあるものの、平成21年度以降、県の数値を下回る状況が続いております。低迷している要因といたしましては、婚姻率の低下や出産世代の転出超過、また晩産化の傾向など、さまざまな要因が複合的に影響しているものと考えております。合計特殊出生率や出生数を上げるためには、希望する人が子どもを産み育てやすい環境をつくることが必要であります。このため、具体の対策として産後ケア事業の創設、紙おむつプレゼント事業の拡大、産後健診助成事業及び特定不妊治療費助成事業の継続、子育て支援センターにこにこのサービスの充実、児童クラブの充実、子育て世代の経済的負担を軽減する保育料の無償化に加え、学習支援として放課後スクール、温故塾の拡大など子育てしやすい環境整備に取り組んでいるところであります。
また、結婚を希望する独身男女を対象とした取り組みについても市内の民間事業者による出会いイベントが開催されるなど、その取り組みが広がりつつあります。これからも民間事業者や近隣市町村、新潟県との連携を図りながら、積極的に出会いの応援をしてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、阿賀野市の子育てしやすい環境を市内外にPRしながら、引き続き結婚から子育て期にわたる切れ目のない支援に取り組み、出生数の減少に歯どめをかけたいと考えております。
次に、はぐろの里デイサービス事業についてお答えをいたします。まず、はぐろの里デイサービス事業の休止に至った背景についてであります。事業所を運営している阿賀北総合福祉協会によると、はぐろの里デイサービス事業所内において職員間の意思の疎通がうまく図れない状況が続いたこと、近年は介護事業所における職員の確保が難しい中、職員の欠員に対して長期にわたり補完がなされなかったことによって、デイサービス事業の休止を招く結果となったと報告がありました。このため、昨年12月中旬に阿賀北総合福祉協会理事長、常務理事と休職されている職員の方との面談の場を設けたところでありますが、市といたしまして今後はしっかりとコミュニケーションを十分とるとともに、組織内での意思疎通を図っていくよう要請したところでございます。
次に、デイサービス事業再開に向けた取り組みと見通しについてでありますが、阿賀北総合福祉協会の常務理事からは、6月の再開に向けて休職者の復帰支援や新規職員の採用など体制整備を進めてきましたが、現在の確保できた6人の職員では従来どおりの利用者の受け入れは難しいことから、利用者数を制限した再開が可能であるのか指導権者の県に問い合わせしたところ、受け入れ態勢が整わない中でのサービス提供はできないとの回答でございました。したがって、6月の再開は難しいと判断したそうですが、今後は早期の再開を目指し、定員25人の縮小も検討していくとの報告を受けております。市といたしましても阿賀北総合福祉協会に対し、一日も早いデイサービス事業の再開と職員の皆さんが安心して働ける職場の環境づくりと、あわせて市民の皆様に福祉サービスが提供できる体制をしっかりと整えた上で再開するよう重ねて要請をしてまいります。
次に、瓢湖の環境保全とにぎわい創出についてであります。初めに、かい掘り等と北側水路の江ざらいの対応についてであります。かい掘りは、主に水質改善や外来種駆除を目的に湖内から水をくみ出してヘドロや土砂を取り除く作業のことでございます。瓢湖では昭和52年に初めて実施し、それ以降では水質改善のほかに水深確保も目的としたしゅんせつ作業を平成11年までに計8回実施しておりました。かい掘りにつきましては、湖内から水をくみ出すため、既存生態系や湖水の利活用への影響を考慮し、慎重に対応する必要があります。今後の対応といたしましては、湖内の水質は水質検査結果から正常な状態を維持していることから、今年度は湖内の水深状況を把握したいと考えております。
次に、北側水路の江ざらいの対応についてであります。北側の水路につきましては、長年の土砂堆積によりヨシなどが繁茂し、流水機能の低下が見られることから、今年度中に土砂撤去を実施いたします。
次に、ハス刈りの予定及び県天然記念物オニバス群生地の保全についてであります。まず、今年度のハス刈りでありますが、昨年度と同様に7月から8月にかけて作業を3回に分け進める予定でおります。
次に、県天然記念物オニバス群生地の保全についてでありますが、一昨年、昨年とも5カ所でオニバスが確認されております。引き続き注意深く観察を行い、オニバスが確認された場合はハスやヒシなどに駆逐されないようその周囲の刈り取りなどを行い、保全に努めてまいります。
最後に、民放音楽イベントの開催見込みについてであります。先般事業者から瓢湖水きん公園において音楽イベントを開催したい旨、阿賀野市都市公園条例に基づく公園内における行為の許可申請があったところであります。申請のあった行為は興行であり、同条例において興行については公衆の公園の利用に支障を及ぼさないと認める場合に限り許可することができると規定しております。提出された計画書では、瓢湖南西側のあやめ園を含む公園主要エリア一帯を使用してイベントを開催する計画で、そのエリアへの入場料は有料の入場券を必要としており、イベント開催時は入場券を持ったイベント観覧者以外の立ち入りが禁止されております。
また、イベント開催予定日は9月8日の日曜日でありますが、会場設営は5日木曜日の午後から始まり、イベント翌日の9日の午前に撤収を行う計画で、5日間にわたり使用されるもので、通常の公園の利用が大きく制限されることになります。本来公園は、住民の福祉を増進することを目的とした施設であり、公園を訪れた人が憩い、または遊びを楽しむための施設であります。このたび申請のあったイベント開催による公園一部占用によって、親子連れや子どもなど一般公園利用に支障が生じることが想定され、公園本来の目的にかなった利用であるとは認められないことから、この申請については不許可としたところであります。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、再質問お願いします。
先ほど市長の話にもありましたが、先月5月4日、阿賀野市の成人式が行われたという話がありまして、9割方出席してくれたというようなことでございましたが、ことし成人式の該当者、全部で491名いたということでございます。それで、私この10年間の出生数を見ているのですけれども、平成26年、平成10年生まれの人が491人成人式を迎えましたが、平成26年、出生数が248ということで、わずか16年で出生数が半減しているのです。本当にもう恐ろしいことではないかなと。わずか16年で次の成人式を迎える人がもう半分になってしまうのです。若い人が極端に減っています。小学校児童数の推移を見ますと、今年度、31年安田小学校420名、この人たちが全員卒業する平成37年、令和7年には安田小学校100人以上減るのです。316人となっています。それから、京ヶ瀬小学校は全く変わらず同数でありますが、あと周辺部の分田小学校72人が40人、堀越小学校135人が93人、安野小学校212人が150人ということで、水原小学校は1割程度減りますが、非常にやっぱり地域によって差が出てきています。この人口減少の要因について、旧町村単位で分析はしているのでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) ただいまのご質問にお答えいたします。
4地区での人口減少、また転入、転出、それらについては把握しております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、それぞれの地区に合った減少対策というのは違ってくると思うのですが、どんなような対応をされていますか。
〇議長(風間輝榮君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) 総じまして4地区での人口動態、社会動態においては各地区のばらつきはあるものの、その大小にかかわらず社会動態が全体的に減少しておりますので、施策に関しては市一つの施策で取り組んでいくべきものというふうに思っておりまして、ただ今4地区で地域の自治会、その持続維持の観点からいろんな施策があるわけです。高齢福祉においては、生活支援協議体の中において進めておりますし、この8月3日においても地域支え合いの市民フォーラム、これが開催されるということであります。ということで、地域の課題いろいろありますけれども、その中で取り組んでいくということでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) やっぱり地域特性等を踏まえた対策、対応が必要なのではないかなと思いますけれども、その辺も検討していただきたいと思いますが、これだけ県平均よりもずっと上向かない、10年間も続いて問題意識がないというのもおかしいと思います。問題意識あると思いますが、施策そのものに効果みんなあるのでしょうか。毎年継ぎ足し、継ぎ足しでいろんなメニューが出てくるわけでありますけれども、その辺は検証されているのでしょうか。内閣府で少子化の要因等は調査しておりますので、その辺も踏まえて原点に返って対応策を講じてもらいたいなと思っています。
あと、出会いの応援というのがありました、先ほどの答弁で。三、四年前、仲人をしてくれる人に市として青いバッジですか、何か渡してお願いをしたような経緯があるというように思っているのですが、その辺の取り組みって今どうなっていますか。
〇議長(風間輝榮君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) 婚活バッジということでございますが、これについては27年秋に取り組みを開始いたしました。結婚を希望する男女が身につける婚活バッジと、あと結婚を支援する方が身につける婚活支援バッジを作成しましてそれぞれ配布したところでございます。婚活バッジにおきましては9名、支援バッジにおきましては72名の方に配布いたしました。その後に素敵な出逢い応援プロジェクトがございまして、そのところに引き継いだところでありますが、現在は1対1のお見合い制度、縁結びサポート事業におきまして会員及びサポーターに対して証明用としてバッジを配布しております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) その婚活支援者の方というのは、会合する機会というのはあるのですか。
〇議長(風間輝榮君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) 一堂に集まる機会はないのですけれども、婚活、縁結びサポーター13名、婚活の会員が男性12名、女性3名ということで、過去に1回だけこの出会い、1組だけ出会いがございました。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) せっかくやる気のある人たちにそういう目印になるものをつけてもらっているわけですから、効果が出るような支援をして、ぜひ効果を上げてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 苅部市長政策・市民協働課長。
〇市長政策・市民協働課長(苅部一雄君) 当初はさりげなく意思表示をしてみませんかということで配った経緯がございまして、ただやはり着用は恥ずかしいという思いからなかなか進まなかったものがあります。先ほど説明しましたとおり、現在はこのような用途に変更して活用しているところであります。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 仲人的役割をする人にはやっぱり市としても情報提供したり、それぞれ集まる場を提供したり、有効な活動をできるように支援してください。
次に、はぐろの里の件について伺います。まず、米山部長に伺います。8月15日に阿賀北の役員が54人もの利用者がいるデイサービスの休止の報告に来たとありますが、これは非常に影響が大きいものがあると思います。市長にはいつ伝えたのですか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) 日にちというのは、ちょっと私のほうで今覚えてはいないのですけれども、ちょっと前のものを見て記録があったので、それを見ていきますと、8月22日に私が報告受けて、その後に市長に口頭で報告したということでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 阿賀北の役員の方は、8月15日にこちらに来たと。それで、米山部長が知り得たのは8月22日ということですか。では、1週間のタイムラグがあるわけですね。これは休暇とか、そういう関係ですか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) その辺はちょっと私のほう把握はしておりません。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) その後、では市長に伝えたということでいいですか。即座に、すぐ、翌日ぐらいですか。市長のコメントはどうでしたか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) コメントといいますか、報告ということでこういうことがありましたということでの話をしておりましたので、特段そこでの市長の言葉はいただいていないと思います。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それで、社厚への報告事項、報告書等を見ますと、11月上旬に高齢福祉課のほうで阿賀北のほうに調査に出向いたということが書いてあります。これは、9通の投書があったから出向いたというようにとれるのですが、調査の理由というのは何ですか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) その件につきましては、高齢福祉課のほうでの調査ということですけれども、匿名の手紙があったということで、その内容について真実かどうかという、それから匿名のこういう手紙が来たということでその施設のほうに聞き取りに行ったというふうに聞いております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) では、投書の内容の事実確認に伺った、それが主たる目的ということでいいですか。それで、その後阿賀北のほうから休止の経緯等の報告が11月26日にあったと社厚への報告資料に書いてありますが、この資料によりますと、事業所内で意思の疎通がうまく図られない状況が続いたことや退職者の不補充などの改善を上司に申し入れたが改善されず、苛酷な労働環境にあったという報告内容です。これは、阿賀北が法人として出してきた報告の内容なのですが、その辺も確認されているわけですよね。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) 済みません。阿賀北がこちらのほうに出した書類ということで、ちょっと私今その辺の書類の確認というのがわからないのですけれども。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) ことしの1月に社厚に提出した説明資料の中に出ています。つくられたのは米山部長ではないのですか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) 社会厚生常任委員会で提出したというのは、ちょっと私が今記憶しているのは高齢福祉課長の口述書を、それを社厚のほうに提出したということで認識はしております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 報告内容は、調査したものと相違なかったですか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) はい、それは間違いないと思います。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) この件については、稲毛議員が昨年の9月議会、12月議会、3月議会、もう3回質問しておりますが、3月議会の稲毛議員の答弁書では、デイサービスの再開と職員が安心して働ける職場環境に向けて再発防止に努め、市民が安心できる福祉サービスの提供を目指した事業所運営を要請しておりと書いてあります。ということは、事業所運営に瑕疵があったのですか。問題があったのでしょうか。伺います。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) それは前にも、それからこの社厚にもお話をしましたけれども、いわゆる事業者のほう、それから職員のほう、相互のコミュニケーション、認識不足ということが一番の原因であったということで、市長も答えておりましたけれども、うちのほうも施設の中に入って職員からの相談も聞いておりまして、そういうふうな相互にそういうコミュニケーションが不足しているということを認識をしております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それで、要請したとありますが、当然要請文はあるのですよね。文書での要請だと思うのですが、それでいいでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) 申しわけございません。そこは口頭でございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 口頭だと言った、言わない、聞いた、聞かないとかという問題は出ないのでしょうか。大丈夫なのでしょうか。
それから、職員が安心して働ける職場環境、そういうようなこともここに、答弁書には書いてあるのですけれども、やっぱり職場環境に問題があると思うから、こういう書き方をしているわけですよね。違いますか。
〇議長(風間輝榮君) 米山民生部長。
〇民生部長(米山和朗君) それについては、さっき言ったようなコミュニケーション不足があるというふうなことでの認識をしているということでございます。環境のほうの関係、そこについてはやはりこちらのほうからどうこうというよりも、そこの法人に対して環境を整えてくださいというような要請しかできないということでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それから、3月議会においては稲毛議員のほうで再質問を何回かしています、この件に関して。そこでちょっと気になったというか、わかりにくいのがあるので、改めて市長にお聞きしますが、12月に市長が当事者と面談をしたということであります。休職している人たち、それから法人の人たち。これ問題があると思うから面談したと思いますが、その結果、再質問の答弁では意思の疎通、コミュニケーション不足、何人かがやや感情的になっている、単なる職場内のコミュニケーション不足、それ以上であれば労働争議、それはそういう機関があるので、よろしくというような木で鼻をくくったような答弁なのですが、私はこれで本当にいいのかなという思いがしていまして、市長にお聞きしたいのはコミュニケーションとは何か。市長の考えているコミュニケーションというのはどういうことをおっしゃるのかなと。
それから、どこの職場でもあること、本当にそうなのでしょうか。勤務していた同じセクションの人が6人もみんな精神疾患等で退職や休職に追い込まれているわけです。それを簡単にコミュニケーション不足とかどこにでもある話なんて、そんなこと断定できるのですか。休職している人たちに対する思いやりのかけらも感じられないと思ったのですが、私が間違っているかもしれませんけれども、単なるコミュニケーション不足で精神疾患に6人もなりますか、同じ職場の人が。そこのあたり市長の考え方をお聞きしたいと思います。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) その前にちょっとお尋ねさせていただきたいのですが、その休職されている方々あるいは阿賀北の理事長の方々とはお話を議員はされたことがあるのでしょうか。面談されたことはあるのでしょうか。それを前提に今質問されているのかどうかが私の今の質問にお答えする内容が若干異なってくるのかなと思っております。それが前提であれば、また違う回答になりますし、そういうことはしていませんとなれば、また違ってくるということでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、お答えします。
阿賀北のほうとは直接面談をしたり、話を電話とかで何回かやりとりはしています。それから、阿賀北に勤務されていた方とか、そういう方からも話は聞いております。それから、休職者の方は間接的な話であります。あとは、3月議会における市長と稲毛議員とのやりとりをもとにして話をしております。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) つまり休職されている方との面談はないということですよね。それをもって先ほどから聞いていますと、なぜ断定するのだと、コミュニケーション不足というようなご質問になっているのですけれども、当事者ともお会いしていない、そういった中でよくそういう質問ができるなと私も不思議に思うのですけれども、私としては当事者の方、休職されている方、そしてまた阿賀北の方に直接お会いさせていただき、その中でのお話を聞いてコミュニケーション不足、意思疎通を若干欠いていますね、改善してくださいねというお話をさせていただいた、そういうところでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 直接会っていないから、間違っているということではないと思うのです。12月、市長が面談された4人の方、それから阿賀北の方も同席しています。市の職員も同席していました。そういう中でいろいろ話を聞いています。それが必ずしも間違っているとは言えないと思いますし、ほぼ休職者の方の言い分とかもその人たちの口を通しては聞いておりますので、間違ってはいないのかなと思っておりますが。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 神学論争になると嫌なのですけれども、私はコミュニケーション不足と面談した際に感じ取ったそのままをお話しさせていただいているわけです。ですから、どこにも人からなぜそうなのだと言われる筋合いは一切ないのです。お会いしていない方が断定的に物を決めつけてよくご質問できるなと私は不思議に逆に思う次第であります。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 余り言いたくなかったのですけれども、市長も当日いろいろ休職者の方と面談されているわけですが、その状況というのはさっきも言いましたように第三者も入っているわけです。阿賀北の人たちとか、直接経営者とか市の職員も入っているわけですが、このとき当然メモをとっていた方もいると思うのです。だから、そういう話、信憑性のある話だと思っていますし、それからテープもとっているということで、余り市長その辺強く言うと私は証拠を出しますよ、借りてきて。いいですか、それで。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 先ほど来の質問を聞いていると、ここ裁判所みたいになってきましたけれども、非常に私も特に何も出して、そしてまた何を言われようが、私は自分として自信を持って答弁をさせていただいているつもりです。ですから、議員が持っているものを、では全部出していただけますか。そして、先ほどのご質問、ちょっと違うなと。第三者という表現で阿賀北さんを、それ全然違います。当事者です。私どもが当事者同士お話をする機会、その場に立ち会わせていただいてお互いのお話を聞かせていただいた。そして、それから受けたのはコミュニケーションといいますか、日ごろ考えていること、それをそれぞれが話し合う、そういうことが若干欠けていたのではないですかと、そういうことを思ったというだけのことでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、3月議会におけるそういう説明をつけた答弁をすればよかったのではないのでしょうか。コミュニケーション不足、やや感情的になっているとか、また労働争議だから、そういうところに行けばいいのではないかとか、そんな答弁がありました。それから、休職者、休んでいる方の意見を聞いた後に市長は皆さんが大変な思いをされているということがよくわかったと、組織のあり方、人の配置、阿賀北はなぜ改善できないのか。阿賀北としっかり話し合いをしていくと休職者に寄り添って安堵感を与える発言をしたというようなことを聞いています。それから、阿賀北としっかり話し合いをしていくと言っているのです。話し合いをされましたか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) ご質問の中に私が思っていたことをちゃんと述べているではないですか。しっかりとお話し合いをしてくださいと、コミュニケーションが不足しているのだから、お互いに考えを伝え、そしてまたそれについて回答をいただくなり、ふだんの職場の環境改善に取り組んでいただきたいということをその場で伝えているわけです。ですから、コミュニケーション不足、まさにそのとおりではないですか。ですから、何をもって、不思議な質問の仕方をされる方だなと私先ほど来思うのですが、まず1点、まず当事者の方々にお会いしてみたらいかがでしょうか。それをもってご質問されたほうが私はいいと思います。間接的に聞いたものをもってああでもない、こうでもないとご質問される、この議会において。私としては、非常にお答えしていいのか悪いのかというのが、またこういう言い方していいのか悪いのか、非常にちょっと悩むところでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 直接聞いていないから、ちゃんと確認して質問しろということだと思うのですが、文字起こしも見ましたし、テープも場合によっては聞けるというような状況があります。だから、私の言ったことについて市長が間違っているというのであればそこの部分を言ってください。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) コミュニケーション不足が間違いだというのは間違っています。コミュニケーション不足と私は感じました。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) コミュニケーションというのは何ですか。お互いに意思の確認、考え方を、意見を言い合って共感できる部分、それがコミュニケーションだと思うのです。コミュニケーションが成り立たないのに、コミュニケーション不足なんて言えるのですか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 自分だけで決めつけて、我々が今コミュニケーション不足でという話をさせていただいているにもかかわらず、それは違うだとかコミュニケーションとは何ぞやとか、基本中の基本、それをあえて聞く、失礼ではないのでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) いや、そういう答弁だったから、確認をさせてもらっていたのです。
それから、その後改善に向けた進捗について市はどのように把握していますでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 宮尾高齢福祉課長。
〇高齢福祉課長(宮尾 敦君) それでは、現在の状況についてご報告いたします。
先ほどの答弁にもございましたとおり、阿賀北総合福祉協会さんでは確保できる職員数で定員を縮小した形で検討していくということでございましたけれども、今週の月曜日、3日でしょうか、常務理事から連絡がございまして、デイサービスには常時配置が必要とされております生活相談員、これの確保が急遽できなくなったということで、改めて一般募集するという報告がございました。したがいまして、こうした状況下でありますので、再開時期の見通しにつきましては現状でははっきり申し上げられない状況でございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 今の答弁を聞きますと、非常にやっぱり手戻り等があってなかなか再開に向けた取り組みが進んでいないというような状況が見えてきますが、市のほうもそこらあたりは注意深く接触していただきたいと思っていますが、よろしくお願いします。
それから、阿賀北から平成29年まで市長宛てに監査結果報告出ていますけれども、市長宛てに監査結果報告が阿賀北から出ているのです。これ市長はごらんになったことありますでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 見たことはございません。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 阿賀北、事業運営がやっぱりちょっとまずいのではない、まずい部分もあるのかなという思いもしていますので、運営監査、指導監査に取り組んでもらいたいと思いますが、随時監査もできますし、いかがでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 山ア社会福祉課長。
〇社会福祉課長(山ア善哉君) 今のご質問は、社会福祉法人への監査ということと捉えてお答えをさせていただきます。
議員ご指摘のとおり、社会福祉法人の監査につきましては平成25年度から市に権限が移譲されてございます。これは、いろいろな条件があって移譲されているわけですが、社会福祉法人の阿賀北総合福祉協会の法人の監査につきましては市の権限で阿賀野市がさせていただいているところでございます。平成27年2月、そして直近につきましては平成30年2月に実施しておりまして、3年に1回ごとに実施しておるところでございますので、次回は令和2年2月ごろになるとの見込みでおるところでございます。
また、法人監査の内容でございますが、大きく分けて2つに、2本立てとなっております。運営の監査と会計の監査でございます。運営の監査は、社会福祉法人本体が社会福祉法人法及び定款に基づいた運営がなされているか否かを確認するものでございまして、会計監査は法人の監査について監査するものでございます。この2つの監査につきましては、いずれも県から示された各項目の監査基準に基づいた監査でございます。こういった様式に基づいて、各社会福祉法人一定の物差しといいますか、基準がありますので、これに基づいて監査をしなさいよという基準がございます。これに基づいて監査をしているところでございます。なお、平成30年2月に実施いたしました阿賀北総合福祉協会の法人監査につきましては、議員ご指摘のデイサービスセンターはぐろの里の運営に関しましては法人監査の対象外でございまして、施設においてどういったことになっているのかということにつきましては、この社会福祉法人の監査では気づきに至りませんでしたので、ご報告申し上げます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 社会福祉法人指導監査実施要綱というのがございます。そこの7項には指導監査の過程において所轄庁が処分権限を有さない法令または通知ということで、労働関係法令についてもこれらの違反があると思われるものについては監査をして適切な対応をしなさいというような条文がございます。先ほど市長、労働争議のようなものだというようなこともおっしゃっていましたので、その辺も含めて随時監査、対応してもらいたいと思います。
〇議長(風間輝榮君) 山ア社会福祉課長。
〇社会福祉課長(山ア善哉君) 社会福祉法人等の監査につきましては、先ほど申し上げましたとおり、県のほうから基準が示されておりますので、それに基づいて適切に実行させていただきたいと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 清野議員に申し上げますが、一般質問の途中ではありますが、これ区切り、やってしまいますか。1時半まで休憩させていただいて、その後、では再質問というか、お願いできますか。よろしいでしょうか。
では、これから1時30分まで休憩いたしますので、よろしくお願いします。
休 憩 (午後 零時07分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(風間輝榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、先ほどの続きとしまして、阿賀北のデイサービス事業についてはスムーズに再開できるようにひとつ援助をお願いしておきますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、瓢湖の環境保全とにぎわい創出についてであります。先ほどもちょっと確認をしてきました。瓢湖の北側のほうにヘドロが堆積していまして、北東側ですが、ほぼ湖底があらわになりそうな状況。雷魚が泳いでいましたが、体の半分ほど出ています、水面に。そういうこともありますので、ぜひ環境保全という観点からかい掘り等の、試験で結構ですけれども、対応できないのかなということでありますが、時間もないので、要望ということでお願いで終わらせていただきます。
次に、ハス刈りについてでありますが、ハス刈りも去年と同じ範囲ということで考えておいてよろしいでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) お答えいたします。
去年と同様の範囲ということでうちのほうは考えておりますので、お願いいたします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今ほど去年と同様という答弁しましたけれども、新池のほうも少しハス刈りをさせていただきます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 次に、オニバスなのですが、非常に10年ほど前はオニバスがかなり目についていたのですけれども、最近全然見当たらないのです。5株ほどあるということですが、本池にもどこにあるのかわからないような状況がありますので、県の天然記念物でございますので、何とか保全策を講じてしっかり保全してもらいたいと思いますが、どうでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) お答えいたします。
答弁にもございましたとおり、ハスはかなり減っておりまして、おととし、去年と5株ほどずつ確認されております。答弁にもございましたが、見つけましたら周りのハスとかヒシを駆除するなどして保護に努めてまいりたいと考えております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 二、三年前ですか、実生をとって育てていたような話も聞いているのですが、その辺の対応はどうなっていますか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) 去年、おととしと種はとっておりません。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) ふやすためには種もとって増殖に努めてほしいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、民放放送局主催によるロックフェスティバル、昨年瓢湖の野外ステージで開催されたわけでありますが、昨年は開催に当たりまして市長のほうから条件がつきました。近隣自治会の承諾書をもらってこいと、そういうような市長からの命令があったようでありまして、私とここにいる江口議員と一緒に近隣の自治会等を回りました。そして、開催した後にもし騒音等の苦情があれば、いつでも言ってきてくださいというような話もして同意をもらってきた経緯があります。実際私の自宅から野外ステージまで直線距離で300メートルありますが、遮るものが何にもないので、音は素直に伝わってきます。それがうるさいというようなこともありませんでしたし、ことしもやるものだと思っていました。昨年あいにくの天気だったのですけれども、県内外から1,700人もの人が参加してくれたのです。水原まで来てくれたのです、全国から。JRも臨時便を3往復出してくれました。新発田間も1往復出してくれました。非常に今回の決定を聞いて、許可しないという決定を聞いて残念な思いでいます。放送局が主催ですから、ただで阿賀野市の情報が発信できるわけですよね。それから、参加者、SNSで非常に拡散していました。全くその場所を提供するだけでいろいろなところから、またそのツイッターに対するリツイートとか、そういうものもありました。それから、来た人とも話をさせてもらいました。今まで瓢湖に来たことがなかった、水原に来たことがなかった。いいところだねとか、いろんな話をさせてもらいましたし、そういう意味では非常に残念でたまらないのです。でも、答弁書を見ると市長は市長なりのお考えがあって不許可にしたのだろうと思いますが、この許可申請でしょうか、これはいつ出たのでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) お答えいたします。
4月15日付で預かっております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 4月15日付で、では受け付けをしたということですか。その後どうされましたか。部長のところに行ったのでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) その後起案をして上のほうに上げた次第でございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それは、こういうところから使用申請が出たけれども、許可していいかというような案文になるわけですか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) そういう申請が上がってきましたということで上のほうには上げました。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) この起案で例えば部長と話をしたとか市長と話をしたとか、いろいろあろうかと思うのですが、関さんの時点では特に問題はないという判断で起案を上げたということでよろしいですか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) 答弁にもございましたが、一般の公園利用に支障が生じるということが想定されますことから、不許可ということで私のほうは上げさせていただきました。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) この支障というのがよくわからないのですけれども、もともとイベントをやるためのステージであり、広場であると思うのです。そういう中で放送局が主催で全部準備から後片づけから全てやってくれるのに、どこが問題になるのですか。これは、もう都市公園条例に許可しない条文もありますけれども、昨年は実施してことしは実施しない。当然ことしもあると思っている人が大勢いました。この理由というのは昨年もことしも同じだと思うのです、公園利用という観点でいけば。一般の人が公園を利用するのが制限されるというようなことをいえば、去年もことしも同じなのです。今さらこれを覆すなんてことはできないでしょうけれども、非常にもったいない話であります。
それから、4月15日に申請を上げたということですが、回答はしてありますか、申請者に対して。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) 回答につきましては5月17日、口頭により回答をしております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 申請書が通っているのに口頭でいいのですか。普通文書でしょう。ほかの市町村を見ると、ちゃんとその辺が整備されているところもありまして、申請があってから許可、不許可の回答は文書をもって何日以内にやるとか、そういうような条文になっています。それは、許可申請書が紙で上げて受け付けをして、その回答が電話でもいいのでしょうか。相手がいいと言えばいいのでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 関公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(関 隆男君) 相手方が急いでおりましたものですから、口頭で返事をさせていただいたということでございます。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) この企画会社のほうで2月ごろ市長のほうに何とかことしも開催させてほしいということでお願いに行きたいと、放送局関係者と一緒にお願いに行きたいということで、挨拶に行くということで市長のほうにお願いをしたらしいのですが、その辺は市長は聞かれていますでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 一つ一つ覚えてはおりませんので、聞いたか聞かないか私は承知しておりません。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 今回阿賀野市が回答をなかなか出さなかったために、また加茂市に戻るということになったというように聞いております。そういう意味では非常に残念なことだったなと。市長も気持ち的にはもともともう対応したくないというようなお気持ちだったのでしょうか、今回の開催に当たっては。昨年開催したけれども、ことしは開催許可しないというのはどういうことなのでしょうか、市長のお気持ちとして。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 午前中答弁させていただいておりますけれども、答弁書を読み、そしてまた答弁をお聞きになったと思うのですが、今回の場合は興行、要するに公衆の、大衆の公園といいますか、公共の福祉の広場を興行を主とした、金額にして5,000円とお聞きしておりますけれども、そういった有料の興行を行う。一般の方々については半分瓢湖を利用というか、入ることができないというような状況があるというのを聞いておりまして、それはまずいのではないのかなということで今回の判断に至っております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) そういう話というのは昨年も多分同じだと思うのですけれども、申請書の中で図面も添付して、同じだと思うのです。それが昨年開催されて、ことし許可ならないというのがどうもよく納得できないのです。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 先ほど清野議員の自宅が瓢湖の反対側、非常に近傍にあって声はよく大きければ聞こえたりするというようなお話しされておりましたけれども、毎朝ラジオ体操をあそこでやられている、その音は聞こえますでしょうか。聞こえていないですよね。だから、音楽にしても同じ距離の中で音を出す。ですから、聞こえてもうるさくないからと先ほど質問されていましたけれども、それとちょっと矛盾があるなというのはこっちへ置いておきまして、去年一般の方も入れるという形になっていたのです、瓢湖の園路。ところが、実際は園路は封鎖されているのです。つまり今回の申請書も全部を封鎖しますという形になっていますので、それについてはまずいでしょうという話が1つ。もう一つは、やはり期間がちょっと長過ぎる。もう一つは、やはり5,000円という非常に高いお金での興行であるということです。ですから、去年確かに許可はいたしました。その結果等を踏まえて判断をさせていただいているということであります。今回また加茂のほうに戻られると今お話しされていましたから、それは非常によかったなと、加茂のほうも加茂山というところはほとんど誰も行っていない山の上の広場なのです。私も加茂山公園見させていただきました。そして、加茂の市民の方にもお聞かせいただきました。ほとんどの加茂の市民の方々、誰もそのイベントを知らない人が多くおられました。もう一つは加茂山の上、かなり坂を登っていく。ふだんは誰もいない。そういうような状況の中で開催と。ですから、瓢湖のように水平な、そしてふだん多くの方が利用されている公園、それとは若干違うような気がいたしております。
〇議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) そういうことであれば、少しやっぱり主催者側と調整してもらいたかったなと、本当にもったいない気持ちでいますので、そう思っていますが、これからそういうイベントがあるようであれば前向きに対応していただきたいと思っておりますので、要望して終わります。
〇議長(風間輝榮君) 質問を改めます。
4番、近山修さん。
〔4番 近山 修君登壇〕
〇4番(近山 修君) 4番、近山修です。通告に基づきまして、1点質問させていただきます。
防犯灯の設置計画についてお伺いします。5月8日の午後8時ごろ、新潟市東区で女子高生が襲われる事件が発生しています。現場の周囲には街灯などなく、人通りの少ない路上でした。阿賀野市においても同様のところが多く見られると思われます。防犯灯の設置要望件数と進捗状況と今後の設置計画をお伺いします。どうかよろしくお願いします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 近山議員のご質問にお答えをいたします。
まず、市の防犯灯につきましては、主に生活道路の事故防止及び犯罪の抑止を目的に小中学校の通学路や公共施設周辺などを優先し、計画的に整備を進めております。昨年度、自治会からの要望並びに10月に実施しました通学路合同点検を踏まえ、防犯上危険な箇所や通学路を中心に7地区、約2,300メートルの防犯灯設置を計画いたしました。今年度末において圃場整備や阿賀野バイパス事業と調整が必要な2カ所を除き、完了の見込みとなっております。一方、分田バイパスなど小学校、こども園の近傍において緊急的な交通事故対策が必要な箇所については早急に対応しているところであります。今後も防犯パトロールや通学路の見守り活動を実施し、地域の実情を熟知している自治会と情報共有を図りながら、地域の安全確保のため防犯灯の整備に努めてまいります。
〇議長(風間輝榮君) 4番、近山修さん。
〇4番(近山 修君) それでは、再質問させていただきます。質問の内容から簡単に終わりますので、よろしくお願いします。
まず、日ごろの業務における活動にご苦労さまですと感謝の言葉も述べたいと思います。今年度末において整備が必要な2カ所を除くと書いてありますが、答弁でありますけれども、その2カ所とはどこなのかちょっと教えてください。
〇議長(風間輝榮君) 逢坂産業建設部長。
〇産業建設部長(逢坂康之君) 2カ所についてお答えいたします。
2カ所につきましては、笹神地区の笹神中学校から蒔田に至る路線が1カ所、もう一カ所につきましては京ヶ瀬地区で窪川原から姥ケ橋に行く路線の1カ所。まず、笹神中学校につきましては、これは圃場の整備と調整するということでございます。また、窪川原につきましては、これは国道49号バイパスとの調整が必要ということで、この2カ所は今のところ調整中ということでございます。
〇議長(風間輝榮君) 4番、近山修さん。
〇4番(近山 修君) ありがとうございました。新潟市の事件が発生してから阿賀野市はどのような状況になっているのかなと気になりまして、市内を車で回ってみました。確かに集落や小中学校の学校の近辺は、公共施設等の近辺は整備されて安心しましたけれども、分田バイパスもそうなのですけれども、比較的新しい道路といいますか、発久千原線だとか、そこからまた千原からずっと京ヶ瀬のほう、駒林から金渕のほうですか、あっちまでずっといい道路ができているのですけれども、その辺が、比較的新しい道路がまだそういう防犯灯の整備がなされていないというような状況あるのですけれども、その辺今後整備する予定があるのかどうか。例えば笹神の堤のあたりから290号線に出る御巡幸線というのですか、あの辺を走ってみましたら、あれはもう何十年か前にできた道路で、そういうふうな防犯灯は結構整備されているのですけれども、さっき言った発久千原線だとか、そういうところがまだ防犯灯の整備がなされていないというような、私は感じたのですけれども、その辺今後整備していく予定があるのかどうか、その辺お伺いしたいと思います。
〇議長(風間輝榮君) 逢坂産業建設部長。
〇産業建設部長(逢坂康之君) 防犯灯につきましては、基本的に自治会の区域については自治会のほうで、今30年度末で大体5,000カ所程度整備しております。また、それ以外の箇所、例えば集落と集落の間とか、あと共用部分とか、そういった公共施設の付近については市のほうで整備するところでございます。これが大体今1,600基ほど整備しているところでございますが、今、今後の対応といたしまして、やはりまず通学路、またほかに代替道路がないというような優先度を踏まえて随時整備、また自治会等の意見なども踏まえまして整備してまいりたいと考えているところでございます。
〇議長(風間輝榮君) 4番、近山修さん。
〇4番(近山 修君) ありがとうございました。今通学道路と言われましたけれども、分田から小境にかけて、今小境農道とか、そういう看板出ていますけれども、昔分田中学と水原中学合併した当時、あそこに中学生が自転車で通っていたのですけれども、それを分田のあたりでは通称通学道路とは言っているのです。今そういうふうな農道になっている関係で、その通学道路なくなったのかどうかわかりませんけれども、その辺全然防犯灯もないし、あとその道路と上江端から分田県道に出る道路の十字路のあたりも全然街灯も何にもついていないのです。その辺通学道路になっているのかどうか、今わかりましたらちょっとよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(風間輝榮君) 逢坂産業建設部長。
〇産業建設部長(逢坂康之君) 大変申しわけございません。今個別の箇所の通学路に指定されているかどうかまではちょっと把握しておりません。申しわけございません。
〇議長(風間輝榮君) 菅井学校教育課長。
〇学校教育課長(菅井裕治君) 今ここに通学路の図面ちょっと用意してございませんので、確認をさせていただきたいと思います。
〇議長(風間輝榮君) 4番、近山修さん。
〇4番(近山 修君) どうかよろしくお願いしたいと思います。
それで、先ほど言いましたようにせめて小境農道と上江端から分田県道に出る十字路あたりでも街路灯があれば、結構夕方になりますと、今は日長くてあれなのですけれども、日短くなっても散歩して歩く方が結構いるのです。その辺せめて十字路あたりでもつけていただければ、また健康増進を兼ねた散歩されている方も結構いますので、その辺また検討していただければなと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 逢坂産業建設部長。
〇産業建設部長(逢坂康之君) 昨年から2カ年ということで緊急合同点検を踏まえて計画させていただきましたが、今年度また学校関係者とか自治会等を踏まえまして、またそこら辺も計画を立てながら進めさせていただきたいと考えております。
〇議長(風間輝榮君) 4番、近山修さん。
〇4番(近山 修君) 事件が発生しないように近隣自治会と情報共有を図りながら、再度危険箇所の把握に努めて、地域の安全確保のために防犯灯の整備をお願いし、簡単でありましたけれども、私の一般質問を終わらせていただきます。どうかよろしくお願いします。
〇議長(風間輝榮君) 質問を改めます。
11番、宮脇雅夫さん。
〔11番 宮脇雅夫君登壇〕
〇11番(宮脇雅夫君) 11番、宮脇雅夫でございます。私は、3点について質問いたします。
まず第1点目、畜産の臭気対策について伺います。安田の丸山地内にある養牛場が発生源であると思われる悪臭が周辺の地域住民を悩ませております。この養牛場から約2キロメートル離れた住民が悪臭に耐えかねて昨年の5月5日から9月19日まで悪臭のする日と時間帯を記録した日記をほぼ毎日つけていました。これは、市にも提出されていると思います。この日記によりますと、日中、留守の日、22時以降、早朝、5時以前は記録していませんが、5月は10日間、6月は15日間、7月は17日間、8月は8日間、9月は7日間も悪臭がしておりました。合計しますと137日間で悪臭日が57日、42%。その中には立ちくらみのするほど猛烈な匂い、超臭い、恐ろしく臭いと記述されている日も数日ありました。この記録の最後には、一向に改善が見られないまま、今日では悪臭が常態化し、悩み苦しんでいる地域と住民がふえ続けている現実と述べておられます。この悪臭対策は、緊急重要課題となっていると思います。そこで、以下の点を質問します。
1番目として、市は悪臭防止法の臭気測定として、公定法の三点比較式臭袋法で測定したと聞いておりますが、結果はどうだったのでしょうか。
2つ目として、におい協会によりますと、においを発生させない対策としては、畜舎はふん尿の早期分離と搬出、敷料の敷き込み、断熱、換気、餌の腐敗を防ぐ、床を乾いた状態に保つこと。また、堆肥舎は好気性発酵を進みやすくする吸引通気式で堆肥化を行う、密閉化による臭気の漏えい防止等が必要であるとしておりますが、この対策に照らしまして、当養牛場はどこに問題点があると思われるのか伺います。
3点目として、また農水省の家畜排せつ物法、平成11年11月1日施行で、これは5年の猶予があるということになっておりましたが、もうその期限も過ぎております。では、その目的として、野積みや素掘り防止と堆肥化などの処理を施すとしており、各種支援措置も講じられ、畜産環境問題の解決に役立っておりますが、小規模畜産農家、牛は10頭以下ということでは適用されないというふうになっております。当養牛場の市内にある2つの牛舎にはおのおの何頭飼育されているのか。この法律に基づいての施策はどうなっているのか伺います。
4点目として、今後県とも連携して抜本的な対策をとる必要があると思いますが、今後の取り組みと課題について伺います。
2項目め、子どもの医療費の無料化についてお伺いします。阿賀野市は、少子高齢化が急速に進行し、合計特殊出生率は平成21年から県平均1.37を下回り、1.30となり、それ以後県平均を下回り続け、平成29年には県平均1.41に対して1.18となり、県下市町村でワースト3となっております。この出生率の低下原因は、県内でも阿賀野市の青年の所得の低いことが大きな要因になっていると思われますが、そこで県内他市がまだ実施していない思い切った子育て支援策をしないと、この合計特殊出生率の低下は脱出、私はできないなというふうに思っております。現在阿賀野市の子どもの医療費助成は、対象が高校3年卒までで、通院で1回530円、入院で1日1,200円の一部負担となっております。今まで国は子どもの医療費助成を実施している自治体に医療費が高騰するなどの理由でペナルティーを科しておりましたが、その根拠はなく、世論と全国の自治体の批判で小学校入学前まではペナルティーをやめざるを得なくなりました。これを契機として、阿賀野市では他市に先んじて、まず入学前まで医療費無料化に踏み出すべきではないか。無料化すれば、子育て世帯やその家族に大歓迎されることは確実であります。市長の見解を伺います。
また、小学校入学前までの対象人数、無料化した場合の推定所要額、今までの国のペナルティー額についても伺います。
3項目めに学童保育について伺います。学童保育、放課後児童クラブは、児童福祉法と厚労省の運営基準、市学童保育設置・運営基準を定める条例で運営されておりますが、全国学童保育連絡協議会は、子ども・子育て新システム検討会議で学童保育はどのような施設かについて述べております。1つ目として、共働き、ひとり親家庭の小学生、主に低学年の子どもたちに家庭にかわる毎日の生活の場を保障する施設。2つ目として、日曜、祝日を除いて年間278日開設。平日は午後6時30分ごろまで、阿賀野市は7時までですけれども、土曜や長期休業日は朝8時ごろから午後6時半まで開設する。年間1,600時間以上を過ごすというふうに述べております。これは、低学年の児童の場合、小学校にいる時間は年間1,100時間程度でありますから、それよりもはるかに長い時間学童保育にいるということになります。3つ目として、学童保育の役割のキーワードは、毎日の継続した生活の保障、安全で安心できる生活の保障、支援員と子ども、子ども同士の継続した人間関係の中で安心感、信頼感が生まれる。4つ目、学童保育の役割を果たすために必要不可欠な3つの要件として、毎日の生活の場として学童保育専用の施設、また子どもたちの生活と育ちに責任を持つ専任の放課後児童支援員の配置、学童保育で毎日生活する同じメンバーの子どもたちと述べております。
阿賀野市でも学童保育利用の子どもたちは年々増加し、平成26年は330人から、31年は480人となっております。4月24日に社会厚生常任委員会で阿賀野市内で近年急速に子どもがふえてきている姥ケ橋の公立コスモス児童クラブを視察してきました。登録人員は76人、国の設置基準の1クラブおおむね40人以下をはるかにオーバーし、夏休みはさらに10人程度増加の見込みだということでありました。施設面積は基準ぎりぎり、しかも生活室とプレールームは分けられる施設ではないので、この施設は以前高齢者のデイサービス施設だったそうでありますが、まさに私が一言に言うと芋の子を洗うようだというふうに思わずその現場を見て思いました状況で、大変驚きました。一刻も早く本来の学童保育の役割が果たせる施設にしなければ、ここを選んで移住新築してきた父母や子どもたちに申しわけない、恥ずかしいと強く思いました。支援員も大変困っている様子でした。そこで、次の点を質問します。
1つ目として、公立学童保育で老朽化している旧安田公民館内のやすだ児童クラブと特に問題点が多いコスモス児童クラブは、今後どのような計画で運営するのか。また、1クラブ40人以下基準は守るべきだと思うが、どうか。
2つ目として、学童保育は基本的に小学校の敷地内に新設し、安定した安心できる施設にすべきと思うが、どうか。
3つ目として、国が2015年に従うべき基準として定めた最低基準である40人に支援員を2人以上の配置を原則とし、そのうち1人は有資格者、放課後児童支援員でありますが、とした理由は、学童保育の質の確保を実現するため、これは5月14日の厚労省の家庭局長の国会答弁だとしておりました。しかし、これを地方自治体が実情に応じて判断することにすると、厚労相がまた一方ではそういうことを言いまして、参酌すべき基準に変えようとしていって、これは結局こういうふうに変えられてしまったということでありますが、この参酌すべき基準というのに対して市長はどう考えるかお尋ねします。
4番目に、学童保育の果たす役割、責任に比して支援員の時給、現在、臨時職員でありますが、最低賃金が803円に張りつけるような840円という恐るべき低賃金であります。せめて1,000円以上にしたらどうか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 宮脇議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、畜産の臭気対策についてであります。まず、臭気測定結果でありますが、ことし3月に専門業者に委託をして計測した結果、規制基準値は臭気指数12と定められているところ、臭気指数は13でありました。
次に、畜舎の問題点についてであります。臭気は、牛床の入れかえ時や堆肥生産時のショベルローダーによる切り返しで堆肥を攪拌する際に強く発生するものと考えておりますが、堆肥舎の前面が開放型となっているため、臭気が拡散することが問題点と考えております。そのため、この臭気が強く発生すると思われる作業の日時を把握し、継続して臭気測定を行うため、当該事業場の協力を求めてまいるとともに、調査結果は当該事業場と共有し、必要に応じた効果的な対策を実行させるため、県環境センター等の関係機関と連携を強めながら、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
次に、頭数についてでありますが、子牛を含め安田地区の牛舎では約1,700頭、水原地区の牛舎では約400頭と把握しており、2つの牛舎は家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律の管理基準が適用されるものであります。また、この法律では管理施設の構造設備に関する基準と排せつ物の管理方法に関する基準が定められております。具体には、家畜排せつ物の野積みや素掘りを禁止し、管理施設は雨による流出や地下浸透が起こらない構造とすることのほか、施設の適切な維持点検などを義務づけており、当該事業場においては、ローダーによる切り返し方式や機械攪拌によるスクープ方式での処理のほか、においを抑える菌の散布などの対策に努めており、法律に基づいた適正な管理をしているとの認識であります。しかしながら、不快と感じる市民がいることも事実でありますので、さきに述べましたように県環境センター、新発田地域振興局などの関係機関と連携し、定期的な臭気測定や訪問による排せつ物管理の状況確認を行い、事業者に臭気対策の改善を要請するとともに、周辺住民の皆様の不安感、不快感が解消できるよう取り組んでまいります。
次に、子ども医療費の無料化についてお答えをいたします。小学校入学前までの医療費無料化に踏み切るべきではないかとのご提案でありますが、平成30年度実績で保護者が負担した一部負担金の総額は1,451万5,000円でありました。したがいまして、子ども医療費の一部負担金を無料化した場合は約1,500万円の増額となり、一般財源としては1億100万円程度の額が必要となることから、子ども医療費の無料化については周辺他市の取り組み状況を参考に考えてまいりたいと思います。また、小学校入学前までの対象人数につきましては、4月1日現在で1,584人となっております。
国保療養給付費負担金、いわゆるペナルティーについてでありますが、算定基礎において減額調整措置された金額は、平成25年度が86万7,434円、平成26年度が82万8,251円、平成27年度が98万9,608円、平成28年度が75万3,687円、平成29年度が79万85円となっております。
次に、学童保育についてお答えをいたします。まず、今後の児童クラブの運営計画でありますが、やすだ児童クラブにつきましては、議員のご指摘のとおり旧安田公民館が老朽化していることは承知しており、コミュニティセンター城のうちへの移転を目指しているところでございます。コミュニティセンター城のうちは、集会所施設でありますので、児童福祉施設等への用途変更に際しましては、必要に応じた改修を計画してまいります。また、コスモス児童クラブにつきましては、既存施設を有効利用して運営しているものでございます。今後は当該地区での児童の利用状況を踏まえ、支援員の増員等、適切に運営してまいりたいと考えております。なお、コスモス児童クラブの登録児童数は、通常利用者が59人と一時利用者17人の計76人となっており、1つの支援の単位当たり40人以下の設置基準を遵守し、40人を超える場合は支援の単位を2つに分け、それぞれに支援員を2人以上配置する体制で運営してまいります。
次に、学童保育施設の設置場所についてでありますが、市内には民間による学童保育施設も多くあることから、学童保育施設のない地域に市が整備する場合は、小学校の敷地内に設置することを中心に考えてまいります。
次に、児童クラブ支援員の配置基準についてありますが、子ども40人につき指導員2人以上の配置を原則とし、そのうち1人は有資格者の基準に従い運営してまいります。なお、児童クラブ支援員の賃金についてでありますが、指導員の時給840円は、無資格の支援員である支援補助者に適用する賃金であり、有資格者の賃金につきましては昨年まで時給910円であったものを今年度から時給1,000円としております。学童保育につきましては、今後もある程度の利用者が見込まれることから、有資格者の確保や育成に努めるとともに、適切な運営をしてまいります。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) では、再質問をいたします。
まず、畜産の臭気の問題ですけれども、この臭気測定を行って基準を上回っているという、13ということでありますが、この臭気測定は何カ所、どういうふうに行っているのか。また、市はどこまでその臭気が、それは日々違っているのですが、市の調査では、住民からのまた苦情がいっぱい寄せられていると思うのですけれども、悪臭の範囲はどの程度まで及んでいるというふうに見込まれるのかということをお尋ねします。私は、2キロぐらい離れています、悪臭のすると思われるところから。それで、先ほど紹介した測定者は私の自治会の、今は補佐ですけれども、会長です。その人が余りにもひどいので、全部日記につけたのです。私のところと100メートルしか離れていないのです。だから、私のところも日々この悪臭に悩まされて、最近は夜はもっとひどくなって、夜は暑くても戸をあけていられないのです。エアコンをつけないととてもだめだと。それで、おとついは別な岩野という区域、もう少し近いのですけれども、そこから私のところ電話あって、この悪臭はもうすさまじいと、洗濯物も全部においがついていると。それで、夜も眠れないと。何を放置しているのだと、宮脇さんは何やっているのだということでお叱りを受けて、私はこの6日によくやるから、それでぜひ聞いてくれということですけれども、もうあちらこちらでこの悪臭に対する怒りの声、何でこんななったのだと。ご承知だと思うのですけれども、安田町は昔から、市長はこの前昔から臭いのではないかなんていうことをちょっと言ったような記憶があるのですけれども、安田町は山青き、水清き、風薫る安田町といったのです。昔なんてこんなにおいはしなかったのです。最近ですよ、こんなひどくて。私どもは、においに比較的なれている面もありますけれども、若い人はこのにおい何なのだということで、もうこんなところいられないと。宝珠温泉、私この前、大分前ですけれども、たまたま行ったら、ある方がよそから来たのです。宝珠温泉に入りにご夫婦で来られたのです。その方は、おりた途端何ですか、このにおいということで私に聞いてきたのです。それで、目まいがするから、ここは宝珠温泉に来たのだけれども、もう帰りますということで、そういうまさに営業にも支障を来しているわけです。イーストヒルのゴルフ場も私はそういう状況になっているのではないかなと。まさに営業妨害にも発展しているのです、今は。そういう認識で私は質問しているので、よろしくお願いします。まず、私1点目の質問お願いします。
〇議長(風間輝榮君) 山嵜市民生活課長。
〇市民生活課長(山嵜富夫君) お答えをさせていただきます。
まず、最初の測定の場所でありますけれども、悪臭防止法に基づく規定基準は事業場の敷地境界線の地表の臭気測定指数でありますので、測定につきましては専門業者にその境界の道路上での測定でありました。このほか参考までに今おっしゃいましたあかまつ荘と、もう一カ所久保外谷、290号からサントピアのちょうど間ぐらいなのでしょうか、そこでの測定を行いました。あかまつ荘につきましては、その日は10未満ということで臭気指数はとれなかったのですけれども、外谷というところでしょうか、ここにつきましては同じく13という数値でありました。
あと、市でどこまでその範囲を確認しているかというようなご質問だったかと思うのですが、私ども職員もその自治会長さんのところに確認に行ってお話をお聞かせいただいたということもございましたし、私も何度か議員からお話いただいたときも回ってきて確認しましたし、その間何回も臭気の確認といいますか、させていただいて、いずれもにおいがあったのですけれども、この測定の日にうちの職員も一応付き添いまして、専門家ではありませんけれども、牧場から2キロぐらい離れた保田の市街地から苦情が上がっているというようなことでありましたので、臭気の拡散経路、それを確認するために職員による臭気の確認をさせていただきました。南西方向の保田の中心街から久保赤坂地区にその日は、この測定した日ですけれども、同じ日なのですが、臭気が発生しているのを確認したところでございます。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) 非常に従来は考えられなかったような広範なところに広がっていると。それも、4割ですから、2日に1遍程度そういう悪臭、戸をあけて寝られないというような事態になっているのです。深刻な問題です。
それで、私が質問しましたけれども、畜舎はふん尿の早期分離と搬出、敷料の敷き込み、断熱、換気、餌の腐敗を防ぐ、床を乾いた状態に保つというふうにすればにおいは少なくなるということでにおい協会の方がいろいろずっと研究されているのです。そういうふうに指摘しているのですけれども、当養牛場はこの点に照らしてどこが問題だと今市は認識しているのでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) お答えいたします。
においの発生要因は、今おっしゃったようにさまざま考えられるわけでございますけれども、私どもとしては一番大きな要因は堆肥舎の前方が開放されているというふうなことで、その切りかえししたときの拡散が一番大きい要因だろうというふうに考えております。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) そういうふうに今思われるのですけれども、この3つが重なってなっているということがほとんど、これ1つだけではないというふうに、いろんなのを見てもこの3つがちゃんとやられていないとすごい悪臭がするというふうに言っているので、これ1つずつどうなっているのか調べる必要はあると思うのです。ふん尿が早期に取り除かれて、搬出がどうなっているのか。それから、ワラ等の敷き込みがどうなっているのか。あと、断熱、換気、餌がどうなっているのか、床の状況はどうなのかと。これは、やはりこの点でチェックする必要があると思っているのです。それと、今おっしゃられた堆肥舎の前面が開放型になっていると、それで臭気が拡散するということを言われていますけれども、これ調べますと、堆肥舎の臭気が開放型になれば拡散するのは当たり前だと、どこでもそうなっていると。だから、それを密閉しているところもあると、自動ドアで。そういう感じでできなければ、シートで全部覆いなさいということでちゃんと図解入りで載っているのです。それは何で、そういう認識はないのでしょうか、このにおいの発生源の方は。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) 家畜排せつ物法では、答弁でもございましたように施設面の基準と管理面の基準をうたっておるわけでございますけれども、施設面の基準におきましては、まず床を地下に浸透しないような形のコンクリートとか、そういうふうなものにしなさいよと。あと、雨水の浸入防止を図るため、適当な覆いをしなさいと。それから、もう一つは雨風で排せつ物あるいは堆肥が流出、あるいは飛散しないように側壁を設けなさいというようなことで、この法律では密閉しなさいとか四方を囲みなさいと、そこまでは実はうたっていないのが現状でございます。ただ、やっぱり答弁でもございましたように、そういう部分も含めて拡散が一番大きな要因であれば、そういった設備の改修もやはり要請していくことが必要だなというふうに考えております。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) ここは、非常に1,700頭という極めて大規模な養牛場でありますけれども、安田地区は昔から酪農の発祥地でありますから、小規模のそういう農家がまだ残っているわけです。そういう農家から悪臭がするというのは、私は散歩であちこちの畜産、小規模農家の横をよく通りますけれども、あんなすごい悪臭させているところはないというふうに感じて、その日にもよるのですけれども、今安田地内ではそういうこのほかの小規模農家は幾つあって、本当に悪臭というのをさせている農家があるのかどうか、それをちょっとお伺いします。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) お答えいたします。
私どもが把握している家畜の戸数あるいは頭数でございますけれども、安田地区にちょっと限ったものでございません。市内全域というふうなことでご理解いただきたいと思いますが、乳用牛、要は乳牛です。乳牛は16戸で約850頭。それから、肉用牛が15戸で約4,300頭です。そのほか若干鶏がございます。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) それで、これは特に大規模にはならないのですけれども、そういう小規模のところが先ほど言ったような住民が記録をとらざるを得ないような、そういう悪臭をさせているかどうかというのは、これは完全にはわからないとは思うのですけれども、今のところある程度調査されたと思うのですけれども、その点はいかがですか。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) 議員がおっしゃったような形で職員からも今週に入って少しにおいがきついというふうな情報も得ましたので、その市街地の中心にあるまず畜産農家さん、こちらのほうに訪問しましてヒアリングいたしました。ところが、やっぱりそういうふうなにおいの発生するような切り返しだとか農地草地への堆肥の散布だとか、そういうことは行っていないというようなことでございました。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) 今後の取り組みに非常に期待しているわけですけれども、やはりこれは抜本的な対策をとるし、この法律は、私も非常に法律は細かくて、こんなにいっぱいになりました、法律調べたら。これ見ますと、悪臭防止法の第8条がありますけれども、この中で市町村長は悪臭原因物を発生させている施設の運用改善、悪臭原因物の排出防止設備の改良、その他悪臭原因物排出を減少させるための措置をとることを勧告することができるということで述べています。また、2項では、勧告を受けた者がその勧告に従わないときは、相当の期限を決めて、その勧告に係る措置をとるべきことを命ずることができると、要するに命令することができると。この命令に違反した者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処すると、こういうふうにうたわれております。これは24条です。罰金も明記してあるのです。私は、ここまでやるというのは本当にすごいことだと思いますけれども、肉牛も必要なことですから、私が望むのは当畜産業者も利益最優先というふうにしないで、やはり地域住民のことも考えて、最大限設備投資もして悪臭をなくするということで、設備投資の仕方も全部マニュアルにもあるし、国からの補助金もあるわけです。それを最大限にして、住民も安心できるし、当養牛場も産業の一つでありますから、いわば共存共栄を図れるような関係、一生懸命地域の産業のため、雇用も当然あるわけですよね。雇用は、いろいろなまた問題点があると聞いていますけれども、そこまで突っ込むと、きょうはやりませんけれども、やはり関係法令を遵守するということで、法令ちゃんと決まっていて、いろんな研究論文とか実践論文もすごくいっぱい出ているわけですから、自信を持ってここの養牛業者と一緒になって、指導もして、こういう権限もあるわけですから、ぜひこれは早急に、やはり市が頑張ってあそこまでいったと、養牛業者も頑張ったというふうに言われるようにぜひこれはしていただきたいのですけれども、その点どうでしょうか。市長はどうでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) この阿賀野市、議員がご指摘のとおり山青き、水清き、風薫る、山紫水明の地、昔も今も変わらず本当に市民の皆さん大変すばらしい自然環境の中で生活を送っているわけでありますが、今ほどの臭気対策の問題、たしか私の記憶では悪臭防止法、区域の指定が必要ではなかったかなと思っておりますし、それはまたちょっと調べさせていただきますけれども、今ほどの酪農あるいは畜産から発生するふん尿の処理、これが一番大きな原因になっているわけですけれども、小規模の方々については今グリーンアクアとかゆうきセンター、そういったところで堆肥の共同処理をさせていただいておりますので、大きな臭気の問題というのは特にないのですけれども、大規模な畜産あるいは酪農家の方々、こういった方々も今後は共同で近代的な堆肥を製造するような設備、そういったもののところに取り込んで共同で処理すれば改善を図ることができるのではないのかなと思っております。ただ、やはり規模的なものが、あるいは予算的なもの、そしてまた負担の問題、そういったものがまだ課題が整理されておりません。それを今後しっかりと整理する中で地域の方が臭気の苦情を、年数件ございますけれども、そういったものが発生しないように取り組みをさせていただければなと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) 新潟県は、やはりこういう問題が非常に全県であるようで、私いろいろ調べたら群馬県と埼玉県と新潟県で共同でこういうマニュアルまで研究して発行しているのです。ですから、技術的にはかなり新潟県もよく知っているのです、どうすればこれをなくすることができるか。こういうのもマニュアルまでもう3県共同で出しているぐらいですから、非常によくできています、これ。私もちょっとこれ見させていただきましたから。ですから、県と一緒になってやれば、十分やる気があれば私はできるなというふうに思いますので、住民の本当にせつない願いにぜひ、これから暑くなるともっと大変になります。窓をあけられないというのは本当大変なのです、夜。そういう気持ち、ぜひ住民の立場に立って早く解決していただきたいなというふうに思います。
次に、子どもの医療費問題の再質問をしたいと思います。以前市長は子育て環境日本一というふうによく言っていましたけれども、最近はいろんな文書を見ても日本一というのは見えないなと、取り下げたのかなと。取り下げてはいないとこの前言っていましたけれども、私は実質取り下げたのではないかと思うぐらいこの問題は非常に今おくれております。先ほど言いましたように合計特殊出生率の新潟県内、新潟県は低いほうですけれども、それのまたワースト3にまで落ちてしまったという点で、先ほど清野さんも同じ質問していろんなこと言いましたけれども、決定的にこの目玉として何を打ち出せばこういう状況が少しでも改善できるというふうに考えているのでしょうか。細かい話はいいです。よその市町村もそれなりにやっているのはみんな共通していますので、市長はこれを打開策として何が一番大事かというふうに思っていらっしゃるのか、それちょっとお聞きします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 阿賀野市としてどう考えているかというご質問の前に、この少子化対策、合計特殊出生率が低下しているというのは日本全体の問題でもありますし、世界的な問題にも今なっていると。その大きな要因というのはやはり晩婚、晩産化、そういったところが大きな要因になっている。やはりこれまでの法律の改正、男女共同参画社会、これが昭和60年ごろに雇用機会均等法ができて、それ以降女性の社会進出が大きく進んだ。こういうようなマクロ的なお話も語られているわけでございます。ですから、女性が結婚され、あるいは家庭を持つというのが少し遅くなってきている、そういったものも大きな要因になっているだろうし、今ご質問のように子育て、安心して働きながら子どもを育てることができる、そういった環境づくりも大きく求められている、それも事実でございます。我々この阿賀野市、日本一を目指すということで精神的あるいは経済的に負担の軽減にこれまでも取り組んできております。ただ、何が要因となっているのかわかりませんが、日本の社会の全体と同じように阿賀野市の合計特殊出生率が年によって大きく低下してきていると。こういった部分、何としても改善していきたいというのが私の強い願いでもあります。その点についてはしっかりと常日ごろから分析を進めながら、また対策を実施しているところであります。子ども医療費についてもやはり各子どもたちを持つ家庭の経済的負担、かなり大きなものがあるということで、阿賀野市率先して高校卒業まで取り組みを、一部助成を取り組んだところでもございます。今回また議員のほうから未就学児の医療費完全無料化、そういったものもやる気はないのかというようなお話でございますが、この点についても現在も鋭意自分のところの懐ぐあい、要するに財政状況も考えながら検討を進めているところであります。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) 私は、合計特殊出生率がずっと低下しているというふうに、その傾向ですけれども、新潟県を見ますと、これずっと昭和61年から平成29年まで統計調査があるのです。それ見ますと、決して一路ずっと低下しているということはないのです。例えば平成21年に新潟県は1.37、現在1.41ですから、若干上向いているのです。全国も1.37から、これも同じ1.43です。若干、ほんのちょっとですけれども、上向いて、ところが阿賀野市は先ほど言いましたように平成21年が1.3、それからほぼずっと下降し続けて平成29年1.18なのです。だから、一般論ではしないで、阿賀野市はなぜこういうふうに下降をずっとし続けて、新潟県はちょっと上昇してきているのです。そういう傾向にあるのかというのを私はこれはよく検討する必要があると、一般論には解消しないと。それで、一つのヒントは今子どもの貧困対策ということを言われて、そこで資料ちょっと出ましたけれども、阿賀野市の青年の労働者の賃金は新潟県でも非常に低いほうなのです。ですから、子どもの貧困率も県平均より高いわけです、阿賀野市は。そういう問題もあるし、稲作の問題もあると思うのです。やっぱり収入がずっと減ってきているという問題もあると思うのです。そういうのがあるから、やはり一番今いろいろな対策が、地域の産業の問題とかいろいろ絡んでいると思いますけれども、経済的に青年が、非常に阿賀野市の青年は所得が低いという認識をすべきだと思うのです。それはもう間違いないのです、いろんな資料見ても。ですから、私はいろんな提案をしているのです。青年が、この層が阿賀野市はやってくれるなと、ここでちょっと頑張ろうかというようなことを思えるような、他市の状況とか他市がやったからちょっと追いつこうかとか、そういうことではなくて、やっぱり必要なのは思い切ってやるということがなければ、青年なんてよく見ています。子どもの医療費がどういう水準で今助成しているかというのは若い人は非常によく知っています。新潟市はどうだ、五泉はどうだ、阿賀町はどうだ、新発田はどうだというのはすごく敏感です。ほとんどわかります、ほかの市の状況も。私も調べてみました。これ市長ごらんになったことありますか。4月1日の子どもの医療費助成の状況です。これ30市町村の水準です。私も改めて見たのですけれども、この1年間で子どもの医療費助成が非常に前進したのです、ほかのところは。前は高校卒業まで助成をするというのを阿賀野市は頑張ったのです。ところが、今その水準はどんどん半年単位で変わってきているのです。今私が調べたところ、この無料化というのは、私はこれをやれば結構トップクラスになるのではないかなと思ったけれども、残念ながらもう既にこの1年間ぐらいで一挙に進んできたみたいなのですけれども、県内13市町村が何らかの無料化を実施していました。例えば佐渡市は入院を高卒まで全部無料、加茂市はこれも入院も高卒まで無料、魚沼市も入院高卒まで無料、南魚沼市は入院、通院とも就学前まで無料、上越市は入院、通院も就学前まで無料、十日町市は入院は高卒まで無料、糸魚川市は入院高卒まで無料ということになっております。隣の新発田市はどうかなというふうに見ましたら、これは去年から始めたのかな。新発田市は入院は中学卒まで無料です。それで、隣のまた阿賀町では中学校卒業まで通院無料、就学前までは入院無料です。一番新潟県内で進んでいるのは湯沢町です。高校卒業まで全部無料。これも最近の話なのです。そういうふうに非常にこの点で青年が、この層が敏感だということも踏まえて、ここに着目してどんどん手を打ってきているのです。だから、助成を高校卒業までというのはもう既に、この水準見て一目瞭然です。それはもうおくれているのです。よそはもっと先を行っているのです。そういうのを私も改めて全部チェックしたら、これは県が全部一律でホームページにも載っていますので、これはぜひ見ていただきたいと。認識は、ここにやはりかなり力を入れ始めているということなのです。ですから、私はせめて、私の提案は非常に低かったなと、入学前まで無料というのは。もうその水準は結構超えているなと思うのですけれども、お金もかかりますから、やはりこれは踏み出すべきだというふうに思うのです。この現状をよく見て、青年の気持ち、それから阿賀野市の青年の置かれている収入の状況、所得の状況をよく考えて、これに手を差し伸べれば非常に私は歓迎されると思います。その点でどうでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) いろいろいい資料をお持ちなようで、私もまだ見ていないような資料でございますが、まず1点目、阿賀野市の若い人たちの収入、所得です。これは、以前も宮脇議員と同じような会話をさせていただいた記憶があるのですけれども、いっとき、平成十五、六年が一番ピークだったのでしょうか。非正規労働という言葉が多くはやって、40%ぐらいになっているような状況があったわけです。そういったときには確かに非正規の労働をしている若い人たちにとっては経済的負担非常に大きい。なかなか結婚に踏み切れない。そしてまた、女性の側も将来に不安を持って結婚相手としないというような状況があったわけですけれども、最近の傾向は非正規の解消、人手不足もありましてほとんどの方々が正規職員として採用されつつある。ですから、所得のほうもそれなりの所得に上がってきていると。ですから、今後結果が出ていくものと私は思っておりますし、もう一点今の医療費の問題、隣のN市はついこの間まで、昨年度までは小学校卒業までが一部助成と。その点が今回中学校卒業までに引き上げたというのが大きな報道で、予算の報道の中に出ておりましたけれども、ですからいろいろ先進的に取り組んでいる財政的に豊かな湯沢町を取り上げたりしてご質問されておりますけれども、そうでないところも非常に多くある。それと、入院と通院、入院のほうに物すごくシフトしている部分があります。通院をやってしまうと大変なことになると。ただ、入院についてはよほど重篤、そういったところの限定された方々になりますので、それの完全無料化というのは可能性としては、どのぐらいの総額かかるのか調べてみないと何とも言えませんが、そういったところについては検討の余地があるなと。通院については、ほとんどのところがやっていないと思うのです。やっているところについては、恐らくやはり何らかの別な歯どめがかかっているものと思っております。ですから、今後についてはその資料も参考にさせていただいて検討させていただければと思いますし、ただ1点、あれもこれもではなく、あれはやめてもいいから、こっちのほうというような提案をしていただければと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) 私は財源問題も、きょうは時間ないから言いませんけれども、ちゃんと提案して、そんな無理なことは全然言っていないです。この間私の提案よく聞いてみれば。誰が見たって私は道理があるし、実態に合っていると。ほかの市町村も全部調べて私は提案しているのです。こういうのはちゃんと調べるべきです、私が質問しているのに。こんなのインターネット見れば、もう4月1日なんてばあっと出てくるのです。私でもできるのだから、あなたたちはプロでしょう。このぐらいはわかっていなければだめです。だから、私は一般論で何でも済ませて、さっぱり本当に実態に合ったのを、思い切った施策はないというふうに言うのは研究が足りないです、はっきり言って。もっといろいろ研究してやるべきです。通院だって結構やっています、よく見れば。入院のところ多いけれども、通院だってやっぱり踏み出しているところあります。そういう点を見ていただきたい。ちょっと時間がないので、残念ながらあれです。
コスモス児童クラブのことでお尋ねします。私が言っているのは、現在の児童クラブ40人を超えていますよね。2つの支援単位に分けるとしていますけれども、これは何か曖昧なこと言っていますが、現在の施設で2単位でやるということなのですか。それで、国基準でさえ1人当たりおおむね1.65平方メートル、76人だと125.4平方メートルになりますけれども、現在は阿賀野市は76人にすると120平方メートルで、国の1人当たり1.65なんていうのは物すごく狭いのです。これは都会の水準です。それが今やられているのです、この田舎の阿賀野市で。それで、支援員の方もこういうふうに言っているのです。遊んでいてもしょっちゅうぶつかっていると。宿題していて何げなく隣をのぞいたら、隣の子どもが鉛筆の背を目にぶつけてきたと。それから、ボールやお手玉などがどんどん飛び交ってぶつかると。それから、トイレは子どもの施設なのに大人の、要するに年寄りのトイレだと、これは無理だと。それから、台所もないと、ちょっとしたおやつでもちゃんとできるような台所施設もないと。夏は、汗をかいたらシャワーを浴びさせたいけれども、温水シャワーもないと、足洗い場もないと。こういう施設にこんなにいっぱい押し込んでいいのかと、もともと。こんなのはあり得ないというふうに、みんなひどい状況だというふうに感じているのです。私もさっき芋の子を洗うような状況だというふうに言ったのですけれども、この施設をぐちゃぐちゃと2単位に分けてまた使うということなのですか。これははっきりさせてください。
〇議長(風間輝榮君) 山ア社会福祉課長。
〇社会福祉課長(山ア善哉君) 宮脇議員のご質問にお答えいたします。
宮脇議員は、1施設当たり40人というふうなご認識でおられると思いますが、国の基準は40人を1つの単位として考えるということでございまして、コスモス……
〔「わかって言っているんです。わかるでしょう。そん
なのはわかります。時間がないから、もうそんなに
余計なこと言わないで」と呼ぶ者あり〕
〇社会福祉課長(山ア善哉君) コスモス児童クラブにつきましては、国の基準に基づいてやらせていただいているところでございます。
〇議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
〇11番(宮脇雅夫君) 私が言っているのは国基準では、現実を見なさいと、もう大変な状況になっているでしょうと。あなたは数字を見て、国基準ぎりぎりだから、あとは待機児童が出なければいいというふうに考えているのだけれども、子どもの様子を見ればわかるでしょう、どういう事態になっているのか。それで、この前なんか親の方が引っ越ししてくるので、この学童あると聞いて見に来たら余りごしゃごしゃなので、これは超満員でもう入れないでしょうねというふうに言って帰ったというのです。驚いたのです。その方は、前新潟市の学童にいたそうですけれども、せっかく京ヶ瀬のほうが人口がふえて、新築もふえて、あそこが一つの阿賀野市にとっては希望の地ですよね、ふえる。そこがこういう国基準であれば何でもいいみたいな態度では私はだめだと。すぐとは言いませんけれども、やっぱりちゃんとした学童、保育園ももちろんそうですけれども、学童を新設するという計画を立てて、先ほど言ったようなトイレも大人用のトイレを使わせているような、そんなお粗末なことはさせてはならぬというふうに思うのです。
それと、学童保育の支援員のことですけれども、よく聞くと1年生から4年生までいるわけです。それで、学校でいろいろな問題があってサポートが必要だという生徒がそのうち8人いるというのです。いろんな家庭の子、いろんなサポートが必要な子がここに、学童保育に通っているのです。一律ではないのです。みんな家庭も違うし、片親の子も結構いるようですので。ですから、相当専門性がないとそういう子どもたちを見れないのです。だから、補助員といえどもちゃんと研修を受けて、専門的な知見を有してする人を配置させたほうが私はいいと。それにしては840円というのは余りにも低過ぎて、そんな専門員なんて来ないだろうというふうに思うのです。その点最後にお伺いします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) なかなか私のほうに振ってこないものですから、私も答弁、あと5秒、3秒という感じですけれども、宮脇議員が言われるように私も同じように子どもたちの学童クラブしっかりとしたものをしていきたいと、それは同じ思いであります。ですから、その辺は十分に踏まえて検討しているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(風間輝榮君) これから3時10分まで休憩いたします。
休 憩 (午後 2時57分)
再 開 (午後 3時10分)
〇議長(風間輝榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
18番、浅間信一さん。
〔18番 浅間信一君登壇〕
〇18番(浅間信一君) 浅間でございます。農業についてをお伺いいたします。
この質問は、もう過去に何人もの方が質問されておりますので、復習と、それとまた手法について、その手法というのは将来どのようなことを、先は見えないわけですけれども、どのような方法で農家の人たちを指導していくのかを、想像になるのでしょうけれども、そのようなことも踏まえて市長の見通しを聞かせていただきたいと、このように思っております。ただ、将来はいろんな情報能力を使ったものの名称が書いてありますので、自動運転のAIとか、物と物のIoTとか、情報のICTとかいろいろあるようですけれども、それを私の範囲の中では余り区別ついておりませんので、使い方が間違うかもしれませんけれども、そのときにはご容赦願いたいと、こう思っております。
園芸農業を牽引するうららの森農園運営事業について、平成30年度当初予算主要事業説明書に記載のとおり、市としての意図があり、そして手段としての丁寧な説明があります。手段を見ますと、施設園芸を導入しようとする農業者等の研修生を募集し、ICT大型ハウスで研修します。
問い、現状の成果と今年度の農家の動向を伺います。また、研修の内容をお聞かせください。
2番目、市民農園で特産品となる農産物を試験栽培し、魅力のある農産物の生産が見込める段階でオーナーを募集します。
問い、これも現状を伺います。
3、市内の小中高校に働きかけ、ICTによる園芸ハウスの環境制御の学習会を開催します。
問い、各学校の反応はいかがかと、環境制御とはどのようなことか、2点伺います。
活動状況、成果状況、事業費の推移は、成果報告書には示されていますが、いま一度答弁をお願いいたします。
問い、ハウス栽培も3回目、3年が終わりました。平成30年度の収支報告をお願いいたします。また、人件費と延べの作業時間の記録がありましたらお知らせください。
問い、農業でスマート農業時代が、ITで省力化、担い手不足対策や農家の収益向上につながると期待されています。スマート農機は、コスト面と国の補助金のこともあると思うが、当市内にも購入等はあるのか伺います。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 浅間議員のご質問にお答えをいたします。
初めに、農業者等の研修についてでありますが、平成30年2月にうららの森農園ハウスにおいて施設園芸を学び、市内で就農する意欲のある地域おこし協力隊を募集し、また農協や新発田農業普及指導センターを通じて研修の受け入れを呼びかけてまいりましたが、今のところ応募がない状況でございます。なお、研修の内容につきましては、トマトの日々の状態観察、芽かき、花取り、摘果等の維持管理作業を想定しております。今年度の農家の動向につきましては、現時点で研修に関する相談はありませんが、トマト栽培作業の臨時職員を募集したところ、栽培作業を経験してみたいという理由で応募された方2人を雇用したところであります。
次に、市民農園とオーナー募集についてであります。平成29年、30年度において農作物の試験栽培としてサツマイモ、ニンニク及びジネンジョを栽培したところ、この中でサツマイモが老若男女に人気の作物であること、子どもでも定植から収穫作業まで可能であることなどの理由から、オーナー制に向く魅力ある農産物の一つとして考えております。また、サツマイモの農作業体験などで訪れた人に意向調査を行い、ニーズを見きわめながら市民農園を開設し、うららの森や五頭温泉郷の観光振興、交流人口の増加につなげてまいりたいと考えております。
次に、小中高校生に対する環境制御の学習会についてであります。まず、環境制御についてですが、温度、湿度、二酸化炭素濃度、照度の状況をスマートフォン等で離れた場所で確認できるとともに、換気窓やカーテンの開閉を遠隔制御できるシステムで、これを農園ハウスに導入いたしました。昨年度は高校2校、中学校2校、延べ122名の生徒、教員が農園ハウスを訪れ、ICT機器と養液栽培について学んでいかれました。ICT、情報通信技術を取り入れたハウスを目の当たりにした生徒、教員の反応の一例としては、農業の3K、きつい、汚い、給料が安いのイメージはなく、これからの農業のモデルであるという印象を持たれておりました。
次に、総合計画における実施計画事業の活動、成果状況についてでありますが、成果指標に掲げております農園ハウス事業による新規就農者数及び市民農園オーナー数については、現時点で数字にはあらわれておりませんが、令和元年度も研修生の募集、農産物の試験栽培に取り組みながら、令和2年度からの市民農園のオーナーの募集などによって早期に成果が上がるよう努めてまいります。
次に、前年度におけるハウス栽培の収支報告についてでありますが、トマトの販売収入が約450万円、支出が動力光熱費、出荷経費、苗代など約250万円という状況であります。また、人件費につきましては、臨時職員1人と繁忙期のパート職員5人の合計で268万円であります。延べ作業時間につきましては、打ち合わせや作業準備などの時間も含め、職員、臨時職員及びパート職員を合わせまして4,580時間となっております。
次に、国の補助金によるスマート農機の購入等実績はありませんが、新潟県の補助を受け、ICTを取り入れたイチゴ施設ハウスと畜産における哺乳ロボットの導入例があるところです。近い将来において、スマート農業は農業の担い手不足や省力化には欠かせないものになると考えており、高価な機械を小規模農家が容易に導入できるものではないことから、圃場整備とあわせ、農業振興協議会担い手部会や市認定農業者会の取り組み支援を進め、農業法人の育成にも努めてまいります。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それでは、再質問させていただきますけれども、今答弁の中の一番最後、近い将来においてスマート農業は農業の担い手不足や省力化に欠かせないものとなると考えております。高価な機械を小規模農家が容易に導入できるものではないことから、圃場整備とあわせ、農業振興協議会担い手部会や市認定農業者会の取り組み支援を進め、農業法人の育成にも努めてまいります。結論から言いますと、複合農業というのは最終的にはこういう形になると思われます。ただ、この形になるのが何年後かといいますと、私がちょっと店でというか、取り寄せた本によりますと、野村総研さんが出した本なのですが、これは子ども用なのです。子ども用の本なのですが、今の子どもが将来、子どもさん将来何しているという未来年表というものを野村総合研究所さんが出しております。これを見ますと、産業別とか生活とか教育とかいろんなものが1冊になっているのですが、私は今回農業を見てみました。ロボットやAIを活用して農作業はこんなに楽になるということが最初に書いてありまして、AIが作物の管理を担当する。作物の成長データや天気と雨の量、予想から水や肥料の量を計算する。力仕事が得意な農業ロボット、雑草を抜いたり、作物の取り入れなど農作業をこなすロボット。田畑を守るドローン、畑を荒らす動物を追い払ったり、作物の成長の情報をAIに報告する。これちょっと家族営農の方はどう思うかわかりませんけれども、私もこういうことも起こり得るかなと思っています。大規模な農業は盛んになる。会社経営の農業ビル、複合農業で自社のビルで発売する。日本の味を世界に。わしはキュウリでリンボーダンス。おかしな、子ども向けですので、漫画的に書いてありますけれども、夢のフルーツツリー。いろんなものが木になると。品種改良によって1本の木からいろんな果物が収穫できる。キッチンで家庭菜園、取れたてを料理できる。水や肥料はスプレー式で自動管理だから、留守にしても大丈夫なのだ。そういう時代がこれを見ますと平成30年代、ロボットは一家に1台、こういう日本の国が想像されております。
今市長が始めた園芸ハウスは、確かに的を射ていると思いますけれども、なかなか農家が食いついてくれないといいますか、挑戦してくれないというのは、やはり先ほど最後に申し上げましたとおり、市長が話されたとおりにコストが見えないと。それと、IoTを使った農業機械の導入が50アール、5反でないとちょっと効力発揮しないという部分もあるようです。そうしますと、今の圃場整備の進みぐあいですと、なかなかIoTの情報から全てを導入するチャンスが遅くなるという現状が我が町にあるのかなと思っております。県内で一番1面が大きいのが4町歩という説明も私この前聞いたのですけれども、それとコストはどうなのですかと。親方ですけれども、まだ細かいことわからないのだけれどもねという話で、例えば1,000万円のトラクターだったら、最初400万と自分の勘で言ったようですが、後で社員さんが1,100万と言ったのかどうかわかりませんが、訂正をして1,100万だそうですということで、それだけ見ると1割アップという価格なのかなということを、私は傍聴していたので、質問はしませんでしたけれども、それだけの種類の、取りつけられるのだったらどうなのでしょうかなとは思いますけれども、全部そろえると相当、数千万円になるのかなと、今でもなっているのでしょうけれども。そういうお金と田んぼの状況と、それをあわせ持って複合営農やって園芸をやる場合、さらにまた投資があるということで、こんなに高価なハウスでなくても、パイプハウスでも結構なのでしょうけれども、そういうものをやるというのは全く、それこそこれによりますと2030年にはほぼそうなるだろうということで、5年後ぐらいからは多分農地の整備の終わったところからは、こういうものを導入した人たちがいろんな人に委託されて農地を広げていくというような状況が発生すると思っておりますけれども、このたび当市が私らに配付した阿賀野市の統計表を見ますと、やはり10町歩以上の農家が17年よりも倍ぐらいにふえているというような報告書もありますので、そっちの方向には間違いなく伸びていると思います。ですから、そこまでの話を市長はどのような考えと発想力と、農家さんに伝えながら、JAさんや認定農業者会さんなんかと話し合いながら、どういう手法で進めるのかをちょっと話を聞かせてもらいながら、今後の時間をちょっと議論させていただきたいと、こう思っておりますので、よろしくお願いします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 少し言い方が悪いですけれども、いろいろなお話、ご質問されている感じなものですから、ちょっと回答になっているかわかりませんが、今お持ちの資料、子どもたちが将来に農業に夢を抱き、希望を語る、非常に未来に向かった資料かなというような思いをいたしましたが、まだまだ今幾らデジタル技術、あるいは情報通信技術が発達していても、まだそこは少し遠い先の話なのかなと思っております。今阿賀野市が抱えている担い手不足に当たって、そしてまた農業の振興に当たっては、やはり3つの柱といいますか、農業の大区画化、大規模化、そして法人化、そしてまた園芸の振興、こういった部分がこれからの農業に求められている。ただ、その辺の部分はまだまだ農家の方々と認定農業者を含めて合意形成は図られておりませんし、圃場整備に当たっても県が今主導する形で2割園芸という話が出ておりますけれども、まだその部分についても理解が得られていない。ですから、これからまだまだ議論をしながら理解を得て、そして今県が目指しているように園芸振興を我々の地域でも図っていかなければならないだろうと思っております。県はよく、花角知事ですけれども、農業の産出額のグラフを使って説明をされております。これまでも秋田県や山形県等々とほぼ同じような農業産出額の推移できているものが、ここに来て秋田、山形、右肩に上がっていっている。それは、やはり園芸振興のほうにシフトして早目に手を打ち始めていると。それについて県のほうも追随していく、早目に追い越せというような取り組みを今かけ声がかかっているものと思っております。我々もしっかりとそういった方向に、方針に基づいて農家の方の理解を得られるよう努力をしていきたいと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) もう終わるような答弁になりまして、大変短い時間になりますけれども、もう少しだけおつき合い願いたいと、こう思っておりますけれども、未認識のうちにやはりちょっと控えていたのですけれども、先ほども話ししましたけれども、平成17年度には10ヘクタールの農家が26農家ですか。それが27年度には59農家にふえたということでありますから、よくなる農家というのは年々ふえてくるという先行きもあるのかなということで、30年度、31年度はこれからですが、これからまたそういうものがふえてくるということは、一つの手はついたというふうに私は思っております。これが進まないことには複合営農というのがなかなか進んで、農家の収入がふえるというところまでは見通せないのでないかということと、離農するやはり農家の受け皿がどうしても必要でありますから、こういう一つの人手のかからない、そして極端に言えばトラクターは夜でも動くと。私非農家というか、非農家に近い農家ですけれども、そういうものがないと離農者の人たちの受け皿がなくなっていくわけですし、田んぼが要するに荒れます、保全ができないと。保全ができないというのは、やはり安全性も当然安定しませんし、リスクがふえるということになりますから、どうあろうと将来は我々はやはり日本の流れというものについていかないと立ちおくれすると。先ほど市長が申したように先駆けはやはり収入といいますか、農産物の扱い高がふえるという結果も示されているのではないかと思っておりますから、ともかくスタートに入るには農家の人たちからどのように意欲を持ってもらって取り組んでいただけるかということが一番の課題ですけれども、いずれにいたしましてもリスクがかかるということと相当な資金を投入しないとだめだと。また、投入しようとしても、補助金も1回目は補助金出るけれども、2回目で故障などするともう出ないのだというのが現状の補助制度でありますから、その辺も国は当然考えるような話もされて、あのときは北陸農政局の方もおられましたので、当然それも考えないと普通はしませんねという話しされておりましたから、将来は国もこういう農業システムに補助金を提供するということになるとは思われますけれども、何せ時間と、その条件とやる気がマッチした方々から取り組んでいただくわけですから、そんなにスピードがついて、10年後にはもう阿賀野市の農地はほとんど委託先が決まって将来の心配はないというところまではまだ早いのでしょうけれども、できるところからやっぱり始めていただいて、そしてそれを見ながら、感じながら次の方が追随していく形が普通だと思われます。また、今の農業機械にしても、やはり最初入れる人は相当なリスクを負って、トラクターでも田植機でも稲刈り機でもリスクを得て、見ながら近所の人たちは、見ていいものだねと、幾らなのだね、幾らだよと、どんな方法で金借りるのだ、こういうことだと。では、俺もやれるかなと、こういう多分モデルがあってこれだけの農機具が農家に入ってきたということだと私は想像しますから、そういうことを市長はやっぱり発信して、あるいは農業関係者さんと緻密に農家の方々に周知しながら前に進んでいっていただきたいというのが市長の最後の結論の話から入ったわけですけれども、核心の農業ハウスの件から質問しますと、四千五百何時間かかったというのは、1日8時間労働にするとどのぐらいなのですか。何日になりますか、1人換算すると。課長。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) お答えします。
単純に4,580を8で割れば570日ほどになります。ただ、この時間というものは、いわゆるハウスで作業したものをある程度つけて、臨時さんであり、パートさんであり、職員でありつけておりまして、それをトータルしたものでありますので、ほぼほぼハウスにかかった時間でございます。ハウスの作業です。トマト作業です。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それで、あのハウスは今いろんな施設で使っていますけれども、いろんな研修等やっておりますけれども、例えばそのハウスは農家の方が、例えば骨組みは別として、その面積でそういう情報システムを入れて運営するとしたら、稲作の合間合間にやるわけですけれども、ご夫婦でやれるかどうかというのはどうなのでしょう。可能だと思われますか。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) お答えします。
先ほど答弁にもございましたように、収入から経費を引いたもの、残りがある意味人件費になるわけでございますけれども、それがある意味農業者さんの収入というふうに見れば、まだまだこれで最大の収入、最少の経費ではございませんので、その辺はやはり農業者さんの努力によって所得といいますか、伸ばせるのかなというふうに考えます。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) ありがとうございます。けれども、そういう話は私次にしようかなと思っていたのですが、要するに570日をご夫婦2人で稲の仕事もして、それでそのハウスの手入れ、収穫、570日かかりますから、夫婦2人で割ると二百何十日になるわけですよね。それだけの時間が、米を植えてから刈るまでの間にこの時間が夫婦2人でとれて、どちらも満足いくような手入れができますかということなのです。それができれば、課長が今言った一応のこの収入は確保されるということになるわけですけれども、これだけの広さの、収入得るのにご夫婦2人で作業が間に合いますかということなのです。どう思われますか。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) お答えします。
本当にこの作業時間も削らなければならない部分というのはやっぱり出てくると思います、水稲と一緒にやっていれば。その辺は、やはりある意味水稲はある程度農繁期にはトマトのほうになるべく作業がならないような作付体系をするとか、さまざまなやり方が考えられるのかなと思っていますので、可能か不可能かと言われればやっぱりできると思います。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 先ほども話しましたけれども、10ヘクタール以上の農家、ただ上限は50ヘクタールか60ヘクタールぐらいまでは阿賀野市の農家の誰かはやっていると思われます。それだけのことをやっている農家は多分できるでしょう。だけれども、夫婦2人で、夫婦2人さんというのは5ヘクタールか10ヘクタール以下かわかりませんけれども、その人たちが複合で、そしたらあいている時間にイチゴでもナスでも何でもいいけれども、選んでやってみようというときにやっぱり人手が足りないと。そうしますと、パートさん使わなければならなくなるわけです。そうすると、とてもこれではできないねということになりますよね。それで、そこでもう一つまた質問いたしますが、これ課長にもちょっと余談っぽく話ししたことがありますが、ハウスの中に2階建てできないのですかと。同じ燃料ですから、それだけの施設費はかかりますけれども、倍の面積になれば倍になりませんかと冗談話したことありますけれども、この同じ施設の中で増産する方法というのはありませんか。
〇議長(風間輝榮君) 田邉農林課長。
〇農林課長(田邉 徹君) お答えします。
実は30年度は苗と苗の間隔を30センチあけておりました。合計1,500本でございます。それを今年度25センチに詰めまして、まだ最終的な植えかえが終わっていないレーンといいますか、ありますので、最終的には1,800本まで持っていく予定でございます。いわゆる苗の本数を増加させて、収量も多くとるというふうなのに試みております。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それでは、こう見ますと、25センチにすると2割ふえるということですね、苗数は。それで、売り上げも2割ふえるかなというところで、それはまだわからないでしょうけれども、2割ふえると、あとは問題は経費ですよね。高知にも行ってナスのハウス見せていただいたのですが、向こうはゼロ円、燃費はゼロです。こっちは雪ですから、かかりますねという話ししたら、当然それはマイナスになりますねという話しされましたので、この中の支出の250万からできるだけ、農家はやはりそういう努力すると思われますが、減額できるような支出、当然市役所も同じでしょうけれども、無駄な支出は省く、管理すると。管理して省くということになるのですが、このものの要素からいって、例えば2割ふえたら、今度多分苗なんかは幾らもしないわけですから、苗からいって施設代も要りませんし、あと変わらないですから、2割ふえたら450万だから80万ぐらいふえるわけです。そうすると、250万から330万が農家収入としてはふえるという、机上の計算ですけれども、そういうふうになるわけです。やはりそういうところの実験をもっときめ細かく、ことしまたそれやればきめ細かくデータが出るわけですよね。
それで、私がもう一つ思うのは、その結果が出たら、トマトの価格というのは乱高下しますから、そのままずっと一生いくというのは考えられませんけれども、これだけの実績ができたといってあそこでトマトにへばりついていても、農家の人はトマトの情報しか入りませんから、これのデータがある程度出そろったら次の、私ちょっと参考までにはナス、いろんなこと言いますけれども、その辺調査をして次の品目に入るのも必要かなと思っていますけれども、市長はどのように考えますか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 次の品目にというのは、今のトマトをやめて別なもう少し売り上げの多いものにということなのでしょうか。
〔「いや、違う。今答弁だけしてください」と呼ぶ者あ
り〕
〇市長(田中清善君) 今トマトを選んだときには、3年前ですか、いったときにはパプリカとトマト、イチゴ、その3つを選択肢に入れて、その中で収益の多いもの、あるいは市場でバッティングしないものを選ばせていただいてトマトでスタートを切っていると。ですから、今ほかの作物云々というのは今のところ考えていないというところであります。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) そうなのでしょうけれども、毎年毎年トマトばかりやっていても、そのデータが出そろえば私はもういいのかなと思っています。そして、次の品目というのですか、例えば言ったようにサツマイモも、露地ではあるのでしょうけれども、二、三のやっぱりデータをとって、それで農家に提供すると。これはこれです、これはこれです、これはこれですと、その中から選んでもらうのが私はハウスの役目の一つだと考えておりますので、そういうことも考えながら、ある程度データが出そろったら次のものを、何を農家さんに勧めたらいいのかなというふうなものを研究する施設でもいいのでないかなと思います。そうやってデータをしながら、それでICTを使ってここに書いてあるとおりに、5年、10年後ですから、大規模農家で漫画的なのに近づくのは。ですから、子どもたちがそういう農業は将来こういう農業になるのだというのが、うちの孫にも見せたのですけれども、読んでしまったなんて言っていましたけれども、その読むのを、子どものときからやはり農業というのは魅力あるものだなと、大きくなったらこれやろうかなという一つの考え方も出てくると、よしという話が出てきて、そこへ2代目、3代目が飛びついてくる状況をつくるのも阿賀野市の農業を維持するためだと私は思っています。いろんな職業ありますけれども、1代限りでやめるというのはそんなにないと思います。ただ、経営上やむなくやめるというのはあるかもしれませんけれども、農業の未来があるとすれば、子どもさんたちは選定する十分な要素があると思われますから、この子どもさんたちにそういう情報を見せて、それで体験してもらって、それで将来の阿賀野市とは言いませんけれども、日本の農業を担う子どもさんたちを育てるというのが最終的な目的になるのでないかなと思っておりますが、市長はどうお考えでしょうか。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) まさに子どもたちは小さいときから農業のよさ、楽しさ、そういったところを学んでもらうというのが非常に重要かなと思っております。というのは、やはり私が言うのははばかられますけれども、農家の方、本当に一生懸命農業をやっている方と話をさせていただきますと、農業というのは本当に好きでないと、お金だけではないという、好きな人こそ継続的にできるのであって、最初からもうけようという意識ではなかなか続きませんよというのが農家の方の声であります。ですから、やはり本当に農業を好きな人を育てるには小さなときから農業の魅力、そういったものを伝えていかなければならぬだろうと思っております。今ここでも先ほどきつい、汚い、給料が安いという農業の3K、これは事実かどうかわかりませんが、休みがない、そしてまたきつい、給料が安い、こういった部分はまさに当たっていると思うのですけれども、今ほかのところで言われている言葉、休暇があり、給料がよくて、希望が持てる、そういった農業、これをつくっていくのがやはり今の子どもたちからではないのかなと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 私は、農業新聞読んでいますけれども、まさにそういうことも推進している。女の方が何か主役になっているようなので、もし農業をやるのが、女の人は真面目ですから、働くのも管理も女の人にとっては非常にいい仕事になるのかもしれません。重くなくて、汚くなくて、それで家でスマホ見ながら管理できて、管理というのは水も含めて。それで、ちょっとそのときも話ししたのですけれども、農作業の中で一番時間を食うのが水回りで、農業で使う時間の3分の1は水回りだという話しされていまして、そこでスマホでドローン使ってやったり、自動操作ですか、水の入れ出し、それができれば非常に楽になって、それこそ重労働もなくなって2人でできるのだと、こういう話でしたので、ぜひ今から、俺みたいになると、俺も農業嫌いで、私も借り畑はやったことありますけれども、プロの農家ではありませんけれども、こういう時代だったら楽しくて、それこそ県も農業に力入れていますし、米も一生懸命入れていますから、これからやったもの勝ちだなと。輸出するにしても、やはり実績があったほうがいいわけですから、米も園芸もやはり今から実績をつくりながら子どもたちに渡せる農業、これをやらないと阿賀野市の農地は、これまた私の予測ですが、NTTですか、あれも農業参入するというようなことで、基盤整備ができてやりたくないところは狙われるなと、こう思っておりますから、やはり自分の農地はこの地上で、阿賀野市で守るという形をさっさ、さっさと計画していきませんと、農家がどんな状況になるかというのが非常に心配になることがありますから、ぜひ農地を守りながら発展させて子どもさんに譲り渡せる、こういう農業を目指していただきたいと思います。これは、とりあえずっておかしいですけれども、最後の質問になろうかと思いますが、市長のトータルの答弁お願いいたします。
〇議長(風間輝榮君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 先ほど答弁したところと少し重なりますけれども、今のデジタル技術、情報通信技術、ICTあるいはAI、非常に日進月歩で進んでいて、特にAIです。あれが3年後どうなっているのだろうと。私は、こんな年になりましたけれども、子ども向けの冊子、それが本当に現実になるのではないのかなと思っております。そうなりますと、本当にハイヒール農業といいますか、全然労働が苦にならないような軽作業、そしてまた汚れることもない、そしてまた作業時間も短い、うちにいてハウスの中の状況が一目でわかる。今現実、宮城県の亘理町というところがイチゴ栽培が盛んなのです。あれ東日本大震災のときに大きな被害を受けて、その復興のために国から大きな予算が入った。その中に今イチゴの摘み取りも機械がやっている。ですから、夜寝て朝起きると箱詰め状態の、それを農協さんに出していく、それが作業になるようなところまで進んでいるものが私はテレビを通して見させていただきました。そういったものを見学すれば、先ほど来言っていますとおり、AIだとかICTだとかデジタル技術がもう3年後には大きく今の農業を変えているだろうと思っております。したがいまして、そういったところの情報をしっかりと持ちながら、そういったものを子どもたちに伝えながら、しっかりとした阿賀野市の農業をつくっていきたいと思っております。
〇議長(風間輝榮君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それでは、これで終わりますけれども、ハウスは要するにモデルですから、いろんなものを試作して、いろんなもののデータをとって、そして農家さんに正しいものを伝えて、正確なものを伝えて安心して取り組めるような場所にしていただきたいと、こういう願いをいたしまして質問を終わらせてもらいます。ありがとうございました。
〇散会の宣告
〇議長(風間輝榮君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれで散会します。
なお、明日7日午前10時から本日に引き続き一般質問を行います。
ご協力ありがとうございました。
散 会 (午後 3時56分)