平成31年第1回阿賀野市議会定例会議事日程(第4号)
                      平成31年3月20日(水)午後1時30分開議

日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 諸般の報告                                  
日程第 3 議案第14号 平成31年度阿賀野市一般会計予算                
      議案第15号 平成31年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算          
      議案第16号 平成31年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算         
      議案第17号 平成31年度阿賀野市介護保険特別会計予算            
      議案第18号 平成31年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算      
      議案第19号 平成31年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算          
      議案第20号 平成31年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算        
      議案第21号 平成31年度阿賀野市水道事業会計予算              
      議案第22号 平成31年度阿賀野市下水道事業会計予算             
      議案第23号 平成31年度阿賀野市病院事業会計予算              
日程第 4 議案第25号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
             ついて                             
      議案第26号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
             の一部改正について                       
      議案第35号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について           
      発議第 1号 天皇陛下御即位三十年を祝す賀詞に関する決議           
      陳情第 3号 「会計年度任用職員制度施行に伴う臨時・非常勤職員の地位・待遇改善
             を求める意見書」提出を要請する陳情               
日程第 5 議案第24号 阿賀野市議会議員及び阿賀野市長の選挙における選挙運動の公費負担に
             関する条例の一部改正について                  
      議案第27号 阿賀野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について    
      議案第28号 阿賀野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
             条例の一部改正について                     
      議案第29号 阿賀野市児童館設置条例の制定について              
      議案第33号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について     
      議案第34号 阿賀野市病院事業経営改革審議会条例の一部改正について      
      議案第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について(コミュニティセンター城の
             うち)                             
      議案第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサービスセン
             ターおおむろの丘)                       
      請願第 1号 生活保護基準引き下げ中止を求める意見書の提出を求める請願    
      陳情第 2号 基礎年金額等の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択陳情    
日程第 6 議案第30号 阿賀野市農業委員会の委員等の定数に関する条例の一部改正について 
      議案第31号 阿賀野市公園条例の一部改正について               
      議案第32号 阿賀野市上下水道局布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道
             技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について       
      議案第36号 市道路線の認定について                     
      議案第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について(宝珠温泉保養センターあか
             まつ荘及び安田農村環境改善センター)              
      議案第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市五頭山麓いこいの
             森)                              
      陳情第 4号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求め
             る陳情                             
      陳情第 5号 長時間労働もハラスメントもない人間らしい働き方の実現を求める陳情
日程第 7 議案第41号 平成30年度阿賀野市一般会計補正予算(第8号)         
日程第 8 議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について    
日程第 9 議案第43号 工事請負契約の変更について〔市立学校エアコン整備(その1)工事〕
      議案第44号 工事請負契約の変更について〔市立学校エアコン整備(その2)工事〕
日程第10 議案第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市宿泊施設リズム・
             ハウス瓢湖)                          
日程第11 委員長報告第1号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)       
      委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)       
      委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)       
      委員長報告第4号 委員会調査報告(議会改革推進特別委員会)          
日程第12 閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)                
日程第13 議員派遣について                               

出席議員(19名)
   1番   横  井  基  至  君      2番   清  野  栄  一  君
   3番   天  野  美 三 男  君      4番   近  山     修  君
   5番   市  川  英  敏  君      6番   山  賀  清  一  君
   8番   村  上  清  彦  君      9番   江  口  卓  王  君
  10番   稲  毛     明  君     11番   宮  脇  雅  夫  君
  12番   倉  島  良  司  君     13番   中  島  正  昭  君
  14番   石  川  恒  夫  君     15番   高  橋  幸  信  君
  16番   山  口  功  位  君     17番   遠  藤  智  子  君
  18番   浅  間  信  一  君     19番   山  崎  正  春  君
  20番   風  間  輝  榮  君                        

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    田   中   清   善   君
       総 務 部 長    小   菅   章   義   君
       民 生 部 長    米   山   和   朗   君
       (地域医療推進課長)

       産 業 建設部長    逢   坂   康   之   君
       ( 建 設課長)

       市 長 政 策 ・    苅   部   一   雄   君
       市 民 協働課長

       総 務 課 長    菅   原   博   徳   君
       危 機 管理課長    鈴   木   昇   二   君
       企 画 財政課長    羽   賀       存   君
       管 財 課 長    渡   辺   一   雄   君
       税 務 課 長    田   邊       裕   君
       市 民 生活課長    山   嵜   富   夫   君
       健 康 推 進    菅   井   真 由 美   君
       課 長 補 佐

       社 会 福祉課長    山   ア   善   哉   君
       高 齢 福祉課長    本   間   健   司   君
       生 涯 学習課長    齋   藤   弥   一   君
       農 林 課 長    遠   藤   孝   栄   君
       商 工 観光課長    相   馬   繁   行   君
       公 園 管 理    関       隆   男   君
       事 務 所 長

       上 下 水道局長    仁   谷   邦   男   君
       会 計 課長補佐    大   岡   延   子   君
       教  育  長    岩   村   弘   一   君
       学 校 教育課長    菅   井   裕   治   君
       農業委員会会長    小   嶋       覚   君
       農 業 委 員 会    前   田   義   博   君
       事 務 局 長

       代 表 監査委員    土   橋   伴   二   君
       監 査 委 員    長 谷 川   洋   悦   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    肥   田   浩   明   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    加   藤   勝   則
       主     幹    渡   辺   康   恵
       主     任    網   干   水   季

               開 議 (午後 1時30分)
    開議の宣告
議長(風間輝榮君) 定刻になりました。
  ただいまの出席議員数は19名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(風間輝榮君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番、山口功位さん、17番、遠藤智子さん、18番、浅間信一さん、以上3名を指名します。
                                            
    諸般の報告
議長(風間輝榮君) 日程第2、諸般の報告を行います。
  既に議員各位に配付のとおり、本定例会に執行部から補正予算1件、条例の一部改正に関する議案1件、市立学校エアコン整備工事の契約変更議案2件、公の施設に係る指定管理者の指定の議案1件が追加提出されました。
  3月18日に開催した議会運営委員会でご協議をいただいた結果、お手元に配付いたしております議事日程により上程することにいたしました。
  以上で諸般の報告を終わります。
                                            
    議案第14号 平成31年度阿賀野市一般会計予算
     議案第15号 平成31年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
     議案第16号 平成31年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
     議案第17号 平成31年度阿賀野市介護保険特別会計予算
     議案第18号 平成31年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
     議案第19号 平成31年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算
     議案第20号 平成31年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算
     議案第21号 平成31年度阿賀野市水道事業会計予算
     議案第22号 平成31年度阿賀野市下水道事業会計予算
     議案第23号 平成31年度阿賀野市病院事業会計予算

議長(風間輝榮君) 日程第3、議案第14号から議案第23号までを一括議題といたします。
  予算審査特別委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  山口予算審査特別委員会委員長。
               〔16番 山口功位君登壇〕
16番(山口功位君) 予算審査特別委員会の審査報告を行います。
  平成31年3月20日。阿賀野市議会議長、風間輝榮様。
  3月1日に議長を除く議員全員による本委員会が設置され、付託された10件の平成31年度会計予算を審査しました。
  審査状況は、3月14日、15日、18日の3日間、担当課長等から予算概要の説明を受け、質疑を行い、市長に対する総括質疑を行いました。
  審査結果を報告します。議案第14号から議案第16号までは賛成多数により、議案第17号から議案第23号までは全会一致で可決と決定しましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  予算審査特別委員会委員長、山口功位。
議長(風間輝榮君) これで委員長の報告を終わります。
  お諮りします。本特別委員会は、議長を除く議員18人により構成した特別委員会ですので、委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、質疑は省略いたします。
  これから自由討議を行います。
  初めに、議案第14号 平成31年度阿賀野市一般会計予算について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、議案第15号 平成31年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、議案第16号 平成31年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第14号について討論を行います。
  まず、原案に反対の方の討論を行います。
  11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) 来年度の一般会計予算の反対討論を行います。
  来年度の経済情勢を見ますと、10月から消費税増税が実施されれば、2人以上の世帯の平均消費は前回増税時と比べて25万円落ち込んでいる中でのさらなる増税となります。これは、軽減税率分を差し引いても平均4万3,000円の増税となり、景気がさらに悪くなることは必至であります。消費税は、低所得者ほど負担が重い税金で、貧困を一層拡大することになります。また、ふえている年金生活者は物価が上がっても賃金が下がったら年金を下げる、物価も賃金も上がってもマクロ経済スライド分だけ伸びを抑えることにより、どんどん目減りする仕組みになっており、被害は消費税増税分の2倍になる可能性があります。農家は、戸別所得補償の廃止で減収必至です。また、国の来年度予算を見てみますと、社会保障費は自然増6,000億円を4,800億円に圧縮する予算編成となっておりまして、安倍政権の7年間で圧縮された自然増の総額は1.71兆円にもなります。
  以上述べたように、今後の市民生活は一層大変になることが予想されます。住民の福祉の増進を使命とする自治体ではこれらの悪政から少しでも住民を守る防波堤になることが求められておりますが、阿賀野市はその姿勢が残念ながら私は感じられません。特に憂慮するのは、阿賀野市は急速に少子化が進んでおり、合計特殊出生率は平成21年から県平均を下回り続け、平成29年にはついに1.18となり、県下でワーストスリーとなってしまいました。県平均の1.41、全国平均の1.43を大きく下回っております。しかし、私どもがいろいろ提案しても思い切った独自の子育て支援策はほとんどない。子育て環境日本一を掲げておりましたが、このスローガンは取り下げたのではないかと思うほどであります。また、基幹産業の農業分野では大規模圃場整備、園芸への転換策などで国、県の施策の枠内だけで阿賀野市農業の特徴や中山間地の干ばつ対策など研究検討した独自策がありません。また、市の委託事業や指定管理者制度の見直しが言われておりますが、この根底には市の臨時職員や非常勤職員も含め余りにも賃金が低過ぎる。官製ワーキングプアがあると私は思います。財源はないわけではありません。財政調整基金の19億6,000万円の一部を充てるだけでこれらの施策は可能であります。全体として市民が希望を持てる予算でないと言わざるを得ませんので、反対いたします。
議長(風間輝榮君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで討論を終わります。
  次に、議案第15号について討論を行います。
  まず、原案に反対の方の討論を行います。
  10番、稲毛明さん。
10番(稲毛 明君) 私は、この15号について反対する立場から討論いたします。
  一つは私たちは、本当に国保税をやっぱり引き下げて、国民の皆さんが安心して納められる、そして活用できる国保にしていくためにも協会けんぽ並みの保険料にすべきであるというふうに思っているわけであります。そのためにはやはり今ある均等割、平等割、これを廃止して、所得割といいますか、応能応益割を取り入れてきちっとやっていく必要があると。特に今度都道府県一本化が始まり、そして極端なことを簡単に言いますけれども、繰り入れはどんどん、どんどん圧力かけていくということで、もうこのまま行けば国保会計というか、国民、市民の命と暮らしを守る最後のとりでが崩壊していくという非常に危機感がある、そういう年であるにもかかわらず、この31年度の特別会計を見ましても、そこら辺が基本的にはうたわれていないということで、それはやはりこの31年度予算からそういう点をきちんとクローズアップして手を打っていかないと手おくれになって、また市民の苦しむ姿が目に見えてみえるというような状態になるというふうに思います。そういう意味ではやっぱり市民の皆さんの命と暮らしの防波堤となる国民健康保険、これをやっぱり最低限協会けんぽ並みにしていくということで、先ほど述べましたけれども、均等割、平等割、これを廃止していくということがうたわれていないということなので、私は反対をいたします。
議長(風間輝榮君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで討論を終わります。
  次に、議案第16号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第17号から議案第23号までについて討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第14号から議案第23号までを採決します。
  初めに、議案第14号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。議案第14号は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(風間輝榮君) 起立多数です。
  したがって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第15号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。議案第15号は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(風間輝榮君) 起立多数です。
  したがって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第16号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。議案第16号は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(風間輝榮君) 起立多数です。
  したがって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第17号から議案第23号までを採決します。
  お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第17号から議案第23号までは委員長報告のとおり決定しました。
                                            
    議案第25号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
            部改正について
     議案第26号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
            する条例の一部改正について
     議案第35号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
     発議第 1号 天皇陛下御即位三十年を祝す賀詞に関する決議
     陳情第 3号 「会計年度任用職員制度施行に伴う臨時・非常勤職員の地位・
            待遇改善を求める意見書」提出を要請する陳情

議長(風間輝榮君) 日程第4、議案第25号、議案第26号、議案第35号、発議第1号、陳情第3号を一括議題といたします。
  総務文教常任委員会の付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  山口総務文教常任委員会委員長。
               〔16番 山口功位君登壇〕
16番(山口功位君) 委員会審査報告書。
  平成31年3月20日。阿賀野市議会議長、風間輝榮様。総務文教常任委員会委員長、山口功位。
  平成31年3月11日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第25号は可否同数のため委員長裁決により、議案第26号、議案第35号、発議第1号はいずれも全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  なお、陳情第3号については賛成少数により不採択とすることに決定しましたので、会議規則第145条の規定により報告いたします。
議長(風間輝榮君) これで、委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
  14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) 議案第25号について委員長にお尋ねをさせていただきます。
  今ほどの委員長報告ですと、最終的には委員長裁決で可決という結論になったわけでありますけれども、議案上程、議会初日の上程の際も市長に対してお考えをお尋ねした経緯がございますが、第三者機関、委員会である特別職報酬等審議会の答申を尊重するという極めて妥当な結論かなと私は思っております。ただし、今ほど申し上げました初日、市長に対しての質疑の中で申し上げましたとおり、長年の制度疲労の中で若干のぶれといいますか、違和感も感ずるところであります。委員長裁決に至るまでの間でどのような議論がなされて、こういう形になったのか、お尋ねをさせていただきます。
議長(風間輝榮君) 山口委員長。
16番(山口功位君) 1人の委員からは、確かに報酬だけを比較すれば低いと思うが、阿賀野市の1人当たりの税額は最下位クラス云々、あと活動内容を把握しないまま報酬をほかと比較して低いと言えないのではないかと、議員がどれだけ招集されているかという観点で非常に高いと思うという意見もございました。一方で、特別報酬審議会の10名の方がいろいろな角度から慎重に検証され、全会一致で出された意見を尊重したいと、そういう意見もございました。それで、可否とった結果、同数となり、委員長判断で、私もその報酬審議会の方の意見を尊重するべきだということで賛成と、こういうことになったわけであります。
議長(風間輝榮君) 14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) ありがとうございます。いろいろ、要は最初からというと恐縮でありますけれども、賛成か反対かの議論に終始したのかなと。残念なのは、先ほども申し上げましたとおり、初日に申し上げた長年の流れ、経緯の中で、阿賀野市の議会議員の報酬の問題、初日は1点だけでしたけれども、いろんな部分で整合性に欠ける部分が出てきております。そういう中で、今後しっかりとそれらを修正する、あるいは正していく形での何か附帯意見なりがあってもよかったかなと私なりの感じを持っておりますので、要望というとあれですけれども、総文あるいは私が委員長でありますけれども、議会改革推進特別委員会等でしっかりと議員として議論をしながら、よりよい現状の経済情勢あるいは地方議員を取り巻く環境等、情勢等をしっかり踏まえながら議会の中で議員同士しっかりやっていく、その辺を委員長にもお願いしたわけでありますけれども、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 山口委員長。
16番(山口功位君) お答えします。
  確かにそういう意見も初日の石川議員の質問を今思い出しましたけれども、確かに同率で上げるといろいろ支障が出てくると、そういうお話もちらりと出たのですけれども、余り深いご意見はありませんでした。ということであります。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから議案第25号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、陳情第3号 「会計年度任用職員制度施行に伴う臨時・非常勤職員の地位・待遇改善を求める意見書」提出を要請する陳情について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第26号、議案第35号、発議第1号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第25号について討論を行います。
  まず、原案に反対の方の討論を行います。
  2番、清野栄一さん。
2番(清野栄一君) 特別職報酬審議会から議員報酬の引き上げの答申があったということで、今回議案として提案されていますが、阿賀野市の議員報酬、他市との比較では、単純比較では19位ということで、高いか低いか言われれば低いのでしょうけれども、住民1人当たりの負担額で見ますと上から9番目なのです。だから、真ん中で分ければ高いほうに属する。1人当たりの負担は高いのかなと、そういう観点もあろうかと思います。それから、12月議会にも言ったのですが、12月に民間の調査機関、年報酬、年間収入公表しています。新潟県20歳から65歳の正社員平均年収400万未満が6割以上なのです。圧倒的に400万未満があります。新潟県は、平均年収全体で363万円、常勤です。20歳から65歳までの正社員の平均年収が363万円。それから見ても高いのかなと。
  それから、私の場合ですけれども、勤務実態、前回も申し上げましたが、私が議会に招集されるのは年間30日程度、このうち半分は2時間以内。8時間換算すれば、十二、三日にしかならないと思うのです。そういう観点でいくと非常に時給は高過ぎるのかなと思っております。これはあくまでも私の私見なのかもしれませんが、私も現役で勤めていたときは本当に通勤の苦労、いつも言わせてもらいますけれども、朝8時半に間に合うために大変な思いをして通勤しています。今新潟市に通勤している方もいっぱいいらっしゃいますけれども、そういう人たちから見れば非常に通勤の苦労もなくて、恵まれ過ぎているのかなと思うので、今回せっかく引き上げの答申があったわけでありますが、ここは遠慮すべきなのかなと思っております。
議長(風間輝榮君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
  14番、石川恒夫さん。
14番(石川恒夫君) 原案に賛成の立場で、原理原則論をもって賛成討論をさせていただきます。
  先ほど委員長に対する質問の中で申し上げました。今回の条例改正は、特別職報酬等審議会の答申を受けての2%の引き上げということであります。議会として当然第三者機関である審議会の答申は尊重すべき極めて妥当なことであろうと思っております。
  それともう一点、議員報酬の高いか低いか、非常にこれは悩ましい部分がございます。例に挙げますと、国会議員は歳費として歳費法で金額が定められているわけでありますけれども、その前段で国会法35条で国会議員の歳費は一般職の国家公務員の最高月額より少なくない額と明確に基準が示されている。そして、その歳費は仕事に対する対価と生活費、2本立てで組み立てられているのが国会議員の歳費であります。他方、地方議員は地方自治法でそれぞれの自治体が条例で定めるということで、全くの基準がないという。その中で議員報酬の算定に当たっては同規模自治体等々、それぞれの政策課題等を勘案しながら定めていくわけでありますけれども、先ほど申し上げたとおり長年の経緯、経過の中でいろいろ制度疲労を起こしている、そういう部分が多々あります。そして、地方議員の議員報酬に対する定義は仕事に対する対価であります。生活費ではないと、全く含んでいないという。つまり何を言うかといいますと、しっかりと仕事をして、市民、有権者の負託に応えるべく日々活動する。議会、委員会に出席するだけが議員の仕事ではございません。そして、現状の阿賀野市の議員報酬レベル、東京23区を含め全国で約780の市区があるわけでありますけれども、常にワーストトゥエンティーの中に入っている。そういう中でいろいろご批判はご批判として甘んじてお受けしますけれども、しっかりとした底上げをしながら、制度疲労あるいは不都合な部分はしっかりと改正していく、改めていく、そういう気構えと、そして今回の2%の答申であります。引き上げの答申であります。2%云々ではなく、この引き上げの答申をしっかり議員としてわきまえて日々の活動、議員活動にいそしむ、そして市民、有権者からご理解をいただく、それが大きく我々に課せられた責任であると、その自覚を持って今後の議員活動をすべきだという観点から、この条例改正については賛成をいたします。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで討論を終わります。
  次に、陳情第3号について討論を行います。
  まず、陳情に賛成の方の討論を行います。
  12番、倉島良司さん。
12番(倉島良司君) それでは、この陳情第3号に賛成の立場から討論に参加させていただきます。なお、原案は長文になりますので、陳情のほんの要旨だけを述べて賛成討論とさせていただきます。
  臨時、非常勤職員の賃金、労働条件の改善に必要な地方自治体の財源確保と会計年度任用職員制度への移行に伴う臨時・非常勤職員の地位・待遇を改善ことを求める意見書を国会及び政府に提出をお願いいたします。
  以上、簡単でございますが、賛成討論といたします。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) 次に、陳情に反対の方の討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで討論を終わります。
  これから議案第25号、議案第26号、議案第35号、発議第1号、陳情第3号を採決します。
  初めに、議案第26号、議案第35号、発議第1号を採決します。
  お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第26号、議案第35号、発議第1号は、委員長報告のとおり決定しました。
  次に、議案第25号について採決をします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(風間輝榮君) 起立多数です。
  したがって、議案第25号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、陳情第3号を採決をします。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。陳情第3号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(風間輝榮君) 起立少数です。
  したがって、陳情第3号は不採択とすることに決定しました。
                                            
    議案第24号 阿賀野市議会議員及び阿賀野市長の選挙における選挙運動の公
            費負担に関する条例の一部改正について
     議案第27号 阿賀野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
     議案第28号 阿賀野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準
            を定める条例の一部改正について
     議案第29号 阿賀野市児童館設置条例の制定について
     議案第33号 阿賀野市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
     議案第34号 阿賀野市病院事業経営改革審議会条例の一部改正について
     議案第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について(コミュニティセン
            ター城のうち)
     議案第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサー
            ビスセンターおおむろの丘)
     請願第 1号 生活保護基準引き下げ中止を求める意見書の提出を求める請願
     陳情第 2号 基礎年金額等の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択陳情

議長(風間輝榮君) 日程第5、議案第24号、議案第27号から議案第29号まで、議案第33号、議案第34号、議案第37号、議案第38号、請願第1号、陳情第2号を一括議題といたします。
  社会厚生常任委員会へ付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  中島社会厚生常任委員会委員長。
               〔13番 中島正昭君登壇〕
13番(中島正昭君) 委員会審査報告書。
  平成31年3月20日。阿賀野市議会議長、風間輝榮様。社会厚生常任委員会委員長、中島正昭。
  平成31年3月12日に社会厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第24号、議案第27号から議案第29号、議案第33号、議案第34号、議案第37号、議案第38号の議案8件について審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  また、請願第1号及び陳情第2号は賛成少数で不採択とすることに決定したので、会議規則第143条第1項並びに145条の規定により報告いたします。
議長(風間輝榮君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから請願第1号 生活保護基準引き下げ中止を求める意見書の提出を求める請願について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、陳情第2号 基礎年金額等の改善と年金の毎月支給を求める意見書採択陳情について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第24号、議案第27号から議案第29号まで、議案第33号、議案第34号、議案第37号、議案第38号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、請願第1号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、陳情第2号について討論を行います。
  まず、陳情に賛成の方の討論を行います。
  11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) これは、予算のときも言いましたけれども、今、年々年金受給者がふえておりますが、ここでも書いてありますようにマクロ経済スライドということで、これが今発動されていまして、これでいきますと何があっても引き下げるという状況で、本当にこの阿賀野市でここにも書いておりますけれども、この間3.4%の年金の減額が行われて、年金受給額が年間6億円減少したということが言われているわけです。私の周りも年金受給者がたくさんおられますけれども、年金の受給額は毎年毎年のように減らされるのに、そこから天引きされる介護保険料とか、そういうのはどんどん値上がりをして、本当にやっていけないと、これが一番の俺たち長年働いてきたのをどういう目に遭わせるのだということで非常に怒りの声が聞こえております。アベノミクスは、それでこの年金をまず大企業に株で投資して、それで株を値上げさせて、また株主がもうかって、それで景気がいいというふうに言っているという、こんな国はないですよね。人の年金を株に使って、それで年金はどんどん、どんどん何があっても下げるという仕組みをつくるという状況、こういう年金のあり方はやっぱり抜本的に見直して、基礎年金を引き上げれば相当景気もよくなるわけですので、ぜひこれは実現してもらいたいというふうに思います。
議長(風間輝榮君) 次に、陳情に反対の方の討論を行います。
  8番、村上清彦さん。
8番(村上清彦君) 陳情第2号について反対の立場で討論をさせていただきます。
  2016年に将来世代の給付水準を確保するための年金額改定ルールの見直しなどを盛り込んだ年金制度改革関連法が成立しました。限られた財源の範囲内で現在から将来までの給付を賄う年金制度の持続可能性を高めるため、年金の支え手である現役世代の賃金が下がるような不測の経済状況になった場合、それに見合った年金額になるよう改められたもので、将来の給付水準を確保するものであります。また、年金財政の悪化を避けるため、一定の調整を決めて年金の支給額から差し引き、支給額の伸びを賃金や物価の上昇分より抑えることで長い年月をかけて年金給付の水準を調整するようマクロ経済スライドの調整を行うこととしております。このマクロ経済スライドを導入せず、老齢基礎年金の支給額が上昇し続ければ、現役世代の保険料も上がり続けることになり、若者への負担が大きくなり続ければ世代間格差の拡大が懸念されます。
  もう一つ、年金の支給を隔月支給から毎月支給に改めることについては、現行の制度を変更することになり、システムの整備や改修、人件費等多額の費用が見込まれます。年金受給者への支給業務は隔月払いの現在においても膨大な経費と事務負担があり、毎月払いを実施するためには関係機関への影響も大きいと言われております。以上のことから、この陳情は不採択とすべきであると判断をいたします。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで討論を終わります。
  これから議案第24号、議案第27号から議案第29号まで、議案第33号、議案第34号、議案第37号、議案第38号、請願第1号、陳情第2号を採決します。
  初めに、議案第24号、議案第27号から議案第29号まで、議案第33号、議案第34号、議案第37号、議案第38号を採決します。
  お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第24号、議案第27号から議案第29号まで、議案第33号、議案第34号、議案第37号、議案第38号は、委員長報告のとおり決定しました。
  次に、請願第1号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。請願第1号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(風間輝榮君) 起立少数です。
  したがって、請願第1号は不採択とすることに決定しました。
  次に、陳情第2号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長報告は不採択です。
  お諮りします。陳情第2号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(風間輝榮君) 起立少数です。
  したがって、陳情第2号は不採択とすることに決定しました。
                                            
    議案第30号 阿賀野市農業委員会の委員等の定数に関する条例の一部改正に
            ついて
     議案第31号 阿賀野市公園条例の一部改正について
     議案第32号 阿賀野市上下水道局布設工事監督者の配置基準及び資格基準並
            びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正につい
            て
     議案第36号 市道路線の認定について
     議案第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について(宝珠温泉保養セン
            ターあかまつ荘及び安田農村環境改善センター)
     議案第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市五頭山麓
            いこいの森)
     陳情第 4号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採
            択を求める陳情
     陳情第 5号 長時間労働もハラスメントもない人間らしい働き方の実現を求
            める陳情

議長(風間輝榮君) 日程第6、議案第30号から議案第32号まで、議案第36号、議案第39号、議案第40号、陳情第4号、陳情第5号を一括議題といたします。
  産業建設常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  浅間産業建設常任委員会委員長。
               〔18番 浅間信一君登壇〕
18番(浅間信一君) それでは、委員会審査報告書。
  平成31年3月20日。阿賀野市議会議長、風間輝榮様。産業建設常任委員会委員長、浅間信一。
  平成31年3月13日に産業建設常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第30号から議案第32号まで、議案第36号、議案第39号、議案第40号の議案6件について審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  また、陳情第4号、陳情第5号については、いずれも可否同数のため、委員長裁決により不採択とすることに決定したので、会議規則第145条の規定により報告いたします。
議長(風間輝榮君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから陳情第4号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、陳情第5号 長時間労働もハラスメントもない人間らしい働き方の実現を求める陳情について自由討議を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第30号から議案第32号まで、議案第36号、議案第39号、議案第40号について討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、陳情第4号について討論を行います。
  まず、陳情に賛成の方の討論を行います。
  4番、近山修さん。
4番(近山 修君) 陳情第4号に賛成の立場で討論させてもらいます。
  新潟県の最低賃金は現在803円です。現在、会社関係で週休2日制が定着しており、1カ月に働く日数は祝日もあるため大体20日から21日です。それを1日8時間労働で働くとして、1カ月計算しますと14万5,000円くらいとなります。その額面から所得税、健康保険税、そういうのを差し引きますと12万円程度の所得となりまして、そのほかボーナスを含めても年間150万円程度の手取りとなります。労働者の約4割が非正規雇用となっていまして、結婚もできなくて、少子高齢化につながっていると思われます。また、地域経済の発展、阿賀野市のためにも関係してきますので、最低賃金の改善は必要と思われますので、採択すべきと思います。
議長(風間輝榮君) 次に、陳情に反対の方の討論を行います。
  5番、市川英敏さん。
5番(市川英敏君) 反対の立場で一言討論を行います。
  企業の事情も考慮する必要がありまして、また引き上げ分を国でとなれば大きな負担となります。国では既に最低賃金引き上げに向けた企業への支援を実施しているため、陳情については反対です。ただ、できる範囲で中小企業への支援拡充は行っていくべきと考えております。
  以上、討論終わります。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
  11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) これは、今の個人消費が大きく景気に影響しますが、最低賃金が余りにも低いということが一つの要因なのです。たった803円です。これで生活できるかと、それも4割も今なっているわけです。それを改善してほしい、せめて1,000円にしてほしいということと、中小企業は大変なところには支援するということで、これをやれば景気も全然違うようになると思うのです。今世界的な流れ、アメリカだってこの最低賃金が一番やっぱり底上げが必要だということで、アメリカも今手をつけて、ああいう資本主義の自由主義の権化みたいなところも、結局この最低賃金が低過ぎるから景気がよくならないということで手をつけているのです。日本だけですよ。地方段階でばらばらだし、新潟県はおまけに803円。この803円というのはどういう影響を与えているかというと、セブンイレブンなんていうのは全部803円です。もう張りつけているのです、803円に。そういうことでは本当に景気はよくならないので、これはもっともなことだなと、経済の底上げをなしには個人消費なんて拡大しないです。それと、おまけに消費税増税をするわけだから、こんなのはこのまんまこれを手つけないでよくなるわけなんて絶対ありません。ぜひこれは本当に私はまともな陳情だと思いますので、賛成でございます。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、陳情第5号について討論を行います。
  まず、陳情に賛成の方の討論を行います。
  10番、稲毛明さん。
10番(稲毛 明君) 私は、賛成の立場で討論をさせていただきます。
  陳情の中にも述べられておりますけれども、今国では働き方改革の一括法案が出されて、定額働かせ放題、過労死促進の批判がある高プロ制度創設、それから月100時間未満に及ぶ過労死ラインの残業上限制の導入、3つ目は同一労働差別賃金容認法整備、4つ目が労働者保護が適用されない非雇用型就労の普及を狙う雇用対策法改悪など、今でも問題のある日本の労働者の働き方をさらに劣化させるという法案が出されてきております。私は、こういう状況が続くならば、本当に労働者の健康破壊、その結果地域経済は疲弊の一途をたどっていくというふうに思います。地域社会の荒廃は加速していくということであります。その結果、新潟県では地域経済を活性化させて地域の荒廃に歯どめをかけていくということが今新潟県にとっては非常に大事なことであると。人口減どうのこうの言うことの前に、こういう手だてをとっていかなければならないということだと思います。そういう点で必要なことは、全ての労働者が健康で人間らしく働ける社会を実現していくということが今急がれていることだと思います。私は、そのためにこの陳情第5号については賛成をいたします。
議長(風間輝榮君) 次に、陳情に反対の方の討論を行います。
  1番、横井基至さん。
1番(横井基至君) この陳情には反対の立場で討論をさせていただきます。
  まず、この長時間労働もハラスメントもない人間らしい働き方というところでは、確かにそのとおりだとは感じますけれども、内容を現状に当てはめてみますと、さまざまな企業、働き方の会社がある中で、一概には当てはめられないのではないか。特にこの新潟のような、ことしは雪が少なかったですけれども、大雪になれば半年太平洋側とは全然全く気象、天候が違うような環境での働き方をしなければいけない。それを一律にするというのはなかなかこの県内の働き方としては厳しいものがあると言えると思います。また、小さな企業、個人事業主の方からすれば、時には寝ずに働かなければいけないときもあるのだと、そうしなければあした家族を食べさせるお金が稼げないときもあると、そういったいろいろなさまざまな声もございますので、現在政府では8日にパワハラ防止義務を盛り込んだ労働施策総合推進法改正案を閣議決定をしたところでございます。働きやすい職場環境の整備に向けて、今国会で成立を目指すとされておりますので、ここは国の方向性をうかがった上で動向を見て、動向を注視すべきだと思いますので、本陳情には不採択だとするべきだと思います。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
  12番、倉島良司さん。
12番(倉島良司君) いろんな意見があるということは、今討論聞いてもわかりましたけれども、1日8時間働いて真っ当な暮らしができない、御飯も十分な保証がないという、こんなことは私はちょっと、それでいいのかというふうに腹の虫がそう思いましたので、ぜひこの意見書については、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書については、中小企業が真っ当な賃金を払えない状況にあるということも、私は別にそんなことはないなんて思っておりません。確かにそのとおりもあるかもしれませんけれども、それはそれで解決すべき問題で、そこに働いている皆さんの責任ではないわけです。そういうことからしても、やっぱり8時間働けば真っ当な暮らしができる世の中というのは当然の要求だと思いますので、賛成いたします。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
  5番、市川英敏さん。
5番(市川英敏君) この件について反対の立場で討論いたします。
  政府は、労働力の人口が減少し、今後ますます労働力不足が深刻になることから、多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と配分の好循環を実現するため、働く人の立場、視点で取り組むための働き方改革を打ち出しました。働く人がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保のための措置を講じるもので、企業にもその取り組みが求められています。
  また、この陳情書の3番の始業から24時間のうちに連続11時間以上の休息を確保するインターバル制度を義務化すること、この義務化することというのは一言疑問に思いますし、また実際に実践されている企業もございますし、またこれらを義務化することによって大変な企業において今後この厳しい中での条件となりまして、疲弊する企業もあるかと思います。まだまだ国会で審議の途中でございまして、これから施行されるので状況を注視しながら判断してもよいのではないかと思います。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
  11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) 国が国がというふうに言うけれども、これは地域で地域の声を上げるというために意見書という制度があるので、そうでなければ国の動向を見て、動向を見て、決まったらもうしようがないではないかということでは民主主義が機能しないではないですか。そのための意見書を提出するということだと思うのです。そういう点でおかしいなというふうに思いますし、今やられているのは過労死も認めるという労働時間なのです。過労死をしてもしようがないと、企業の利益が優先だということです。企業がやっぱり発展するには労働者がそれなりに生活できて、働きがいがある環境を優先するという社会にしなければ、企業は大変なところはいっぱいあるのは当然ですけれども、それを企業は企業と言っていれば、労働者なんて際限なくこの過労死状況が生まれたのは企業の利益最優先社会が生んだわけです。それを是正する、せめてやっぱり8時間労働制、週40時間以内というのは、これを原則にするというのは人間の生理にとっても当たり前、今までずっと積み重ねて8時間労働制が最低だということでずっと積み上げてきたものなのです。それから、インターバル制度も連続11時間以上の休息を確保すれば、むしろ効率がよくなるということがもう証明されているやつでこの11時間というのは出てきているのです。だから、そういう企業の言い分だけでなくて、労働者がどうしたら維持可能で、積極的に働きがいを持って働ける環境をつくるかという最低のルールが余りにもお粗末だということで、こういう陳情が出てきたと思うのです。
  それと、今ハラスメント、パワハラも非常に大きな、昔は余り言われなかったですけれども、これは非常に重要な問題に阿賀野市もなってきそうでありますので、その辺をちゃんと入れているという点では、これは非常にちゃんとした陳情でないかなというふうに思います。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
  18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) 私もでは一言話させていただきますけれども、全て国に対しての制度改革もありますけれども、お金が必要だということだと思いますけれども、今日本は先ほど年金からいろいろ出ましたけれども、後世代にそのツケを回すことになってしまうということも時々言われています。それは、いろんな働き方ですから、まだ未熟なところもあると思われますし、たくさん優秀企業と一流企業の内部留保等も話しされますけれども、今日本は経済の中の一つの境目だと私は思っております。今先端を行くAIを使った、IoTを使ったという自動運転などの話もよく出てきますけれども、そういうところからいっても日本の大企業とは言いますけれども、世界から見ると非常に大企業に対する投資、国民が投資するお金が世界から比べると2分の1も3分の1も届かない程度の投資額しかないわけで、元民主党の誰かが言いましたけれども、「2番目ではだめなんですか」ということで、そういう流れが今また始まっています。ここで日本が立ちおくれているのは皆さんご存じだと思われますけれども、今世界のトヨタですらこの先どうやって自動車業界に居残るかと、居座るかと、一等賞を守るかということに、幾ら先端産業のトップを走っていても、皆それぞれ仕事の継続、それは社員を守ることにもなるわけです。その下請さんもいるわけです。そういうことを含めると全ての発想はやっぱり経済からなのです。経済がよくなって、回転してからの話で、非常に弱者のことも考えて、皆さん考えていると思われますけれども、地方の零細業者の方はあがの新報さんなんかにもいろいろ書いてありますけれども、消滅しているところもたくさんあるわけです。そういうところにさらにまた全部が全部一律で1,000円目指せということを言いますと、さらにまた破綻する零細業者も出てくるということでありますから、私はこの問題はやはり経済情勢の中でやることでありまして、自由主義の国でありますから、余り政府のほうからも押しつけられないということがありますし、また国のほうは我々の代表が議論している場でありますから、そのほうも当然私は尊重しないとだめだということを感じておりますので、私も反対でございます。
議長(風間輝榮君) ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第30号から議案第32号まで、議案第36号、議案第39号、議案第40号、陳情第4号、陳情第5号を採決します。
  初めに、議案第30号から議案第32号まで、議案第36号、議案第39号、議案第40号を採決します。
  お諮りします。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第30号から議案第32号まで、議案第36号、議案第39号、議案第40号は委員長報告のとおり決定しました。
  次に、陳情第4号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。陳情第4号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(風間輝榮君) 起立少数です。
  したがって、陳情第4号は不採択とすることに決定しました。
  次に、陳情第5号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。陳情第5号は採択することに賛成の方は起立願います。
               〔起立少数〕
議長(風間輝榮君) 起立少数です。
  したがって、陳情第5号は不採択とすることに決定しました。
                                            
    議案第41号 平成30年度阿賀野市一般会計補正予算(第8号)
議長(風間輝榮君) 日程第7、議案第41号 平成30年度阿賀野市一般会計補正予算第8号を議題とします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第41号 平成30年度阿賀野市一般会計補正予算第8号について、提案理由をご説明申し上げます。
  平成30年度補正予算第8号は、歳入歳出に2億2,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ213億4,329万3,000円とするものであります。
  補正の内容につきましては、国の第2次補正予算に伴い、小中学校長寿命化等改修事業費の財源として予定している国の交付金が平成30年度に前倒しで内示を受けたことから、所要の金額を計上したものであります。
  歳入につきましては、学校施設環境改善交付金7,722万2,000円、市債1億4,230万円、一般財源の調整として普通交付税847万8,000円を増額したものであります。
  歳出につきましては、小中学校長寿命化等改修事業費として京ヶ瀬小学校トイレ改修工事費4,800万円、安田中学校長寿命化改修工事費1億8,000万円を追加したものであります。今回計上した予算につきましては、平成31年度当初予算に計上しておりますが、6月の市議会定例会で補正予算を提出し、減額する予定であります。
  第2表の繰越明許費補正におきましては、今回計上した小中学校長寿命化等改修事業費を追加したほか、11月に補正予算を計上した学校施設エアコン設置事業費につきまして、年度内の完了を目指し、鋭意工事を進めてまいりましたが、2月中旬に予定していたエアコン機器の納品が3月末にずれ込み、学校行事との調整もつかなかったことから、追加したものであります。
  第3表の地方債補正におきましては、小中学校長寿命化等改修事業費にかかわる地方債を追加したものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) ちょっとお聞きしたいのですけれども、トイレの改修工事費ということで、洋式化ですか、中心に。あと、これ京ヶ瀬今回やるわけですけれども、この洋式化で残っているところはもうないのかどうか。またあったら、今後の計画はどうなっているのかということをちょっとお尋ねします。
議長(風間輝榮君) 菅井学校教育課長。
学校教育課長(菅井裕治君) お答えをさせていただきたいと思います。
  全てが洋式化にはまだなっておりませんので、順次学校のほうをやらせていただきたいと思っております。
議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) だから、残っているところはどこなのか。どの程度でやっていくのかということです。
議長(風間輝榮君) 菅井学校教育課長。
学校教育課長(菅井裕治君) 各学校全てに洋式はあるのですけれども、あるかないかと言われましたら100%洋式化は導入されておりますけれども、その個数をふやしていきたいというふうに考えております。
議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) 一応1つ、2つある。私の見たところ、今の家庭では圧倒的にもう洋式化になっているのではないでしょうか。だから、計画的になると思うのですけれども、全部洋式にしたらいいのではないですか。この前子どもの和式のところへ行ったら、これどうしていいかわからないということで立ち往生していた子どもがいるぐらいの今状況ですので、その辺はどう考えているのですか。
議長(風間輝榮君) 菅井学校教育課長。
学校教育課長(菅井裕治君) 順次洋式化してまいりたいと考えております。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第41号を採決します。
  お諮りします。議案第41号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議長(風間輝榮君) 日程第8、議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、国の異動保障制度に倣い、国等の職員であった者が当市の職員となった場合、その前日に受けていた地域手当を異動後も支給できるようにするため、改正するものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第42号を採決します。
  お諮りします。議案第42号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第43号 工事請負契約の変更について〔市立学校エアコン整備(その1)
            工事〕
     議案第44号 工事請負契約の変更について〔市立学校エアコン整備(その2)
            工事〕

議長(風間輝榮君) 日程第9、議案第43号、議案第44号を一括して議題とします。
  一括して提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第43号及び議案第44号 工事請負契約の変更について、提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、市内の小中学校等にエアコンを整備するため、制限つき一般競争入札に付した工事につきまして工事請負契約を変更するものであります。
  議案第43号、市立学校エアコン整備その1工事につきましては、京ヶ瀬小学校や安野小学校、京ヶ瀬中学校、認定こども園京ヶ瀬幼稚園に整備するもので、直接仮設工事の減工や受電設備改修の増工が生じたため、契約を変更するものであります。
  議案第44号、市立学校エアコン整備その2工事につきましては、神山小学校や笹岡小学校、笹神中学校にエアコンを整備するもので、直接仮設工事の減工が生じたため、契約を変更するものであります。
  以上、2件につきましてよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第43号、議案第44号を一括して採決します。
  お諮りします。議案第43号、議案第44号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第43号、議案第44号は原案のとおり可決されました。
                                            
    議案第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市宿泊施設
            リズム・ハウス瓢湖)

議長(風間輝榮君) 日程第10、議案第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖を議題とします。
  提案理由の説明を求めます。
  田中市長。
市長(田中清善君) 議案第45号、公の施設に係る指定管理者の指定、阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖について提案理由をご説明申し上げます。
  本件は、公の施設である阿賀野市宿泊施設リズム・ハウス瓢湖につきまして、指定管理者制度により株式会社たしろに管理を行わせるものであります。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(風間輝榮君) これで提案理由の説明を終わります。
  これから質疑を行います。
  2番、清野栄一さん。
2番(清野栄一君) この件に関しましては、4日の一般質問でもお尋ねしたところであります。その時点ではまだ指定管理者決まっておりませんでした。この指定管理の経緯を見ますと、2月1日から3月5日まで公募、締め切りが3月5日で、受付が3月5日なのです。指定管理者選定委員会を11日に開催したということでありまして、非常にタイトな日程で選定が行われております。もう少し期間が長ければ、まだほかの人もいたかもしれない。ただ、1社だけでも決まってよかったのかなと思っております。
  そこで、市長にお伺いしますが、前の受託者は6月の時点で現状ではかなり厳しいと、利用者が鳥インフルとか何かいろいろな要因で減ってきているので、現状のままゼロ円では受けられないというような申し入れをしたとしていますが、市長としてはその点を聞いていたのかどうか。
  それから、11月上旬に市から随契の提案があったということであります。このときにこの時点で経営を継続できる金額を受託者側から提示をしたということであります。それに対して1月中旬に市のほうから契約はしない旨通告されたということでありましたが、その契約をしないという判断、どのような理由で判断をしたのかお聞きしたいと思います。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) まず、1点目の昨年、年度途中ですか、6月ごろと今お話がありましたけれども、月日は覚えておりませんが、収益的に厳しいというお話は伺っておりました。リズム・ハウス瓢湖については、スタートしたのが農業体験型の宿泊施設ということでスタートしております。そういった中、宿泊者には非常に喜ばれていた。また、高齢者の皆さん、お風呂、入浴、その辺についても比較的喜ばれている。なぜ喜ばれているのかといいますと、阿賀野市内にそういった施設がないものですから、やはりそういった点からよかったのだろうと思う。ただ一方、宴会という表現が適切かどうかはわかりませんが、場所的なスペースを、そういった施設として利用していたと。その部分というのは非常に人件費がかかる。そういう面から収益が圧迫されていたのかなというような感想を持っております。したがいまして、ことし継続して運営をするかという協議の中で、金額的にはかなりの大きな金額の要望がありました。指定管理料としてそれだけの金額を払うということは入館者あるいは利用者の人数から割り返しますと1人当たりにかなり二千数百円の助成をするような結果になります。それが果たして本当にいいのかというような思いから、契約を継続することを断念させていただきました。その結果として、最低限市に、先ほど申し上げましたが、宿泊、そしてまた入浴、この部分だけは担保していかないと、これはいけないだろうということで、それだけは継続できるような条件を出して、指定管理の公募をさせていただいたというところであります。
議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
2番(清野栄一君) 11月上旬に同じことを言いますが、市のほうから随契の提案があって、一定程度の指定管理料をいただきたいという要望をしたとありますが、この11月上旬に要望をしたのに1月中旬まで回答がなかったというような言い方をされていますが、その間というのは何か接触等はなかったのでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) そういうことがあったのかどうかということすら覚えておりませんけれども、具体の内容を精査していたのだと思います。当然のごとく、引き続き継続したとき、先ほど申し上げましたとおり、助成額1人当たり二千数百円になる。果たしてそれがいいのかというような公共サービスのあり方として検討をしていたと思います。
議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
2番(清野栄一君) 私もあれはやっぱり必要な施設だと思っておりますし、市長の思いと重なる部分が多いのですが、今回3年ということで契約をしていただくことになりますけれども、いろんなやっぱり状況によって見通しが狂う場合もいっぱい出てくると思うのです。そういうときは、市のほうも迅速に経営者等との意見交換とかを行いながら適切にこれからも継続してやっていけるような運営を監視してもらいたいなと、指導してもらいたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 当然指定管理者においては気持ちよく、そしてまた適切に管理運営を図っていく上ではそういったことが必要ではないのかなと思っております。そういったことに心がけながら今後の指定管理者のあり方も含めて検討をさせていただきます。
議長(風間輝榮君) 2番、清野栄一さん。
2番(清野栄一君) それで、最後にもう一点確認なのですが、指定管理者選定委員会ですか、これは全部市の職員になっているのです。一般質問のときも言いましたけれども、これはちょっといろいろほかのところを見てもそういう事例はないので、公明公正に選ばれているということを担保するためにも、やっぱり第三者で第三者委員にしてもらいたいのですが、いかがでしょうか。
議長(風間輝榮君) 田中市長。
市長(田中清善君) 全国的な指定管理者施設を見ますと、高額な補助金が支出されるケースがあります。そういった場合というのは、当然のごとく今言われるように客観性や透明性、そういったものが絶対条件として必要になってくるだろうと思います。我々の地域においては、そういった施設に比べますと規模的にも小さい、そしてまた高額な補助金を支出する、そういうようなケースはない。結果として、従来の委託の同じような形態であると、そういった面から、今内部の中で簡易な審査をさせていただいているというのが現状であります。今後については、今ご指摘の点を踏まえまして、どこまで透明性、客観性が図られていないと思われるのか、そういったところを点検させていただいて、改善できるところは改善させていただければと思っております。
議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) 聞くところによると、この株式会社たしろさんというのはこういう業者ではなくて、全く別の業者だという話ですけれども、この選定理由を書いてありますけれども、利用拡大の取り組みとか地域との連携、それから地産地消、雇用計画、地域貢献が期待されるということでやっているのですけれども、こういう専門会社でもないわけで、新しくいわばこれに参入するという業者、ところみたいですけれども、こういう点はどういうふうに変えて、なかなか今までの指定管理者は赤字になって運営していけないということだけれども、このたしろさんのところは利用者拡大を図って、さらに地産地消とかいろいろ地域貢献もしたいということですけれども、どういう点でこの選定理由、その辺がどういうふうに今までと変わるのかというのがちょっとこれだけではわからないのですけれども、その辺具体的に説明してください。
議長(風間輝榮君) 小菅総務部長。
総務部長(小菅章義君) 私が審査委員会の委員長をやりまして、このたび審査をさせていただきました。最初に、メンバーが集まりまして、選定基準、そして選定の方法、それから応募されましたたしろさんのほうからプレゼンテーションがありまして、その後はみんなでいろんな質問をして、そして一人一人に100点満点の各項目ごとにおきまして点数をつけると、それが集まりまして、このマニュアルからいきますと平均点60点以上が合格というような内容で審査をさせていただきました。そこにも書いてあると思うのですが、平均63.6ということでございましたが、例えば地場産業を利用されて地元の農家の方々との人脈を利用して季節季節の野菜を手配をして経費を下げていくとか、または農産物の提供につきましても、ただ単に料理をして出すのではなくて、お客様と一緒に料理をして出すというような手法のいろんな工夫もございました。また、農家の方から野菜などを仕入れるとき、いろんな方々を巻き込んで、人脈と地域の皆さんを巻き込んでいきたいというような思いも感じました。またあと、その他だんごづくりとか地域の暮らし、伝統のようなものを取り入れたイベントも開催していきたいというような形で、熱意は非常にあられました。ただ、点数が60点ちょっとという部分につきましては、やはり審査した8人が今までにそこに携わった経験がないという部分がやはりちょっと不安視があったということで私は捉えております。ただ、十分やる気と職員の方につきましてもよそで宿泊の担当をしたような方の職員の方も実名を挙げて雇用する予定があるということでしたので、安全性とか、そういう部分については問題はないだろうというふうに私個人としては思いました。それぞれ審査員8名がそういう思いで審査をした結果、平均60点以上になったということでございますので、よろしくお願いいたします。
議長(風間輝榮君) 11番、宮脇雅夫さん。
11番(宮脇雅夫君) それも大きなやつですから、私もこれは市長が宴会とかやって大変だったという話もありますけれども、利用者拡大という点では何か特別に、やはり利用が拡大しないとなかなかこれは赤字なんていうのは当然生まれてくるわけで、この点はどうなのでしょうか。そういう策は。
議長(風間輝榮君) 小菅総務部長。
総務部長(小菅章義君) そのときのプレゼンテーション、質問におきましては、独自のパンフレットをつくり、宣伝に努めたいということと、先ほど申し上げました地域のいろんな人脈を通じていろんな人を呼び込んでいって、例えば農家の方だけではなくて銀行さんなんかと提携をして、今振り込め詐欺とかいろんなことやっていますけれども、それらについての講習会をあそこでやってみたいとかということで、人を呼ぶ、日帰りのお客様もふやしていきたいというような手法も披露してございました。
議長(風間輝榮君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) これで質疑を終わります。
  お諮りします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第45号を採決します。
  お諮りします。議案第45号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
                                            
    委員長報告第1号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
     委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
     委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
     委員長報告第4号 委員会調査報告(議会改革推進特別委員会)

議長(風間輝榮君) 日程第11、委員長報告第1号から委員長報告第4号までを一括議題といたします。
  各常任委員会の閉会中の所管事務調査報告、議会改革推進特別委員会からの委員会調査報告については、お手元に配付いたしましたとおりです。
  これで委員長報告第1号から委員長報告第4号までの報告を終わります。
                                            
    閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)

議長(風間輝榮君) 日程第12、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
  各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
  お諮りします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                            
    議員派遣について
議長(風間輝榮君) 日程第13、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りします。会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、配付のとおり議員を派遣することに決定しました。
  なお、議員派遣の内容に変更を要する場合、また決定していない事項については、その取り扱いを議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(風間輝榮君) 異議なしと認めます。
  したがって、議員派遣の内容に変更を要する場合、また決定していない事項については、議長に一任することに決定しました。
                                            
    閉会の宣告
議長(風間輝榮君) これで本日の日程は全て終了しました。
  以上をもちまして本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
  慎重なご審議をいただき、まことにありがとうございました。
  これで本日の会議を閉じ、平成31年第1回阿賀野市議会定例会を閉会いたします。
  ありがとうございました。
               閉 会 (午後 3時13分)