平成29年第3回阿賀野市議会定例会議事日程(第1号)
平成29年9月6日(水)午前10時05分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 一般行政報告
日程第 5 諮問第 4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(重西篤子氏)
日程第 6 議案第64号 平成28年度阿賀野市一般会計決算の認定について
議案第65号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計決算の認定について
議案第66号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
議案第67号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計決算の認定について
議案第68号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計決算の認定について
議案第69号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計決算の認定について
議案第70号 平成28年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計決算の認定につい
て
議案第71号 平成28年度阿賀野市少年自然の家特別会計決算の認定について
議案第72号 平成28年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
議案第73号 平成28年度阿賀野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につい
て
議案第74号 平成28年度阿賀野市病院事業会計決算の認定について
日程第 7 議案第75号 平成29年度阿賀野市一般会計補正予算(第2号)
日程第 8 議案第76号 平成29年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第 9 議案第77号 平成29年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第10 議案第78号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
日程第11 議案第79号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
日程第12 議案第80号 阿賀野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基
準を定める条例の一部改正について
日程第13 議案第81号 阿賀野市手話言語条例の制定について
日程第14 議案第82号 市道路線の変更について
日程第15 報告第 8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につ
いて
報告第 9号 平成28年度阿賀野市一般会計継続費精算報告について
報告第10号 平成28年度阿賀野市病院事業会計継続費精算報告について
報告第11号 専決処分の報告について(専第8号 損害賠償の額の決定及び和解につ
いて)
報告第12号 専決処分の報告について(専第9号 損害賠償の額の決定及び和解につ
いて)
報告第13号 専決処分の報告について(専第10号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第14号 専決処分の報告について(専第11号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
報告第15号 専決処分の報告について(専第12号 損害賠償の額の決定及び和解に
ついて)
日程第16 一般質問
〇出席議員(19名)
1番 横 井 基 至 君 2番 清 野 栄 一 君
3番 天 野 美 三 男 君 4番 近 山 修 君
5番 市 川 英 敏 君 6番 山 賀 清 一 君
8番 村 上 清 彦 君 9番 風 間 輝 栄 君
10番 江 口 卓 王 君 11番 稲 毛 明 君
12番 宮 脇 雅 夫 君 13番 倉 島 良 司 君
14番 中 島 正 昭 君 15番 石 川 恒 夫 君
16番 山 口 功 位 君 17番 遠 藤 智 子 君
18番 浅 間 信 一 君 19番 山 崎 正 春 君
20番 高 橋 幸 信 君
〇欠席議員(1名)
7番 雪 正 文 君
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 圓 山 知 君
民 生 部 長 小 菅 章 義 君
産 業 建設部長 小 林 正 男 君
市 長 政策課長 苅 部 一 雄 君
総 務 課 長 菅 原 博 徳 君
危 機 管理課長 長 川 繁 晴 君
市 民 協 働 遠 藤 孝 栄 君
推 進 課 長
企 画 財政課長 羽 賀 存 君
管 財 課 長 渡 辺 一 雄 君
税 務 課 長 田 邊 裕 君
市 民 生活課長 菅 井 裕 治 君
健 康 推進課長 横 山 修 君
地 域 医 療 米 山 和 朗 君
推 進 課 長
社 会 福祉課長 星 玲 子 君
高 齢 福祉課長 本 間 健 司 君
生 涯 学習課長 遠 藤 勝 君
農 林 課 長 小 林 広 君
商 工 観光課長 鈴 木 昇 二 君
公 園 管 理 北 上 良 昭 君
事 務 所 長
建 設 課 長 佐 藤 恵 介 君
上 下 水道局長 仁 谷 邦 男 君
会 計 管 理 者 佐 藤 耕 二 君
教 育 長 岩 村 弘 一 君
学 校 教育課長 五 十 嵐 勝 哉 君
農業委員会会長 小 嶋 覚 君
農 業 委 員 会 前 田 義 博 君
事 務 局 長
代 表 監査委員 土 橋 伴 二 君
監 査 委 員 荒 木 秀 樹 君
事 務 局 長
消防本部消防長 唐 橋 繁 英 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 加 藤 勝 則
主 幹 渡 辺 康 恵
主 任 網 干 水 季
開 会 (午前10時05分)
〇開会の宣告
〇議長(高橋幸信君) 定刻になりました。ただいまの出席議員数は19名です。定足数に達しておりますので、これより平成29年第3回阿賀野市議会定例会を開会いたします。
なお、7番、雪正文さんから本定例会中の欠席の届け出がありましたので、ご報告いたします。
また、新潟日報さん、あがの新報さんから写真撮影の申し出がありましたので、今会期を通じ撮影を許可いたしました。
〇開議の宣告
〇議長(高橋幸信君) これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(高橋幸信君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、3番、天野美三男さん、9番、風間輝栄さん、10番、江口卓王さん、以上3名を指名いたします。
〇会期の決定
〇議長(高橋幸信君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日9月6日から9月22日までの17日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会の会期は9月6日から9月22日までの17日間に決定いたしました。
〇諸般の報告
〇議長(高橋幸信君) 日程第3、諸般の報告を行います。
6月8日からきのうまでの主な会議、行事等の状況及び議長が決定した議員派遣につきましては、お手元に配付しております諸般の報告並びに議員派遣一覧のとおりであります。
本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、田中市長を初め30名でございます。
本定例会の審議に付される議案等の提出状況は、執行部から人事案件1件、議案19件、報告8件です。議会からは請願2件、陳情1件、委員長報告3件、申し出関係4件のほか議員派遣についてでございます。
受理いたしました請願、陳情は、お手元の請願文書表、陳情文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたしました。
去る8月25日、議会運営委員会が開催され、本定例会の運営について協議いただいた結果、お手元に配付いたしております会期日程により運営することといたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
〇一般行政報告
〇議長(高橋幸信君) 日程第4、田中市長から一般行政報告を求めます。
田中市長。
〔市長 田中清善君登壇〕
〇市長(田中清善君) 本日、平成29年第3回阿賀野市議会定例会の開会にあたり、議員各位のご健勝をお慶び申し上げます。また、日頃より市政発展のためにご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
はじめに、7月上旬、九州北部を襲った集中豪雨により、河川の氾濫、土砂崩れ及び土石流等により、大きな被害が発生しました。この度の災害でお亡くなりになられた方々に、謹んで哀悼の意を表するとともに、被災されました皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
また、このたびの災害に対しましては、市民の皆さまから災害義援金という心温まるご厚志をいただき、早々、日本赤十字社を通じて現地に送金、お見舞い申し上げたところでございます。被災地においては一日も早く復旧・復興がなされ、被災された方々が早期に普段の生活に戻られるよう、心から願っているところであります。
それでは、第3回阿賀野市議会定例会にあたり、一般行政報告を申し上げます。
はじめに、災害防止についてであります。冒頭にも申し上げましたが、日本列島は7月上旬から梅雨前線などの影響により積乱雲が発達、雨雲が帯状に連なる線状降水帯の発生等で九州北部地方をはじめ、東北、北陸地方などを中心に大雨が続き、土砂崩れ、土石流や河川の氾濫、浸水などの被害が相次ぐなど、各地に大きな爪痕を残しました。当市においても何度となく大雨警報、洪水警報が発令され、その都度、警戒体制を取ったところでございます。一部道路冠水を除き大事には至りませんでしたが、災害は他人事ではありません。常にいつ発生するかわからないという危機感を持ち、これからも災害発生の未然防止、発生時の避難及び防災体制に万全を期し、市民の皆さまの生命と財産を守ってまいる所存でございます。
次に、地域経済対策について申し上げます。阿賀野市の一般会計と特別会計の公共工事の発注状況は、8月末現在、予算額約44億円のうち発注率は約57%となっております。また、住宅リフォーム補助事業では約87%、虹の架け橋住宅取得支援事業では100%、地場産瓦利用補助事業では約39%の執行状況となっているところでございます。今後につきましても、市内の経済状況を的確に把握しながら、商工業の下支えに努めてまいります。
次に、敬老会について申し上げます。6月の上旬、中旬に自治会の皆様方や中学生ボランティア等の協力を得て、笹神体育館、京ヶ瀬体育館において笹神地区、京ヶ瀬地区の敬老会を開催いたしました。当日は、大勢の方々から参加をいただき、祝宴のアトラクションでは、中学生吹奏楽部による演奏をはじめ、民謡、新舞踊、バレエと盛りだくさんの内容で皆さん楽しい一時を過ごしていただいたところでございます。また、今月の中、下旬には、水原地区、安田地区での開催を予定しております。ぜひ、多くの方々から参加をいただき、ともに長寿をお祝いしながら、地域の交流、生きがいの場としても楽しんでいただければ幸いであります。
次に、国・県への事業要望について申し上げます。7月の下旬から8月中旬にかけまして、国・県へそれぞれ要望書を提出してまいりました。国土交通省並びに国会議員への要望としては、私が会長を務める阿賀野川治水協会において、来年度の国の予算編成に対する治水事業の推進をお願いしたところでございます。また、東北横断自動車道(会津坂下〜新潟間)促進期成同盟会、新潟県国道49号整備促進期成同盟会、一般国道290号(新発田〜五泉間)整備促進期成同盟会、国道460号整備促進期成同盟会においても、沿線地域の安全で安心な交通の確保のため、整備促進を国・県へ引き続きお願いいたしました。これからも国・県に対しては、機会を捉えて要望活動を行ってまいりたいと考えております。
次に、地域医療の取り組みについて申し上げます。8月の上旬、医学部の教授を表敬訪問し、ごあいさつを申し上げてまいりました。今回は、市民病院藤森院長からも同行していただき、医師の確保をはじめ、塾のコンビニ健康講座塾の取り組みの協力をお願いしたところでございます。当日は、大変お忙しい中にも関わらず、快く対応していただき、改めて感謝の言葉を申し上げてまいりました。
次に、次代を担う子ども達の活躍について申し上げます。当市の小、中、高校生もこの夏、各種大会において好成績を上げました。中でも、8月下旬に開催された全国中学校体育大会では、京ヶ瀬中学校柔道部が出場を果たしたところであります。市においては、子どもたちの力をより大きく育むよう夢を叶えるきっかけづくりを後押ししながら、将来の阿賀野市を担う子どもたちを支援してまいりたいと考えております。
最後に、来年度の予算編成について申し上げます。国の各省庁における平成29年度予算の概算要求も先月末をもって締め切られたところでございます。国の平成30年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針としては、歳出改革の取り組みを強化し、各施設の優先順位を洗い直し、予算の中身を大胆に重点化していくこととしています。このため、人材投資や地域経済、中小企業・サービス業等の生産向上に資する施策をはじめ、経済財政運営と改革の基本方針2017及び未来投資戦略2017等を踏まえた諸課題に対して、今年度に引き続き新しい日本のための優先課題推進枠が各省庁に設けられたところであります。地方にとっては、地方交付税の扱いをはじめ、国道49号阿賀野バイパスや農業基盤整備予算など、今後の動向を注視し、要望や働きかけなどに取り組んでまいりたいと考えております。
結びになりますが、この度の定例議会において提出いたしました全議案に対し、慎重ご審議を賜り、その趣旨とするところ十分ご理解をいただき、満場の賛同によりご承認をお願い申し上げる次第であります。
なお、6月8日以降の会議・行事等の主な出席につきましては、お手元に配布させていただいております報告書のとおりでありますので、後ほどご確認くださいますようお願い申し上げまして、一般行政報告といたします。
〇議長(高橋幸信君) 以上で一般行政報告を終わります。
〇諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(重西篤子
氏)
〇議長(高橋幸信君) 日程第5、諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 重西篤子氏を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由を説明申し上げます。
本件は、人権擁護委員の任期満了に伴い、現在委嘱されている重西篤子氏を再任することとし、法務大臣に推薦したいので、意見を求めるものであります。
重西氏は、平成11年4月に人権擁護委員に就任以来、小学生による花づくり、中学生による人権に関する作文、子どものいじめの問題に取り組まれ、また男女共同参画を推進する活動にも携わってこられました。新津人権擁護委員協議会では常務委員として同協議会の運営に中心的な役割を果たしており、平成17年度からは常駐相談員、事務局員として常設の相談所において地域住民からの人権に関する相談に対応されております。
このようなことから、重西氏が人権擁護委員に適任と考え、法務大臣に推薦したいので、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定いたしました。
これから諮問第4号を採決いたします。
お諮りいたします。重西篤子さんを人権擁護委員として適任とすることにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第4号は重西篤子さんを適任とすることに決定いたしました。
〇議案第64号 平成28年度阿賀野市一般会計決算の認定について
議案第65号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計決算の認定につい
て
議案第66号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計決算の認定につ
いて
議案第67号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計決算の認定について
議案第68号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計決算の認定につ
いて
議案第69号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計決算の認定につい
て
議案第70号 平成28年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計決算の認
定について
議案第71号 平成28年度阿賀野市少年自然の家特別会計決算の認定につい
て
議案第72号 平成28年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計決算の認定に
ついて
議案第73号 平成28年度阿賀野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認
定について
議案第74号 平成28年度阿賀野市病院事業会計決算の認定について
〇議長(高橋幸信君) 日程第6、議案第64号から議案第74号までを一括議題といたします。
〇決算審査特別委員会の設置及び付託
〇議長(高橋幸信君) お諮りいたします。
議案第64号から議案第74号までの平成28年度決算の認定議案11件は、提案理由の説明並びに質疑を省略し、議長を除く議員19人による決算審査特別委員会を設置して、これに付託したいと思います。ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第64号から議案第74号までは提案理由の説明並びに質疑を省略し、議長を除く議員19人による特別委員会を設置して、これに付託することに決定いたしました。
なお、決算審査特別委員会の正副委員長の互選は、改めて行います。
〇議案第75号 平成29度阿賀野市一般会計補正予算(第2号)
〇議長(高橋幸信君) 日程第7、議案第75号 平成29年度阿賀野市一般会計補正予算第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第75号、一般会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、一般会計補正予算第2号として、歳入歳出に4,814万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ198億1,057万2,000円とするものであります。
補正の主な内容は、歳入につきましては、社会保障・税番号制度システム整備費補助金434万4,000円、合併処理浄化槽整備に充てられる循環型社会形成推進交付金44万1,000円を増額した一方で、コミュニティ助成事業の不採択による交付金1,410万円を減額計上したほか、一般財源の調整として前年度繰越金2,526万2,000円を増額計上するものであります。
歳出につきましては、コミュニティ助成事業補助金1,410万円を減額計上したほか、社会保障・税番号制度システムの制度に対応するシステム構築にかかわる電算システム処理業務委託料526万円、下水道の水洗化率向上のための合併処理浄化槽整備設置事業補助金102万9,000円、手話言語の普及啓発のための手話奉仕員等謝礼12万9,000円を増額計上するものであります。
そのほか、消火栓設置工事に対する整備負担金を165万3,000円、安田中学校が新潟県の教育研究会指定校になり、音楽の研究発表を行うための教育用ソフト使用料23万8,000円等を計上するものであります。
また、第2表では地方債補正として、国営附帯県営かんがい排水事業費の増額や道路新設改良費の事業費調整に伴い、合併特例債事業債を増額補正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 電算システム処理業務委託料の526万ですけれども、これはどういう内容なのか、説明をお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) お答えします。
主なものが2点ございます。1つ目でございますけれども、マイナンバーカード等の記載カードの充実、もっと申しますと、マイナンバーカードに旧姓を表示することを可能にするためのシステム改修、こういったものの経費。それから、もう一つが年金情報連携のためのシステム改修、この2点が主なものとなっております。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 要するに、今までの4点、それにどんどん、どんどんいろいろなのをつけ加えてくるということなのですね。最初に言ったの、ちょっと聞き取れなかったのですけれども、どういう意味なのですか、1番目の。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) マイナンバーカードの件でしょうか。マイナンバーカードに通常氏名が表示されるわけでございますけれども、そこに例えば結婚された場合、旧姓を使用するといったような場合に旧姓を表示すると、これ希望によりなのですけれども、そういったことも可能になるわけなので、それに対応するためのシステムの改修です。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 今それと年金情報を入れるということでやっていますけれども、これは際限なくどんどん情報を入れるということになっているのだけれども、当面今基本的な4点、そのほかに何をマイナンバーで載せる、これを含めほかに何が載るということになっているのですか。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 4点とおっしゃるのはどの点。
〇12番(宮脇雅夫君) 基本情報、その上に何を載せる。
〇総務課長(菅原博徳君) 申しわけありません。ちょっとそこの部分について私も掌握をし切れていないのですけれども、後で回答させてもらってもよろしいですか。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) これは後でも。これはどんどん、どんどん載せるということで、将来いつやるかわからないですけれども、その人がどういう病気を持っているのか、どういう医療機関にかかっているのか、何の薬を使っているのか、どういう保険に入っているのか、税金を幾ら納めているのか、どんどん入れていくのです。
今登録している人は何人おられるのですか。
〇議長(高橋幸信君) 菅井市民生活課長。
〇市民生活課長(菅井裕治君) お答えをさせていただきたいと思います。
マイナンバーカードの発行を受けているという人数でよろしいかと思いますので、それについてお答えをさせていただきたいと思います。7月31日現在、阿賀野市では3,815名、パーセントでいきますと8.73%でございます。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので、質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第75号は、お手元の議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。
〇議案第76号 平成29年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
号)
〇議長(高橋幸信君) 日程第8、議案第76号 平成29年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第76号、後期高齢者医療特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、後期高齢者医療特別会計補正予算第1号として、歳入歳出に624万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億6,851万3,000円とするものであります。
補正の内容は、歳入につきましては、財源の調整として前年度繰越金624万2,000円を計上するものであります。
歳出につきましては、前年度の精算として前年度後期高齢者医療保険料精算納付金624万2,000円を計上するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第76号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第77号 平成29年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
〇議長(高橋幸信君) 日程第9、議案第77号 平成29年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第77号、介護保険特別会計補正予算について提案理由を説明申し上げます。
本件は、介護保険特別会計補正予算第1号として、歳入歳出に6,874万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億6,648万9,000円とするものであります。
補正の内容は、歳入につきましては前年度地域支援事業交付金精算交付により支払基金交付金67万9,000円、前年度繰越金6,807万円を計上するものであります。
歳出につきましては、前年度介護給付費負担金の償還金として国庫支出金3,125万6,000円、県支出金2,626万円、その他償還金783万7,000円を計上したほか、前年度地域支援事業交付金の償還金として国庫支出金分226万4,000円、県支出金分113万2,000円を計上するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第77号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第78号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ
いて
〇議長(高橋幸信君) 日程第10、議案第78号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第78号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、提案理由を説明申し上げます。
本件は、育児を行う職員の早出遅出勤務の規定を、要介護者を介護する職員について準用する場合の読みかえ規定の改正、その他所要の改正をするものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第78号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第79号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
〇議長(高橋幸信君) 日程第11、議案第79号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第79号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、児童福祉法の改正による養子縁組里親の法定化に伴う所要の改正、並びにこれまで運用により認められていた育児休業法第2条第1項ただし書きの規定について、人事院規則に準じ明文化するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第79号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
〇議案第80号 阿賀野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に
関する基準を定める条例の一部改正について
〇議長(高橋幸信君) 日程第12、議案第80号 阿賀野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第80号 阿賀野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について提案理由を説明申し上げます。
本件は、平成28年の地方からの提案等に関する対応方針の閣議決定により、内閣府令である特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の改正に伴い、支給認定証の交付について保護者から申請があった場合のみ行うこととしたため、改正するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第80号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第81号 阿賀野市手話言語条例の制定について
〇議長(高橋幸信君) 日程第13、議案第81号 阿賀野市手話言語条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第81号 阿賀野市手話言語条例の制定について提案理由を説明申し上げます。
本件は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の普及及び聾者、中途失聴者、難聴者、音声言語機能、その他の障がいのため意思疎通を図ることに支障がある人への理解の促進に努め、一人一人が生き生きと安心してともに支え合い、笑顔で暮らせる阿賀野市を目指すため制定するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 今市長から説明受けましたけれども、まだ内容が把握し切れませんので、もうちょっと丁寧に説明していただきたい。
〇議長(高橋幸信君) 星社会福祉課長。
〇社会福祉課長(星 玲子君) ご説明いたします。
この言語条例につきましては、聾の協会のほうからも強い依頼がありまして、障がいを持つ方々と私どもいろいろとお話をさせていただきました。そして手話が言語であるということ、それを認めてまずいただきたいというような要望が大きくございまして、生まれながらに言語を持たない方もおりますし、中途の障がいで言葉を失った方もいらっしゃるのですけれども、そういう方たちに手話を通しまして、地域でも安心して暮らしていけるという安心感を持っていただくために、この条例の制定に至りました。そしてまず条例の制定につきましては、手話というものを一般の方々にも広く知っていただきたいというところから始めていきまして、普及、力を入れていきたいというふうに考えております。
〇議長(高橋幸信君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 少しわかりましたけれども、手話といいますか、聾唖者の人たちは、要するに相手に対して意思を伝えたいと、そういう場合に手話を知らない人は話は理解できないわけです。具体的に言うとそういう人はどうすればいいということなのですか、市民はどうすればいいということなのですか。
〇議長(高橋幸信君) 星社会福祉課長。
〇社会福祉課長(星 玲子君) 中途でそのような障がいをお持ちになった方については、筆記でありますとか、絵でというふうなことでもでき得るかと思うのですけれども、生まれながらに障がいを持っている方については、なかなか筆記でということも難しいときもございます。ジェスチャーですとか手話ですとか絵ですとか、丁寧な形で手話を知らない人については時間をかけて説明していくということになると思うのですけれども、手話が一般的に広がることによって奉仕員の派遣ですとか、そういった事業を行っていきますと、手話しか知らない方々についてもいろんな場で参加をすることができると思いますし、生活の環境が広がっていくというふうに考えています。
〇議長(高橋幸信君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 今の話も理解できるのですけれども、簡単な話で聞かせていただきたいのですが、我々もほとんど知らないわけですけれども、今の説明聞いていてもわかるのですけれども、ではどうすればいいのだということなのです。具体的に制定する中身の中に、もうちょっと条例と同じような意味合いを持つのかどうかわかりませんけれども、具体的に市民の皆さんであったり、もっと理解しながらそういうものを覚えたいというような市民の方をどう育てていくかと、そういうことが大事だと思われますけれども、今市の中で手話を読み取れる職員さんは何人ぐらいおられますか。
〇議長(高橋幸信君) 星社会福祉課長。
〇社会福祉課長(星 玲子君) 市の職員はちょっと何人かというのは把握してはいませんけれども、私の知る限りではお二人ほどできる方がいらっしゃいますし、市内の手話サークルの方は今20名いらっしゃいます。今回条例制定をしていただいた後については、手話を知ってもらうための講習会ですとか、奉仕員を育成するための研修会ですとか、あと保育園のほうに手話を知ってもらうために奉仕員に行っていただいて、子どもたちに知ってもらうというようなことをしたいというふうに今考えております。
〇議長(高橋幸信君) 18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) わかりました。大分突破口といいますか、手がかりというか足がかりというか、進んでいるということがわかりましたので、それをもっと進めていただきたいと、こう思っておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第81号は、社会厚生常任委員会に付託いたします。
〇議案第82号 市道路線の変更について
〇議長(高橋幸信君) 日程第14、議案第82号 市道路線の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 議案第82号 市道路線の変更について提案理由を説明申し上げます。
本件は、国道49号阿賀野バイパス関連の交差点改良工事に伴い、整備される1路線を変更認定するものであります。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第82号は産業建設常任委員会に付託いたします。
〇報告第 8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の
報告について
報告第 9号 平成28年度阿賀野市一般会計継続費精算報告について
報告第10号 平成28年度阿賀野市病院事業会計継続費精算報告について
報告第11号 専決処分の報告について(専第8号 損害賠償の額の決定及び
和解について)
報告第12号 専決処分の報告について(専第9号 損害賠償の額の決定及び
和解について)
報告第13号 専決処分の報告について(専第10号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第14号 専決処分の報告について(専第11号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
報告第15号 専決処分の報告について(専第12号 損害賠償の額の決定及
び和解について)
〇議長(高橋幸信君) 日程第15、報告第8号から報告第15号までを一括議題といたします。
一括して報告を求めます。
田中市長。
〇市長(田中清善君) 報告第8号から第15号までの報告案件について報告いたします。
初めに、報告第8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。健全化判断比率のうち実質公債費比率は、前年より0.6ポイント改善し、13.5%となり、前年度に引き続き起債に当たり県知事の許可が必要となる18%を下回っております。また、将来負担比率は151.4%となり、前年度より19.8ポイント上昇しましたが、前年度に引き続き財政の健全性が保たれている結果となりました。なお、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、前年度と同様に赤字ではなかったことから該当しておりません。資金不足比率につきましては、各企業会計におきまして会計上資金不足は生じていないことを報告いたします。
次に、報告第9号 平成28年度阿賀野市一般会計継続費精算報告についてであります。公共施設等総合管理計画策定事業費において、平成27年度から平成28年度までの2カ年の継続事業として実施したもので、精算報告書に示した金額をもって継続事業が完了したので、精算報告するものであります。
次に、報告第10号 平成28年度阿賀野市病院事業会計継続費精算報告についてであります。新病院整備事業において、平成25年度から平成28年度までの4カ年の継続事業として実施したもので、精算報告書に示した金額をもって継続事業が完了したので、精算報告するものであります。
次に、報告第11号であります。平成29年1月24日、阿賀野市中島町地内において除雪作業中、国道49号へ出る際、安全確認のため一時停止しましたが、バケット部が飛び出した状態で車両が通過するまで停車していたため、相手車両がバケット部に衝突したものであります。相手方に対して損害賠償することを決定し、和解することについて専決処分を行いました。
次に、報告第12号であります。平成29年5月26日、瓢湖水きん公園において除草作業中、乗用草刈り機から跳びはねた小石が、園路に進入してきた相手トラックのフロントガラスを損傷させたものであります。相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分を行いました。
次に、報告第13号であります。平成29年6月14日、水原公民館駐車場内において、公用車にて後退していたところ、安全確認を怠り、駐車していた相手車両に衝突し、損傷させたものであります。相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分を行いました。
次に、報告第14号であります。平成29年7月10日、安田中学校敷地内において除草作業中、動力刈り払い機によって跳びはねた小石が、校内に駐車していた相手車両後部ガラスを損傷させたものであります。相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分を行いました。
次に、報告第15号であります。平成29年7月11日、笹神中学校グラウンドにおいて笹神中学校野球部が練習中、ノックによって跳びはねた野球ボールが、隣接地に駐車していた相手車両助手席上部の屋根に当たり、損傷させたものであります。相手方に対して損害賠償をすることを決定し、和解することについて専決処分いたしました。
以上、8件について報告申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで報告第8号から報告第15号までの報告を終わります。
〇一般質問
〇議長(高橋幸信君) 日程第16、一般質問を行います。
あらかじめお知らせしてありますとおり、本日の一般質問は順番1番、清野栄一さんから順番5番目の風間輝栄さんまでといたします。これにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、本日の一般質問は順番1番から5番までとすることに決定いたしました。
それでは、順次発言を許します。
2番、清野栄一さん。
〔2番 清野栄一君登壇〕
〇2番(清野栄一君) おはようございます。2番、清野でございます。私の今回の質問でございますが、3点事前通告しております。
第1問は、行政経営についてであります。行政経営は、低成長時代にいかにして行政が効率的にサービスを提供するか、行政の効率化、活性化を意図し、民間の経営理念、手法を行政現場に応用しようという発想で、1980年代にイギリスあるいはニュージーランドから取り組まれたと言われております。国内におきましても、地方分権一括法案の施行などにより、自己決定、自己責任などの自立できる自治体への転換や少子化の進展、高齢化の進展、これに伴う税収の減少や交付税減少が見込まれるなど、社会経済情勢の変化に対応した取り組みが必要であります。枝葉を剪定するというような断片的な見直しではなく、優先順位を定め、限られた財源と人的資源を効果的に投入することが求められています。
そこで質問ですが、こういう状況においてなぜ行政改革大綱、行政改革プランが策定されないのか。また、外部評価委員における過去3年間の提言などによる取り組みと成果についてお聞かせ願います。
2問目でございます。公共交通についてであります。磐越道においては新潟仙台便高速バス、1日8往復、郡山便、新潟―郡山間2往復ございます。ただ、通過しているのを見ているだけ、そんな状況がございますので、試験停車の可能性があるのかどうか、その辺について伺います。
次に、JR新津―新発田間の利便性向上に向けての取り組みについてでございます。利用者が減っているとはいえ、阿賀野市からは1日約1,100人から1,200人もの人が不便の中、通勤通学に利用しております。簡単に解決できる問題ではないとは思っていますが、この区間、ほかの路線やほかの区間と比べても何か冷遇されているような、そんな感じを受けます。そこで何とか利便性の向上に向けた取り組みを図っていきたい、図ってもらいたいということで質問をさせていただきました。
次に、3問目です。瓢湖の環境保全と観光施策について。瓢湖は全国的にも有名な阿賀野市を代表する観光ポイントであります。今後も環境を維持しながら観光の拠点として保全していく必要があります。そこで瓢湖に流入する土砂やヘドロの堆積状況、どうなのかお伺いします。
次に、7月下旬、ハスの花が今まさにこれから咲こうという時期に、周知もなく、突然に無残にもつぼみのまま刈り取られました。この辺なぜ花が終わる8月下旬だとだめなのか、そこまで待てなかったのか、その辺もお伺いします。
次に、瓢湖は北限のオニバスの群生地として県の天然記念物に指定されております。以前は広く分布しておりまして、よく見ることができました。ところが、ことしは探してもなかなか見つからない。数株しか見当たりません。花も咲かないのではないかなと心配しております。北限のオニバス群生地としての保全策についてお伺いします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 清野議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、行政改革大綱を策定しない理由についてであります。これまでの行政改革大綱の策定状況については、平成17年度に第1次行政改革大綱を策定いたしました。また、平成22年度に第2次行政改革大綱を策定し、5年間を計画推進期間として行政改革に取り組んでまいりました。本来であれば平成26年度に第3次行政改革大綱を策定すべきところでしたが、次期総合計画の策定時期と重なっていたこともあり、また次期総合計画と行政改革大綱の目指すべき方向が同じであったこと、成果目標の達成こそが重要であるとの認識から、新たな行政改革大綱は策定しないこととしたところであります。
次に、事務事業評価、外部評価の過去3カ年の主な取り組み事例とその成果についてであります。行政改革推進委員による外部評価としては、平成26年度から平成28年度までの3年間で25事業の評価を実施し、このうち5事業について要改善または民営化の評価判定となりました。この結果を受けまして、市では改善または見直しの素案を策定するとともに、当該事業の関係者等にその内容を説明の上、計画的に事務事業の見直しを行っております。また、継続の評価判定を受けた事業についても改善計画を策定し、市民サービスのさらなる向上に向けて取り組みを進めているところであります。主な取り組み事例と成果としては、民営化の判定となった京ヶ瀬地区農産加工センター運営費では、現時点では指定管理者と調整中の段階にありますが、平成28年度より指定管理委託料の年額70万円を削減しております。また、要改善の評価判定となった重度心身障害者介護手当給付事業費や知的障害児・障害者手当支給事業費では、公平性の確保という観点から所得要件や支給基準の見直しを行っております。
次に、公共交通についてお答えをいたします。まず、安田インターチェンジにおける仙台便等の高速バス試験停車への取り組みについてであります。高速バス新潟仙台線は、新潟市の万代シティバスセンターから発車し、途中新潟駅前に停車した後、仙台市の広瀬通りや仙台駅に直行する便であります。また、高速バス新潟郡山線につきましても、同様に万代シティバスセンターから発車し、途中新潟駅前に停車した後、郡山市に直行する便であります。この便を運行している新潟交通株式会社としては、高速バスにつきましては都市間移動の速達性を確保するため、途中の停留所での停車を極力少なくする方針であり、乗降の需要の有無にかかわらず、安田インターチェンジの停留所での停車は試験的に行うことも含め、極めて消極的であることから、実現は難しいものと考えております。
次に、JR新津―新発田間の利便性向上に向けた取り組みについてであります。ことし3月に公共交通の確保並びに利便性の向上などの課題解決に向け、阿賀野市地域公共交通網形成計画を策定したところであります。この計画では施策としてJR羽越線の維持充実を掲げており、増便などの利便性の向上を関係機関に要望することとしております。特にJRへの働きかけに当たっては、漠然とではなく、どの時間帯にどのような改善が必要か、改善が実現した後の利用促進の取り組みや利用者数の見込みなどを具体的に示していくことが求められ、市民の皆様の要望の集約と需要の動向を把握していくことが不可欠と考えております。今後この計画の進捗管理を担う阿賀野市地域公共交通協議会で、JR羽越本線の利便性向上に向けた具体の取り組みについて協議してまいりたいと考えております。
次に、瓢湖の環境保全と観光施策についてお答えをいたします。まず、瓢湖の環境保全についてであります。湖の浅底化の状況と対応策については、過去において瓢湖の環境調査を何度となく実施してきており、昭和47年に秋田大学の協力により行った総合調査では、湖の水質は家庭排水や農業排水などの有機物による富栄養化が見られるとし、その後昭和61年の環境保全調査ではヘドロ堆積の主役は水生植物の過剰繁茂であり、その対策はヘドロしゅんせつだけではなく、密生以前の段階で適当な量の水生植物の除去をすることが望ましいとしております。また、最近の調査としては、平成22年から環境省が行った瓢湖における底質環境調査によれば、平成7年のヘドロ堆積調査と比較して、15年間の堆積速度は1ミリ以下から数ミリ程度で、湖底の明確な浅底化は認められなかったとしております。その間何度となく部分的なしゅんせつ工事を行ってまいりましたが、ヘドロ対策の抜本的解決には至っておりません。
次に、ハス刈りについてであります。昭和47年の調査時点では瓢湖の一部でしか見られなかったハスが、現在ではほかの水草を駆逐する勢いで一面に繁茂し、白鳥の飛来に大きな影響を及ぼすため、毎年白鳥を守る会やボランティア等大勢の方からご協力をいただき、人力でハス刈りを行ってまいりました。ことしは堆積する枯死物を抜本的に減らすため、ハス刈り船による早期にハス刈りを実施し、陸揚げをしたところであります。
次に、オニバスの群生地としての保全についてであります。ことしも瓢湖では5カ所ほどオニバスが確認されており、可憐な花をつけてくれると思いますので、引き続きハスに駆逐されないよう見守っていきたいと考えております。
最後に、瓢湖の観光施策についてであります。瓢湖は当市の観光にとって最も重要な拠点であると認識しております。秋から冬の白鳥のみならず、春の桜、初夏のアヤメといったように、四季を通じ多くのお客様からおいでいただき、瓢湖とその周辺をお楽しみいただけるよう、駐車場や園路などの公園整備を行い、通年観光の拠点となるよう取り組みを行ってまいりました。また、ことし6月のあやめまつりからLED照明による桜並木のライトアップを行い、白鳥の飛来する9月下旬まで点灯する予定にしており、新たな瓢湖の魅力アップにも取り組んでおります。今後も県内外の多くのお客様からおいでいただき、リピーターとして四季折々に訪問いただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 行革大綱は総合計画と重なる部分が多いから策定しないという話でございました。市民が阿賀野市の行革の取り組み、内容、その辺の状況を見る場合はどこをどう見ればいいのでしょうか、お答え願います。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) お答えさせていただきます。
阿賀野市の総合計画におきましては、ご承知のとおり7つの政策のもとに28の施策と115の基本事業を位置づけておりますけれども、これらの基本事業がどの程度進捗しているかあるいは達成しているのかということを毎年度検証の上、議会の皆様並びに市民の皆様に公表していくことを今後予定しております。
具体的にはそれぞれの施策と基本事業の目標値に対しまして、向上、横ばい、低下の別に判定をいたしまして、その結果7つの政策の目標に対しての方向性をわかりやすくグラフやイラストなどを活用して、今後年内には公表させていただく予定にしております。
よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、これから今後わかりやすいものを市民に提供していくということでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
〇2番(清野栄一君) その場合、各年次、総合計画の計画年次は2016年から2024年でしたか。年次ごとの数値、見直し結果とか個々に出てくるわけですね。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) 今ほど答弁させていただきましたとおり、基本的には115の基本事業を毎年見直しをさせていただきますけれども、政策や施策の見直しについては5年をめどに、また改めてその時点で検証させていただくというふうな予定にさせてもらっております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 総合計画に政策7で行政経営の推進というページがございます。そこには平成26年の数値と平成32年の目標値、そこが出ていて、途中経過がなかなかわかりにくいというようなことでございますけれども、基本事業5つ上げられておりますが、2の中で健全財政の推進という項目がございます。その中で将来負担比率、先ほど市長から将来負担比率150になるというような説明がございましたけれども、総合計画の時点では124.2、それから平成32年では177.5、国の基準が350だからいいというようなお話もあろうかと思うのですが、これを県内各市町村の状況を見てみますと、平成27年度県がまとめた資料でございますけれども、県平均では101.9、それから全国平均でいきますと38.9なのです。38.9なのです。阿賀野市は先ほど150になると言いましたけれども、将来負担比率がどんどん上がっていく。今の平成27年度の数値で見ても下から4番目、悪いほうから4番目というような状況ですが、先ほど150というふうなお話もございましたので、これから悪化していく懸念が出てくるわけでございますが、32年の177.5のふえる要素というのはどういうところにあるのでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) 将来負担比率の増加した主な理由でございますけれども、具体的には普通交付税の合併算定替えと言われております特例加算の部分が、段階的に平成27年度から縮減しておりまして、これが将来負担比率を計算する際の分母となっている関係で、その関係で将来負担比率が上がっているということがひとつ理由として挙げられます。
それから、もう一点といたしましては、特殊事情といたしまして、阿賀野市があがの市民病院という直営病院を持っているというふうなことが挙げられまして、この公債費の一部について自主的に一般会計が負担するというふうなことから、将来負担比率を試算したものでございます。
なお、病院の起債につきましては、30年償還というふうな非常に長いスパンでの実質的な償還となりますので、この点につきましては今後も急激な財政負担にならないものと推計しているものでございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 将来的には減少していく見込みというのはなかなか難しいのでしょうか、こういう部分は。それから、またこれから償還する部分もいろいろ出てくると思うのです。その辺は何年ぐらいまで見通せるのですか。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) 今ほど答弁させていただきました病院事業の起債につきましては、30年償還ということなのですけれども、そのうち5年間、起債を借りてから5年間が据置期間というふうな形になっておりまして、この期間は利子のみ返済をしていくという形になっている関係で、病院が完成してから5年間は実質的に起債の元金が減らないという関係で、それで平成32年ぐらいまでは将来負担比率が高どまりの傾向になるというふうなことで推計をしておりますけれども、その後につきましては病院の起債の元金償還も始まりますので、少しずつではございますけれども、将来負担比率も減少していくものと推計しているところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 次に、阿賀野市の中長期の財政計画あるいは職員適正化計画とか公表されているのか、また策定されているのか伺います。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) 阿賀野市の中期の財政計画でございますけれども、毎年度ローリングをしておりまして、策定をしているところでございます。現時点では平成34年までの今後5カ年間の中期財政計画は持っておりますけれども、ただいろいろまだまだ不確定要素の部分もございますので、そういった諸般の事情から中期財政計画につきましては現時点では公表していないというふうな状況でございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 職員適正化計画。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) お答えします。
適正化計画につきましては、平成27年度から平成31年度の計画がございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それ公開しているのですか、公表していますか。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 特にホームページ等では公開をしておりません。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) ほかの市町村ですと、中長期の財政見通しとか定員の適正管理とか、そういう部分については大抵公表されているのです。市民がそういうところに阿賀野市ってどうなっているのだろうなと言ったときに、なかなかわかりにくいと。そんな思いがあると思うのですが、なぜ公開できないのか、その辺答えてください。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) 中期の財政計画につきましては、基本的には先ほどの答弁では公表していないというふうなことでお答えをさせていただいているのですけれども、大きな流れといたしましては、新市建設計画の財政計画の中で議会の皆様あるいは内容につきましても公表させてもらっている部分もございます。ただ、先ほど申し上げましたとおり、毎年度財政計画につきましては生き物でございますので、国の経済動向も踏まえて見直しも必要になっている関係から、現時点では毎年詳細な部分をローリングして見直しをしておりますけれども、そういった細かな計画については現時点では公表していないというふうな状況でございます。
よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 定員適正化計画の件でございますけれども、この公表につきましては特段意図するところがあってホームページ等に載せなかったというものではないというふうな認識でおります。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) するのかしないのか、以前はホームページに出ていたのです。それで幾ら探しても出てこないものですから、今お聞きしているのですけれども。公表できない理由とかあるのですか。予定がなければないでいいですけれども。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 特段公表できないという理由はございませんので、載せていくということになろうかと思います。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 次に、ちょっと個別の小さい話になるのですけれども、事務事業評価について、行政改革推進委員会条例ございますが、第2条で市長の諮問に応じてとありますけれども、行政改革推進委員会は自主的な取り組みはできないのでしょうか、その辺を確認させてください。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) お答えいたします。
今ほどのご質問のとおり、市長の諮問に応じて行政改革推進委員会では行財政全般にわたる合理化及び効率化を図るための見直し策について審議するものとされております。したがいまして、今年度の事務事業の見直しの内容につきましては、あらかじめ経験のあります行政改革推進委員の一部の皆様に、その方向性等を事前に打診を、委員会を開く前に打診をさせていただいたこともございましたけれども、市で取り扱っている事務事業は非常に膨大で、その内容について委員のほうで詳細面まで把握していないというふうな理由から、今回については自主的な事務事業の選定という部分はご遠慮されたというふうな経緯がございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、自主的な取り組みをしたいと言えばできるのですか。
〇議長(高橋幸信君) 羽賀企画財政課長。
〇企画財政課長(羽賀 存君) 今ほど答弁させていただいたとおり、事前にこちらのほうからもどういった分野で審査をしていただけるかというふうなことも確認をしているところでありますので、基本的にはできるというふうなことでご理解をいただきたいと思います。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それから、以前いただきました事務事業評価、取り組み方針、この結果をいただいていますけれども、この中でせっかく評価委員会に市のほうで提案をして、評価委員会のほうで評価してもらった案件なのですが、達成あるいは取り組み中ではなくて、取り組み完了というのがあるのです。具体の例を申し上げますと、商工会の大売り出し事業への補助金、これ交付基準を確定したらどうかというような提案がありましたけれども、市のほうでもそれを受けて、支出が明確になるように算定しますという約束をしておきながら、完了というようなことになっているのです。何でそういうことになるのでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 鈴木商工観光課長。
〇商工観光課長(鈴木昇二君) 今ほどのご質問にお答えいたします。
安田商工会大売り出し事業補助金、水原商工会大売り出し事業補助金についてでありますけれども、これは評価結果としては継続だということでございます。継続という評価結果に基づきまして、現在もそれぞれ安田、水原の商工会に対しまして、安田商工会ですと48万8,000円、水原商工会につきましては138万2,000円の補助金を出しているということでございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 確かに評価判定では継続になっています。ただ、附帯意見が出ていまして、算定基準を検討してくださいというような附帯意見があります。そして市の執行部のほうでは不公平が生じないよう、算定基準を確立させるというふうにここに記載されているのです。それでいて取り組み完了、理解が得られないから取り組み完了、こんなのってあるのですか。
〇議長(高橋幸信君) 鈴木商工観光課長。
〇商工観光課長(鈴木昇二君) 具体的な算定基準というようなお話でありますけれども、当然それぞれの商工会からは私どもが決定する額以上の要望額というのが上がってきております。その要望額に対しまして、私どものほうとしてどの額が適正なのかということで、先ほど申し上げましたとおり、安田商工会につきましては今年度事業においては前年同額という格好をとらせてもらいましたし、水原商工会につきましても前年度同額というようなことで予算を計上させていただいたということでございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) それでは、補助金を出す根拠は不明確なまま、補助金を支出しているということなのでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 鈴木商工観光課長。
〇商工観光課長(鈴木昇二君) この件につきましては、当然補助金でありますので、市の補助金審査会、これにかけていただいた上で最終的な額の確定という格好になっておりますので、決して不明確だということではないというふうに認識しております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 私は結果を言っているのではなくて、そういう算定基準をつくりますと言っておきながら、そのまま算定基準できませんと。一旦検討します、つくりますと言ったわけです。言っておきながら無理でした。いいのですか、そんなので。
〇議長(高橋幸信君) 鈴木商工観光課長。
〇商工観光課長(鈴木昇二君) これについてもなかなか、議員のおっしゃるとおりつくりますと、それができなかったということで済むことではないかというふうには思いますけれども、当然商工会としては今年度はこのぐらいの要望なのだというものに対して、市としてこれが本当に適正か否かというような判定のもとで、この額というものを確定しておりますので、全くそれをただ無条件に流しているというようなことではないかというふうに考えております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) その辺はまた後で議論させてもらいますけれども。
次に、JRと高速バスについてお聞きします。高速バスについては、極めて難しいというような回答ございましたけれども、簡単にご説明いただけますでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 市長の答弁もございましたとおり、高速バス、都市間を移動するバスにつきましては、やはり速達性、こういったものを確保したいということで、途中の停留所を設けての乗車は、方針として極力ふやしたくはないといった考えが非常に強うございます。また、ほかの理由としても仮に安田インターチェンジのところを停車オーケーだよといったようなことにした場合、考えられるのが近隣でも同様にそういった要望が出てくることが考えられるので、その辺はやっぱりきっちりすみわけをして、社の方針をまず貫いていきたいといったようなお答えでございました。
それとあと理由として上げられるのが、やはり気象状況、気象状況によりまして降雪なんかが考えられるわけですけれども、異常降雪なんかになったときに当然磐越道が通行どめになったりとか、あるいは交通規制がかかるといったような状況になったときに、バス停でお待ちのお客様に対しまして運休しますとかおくれますとかといったような、そういった連絡をやっぱり直接出向いてやられるといったようなこと、その辺の人件費的な面、それから安田インターチェンジの場合ですと、一旦高速道路をおりるわけですけれども、時間にすればわずかなのではございますでしょうけれども、そういったことによって運行時間が延びる。そうすると、やっぱり運転手さんの業務に当たる時間、拘束時間、こういったものの関係でなかなか対応が難しいという回答でございました。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 新潟から池袋便とか新宿便とかあるいは金沢に行く便とか、どういうところにとまっているかわかっていますか。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 池袋の便でございますけれども、新潟から東京へ向かう場合の停留所ですけれども、万代シティバスセンター、それから新潟駅前、鳥原、巻潟東、三条燕、栄、長岡北、越路、小千谷、小出、六日町、湯沢、これが県内の停留所になっております。大宮に向かう便も多少停留所数は少なくなりますけれども、長岡までは大体ほぼ先ほどの池袋と同様な停留所が設けられておりますけれども、これについても交通さんとしては減らす働きかけを以前はしたといったことで、現実的にバス停を設けているのだけれども、7割から8割のお客様はバスセンター、ここから乗車されているということで、設けたものをなかなか減らすというのが難しい状況があるので、そのままのような状況になっておりますけれども、現実としてはそういう状況だということであります。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 次に、JR新津―新発田間についてでありますけれども、利用状況を見ますと、2016年度1日の通過人員、利用人員1,462人、前年度に比べると若干減っております。ただ、これを他線区と、ほかの路線、ほかの区間と比較してみますと、ここが非常にやっぱり冷遇されているなと、そんな感じがしております。例えば陸羽東線、古川から鳴子温泉の間ですが、1日の利用者数、昨年度1,071人、新津―新発田間1,462人、陸羽東線、古川―鳴子温泉間、1,071人で15本あります。新津―新発田間というのは11本しかないのです。あるいは烏山線、ここは昨年度の利用者数でいくと新津―新発田間とほぼ同じ、10人ぐらいしか違いません。1,488人、14本あります。11本と14本ではえらい違いなのです。この近くでいくと磐越西線、すぐ近くを走っていますけれども、五泉―喜多方間というのは1日の通行者数四百数十人しかいないのです。それなのに津川からは新潟行き5本、新津行き6本、合わせて11本あります。四百数十人のところに11本あります。まだほかにもいっぱいあります。あるのだけれども、それらと比較すると余りにも冷遇されているのではないですか。
そこで多分私先ほど質問の中で、1日の阿賀野市の利用者数1,100人から1,200人ぐらいだと言いましたけれども、それは水原駅の利用者が800人ございます。あと神山と京ヶ瀬合わせて300人から400人ぐらいの間でいるのかなと、推測でございます。そこで利用実態を把握するために京ヶ瀬駅と神山駅の朝6時台から8時台の利用実態の調査をやってもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 京ヶ瀬駅と神山、その2つの駅、それは可能でございますので。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇総務課長(菅原博徳君) あれは水原駅のみを調査したので、まだ神山駅と京ヶ瀬については調査をしておらないところであります。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 増便に向けた交渉をするにしても、先ほどの答弁にもありましたように、根拠がなければなかなか難しいと思います。そういう意味で利用実態を確実に把握して、その後ほかとの線区の比較とかしながら交渉してもらいたいと思いますが。阿賀野市単独でのJRに対しての交渉は相当に厳しいものがあると思います。私も交渉したことがあるのでわかるのですが、なかなか難しいです。そこで県の交通担当部局あるいは地域振興局とも連携して取り組んでもらいたいと思いますが、市長どうでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 県の交通政策部局と連携することはやぶさかではございませんが、大分お聞きになっているようですけれども、これまでも我々としてJRのほうに出向いて協議をさせていただいている。今度一度議員もご同行いただいて、地域の声としてJRと協議をさせていただければと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 前向きにひとつ交渉していただけると。まずとりあえずは県のほうと調整しながら取り組んでもらいたいと思うのです。
市長もご存じだと思うのですけれども、まちづくりアンケート、平成27年の8月に転出者に対する阿賀野市の魅力度というアンケート調査をしているのです。私これホームページで見つけたのですけれども、転出者の転出した理由ではないのですが、一番だめな点、いい点というところでアンケートをとっているのですが、一番だめなところは通勤や通学など交通の便が悪い、これが断トツなのです。だからこの辺をもう少し改善していけば、定住促進にもつながるのではないかなというように思っておりますので、ぜひともここはやっぱりしっかりしてもらいたいと思います。
それでこれは平成20年に新発田市が新発田市内の高校に通っている高校生に対して、交通事情についてアンケート調査をしたものがあります。回答は阿賀野市在住者が圧倒的です。そしてその意見ですけれども、本数が少ない、本当につらい。新潟方面や村上方面が多いのに、新津方面の少なさには憤りを感じます。このアンケートを機に真剣に考えていただきたい。こんなような意見がいっぱいあるのです。運行本数が少ないのがとても大変。部活が終わってから帰るのに2時間かかってしまいます。何とかしてほしい。高校生の切なる思いがあるのです。ここら辺を改善していかなければ、先ほどのアンケートにもありましたように、なかなか定住してくれる人はふえないのではないかなと、そんな思いがありますので、ぜひとも次の議会までに一応県と調整を図って、1回や2回ぐらいは相談に行ってもらいたいと思っていますので、またお聞きしますので、よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 先ほども申し上げましたとおり、何度となく関係機関あるいはJRとの協議はやぶさかではないのですけれども、今ほど議員言われたとおり、高校生の思い、それは非常によくわかります。お互い昔汽車で通った関係もありますから、いかに本数が少ない、不便で部活もできない、我々もその当時そう思ったところであります。ですから、各地域の方々全てがそのような思いでやっていると。ただ、JR側はあくまでも民営化されてからは事業の収支、採算性、民間企業でございますので、そういったところが重点的に考えられているわけであります。私どもとして今の実態の中では朝晩は通勤時間、通学時間帯については十分配慮していただいているとは思っております。そのほかの時間帯、これをふやせと言っても乗降客が少ない現状を見ればなかなか難しい。それは誰もが見てもわかると思います。先ほど陸羽東線、それは先は鳴子の温泉地、平日日中どのぐらいの乗降客がいるか、その辺も比較した中で言われているのであればわかりますけれども。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇市長(田中清善君) 1日。ただ、それが平準化されているのと、朝晩に集中しているのとでは大分違う。ですから、私としても本当に思いは、着眼点は全く同じであります。ただ、お聞きする中では当然相手も当たり前のことを言われているなと、そこを改善していかない限りは、何度協議をしても難しい。ですから、利用者をとにかくふやす、そのための努力が必要ではないかなと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 市長のおっしゃることも経営者側としてはもっともな話だと思います。これはここまで話をするとだんだん長くなるので、今回は話をしないつもりでいたのですけれども、例えば駅周辺の人口でJRの駅の利用頻度を比較する指標があるのですけれども、それを見ると例えば阿賀野市の駅から2キロ圏内1万5,000人です。ある町のところは4,000人ぐらいしかいないのです。それでいて利用者数は多いのです。それはやっぱり運行頻度が高いから3倍ぐらいあるわけです。やっぱり利用しやすい環境づくり、それが大事なのかなと、そこも大事なのかなと。もちろんお客さんをふやしていかなければだめですけれども、まず環境をつくることも大事なのかなと、そんなふうに思っていますので、これからまたいろいろ議論させていただきたいと思いますので、お願いします。
次に、瓢湖の環境保全、観光施策についてであります。先ほどヘドロ対策の抜本的解決には至っておりませんという答弁がありましたけれども、ヘドロ対策をどういうふうにするおつもりでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 北上公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(北上良昭君) お答えいたします。
過去にヘドロ対策としまして、しゅんせつ工事等を何度か行ってきたわけですけれども、市長の答弁にもありますとおり、抜本的な解決には至っておらなかったということなのですけれども、それで過去に何度となく環境調査を行っておりますけれども、報告書の内容を見ますと、一番の原因はやはりハスが全面的に生えてきている。それでハスが枯れた後にそれがヘドロとなって残るということが一番の原因でございます。それで本年度からハス刈り船で早期に刈り取ることによって沈殿する枯れたものを少なくしようということで、根本的、抜本的な対策を取り始めたというところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 今後の対応策として今お答えいただきましたけれども、現状堆積しているヘドロというのは支障のない範囲なのですか、環境上。
〇議長(高橋幸信君) 北上公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(北上良昭君) 以前の調査もそうですし、平成22年の環境省が行った調査によりますと、瓢湖に流れ込む大通川の水があるわけですけれども、それが直接瓢湖に流れ込んでいるものではございませんので、土砂とかそういうもの、根本的な底を浅くするような流入量はないのですけれども、やっぱり植物が枯死したものがヘドロとなって残ると。報告書によりますと、数ミリしか浅くなっていない。それでヘドロを抜本的対策ということでしゅんせつもある程度やはり必要でしょうけれども、以前水原町時代に水を落としてヘドロを固めるといいますか、水の中でヘドロ状になっているわけですけれども、それをある程度乾かしてみたり、そういうことをやっていた時代もあったわけですけれども、最近そういうこともやっておりませんので、今後はそういうものも考えながら、ヘドロの量を抜本的に減らしていきたいというふうに考えております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 私が聞きたいのは、今現状ヘドロの堆積量は特に問題ないのかどうか、現状です、問題ないのですか。
〇議長(高橋幸信君) 北上公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(北上良昭君) 報告書によりますと、確かにヘドロは微量ずつではありますけれども、堆積しておりますので、それは当然そこに5,000羽からの白鳥の排せつ物等が加わると、におい等あるわけですけれども、水質的なものでは毎年水質調査も行っておりますけれども……。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇公園管理事務所長(北上良昭君) そうですね。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 次に、ハス刈りなのですけれども、先ほども質問のところで申し上げましたが、平成26年まではハスまつりもやっていたのです。それが突然手のひら返しに無残にもつぼみの状態のときに刈られてしまったということで、ハスの花を楽しみにして来られる方、県内外から大勢いらっしゃったのです。それから、写真家の人たちも大勢いました。あそこにはご存じのように、ヨシゴイが生息して子育て、繁殖地として全国的に有名なところなのですが、相当な影響が出たと言われております。その辺を配慮しなかったのか。配慮したのかどうかわかりませんけれども、一気に半分刈られてしまいました。余りにもひどいやり方をするなというような感じがしまして、私もすぐ近くなものですから、二、三日瓢湖に来る人たちと話をしてみました。特に写真家の方は県外、遠くから来られているのです。私話ししたのは福井の人とか京都の人とかあと東京の人とか話をしました。何でこんなひどいやり方をするのだろうと、開口一番、そんな話でございまして。それでも白鳥が来るために支障になるのだと、そんなのわかっていると。わかっているけれども、もうちょっと花が終わるまで、8月下旬でもいいのではないかと、そんなことも大分言われましたし、妥協案として瓢湖の岸から二、三十メーター残してくれればいいのではないかと。それは毎日のように新潟市から来る、もとの本当の新潟市から来るウオーキングされている方もいらっしゃるのです、楽しみにしていますと。二、三十メーターあれば花も楽しめるし、また湖面に五頭山も映るし、それでもいいかなと、そんなようなご意見もありますので、ぜひ来年のハス刈りは真ん中を刈ってもいいとは言いませんけれども、岸のほう二、三十メーター残してもらえないかなと。
それから、ヨシゴイとハスを売り物にしている旅館もあるのです。ホームページにも出てきます。そんなことから少し思いやりを持って対応していただけないかなと思っております。
次に、もう時間もなくなりますけれども、県の天然記念物に指定されていますオニバス、北限のオニバスなのですけれども、ほぼ壊滅状態ですよね。ことし花咲きますか。多分咲かないと思います、多分。もう無理だと思います。何であんな状態になったのですか。そこをひとつお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 北上公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(北上良昭君) オニバスでございますけれども、先ほどからお話ししていますとおり、ハスによって駆逐されそうになってきているわけです。瓢湖の湖面で3カ所、あとあやめ園の水路の中にございまして、実はあやめ園のほうが育ちがよくなっていまして、8月末から花が咲き始めました。ホームページのほうでも写真をアップしておりますので、ぜひごらんになっていただけたらなと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) ぜひとも絶やさないよう、県の天然記念物ですので絶やさないようにしてもらいたいと思いますし、それから確認なのですけれども、先ほどのハス刈りについて岸から二、三十メーター残してもらうということで大丈夫ですよね、確約していただけますか。
〇議長(高橋幸信君) 北上公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(北上良昭君) その辺ことしの結果も見まして、あと観光客の意見等もございますので、その辺来年に向けて検討させていただきたいと思います。
〇議長(高橋幸信君) これから1時30分まで休憩いたします。
休 憩 (午前11時52分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(高橋幸信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
5番、市川英敏さん。
〔5番 市川英敏君登壇〕
〇5番(市川英敏君) 5番、市川でございます。今回災害対策について1点質問いたします。
昭和42年8月28日に甚大な被害をもたらした羽越水害から50年の節目を迎えました。その後各種の防災対策が進みましたが、近年気候変動が激化し、災害の危険が増す中、本市においては国、県、市管理の河川が47路線あり、今年7月の3回にわたる豪雨により各河川においても河川の氾濫、土砂災害等が大変心配されました。平成16年指定水防管理団体となり、平成18年に阿賀野市水防計画が作成され、阿賀野市地域防災計画の改定に伴い、平成25年4月に改定され現在に至っており、この間、災害においてどのような対応をされたか、課題と対策、また消防団の組織の現状と課題について対策等をお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 市川議員のご質問にお答えをいたします。
初めに、災害時の対応、課題と対策についてであります。一般行政報告でも申し上げましたが、ことしの7月、8月に当市も4回の豪雨により、主要な河川の水位が上昇するなどしたため、市といたしましては警戒態勢に入り、パトロールによる現地確認と情報収集に努め、冠水した危険箇所においては通行どめなどの安全対策を実施いたしました。また、平成23年新潟・福島豪雨の検証から、防災情報の伝達手段や避難所の設置運営についての課題が指摘され、その結果を踏まえて市内全居住地への防災行政無線の整備、緊急告知FMラジオの配備、避難所への特設公衆回線の整備を実施するとともに、避難所運営にかかわる職員対応マニュアルの見直し等を実施したところであります。今後も市街地における抜本的な排水対策や雨量計測器の追加設置、JR鉄橋部の整備などのハード対策のほか、避難所における高齢者等災害弱者への対応などのソフト面での対策が必要であると考えております。
いずれにいたしましても、当市においては多くの河川があり、河川の氾濫や土砂災害が心配されることから、引き続き随時検証を行いながら、防災体制の整備や災害対応の改善に努めてまいります。
次に、消防団組織の現状、課題と対策についてであります。まず、現在の消防団組織の現状についてですが、消防団員777人、定数は810人であります。4方面隊、13分団、75部に女性部、阿賀さくらを加えた組織編成で、水防活動等に備えているところであります。
また、消防団の課題と対策でありますが、市内全域での組織を強化することや設備、装備品の充実を図ることが課題であると捉えており、そのため市では平成27年度に副分団長の増員による消防団組織の強化、消防団員確保のための勧誘活動、小型動力ポンプ付積載車や消防器具置き場の計画的な更新等を実施しているところであります。今後も地域防災力の中核として欠くことのできない消防団の組織づくりを鋭意進めてまいる所存でございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) それでは、何点か再質問させていただきます。
県の水防計画また本市の地域防災計画また水防計画を読み比べたところ、現在の計画また運営にそぐわない部分が数多くありました。地域防災計画、水防計画、どちらも当然のことながら本部長は市長となっており、副本部長として副市長、教育長となっておりますが、他の市内外のことであれば当然教育長となるわけですが、教育一筋四十数年務めてこられた岩村教育長においては、災害時において本部長が、事故またはけが等で不在時には指揮をとらなければいけないという中で、相当な重荷かと。新潟県の水防計画では、知事、副知事、土木部長となっており、岩村教育長にいたしましては、失礼な言い方であればご容赦願いますが、特に災害時においては指揮系統が重要な部分であり、市長の次には担当部長が適任かと思われますが、市長の見解をお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 実質的には総務部長がその辺の陣頭指揮に当たるものと思っておりまして、今水防計画の中でそのような議員が今ご指摘のような表現があれば、その辺は見直しをかけていきたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) ぜひ随時そういう不具合、不都合があれば、その都度見直し等お願い申し上げまして。
市内においての重要水防区域は、国土交通省直轄管理区間42カ所、構造危険な場所が3カ所、県管理区間24カ所、ほか阿賀野市危険箇所として59カ所あり、日々の維持修繕管理はそれぞれ国、県、市、土地改良区において管理されていますが、いざ災害等になれば消防署を初め消防団、市職員の方々が対応に当たるわけですが、特に消防団においては自分たちのまちは自分たちで守るという精神に基づき、本業を持ちながら日々の各施設の点検、器具の手入れ、災害防止活動、市の操法大会ともなれば毎晩操法の練習を行い、地域における消防防災の中核的存在として活動されていますが、ほとんどの分団では団員の確保に難儀されており、また職場も市外勤務の方も多くおられる中で、大変なやりくりをしておられるのが現状と聞いております。
ちなみに平成23年7月の新潟・福島豪雨災害では、阿賀野川の氾濫で激甚災害指定も受け、旧安田地区から旧京ヶ瀬地区の乙金渕まで21.1キロの間、安田、水原、京ヶ瀬の各分団354名での受け持ち区域となっておりますが、当日何人の団員の方が出動されたか教えていただけますか。
〇議長(高橋幸信君) 唐橋消防長。
〇消防本部消防長(唐橋繁英君) 今ほどのご質問にお答えさせていただきます。
平成23年度の新潟・福島豪雨に際して、全消防団員招集しましたが、現状としましては約350人の招集という数でございました。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 毎年実施されている水防訓練は、どのような形でされておられるのか、その点についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 唐橋消防長。
〇消防本部消防長(唐橋繁英君) 水防訓練についてのご質問でございます。
消防団員現在777名でございますが、水防訓練のとき全員というわけにはいきませんので、そういった中で各分団方面隊に依頼しまして、人数をピックアップして180名ぐらいだと思いますが、各部から出していただきまして、実際全団員の中の割合からいくと30%いかないぐらいで、二十数%でございますが、それは経験のない方も各分団でピックアップしていただきまして、人選して訓練しているところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 今ほどの説明の中で777名中180名の方が毎年訓練受けておられるというふうに説明があったわけでございますが、やはり水防での対応というのはさまざまな工法がございまして、私も消防団員として13年ほど参加させていただきましたが、やはり実際に参加する、また出れない人はペーパーでも結構ではございますが、やはりその辺全員が全工法をある程度熟知されていたほうが、いざというときにいいのではないのかなと思いますが、この点について消防長の見解をお願いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 唐橋消防長。
〇消防本部消防長(唐橋繁英君) 今ほど市川議員ご指摘ありましたように、全消防団員がその工法について熟知しておくことが必要と認識しております。そういった中で年間いろいろな訓練ございますが、団員訓練もございます。そういった中で工法についてもさらに消防団員全員に行き渡るように、ペーパーでの教育もしておりますが、さらに充実していきたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) いざ災害のときは、まず自分の身は自分で守るというのが第一前提のもとで活動されていると思いますが、その中で水防の場合ライフジャケット、そのような装備品というのは、777名の団員の方おられますけれども、ライフジャケットについてはどのぐらいの数の配備というか対応をされているのか、その点についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 唐橋消防長。
〇消防本部消防長(唐橋繁英君) 今ほどのご質問ですが、ライフジャケットの数は平成24年に整備いたしまして、250着整備いたしました。その中で75部ございますが、各部3着ずつ配備しております。そのほか幹部に貸与しておりまして、全てで250着を整備しております。
よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) ありがとうございます。
この中で消防団協力認定事業所というのが平成26年8月現在34社となっておりますが、この趣旨、活動などどのような形でされているのか説明をお願いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 唐橋消防長。
〇消防本部消防長(唐橋繁英君) 今ほどの消防団協力事業所の件でございますが、現状としましていずれかに該当ということで、従業員で消防団員4人以上、従業員の団活動に積極的に配慮している、あとは災害時等に事業所の資機材等の提供、協力ができると、団活動への協力により地域の消防防災体制に貢献している、いずれかに該当した場合に消防団協力事業所という形で認定させていただいております。
指定することによっての効果でございますが、資機材等の提供協力体制により災害の被害の軽減につながるということでありますし、団員の活動も円滑に進むということでございますし、事業所の特典としましては、事業所の社会貢献度のイメージアップにつながるということもございます。それと建設工事のときに入札参加資格審査という中で、総合評価に加点という部分もございますので、事業所のメリットとしてはそのような部分であるかと思います。今34社でございますが、引き続きホームページ、あと広報紙等を通しましてPR、啓発していきたいと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) ここに参加されている業者、建設関係、水道関係の業者が中心的になっておるわけでございますが、この方たちというのは見返りを求めず、市民のため、地域のためにご尽力されているという形で皆さん参加されているとは思うのです。ただ、こういう善意の中で参加されている場合、今消防長が言われたようにイメージアップですか、せめて広報とかお知らせとかそういうところでこういうふうな制度なり、こういう方たちが参加されていると。また、そういうふうにしてよりまた多くの事業所から参加してもらうよう、対応をお願いしたいと思います。
次に、新潟消防団サポートショップというのがございまして、阿賀野市のサポートショップには金融業から飲食業など多種多様な業種の方が登録されており、サントピアワールドでは団員1名につき5人まで入場料2割引き、また飲食業の方の中では生ビール1杯無料、また理容関係では料金500円引きなど、団員に対して大変うれしいサービスがあるわけですが、もっと多くのサポートショップへの参加をお願いしたらいかがでしょうか。また、消防団員の優遇また確保につながればと思うのですが、この点について市長の見解をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 議員ご指摘のとおり、消防団員の皆さんはなりわいを持ちながら、その傍らで消防団員として地域の安全、安心のために昼夜を問わず頑張っていただいている。大変我々としては大いに称賛すべき取り組みであると思っております。そういった面からそういうサポートショップ制度というのは非常に有効ではないのかなと思っております。ただ、私自身サポートショップ、どちらがそのような形で加盟されているのか、把握十分にしておりませんけれども、今ほど言われるようなインセンティブを与えるということで非常に重要であると。私としてもその辺を、全体を把握した中で、今後そういったショップの拡大、普及に努めてまいりたいと、そう思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 次に、避難方法でございますが、市内46カ所の避難所があるわけですが、大体が小学校や近辺の体育館、幼稚園、保育園等を指定していますが、阿賀野川浸水想定区域における洪水時の避難所では、例を挙げますと、金渕、乙金渕、法柳新田は洪水時以外は京ヶ瀬体育館となっており、また洪水時では駒林小学校、今の支援学校となっており、また旧大和小学校区の集落は旧大和小学校体育館から、洪水時は安田小学校へと地域防災計画では明記されていますが、対象地域の方々にはわかりにくい部分もあり、広報、お知らせ等などで災害時の対応も含めて徹底した周知をすべきかと思うのですが、この点についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
今議員おっしゃいましたように、災害の種類によりまして指定される避難所につきましては異なるものというふうに考えております。平成27年度に防災ガイドブックというものを全戸配布しましたけれども、そこには今阿賀野川の浸水区域の避難所についても明記はしておるところでございます。しかしながら、議員おっしゃいますように、私どもも防災塾、防災講座等で集落のほうに入っておりますけれども、その中でもやはりわかりづらいと、わかっていないという方も多くありますので、その周知につきましては我々のほうも強化していかなければいけないと思っております。
また、阿賀野川の浸水のハザードマップを今現在つくっておりますけれども、完成した際、市民の皆様のほうにお知らせするわけですが、それのときにあわせてそのことにつきましても、含めて周知してまいりたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 避難方法についてですが、要援護者の避難誘導に対してはどのような対策をとられているのか、その点についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
要援護者と言われる寝たきりの方とか障がいをお持ちの方の避難ということでよろしいでしょうか。それこそ私どものほうとしますと、まずその人たちの把握をするために社会福祉課のほうとも連携をしまして、避難行動要支援者名簿というものをつくっております。現在その名簿には約3,000名余りの方が登録されておりますけれども、その名簿につきまして消防、民生委員のほうに配付をして、まず把握をしていると。それから、その中で公表の同意をいただいている方につきましては、各自治会の自治会長のほうにもその名簿を毎年4月の自治会長会議にあわせまして、取り扱いの説明の上、お配りをしているところでございます。その中で他の地区で災害等のときの事例もございますけれども、やはり隣近所の助け合いが減災、一人でも被害を出さない体制づくりに重要なんだろうということで、昨年度から防災塾またはその他の会合等で各自治会に働きをしているところでございます。
なお、今年も予定しています防災訓練等につきまして、今現在関係集落のほうに出向いておりますけれども、その際にもあわせて自治会のほうの取り組みを進めてもらっているようなところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 今ほど危機管理課長の説明の中で、一番自治会長の役割も災害時点では大きなウエートを占めているというか、自治会の皆さんをリードしながら、また指導しながら災害に対応するという点で、やはり自治会長というのは1年、2年で交代するところがかなり多くございまして、やはりそれらの周知徹底なり、その辺をまたよろしくお願いします。
また、高齢者または移動手段のない方に対して、災害時可能な限り市営バスでの対応とか、そういうのも方法の一つかと思われますけれども、その点についてお伺いしたいのです。
よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) 避難所への避難する際の市営バスの活用ということでございますでしょうか。
〇5番(市川英敏君) はい。
〇総務課長(菅原博徳君) 現在市営バスの運行につきまして、いろいろ決めてあるわけでございますけれども、異常気象時、端的に言えば災害、特に水害あるいは雪害といったような場合でございますけれども、やっぱりそういう状況になりますと、バスの運行自体の安全が確保できないときは、あるいはそういった確保ができないおそれがあるときは、運行の待機あるいは中止といったような措置を講じなければならないということにしております。避難の状況、避難準備情報、それから避難勧告、避難指示といったような段階があるわけでございますけれども、避難準備情報が出された段階ということになりますけれども、これについてはお年寄りとか体の不自由な方が移動に時間がかかるというようなことで、危険が差し迫っている前の段階から、早い段階から避難をしてもらうということで、そういったものが避難準備情報ということでありますけれども、この段階で実際運行を中止するかといったような状況の判断がちょっと難しゅうございますけれども、まだ危険がそう差し迫っていないという状況であるならば、運行は継続するということになりますので、その段階での市営バスの利用というものは少し難しいのかなというふうには考えております。
ただ、勧告、指示といったような場合ですけれども、ここまで来ると当然運行の中止ということになります。その時点で果たしてバスが活用できるかということ、これも当然バスの運行に対して危険が差し迫っているわけなので、非常に対応は難しいかなということで、現時点ではそういった状況の中で市営バスの活用というものは考えていないということであります。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 今ほどの説明の中で、もし可能であれば運行すると。状況によっては運行できない場合はしないというふうな解釈でよろしいですか。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) ひとつ例を申し上げますと、敬老会なんかの場合ですと、あらかじめこの場所にこの時間でというような形で、事前にやりとりをやって調整しているのですけれども、災害等の場合において果たしてそれが迅速にできるかというのは、ちょっとまだ不安がございますので、そういったところをちょっと煮詰める必要はあるのかなという考えでございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 可能であれば運行するということで、解釈でよろしいですね。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今ほどのご質問の中で、我々としては河川であれば避難判断水位に達しますと避難準備情報、そういったものをやるかやらないか決めます。危険水位に達すれば当然のごとく避難情報を出させていただく。もう一つ、土石流災害、土砂災害警報、土砂災害危険情報が出たときにも当然のごとく我々としては避難準備情報、そして避難勧告、そして避難指示というような形で段階を追って出させていただく予定にしています。その避難準備情報を出す段階で移動手段を持たない方、そしてまた高齢者の方に対しては、当然のごとく我々行政として公共機関のバスを活用して現地に赴きながら、バスをどこどこに置きますので、そちらのほうまで来てくれというような広報をさせていただいて避難に当たりたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) ありがとうございます。
移動手段、避難方法なのですが、先ほども触れましたが、何とか歩ける方はまだしも、寝たきりの方の避難方法、そういう専用の車両等必要な場合も多くあるかと思うのです。そういう体制はどのようになっているかお聞きいたします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 寝たきりの方々につきまして、在宅で寝ている方々、それは特別養護老人ホーム等高齢者施設、そちらのほうにそういった方々を搬送できるような機器がございます。それをお借りするなりの方法で、何らかの形で必ず避難をさせたいと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) ありがとうございます。
次に、避難場所ではスペースとして1人1平方メートル、また避難施設としまして2人で3.3平方メートル、1人1.65の畳1畳分確保するというふうになっておりますが、市の各避難所での受け入れ人数を見ますと、ただ単に施設の面積割る1.65イコール何人となっており、一例を挙げますと、旧大和小学校体育館の収容可能人数は484人、この対象地区人口1,200人、人口の40%となっており、要検討の一つかと思いますが、この点についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えいたします。
今ほど議員がおっしゃったように、避難所の受け入れ人数等につきましては、議員がおっしゃるとおりの計算方法で算出してございます。まずその点につきましては、避難生活をする部分と災害の危険から身をまず守るという部分と2つございますので、とりあえずは人数の把握をしながら避難所の指定をしているところでございます。
次に、人口に対する避難所の割合でございますけれども、おっしゃるように災害の規模にもよりますが、その地区の全人口の方が避難を受け入れる施設等につきましては、その部分には確保されていないのが現状です。ただし、そういうことになれば市内のほかの避難所もしくは区域を外れたところにも避難所を開設して、そこに受け入れしていくという形で考えているところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 災害は緊急というか、そういうので大変な面倒な指示、段取り、対応になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
避難所においての仮設トイレの確保ですが、災害は本市だけではなく広範囲にわたることも予想され、災害が起きてからでは遅く、ある程度用意しておくのも方法かなと思うのですが、この点についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
おっしゃるとおりでございまして、避難所のトイレの問題も大きな問題だと思っております。現在仮設トイレにつきましては、新潟市の業者と提携を結んでおりまして、災害協定を結んで、その際提供していただくという形で提携を結んでおります。それこそ災害が発生する規模にもよるわけですけれども、議員がおっしゃっているような広範囲にあった場合、それが確保できるのかということもこれからの検討の材料にして、検討を進めてまいりたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) なぜトイレについて質問したかといいますと、以前10年ほど前、中越災害のときに私小千谷に友達おりまして、そのときに小千谷の友達が仮設トイレないかというふうな電話をいただきまして、なるほどやっぱりこうなると足りないのだなと、そういう確保大変なのだというふうな思いで質問をさせていただきました。
また、避難されている方の情報収集の一つとして、テレビ、ラジオ等についてはどのように確保、準備されるのかお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
私どものほうの地域防災計画におきましても、避難所における情報の伝達について記載してございます。その際につきましては、避難所の運営に当たる職員の者が的確な情報に努めるのだというふうに書いてあるわけですけれども、今のような状況でございますと、やはりテレビ、ラジオのリアルタイムの情報が市民の皆さんからも必要になるなと思っております。しかしながら、全部の避難所につきましてテレビの受信設備は残念ながらまだ確保できていない状況でございますので、そのところも整備しますし、また主要な避難所につきましては公衆ワイファイの設備も検討しているところでございます。全ての施設に一括すぐというわけにはいきませんけれども、順次進めてまいりたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) やはりそういう情報等が耳に入らないと、避難されている方はかなり不安というか、そういう面での心配もされますので、よろしくお願いいたします。
安全、保健、衛生、保安及びプライバシーの保持、また更衣室、授乳室、男女別の干し場などの確保など、女性や子育て家庭のニーズに配慮した避難運営に努めるとなっておりますが、具体的にどのように対応されてきたのか。また、今後どういうふうに対応されるのかお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
議員おっしゃるように、地域防災計画では女性の方とかそういう方に対しての配慮はして、避難所の運営を進めるのだというふうに記載されていることでございますし、私どももそういうふうに思っております。具体的なものとすれば、避難所の場所にもよるのですけれども、パーティションとかそういうものでくくりを出す、または避難所の運営委員会の中で一つのルールをつくって運営するというか生活していただくと言えばいいでしょうか、ものをやっていくというふうには考えております。具体的にと言われますと、ちょっとそこまでの計画は、各避難所ごとには持っておりませんけれども、学校等でおければ短時間であれば空き教室みたいなものも使えるのではないかなというふうに思っているところです。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 今かなりの家庭で犬とか猫とかペットを飼っておりまして、家族同然というふうな思いで生活されている方が多くございます。その中でいざ避難となりますと、ペットに対しての対策、対応、その辺についてお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) そのとおりだと思いますが、それこそ東日本大震災で当市のほうに避難なさった方につきましても、やはりペットを連れて避難してきたと。実際そういう形もありました。残念ながらうちゲージ等の在庫は今持っていないところなのですけれども、その際につきましても県等でゲージの貸し出しだとか、そういうものの手配をしたというふうに聞いております。それにつきましても、災害の起きる大きさによって本当に違うのですけれども、どこにどんなものがあるのか、整理をしながら、もし必要であれば本市においても在庫するというか備蓄するというのでしょうか、必要なのかもしれません。検討していきたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) かなり面倒な部分かと思いますが、よろしくお願いいたします。
河川の増水時には樋門は閉められ、堤内地の水位が上昇し、水田の冠水また強制排水施設のない箇所では大変な思いでただ見ているだけというのもあります。このような問題のある箇所は、阿賀野市では一応樋門というのは15カ所ほどありますが、対応はどのように今されているのかお伺いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 小林農林課長。
〇農林課長(小林 広君) 農地の浸水ということでしょうか。樋門が閉まったことによって……。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇農林課長(小林 広君) 農地でありますと、樋門が閉まったことによって長時間湛水する場合には、排水ポンプ等をかけられれば一番よろしいのですけれども、なかなかその施設がないところについてはそれができないということもあります。施設があるところについては当然ポンプで排水するというようなことを、速やかに行えるように常日ごろからポンプの点検等、そういったものを行っているというような状況でございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 農林課長から答弁していただいたので、それらのほうに関連しまして、阿賀野市で農地の関係、例えば用排水とか農業用施設、それらの日々の点検また洪水時には今どのように対応されているのかお聞きいたします。
〇議長(高橋幸信君) 小林農林課長。
〇農林課長(小林 広君) 洪水時の対応ということなのですけれども、農業用排水、そういったものについて土地改良区管理というものもあります。そういったものについては、土地改良区のほうでパトロール等をしていただくようにお願いしておりますし、市管理の農道等につきましては市の職員でパトロールをしまして、異常がないかどうか確認をしております。異常があれば応急対応というふうなことも考えられるでしょうから、そういった対応をするというふうなことで対応しているというところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) よろしくお願いします。
私このたびいろいろ調べさせてもらいまして初めてわかったのですが、阿賀野川において国の1級河川というふうになっておりまして、小松の頭首工から福島県境は県管理、また頭首工から海までは国の管理というふうになっておりまして、なぜあそこ全部全線国の管理ではないのか、その点ちょっと疑問に思いましたので、お聞きいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
ちょっと私どものほうも的確に申し上げられる自信がないのですけれども、1級河川の要するに河川管理者、管理する者ということになるかと思うのですけれども、河川法を見ますと、国土保全上または国民経済上、重要な水系部分につきましては国が直轄してやりますと。それ以外という言い方が正しいのかわかりませんけれども、今回で言う小松の頭首工の上につきましては、新潟県が河川管理ということで管理者となっております。当然のことながら、管理者のほうから水防警報だとか水位の上昇だとか、そういう情報は頭首工の上流部につきましては県新発田地域振興局を通じて私どもの防災対応にも来ますし、下流部につきましては河川事務所のほうから私どものほうに連絡が来るというような形になっております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) なぜこのようなことをお聞きするかといいますと、阿賀野川というのはかなり怖い川でありまして、30年、40年、50年、それ以前から言い方は適切ではないかもしれませんがよく川流れ、うちらの集落のほうに昔からそういう遺体が多く流れ着きまして、また当時は車とかそういう情報とか整備されていませんで、上流の方流されてきて、その家族の方も捜すすべがなかったのでそうなったのではないかと。私どものほうで10年ほど前、それらを埋葬した土地ございまして、掘った方おられまして、そうしたら20、30の骨つぼが出てきたと。その方はそこの地主なのですが、その方が自分個人でまとめて埋葬し、自分で慰霊碑を建てて供養しておるのが現状でございまして、やはり阿賀野川というのは上流から下流まで怖い川であるというふうな認識の中で、ちょっと今回疑問に思いましたので、質問させていただきました。
また、避難のことなのですが、例えば今幼稚園とか保育園ございますが、保育園では避難訓練とかそういうのはどのように対応されているのか、ちょっとお聞きいたします。
〇議長(高橋幸信君) 星社会福祉課長。
〇社会福祉課長(星 玲子君) 保育園のほうでは園で独自で、年何回というのは今はっきりとはわかりませんけれども、いろんな形でやっているかと思います。そのほかに例えば市のほうから熊が出ましたとか、雨が多いですというふうな、あと熱中症の情報ですとか、そういったものは園独自ということではなくて、別に市のほうから情報提供をさせていただいています。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) 保育園、小学校、中学校、子どもたちに対しては通園、通学の前であれば保護者のもとでおられるわけですが、一旦通学してしまうと、いざ災害のときは保護者から迎えに来てもらう、また来ない家庭については来るまで保護するというふうに明記されておりますが、今ほどは保育園なのですが、幼稚園、小学校、中学校ではどのように対応されているかお願いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 五十嵐学校教育課長。
〇学校教育課長(五十嵐勝哉君) 幼稚園、小学校、中学校での子どもが園、学校にいた際に災害が発生した場合なのですが、保護者への引き渡し訓練というものをやっております。災害が発生し、子どもが一人で帰らない。必ず保護者が迎えに来るまで学校、園において子どもを預かっておくということを基本にして訓練をやっております。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) やはりそういう子どもたちの避難訓練、またそういう保護というのは重要な大事な部分でございますので、よろしくお願いいたします。
今回阿賀野市地域防災計画また水防計画を調べたところ、どちらも平成25年4月になっておりますが、水防計画には各課職員の皆さんがいろんな役割の中で明記されておりますが、地域防災計画にもありましたが、明記の仕方がちょっと違うというふうな、それどうでもいいですが。また、危機管理課を初めとする新しくできた課の明記、また消防本部においては安田、京ヶ瀬分遣所の廃止、かがやき分署の新設、小学校の統廃合など、多くの訂正すべき箇所があります。必要に応じて訂正すべきかと思うのですが、午前中の清野議員の質問の中で、総合計画は5年に1遍の見直しというふうに説明ございましたが、これらについてはどのようなお考えなのかお聞きいたします。
〇議長(高橋幸信君) 長川危機管理課長。
〇危機管理課長(長川繁晴君) お答えします。
本当に今ご指摘いただきましたように、地域防災計画、水防計画につきましては、見直し作業の改定がちょっとおくれております。改定にちょっとした手続も必要なこともありまして、おくれているということでございます。ちょっと皆様方にはわかりづらいような形になっておりまして、おわび申し上げます。今後なるべく早い時期に改定できるようにしてまいりたいと思っております。
ただ、定期的に見直すというよりも、随時私どもいろんな検証の中で見直しがやっぱり必要なのだと思います。本日のご質問のところにもありましたけれども、私ども随時検証が必要だと思いますので、随時本来ならば地域防災計画、水防計画の見直しについて進めていきたいというふうに事務担当課としては考えております。
なお、実際の実務マニュアルみたいなものはそういう手続が必要ないものですから、現実的には実務マニュアルを今現状に合うような形で随時つくり直して、職員の皆さん、また私ども課の職員も含めてマニュアルを見直して、実務には支障の出ないように対応しているところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 5番、市川英敏さん。
〇5番(市川英敏君) ありがとうございました。
また今後ともよろしくお願い申し上げまして、私の本定例会の一般質問を終わります。
ありがとうございました。
〇議長(高橋幸信君) 質問を改めます。
17番、遠藤智子さん。
〔17番 遠藤智子君登壇〕
〇17番(遠藤智子君) 17番、遠藤でございます。今回は2点質問させていただきます。
1点目は、城ノ内公園の改修整備についてであります。昨年の9月議会における私の質問でございましたが、城ノ内公園内の改修整備についての質問に対し、市長の答弁は公園の果たす役割は重要なものがあり、改修整備を必要と考えているが、児童遊園や交通公園は新潟県指定史跡安田城跡の指定地内に設置されているため、県や関係機関と調整を図りながら検討を進めたいとのことでありました。その後すぐに市長は現地確認をしてくださって、公園の整備におおよそ2年ぐらいの時間を見てほしいとのことでございました。この9月で1年を迎えます。また、県の指定史跡地内での整備であり、大変であろうかと推察いたしておりますが、現時点までの計画策定状況について伺います。
2点目は、妊産婦医療費助成について伺います。妊産婦が妊娠の継続または安全な出産のために必要な治療を受けたときにかかる医療費を負担し、安心して子どもを産み育てる環境づくりを推進するための助成制度について、本年3月議会で質問をいたしました。その質問に対する答弁では、他市の制度を調査したところ、助成内容に差があるため、今後これらを参考に前向きに検討されたいとのことでございました。その後の検討についてお伺いしたいと思います。
以上、2点、1回目の質問を終わります。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 遠藤議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、城ノ内公園の改修整備についてであります。城ノ内公園は安田地区の皆様の憩いの場として、また安田城跡の保護利用を図るため、適切な維持管理に努めているところでありますが、改修整備計画については、隣接する安田体育館や安田公民館を含めた一体的な整備を進めることが有効であり、現在具体の計画について財源計画の策定や、文化財について県あるいは関係機関との調整を図りながら、整備を進めてまいりたいと考えております。
なお、今年度は城ノ内公園の環境整備といたしまして、風通しや日当たりをよくするために込み合っている樹木の伐採、児童遊園の垣根の剪定及び堀跡の水の流れを妨げているヨシの刈り払いなどをすることとしております。
次に、妊産婦医療費助成についてお答えをいたします。先の3月議会におきまして、妊産婦医療費助成制度の創設をご提案いただきましたので、県内他市の実施の有無、助成内容、決算状況等を再調査させていただきました。現在15市で助成事業を実施しておりますが、内容は大別すると3種類であります。市民税もしくは所得税非課税世帯等を対象とするものが5市、全員を対象とし、健康保険適用後の自己負担額を助成するものが7市、全員を対象として健康保険適用後の自己負担額の2分の1を助成するものが3市となっておりました。
市といたしましては、独自の母子支援策として産後母子健診費の全額助成、妊婦健診費の15回目以降の助成、特定不妊治療費の上限額の増額等、主に健康保険の適用がなく、全額自己負担となっているものについての負担軽減に取り組んでまいりました。当市の妊産婦医療費助成については、安心して子どもを産み育てる環境づくりの推進には必要であると思っており、医療保険の適用があっても、経済的に負担が大きいと思われる市民税非課税世帯を対象に助成を考えているところであります。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) それでは、再質問をさせていただきます。
1点目の城ノ内公園の改修整備についてでありますが、今年度事業といたしましては、公園内の樹木の伐採と児童遊園等の垣根の剪定や、また堀、前はハスの花が植えてあったのですけれども、今ヨシでいっぱいになっておりますが、そのヨシの刈り払い等を実施されるとのことでございますが、今公園内の樹木には数字の入りました赤とグリーンのテープが張られてあるのですけれども、これは伐採とか何かのやっぱり目印なのでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 北上公園管理事務所長。
〇公園管理事務所長(北上良昭君) ご指摘のとおり、数字が入ったテープ張られておりますが、公園管理台帳といいますか、そういうもので樹木1本1本を管理しております。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) テープは樹木の管理のためということで。私また結構いっぱいテープが張ってありますけれども、樹木を全部ではないのですけれども、伐採をしながら手入れをしていくのかななんていうふうに思いましたので、ちょっとお聞きしましたが、それでは樹木の伐採等については今年度ということでございますが、これから伐採に入るということでございましょうか。
〇議長(高橋幸信君) 小菅民生部長。
〇民生部長(小菅章義君) 公園管理事務所長からお話ありました樹木については、管理台帳ということで番号もついておりますが、今ほど議員おっしゃった赤テープとか黄色のテープが張られていたというのは、多分最近見られたことだと思いますので。このものにつきましては、今年度伐採する予定の候補木ということで目印をつけまして、市長に見てもらったり、私どもが確認をして、あとそこを通る市民の方から意見を聞いたりして調整をしているところでございます。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) わかりました。よろしくお願いをいたします。
それと昨年の9月議会の後、先ほどもちょっと触れましたが、市長は公園の整備は2年くらいの時間が必要ということでございましたが、今回の答弁では隣接する安田体育館や安田公民館を含めた一体的な整備を進めたいので、具体的な整備計画につきましてはこれから策定に入ると理解はいたしましたが、そうしますと多少昨年の予定よりは少しおくれるようになるのではないかなと推定しておりますが、市のほうといたしましては、公園の整備の完了時期の予定といいましょうか、そういうのは大体いつごろと予定していますでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 公園整備の最終年度いつかというご質問でございますが、公園というのは生物インフラが中心となっております。生物インフラというのは、ご承知のとおり百年の計であります。いろいろと切ったりまた植えたり、そのような形で公園を整備しますので、最終年度というのは基本的にはございません。状況を見ながら適宜市民の皆さんから喜んでいただけるような形に持っていく、そのような形で考えております。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) なるべく早く整備をしていただけることを心から望んでおりますが、整備の内容についてでございますが、今城ノ内公園は県の史跡の指定になっているわけでございますが、それにはまず県や関係機関等の調整が一番大切となっておりますけれども、城ノ内の公園は市民の皆さんは城ノ内公園としては結構皆さん名前はわかるのです。あそこへ行けば公園がある、あそこ城ノ内公園だよというふうな、そういうあれはわかるのですけれども、ではそこが昔安田のお城があったところだといいますか、そういう城跡なのだよ、安田の城跡なのだよというと、やっぱりわからない人が多くあります。入り口にはそういう案内板ありますけれども、それはそれで私は大切な大事なことだと思っておりますし、そういう城があったのだということを多くの人に知ってもらうには、例えばもうちょっと大きな看板といいますか、そういう絵図でしょうか、そういうふうなのが入ったような看板の設置とかをして、そして歴史を勉強してもらいながら、その中で子どもたちに遊んでもらう、また大人の方には体力づくりに利用してもらうという考え方などはいかがでございましょうか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 城ノ内公園について、私ちょっと間違って言うとあれなのですが、交通公園と俗にまた言われている部分もあるのです。ですから、その辺も踏まえて城ノ内公園として定着させる、そういう方向でやるべきだというような考えの方が多ければそうさせていただきますけれども、まだまだ市民の皆さんの中には交通公園という言い方をされる方が非常に多くおられます。その辺の今後調整をさせていただきながら、案内看板の設置等も含めて検討させていただければと思います。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) 済みません。私もちょっと先ほど舌足らずでございました。やっぱり市長のおっしゃるように、あそこ交通公園もあるよねという、そういう声もたくさんございまして、昔は本当に多くの方から利用してもらって、私ももうちょっと、ずっと若いときにやっぱりあの辺を回った記憶も持っておりますが、そういう点につきましてもやっぱり市民の皆様から、これから進めていくべき公園づくりの中でも、やっぱり市民の皆さんの声も、本当に市長のおっしゃるとおり、声をお聞きしながら進めていっていただきたいと思っております。
また、私も夏休み中でございましたが、時々といいますか、きょうはどのぐらいの方が利用しているのかなと期待して行きます。そうしますと、ほとんど誰も人がいないのです。隣のグラウンドでは野球少年が大きな声を出して走り回っている姿を目にしたりしておりますが、本当に公園の中はしーんと静まり返っておりまして、こんなに誰も利用しなくなった公園になってしまったのだなというふうに改めてがっくりしたり、またこれからの整備に期待をしたりはしているわけでございますが、市長も昨年の答弁の中で話された言葉でございますが、少子化また高齢化が進んでいる中で、子どもたちを育てる環境づくりや高齢者の皆さんの健康づくりの部分でも、大きな役割が公園を通してできるのではないかと思っていると述べておりましたが、一日も早く元気な子どもたちの声が聞こえる公園となりますよう、整備を進めていっていただけますことを強く要望させていただきます。
次は2点目の妊産婦医療費助成についてでございますが、医療費の助成につきましては安心して子どもを産み育てる環境づくりの推進には必要であると考えておられるが、今回は市民税非課税世帯の方を対象とした助成を考えておられるということでございますが、本当に決断に対しまして敬意を表します。
そこでお聞きしたいのですけれども、実施される時期といいましょうか、予定につきましては、どのようにお考えになっていますでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 横山健康推進課長。
〇健康推進課長(横山 修君) 担当課としましては、早い時期に実施させていただきたいということで、今後予算要望をさせていただきたいなと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) ぜひ待っております。
それと非課税世帯のみの方を対象とした場合、推定される助成額はどのくらいとお考えでございますでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 横山健康推進課長。
〇健康推進課長(横山 修君) 他市の状況からいたしますと、予算的には30万円以内であればというふうなことかと思います。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) わかりました。
今回示していただきました助成につきましては、市民税が非課税世帯のみとのことでございますが、県内20市のうち助成のあり方としては全員を対象とし、健康保険適用後の自己負担額の助成をしているところが7市、全員を対象とし、健康保険適用後の自己負担額の2分の1助成を3市が実施しております。当市といたしましては、将来的には全員を対象とした健康保険適用後の自己負担額の全額助成についてもお考えになっておられますでしょうか、お聞きします。
〇議長(高橋幸信君) 横山健康推進課長。
〇健康推進課長(横山 修君) 担当課といたしましては、おおむね現在行っております母子保健事業、全般の予算の範囲内でやはりこの事業を考えていくべきではないかと思っております。したがいまして、今後母子事業全般につきまして市民のご要望などもお聞きしながら、毎年の予算策定時期にいろいろな事業とともにこの事業に対しましても、対象者等についてどうすべきなのかというふうなことも考えていくことになるかと思います。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) ぜひ皆さんと一緒にご検討をいただけますようお願いいたします。
それから、ちょっと参考のためにお聞きいたしますが、過去何年間分に医療を受診された方の人数を参考といたしまして、これは医療を受ける方は出産する方が全員ではないわけでございますので、あくまでも参考といたしまして、医療を受けた方全員分を対象として、そして健康保険適用後の自己負担額を全額助成した場合、おおよそ市の負担はどの程度になると推定されますでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 横山健康推進課長。
〇健康推進課長(横山 修君) 全額助成をしているところが3市のうち28年度にやっていたものが2市、29年度から3市ということで、2市の決算状況しか把握できないということなのですけれども、1つの市に対しましては、妊娠の届け出数に対する単価といいますか、1人当たりというのが2万4,306円、もう一つの市が3万2,413円ということでございますので、この単価を例えば280人程度というふうなことで市のほうで積算した場合、700万から900万円程度の予算が必要ではないかというふうに思っております。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) ありがとうございました。
またこの全額助成につきましては、いろいろとこれから先、段階的に検討していっていただきたいと思っております。
私が今日まで女性の出産に関する妊婦健診の無料化とかあるいは特定不妊治療費助成とか、また今回の妊産婦医療費助成については、女性がやっぱり出産に至るまでに心身ともにリスクがかかるということを、同じ同性といたしまして強く感じており、子どもを安心して出産できる環境づくりの支援を申し上げてきたわけでございますが、とにかく支援に対する考え方は第1にやっぱり女性が安心して出産できる環境づくりにすることが、それが子どもの出生の向上につながっていくのではないかと考えております。当市におきまして、先ほど課長も述べられておりましたが、母子支援策に対しましては、市長初め職員の皆様の高いご理解のもとで支援が図られておりますことは、心から重々認識いたしているところでございます。
最後に、市長より支援に対する取り組み姿勢についてやっぱり一言お聞かせいただいて、質問を終わりたいと思います。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 阿賀野市の場合、今少子化が急速に進んでいるということで、母子保健事業、そしてまた子育て環境、こういったものを充実強化していかなければならないと認識しております。そういった中、先ほど担当課長も述べましたけれども、今年度は最低限住民税非課税世帯を対象に実施をさせていただければなということでございます。今後についても極力全般を通しながら充実強化に努めてまいりたい、そう思っております。
〇議長(高橋幸信君) 17番、遠藤智子さん。
〇17番(遠藤智子君) 市長のお言葉を聞いて終わるということでございましたので、これで私の質問を終わらせていただきます。
〇議長(高橋幸信君) これより3時まで休憩いたします。
休 憩 (午後 2時43分)
再 開 (午後 3時00分)
〇議長(高橋幸信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。
13番、倉島良司さん。
〔13番 倉島良司君登壇〕
〇13番(倉島良司君) 13番、倉島です。私は2つの項目について通告しておりますので、その順で質問をさせていただきます。
1つ、入学準備金の支給について。小学生、中学生への入学準備金の支給日が時期的に遅く、入学に間に合わないという声を聞きます。もっと早く支給できないか。ちなみに現在の支給期日はいつなのか、支給金額は幾らか、なぜ入学前に支給できないのか等であります。いろいろ検討されていることと思いますが、前向きに検討しているということも耳にしております。現在の進捗状況をお尋ねいたします。
2つ目は農業問題についてであります。来年から国による生産調整の廃止、主食用米の面積配分をやめ、10アール当たり7,500円の米直接支払交付金戸別所得補償制度の廃止は、既にご承知のとおりであります。これは政府が米の需給と価格安定に対する責任を放棄したものであり、米の生産流通を無秩序な状態に追いやり、米価暴落に拍車をかける農政、先行きが見えない農政に農家は大きな心配を抱いております。市長はこのことに対しどのようにお考えか、また農家の不安にどう対応していくつもりか、考えをお聞かせ願いたいと思います。
また、農水省の調査資料によれば、農家の担い手不足は深刻で、2017年2月1日現在の農業構造動態調査によりますと、基幹的農業従事者は15万7,100人となり、前年よりおよそ8万人も減っております。この5年間では27万人も離農したことになります。若手就農者は15万9,000人ですが、5年前は18万2,000人でありました。政府が進めてきた農業法人などに雇用されている労働者は17年が24万人で、前年比7,200人の減、また耕地面積は前年比2万5,000ヘクタール減り447万ヘクタールで、減少と荒廃はとどまりません。阿賀野市でも先人が苦労して開拓した農地が原野に戻っているところが見受けられます。当市の現状はどうなっているのでしょうか。これは第2次安倍自公政権による競争原理の導入によるほかないと思いますが、市長はどのようにお考えでしょうか。また、こうした現状に対してどのような政策を進めるつもりかお尋ねいたします。
阿賀野市の農業のみならず、日本農業全体がそうでありますが、家族農業が主体であり、お互いが切磋琢磨し、協力、共同を強めながら農業と暮らしを守り、農村文化を守り、地域に貢献してきたものと理解しております。家族経営こそが農業と地域環境の持続可能性を保障すると、国連は3年前に国際家族農業年を呼びかけました。したがって、これからの阿賀野市の農業を考えるとき、一握りの特定農家を支援するのではなく、年齢、老若男女を問わず、農業をやりたい人、続けたい人を積極的に支援する農政であってほしいと思うのでありますが、市長のお考えをお尋ねいたします。
以上、2つの項目についてよろしくお願いいたします。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 倉島議員のご質問に順次お答えをいたします。
初めに、入学準備金の支給についてであります。市では経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者に対して必要な援助を行っておりますが、新入学児童生徒学用品費、入学準備金については小学校で4万600円、中学校で4万7,400円をほかの援助費と合わせて入学後の7月に支給しているところであります。市が準拠している国の制度では、援助の対象者を義務教育の年齢にある児童生徒の保護者としているため、これまで小学校入学前の児童の保護者へは支給をしておりませんでした。この制度が平成29年4月に改正され、義務教育就学予定者の保護者も援助対象に加えられたことから、当市では子育て支援をさらに拡充するため、平成30年度の入学予定者から、小学校及び中学校の入学準備金を入学前の3月をめどに事前支給を実施してまいりたいと考えております。
次に、農業問題についてお答えをいたします。まず、国による生産調整が廃止されることについてであります。国ではこれからは生産者やJA、集荷業者が需要に応じてどのような米を幾ら生産、販売するかをみずから決められるようにすることで、農業者の経営の自由度を向上させることとしており、その判断のため全国ベースの米の需給見通し、産地別の需給実績や販売進捗、在庫状況などをきめ細かに公表することとしております。
しかしながら、10アール当たり7,500円の米直接支払交付金がなくなることから、その減収を補うため、農家が主食用米の生産をふやすことや、生産調整の廃止という言葉で好きなだけ米をつくれるという誤解される農家もあると考えられることから、議員がご質問のとおり需給バランスが崩れ、米価の暴落につながることを懸念しております。
このため市では需要に応じた生産が行われるため、また制度変更による農家の不安を和らげるためにも、国にかわって県が目標を示すよう求めてきたところ、新潟県でも多くの道府県と同様に、市町村ごとの生産量の目標となる参考値を定め、去る6月に発表したところであります。しかしながら、県が示した参考値は、平成28年産米の市町村ごとの検査実績をもとに算定したもので、阿賀野市の場合、これまでの配分数量を大きく上回ったものとなっております。市ではこれまでのように、農家ごとの生産目安を示すことが重要であると考えており、農業再生協議会において県が発表した参考値と、これまでの配分方法を見比べながら、各農家に示す数量を現在検討していくこととしております。
なお、国では水田活用の交付金について存続させることとしておりますので、水田フル活用ビジョンに基づき農家の皆様から主食用米に加え、非主食用米や大豆、地域振興作物などの栽培に今まで以上に取り組んでいただくことで、所得確保が図られるよう働きかけてまいります。
次に、農業の担い手不足と農地の原野化についてであります。農業就業者の減少が加速し、高齢化や担い手不足、さらには中山間地域を中心に小区画農地が多く、作業効率が低いために受け手がないという例もあるなど、荒廃農地は増加傾向にあります。農業委員会が毎年公表しております活動と点検、評価では、平成26年度の遊休農地面積1.02ヘクタール、平成27年度1.21ヘクタール、平成28年度1.3ヘクタールとふえてきております。また、遊休化した農地は作物の病害虫被害の発生原因等となり、周辺農地への悪影響が懸念されるところであります。
このような中、平成27年に農業委員会法が改正され、農地の利用促進を積極的に進めるため、新たに農地利用最適化推進委員の設置が法制化されたことから、当市では昨年の7月に新しい農業委員会体制がスタートしたところであります。今後も市並びに農業関係機関、農業委員、農地利用最適化推進委員が連携して農地パトロール等を実施し、遊休農地の実態を把握するとともに、その解消に向けて担い手への農地集積集約化に努めてまいります。また、農業の新たな担い手を確保、育成するためには農家所得の向上が必須であり、そのためにも園芸振興に努めていくとともに、受け手があらわれやすい農地にするため、引き続き圃場整備を推進してまいります。
最後に、家族農業についてであります。倉島議員のご質問にあるとおり、日本の農業は古くから家族農業経営が世襲的に継承され、そのことによって地域社会、農業の持続が図られてきたものと考えておりますことから、意欲ある皆様からはできる限り農業経営を続けていただくことを願っております。しかし、今は農業につく若者が減少し、主たる農業従事者も高齢化して離農する人がふえております。また、農地を引き継ぐ受け手農家も高齢化をしているとともに、個人で受け入れできる面積にも限度があります。今後5年、10年の間に確実に受け手農家の受け入れが限度を超え、受け手のない農地がふえることが懸念されております。そのため今のうちから農業、農地の受け皿づくりとして組織化、法人化をしっかりと進めていくことが重要であると考えております。
いずれにいたしましても、阿賀野市は農業を基幹産業としており、農業の発展なくして阿賀野市の発展はないと思っております。そのため市の財産である農地を生かし、もうかる農業を推進することが重要と考えており、個人、法人を問わず、また米だけではなく、園芸や畜産、林産物の生産者も含め、意欲ある皆様の支援に努めてまいりたいと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) ありがとうございました。幾つかにわたって再質問をさせていただきます。
まず、最初に入学準備金の支給についてでありますが、ご答弁のとおり確認いたしますけれども、30年度の入学予定者から小中学校の入学準備金を入学前の3月を目途に事前支給を実施してまいりたいということは、3月以前に支給するという意味で理解してよろしいでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 五十嵐学校教育課長。
〇学校教育課長(五十嵐勝哉君) 事前支給の時期ですが、遅くとも3月の中ごろぐらいまでには保護者の皆様のほうへ支給する手続をしてまいりたいと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) ありがとうございました。入学者の希望どおり、今のご答弁では3月中旬ごろまでには支給したいということでございますので、できるだけ早目の支給で関係者に喜んでもらえるような制度にして頑張っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
また、できるならば金額の上乗せも検討していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それは法律やあるいは財政的理由もありましょうから、思うようにいかないと思いますが、ご努力をお願いしたいと思います。ありがとうございました。
次に、農業問題であります。この農業問題につきましては再三この場所でも市長の農業観については何度か聞いたわけでございますけれども、改めてお尋ねさせていただきますが、これは一自治体で解決できるほど生易しい問題ではないのも幾つかございますので、その点は承知の上でお尋ねいたします。
最初に、生産調整の問題で、ご答弁では農業再生協議会で各農家に示す数量を検討していくとご答弁がございましたが、国民の胃袋に責任を持つのは国であって、その責任を放棄して農民や農協あるいは集荷業者等に責任を押しつけるのは国としてあってはならないことで、決して許せるものではありません。そのことで米価の暴落や高騰が起こり、結局もうかるのはアメリカや日本の大商社ばかりで、生産者や消費者は泣きを見るということになり、国は責任を持たないということになりかねません。こういう状況が十分予測されるわけでありますけれども、市長はその点についてはどうお考えになられるか、お尋ね申し上げます。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇13番(倉島良司君) もう一度、最後だけ言います。
要するに、国が一切責任を持たない、米の流通や米価について責任を持たない方向に今動いているわけで、農家の所得あるいは米価の保証も国は責任を持たないと、全部それは農協や生産者にお任せしますよという方向に今当然なるわけでありますので、そうなった場合、結局今のままでいけば、今の国の政策のままにいけば、アメリカの商社やあるいは日本の財界の大手商社がもうかって、最後泣きを見るのは消費者であり、生産者であるということが十分今予測されるわけであります。それは先ほどの市長の答弁の中にも載っておったわけでありますけれども、そういうことについて改めて市長のお考えをお聞かせ願いたいということでございます。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) この生産調整の廃止に伴う影響、それが消費者あるいは生産者にとって不利なのではないかというようなお話でございますけれども、過去を振り返ってみますと、生産調整というのは昭和45年にスタートを切ったと。また、途中食管法も廃止されるなど、大きな変遷の中で、生産者のためにという形でこれまで取り組みがなされてきたものと思っております。今後については先ほど申し上げましたとおり、生産者が自由に経営判断できる、そして米づくりができる、そして水田をフル活用できる、そのような形にハンドルを切ったものと思っております。
需給バランスをいかに確保するか。きのうもJA県中、いろいろな新聞記事が出ておりました。これからは外食産業用のそういった米づくり、そういったものにシフトをしていく。当然需要が非常に伸びてきている。その反面家庭で食べられる主食用米、徐々に、徐々に減ってきている。そういったものをやはり農家の方々もしっかりと吟味する中で生産に努めていけば、必ず今よりも農家の方々の所得、そういったものは上がっていくものと思っております。そういった面では決してマイナスだけではないだろうと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 私は米の流通についてはそう詳しくないのですけれども、先般認定農家の皆さんと一緒にサトウの切り餅、あの会社と菊水酒造に視察に行ってきたのですけれども、酒造会社は別として、サトウの切り餅は切り餅は売れるのは限界だけれども、白米パックというのですか、ただチンすればすぐ食べられる、あれは本当につくればつくるほど売れるのですよというような、半分宣伝もあるのでしょうけれども、言っておられましたけれども、私はそういう話を聞いてなるほどなと思いましたけれども、それとこれとちょっと違うのです。今私が言った国が一切責任放棄するという。
とにかくこういう状況が続けば大商社はもうかって、一般の米屋すら排除していくという現象が、今あちこち大都市では出てきているということも事実でありますので、そういう意味ではもっともっと国、行政からの支援が今は必要なのではないかというのが私の考えであります。
次に、先般3月の議会にもお尋ねした経過があるわけでありますけれども、やはり基本的には家族経営農業の問題について再度お尋ねしておきたいと思います。国連のまとめによりますと、アメリカを含む世界81カ国の農家のうち、耕作面積が2ヘクタール、2町歩未満の割合は85%に上っているそうであります。10町歩から100町歩、10から100ヘクタール未満の割合は2.6%、100ヘクタール以上は0.4%だそうであります。あのアメリカでも副業、兼業を含め、小・大規模の家族経営が96%を占め、企業経営は4%しかないとのことであります。先ほど私なまって早口だったので聞き取れなかったそうでありますので、ゆっくりしゃべりますので、よろしくお願いします。
このように世界の人口を養う農家の大部分は、小規模家族経営となっているのが今の地球の現実だそうであります。そういう中で市長は、地域農業を支えているのは家族農業だと。できる限り営農を継続していただきたい。しかし、高齢化、後継者不足でリタイア農家の増大は明白であって、そのための農地の受け皿づくりとして、農地の集積、集約、法人化、組織化、圃場整備、喫緊の課題だということがきょうの答弁にも出ておりましたが、今回の答弁ではそれに加えて、阿賀野市は農業を基幹産業としている、ここまでは一緒なのですけれども、農業の発展なくして阿賀野市の発展はないと、こういうふうに市長明言されました。個人、法人を問わず、また米だけでなく皆様の支援に努めてまいりたいとおっしゃいました。大変心強く励みになるご答弁であったわけであります。
しかし、現実の農業の実態に目を向けたとき、市長の答弁に喜んでばかりはいられないなという気もするわけであります。1993年の生産者米価の価格がピークだったそうでありまして、それ以後26年間で生産費を米の価格が、生産者米価が上回ったのはわずか26年間のうち8年で、あとの18年は生産費を下回る米価だったという統計が出ております。こんな状態で経営的には成り立たないような中で、日本農業がここまで継続できたのはどういうことなのかと。これは私の勝手な解釈でありますけれども、それを支えてきたのは家族経営農家だったからであり、兼業農家だったからではないかという気もしないわけではありません。こういう考えについて、そういう見方について市長はどうお考えでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 戦後の食料不足の時代から、日本の農業が家族経営的な規模の農家の方々が生産するお米が国民のおなかを満たしてきた。それは間違いなく事実であろうかと思っております。ただ、その後徐々に、徐々にお米の消費量が減ってきている。以前2俵食べていたところが、今は1人1俵だよと、年間消費量は。さらには減少に恐らく転じているのではないのかなと思っておりますけれども、こういった中でいかにして農業を持続的に発展させていくか、これが一番重要だと。農業の発展なくして阿賀野市の発展なしというのは、これ5年前から私言い続けている言葉なのです。広い農地見れば誰もが一目瞭然、阿賀野市を支えているのはこの大地だと思っております。したがいまして、今後についても家族経営の農業が持続的につないでいかれるように、私としても支援はさせていただきたいと思いますけれども、現実問題として今第2種兼業農家の方のほうが徐々に、徐々にふえる、そしてまたさらにはプラスアルファリタイアされて、完全に農業をやめるという方々の声が聞こえてくる。こういった中でやはり担い手を育成する。そのためにはもうかる農業、大規模化をしていかない限りは、現状ではそれを打ち破ることはできないだろうと考えているのが、私の基本的な考えであります。
ただ、家族経営を見捨てる、そういうような考えは一切ございません。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 家族経営農家を見捨てる気持ちは毛頭ないという発言でございますが、今ほど申し上げましたように、経営的には赤字に近いあるいは赤字の状況の中でも、近年それでも頑張って農業を続けてきているという農家もかなりおるわけでありますが、しかし後継者はとても育てるわけにはいかないというのが実態であろうというふうに思うわけであります。
そういう中で特に農機具の経費が農家にとって大きな負担になっているというのも事実なわけでありますが、新潟県内の全部を調べたわけではありませんけれども、ほんの近間の加茂市では、加茂市農業を守るためとして、農機具購入費の補助率20%をことしも継続してやっているという情報も入っていました。今までも言っていましたように、新潟市は3分の1補助と、これについては市長は政令指定都市と阿賀野市比べるのはやぼだという答弁もあったわけでありますけれども、しかしどういう理由であろうがかなりの補助をやっているということも事実なわけであります。といってすぐ阿賀野市も同じにやれということまでは言いませんけれども、近隣の市町村で2割、3割の補助をやっている自治体があるということについて市長のお考えは、ただいまの心境はいかがでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今加茂市が20%農機具の補助でやっているというのは初めてお聞きしましたけれども、新潟市の案件は前から農家の方々の支援策として、頑張る農家応援事業されているのはよく承知しております。私としても先ほども申し上げましたとおり、家族経営の農家の方々もしっかりと支えていきたい、そういう思いはありますけれども、一過性ではなく、持続的に農業を発展させていくには果たして農機具の補助、そういったものが本当に役に立つのか、その辺を十分にやはり議論をし、議論を重ねる中で結論を導きたい、そのような思いを持っております。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 今市長がおっしゃられることも私十分一理あると思いますが、今存在している農家を応援し、そのうちにそのうちにと見て農家がなくなってしまっては元も子もないわけでありますから、今存在している農家を応援し、再生産可能な農業に希望を見出させる施策が必要であろうと、そのために農機具助成というものを現実的な課題として真剣に検討してみたらどうかというのが私の提案でもございますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
その次に市長の見解を賜りたいのは、食料自給率の下落が近年新聞等で、8月から8月の末にかけて何度も載りました。今までのカロリーベースの39%が今回は38%になったと。もっと詳細に言えば37.58だったそうで、実は約2%近く下がったのだという新聞記事が載っておりました。新聞、マスコミの報道はまさに農政の転換が急務になってきているという見出しを掲げた新聞もありましたし、日本農業新聞は自由化偏重のツケが表面化した課題だという表現をしておりましたし、また食料自給率の問題ではなくて穀物の自給率で言えば28%だという報道であります。1億人以上の国で3割を切るのは日本だけだという報道もありました。ちなみに先進国の食料自給率は、アメリカは130%、ドイツは95%、イギリスは63%でフランスも恐らく100%を超えているのではないかなというふうに今思っております。まさに再生産できる価格保証を含めた農政の大転換が必要だと新聞等は主張しておりました。ということで、価格保証や所得補償の充実など、安心して農業に励める条件を整備し、規模で選別するのではなく、大小多様な家族経営者が共存できる担い手育成政策が実現できるように強く希望するものであります。
この前の新聞の投書によれは、農家はみんな国家公務員になればいいのだと、そうすれば全部後継ぎいないなんていう心配なくなるという投書も載っておりましたし、御飯1杯だと農家は何とか維持できるけれども、後継者は育たない。御飯1杯が35円だと後継者も育てることができるのだから、5円ぐらい米高くなってもいいのではないかという投書もありました。そういうことからいたしますと、先ほど市長は5年前から言っているということだそうでございますけれども、農業の発展なくして阿賀野市の発展はないということを明言された市長の言葉を足を引くわけではありませんけれども、そういう状況の中でありますから、価格保障や所得補償の充実など実現できるという意味を含めて、決意の一端を市長に述べてもらえればありがたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 価格保障、所得補償云々という前に、今議員が言われたとおり食料の自給率、カロリーベースで非常に下がってきて、1%下がったというような報道がありました。その一方で生産額ベース68%ぐらいだったでしょうか、あるのですが、それを中心として本来ならばもっとあるのではないのかというような、カロリーベースの自給率が。恐らく新聞報道等も見られておわかりだと思うのですが、その中にはレタスだとかカロリーの低い、低カロリーな農産物が多く生産されている、日本は。そのために生産額とカロリーベースでは大きな差が発生してきているというような話が出ておりました。まさにそういうような状況なのだろうとは思います。
ただ、一方で世界の人口今70億ぐらいだったですか、それが近未来には90億になると、食料は必ず不足が発生する。ですから、食料自給率を高めておく、それが絶対条件だと私も思っております。したがいまして、地域の農業を精いっぱい国として支援をし、そしてまた生産者が安心しながら生産できる体制をつくる、これは喫緊の課題だと思っております。
国は全く何もしていないというわけではないとは思っております。そのために生産調整交付金、こういったものが廃止になった。ただ、その予算は基盤整備のほうに全て回している。減額してどこかの他の予算に振り向けているのではなく、農業分野の中で動かして、まず体制の強化、基盤を整備することで生産額あるいは農家の方々の安心感、そして所得の向上、価格の安定、そういったものを図ろうと考えているものと思っておりまして、私どももその政策に乗って今回、今年から圃場整備の工事に入っていると。今後も引き続き阿賀野市の農家の方の支援につながる圃場整備を通して、精いっぱい取り組みをさせていただければなと思っておりますし、必ずや倉島議員の思いと一致はしないかもしれませんけれども、少なからず農家をしっかりと支える、そういう気持ちは一致しているものと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 土地改良関係者からは相当土地改良のほうに予算回せと、阿賀野市は足りないという意見としては市長と同様に聞いておりますけれども、そればかりはいはいとも言っていられないのも、それぞれのお互いの立場が違いますけれども、いろいろあります。しかし、こうして論議している間でも、現に食糧についても畜産についてもどんどん阿賀野市農業は衰退しているというのも事実だというふうに私は思っています。現に例えば畜産で言えば、平成16年には36戸だった畜産農家がついせんだっては17戸に、約半分に減っていると。頭数からいうと乳用牛では1,371頭が16年から28年までのこの12年間で840頭に減っていると、これは当市役所の農林課の調査ですので、市長メモしなくても十分……。これ間違いない話ですから。米なんかも今のところ8月15日は103になっていますけれども、あれから日照不足ですからどうなるかわかりませんけれども、後継者がいないということで人に委託するのか、どんどん、どんどんことしも何戸かふえています。ということからすれば、戸数が減るということはやっぱり衰退の一つの形態ですから、非常に大変な状況になっているなというふうに私は思うわけであります。
ということで、農地の番人でもあります農業委員会の会長さんが議場にお見えでございますので、突然でございますけれども、今ほどの論議に役立つご意見があろうかとも思いますので、差し支えなければ簡単で結構ですので、所見をお聞かせ願えればありがたいのですが。小嶋さん、よろしくお願いします。
〇議長(高橋幸信君) 小嶋農業委員会会長。
〇農業委員会会長(小嶋 覚君) 突然の指名、ありがとうございます。私も議会のほうに出させてもらいまして、初めての答弁になりますが、本当に倉島議員のおっしゃるとおりでございまして、私も個人経営やっておるわけでございます。現在2町5反から、人のもちょっと手伝ったりして3町近くやっておりますけれども、そのほかに畑もやっておりますけれども、なかなか最近の政策は、私も以前は農協のほうにいたわけでございまして、それも酪農関係におったわけですが、おっしゃるとおり政策が個人的な経営対策が少なくなった、あるいは法人向けとか大きなところに出てきたというのも、確か事実だと思います。
それから、もう一つはやはり今これだけ目まぐるしく海外の情報が入ってきているわけですけれども、海外の取引の関係がやはり即日本の農業にも結びついてきております。先ほど畜産関係が打撃を受けて、大きな意味で2回くらい受けているのは全部餌が高くなりまして、その餌も今、余り昔は考えておかなかったのが、中国とか韓国とかそれからエジプトのほう、あちらのほうでもかなりの酪農があったり餌を買ったりするものですから、そうすると北米、南米の価格が上下しまして、昔は日本はかなりいい品物を買えた力があったのですけれども、最近は中程度なり中程度の下というようなのも買っているというような、そんな状況が恐らく米あたりにも、どこかの部分で共通するようなことなり、つながりが出てきているのだろうと思います。一番表立ってPRされて出てきているのが、やはりマスコミの影響なのだかもわかりませんけれども、価格の部分と生産の需給バランスの問題、この辺が出ていると思います。それでやはりこれは国の政策から手が離れまして、牛乳関係もそうですし、米の関係も国で守られてきた政策なのですけれども、これが崩壊しながら民間へ移ってきていると。それで民間に移ってはいるのだけれども、やはり農業関係では国なりあるいは地元の行政なりから手助けをいただかないと、どうしても価格とのアンバランスで整合性がとれないというそこの疑問で、私もずっと農業関係を見てきたつもりでおるのですけれども、なかなかそこがそろばんが合わないといいますか、そんな感じをしているところでございます。
おっしゃるとおりでございますので、私も阿賀野市は経営規模が非常に小さなところで頑張っている地区だと思いますので、ぜひとも経営は大小あろうかと思いますけれども、やはり地域の政策に一番いいのは行政からも少し上乗せをいただきながら、やはり温かく地域を守っていくというふうな方向で目指していったらいいのかなというふうに感じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
長くなると下手くそになりますので、この辺でやめさせていただきます。ありがとうございました。
〇議長(高橋幸信君) 13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 突然のご指名で、答弁ありがとうございました。
私の予定した質問はほぼこれで終わりになるわけでありますけれども、最後に財界が述べている記事も若干目についたので、あれっと思ったので、ご紹介しておきますと、8割の家族経営農業を切り捨てて生き残る農業経営者が、農作業に忙殺されないようにするために外国人労働者、実習生とロボットをふやせと、これは財界の経済同友会が出した言葉であります。農作業をしない経営者中心の農業、大企業中心の企業農業に転換させることを公然と要求しているのが今の財界だという記事が載っておりました。もうそういう意味からも家族経営農業を大切にしなければと、私は一層思ったところであります。
以上、大変舌足らずの面もございましたけれども、ずらり長い質問になりましたが、以上をもちまして質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
〇議長(高橋幸信君) 質問を改めます。
9番、風間輝栄さん。
〔9番 風間輝栄君登壇〕
〇9番(風間輝栄君) 本日、最後の一般質問をさせていただきます9番、風間でございます。もうしばらくおつき合いをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
事前に通告しております市営バスの運行状況と課題について質問をさせていただきます。平成16年から交通空白地域の住民や交通手段を持たない交通弱者の通勤、通学、通院、買い物などに利用できる阿賀野市営バスを現在11路線で運行しています。朝夕は主に通勤、通学の利用に適した運行を、日中は移動手段を持たない高齢者中心にあがの市民病院への通院、日帰り入浴施設、買い物への運行を行い、その利用実績は平成27年度乗車数が11万953人、料金収入797万651円となっております。
そこで伺います。@利用実績、運行経費から見える市営バスの現状と課題をどう捉えているのか。
A市営バス運行事業費は8,811万8,893円がかかっているが、国、県からの補助金と市の負担は幾らになっているのか。
B年々利用実績の減少と運行経費の増加傾向になっているが、過去にデマンド交通事業を研究、検討した経緯があったと思いますが、実現できなかった要因はどこにあるのか。
C民間事業者の運行する路線バス4路線の運行欠損額の補助に1,342万円を補助しているが、国、県からの補助金は幾らになっているのか。廃止する方向で検討すべきと考えますが、どのように考えているのか。
以上、質問させていただきます。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 風間議員のご質問にお答えをいたします。
初めに、市営バスの現状と課題についてであります。議員ご指摘のとおり、利用実績につきましては、ピーク時の平成21年度には年間延べ13万2,000人の利用がありましたが、平成28年度は10万9,000人と減少傾向にあります。一方運行経費につきましては、使用車両の老朽化に伴う維持管理や入れかえにかかわる費用が増加傾向にあります。このためデマンド交通の導入や車両の小型化など効率的な運行により財政負担を軽減するとともに、利用者のニーズに合わせた運行ダイヤ、運行方法の見直し等を適宜行い、利便性を向上させていくことが必要と考えております。
次に、市営バス運行事業費に対する国、県の補助金と市の負担額でありますが、平成28年度の実績で申し上げますと、国の補助金が993万3,000円、県の補助金が956万7,000円、合計で1,950万円の補助を受けております。また、運賃収入が752万9,000円、広告収入が21万円、合計で773万9,000円となっておりますので、市の負担額につきましては、一般財源ベースでは約6,000万円となります。なお、市営バス運行事業費分としての特別交付税が約4,800万円措置されており、実質ベースでは約1,200万円が市の負担額となっております。
次に、デマンド交通事業が実現できなかった要因についてであります。これまで胎内市などデマンド交通を行っている自治体を視察するなどして手法等を研究してきたところでありますが、当市の市営バスの利用実態としては、各路線ともにピーク時の利用者数が多いため、デマンド交通を導入するに当たっては、マイクロバスのほかワゴン車などの小型の車両と、その運転員の確保が必要であること。加えて予約制となればオペレーターの配置や予約管理システムの整備が必要であることなどから、デマンド交通への移行は費用対効果の面で実施段階に至っていないものと判断していたことによるものであります。しかしながら、議員ご指摘のとおり、市営バスの利用者数が減少傾向にあり、利用者の要望も多様化していることから、今年度からデマンド交通の実証実験を行い、その結果を踏まえて正式導入するかどうかを判断してまいりたいと考えております。
最後に、民間路線バスの運行欠損額の補助に対する国、県の補助金と、民間路線バス維持に関する市の考え方についてであります。民間路線バスの運行欠損額を補助することに対して、国、県からの補助はありませんが、市営バスと同様に特別交付税が約1,000万円措置されており、実質ベースで市の負担額は約300万円となっております。
次に、民間路線バス維持に関する市の考え方でありますが、阿賀野市役所保田車庫前線、阿賀野市役所石間中線、阿賀野市役所五泉営業所線の廃止代替路線については、平成26年4月に重複路線の統合や利用者の少ない時間帯、土日祝日の運行とりやめなどの路線再編等を行い、運行の効率化を図ったところであり、これによりまして運行経費が削減され、運行欠損額の補填額も減少してきております。この路線は阿賀野市の市内外を結ぶ公共交通網の骨格となる路線であり、平成26年4月に再編を行ったことから、今のところ減便や路線再編等の大きな変更は行わずに、継続してまいりたいと考えております。また、新潟沢海京ヶ瀬営業所線につきましては、新潟県の地域間幹線系統確保維持計画に登載されている広域的、幹線的な路線であることから、国、県、新潟市とともに引き続き運行に対する支援を行ってまいりたいと考えております。
〇議長(高橋幸信君) 9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) それでは、再質問をさせていただきます。
この市営バスの利用している方々にとっては非常にありがたい政策だということで評価もあるのですけれども、その一方で利用しない方々から見ますと、空バスを走らせて税金をどういうふうに使っているのだみたいなご意見もいただきました。しかし、実際こういうふうにして答弁を聞いていますと、国、県からの補助金を入れて、阿賀野市の持ち出しとなりますと1,200万、それから民間の補填で300万という話になりますけれども、今回私質問入れた後に9月号、持続可能な公共交通を目指してということで、非常に担当課としては一生懸命検討しているのだなというふうなのわかりました。そこで数点ちょっと伺いたいのですが、実証実験、11路線あるのですけれども、どこの路線にどういった実証実験をされるのか、もう少し丁寧な説明と、それから予算的にどのぐらいの予算を見込んでいるのかも含めて、ちょっと具体的な丁寧な説明をお願いしたいと思います。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) お答えをいたします。
デマンド交通の試験運行につきましては、議会閉会後に全員協議会を開催をいただきまして、詳しいお話をするという予定にしておるところでございますけれども、若干説明を申し上げますと、対象地域でございますけれども、今11路線運行している中の2路線、エリアで申しますと、駒林と京ヶ瀬、国道より上のエリアです。駒林線を運行しているエリア。それから、大室線、笹神支所を経由して大室を経由してあかまつ荘に向かう、そういったエリアの2路線で試験運行を行いたいという考えでございます。その路線を選定した理由といたしまして、今現在国、県の補助がある路線とない路線がございますけれども、国、県の補助を受けていない路線が3路線ございます。今ほど言った駒林線、それから大室線、それから江端線、この3路線がありますけれども、まず理由としては国、県の補助を受けていない、これはなぜかというと利用者が余りにも少なくて、国、県の補助基準に達していないと、そういった路線でございます。もう一つは、江端線はなぜ除いたのかという部分でございますけれども、江端線につきましては、ご承知のとおり分田線、それから千唐仁線と重複している停留所が多うございますので、そこで導入した場合に効果というものがなかなか検証しづらいといったような理由で、今回は駒林線と大室線の2つでまず実証運行をしたいということで、期間につきましては12月から30年の5月、6カ月間を期間として試験をやりたいということでございます。
方式でございますけれども、一般的に言われているドア・ツー・ドアの方式ではございません。広報紙のところにも書いておいたのですけれども、いわゆる自由経路、ミーティングポイント型と言ったものでございますけれども、これにつきましては運行ルートを定めないで、予約のあった所定の停留所間を最短で結ぶと。つまり大まかな線はあるのですけれども、予約をいただいて、予約のあったところの最寄りの停留所、ここを経由して例えば商業施設までお送りするといったような方式を考えております。
運行時間なのですけれども、先ほど答弁の中でピーク時、例えば朝通勤の時間帯というのは結構利用の方が多いので、予約がいっぱいになるということもありますので、早朝の便、非常に比較的ご利用が多い便、朝の便と最終便、これについては今までどおりの運行をすると。昼間の時間帯、これについてデマンド方式、先ほど言ったミーティングポイント型のやり方をやるということでございます。ただ、時間いつでもいいかというわけにはいきませんので、例えば駒林線で言えば京和荘から市役所に向かうといったような場合、最初の便は今までのどおりの運行にします。次の便、これが9時台に出発すると、それから次の便が11時台と、約2時間置きです。2時間置き、行って来いもありますので、2時間という時間になるわけですけれども、その時間で予約をしていただくと。予約のあったところを回っていくといったようなやり方にする予定でございます。
そういうことでありますので、経費面でございますけれども、今のやり方と余り変わらないというか、逆に言えばこちらとしては下がるというふうに見込んでおるわけですけれども、現予算の中で対応させていただくといった考え方でおります。
〇議長(高橋幸信君) 9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) 私からしますと、私も今66歳で、当時私たちの時代は徒歩か、自転車乗れる人なんてお金持ちの家でないと自転車ありませんでしたので。あとは列車を活用すると、ほとんど歩きだったと思います。例えば安田から私五泉の馬下という、非常に集落で言えば200軒ぐらいの小さな集落でしたし、今のように馬下橋がない時代ですから、当時は手を挙げて渡し船で安田方面、草水、それから小松のほうへ行くには渡し船の時代だったのです。ほとんどが遠足も今みたいにバスなんていう時代ではないですから、ほとんど歩いて行った時代です。ですから、私今振り返ってみますと、非常に時代が変わって車社会になりました。非常に便利になりました。道路も非常にきれいになりましたし、そういった時代で確かに合併直後にそういう高齢者を含めて免許を持たない非常に交通弱者の方に、こういった政策を打つのは非常にいいことだと私は思っているのです。ただ、利用しない一方の方々の市民の目から見ますと、そんなところへ税金を使ってどうするのだと、なければないでそれなりに段取りをしていくのだからという意見もあるのです、厳しい意見もあるのです。だけれども、私はやっぱりそういった高齢者の方々、免許を例えば年齢を過ぎて放さない理由はどこにあるのですかと話を聞くと、やっぱり免許を返納してしまうと非常に買い物行くにも不便だと。かといって市営バスを利用するにしても時間的なものがありますので、非常に難しいから免許を返納しないのだというお話をお聞きします。
それと今の時刻表を見ますと、JR並みに分刻みのスケジュールで動いています。ちょっとおくれただけでも市民からの不満、不平が出てくる。特に冬場になればあれだけの分刻みの行程をJR並みにやるというのは俺大変なことだと思っているのです。やっぱり利用する方もわがままになっている、正直申し上げて。うちの近くまで来てくれとか、本来の趣旨から大分過ぎてきているのです。
そんな中で、今回持続可能な公共交通を目指してというタイトルで特集を組んでおられました。そして実証実験をしたいということなので、これもまたいいことだと思います。しかし、今の話を聞けば、金もかからないでその範囲内でやるということなのですけれども、あの利用者数を見ますと、朝晩の通勤、通学、帰りの便、あと日中のほうがほとんど利用されていないと。例えば今後の課題なのですけれども、朝夕のバスについてはそれなりの今までどおり出して、ある程度の時間から夕方の時間帯まではデマンド方式で、必要な方のところへそういった方式でできるのか、そういったことも含めて少し検討していただきたいのです。
確かに運行費が8,800万かかって国からもらって、今1,000万ぐらいの阿賀野市の一般会計からの負担だというのですけれども、今後いろんな意味で金もかかってくる中で、やはり利用する人の負担も、将来的には今の100円から200円もらったって私は罰が当たらないような気がするのです。ですから、そういったことも含めていつまで、十何年も100円でなんていうこと自体が通用する時代ではないと思います。だから、料金を今の100円から200円上げると反発はあると思います。しかし、利用している方はタクシーを利用するよりも、人を頼んで行くよりも金がかからないわけですから、もうそういう時期に来ているのではないかなと。ですから、そういった意味で今回みたいに実証実験をやった結果を踏まえて、やっぱり将来こういった方向で、値上げも含めてこういう時代に入りますよということも大事なことだと思うのです、反発があっても。
人口減少、高齢化によってなかなか利用する人が減ってきている。それから、実数11万人とは言いますけれども、通勤、通学で行き帰り使っている方がいますから、11万人は利用しているのだけれども、実際市営バスを利用しているというのはぐっと少ないはずなのです。朝は使うけれども、帰りはみんな水原駅まで迎えに来る、最寄りの駅まで迎えに行っている方が多いですから。ほとんど朝なんか見ていても朝晩親の送り迎え、かなりふえています。過保護の時代になっているのでしょうけれども。こういう時代ですから、危ないから親が送るのもそうでしょうし、市営バスも利用して100円だからという時代もよくわかるのですけれども、これからやっぱり持続可能な公共交通を目指すとなれば、ある程度の利用者負担というのもいただいてもいいような気がするのです。値上げするというと反対ありますけれども、今からそういう時代に入るのだということを、やっぱり市民の皆さんにもわかっていただきたいということも含めて、広報活動をしっかりしていただきたいなと思うのですが。
市長、値上げの話しして申しわけないのですけれども、すぐに値上げではないけれども、いずれそういった方向になるのだということも、やっぱり早い段階から市民の皆さんにも理解いただくためにも必要だと思うのですけれども、その辺はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) 今公共交通のあり方というのは、全国的にもいろいろと議論されております。一方ではサービスの向上ということで、低価格で交通手段を持たない方々が大いにまちに行けるような形で対応しているまちもありますし、全くコミュニティバスを運行していない地域も全国的にはかなりな数ございます。ですから、あればあったでうれしい、なくても特段何も思わない、このような状況も確かにあることは事実であります。我々としてはそういった部分を今回のデマンド交通の試験運行でその辺の課題を探ってみたいなと思っております。結果を踏まえれば、恐らく日中というのは予約ほとんど入らないのではないのかなというのが今の想像でありますけれども、そういったことも当然想定の範囲でございまして、そういったものも今後の検討対象、検討の一要素として考えていきたい、そう思っております。
〇議長(高橋幸信君) 9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) よろしくお願いしたいと思います。
それでもう一点、新潟県の地域間の幹線系統の確保維持計画に基づいて、今1,300万ほどの新潟交通の赤字補填に出しているわけですけれども、そのうち1,000万が国からの交付金をもらっていると。単独で300万阿賀野市から出ているわけですけれども、この路線も多分設定したのは大分以前の時代だと思います。確かに26年4月に再編を行ったということなのですけれども、実際総務課長、私乗ったのは夜阿賀野市役所から乗ったのですけれども、乗っている人はいないです。ここだけではないと思うのですけれども、やはり国、県から補助金もらっているからいいというのではなくて、もっと必要な路線に何とか持っていけないものなのか。もっと利用者がいる路線に何とか持っていって補填するのはいいのでしょうけれども、ほとんどないはずです。ですから、これについても必要であれば残さなければだめなのだけれども、利用者数で割ると1人当たり何十万もかけてあげているわけです。それが金の問題だけではないのですけれども、本当にこの路線を維持しなければならないのかなというのは、正直私疑問に思っているのです。もっと別な路線にかけられないものなのか。国、県が決めたものだから、市の単独でこの路線は要りませんなんていうことは言えないのかどうかも含めて、ちょっとその辺の考えを教えていただきたいのですが。
〇議長(高橋幸信君) 菅原総務課長。
〇総務課長(菅原博徳君) ご指摘のとおり、3路線につきましては以前と比べて乗車利用者数は減っております。以前平成22年まではある程度の乗車があった、県の補助対象基準、平均乗車密度という数字を使うのですけれども、2人から5人、これがあれば県は補助しますと。それ以下のものについては補助しませんということで、それ以降23年度から補助がなくなって現在に至っているということで、明らかに利用者は減っていることは減っております。
ただ、そういう状況なのですけれども、実際2つの路線につきましては、隣の阿賀町の石間中ここまで行っております。それから、もう一つは五泉営業所、これは安田地区から五泉方面に、特に多いのは五泉高校なのですけれども、そういったところで利用されている方がおりますことから、先回27年の3月に策定した地域公共交通網形成計画におきましては、当面は先ほどの答弁のとおり維持するといったような方向になったわけですけれども、これも状況を見ながら見直しは当然必要なことと考えておりますので、これから先をにらみながら、その辺の検討はさせていただきたいなというふうに思っております。
〇議長(高橋幸信君) 9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) ぜひ検討していただきたいということと、それから今後デマンドの実証実験をやるわけですけれども、その中でこういった利用者の数名の方々を救済するというとおかしいのですけれども、何とかそういったデマンド方式で必要なところへ送ってあげる。今民間が採算が合わないから各自治体からお金をいただいて運行しているわけです、新潟交通は。新潟交通単独であれば、赤字路線でとんでもない話だと。こんなところに私たちはバス出しませんということなのだけれども、何とか維持してほしいということで国、県からの補助金で阿賀野市も入れて運行していただいているわけです。ですから、もう時代的には国から県から補助金もらうからそれでいいのだということではなくて、もう少し前へ進めるためにも、思い切って逆提案をしてあげたらどうですか。県のほうにも国のほうにもありがたい補助金だけれども、現実今こういう実態になっているのですと。これよりもこういう路線に、逆に言えば路線変更をさせてくださいとか、そういう要望をこっちのほうからどんどん言わないと、国、県の担当者なんていうのは机の上で見ているわけですから。阿賀野市のほうも国から県から1,000万もらうのだから、300万程度の一般会計だという考えなのでしょうけれども、あくまでも300万というのは税金ですから。ですから、対象者にその300万のデマンド方式の中でそういったものが活用していただくのであれば、より利用者も便利になると思います。
ですから、そういった意味で阿賀野市単独で変更はできないかもしれませんけれども、もう少し一歩進んだ取り組みをしていただきたい。時代が変わっているのです。私たちの時代とはちょっと違っていますので。だからいろんな考え方がいらっしゃいます。ですから、あえてこういったふうな質問をさせていただいて、金額もこういうふうになっているのだというふうな形で質問をさせてもらっているのです。私も勉強不足でわからないことがいっぱいありますけれども、こういった形で運行経費がこのぐらいかかっているのだと、国からの補助金もらってこうなのですよとなると、利用していない人の立場からすると、全てみんな丸抱えではないのだなというふうな感じにとれますので。
ただ、やっぱり広報にも定期的にそういった状況も含めて、ごみの問題もそうです、水道もそうですし、いろんな問題があると思うのですけれども、そういった問題をやっぱり将来に向けてどうあるべきかということを、もっと先取りをして広報に宣伝してもらいたいのです。これから厳しい時代に入りますよと、それなりの応分の負担も必要ですよということも、余りきつい言葉ではないのだけれども、市営バスの運行に言わせてもらえれば、将来的にはそれなりの利用者負担も必要でしょうというふうなことも、あっさりとやっぱり載せておくべきだと、私は思うのです。
いろいろ担当者としてはあれもこれもと大変なことかもしれませんけれども、ぜひ利用者の立場に立った、また利用しない立場の方にも説明がつくような、きちっと交通政策というかそういったものをしっかりと示していただきたいなと思っております。
最後に、市長にちょっとお伺いしたいのですが、今後市営バスの経費、デマンドもやるやらないは別としても、また少しふえていく傾向にありますけれども、市長としてはこの辺のところはどのように考えていらっしゃいますか。
〇議長(高橋幸信君) 田中市長。
〇市長(田中清善君) これらについては、先ほども少し触れましたけれども、コミュニティバスのあり方、今回のデマンドの試行でどういう結果が出てくるか、そういったものを踏まえて、昔のような幹線だけ走らせるというような考え方も一つであります。昔の幹線といいますと、例えば阿賀野市の市役所から折居あるいは村杉、安田、京ヶ瀬、前山、新発田、こういうような5本の大きな傘の骨のような骨格、その部分だけ走らせると。あとは今網の目のようにしていろんなそこから派生的に入っておりますけれども、そういった部分というのはやはりある程度少なくしていく、そういうような考え方もひとつあるかなと思っております。最低限ゼロというのは、先ほどは全国的には全くコミュニティバス走っていない地域もあると、それはその地域地域の実情、実態がまた何らかの形で補完する部分があるのだろうと思っておりますので、阿賀野市においてはやはり高齢化が進む中で、あるいは高校生たちが、交通手段を持たない人たちが外に出歩く機会、そういったものを持てるような環境づくりも大変重要だと思っております。ナショナルミニマムとは言いませんけれども、最低限先ほどの午前中の清野議員からは、むしろ高校生に言わせればこんな不便なところはないと、こんなまちには住んでいられないというような、極論を言えばそのようなご意見もいただいております。そういった部分、しっかりと市民の皆さんの声を聞き、その中で判断させていただければと思っております。
〇散会の宣告
〇議長(高橋幸信君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日は、これで散会いたします。
なお、明日7日、午前10時からきょうに引き続き一般質問を行います。
ご協力大変ありがとうございました。
散 会 (午後 4時16分)