平成29年第1回阿賀野市議会定例会議事日程(第6号)
平成29年3月17日(金)午前10時00分開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 議案第10号 平成29年度阿賀野市一般会計予算
議案第11号 平成29年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
議案第12号 平成29年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
議案第13号 平成29年度阿賀野市介護保険特別会計予算
議案第14号 平成29年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算
議案第15号 平成29年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算
議案第16号 平成29年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
議案第17号 平成29年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算
議案第18号 平成29年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算
議案第19号 平成29年度阿賀野市水道事業会計予算
議案第20号 平成29年度阿賀野市病院事業会計予算
日程第 3 議案第21号 阿賀野市行政組織条例の一部改正について
議案第22号 阿賀野市個人情報保護条例等の一部改正について
議案第23号 阿賀野市防災会議条例の一部改正について
議案第24号 阿賀野市総合計画審議会条例の一部改正について
議案第25号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
議案第26号 阿賀野市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正について
議案第27号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第28号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
ついて
議案第30号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第31号 阿賀野市税条例等の一部改正について
議案第35号 阿賀野市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の廃止につ
いて
議案第37号 阿賀野市食品乾燥施設の設置及び管理に関する条例の制定について
議案第43号 新潟市及び阿賀野市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締
結に関する協議について
議案第44号 不動産の譲与について(コミュニティセンター「つべた」)
日程第 4 議案第29号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正について
議案第33号 阿賀野市体育施設条例の一部改正について
議案第34号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について
議案第36号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部改正について
日程第 5 議案第32号 阿賀野市ふるさと・水と土保全基金条例の廃止について
議案第38号 阿賀野市農業基盤整備促進事業負担金徴収条例の制定について
議案第39号 阿賀野市うららの森農園の設置及び管理に関する条例の制定について
議案第40号 阿賀野市下水道条例の一部改正について
議案第41号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について
議案第42号 阿賀野市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市京ヶ瀬地区農産物
加工センター)
議案第46号 市道路線の認定について
請願第 1号 農業者戸別所得補償制度の復活を求める意見書の提出を求める請願
請願第 2号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見書の提
出を求める請願
追加日程1 日程第1 発議第1号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意
見書の提出について
日程第 6 議案第47号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(酒井里佳子氏)
議案第48号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(瀧澤圭子氏)
日程第 7 選挙第 1号 五泉地域衛生施設組合議員の選挙
日程第 8 委員長報告第1号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
委員長報告第4号 委員会調査報告(議会改革推進特別委員会)
日程第 9 閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)
〇出席議員(19名)
1番 横 井 基 至 君 2番 清 野 栄 一 君
3番 天 野 美 三 男 君 4番 近 山 修 君
5番 市 川 英 敏 君 6番 山 賀 清 一 君
8番 村 上 清 彦 君 9番 風 間 輝 栄 君
10番 江 口 卓 王 君 11番 稲 毛 明 君
12番 宮 脇 雅 夫 君 13番 倉 島 良 司 君
14番 中 島 正 昭 君 15番 石 川 恒 夫 君
16番 山 口 功 位 君 17番 遠 藤 智 子 君
18番 浅 間 信 一 君 19番 山 崎 正 春 君
20番 高 橋 幸 信 君
〇欠席議員(1名)
7番 雪 正 文 君
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 圓 山 知 君
民 生 部 長 井 上 秀 子 君
産 業 建設部長 土 岐 昇 君
産 業 建 設 部 小 林 正 男 君
農 林 担当部長
市 長 政策課長 中 野 孝 英 君
危 機 管 理 監 長 川 繁 晴 君
市 民 協 働 遠 藤 孝 栄 君
推 進 課 長
財 政 課 長 羽 賀 存 君
管 財 課 長 西 村 和 幸 君
税 務 課 長 遠 藤 勝 君
市 民 生活課長 関 川 嗣 雄 君
健 康 推進課長 横 山 修 君
地 域 医 療 米 山 和 朗 君
推 進 課 長
社 会 福祉課長 小 菅 章 義 君
高 齢 福祉課長 本 間 健 司 君
生 涯 学習課長 田 澤 紀 雄 君
農 林 課 長 小 林 広 君
商 工 観光課長 飯 野 喜 夫 君
建 設 課 長 佐 藤 恵 介 君
上 下 水道局長 荒 木 秀 樹 君
会 計 管 理 者 佐 藤 耕 二 君
教 育 長 岩 村 弘 一 君
学 校 教育課長 五 十 嵐 勝 哉 君
農業委員会会長 小 嶋 覚 君
農 業 委 員 会 片 桐 秀 一 君
事 務 局 長
代 表 監査委員 土 橋 伴 二 君
監 査 委 員 星 直 也 君
事 務 局 長
消防本部消防長 唐 橋 繁 英 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 加 藤 勝 則
主 任 渡 辺 康 恵
主 任 網 干 水 季
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(高橋幸信君) おはようございます。
定刻になりました。
ただいまの出席議員数は19名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
なお、7番、雪議員より前もって欠席の届け出がありましたので、ご報告いたします。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(高橋幸信君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、12番、宮脇雅夫さん、13番、倉島良司さん、14番、中島正昭さん、以上3名を指名いたします。
〇議案第10号 平成29年度阿賀野市一般会計予算
議案第11号 平成29年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算
議案第12号 平成29年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算
議案第13号 平成29年度阿賀野市介護保険特別会計予算
議案第14号 平成29年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算
議案第15号 平成29年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算
議案第16号 平成29年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算
議案第17号 平成29年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算
議案第18号 平成29年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算
議案第19号 平成29年度阿賀野市水道事業会計予算
議案第20号 平成29年度阿賀野市病院事業会計予算
〇議長(高橋幸信君) 日程第2、議案第10号から議案第20号までを議題といたします。
予算審査特別委員会への付託事件でありますので、副委員長の報告を求めます。
浅間予算審査特別委員会副委員長。
〔18番 浅間信一君登壇〕
〇18番(浅間信一君) おはようございます。それでは、予算審査の特別委員会の審査報告を行います。
平成29年3月17日。阿賀野市議会議長、高橋幸信様。
3月1日に議長を除く議員全員による本委員会が設置され、付託された11の平成29年度会計予算を審査いたしました。
審査状況は、3月13日から15日の3日間、担当課長等から予算概要の説明を受け、質疑を行い、市長に対する総括質疑を行いました。
審査結果を報告します。議案第10号は賛成多数、議案第11号から議案第20号までは全会一致で可決と決定しましたので、会議規則第110条の規定により報告します。
予算審査特別委員会副委員長、浅間信一。
〇議長(高橋幸信君) これで副委員長の報告を終わります。
お諮りいたします。本特別委員会は、議長を除く議員19名により構成した特別委員会ですので、副委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、質疑は省略いたします。
これから自由討議を行います。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 議案第10号 平成29年度阿賀野市一般会計予算について自由討議を行います。
15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) それでは、自由討議ということで発言をさせていただきます。
今ほど予算審査特別委員会の副委員長から結果については報告があったわけであります。ところで、一昨日の意見集約の中で、お三方でしたか、反対表決をされたわけであります。その中で、要は何を言わんかとすると、3月1日初日、28年度の一般会計補正予算(第6号)と今回の29年度一般会計予算、非常に整合性のとれない表決になっているということであります。その辺について、どうご見解をお持ちなのか、お三方から発言をいただければありがたいのでありますが、いかがでしょうか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) では、具体的に何点か申し上げさせていただきます。例えば継続費、安田給食センターあるいは安田地区の複合施設、それから病院の基金造成、要は28年度補正予算で基金造成ですと4億1,000万ですか、基金を積み立てをし、29年度予算ではそれを取り崩して整備に充てるという、要は議会冒頭の市長の施政方針演説でもありましたとおり、15カ月予算という絡みなわけであります。それぞれ最終の今言いました28年度一般会計補正予算(第6号)と29年度の予算は連動する部分が非常に多いと、その分をどう理解をして違う表決をされるのか、そのご見解をお伺いしたいということであります。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 市長が補正と今回の本予算が連動するというふうに言っているのは、それはそれで別に何でもないことであって、何が、連動すると、後で反対討論言いますけれども、別に連動すれば全部、補正に賛成すれば、あとみんな賛成しなければならないということはないと思うのです。補正は、別にいい施策が、それなりの住民要求に応える施策があったから賛成しただけであって、29年度一般会計予算案はまたそれとそれは別な問題がありますので、そういうことであります。
〇議長(高橋幸信君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) いや、全く見解がといいますか、もう単なる見解の違いではない。要は全てがダブっているのですよ。しかも継続費含めて。今議案として上がっているのは、継続費であり債務負担行為であり、全てがこの29年度予算に入っているということであります。例えば安田複合施設であったとしても、起債が29年度予算に入っている。ですので、皆様方が表決をした内容に整合性がとれないということを指摘をさせていただきます。
それからもう一点、例えば今までもありましたけれども、マイナンバーに反対だから全ての予算、それを組み込んだ補正予算であり、当初予算であり、否決をするという。それは、本来あってはならないことだと私思っております。というのは、2000年4月、地方分権一括法施行前であればいたし方ない。というのは、マイナンバーについては、当時であれば機関委任事務でしょう。地方分権一括法の施行によって、委任事務が団体事務であろうが、機関委任事務であろうが、廃止され、全てが自治事務になったわけであります。そういう中で、それ以前は機関委任事務等については減額修正はできません。しかし、2000年4月以降、一括法が施行された後、要は機関委任事務が廃止され、全ての予算が減額修正できる、そういうふうに変わったわけであります。当然先ほど言いましたとおり、いろんな分野で市民のお幸せ含めて予算が計上されている。みずからの信念で一部分を反対するのであれば、その部分を減額修正なり、あるいは増額修正もあり得るでしょう。修正案を出して、しっかりと論議をしていく、それが議会の果たすべき役割だと、議員の役目でもある。なぜそういう手段を講じられないのか、お聞かせをいただきたいと思います。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) まだ一般会計予算に別に反対の討論も正式にはしていないのに、何でそういうこと言うのですか。
〇議長(高橋幸信君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 先ほど言わなかったかな。要は一昨日の表決の結果を前提としてということであります。皆さんが一昨日の予算審査特別委員会での意見集約と異なる表決をするのであればいいですよ。同じ表決をする前提ですよという発言をさせていただいて、今私が自由討議をさせていただいているわけであります。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 特別委員会のときは一部しか言いませんでしたけれども、きょうこれから全面的に言いますので、それを受けてまたやってください。もしあれだったら。
〇議長(高橋幸信君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 例としてマイナンバーを挙げたわけであります。そういう中で一昨日のほかにも事例を挙げておられました。要は全てを非とするのではなく、反対する部分についてはしっかりと修正をして、歳入であろうが、歳出であろうが、修正をしながらしっかりやっていく、それが先ほど言いました2000年4月以降地方分権一括法が施行され、地方自治法が改正され、議会の果たすべき役割、権能が大きくなっているのですよ。それをしっかりやっていかないと議会不信にもつながりかねないという危惧を持っているからこそ、本来の姿で修正案を出しながら、お互いしっかり議論していく、そういう議会であってほしいなという願望も含めての発言でありますので、その点どうお考えでしょうか。
〇議長(高橋幸信君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 全部修正を出すというのは、これから言いますけれども、予算の増額というのもありますので、予算の増額については非常に難しいわけですよね。削除はいいけれども、新たな施策は。それも市長と同じ権限があるなら、もうどんどん、どんどん出しますけれども、そういうふうにはいかないというのが、予算の増額は、という状況でありますから、別にどうしても全部修正予算を出さなければだめだと、それは理想的にはそうなのですけれども、そういうふうには現在いかないわけですよ。削除はできるけれども。増額はやっぱり基本的な合意がないと、勝手に議会がどんどん、どんどん、では予算を新しく計上、予算案を出せるかというと、そういう権限はないので、それは全て全部修正提案をすればいいかというのは今制約があるわけでありますから、そういう点を考慮して我々は、まだ言っていないのにあれですけれども、そういうのも十分含んで反対の趣旨を述べますので、それからにしてほしいということなのです。やはり私は、議会というのは何でも賛成というのでは議会のチェック機能を果たさないというふうに強く思っておりますので、やっぱり是々非々をはっきりさせると、その手段はいろいろあると思いますけれども、ちゃんと全部をよしというふうに何でもしないで、やっぱり批判的に見るという住民の立場に立って、それが議会の果たすチェック機能だと思うのです。一番これが重要だというふうに思うのです。もちろん提案も一般質問等でやっていますので、全体としてそういう点で議会の役割を果たせるように私どもはそういう立場で頑張っているつもりであります。
〇議長(高橋幸信君) 15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 議論はかみ合わない。いたし方ないのであります。先ほど申し上げましたとおり、反対を批判しているわけでは全くありません。否定しているわけで全くありません。予算にその部分が認められないのであれば減額であり、増額であり、修正すればいい。例えばマイナンバーに関しますと、当初予算29年見ますと、要はこれに関連する歳入は総務費国庫補助金約700万ちょっとでしょうか、入っています。歳出でそれ見合いの補助金を削減し、一般財源からの繰り入れ分については、例えば予備費繰り入れる等々で修正は可能なわけです。そういう議会、議員としての役目、役割をしっかり果たしていかないと、先ほど申し上げました議会不信にもつながりかねない、そういう危機感を持つから、あえて自由討議で発言をさせていただいているわけであります。今後も含め、最大限ご配慮、ご検討いただければありがたいということで、自由討議はやめさせていただきます。かみ合いません。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
初めに、議案第10号について討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 平成29年度一般会計予算に反対する討論を行います。
本予算は、新たな施策として子育て支援では保育料の第2子までの無料化、また子育て支援センターにこにこの施設整備、就学援助の部活動費援助、また広島平和記念公園の中学生の派遣、高齢者対策としての生活コーディネーターの配置、また介護予防給付総合事業移行に当たっての要介護認定調査の優先、安田瓦の営業や宣伝強化のための推進事業があり、非常に評価できます。また、住宅リフォーム助成制度、これは非常に困難だったわけですが、これを継続するということと、国保会計の赤字補填も行うということを評価いたします。
しかし、問題は、全体としてほぼ国、県の施策の枠内としてありますので、全体としてインパクトがないと。特にこの部分で子育て環境日本一というのはよく市長は言われているわけですけれども、それにふさわしい施策を今推進するということが求められていると思うのです。特に子育て教育分野では、保育料は今回第3子、第2子を無料にするということに踏み出しましたけれども、所得制限があるわけですね。こういう子育て支援は、子供の医療費助成と同じようにやはりちょっと大変ですけれども、所得制限はなくして、選別をしないということが私は大事だなというふうに思うのです。それからまた、就学援助基準を引き上げる。これは、今子供の貧困を根底から底上げして、一部でありますが、対策を練るという点で非常に重要であります。また、学校給食の無料化、これは我々はずっと言っておりましたけれども、これを一歩踏み出すということが今私は重要だなと。それから、学校教室へのクーラー設置、これもほとんどの議員から強い要望が出て、市長は扇風機があるからということでありますけれども、今一般家庭にクーラーのない家庭というのはほとんどないのです。それで、7月というのは、6月、7月は非常に異常な高温なのです。そういう点では全部すると思うと莫大なお金がかかりますけれども、これは計画的に順次やっぱりこういうものは市民の常識に応えてクーラー設置を着手するということが今求められているのではないかなと思います。これらの施策は、何遍も言いますように財政調整基金のほんの一部を取り崩せばできることであります。全く無理なんていうことは我々言っていないのです。
それから、問題なのは、総括質疑でも言いましたけれども、市民交流農園ハウス、新規就農者支援ハウス、この整備事業です。これは、国の地方創生事業にいち早く飛びついたということでありますけれども、飛びついてみたけれども、市民や関係者の理解や積極的な協力や支援もありません。これは、五頭高原スキー場建設時のように最初は華々しく地域の振興、地元の温泉の振興につながるという切り札としてやったわけですけれども、すぐもうだめになってしまうと、非常に重荷に一挙になると。これと同じようなことを繰り返すのでないかという、そういうふうに危惧する声が多数あります。私は、農業振興はやはり基本である所得補償、価格補償、これをどうやったら実現できるのか。これは、当然市だけではできません。国、県の施策も必要でありますが、それにやはり重点を置いた施策を展開すべきだと。やはり基本は家族農業、集落営農、この支援をどうしたらいいのかということをもっと知恵を絞って、軸足をそこに置くべきだと思います。
また、今お話のあったマイナンバー、これは今ますます個人情報の漏えいとか悪用がされるということで、非常にその危険が現実的に強まっております。こういう関連予算は計上すべきではないというふうに思います。
以上の理由によりまして、一般会計予算案に反対します。
〇議長(高橋幸信君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので、これで討論を終わります。
次に、議案第11号から議案第20号までについて討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第10号から議案第20号までを採決いたします。
初めに、議案第10号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する副委員長の報告は可決でございます。
お諮りします。議案第10号は副委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
〔起立多数〕
〇議長(高橋幸信君) 起立多数でございます。
したがって、議案第10号は副委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第11号から議案第20号までを採決いたします。
お諮りいたします。本案は副委員長報告のとおり決することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第11号から議案第20号までは副委員長報告のとおり決定いたしました。
〇議案第21号 阿賀野市行政組織条例の一部改正について
議案第22号 阿賀野市個人情報保護条例等の一部改正について
議案第23号 阿賀野市防災会議条例の一部改正について
議案第24号 阿賀野市総合計画審議会条例の一部改正について
議案第25号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ
いて
議案第26号 阿賀野市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正につい
て
議案第27号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第28号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
部改正について
議案第30号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第31号 阿賀野市税条例等の一部改正について
議案第35号 阿賀野市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の
廃止について
議案第37号 阿賀野市食品乾燥施設の設置及び管理に関する条例の制定につ
いて
議案第43号 新潟市及び阿賀野市における連携中枢都市圏の形成に係る連携
協約の締結に関する協議について
議案第44号 不動産の譲与について(コミュニティセンター「つべた」)
〇議長(高橋幸信君) 日程第3、議案第21号から議案第28号まで、議案第30号、議案第31号、議案第35号、議案第37号、議案第43号、議案第44号を一括議題といたします。
総務文教常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
山口総務文教常任委員会委員長。
〔16番 山口功位君登壇〕
〇16番(山口功位君) 委員会審査報告書。平成29年3月17日。阿賀野市議会議長、高橋幸信様。総務文教常任委員会委員長、山口功位。
平成29年3月8日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第21号から議案第27号、議案第30号、議案第31号、議案第35号、議案第37号、議案第43号、議案第44号は全会一致により、議案第28号は賛成多数により、いずれも原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(高橋幸信君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから自由討議を行います。
初めに、議案第28号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について自由討議を行います。
2番、清野栄一さん。
〇2番(清野栄一君) 前回の常任委員会のときも申し上げたのですけれども、1月31日の日報の記事で、これが市民の知るところになったわけでございますけれども、私も全然知らないでいて、31日に突然市民の方から電話が来まして、「議員の皆さん、報酬を上げるんだってね」と、ええっということでびっくりしたのですけれども、今ここの市民の生活状況を考えてみてくださいと。年金も上がらない、介護保険料は上がる、本当にかつかつの年金で生活しているのに、皆さんだけ上げていいのですかと。私、そんな上がるなんてことも全然頭になかったものですから、確認をして、できるだけ市民の皆さんの要望に応えたいと思いますというような回答をしていたのですけれども、その後一般の市民の方とも話をする機会がありました。そして、この案件もちょっと話をしたら、それは今の状況からいって、ちょっと時期尚早ではないかと、皆さんもうちょっと景況感がよくなって、ああ、議員の皆さんももう少し報酬を上げてもらってもいいのではないか、そんな状況になるまで少し待ったほうがいいのではないかと、そんな感じを受けているところでございますので、今回は反対をさせていただきたいと思っております。
〇議長(高橋幸信君) 今自由討議でございますので。
〇2番(清野栄一君) はい。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので、これで自由討議を終わります。
次に、議案第43号 新潟市及び阿賀野市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議について自由討議を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので、これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
初めに、議案第21号から議案第27号まで、議案第30号、議案第31号、議案第35号、議案第37号、議案第44号について討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、議案第28号について討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論をお願いします。ございませんか。
13番、倉島良司さん。
〇13番(倉島良司君) 突然の順番でありましたので。今ほど自由討論の中で28号についての見解が行われたわけでありますが、私も全く同意見であります。そして、ご承知のとおり、今年金も、あるいは……含めて庶民の生活というのは非常に困窮しているというのが目に見えてわかるわけでありますので、そういった場合のとき、額が少額といえども自分たちの報酬について決定権を持っている議会で報酬を上げるということについては市民の理解が得られないというふうに考えるものでありますので、議案第28号については反対いたします。
〇議長(高橋幸信君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) これで討論を終わります。
次に、議案第43号について討論を行います。
原案に反対の討論を行います。
11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) この議案第43号についてであります。この新潟市及び阿賀野市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議につきまして、私は反対の立場から討論に参加をさせていただきます。
この新潟市を中心としました連携中枢都市圏構想は、相当規模の人口を有する圏域を市町村の連帯によって設定し、コンパクト化とネットワーク化によって圏域を形成する、地域再生を行うということを目的と言われております。総務省の担当課長も近隣市町村には再び合併の話につながるのでないか、中心市だけが活性化するのではないかという疑念や危惧、警戒心があるということを当局も認めております。私は、さらに自治体間の差別的な役割分担が予定されたり、道州制導入への布石と言われているわけですが、新聞等にも報道されておりますけれども、加茂市長はさらなる合併、道州制の導入につながるということで、これについては参加してはならないものというふうに述べております。私も全く同感であります。
よって、この議案第43号に対して反対をいたします。
〇議長(高橋幸信君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
15番、石川恒夫さん。
〇15番(石川恒夫君) 賛成の立場で討論をさせていただきます。
結論から申し上げます。この連携中枢都市圏構想、遅きに失したと。と申しますのは、私ども地方自治体の憲法とも言える地方自治法第1条、まさに限られた資源、財源の中で、より能率的、効率的な行政運営をしていく、その中でそれぞれの自治体がその地域の特性あるいは財政状況を加味しながら事務事業を含め、施設整備含め整備をして住民のために提供している。そういう中で当然にして自治体間でそれぞれ特色が異なる事務事業であり、施設整備がなされる、それは当然のことであります。そして、そういう中で民主主義社会あるいは自由主義社会の中で、人としてそれぞれがみずからの好む施策、施設の整備状況で移動するという、あるいは極端な例からいけば転居をすると。それは、かつてチャールズデヴォーが唱えた人間としての、人としての自然の真理であります。そういう中で、阿賀野市として新潟広域都市圏の中に入りながら、マイナス思考ではなく、阿賀野市としてどう新潟市80万市民あるいは広域圏の中での住民を取り込む、まさに自治体間の差別化であり、阿賀野市のより特性をしっかり出していく、呼び込む、そういうまちづくりがこれから求められる。冒頭申し上げましたとおり、全ての住民の要望に応えられない、それが現実があるわけであります。そういう意味からして、遅きに失した感があり、しっかりと阿賀野市としての広域圏都市間の中でしっかりとしたまちづくりをしていただいて、より取り込むという、まちづくりをこれからするスタートであると私なりに認識してございます。そういう意味でこの議案には賛成をいたします。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 今石川議員が言われた、そういうことも一生懸命政府は言って、早くやれ、やれということでやっておりますけれども、その中身を見ますと私は何遍か言いましたけれども、これは決してみんなほかの周辺自治体も一緒に栄えるということではなくて、拠点の新潟市を栄えさせて、そこに今言われましたけれども、周辺部はもう移動してでも中心部に集まって、周辺部の自治体はこれから一人前になろうと思わないで、もうどんどん中心部に吸収されなさいと、そのかわりそういうふうにすれば交付税も減らせますよということで、別に協同組合をつくるわけではないのですよ。対等、平等では全くないのですよ。まさに新潟市がイニシアチブをとって、条例もやって、共同テーブル着くなんていうことも全く、連携中枢都市の協定結んだところですね。そんなことも考えていないのですよ。新潟市に従えと。それで、国も中心部に財政も投入しますよということであって、これは自治体としての存立が危うくなるような、そういう状況にずっと持っていって、それで新潟県なら3つに拠点をつくって、それでもう県は要らないという形にして、州にして、州制にすれば国にはもう今県がいろいろ要望を出しますから、そういう文句を言わせないということで、州にするということなのですよ。ますます住民自治は遠のくのだけれども、それを今言うと猛反発が来て、合併はもう懲り懲りだという声があるから、そんなことは何も書いていないというふうに言いますけれども、そんな書くわけないのですよ。それがすぐできないから、こういうことでごまかして、上手に誘導して道州制に移行する、そういう地ならしをするというのが狙いなのです。そんな石川さんが言われるようなバラ色なやつでは全くないのです、これは。そういうことで反対です。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので、これで討論を終わります。
これから議案第21号から議案第28号まで、議案第30号、議案第31号、議案第35号、議案第37号、議案第43号、議案第44号を採決いたします。
初めに、議案第21号から議案第27号まで、議案第30号、議案第31号、議案第35号、議案第37号、議案第44号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第21号から議案第27号まで、議案第30号、議案第31号、議案第35号、議案第37号、議案第44号は委員長の報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第28号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決でございます。
お諮りいたします。議案第28号は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
〔起立多数〕
〇議長(高橋幸信君) 起立多数です。
したがって、議案第28号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第43号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決でございます。
お諮りいたします。議案第43号は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
〔起立多数〕
〇議長(高橋幸信君) 起立多数でございます。
したがって、議案第43号は委員長報告のとおり可決されました。
〇議案第29号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
する条例の一部改正について
議案第33号 阿賀野市体育施設条例の一部改正について
議案第34号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について
議案第36号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に関する基準を定める条例の一部改正について
〇議長(高橋幸信君) 日程第4、議案第29号、議案第33号、議案第34号、議案第36号を一括議題といたします。
社会厚生常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
中島社会厚生常任委員会委員長。
〔14番 中島正昭君登壇〕
〇14番(中島正昭君) 委員会審査報告書。平成29年3月17日。阿賀野市議会議長、高橋幸信様。社会厚生常任委員会委員長、中島正昭。
平成29年3月9日に社会厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第29号、第33号、第34号、第36号の議案4件について審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決いたしましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
なお、議案第34号 阿賀野市立学校施設使用条例の一部改正について、意見集約の中で、山手小学校体育館の利活用について、これから整備される資料館関係での利用と含めて多目的な利用も考えられるのではないかと、柔軟な使用ができるほうがよいとの意見もございましたので、申し添えます。
以上、委員長報告です。
〇議長(高橋幸信君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第29号、議案第33号、議案第34号、議案第36号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第29号、議案第33号、議案第34号、議案第36号は委員長報告のとおり決定いたしました。
〇議案第32号 阿賀野市ふるさと・水と土保全基金条例の廃止について
議案第38号 阿賀野市農業基盤整備促進事業負担金徴収条例の制定について
議案第39号 阿賀野市うららの森農園の設置及び管理に関する条例の制定に
ついて
議案第40号 阿賀野市下水道条例の一部改正について
議案第41号 阿賀野市集落排水処理施設条例の一部改正について
議案第42号 阿賀野市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市京ヶ瀬地
区農産物加工センター)
議案第46号 市道路線の認定について
請願第 1号 農業者戸別所得補償制度の復活を求める意見書の提出を求める
請願
請願第 2号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意
見書の提出を求める請願
〇議長(高橋幸信君) 日程第5、議案第32号、議案第38号から議案第42号まで、議案第45号、議案第46号、請願第1号、請願第2号を一括議題といたします。
産業建設常任委員会への付託事件でありますので、副委員長の報告を求めます。
浅間産業建設常任委員会副委員長。
〔18番 浅間信一君登壇〕
〇18番(浅間信一君) それでは、報告いたします。
委員会審査報告書。平成29年3月17日。阿賀野市議会議長、高橋幸信様。産業建設常任委員会副委員長、浅間信一。
3月10日に産業建設常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第32号、38号、39号、40号、41号、42号、45号、46号の議案8件について審査した結果、いずれも全会一致で可決すべきものと決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
また、請願第1号については賛成少数で不採択とすべきものに決定、請願第2号については全会一致で採択するものに決定したので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
〇議長(高橋幸信君) これで副委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
これから自由討議を行います。
初めに、請願第1号 農業者戸別所得補償制度の復活を求める意見書の提出を求める請願について自由討議を行います。
11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) 私は、これを復活を求める。改めてこういう制度をつくってくれということでなくて、今まで非常にこれをやってくることによって農家の経営がそこそこ安定をすることができたということで、これを復活してほしいというふうに請願者の趣旨であるというふうに思います。非常に今、米が安くなって、それが定着して、私たち生産者だけではなくて、流通業者の経営も成り立たないという現状にあるわけであります。まして、この低米価の中で、規模を拡大した集落営農法人されている大規模農家ほど赤字が拡大して経営危機に陥っております。私は、これらの本当に25年度から行われてきましたこの戸別所得補償制度、これが今後も引き続きやっていくということで、この間特に多くの農家の再生産を支えてきたと。26年から所得安定対策というふうに名前変わりましたけれども、交付金も半分というふうに下げられましたけれども、そういうことに伴って非常にやはり稲作農家の離農が加速して、地域が一層疲弊をしてきているということで、さらに皆さんもご存じのように平成30年から減反、要するに生産調整をなくすというかわりに、これらの補助金、交付金を全て全廃するという形になっていくわけであります。そういう点でやはり稲作経営が成り立たないと、水田の多面的機能がなくなってくるということで地域経済がますます困難になってくるというふうに私は思っております。今回の復活を求める意見書に反対というふうな意見もあるというふうに聞いておりますが、私はこの意見書はこれで全てではないのですが、この復活を求めるこの意見書を国に上げるということによって日本農業及びこの阿賀野市農業を守り、振興させていく一つの手だてというふうに私は考えております。ぜひそういうことを私は考えております。それ以外に、もし日本農業、阿賀野市農業を救える手段、手だてがあるというものがあれば、ぜひ教えていただきたいと、私はこれ以上のことはよくわかりませんので、もしいろんな手だて、手段があるというならぜひ私も理解できるような形で教えていただきたいなというふうに思います。
〇議長(高橋幸信君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので、これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
初めに、議案第32号、議案第38号から議案第42号まで、議案第45号、議案第46号、請願2号について討論を行います。ございませんか。
1番、横井基至さん。
〇1番(横井基至君) 請願の……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇1番(横井基至君) 2号です。済みません。
〇議長(高橋幸信君) ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、請願第1号についての討論を行います。
1番、横井基至さん。
〇1番(横井基至君) 私は、この農業者戸別所得補償制度の復活を求める意見書には反対の立場でございます。大きく2つの理由から反対をさせていただきたいと思います。
まずは、米価が下がり経営が立ち行かない、そこで補償を手厚くするという、そのための所得補償を7,500円から1万5,000円に戻すという、こういった意見書でございますけれども……
〔「復活」と呼ぶ者あり〕
〇1番(横井基至君) 復活をさせるための意見書でございますけれども、そもそもこの米価に関しましては2010年、平成22年、戸別所得補償が1万5,000円の時代だったころは全国の農家の平均所得、これ48万円でございました。しかし、平成27年、これは7,500円に戸別所得補償が下がってからの2年後の数値でございますけれども、全国の農家の平均所得は53万円ということで、約5万円がアップしているということでございます。よって、これが一概に戸別所得補償があるから農家の収入が安定するということは、これは一概に言えないことでございまして、逆に1万5,000円の戸別所得補償があるということは農業に係る農薬または機材、こういったものの値段の高騰というのも当然足元を見られて高騰するわけでございますので、7,500円に下がったことで、それが市場経済がそれに追随をして、結果的に農家の所得が向上したということが見られると思います。
また、もう一つ、稲作農家の離農が加速するということを言われておりますけれども、これも戸別所得補償導入前の3年間、平成19年から平成21年の3年間では、17万1,460人が新たに自営農業者として就農をしておりました。しかし、戸別所得補償が1万5,000円に上がりましたこの3年間の中では、新規自営農業就農者は13万6,880人と約3万5,000人減と減少しております。これは、原因は何かと言われますと、やはりこの農業に対して新たな魅力を感じて農業をする人というのが新たに出てこなかったということでございますので、これは過度にやはり国が政治で米価のコントロール、政治による介入をしますと、やはり新たに就農する人にとっては魅力の感じないもの、やはり農家の方としましてはおいしい米をつくり、おいしい農作物をつくり、消費者に安全なおいしい農作物を食べてもらうというのが、これが一番の一つの喜びであると思います。それに経済が追随してくるような形での今政策を国としてもとっていく方向でございます。平成30年の減反廃止、これも需要供給のことでいえば、これを市場経済に一部委ねると、ある程度委ねるという、こういった政策の転換でございますので、これに対しては当然米価の下落というものが予想されます。しかし、それに対してのアンチテーゼ、対策としましては、我が市の市長の施政方針にもありますように、農地の集約、そして集約化、そして規模の拡大、こういったことを市の政策としても掲げているわけでございます。国としても日本の食料安全保障を高め、そして国際競争力を高め、強い日本の農業をつくるというところに方向転換をしている。市としても、県としてもそのような方向性を今とっているところでございますので、それをまた戸別所得補償を1万5,000円台に戻すということは今後の農業の振興に著しい支障を来すものと思いますので、私はこの意見書に対しては反対をさせていただきたいと思います。
〇議長(高橋幸信君) 次に、賛成の方の討論を行います。
4番、近山修さん。
〇4番(近山 修君) それでは、賛成の立場で話させていただきたいと思います。
今、横井議員が言われましたように所得補償制度があるから農家の意欲が減退したとか、それから肥料が高くなっていくのだと、そういうふうな話しされましたけれども、肥料の関係については、これは昔からずっと高い水準で推移してきまして、決して戸別所得補償があるからその足元を見られて肥料が高いとか、そういうわけではなくて、従来からのものでありますし、また個人所得が5万円ほど上がったといいますけれども、それもその戸別所得補償制度が一応廃止するというような形でなくなったから、そういうふうな形で話が進んだから収入が上がったとか、そういうことではないと思います。その辺の詳しい根拠示していただきたいと思いますけれども、実際今阿賀野市の農業法人の関係から話してみますと、戸別の農家もそうですけれども、それ以上に今阿賀野市では40町歩前後の集落型営農法人が幾つかあります。その中で、例えば40町歩で今7,500円の1反についての補助金ありますけれども、それでやりますと200万円が年収が落ちるということになるかと思います。そうしますと、その200万円をいかに獲得していくかとなりますと、並大抵の努力では幾らやっても今の集落型の法人では経営が改善しないかと思います。
それと、これは聞いた話ですけれども、個人で人を雇って今経営している大規模な農業法人ありますけれども、そこもこの所得補償制度がなくなるとこれから先どうなるか、従業員の首を切るか、そういうふうなことをやらないとこの先の見通しが立たないというふうな話もされておりますので、この戸別所得補償制度がなくなりますと非常に阿賀野市の農業にも重大な打撃があるかと思います。
それと、田んぼを集積して大型化してやっていけば、確かに作業するには効率的によくなるかと思います。ただ、先ほど言いましたように戸別所得補償制度がなくなって、収入がなくなりまして、いろんな、例えばカリフラワー、枝豆、そのほか大豆とかいろいろやっていますけれども、やっぱりこれはいろんな国の補助金制度がありますから、そういうのでやってやっと収入が上がるというような形になりまして、その稲作以外のそういうふうな各補助金がなくなれば、またほとんどそういうのもつくらなくなってくるかと思いますので、幾ら土地を集約して大型化しても、この集落型営農法人が全部なくなってしまいますと、それこそ田んぼは残るけれども、荒れ地になってしまって、阿賀野市の農業は成り立たなくなると、そうすれば阿賀野市の経済にも打撃ありますので、その点考慮しますと、ぜひとも戸別所得補償制度の復活を求めるこの請願については賛成したいと思います。
〇議長(高橋幸信君) ほかに反対討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) ないようでございますので……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 反対討論ですよ。
〔「反対討論ではないんですけども、賛成討論、議長の
裁可で許していただけませんか」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) いや、ルールからして反対討論があって賛成討論がある。それでルールに載っていますので。
〔「反対なかったら」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 反対がないので、終わります。
これで討論を終わります。
これから採決いたします。議案第32号、議案第38号から議案第42号まで、議案第45号、議案第46号、請願第1号、請願第2号を採決いたします。
初めに、議案第32号、議案第38号から議案第42号まで、議案第45号、議案第46号、請願第2号を採決いたします。
本案は副委員長報告のとおり決することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第32号、議案第38号から議案第42号まで、議案第45号、議案第46号、請願第2号は副委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、請願第1号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本件に対する副委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。請願第1号は採択にすることに賛成の方の起立を願います。
〔起立少数〕
〇議長(高橋幸信君) 起立少数です。
したがって、請願第1号は不採択とすることに決定いたしました。
〇日程の追加
〇議長(高橋幸信君) ただいま産業建設常任委員会副委員長から発議第1号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見書が提出されました。
発議第1号を日程に追加し、追加日程1として日程の順序を変更し、直ちに議題としたいと思います。ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第1号を日程に追加して、追加日程1として直ちに議題とすることに決定いたしました。
〇発議第1号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見
書の提出について
〇議長(高橋幸信君) 追加日程1、日程第1、発議第1号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
浅間産業建設常任委員会副委員長。
〔18番 浅間信一君登壇〕
〇18番(浅間信一君) それでは、発議第1号でありますけれども、「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見書の提出について。
会議規則第14条第2項の規定により、「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見書を別紙のとおり提出する。平成29年3月17日。提出、阿賀野市議会産業建設常任委員会副委員長、浅間信一。平成29年3月17日……
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇18番(浅間信一君) 提出します。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、以上であります。
これは、仮称の制定の意見書も読み上げなければならないですか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇18番(浅間信一君) よろしいですか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇18番(浅間信一君) では、皆様に配付してある……意見書は配付されていますね。その内容でございますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(高橋幸信君) これで説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
本案は会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから発議第1号を採決いたします。
お諮りいたします。発議第1号は原案のとおり決することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第1号は原案のとおり決し、意見書を関係省庁に提出することに決定いたしました。
〇議案第47号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(酒井里佳子氏)
議案第48号 阿賀野市教育委員会委員の任命について(瀧澤圭子氏)
〇議長(高橋幸信君) 日程第6、議案第47号、議案第48号を一括議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
田中市長。
〔市長 田中清善君登壇〕
〇市長(田中清善君) 議案第47号及び議案第48号、教育委員会委員の任命について、提案理由を説明申し上げます。
初めに、議案第47号であります。教育委員会委員に任命している鈴木基子氏が平成29年5月21日をもって任期満了となります。本件は、後任の教育委員会委員に酒井里佳子氏を任命したいというものであります。
酒井氏は、看護師として水原郷病院に勤務しておられましたが、第2子の出産を機に退職され、現在は3人の子育てにいそしんでおられます。教育の分野で地域ナンバーワンを目指す本市において、教育委員会が果たすべき中心的な分野である学校教育について、保護者である者の意見の反映が極めて重要と考えております。教育行政を取り巻く課題が山積している中、保護者としての視点から阿賀野市教育行政の方向性を見きわめていただきたいと考えております。
次に、議案第48号であります。本件は、教育委員会委員に瀧澤圭子氏を任命したいというものであります。
瀧澤氏は、市の健康推進員及び食生活改善推進委員として長年にわたり市民の健康づくりにご尽力をいただいております。阿賀野市の子どもたちの健やかな成長は、保護者のみならず、市民全ての願いでもあります。子どもの健全な育成を推進する上で、課題が山積している中、健康づくりや食育の視点を踏まえ、阿賀野市教育行政の方向性を見きわめていただきたいと考えております。
このようなことから、酒井氏及び瀧澤氏が適任であると考えておりますので、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(高橋幸信君) これで提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、委員会付託並びに質疑、討論を省略したいと思います。ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、委員会付託並びに質疑、討論を省略することに決定いたしました。
これから議案第47号、議案第48号を採決いたします。
採決は議案ごとに行います。
初めに、議案第47号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第47号、酒井里佳子さんを教育委員会委員に任命することについて、同意することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第47号、酒井里佳子さんを教育委員会委員に任命することについて、同意することに決定いたしました。
次に、議案第48号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第48号、瀧澤圭子さんを教育委員会委員に任命することについて、同意することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第48号、瀧澤圭子さんを教育委員会委員に任命することについて、同意することに決定いたしました。
〇選挙第1号 五泉地域衛生施設組合議員の選挙
〇議長(高橋幸信君) 日程第7、選挙第1号 五泉地域衛生施設組合議員の選挙を行います。
この選挙は、五泉地域衛生施設組合規約の一部改正に伴い、新たに3名を選挙するものです。
お諮りいたします。選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選にしたいと思います。ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、議長が指名することに決定いたしました。
五泉地域衛生施設組合議員に市川英敏さん、風間輝栄さん、山口功位さんの3名を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長が指名した3名を五泉地域衛生施設組合議員の当選人と定めることにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました3名が五泉地域衛生施設組合議員に当選されました。
ただいま五泉地域衛生施設組合議員に当選された3名の方が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定により当選の告知を行います。
〇委員長報告第1号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
委員長報告第4号 委員会調査報告(議会改革推進特別委員会)
〇議長(高橋幸信君) 日程第8、委員長報告第1号から委員長報告第4号までを一括議題といたします。
各常任委員会の閉会中の所管事務調査報告、議会改革推進特別委員会からの委員会調査報告については、お手元に配付いたしましたとおりでございます。
これで委員長報告第1号から委員長報告第4号までの報告を終わります。
〇閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)
〇議長(高橋幸信君) 日程第9、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から会議規則第111条の規定により、お手元のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(高橋幸信君) 異議なしと認めます。
したがって、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇閉会の宣告
〇議長(高橋幸信君) これで本日の日程は全て終了いたしました。
以上をもちまして本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
慎重なご審議をいただき、まことにありがとうございました。
これで本日の会議を閉じ、平成29年第1回阿賀野市議会定例会を閉会いたします。
お疲れさまでございました。
閉 会 (午前11時12分)