平成28年第3回阿賀野市議会定例会議事日程(第3号)
平成28年9月21日(水)午前10時00分開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 議案第114号 平成27年度阿賀野市一般会計決算の認定について
議案第115号 平成27年度阿賀野市国民健康保険特別会計決算の認定について
議案第116号 平成27年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
議案第117号 平成27年度阿賀野市介護保険特別会計決算の認定について
議案第118号 平成27年度阿賀野市公共下水道事業特別会計決算の認定について
議案第119号 平成27年度阿賀野市集落排水事業特別会計決算の認定について
議案第120号 平成27年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計決算の認定につ
いて
議案第121号 平成27年度阿賀野市少年自然の家特別会計決算の認定について
議案第122号 平成27年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計決算の認定について
議案第123号 平成27年度阿賀野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につ
いて
議案第124号 平成27年度阿賀野市病院事業会計決算の認定について
日程第 3 議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)のうち総務文教常
任委員会所管分
議案第136号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
請願第 5号 「学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学
助成の充実を求める意見書」の採択に関する請願
追加日程1 日程第1 発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への
私学助成の充実を求める意見書の提出について
日程第 4 議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)のうち社会厚生常
任委員会所管分
議案第126号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第127号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第128号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第132号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関す
る基準を定める条例の一部改正について
議案第135号 新発田地域予防接種健康被害調査委員会規約の変更について
発議第 7号 「介護離職ゼロ」に逆行する、さらなる介護保険の負担増と介護保険
給付はずしに反対する意見書の提出について
日程第 5 議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)のうち産業建設常
任委員会所管分
議案第129号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第130号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第131号 平成28年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第133号 市道路線の変更について
議案第134号 市道路線の認定について
請願第 6号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める請願
追加日程2 日程第1 発議第9号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書の提出
について
日程第 6 発議第 6号 阿賀野市議会委員会条例の一部改正について
日程第 7 委員長報告第10号 阿賀野市新病院・地域医療に関する特別委員会調査報告
日程第 8 委員長報告第11号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
委員長報告第12号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
委員長報告第13号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
〇出席議員(20名)
1番 天 野 美 三 男 君 2番 近 山 修 君
3番 山 田 早 苗 君 4番 市 川 英 敏 君
5番 佐 竹 政 志 君 6番 山 賀 清 一 君
7番 雪 正 文 君 8番 村 上 清 彦 君
9番 風 間 輝 栄 君 10番 江 口 卓 王 君
11番 稲 毛 明 君 12番 宮 脇 雅 夫 君
13番 倉 島 良 司 君 14番 中 島 正 昭 君
15番 高 橋 幸 信 君 16番 山 口 功 位 君
17番 遠 藤 智 子 君 18番 浅 間 信 一 君
19番 山 崎 正 春 君 20番 石 川 恒 夫 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
市 長 田 中 清 善 君
総 務 部 長 圓 山 知 君
民 生 部 長 井 上 秀 子 君
産 業 建設部長 土 岐 昇 君
産 業 建 設 部 小 林 正 男 君
農 林 担当部長
市 長 政策課長 中 野 孝 英 君
危 機 管 理 監 長 川 繁 晴 君
市 民 協 働 遠 藤 孝 栄 君
推 進 課 長
財 政 課 長 羽 賀 存 君
管 財 課 長 西 村 和 幸 君
税 務 課 長 遠 藤 勝 君
市 民 生活課長 関 川 嗣 雄 君
健 康 推進課長 横 山 修 君
地 域 医 療 米 山 和 朗 君
推 進 課 長
社 会 福祉課長 小 菅 章 義 君
高 齢 福祉課長 本 間 健 司 君
生 涯 学習課長 田 澤 紀 雄 君
農 林 課 長 小 林 広 君
商 工 観光課長 飯 野 喜 夫 君
建 設 課 長 佐 藤 恵 介 君
上 下 水道局長 荒 木 秀 樹 君
会 計 管 理 者 佐 藤 耕 二 君
教 育 長 岩 村 弘 一 君
学 校 教育課長 五 十 嵐 勝 哉 君
農業委員会会長 小 嶋 覚 君
農 業 委 員 会 片 桐 秀 一 君
事 務 局 長
代 表 監査委員 土 橋 伴 二 君
監 査 委 員 星 直 也 君
事 務 局 長
消防本部消防長 唐 橋 繁 英 君
〇本会議に職務のため出席した者の職氏名
事 務 局 長 加 藤 勝 則
主 任 渡 辺 康 恵
主 任 網 干 水 季
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(石川恒夫君) おはようございます。きょうは、台風一過とでも申すのでしょうか、晴天のまさに秋晴れの中でございます。皆様には何かとご多用の中、ご出席大変ご苦労さまでございます。
定刻になりました。
ただいまの出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(石川恒夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、6番、山賀清一さん、7番、雪正文さん、8番、村上清彦さん、以上3名を指名いたします。
〇議案第114号 平成27年度阿賀野市一般会計決算の認定について
議案第115号 平成27年度阿賀野市国民健康保険特別会計決算の認定につ
いて
議案第116号 平成27年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計決算の認定に
ついて
議案第117号 平成27年度阿賀野市介護保険特別会計決算の認定について
議案第118号 平成27年度阿賀野市公共下水道事業特別会計決算の認定に
ついて
議案第119号 平成27年度阿賀野市集落排水事業特別会計決算の認定につ
いて
議案第120号 平成27年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計決算の
認定について
議案第121号 平成27年度阿賀野市少年自然の家特別会計決算の認定につ
いて
議案第122号 平成27年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計決算の認定
について
議案第123号 平成27年度阿賀野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の
認定について
議案第124号 平成27年度阿賀野市病院事業会計決算の認定について
〇議長(石川恒夫君) 日程第2、議案第114号から議案第124号までを一括して議題といたします。
決算審査特別委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
宮脇決算審査特別委員会委員長。
〔12番 宮脇雅夫君登壇〕
〇12番(宮脇雅夫君) 委員会審査報告書。
平成28年9月21日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。決算審査特別委員会委員長、宮脇雅夫。
9月14日、15日の2日間にわたり決算審査特別委員会を開催し、本特別委員会に付託された議案第114号から議案第124号までの平成27年度一般会計及び8件の特別会計並びに2件の事業会計決算について審査した結果、議案第114号、議案第115号は賛成多数により、議案第116号から議案第122号まで及び議案第124号については全会一致で認定するものと決定し、議案第123号の剰余金の処分については原案どおり決し、決算については認定することに全会一致で決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
お諮りします。本委員会は議長を除く議員19人により構成いたしました特別委員会でありますので、委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、質疑は省略といたします。
これから自由討議を行います。
初めに、議案第114号 平成27年度阿賀野市一般会計決算の認定について自由討議を行います。
12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 自由討議に参加いたします。
最初に、決算の市長への総括質疑のあり方について述べます。15日に行われました市長への総括質疑で、風間議員は山田議員に対して基金は市の資金繰りに使われており、そのおかげで金利は50万円程度になっている。だから、財政の勉強をして質問してほしい。勉強不足だという趣旨の質問をしましたが、そもそも市長への総括質疑でほかの議員を勉強不足だというのは、反論の機会も与えない一方的な悪罵とも言えるものであり、市長質疑にふさわしくない、ルール違反ではないかと思いますけれども、風間議員はどう思われるでしょうか。
〇議長(石川恒夫君) 9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) 本来そういう総括質疑にはそぐわないのは承知しておりましたし、その場で言う必要はないのかなとは思っておりました。しかし、その、前にも長谷部会計管理者からこういった席で阿賀野市の会計事情を話をしたわけですから、それをまた理解していないふうなままで再度そういう質問はいかがなものかなということでお話をしたわけです。他意はありません。
〇議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 私は、市長への総括質疑なので、そういう反論の機会も与えないまま、悪意はなかったかもしれませんけれども、結果として一方的に勉強不足だというのは議員の重要な資質にかかわる問題なのです。それを勉強不足だというふうに一方的に、それも市長への質問のときにそういうことを言うというのは、私は明白なルール違反だというふうに思うのです。勉強不足と言われれば私も勉強不足というふうに言われる状況で、具体的には風間議員が言われたことは承知しておりますけれども、昨年度は基金から一時借り入れをどのぐらいにして、その結果金融機関から借り入れた場合と比較してどのくらいの節約になったのかというのはわかりません。聞かせてほしいと思います。監査委員の意見書にそういうことを言うならば書いてあるのかなというふうに見ましたけれども、そういう資金繰りについてとかそれに対する利子の節約については一言も触れていないわけです。それをよくわからないからといって勉強不足だというふうに言うのはいかがかなというふうに思うのです。その辺ちょっとわかりやすく基金のおかげで基金をどのぐらい運用してどのぐらい節約になったのか、26年度と比較してどうなのかというのをちょっと教えてほしいのですけれども。
〇議長(石川恒夫君) 9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) それこそこの場で言うことではありませんし、個々の議員が阿賀野市の財政事情がどういうふうになっているかというのは、日々やっぱり勉強していただきたい。そういった意味で総括質疑にはなじまなかったかもしれませんけれども、やはり勉強していないというのは事実だと思います。それは、私は撤回しません。ここにいらっしゃる方、たまたま私は監査委員として4年間させていただいたからわかるのでありますけれども、そういった意味でやはりここにいる議員20人がもう少し財政問題についてきちっと勉強する機会を今後は設けていかなければだめなのではないかなというふうには感じております。だから、山田議員に対して勉強不足だというのは、事前にそういう総括質疑に当たっては担当課長とか関係課長に問い合わせをすればどういうふうになっているかなというのはわかるはずです。そういった意味での準備不足。ただ何でもかんでも弱者のために金を使うのがいいのかなといっても、弱者の方々はそれなりに守られています。ですから、個人的に勉強不足だという公の場で言ったこと自体は問題があるかもしれませんけれども、山田議員に限らず、私も含めてもう少し阿賀野市の財政状況というのは今後やっぱり勉強していかなければいけないと思っています。
〇議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 当然我々勉強しなければならないのだけれども、そういう個人的な見解です。弱者のためには十分手だては尽くされているような、そういう、だから何を言うのだと。それは市長総括質疑ではないわけです、それはあなたの意見であって。これは、市長については、やっぱり決算についてただすと、総括的にただすというのが目的だから、そういうのは一般質問で行うべきであって、やはりこれは明白な私はルール違反だというふうに思います。監査委員しか知らないようなのもいっぱいあるとそれは思うのですけれども、我々は監査委員でないわけですから、そういうのを、では今度ぜひ皆さんにそんな勉強不足だと思うなら講義でもしてください。それは、やはりほかの議員もそれなりに私は勉強していると思うのです。そういうのに対して余りにもそういうことを言うというのは、やはり悪罵に近い状況だというふうに私はなると思うのです。もうそれはそれでいいです。
いわば論点の財政調整基金とか合併振興基金について我々もずっとこの問題を取り上げてきたわけです。私が思うのは、一般的に貯金というのは個人の場合、節約をしてためて貯金をいっぱい持つというのは非常に美徳で、その人はもう立派な人だと。こつこつとためているというのは、一般的には世間的には、これは別にどうってことないわけです。むしろ褒められるということですけれども、市長がそういう26億円もため込んだほうがいいというのは、私はいかがかなというふうに思うのです。まず、市民の暮らしが今どうなっているかというのをもっともっと市民に思いを、市民の暮らし、思いをもっともっと受けとめてほしいのです。我々のアンケートをこの間実施しましたけれども、生活が苦しいとかやや苦しいが何と73%を占めているのです。それで、市政に力を入れてほしいというのは、国保税だとか余りにも多過ぎるということで、負担軽減が66%を占めているわけです。それと、学校給食の無料化の問題も実施してほしいというのが60.3%を占めているのです、この結果は。そんなのは必要ないという人は15%です。そういう声を受けて、我々はそういうお金を少し取り崩せばできるのだから使ったらどうかという提案をしているわけです。こういうやはり市長が言うのは、いわばため込み主義です。これをずっとそれに固執すると、住民のそういう願いの障がいとか桎梏にまで私はなると思うのです。地方自治法では第2条ですか、地方自治体の任務というのは住民福祉の増進にあるというふうに述べているわけです。それに輪をかけて市長は、子育て環境日本一と言っているのです。ですから、ため込みを優先させないで、やっぱり多少財政苦しくてもやりくりしてでもそういう子どもたちのためとかお年寄りのためとか、そういうのをもっと踏み込んでやはりやるべきだと。ため込みに固執すると、もうそういうのよりも自分の財政が先だと、貯金が先だというふうになると、なかなかこれは逆立ちするというふうに私はなると思うのです。何遍も言いましたように就学援助適用、生活保護の1.5倍で約100万円しかかかりません。学校給食費を半額補助というところに踏み込んでも1億円程度です。今貧困の家庭が6人に1人というふうに言われている中で、この一部を取り崩してこういうところに充てるというのは、市民はそういうことをしたからとんでもないと、貯金に残せなんていうのは誰も言いません。ぜひこれ例えばの話でありますけれども、そういうふうにしていただきたいなというふうに思うのです。
それと、もう一言言わせてもらいますと、税金の差し押さえ問題です。26年比で件数が県と市で244件、金額で1億1,200万円ともう激増したわけです。私は税金問題は、払う十分な能力があっていろいろ悪質で税逃れをしているというのは、もう裁判に訴えてでも断固としてそれは取ると、いただくというふうに、そういう措置をするべきだというふうに思いますけれども、例えば私の耳に入ってきたのはこういう事例があるのです。県の徴収機構に納税相談に行ったら、金を持ってこないのに何しに来たのだと、金を持ってこいと、金を持ってこないのはあなたぐらいだと、ここは金を持ってくるところだということで、もう相談もくそもないのです。そういうことで押し返されたということです。それから、市の報告にも載っていましたけれども、担当者が言っていますけれども、学資保険まで解約をせよということで迫って解約をさせると。将来の子どものために学資保険をこつこつと積み立てた。それを解約せよというのは、子育て環境日本一なんていうのは、まるで逆行することではないですか。それと、病気になって高額療養費を払って還付されたとき、還付したら職員がそのまま税務課に行ってくださいと。それで、この還付金を税金に払ってくださいと。私が、では自分で行きますというふうにその人が言ったら、いや、私もついていきますということで一緒に税務課まで行って、確実にそれを払うかどうかくっついていったということです。これは、まさに犯罪者扱いなのです。こんなことしても税金をいっぱい取って、こんなのは決して褒められることではありません、サラ金と違うのだから。住民の福祉の機関なのですから。それなりにやっぱり何でそうなっているのか、分納はどうなのかということをよく相談に乗ってやるべきで、県の徴収機構がそうやっているからといって、それをまねして激増しているわけです、差し押さえ件数が。そんなことは私は許されないというふうに思うのです。
以上で自由討論を終わります。
〇議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) 宮脇議員のおっしゃっていることもよく私は重々わかります。しかし、限られた予算の中でどこへどういう配分しようかということでやっているわけですし、確かに100万円ぐらいとおっしゃいますけれども、一旦出しますと、それは継続して出さなければいけない。そういったことも含めて、私も前のときにも総括質疑でも話をしましたが、阿賀野市としては財源的には厳しい中にそういった弱い人の立場、そういった方々への目配り、気配り、予算も含めてしっかりとやっているという事実です。それで、今徴収機構の話が出ましたけれども、これにつきましても宮脇議員は一方的な話しか多分聞いていないと思います。例えば税務課も含めてそこに至るまでの経緯というものも事前にやはりお話を聞いた上で、こういった場で質問していただければ誤解がないような気がします。徴収機構に行く以前に税務課としては本当に誠心誠意相手方との話し合いの中で段階を踏んでやっているわけです。一方的に金を納めないから、滞納しているから徴収機構という筋道にはなっておりません。ただ、市の担当者と滞納者の信頼関係が崩れて連絡もとれない、どうしようもないという方々がそういったところへ移行しているわけですから。一方的に聞いていると何となく弱い人の立場で意見を言っていて、耳ざわりのいい話はしているのですけれども、現実問題、実態はそうではないのだと。もう少しそういう質問をする場合にもやはり担当課のほうにも出向いて、きちっと精査をした中でこういう場で質問をしていただければありがたいなと。私も言いたい放題、そういう弱い人の立場となれば私も正直言ってそういう言い分には賛成です。しかし、現実問題よく精査をしていくと、そういった方々というのはそれなりにきちっと守られていると。それ以上に、では何をしろといったって、最終的な裏づけとなる財源がないわけですから。その辺のところをもう少ししっかりと考えた中でそういう質問をしていただければ、宮脇さんの質問も生きてくると思っております。
〇議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 人から聞いた話だけでないのです。私は、何遍か滞納して呼び出されたという方と県の徴収機構に行って直接お話を聞いているのです。私が会ったのは、私は議員という名前を言わないで、ぜひ話を聞いてくれと、とても大変なのだということで言うと、そんな何で滞納したかどうかというのは、私はそんなことは知りませんと、そんなことは聞きたくはありませんと。払うのですか、払わないのですか。1年間払わなければ、ぱぱぱっと電算機をはたいてこれぐらいの利子がつくのですよと、それでもいいのですかと。それで、あなたは財産これだけ持っているから払わなければ差し押さえですよ、どうするのですかという、もう本当に私も驚いたです。やむを得ず、では親から譲り受けた財産だけれども、それを処分して払おうかということを言った人もいるのですけれども。だけれども、県の徴収機構には絶対払いたくないと。あんな犯罪者扱いをして払うか払わないのか、利子幾ら、サラ金よりもひどいようなこと、それで財産もみんな調べているから、非常にやはりばかにして人を見おろしているということで、県の徴収機構には払いたくないからということで市までわざわざ、県に行ったわけですけれども、市に払うということを言った人もいる。私は、それは全部見ているのです、全部同行していますので。だから、人から聞いた話ではないのです。こういうのは本当の話なのです。ですから、県の徴収機構のやり方を2人が派遣されて学んで、今度は市で頑張って激増したわけです。差し押さえも26年度が42件、27年度が276件でしょう。これは、県のそういうやり方を学んで、だだだっと差し押さえて、金額も1億1,200万円も合わせて差し押さえしているわけです。これは、私は住民福祉の増進の機関としては、この辺はやり過ぎだというふうに思うのです。それと、財源がない、財源がないとさっきから言っているけれども、財源はあるということで示しているのに、財源がない、財源がないというのは何を根拠に言っているのですか。基金があるではないですか。
〇議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 私もこの前お話しさせていただきましたけれども、財政調整基金の話を宮脇さんが今されて、26億程度という話しされました。しかしながら、27年度の決算審査をしたわけでありますけれども、十億幾らの繰り越しが出たわけですけれども、それは基金造成のための2分の1という決めの中でゼロ円にしているわけです。ゼロ円というのは、繰り入れがゼロということなのです。なぜゼロだかといいますと、28年度の予算編成のときにそれがないと8億、9億が不足して、皆さんが賛成した28億の予算が成り立たなかったわけです。それを入れて皆さんが賛成したはずですけれども。また、いろんな話しされていますけれども、やはり生きている人が、生きているといいますか、納税をするために一生懸命事業をやったり会社を経営したり、農業をやったりしながら一生懸命生きている人もおられるわけです。その人たちがこれからさらに伸びて税収をもっと払える、そういう環境づくりのためにも市の予算というのは必要なときには必要なわけです。全てが弱者の皆さんとは言いませんけれども、宮脇さんも今話しされましたけれども、そういう観点から見れば確かにそうなのですけれども、私はやはり私の抱負は産業の振興、そしてそこで稼いでいただいて、税金を納めていただいてまちが豊富になって、そして今までの不足分を福祉、教育、そこに向けることも必要かなと思っております。しかしながら、今話しされました給食センターの給食費の無料化といいますと2億円ほどかかるような話の中で、半分で1億円ということでありますけれども、そのほかにもみんな議員の皆さんは予算要求のお話をされます。それを各会派からもまとまって市長に会派の要望だということでそれぞれの要望を出しますと、多分ランニングコストとは言いませんけれども、間違っているかもしれませんけれども、それは毎年定例の事業になるわけです。そうしますと、ある26億円は瞬く間になくなります。そうしますと、市長はもう新しい事業もできませんし、各課も補正でも何でも予算要求ができなくなります。そういうことになりますと、阿賀野市の予算は硬直化するわけです。硬直化するということになりますと、ごく短絡に簡単に言いますと予算審査も必要ないわけです。毎年同じ事業をお金を足したり引いたりするだけの予算委員会になってしまいます。それでは、市長は誰がなっても同じなのだという考えに私はなるかと思います。田中市長も今2期目を迎えて正念場をこれから迎えようとしております。その中でどういう事業をやろうかということで28年度は30の新しい事業、またこの仕事はいいことだということで10近くの拡大事業をやっているわけです。そういうところにバランスよく配分するのが市長の役目であり、それを我々は議決したわけです。私は、これを間違いなく市長から執行していただいて、そして阿賀野市の市民が平等に生活をして、そして安心して暮らせる、そういうまちにしたいと思いますし、また一晩寝て起きたらすごい政策が出るというようなこともないはずです。ですから、地道に、一挙に自分の希望だけを、自分の予算要求だけが正しいということもありますけれども、皆さん要求したいことはやまやまであります。しかしながら、できる要素のある仕事、提案するのは結構だと思います。しかし、それを取捨選択するのは執行部、ひいては市長であります。ですから、市長は市民からも選ばれた市長であります。そういうところで全件委任というわけなのでしょうけれども、その中で代表して市民の暮らしを守るためにどうお金を使ったらいいかということを、これ来年度も予算査定が始まるようですけれども、その間に市民の皆さんの要望を聞いたり、議員の一般質問を参考にしたり、国の補助金制度を使ったり、それをバランスよく選んで28年度の予算を決めて我々は議決したわけです。ですから、一つのものがならないからといって非常にこだわるような話をしていますと、要するに戦争になります。おめさん、これやらねばだめな市長だと。各会派も要求をしておめさん、これやらねばだめなのだと。市長の立場というのは議員に操られる立場にあります。そうではなくて、市長は市民の負託を受けて自分の考えをはっきりと出して、そしてその結果が次の選挙に出馬するなら出馬をすれば、市民がまた非かノーかイエスかを決めるはずですので、私は議決に賛成にしたわけでありますので、宮脇さんたちの言い分はわかりますけれども、ほかにもいっぱい要求したいことはあるはずです。そういう意味からいきますと、私は幸いとは言いませんけれども、北海道から九州までも豪雨でさらされて何カ月も避難をして、その後の生活の不安を持って現在でも生きている人がたくさんおられます。そういうためにも確実に予備費及び基金造成はしておかないと、すぐにはお金が使えない、対応ができない、そういう観点からいきますと、私はこの予算は賛成するべきだと、こう考えております。
〇議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。よろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) これで自由討議を終わります。
次に、議案第115号 平成27年度阿賀野市国民健康保険特別会計決算の認定についての自由討議を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) これで自由討議を終わります。
これから討論を行います。
初めに、議案第114号について討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
3番、山田早苗さん。
〇3番(山田早苗君) 私も宮脇さんと同じように阿賀野市が子育て日本一を掲げ、そしてどの子にも豊かな生活が保障できるような、そういうふうなまちになってほしいというふうに思っています。それで、親の今経済状況の中で、子どもが本当にそういうふうに育てられているかといえば、そうではない現実が私たちの目にも多く映ります。そういった中でやっぱり市がもっともっと手を差し伸べて、そういった子どもたちをしっかりと守っていくということがとても大事だと思うのです。そういった意味で給食費のことや、それから就学援助金のことなど、それほど大きな金額がかかるわけではないというふうに私なんかも思うのです。全国的にも今給食費の無料化が各自治体で進んでいます。私が最初のころに取り上げたころは本当に数少なかったのですが、今は自治体としては3桁を超える自治体が給食費の無料化に取り組みを始めています。阿賀野市が子育て環境日本一を言って、若い世代を阿賀野市に居住してもらいたいというふうな思いもありながら、子どもの成長をしっかりと保障していくという、そういったことで子育て環境日本一に前進するためにも、この決算ではそういうふうな方針になっていないのではないかというふうに思います。ですから、この一般会計には反対をいたします。
〇議長(石川恒夫君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、議案第115号についての討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) 私たちはこの間、特に国庫支援金が提案されてからずっと問題を提起してきているわけなので、基本的にはこれについて反対だということです。支援金は、全国で1,700億円でしょうか。これもただ単に今の政府がぽんと思いつきでつけたのではなくて、本当に国保加入者が大変だという中で、やはりそれを支援していかなければならぬということで国民の声に押されてつけられたものというふうに私は思っております。そういう意味からの趣旨からしまして、やっぱり阿賀野市の対応というのはちょっとずれているのではないかなというふうに私は思っております。阿賀野市にとって約6,000万円という支援金です、これぜひ特に27年度は低所得者に配慮して軽減のために使うべきだということでつくられたものであるというふうに私は思っております。そういう意味で第115号の決算の認定につきましては反対をいたします。
〇議長(石川恒夫君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
9番、風間輝栄さん。
〇9番(風間輝栄君) 言っていらっしゃる趣旨は、山田議員も稲毛議員もわかるのですけれども、毎年国保会計に一般会計から2億から3億ということで今までで14億円でしたっけ、そういったものを投入して決算上は黒字になっているのです。ですから、確かにそういう方のために6,000万来ているからそれを使えというのもわかります。しかし、現実ただでさえ国保会計が一般会計からの補填で成り立っているわけですから、ほかの例えば保険とのバランスを考えても、私は異常だと思います。国の制度が変わったからとかいろんなのを言われますけれども、私から言わせると、ここまでに2億、3億という毎年そういった額を投入して何とか黒字決算をしているというのが現状でありますから、6,000万もそういった方々に使うようにと言うのですけれども、現実そういった方々にはそれなりにちゃんと所得に応じたものについて処遇をしているわけですから、それをさらにまた大変だから6,000万を使って云々というのはいかがなものかなと。バランスを考えても私はちょっとその辺の筋違いではないかなと思っております。ですから、いろいろと意見があってはいいのでしょうけれども、やはり基本となる財政がどういうふうになっているかという、その辺をもう少しやはり共産党さんの議員にはしっかりと勉強した上でこういう質問をしていただければありがたいなと思っています。
〇議長(石川恒夫君) 済みません、今質問の時間でございません。賛成、反対討論の時間でございます。
ほかに討論ございませんか。ございませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、議案第116号から議案第124号までについて討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第114号から議案第124号までを採決いたします。
初めに、議案第114号を採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立をお願いをいたします。
〔起立多数〕
〇議長(石川恒夫君) 起立多数です。
したがって、議案第114号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
次に、議案第115号を採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は認定です。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔起立多数〕
〇議長(石川恒夫君) 起立多数であります。
したがって、議案第115号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
次に、議案第116号から議案第124号までを採決いたします。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第116号から議案第124号までは委員長報告のとおり決定をいたしました。
〇議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)のうち総
務文教常任委員会所管分
議案第136号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について
請願第 5号 「学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校
への私学助成の充実を求める意見書」の採択に関する請願
〇議長(石川恒夫君) 日程第3、議案第125号のうち総務文教常任委員会所管分、議案第136号、請願第5号を一括して議題といたします。
総務文教常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
倉島総務文教常任委員長。
〔13番 倉島良司君登壇〕
〇13番(倉島良司君) 委員会審査報告書。
平成28年9月21日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。総務文教常任委員会委員長、倉島良司。
平成28年9月9日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案について審査した結果、議案第125号は賛成多数により、議案第136号は全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
なお、請願第5号については全会一致により採択することに決定しましたので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
〇議長(石川恒夫君) これから質疑を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第125号については、関係常任委員会の報告後、自由討議、討論、採決を行います。
これから議案第136号、請願第5号について討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第136号、請願第5号を採決いたします。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第136号、請願第5号は委員長報告のとおり決定をいたしました。
〇日程の追加
〇議長(石川恒夫君) ただいま総務文教常任委員会委員長から発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書が提出されました。
発議第8号を日程に追加し、追加日程1として日程の順序を変更し、直ちに議題といたします。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第8号を日程に追加し、追加日程1として直ちに議題とすることに決定をいたしました。
〇発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私
学助成の充実を求める意見書の提出について
〇議長(石川恒夫君) 追加日程1、日程第1、発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
倉島総務文教常任委員会委員長。
〔13番 倉島良司君登壇〕
〇13番(倉島良司君) 発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書の提出について、別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出する。平成28年9月21日。提出者、阿賀野市議会総務文教常任委員会委員長、倉島良司。
提出につきましては、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長、新潟県知事であります。
なお、意見書につきましては、お手元に配付いたしましたとおり、ただいま採択いただいた請願第5号と同趣旨のものでありますので、朗読を省略させていただきます。よろしくご審議の上、ご承認くださるようお願いいたします。
〇議長(石川恒夫君) これで説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
本案は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略といたします。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから発議第8号を採決いたします。
お諮りします。発議第8号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第8号は原案のとおり決し、意見書を関係省庁に提出することに決定をいたしました。
〇議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)のうち社
会厚生常任委員会所管分
議案第126号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計補正予算(第1
号)
議案第127号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第
1号)
議案第128号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第132号 阿賀野市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運
営に関する基準を定める条例の一部改正について
議案第135号 新発田地域予防接種健康被害調査委員会規約の変更について
発議第 7号 「介護離職ゼロ」に逆行する、さらなる介護保険の負担増と
介護保険給付はずしに反対する意見書の提出について
〇議長(石川恒夫君) 日程第4、議案第125号のうち社会厚生常任委員会所管分、議案第126号から議案第128号まで、議案第132号、議案第135号、発議第7号を一括して議題といたします。
社会厚生常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
遠藤社会厚生常任委員会委員長。
〔17番 遠藤智子君登壇〕
〇17番(遠藤智子君) 委員会審査報告書。
平成28年9月21日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。社会厚生常任委員会委員長、遠藤智子。
平成28年9月12日に社会厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第125号から議案第128号、議案第132号、議案第135号、発議第7号の議案7件につきまして審査した結果、議案第125号から議案第128号、議案第132号、議案第135号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決と決定し、発議第7号につきましては、賛成少数で否決と決定いたしましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
〇議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第125号については、関係常任委員会の報告後、自由討議、討論、採決を行います。
これから発議第7号 「介護離職ゼロ」に逆行する、さらなる介護保険の負担増と介護保険給付はずしに反対する意見書の提出についてを自由討議を行います。ございませんか。
7番、雪正文さん。
〇7番(雪 正文君) この「介護離職ゼロ」に逆行する、さらなる介護保険の負担増と介護保険給付はずしに反対する意見書についてでありますけれども、これ社会厚生常任委員会のほうでも大分やりとりさせてもらったわけでございますけれども、この意見書の下段にある介護離職ゼロを目指して、誰でも安心して受けられるよう介護保険制度を充実させ、介護職員の待遇も抜本的に改善すると、この部分は非常に賛同するわけでございますけれども、今回この中身をまとめますと、要するに要介護1、2の人に対する生活援助や福祉用具の貸与の給付の見直しについては、この意見書の中身を見ますと重大な制度改悪が実施されましたと記述されておりますけれども、そういったことからこれまでどおりの介護保険給付を求めると記述されております。それで、今現状果たしてどうなのかなということで、厚生労働省の老健局の振興課、高齢者支援課のほうに確認をとってみました。理念から始まって今の現状を報告いただいたわけでございますけれども、理念から申し上げますと介護保険制度は高齢者の自立を支援し、介護の重度化を防ぐことを理念に掲げ、介護が必要となった方には必要なサービスを提供し、ご本人や家族の生活を支えるものですと、こういった考えで進めているわけでございますけれども、軽度者に対する生活援助や福祉用具貸与等のあり方については骨太の方針、2015年です、昨年の12月の経済・財政アクション・プログラムの工程表において、検討事項とされていることでございます。これがまず1点。こうした点を踏まえまして、本年2月から社会保障審議会、介護保険部会において、次回の介護保険制度改正に向けた今議論を開始している最中でございます。そういったことから現時点では方向性が決定しているものではなく、引き続き当該部会において高齢者の自立支援と介護の重度化防止といった介護保険の理念に沿って、軽度の要介護者の生活を支える観点を踏まえつつ、しっかりと検討を行いたいと、こういうふうに申しております。また、1カ月、2カ月前の社会保障審議会の介護保険部会での議事録もございますが、それはちょっと省略しますけれども。そういった状況の中でこの意見書を見ますと、高い介護保険料を払っているのに65%の人を保険給付の対象外にするというのは、文字どおり国家的詐欺とかこういうふうな表現はいかがなものかなというふうに感じておりますし、その下段にありますけれども、本来こういった介護保険の給付の問題を議論するのであれば、社会保障の給付と負担の現状あたりをしっかり当議会でも議論したほうがいいのではないかなと。この意見書の下にありますけれども、リニア新幹線とか大型公共投資のばらまきとかというのは、この問題にそぐわないのではないかなというふうに感じておりますが、その辺提出者の方々はどういうふうにお考えになっているのか、お尋ねしたいと思います。
〇議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) これは、今審議中であるから意見書を出すということなのです。決まってからはもうほとんど変更しませんから。審議中であるからこそ市民の意見を、末端の住民と一番接している我々議会としての意見を上げるということなのです。そういう点で非常にこれは意味があるなというふうに思います。今審議中で私もインターネットで全部そういう点は調べておりますが。そもそもこれは、社会保障料を毎年自然増があるから、七、八千億円あるから、それを抑えれというのが安倍首相の考えで、それを毎年5,000億円を抑えれと。だから、抑えるというのは要するに自然増を抑えるわけですから、制度を変えなければ抑えられないのです。それが最大の目的なのです。それで、介護給付外しというのは、いわば介護保険が始まってから16年で、家庭の介護から社会全体の介護、それを介護保険制度で国が責任を持って、ナショナルミニマムで日本の全国どこに行っても同じレベルの介護保険、介護サービスを受けられる、そういう保障をしましょうということで始まったわけです。それで、これは私はいろいろ意見があったと思いますけれども、やっぱり社会化するという点では非常に大きく貢献したなというふうに思うのです。特にいろいろ聞きますと、介護レンタル用品です。これは1割負担、これで在宅介護が成り立っているという方が非常に多いのは、これはまだ白紙という状況ではない。厚労省は、明確にこういうものは自己負担をお願いしますというふうに言っているのです。方針は明確なのです。これはもう保険外しです、保険きかせないですよと。そうすると、要介護2というのも、これはまだ曖昧ではなくて、もう明確に要介護2以上は保険給付から外して、地域の支援事業に回してくださいよということなのです。介護保険の会計から見れば地域支援事業に支援をするということになっていますが、そのルールはありません。それで、地域の努力によって医療費と同じで、それはさじかげんをすると。今介護保険はちゃんとルールがあってサービスが保障されていますから、まさに介護保険の本体から外して別な会計でちょっと応援しますよと、あとは市町村で自由にどうぞということですから、サービスがこれ根底には先ほど言いましたように毎年5,000億円、医療費も今度は75歳以上2割負担にすると。その一環でありますので、いろんな厚労省の特徴は最初に削減額を決めて後で理屈をつけるという、そういうのが厚労省の仕事なのです、今。削減のためにどう言ったら自立だとか言葉だけが走るけれども。そんなことしたら現実見ればわかると思うのです。本当に介護離職ゼロどころでなくなります。それと、介護保険給付から外れた場合、本当にさっきのレンタルに示されているように金のない年寄りはもう介護なんて面倒見ないよと、医療費もそうです。そういう地域にしていいのかどうかということなのです。それは、今審議して物すごくもめています。もめているから我々住民と密着している議会としてこれでは困りますよと、地域が崩壊するよということで意見書を上げようということなのです。そのことをぜひ理解していただきたいなというふうに思います。
〇議長(石川恒夫君) 7番、雪正文さん。
〇7番(雪 正文君) 自由討論ですからいいのですよね。いや、宮脇さんの言っていることは全くわかるのですけれども。だから、私はもっと建設的な議論ができるように、そういう財源のことを言うのであれば社会保障の給付と負担。給付であれば年金でどれほど、医療でどれほど、福祉、その他でどれほどと。負担は、保険料でどれほど、税がどれほどと。積立金の運用等もありますし、都道府県、市町村の負担もございます。こういったことからだんだん掘り下げて議論をできれば、そういった現状も我々一人一人の議員が把握しながら国のほうにいい提言ができると思うのですけれども、今回の意見書の内容は危機をあおるばかりでちょっと乱暴過ぎます。その1点が私は気にかかるわけでございますけれども、せっかくの機会でございますので、こういった議論をかみ合わせて内容の充実したいいものを国のほうに提出したいわけでございますけれども、まだ審議の最中に実施されましたとか改悪とか国家詐欺とか、そして全く違う話で公共工事のばらまきとかというのは、これは不安をあおるばかりで何のプラスにもならないのかなと、もっと建設的な議論をしたいなと、こういうふうに思っております。
〇議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 私は地方議会ですから、国の財政を隅々まで、これがどうのこうのという、それは国会でやるべきなのです。我々は、住民目線に立って、住民の立場に立ってやっぱり意見を言うと。そうでなければ国会と同じことをやっている、それも勉強でいいですけれども。社会保障の予算全部ここで論議して、それで意見を上げなければだめだという、ちょっとそれはないなと。やっぱり我々のいい点は、国家予算の全体像を細かくわからないけれども、市民の生活を見ていてそこから発信できるという、それが大事なのです。厚労省は、机上の論理で5,000億円減らせといったらその裏づけとなる理屈をつけてただ並べているだけ、そういうふうに厚労省はどうしてもなるのです、上からの指令ですから。それでは困りますよという声を下から上げるということなのです。国家的詐欺という点でもそれほど大きなものをやるならば、これをやったら国家的詐欺、介護保険というのは先ほど言いましたように誰でも安心できる家族介護から社会介護に移りますよと、そのために負担してくださいと、給付もみんなしますよという、こういう内容でやっているのを選挙で何もそういう重大なものを言わずにいきなり要介護2まで外します、福祉用具レンタルを全額負担してください、医療費も2割負担ですよという。これは、こういう重大な問題を出すならば、やっぱり国民に信を問うべきなのです、選挙でも。何も言わないではないですか。だから、国家的な詐欺だと私は言っているのです。6割が外されるわけです。阿賀野市だってちょうど60%です、私が計算したら。そういう事態ですから、言葉はきついというのは、それはそういう面もあるかなというふうに思うのですけれども、これはやっぱり詐欺の一種なのです。安心して受けられますよといって保険料を取っておきながら、いざ受ける場合は受けられませんというのは、普通こういうのは詐欺というふうにいうのです。
それと、公共事業のばらまきですけれども、やはり金がないからやると言っておきながら、ああいうリニア新幹線に3兆円やって景気回復になりますか、JR東海にやるのです。そういうことは大盤振る舞いをしておきながら、こういう一番国民生活に密着している大変な高齢化社会を迎える中で、この部門を削っていいのかということで、これだけではありません、軍事費の問題もありますけれども。そういうのを国民生活をやっぱり今優先すべきだというふうに思って、典型的な例を2つ述べたのです。そういうことなので。
〇議長(石川恒夫君) 7番、雪正文さん。
〇7番(雪 正文君) いや、なかなか議論がかみ合わないようで難儀しているわけですけれども。公共工事と介護の問題ですけれども、例えば財源の内訳見れば特例公債、いわゆる赤字国債と建設国債の違いもありますし、社会保障の給付と負担の部分でやっぱりそういうのもちゃんと見ながら阿賀野市議会でも議論したほうがいいと思います。まず阿賀野市、所管の常任委員会の中でもそうですけれども、軽度者の支援のあり方について、要支援者に対する通所介護です、それが去年の4月から総合事業に移行したわけであります。地域支援事業です、いわゆる。これに移行している中で、まだうちの市もそれしっかり検証してできていないわけです、国のほうもそうですけれども。こういった乱暴な意見書を提出する前に私はそっちのほうの議論が先だと思うのですけれども。
〇議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
〇12番(宮脇雅夫君) 地域支援事業はまだ移行していません、阿賀野市は。4月から移行になる。まだしていないのです。だから、それ要支援1、2を移行するということで私は何遍も質問しましたけれども、今準備してようやく地域支援事業にかかわる人とこの前委員会でやったではないですか。どうするのですかと言ったら、10月にようやく話し合いをして、個々に単価も含めて契約をしますと、まだ全然移行なんてしていないです。それは、国は移行せいと言っているけれども、それは来年度からでもいいですよということで、阿賀野市は問題がいっぱいあるから、要支援1、2だけとっても。それを検証どころかまだ移行もしていないうちに今度は要介護1、2を移行せいというふうに言っていて、これは誰が考えても余りにも乱暴な話なのです。雪さんは、それ担当の常任委員会でそういうふうに明確に言ったでしょう、まだ移行しないで事業者に10月によく説明して、そこで合意を得た段階で来年4月から移行すると。全然移行していないです。それは、はっきり言っています。
〇議長(石川恒夫君) ご両人に申し上げます。
お二方の議論をお伺いしていますと、要は見解の相違あるいは解釈の相違の部分が多々あるのかなということでございます。この議案についての賛否も含め後ほど行いますので、討論の中でより明確にそれぞれの立場でのご意見、討論をしていただければなと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。
ほかに自由討議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) これで自由討議なしと認めます。
これで自由討議を終わります。
これから議案第125号以外について討論を行います。
初めに、議案第126号から議案第128号まで、議案第132号、議案第135号について討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
次に、発議第7号について討論を行います。
まず、原案に賛成の方の討論を行います。
12番、宮脇雅夫さん。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 賛成の方。要は、委員長報告は否決でありますので、賛成の方から始めます。
〇12番(宮脇雅夫君) 雪議員と論議すると2時間、3時間かかりそうでありますが、私は住民目線に立って、まだ要支援1、2の移行もできないでいる中で、もう要介護1、2まで、やっと歩けるようなのも全部地域支援事業にするというのは、余りにも地域にとってもこんなのはあり得ないということで賛成でございます。
〇議長(石川恒夫君) 次に、原案に反対の方の討論を行います。
18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) 私は、この前の常任委員会でもお話ししましたけれども、反対の立場で申し上げます。賛成の部分はないわけではないけれども、反対なのですけれども。
これをちょっと読まさせてもらいます、書いてきましたので。2017年の通常国会に提出しようとしているもの。要介護1、2の通所介護を介護保険から外して地域支援事業に移すと。現在国で検討審議中、詳細は不明です。仮に改正された場合でも介護保険制度の地域支援事業での対応をするために現利用者の不利益とはならないものと考えております。これは、前回の社会厚生常任委員会でもお話ししたことで同じであります。保険給付から事業へ移行することで幅広く地域の実情に合ったものとなる利点もあるようであります。ちなみに、地域支援事業というものは高齢者が要介護、要支援状況となることを予防するとともに、要介護状態となった場合でも可能な限り自立した日常生活を営むことができるよう支援することを目的としております。これは、各区市町村が実施する事業でありますので、こちらに移譲するわけですから、今までと変わらないサービスを受けられるということで私は反対いたします。
〇議長(石川恒夫君) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第126号から議案第128号まで、議案第132号、議案第135号、発議第7号を採決いたします。
初めに、議案第126号から議案第128号まで、議案第132号、議案第135号を採決いたします。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第126号から議案第128号まで、議案第132号、議案第135号は委員長報告のとおり決定をいたしました。
次に、発議第7号を採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は否決です。
お諮りします。本案は可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立少数〕
〇議長(石川恒夫君) 起立少数です。
したがって、発議第7号は否決されました。
〇議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算(第3号)のうち産
業建設常任委員会所管分
議案第129号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計補正予算(第
1号)
議案第130号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計補正予算(第1
号)
議案第131号 平成28年度阿賀野市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第133号 市道路線の変更について
議案第134号 市道路線の認定について
請願第 6号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める請願
〇議長(石川恒夫君) 日程第5、議案第125号のうち産業建設常任委員会所管分、議案第129号から議案第131号まで、議案第133号、議案第134号、請願第6号を一括して議題といたします。
産業建設常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
山崎産業建設常任委員会委員長。
〔19番 山崎正春君登壇〕
〇19番(山崎正春君) 委員会審査報告書。
平成28年9月21日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。産業建設常任委員会委員長、山崎正春。
9月13日に産業建設常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第125号、129号、130号、131号、133号、134号の議案6件について審査した結果、いずれも全会一致で可決すべきものと決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
また、請願第6号についても全会一致で採択すべきものと決定したので、会議規則第143条の規定により報告いたします。
〇議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
これから質疑を行います。
7番、雪正文さん。
〇7番(雪 正文君) 請願第6号についてでございますけれども、TPPの問題、非常に将来の日本の農業、日本のまた方向性を占う上で重要な問題でありますけれども、委員会においては委員間でどのような意見、議論が交わされたのか、代表的なのをお聞かせ願えればありがたいのですけれども。
〇議長(石川恒夫君) 山崎産業建設常任委員会委員長。
〇19番(山崎正春君) この発議については、いわゆる臨時国会でTPP協定を批准しないことを求めるというような発議でありましたので、臨時国会の開催日もやや決まったような新聞報道もありますが、そういうようなことで委員会としては、そういう臨時国会で発議しないというようなことであれば全会一致で採択すべきだと、こういうことになったわけであります。
〇議長(石川恒夫君) よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
議案第125号については、最後に自由討議、討論、採決を行います。
これから議案第125号以外について討論を行います。
8番、村上清彦さん。
〇8番(村上清彦君) 請願第6号について反対の立場で討論をさせていただきます。
GDPで13.6兆円プラス、また雇用でも約79万人というふうに政府が試算しておりますけれども、日本のこれからの人口減少で経済が縮小していく局面を迎えておりますけれども、TPPは日本経済を成長させるチャンスであると。それとあと、今後の農業戦略を考える上で、これまでの農業政策への延長線ではなく、攻めの農業へと転換する絶好のチャンスというふうに考えております。そのためにもTPPの域内の人口約8億人、また世界のGDP総額4割近くを占める市場でしっかりとチャンスを生かしていくということが必要だと思います。そのためにも署名国の批准に弾みをつけることが重要であり、また日本の早期批准をするべきであるというふうに考えております。このたびのこれから始まる臨時国会では、与野党関係なく審議拒否をしないで、国民のために議論を深めていっていただきたいと期待を申し上げて討論とさせていただきます。
〇議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。請願に賛成の方。
11番、稲毛明さん。
〇11番(稲毛 明君) 賛成の立場で一言意見を述べさせてもらいます。
この文面をよく読んでいただければわかりますように、TPPそのものを永久的に反対してほしいとかいうことは述べてはいないのです。今回の臨時国会で採択をするというのは、やっぱりこれはご存じのようにまだまだ国民の皆さんにTPPの関係するいろんな情報がほとんど開示されていないと。見てわかるように黒塗りされたものしか出てこないということでは、本当に国民の皆さんがこれについて判断する材料が何もないと言っていいくらい情報がないわけであります。そういう点で私は十分に国民の中で情報を開示して、そしてきちんとTPPの問題、村上議員が言いましたように本当に日本の農業の未来のことについてどうしていくのかということも含めて、建設的なやっぱり論立てをしていくということから見ても、今臨時国会で早急にTPPの問題を承認していくということについては、国民の議論をしないままこれを持っていくということについてはやはりいかがなものかということで、十分国民にその情報を開示して、そして国民の議論がきちんと高まるようにということで時間を十分かけていただきたいということで、臨時国会で採択するのはちょっと急ぎ過ぎではないかなと、もっと時間をかけていただきたいという意味の請願でありますので、私はこれについて賛成をいたします。
〇議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。ございませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) これで討論を終わります。
これから議案第129号から議案第131号まで、議案第133号、議案第134号を採決いたします。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第129号から議案第131号まで、議案第133号、議案第134号は委員長報告のとおり決定をいたしました。
次に、請願第6号を採決をいたします。
この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は採択であります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(石川恒夫君) 起立多数であります。
よって、請願第6号は委員長報告のとおり採択することに決定をいたしました。
〇日程の追加
〇議長(石川恒夫君) ただいま産業建設常任委員会委員長から発議第9号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書が提出されました。
発議第9号を日程に追加し、追加日程2として日程の順序を変更し、直ちに議題といたします。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第9号を日程に追加し、追加日程2として直ちに議題とすることに決定をいたしました。
〇発議第9号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書の提出に
ついて
〇議長(石川恒夫君) 追加日程2、日程第1、発議第9号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
山崎産業建設常任委員会委員長。
〔19番 山崎正春君登壇〕
〇19番(山崎正春君) 発議第9号、会議規則第14条第2項の規定により、臨時国会においてTPP協定を批准しないことを求める意見書を別紙のとおり提出する。平成28年9月21日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。阿賀野市議会産業建設常任委員会委員長、山崎正春。
提出先については、衆議院議長、参議院議長であります。
意見書は、ただいま採択いただきました請願第6号のとおり、臨時国会でTPP協定の批准は行わないことを求めるものであります。よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願いいたします。
〇議長(石川恒夫君) これで説明を終わります。
これから質疑を行います。ございませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
本案は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略をいたします。
これから討論を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから発議第9号を採決をいたします。
この採決は、起立によって行います。
発議第9号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(石川恒夫君) 起立多数であります。
したがって、発議第9号は原案のとおり決し、意見書を関係省庁に提出することに決定しました。
これから議案第125号 平成28年度阿賀野市一般会計補正予算第3号について自由討議を行います。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 自由討議なしと認めます。
これで自由討議を終わります。
次に、議案第125号について討論を行います。
まず、原案に反対の方の討論を行います。
3番、山田早苗さん。
〇3番(山田早苗君) この補正にはマイナンバーの支出が含まれています。私は、以前からマイナンバーについては大変危険な、そして税金の無駄遣いにもなるということで反対をしてきました。そういう意味で市民の財産と命を守るためにはマイナンバーは大変危険だということで反対です。
〇議長(石川恒夫君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
18番、浅間信一さん。
〇18番(浅間信一君) それでは、簡単に賛成討論しますけれども、現にもう手続終わっている方もおられるわけですから、ここで中止するというのもおかしなものであります。登録した方は、ではどうなるのかということでありますので、これはこのまま続けていくと。そこでまた加入者がふえてくるということになりますので、賛成であります。
〇議長(石川恒夫君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第125号を採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は可決です。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(石川恒夫君) 起立多数です。
したがって、議案第125号は委員長報告のとおり可決されました。
〇発議第6号 阿賀野市議会委員会条例の一部改正について
〇議長(石川恒夫君) 日程第6、発議第6号 阿賀野市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。
村上議会運営委員会委員長。
〔8番 村上清彦君登壇〕
〇8番(村上清彦君) 発議第6号、会議規則第14条第2項の規定により、阿賀野市議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出します。
平成28年9月6日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。阿賀野市議会運営委員会委員長、村上清彦。
本案は、現在議長は常任委員になった後、議会の同意を得て当該常任委員を辞任することを例としていますが、議長の職責を優先すること、また中立性を確保する観点から改めて常任委員とならないことを規定するものです。よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願いいたします。
〇議長(石川恒夫君) これで説明を終わります。
これから質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
本案は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略をいたします。
これから討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これから発議第6号を採決いたします。
お諮りします。発議第6号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第6号は原案のとおり可決されました。
〇委員長報告第10号 阿賀野市新病院・地域医療に関する特別委員会調査報告
〇議長(石川恒夫君) 日程第7、委員長報告第10号を議題といたします。
新病院・地域医療に関する特別委員会委員長から委員会調査報告書が提出されております。
お諮りします。本特別委員会は、議長を除く議員全員で構成した特別委員会でありますので、会議規則第39条第3項の規定により委員長報告を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、委員長報告は省略することに決定をいたしました。
新病院・地域医療に関する特別委員会の調査は、この委員会調査報告のとおりとし、調査を終了したいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
したがって、新病院・地域医療に関する特別委員会は委員会調査報告のとおりとし、新病院・地域医療に関する特別委員会の調査を終了することに決定をいたしました。
これで委員長報告第10号の報告を終わります。
〇委員長報告第11号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
委員長報告第12号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
委員長報告第13号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
〇議長(石川恒夫君) 日程第8、委員長報告第11号から委員長報告第13号までを一括して議題といたします。
各常任委員会の閉会中の所管事務調査報告については、お手元に配付いたしましたとおりであります。
これで委員長報告第11号から委員長報告第13号までの報告を終わります。
〇閉会の宣告
〇議長(石川恒夫君) これで本日の日程は全て終了いたしました。
以上をもちまして本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
会期全般にわたりまして慎重なご審議をいただき、まことにありがとうございました。
これで本日の会議を閉じ、平成28年第3回阿賀野市議会定例会を閉会といたします。
大変ご苦労さまでございました。
閉 会 (午前11時27分)