平成28年第1回阿賀野市議会定例会議事日程(第5号)

                      平成28年3月18日(金)午前10時00分開議

日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 議案第17号 平成28年度阿賀野市一般会計予算                
      議案第18号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算          
      議案第19号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算         
      議案第20号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計予算            
      議案第21号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算         
      議案第22号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算          
      議案第23号 平成28年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算      
      議案第24号 平成28年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算          
      議案第25号 平成28年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算        
      議案第26号 平成28年度阿賀野市水道事業会計予算              
      議案第27号 平成28年度阿賀野市病院事業会計予算              
日程第 3 議案第28号 阿賀野市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について   
      議案第29号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について     
      議案第30号 阿賀野市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制
             定について                           
      議案第31号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について      
      議案第32号 阿賀野市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正につい
             て                               
      議案第33号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
      議案第34号 阿賀野市職員の退職管理に関する条例の制定について        
      議案第35号 阿賀野市職員の降給に関する条例の制定について          
      議案第36号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  
      議案第37号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     
      議案第38号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に
             ついて                             
      議案第39号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
             の一部改正について                       
      議案第40号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正につ
             いて                              
      議案第41号 旧阿賀野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部
             改正について                          
      議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について    
      議案第43号 阿賀野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    
      議案第44号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について       
      議案第45号 阿賀野市立学校施設の財産処分に係る学校整備基金条例の制定について
      議案第58号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について             
      議案第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地区コミュニ
             ティ公園)                           
日程第 4 議案第46号 阿賀野市公民館条例の一部改正について              
      議案第47号 阿賀野市保健福祉センター京和荘の設置及び管理に関する条例の一部改
             正について                           
      議案第48号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について          
      議案第49号 阿賀野市子ども医療費助成に関する条例の一部改正について     
      議案第50号 阿賀野市子育て支援施設設置条例の制定について          
      議案第51号 阿賀野市高齢者コミュニティセンターささかみ荘の設置及び管理に関す
             る条例の廃止について                      
      議案第52号 阿賀野市神山ふれあいの家の設置及び管理に関する条例の制定について
      議案第53号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について             
      議案第54号 阿賀野市保健センター条例の一部改正について           
      議案第60号 不動産の譲与について(旧すぎの子クラブ建物他2施設)      
      議案第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサービスセン
             ターむすびの里他6施設)                    
      発議第 1号 ヘイトスピーチ根絶のため法規制を求める意見書の提出について   
      請願第 1号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する請願         
      請願第 2号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書の提出を求め
             る請願                             
      請願第 3号 低所得者対策のための財政支援金で国保税引き下げ実施を求める請願 
追加日程1 日程第1 発議第2号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書の提出に
                 ついて                         
日程第 5 議案第55号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の廃止
             について                            
      議案第56号 阿賀野市農業委員会の部会の設置及び部会の委員の定数に関する条例の
             一部改正について                        
      議案第57号 阿賀野市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について   
      議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農業総合管理セン
             ター)                             
      議案第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神農民研修所)
      議案第65号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市ゆうきセンター)
      議案第66号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市京ヶ瀬地区農産物
             加工センター)                         
      議案第67号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神地区農産加工
             所)                              
      議案第68号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農産加工食品貯蔵
             庫)                              
      議案第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市宿泊施設リズム・
             ハウス瓢湖)                          
      議案第70号 市道路線の変更について                     
      議案第71号 市道路線の認定について                     
日程第 6 委員長報告第1号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)       
      委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)       
      委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)       
      委員長報告第4号 閉会中の所管事務調査報告(議会運営委員会)         
      委員長報告第5号 委員会調査報告(議会改革推進特別委員会)          
日程第 7 閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)              
      閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)                

出席議員(20名)
   1番   天  野  美 三 男  君      2番   近  山     修  君
   3番   山  田  早  苗  君      4番   市  川  英  敏  君
   5番   佐  竹  政  志  君      6番   山  賀  清  一  君
   7番   雪     正  文  君      8番   村  上  清  彦  君
   9番   風  間  輝  栄  君     10番   江  口  卓  王  君
  11番   稲  毛     明  君     12番   宮  脇  雅  夫  君
  13番   倉  島  良  司  君     14番   中  島  正  昭  君
  15番   高  橋  幸  信  君     16番   山  口  功  位  君
  17番   遠  藤  智  子  君     18番   浅  間  信  一  君
  19番   山  崎  正  春  君     20番   石  川  恒  夫  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により会議に出席した者の職氏名
       市     長    田   中   清   善   君
       総 務 部 長    圓   山       知   君
       民 生 部 長    井   上   秀   子   君
       産 業 建設部長    土   岐       昇   君
       市 長 政策課長    中   野   孝   英   君
       総 務 課 長    小   林   正   男   君

       市 民 協 働    遠   藤   孝   栄   君
       推 進 課 長

       財 政 課 長    羽   賀       存   君
       管 財 課 長    西   村   和   幸   君
       税 務 課 長    遠   藤       勝   君
       市 民 生活課長    関   川   嗣   雄   君
       健 康 推進課長    横   山       修   君

       地 域 医 療    米   山   和   朗   君
       推 進 課 長

       社 会 福祉課長    小   菅   章   義   君
       高 齢 福祉課長    目   黒       裕   君
       生 涯 学習課長    見   原   健   司   君
       農 林 課 長    小   林       広   君
       商 工 観光課長    飯   野   喜   夫   君
       建 設 課 長    清   田       仁   君
       上 下 水道局長    荒   木   秀   樹   君
       会 計 管 理 者    長 谷 部   教   秀   君

       教 育 委 員 会    渡   邉   栄   二   君
       委  員  長

       教  育  長    岩   村   弘   一   君
       学 校 教育課長    五 十 嵐   勝   哉   君
       農業委員会会長    遠   藤   昌   文   君

       農 業 委 員 会    片   桐   秀   一   君
       事 務 局 長

       代 表 監査委員    土   橋   伴   二   君

       監 査 委 員    渡   辺   滝   雄   君
       事 務 局 長

       消防本部消防長    唐   橋   繁   英   君

本会議に職務のため出席した者の職氏名
       事 務 局 長    小   林   定   次
       係     長    唐   崎   裕   児
       主     任    渡   辺   康   恵

               開 議 (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(石川恒夫君) おはようございます。
  定刻になりました。
  ただいまの出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(石川恒夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、2番、近山修さん、5番、佐竹政志さん、6番、山賀清一さん、以上3名を指名いたします。
                                            
    議案第17号 平成28年度阿賀野市一般会計予算            
     議案第18号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算      
     議案第19号 平成28年度阿賀野市後期高齢者医療特別会計予算     
     議案第20号 平成28年度阿賀野市介護保険特別会計予算        
     議案第21号 平成28年度阿賀野市公共下水道事業特別会計予算     
     議案第22号 平成28年度阿賀野市集落排水事業特別会計予算      
     議案第23号 平成28年度阿賀野市押切外四ヶ大字財産区特別会計予算  
     議案第24号 平成28年度阿賀野市少年自然の家特別会計予算      
     議案第25号 平成28年度阿賀野市工業団地造成事業特別会計予算    
     議案第26号 平成28年度阿賀野市水道事業会計予算          
     議案第27号 平成28年度阿賀野市病院事業会計予算
          
議長(石川恒夫君) 日程第2、議案第17号から議案第27号までを議題といたします。
  予算審査特別委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  山賀予算審査特別委員会委員長。
               〔6番 山賀清一君登壇〕
6番(山賀清一君) おはようございます。予算審査特別委員会の審査報告を行います。
  平成28年3月18日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。
  3月2日に議長を除く議員全員により本委員会が設置され、付託された11の平成28年度会計予算を審査しました。
  審査状況は、3月14日から16日の3日間、担当課長等から予算概要の説明を受け、質疑を行い、市長に対する総括質疑を行いました。
  審査結果を報告いたします。議案第17号、議案第18号は賛成多数、議案第19号から議案第27号までは全会一致で可決と決定しましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  予算審査特別委員会委員長、山賀清一。
  以上です。
議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
  お諮りします。本特別委員会は、議長を除く議員19人により構成した特別委員会でありますので、委員長報告に対する質疑を省略したいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「休憩してください」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 休憩いたします。
               休 憩 (午前10時02分)
                                            
               再 開 (午前10時02分)
議長(石川恒夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  今ほどの委員長に対する質疑を省略をいたしたいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、質疑は省略いたします。
  これから自由討議を行います。
  初めに、議案第17号 平成28年度阿賀野市一般会計予算について自由討議を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、議案第18号 平成28年度阿賀野市国民健康保険特別会計予算について自由討議を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第17号について討論を行います。
  13番、倉島良司さん。
13番(倉島良司君) 議案第17号 平成28年度阿賀野市一般会計予算について、反対の立場から討論に参加いたします。
  予算規模200億円を超える市民生活になくてはならない大切な一般会計予算であり、市長の施政方針に基づく幾つかの日本一に挑戦するという積極的な面を持った予算であり、一定の評価をするものでありますが、しかし残念なことに国民や市民の中で批判の大きいマイナンバー制度や農業委員会改革が、国の施策でやむを得ないというものの、何の抵抗もなくスムーズに予算化されているというふうに思えてなりません。また、五頭山麓南線の工事、今後の見通しも明確でない中で自然破壊や防災上の問題も危惧する事態で、工事継続に疑問の声も上がっております。
  よって、議案第17号に反対するものであります。
  以上であります。
議長(石川恒夫君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) これで討論を終わります。
  次に、議案第18号についての討論を行います。
  まず、原案に反対の方の討論を行います。
  12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) この国民健康保険特別会計予算については、昨年度、27年度もそうですが、28年度も国の支援金が1,700億円、阿賀野市で見ると28年度予算も6,000万円ほど特別の支援金が入っているということであります。この支援金の意味は、安倍首相が国会で何遍も、3遍言ったそうですが、低所得者のためにちゃんと手だてをとっていると、それが国保の特別支援金だということで再三支援金の問題を取り上げているように、一般的な国の負担金ではなくて、これは低所得者に配慮するということを根源とした交付金だというふうに私は思うのです。それで、特に低所得者層が今非常に国保税に対して納税が困難になっているという実態が明らかになっております。阿賀野市で見ますと、平成26年度の国保税の滞納状況一覧表というのを調べてつくってもらったのですけれども、これを見ますと所得階層はゼロから1,000万以上で50万ごとに区切られて、全部で24階層があるというふうに、この階層ごとの滞納状況を出してもらったわけです。そうすると、低所得者層というのはいろいろありますけれども、特徴的なのは、最高が1,000万円以上でありますが、4分の1の世帯がちょうど第8階層になって200万から250万未満の所得なのです。それまでの滞納数が495世帯を占めているのです。全部で滞納世帯は26年度879世帯があるわけですが、このうち250万未満の世帯が56.3%を占めているという状況になっております。滞納額も56.2%と、ここまでが、ですから4分の1以下の世帯に特に滞納世帯が集中しているということがあるのです。これは、基本的にはやはり払いたくても本当にこの世帯というのは払えないという世帯だというふうに思います。国保税は特に均等割、世帯割、人頭割の比重がこの世帯にとっては高いですので、国保税を払うと生活保護以下の水準に入るというふうに思われる方も非常に多いのです。だけれども、生活保護を受けていないと、ボーダーラインにいるという世帯も多い状況だというふうに私は思うのです。ですから、国の支援金をここの部分にもっと焦点を当てて、ここの部分が滞納をできるだけしなくても済むようなそういう制度、これをつくるべきだというふうに思うのです。そういう点では、今回今までずっと同じやり方で来ているけれども、このままだと一層それが滞納もふえるという悪循環になるので、この点で今度やはり本格的に国保税のあり方、これを見直しをするべきだというふうに思います。そういう点では、今回従来どおり来ているというのは、これはやはりもう少し検討しなければならないのではないかというふうに思いまして反対でございます。
議長(石川恒夫君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
  18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) 今宮脇さんが話ししていたのは国保税の件ですよね。今話しされましたけれども、その前に国から500億という低所得者対策費が出ておるわけです。当阿賀野市には2,000万円ほどの額が配分されていますけれども、それ以上にまたするということになりますといろんなところに影響が出てきます。さらにその上に上乗せをせよという意味だとは思われますけれども、もしそれをやり続けますと他の産業にまで影響を及ぼすことになるのではないかと私は考えております。それだけではありませんので、健康保険にしても国保だけでないはずですので、一般財源からその件に関してそこにだけ投入するというのはちょっと今のところ過ぎるのではないかと。ほかの産業に投資もしないと、現在納税している方ができなくなるおそれも考えられますので、私はその辺はおかしいなと思っておりますし、またこれはこの場でそんな引用はどうかと思われますけれども、禅語で「日々是好日なり」という言葉があります。これは、後のことも余り考えないで、先のことも考えないで、今がよければいいという解釈を私はしておりますけれども、我々政治にかかわる者は今も大事ですし、終わったことも反省しなければなりません。しかし、もっと大事なのは先のことも考えないといけないのでないかと思っております。そういう面からいきますと、いろんな政策をつくらなければなりません。そういうところも考えますと、1点集中、共産党さんが言うのは方針ですから私わかりますけれども、それだけをやっておりますと全体的な市の衰退にもかかわるのでないかと、このように考えておりますので、私は賛成であります。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第19号から議案第27号までの討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第17号から議案第27号までを採決します。
  初めに、議案第17号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決であります。
  お諮りします。議案第17号は委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立をお願いをいたします。
               〔起立多数〕
議長(石川恒夫君) 起立多数です。
  したがって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第18号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。議案第18号は委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立をお願いをいたします。
               〔起立多数〕
議長(石川恒夫君) 起立多数です。
  したがって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第19号から議案第27号までを採決いたします。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第19号から議案第27号までは委員長報告のとおり決定をいたしました。
                                            
    議案第28号 阿賀野市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正につい
            て                           
     議案第29号 阿賀野市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について 
     議案第30号 阿賀野市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する
            条例の制定について                   
     議案第31号 阿賀野市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について  
     議案第32号 阿賀野市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改
            正について                       
     議案第33号 阿賀野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正
            について                        
     議案第34号 阿賀野市職員の退職管理に関する条例の制定について    
     議案第35号 阿賀野市職員の降給に関する条例の制定について      
     議案第36号 阿賀野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ
            いて                          
     議案第37号 阿賀野市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 
     議案第38号 阿賀野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
            部改正について                     
     議案第39号 阿賀野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
            する条例の一部改正について               
     議案第40号 阿賀野市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部
            改正について                      
     議案第41号 旧阿賀野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条
            例の一部改正について                  
     議案第42号 阿賀野市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
     議案第43号 阿賀野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
     議案第44号 阿賀野市職員等の旅費に関する条例の一部改正について   
     議案第45号 阿賀野市立学校施設の財産処分に係る学校整備基金条例の制定
            について                        
     議案第58号 阿賀野市火災予防条例の一部改正について         
     議案第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市赤坂地区
            コミュニティ公園)
                   
議長(石川恒夫君) 日程第3、議案第28号から議案第45号まで、議案第58号、議案第61号を一括議題といたします。
  総務文教常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  倉島総務文教常任委員会委員長。
               〔13番 倉島良司君登壇〕
13番(倉島良司君) 委員会審査報告書。平成28年3月18日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。総務文教常任委員会委員長、倉島良司。
  平成28年3月9日、総務文教常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案第28号から45号、議案第58号、議案第61号の計20件について審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決と決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第28号から議案第45号まで、議案第58号、議案第61号を一括して採決いたします。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第28号から議案第45号まで、議案第58号、議案第61号は委員長報告のとおり決定をいたしました。
                                            
    議案第46号 阿賀野市公民館条例の一部改正について          
     議案第47号 阿賀野市保健福祉センター京和荘の設置及び管理に関する条例
            の一部改正について                   
     議案第48号 阿賀野市児童クラブ設置条例の一部改正について      
     議案第49号 阿賀野市子ども医療費助成に関する条例の一部改正について 
     議案第50号 阿賀野市子育て支援施設設置条例の制定について      
     議案第51号 阿賀野市高齢者コミュニティセンターささかみ荘の設置及び管
            理に関する条例の廃止について              
     議案第52号 阿賀野市神山ふれあいの家の設置及び管理に関する条例の制定
            について                        
     議案第53号 阿賀野市介護保険条例の一部改正について         
     議案第54号 阿賀野市保健センター条例の一部改正について       
     議案第60号 不動産の譲与について(旧すぎの子クラブ建物他2施設)  
     議案第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市デイサー
            ビスセンターむすびの里他6施設)            
     発議第 1号 ヘイトスピーチ根絶のため法規制を求める意見書の提出につい
            て                           
     請願第 1号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する請願     
     請願第 2号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書の提
            出を求める請願                     
     請願第 3号 低所得者対策のための財政支援金で国保税引き下げ実施を求め
            る請願
                         
議長(石川恒夫君) 日程第4、議案第46号から議案第54号まで、議案第60号、議案第62号、発議第1号、請願第1号から請願第3号までを一括議題といたします。
  社会厚生常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  遠藤社会厚生常任委員会委員長。
               〔17番 遠藤智子君登壇〕
17番(遠藤智子君) 委員会審査報告書。平成28年3月18日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。社会厚生常任委員会委員長、遠藤智子。
  平成28年3月10日に社会厚生常任委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第46号から議案第54号、議案第60号、議案第62号、発議第1号の議案12件につきまして審査した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決と決定いたしましたので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  また、請願第1号につきましては全会一致で採択すべきもの、請願第2号、請願第3号につきましては賛成少数で不採択とすべきものに決定いたしましたので、会議規則第143条第1項の規定により報告いたします。
議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから自由討議を行います。
  初めに、請願第2号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書の提出を求める請願について自由討議を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 自由討議なしと認めます。
  これで自由討議を終わります。
  次に、請願第3号 低所得者対策のための財政支援金で国保税引き下げ実施を求める請願についての自由討議を行います。
  7番、雪正文さん。
7番(雪 正文君) せっかく自由討議という場面が与えられているわけですから、今回の請願に対して若干疑問な点もありますので、この辺を掘り下げながら自由討議を行って採決のほうに移りたいなという意味から若干お伺いさせてもらいますけれども、今回稲毛議員と山田議員が紹介議員になっていますので、あとどなたでも結構ですけれども、ちょっとお伺いしたい点とその辺議論してみたいなと思ったところを聞かせていただきます。
  今回の請願は、低所得者対策のための財政支援金で国保税引き下げ実施を求める請願というふうになっております。請願の趣旨の中身を見ますと、国は国民健康保険制度の基盤強化に関する国と地方の協議に基づいて、平成27年度から毎年1,700億円、これは29年度以降も継続される見込みでありますけれども、この1,700億円に対して低所得者対策の強化のみ明確に規定していますと、そういった趣旨から支援金の目的に沿って低所得者の負担軽減に使うよう請願がなされているわけでございますけれども、そして私も、んっと思ったので、ちょっと調べてみました。国のほうで出しております厚生労働省の保険局の国民健康保険課というところが、ネットで調べればすぐ皆さんわかると思うのですけれども、市町村国保の低所得者に対する財政支援の強化、これが今回の請願の内容と一致するものと私は認識しておりますけれども、その中を見ると2,200億円なのです。消費税の関係もございまして、低所得者に限定をして2,200億円のうちから500億円、阿賀野市の分で換算しますと、先ほど浅間議員も言われましたけれども、約2,000万弱、1,900万ほど低所得者対策として26年度に実施されているわけですけれども、まずこの辺についてどういうふうに理解しているのかなというのを聞きながら自由討議をしていきたいなというふうに思いますので、その辺ひとつよろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 紹介議員というご指名がございます。
  11番、稲毛明さん。
11番(稲毛 明君) 非常に雪さんが心配していることもわからないわけではないのですが、私たちが低所得者に光を当ててくれと言っているのは、請願の趣旨の冒頭にもありますように、年額36万2,800円、これは所得の18%を超えるというようなことでここに書いてありますけれども、我々よく使う言葉で食えば払えず、払えば食えずという低所得者の方々にとっては非常に大きな負担になっているというわけで、とりわけ人頭税、頭割り、これらが大きな比重を占めるということになっているわけです。そういう意味では、低所得者、また多子世帯、そういうところに国の制度を生かして、そこに1つは光を当てて国保そのものを充実させていく必要があるのではないかなというふうに思うのです。それをやることによって、私の考えですが、滞納が減ったり、そして国保そのものを本当によく利用して、即病院や医者にかかれるというところに直結していくのではないかなという意味では、阿賀野市全体の健康を推進していく、そして重症にならなければ医者にかかれないと、重症になれば医療費もかさむわけですから、その一歩手前で国保をきちっと活用することによってやっていくということ、なぜそれだと滞納になると資格証明、またはそれを剥奪するというようなことも起きているわけなので、特に低所得者の関係で資格証明書発行の割合が高いというふうに思うのです。だから、今こそ国の制度も利用して、国保に、この分野に光を当てるなんて悪いですけれども、厚くしていく必要があるのではないかなということで、今回の低所得者対策のための財政支援をそこに充ててくれという請願の紹介議員をさせていただきました。
  以上です。
議長(石川恒夫君) 7番、雪正文さん。
7番(雪 正文君) ありがとうございます。稲毛さんの言わんとしていることは非常に理解できる部分も正直あります。そうなればいいなという部分もありますけれども、先ほど浅間議員も言われましたけれども、やっぱり過去を見ながら将来を見ていった中で我々議員、議会としてしっかりとした判断をしなければいけない、そういう観点から、では阿賀野市は今現状どうなっているのだと、先ほど私申し上げましたけれども、この低所得者に対する財政支援の中でトータルで2,200億円、そして26年度に低所得者に限定して500億円国が手当てをしていると。残りの1,700億円に対しては、これは見解が違うところだと思うのですけれども、その辺が今回の請願に対する議論になってくるのかなというふうに考えておりますけれども、現状500億円、阿賀野市にしますと約1,900万円、これによって実際平成25年から27年で見ますと国保加入者は約八百二、三十人ほど減っております。そして、低所得者は今回のこの国の政策によって923人恩恵を受けております。実際これをどこまでいけば皆様方が納得していただけるのかなというのも1つ聞きたいところなのですけれども、その辺よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 11番、稲毛明さん。
11番(稲毛 明君) 雪さんの心配されることも理解もできるのですが、ただ全体的にならしてどうかではなくて、現実問題として低所得者の方々が保険料を払うということについても非常に大きな障害になっているということと、先ほどの繰り返しで申しわけないですが、医療にかかるということについても二の足、三の足を踏んでいるという現状を踏まえて、そこはやはり解決していかなければ阿賀野市全体の市民の健康を保っていくという意味で国保の果たす役割が非常に大きいわけなので、そこの点をメスを入れるといいますか、きちっとそこに手だてをして、そこの部分をもうちょっと総体的に……優遇されていくなんて言葉が適当かわかりませんけれども、そこのところに光を当てていく必要がまだまだ多々あるのではないかなというふうに思っています。実際私自身も聞いている中で、確かに雪さんが言うようにこの制度を若干入れることによって低所得者の皆さんも改善されるというふうになっておりますけれども、全般的なあれとしては確かに今国保加入者がちょっと減っているという話ですが、最後のセーフガードが国保なのです。会社を首になったり、いろんなことで社会に放り出されると行くところはやはり国保でありまして、そこに加入する皆さんは、こんな言い方は悪いですけれども、収入が保障がなくて低所得で非常に苦しんでいるという階層の方々が多く入ってきているのです。その現実も見ながら一つ一つ光を当てていく必要があるのではないかなというふうに思っております。先ほどの繰り返しみたいな話で申しわけないですけれども、いうことであります。
議長(石川恒夫君) 7番、雪正文さん。
7番(雪 正文君) 稲毛さんの言わんとしていることは非常にわかるのでありますけれども、やっぱり10年、20年先を見据えた中で我々は判断していかなくてはいけない。そういう視点で見ますと、今回国がやった低所得者に対する財政支援の強化の中身を見て検討させていただきますと、今回の請願では1,700億円についてというふうにございます。国が示した方向性を見ると2,200億、低所得者に限定した補填として500億は既に発行済みです。そして、当市においてもその恩恵を受けている方々が約1,000名弱いらっしゃいます。これも事実です。そして、この2,200億円のうちの1,700億円というのは保険者に対する支援制度の拡充が第一でございます。保険者の支援制度の拡充というのは、保険者は市町村であります。被保険者ではございません。保険者支援制度の拡充、これは市町村に対して拡充するのですよと、こういう意味でございます。なぜそういう意味合いでの予算づけなのかと申しますと、国民健康保険の財政基盤の強化について、これは国が示しております。持続可能な医療保険制度を構築するために次の2つの措置を行うと。1つ目は、国保の運営は都道府県が担う、2つ目として国保に対する財政支援を拡充すると、こういった趣旨から今回国全体で2,200億の措置がされているわけです。皆さんもご存じのとおり、平成30年からこの国保会計は広域化、要するに県単位になります。この請願を言っている意味は理解できるのですけれども、議会として採択するのであれば30年からの国保会計を広域化に持っていく、これは無理だと思います。新潟県の中で阿賀野市だけがこの広域化に乗り遅れる。乗り遅れたら実際どうするのですか。それだけの体力が阿賀野市にありますか。そういったのをよく考えた上で皆様方からご判断していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) いろいろ言われましたけれども、2,200億円というののうち500億円は法定減免の拡大なわけです。その分法定減免の拡大、要件を緩和したからそれに充てなさいということで26年度は500億円減ったのです。それで、その後27年度から低所得者層を中心にしてこれは財源を出すのだよということでいっているのです。それは調べればわかるように、それが1,700億円、それが続くということで、県単位にするというのもありますけれども、それでそういう点で今現実に持続可能というふうに言っているけれども、県段階に移せば持続可能かと、そんなことないのです。市町村で全部賦課徴収するのです。ですから、県はただ割り当てるだけで、市町村はそれを徴収するし、賦課割合も市町村で決めるのです。ですから、市町村で実態に合ったやり方でやるということなのです。そもそも何で阿賀野市がこんなに赤字が続くかというのは、根本的には国の負担、国庫負担をこの間ずっと減らしてきて、最高時は私も知っていますけれども、国保会計全体の45%を国庫負担でやっていたのです。現在は20%台です。それも20%の前半に削ってきたということが最大の今の困難の原因なのです。だから、人ごとのように自然現象ではないのです。国が本当に社会保障の重要な一環として位置づけている国保を負担を減らしてきたから、こういう困難な状況になっているのです。それで、全国的に批判が強くなって、県知事会とか市町村会がこのままではやっていけないから、本当に低所得者は滞納が大変だと、状況がすごくふえていると、だからそこにせめて手だてしてくれということでやったら1,700億円ずつ当面やるかということになって、まだ抜本的にこの問題の解決はならないけれども、安倍首相もそのことを言っているのです。低所得者にちゃんと手だてしましたと、1,700億円やりますということを国会で3遍もわざわざ低所得者ということを言っているのです。ですから、持続可能というならばやっぱり国も余り削減どんどんするのではなくて、もとのように国が責任を持つということをしていかないと、幾ら県単位にしたって徴収するのは全部市町村の責任でやるわけですから、これは決して県段階でやれば矛盾がなくなるという問題ではないということを思います。
  以上です。
議長(石川恒夫君) 7番、雪正文さん。
7番(雪 正文君) その辺は認識の違いからきているものだなというふうに思いますけれども、まず保険者という捉え方、私もいろいろ調べました。保険者というのは市町村でございますから、それに対する財政強化をしております。国の国保の状況、25年度の速報値を見ますと国全体で約3,500億円ほどの財政赤字になっているわけですけれども、まずそれを解消しなければいけない。阿賀野市だけが赤字のわけではありません。全国にたくさんの自治体が国保会計が赤字で困っているわけです。それを25年の速報値を見ますと約3,500億円、まずこれを全国的に広域化を進めるための30年までには何とかしなくてはいけないのだという中での今回の財政措置です。そして、まずきれいにして、各自治体がきれいに借金を返して、そして30年になったら広域化をしてやりなさいと。では、30年になっても赤字は解消できるのですか、そんなに急にできるわけないでしょう。だから、国も30年からさらに継続して1,700億円を投入していくと、そういったので持続可能な医療保険制度を続けていくのだと、私はこういうふうに理解しておりますけれども。
議長(石川恒夫君) 12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 1,700億円投入しても、これは国会でないから余りこの話ししてもあれなのですけれども、赤字はずっと2,100億円なのです。1,700億円やったって赤字の穴埋めにならないのです。だから、これやっても、低所得者の軽減に使え、使えといってもなかなかすとんといかないということ。阿賀野市は2億円でしょう。2億円を出してくれれば何のことはないのだけれども、そういうふうになっていないからみんな非常に困難な状況にいるということなのです。あとはどこにしわ寄せするかといえば結局被保険者でしょう。それがさっき言ったように阿賀野市も26年度879世帯、2億1,700万円も1年間で滞納しているのです。こういう実態、これは徴収だけの問題ではないのです。根本的に負担が重過ぎるというのが含んでいるというふうに思うのです。
  以上です。
議長(石川恒夫君) 5番、佐竹政志さん。
5番(佐竹政志君) 今お二人から自由討議ということでいろんな意見があったのですけれども、実は国保の県単位になるというのは平成30年です。これは皆さんご存じのとおりなのですけれども、平成30年から県に移管されれば市のほうの負担が軽くなるなんていうことである意味期待したのですけれども、だんだん、だんだん概要が見えてきまして、さっき宮脇議員も言われましたように国保が県でまとまって、では今までの市町村の役割はどうなるのかといえば県のほうから国保の医療費分としての支払いが当然必要なわけですから、その分については阿賀野市は何十億収納しなさいと、県に納めなさいというような形にするのです。そうすると、私さっき言いましたように、県単位になれば市の苦労が報われるのかなというふうな大きな期待があったのですけれども、今わかるとおり国保のほうの関係でいえば平成27年度は2億円を一般会計から繰り入れをして何とかやりくりしたと、26年度は1億円を繰り入れをしたと、それで25年度は2億5,000万円を繰り入れして対応していると。
  しかし、現実問題国保の加入者だけでいえば阿賀野市の人口の大体4分の1、25%の人しか国保に入っていないという状態の中で国保に相当な一般財源を繰り入れしてやりくりしているという状態から考えて、特に国保の税額算定の場合も低所得者については7割軽減、5割軽減、2割軽減ということで相当軽減措置もやっているという中でやりくりしてきているという状態の中でありますので、基本的には国保の場合、平成30年から県のほうから阿賀野市のほうに納入割合をこれだけ納めなさいよという指示が来たときに、あくまでも国民健康保険の税金というのは目的税ですから、これだけの財源が必要だと、この財源を集めるために税率を決めましょうというのが国保なわけですから、やっぱり市町村の苦労というのはこれからも続くということです。ただ、市町村のほうで割り当てが来て、税に転嫁をして、その金額だけ収納できないということになれば、今現在であれば市町村単独で、保険者は市町村ですから阿賀野市ですので、市町村長の判断で一般会計からの繰り入れができるのだけれども、何かのきっかけで繰り入れをしないで全部税の徴収に充てなさいよという指示になったときには、本当に困るのは阿賀野市民だというふうに、その辺の心配があるということなので、ただ今の流れの中では市町村の割り当ての中で税で対応できなければ一般会計の繰り入れもいいですよというような情報を私は聞いていますけれども、ただまだ今言ったように2年、3年先の話でありますし、また30年からスタートした後にいろんな指示が、ともかく保険者が今度は県に移るわけですから、どんな指示、どんな方向が出るのかわかりませんし、もう一つは今市町村単位で税金の世帯当たり、あるいは1人当たりの税収というのも市町村でまちまちなのです。要するに医療費を余り使っていない自治体もありますし、そうでない1人当たりの医療費が非常にかさんでいる市町村もありますから、税の負担も少なくて済む市町村もあるのですけれども、県が一本化になればその辺が全部平準化されて楽になるのかなという期待もあったのですけれども、どうもそうではなくて現行そういうふうな実態割合は反映されるということで、県下一律市町村で税金が同じものではなくなるというような形でスタートするということも聞いておりますので、これから十分検討していく必要があるなということで私自身考えておりますし、さっき言いましたように目的税ということでどういうふうにして金を集めていくかということになると均等割をふやしたほうがいいのか、減らしたほうがいいのかというのはこれからの課題だというふうに考えております。これは、私の意見であります。
議長(石川恒夫君) 18番、浅間信一さん。
18番(浅間信一君) いろいろな意見が出ておりますけれども、私は先ほど賛成ということでありますので……賛成ではなくて、この件は反対です。
議長(石川恒夫君) 今自由討議ですので。賛成、反対ではなくて。
18番(浅間信一君) そういうところでありますけれども、やはり来年度は予定としては3,500億を国が投入するということであります。3,400億円ですか。ですけれども、そのもの自体がちょうど全国の自治体が3,500億ほどの赤字が出ているということの中で今の自治体の財政力を見るとその分の負担、また阿賀野市は郷病院の負担もあるわけです。そういう部分からいきますと、それは大事なことなのでしょうけれども、この部分だけの討論をしますとそういうことになりますけれども、先ほども言いましたように市の全体の将来を考えますとこれだけをそうしていいのかということも私は考えるわけです。ですから、そこに国も手当てをしてくれています。前に宮脇さんが話しされましたけれども、前は国庫から補助金をもらえばいいのだという話もされていました。それは、今現実になって国が手当てしてくれたわけですけれども、その中でまた低所得者分も別枠として入っているわけです、先ほども申し上げたとおり。私は、今はその時期ではないかと。まず、各自治体が地方創生にも取り組んでおります。そういう部分を含めまして、各自治体がスムーズに目的を達せるように有効に使って、阿賀野市の体力をこれからつけていくと、そのつけた体力で産業を含めたいろんな分野で活力を出して、税収を上げていただいて、各企業が生き延びて、そして阿賀野市のために頑張ると、そういうことも考えていかなければならないのでないかと思っております。私の意見は、今のところそれだけです。
議長(石川恒夫君) ほかに自由討議はございませんか。
  3番、山田早苗さん。
3番(山田早苗君) そもそも国民健康保険は社会保障、憲法25条の生存権の保障ということでつくられている社会保険なわけです。それが今、先ほど宮脇議員が言ったように国庫負担がどんどん、どんどん削られている中で加入者負担がふえてきているという現実があります。ことしの申告の中でも国保を全額納められたというような方は割かし、もちろん大勢いらっしゃいますけれども、なかなか納められないという市民の声がたくさん聞かれました。実際問題、特に子どもの多い世帯などでは国保料金は割かし高くなってしまって、なかなかそれに追いつく所得が上がらないという今の経済状況の中で大変苦しい状況にあるというふうに思うのです。そういったところからすれば、本来給付は全ての人が受けられる、負担はその人の所得、能力に応じて負担をして、給付は全ての人が受けられるというふうな社会保障、社会保険という形をきちんととっていくのが国の責任だというふうに思うのですけれども、なかなか今それを国がやっていない。今消費税の増税の中でさらにまた社会保障を削ろうとしているわけですけれども、消費税は社会保障に使うのだという大前提のごく一部で安倍さんが一生懸命低所得者に対する軽減で1,700億を使うということを国会の中でも何回も何回も言っているという現実があるわけです。そういった意味でそこをストレートに自治体としても受けとめて、低所得者が本当に安心して医療を受けられる、短期保険証や資格証も阿賀野市では、短期保険証だと140世帯、資格証で三十何世帯の方たちに発行しておりますけれども、医療から遠ざけてしまうようなそういうやり方ではなく、やはり誰もが安心して医療が受けられるというふうなことを保障しなければいけないのだというふうに思うのです。そういった中で軽減措置というのをしっかりとって、誰もが医療が受けられる、そういう体制をとっていくということがこれから強く求められるというふうに思うのですけれども、なかなかそこのところが市民目線に立って私たち議員は意見を述べていくことが必要ではないかと思うのです。もちろん阿賀野市の将来もきちんと見なければならないというふうには思いますけれども、今困っている市民をどうして救えるのか、今救えなくてどうして将来的なところまで救えるのかという、そういう思いを持っています。
議長(石川恒夫君) 7番、雪正文さん。
7番(雪 正文君) 最近こういう活発な自由討議がない中で、きょうは非常にいいのかなというふうに、今山田議員の言われたのも非常にわかります。だんだん論点が整理されてきたかと思うのですけれども、今が大事なのか、将来が大事なのかというふうに2つに分かれてきたのかなというふうに感じております。そこで、今までのと30年以降どうなっていくのかというのを若干言わせていただきますけれども、公費を大分投入しているのです。これが少ないか多いかは皆さんの判断によるところでありますけれども、国民健康保険に対して平成26年度に実施した低所得者向けの保険料の軽減措置が500億、先ほど来言いました。それに加えて、国は毎年約3,400億円の財政支援を拡充しております。この3,400億円というのは、国保の保険料総額、これ約3兆円ありますけれども、その1割を超える規模で国のほうは財政措置しております。これは、被保険者1人当たり約1万円の財政効果がある。これが多いか少ないかは皆さんの判断ですけれども、こういうふうに実際やっているのです。ただ、現状今皆さんが言われるとおりまだまだ足りないよ、今を考えれば足りないよというふうな考え方もあるかと思います。ただ、30年以降もさらに公費を拡充すると、1,700億円の内訳を一部言いますと財政調整機能の強化、これ財調の交付金を実質的に増額する、こういう方向性で国はおります。そして、自治体の責めにならない要因による医療費の増、負担への対応もしてくれると。そして、これは自治体が主にかかわっていかなくてはいけないと思いますけれども、保険者、市が努力したことに対する支援、これは医療費の適正化に向けた取り組みに対する支援でありますけれども、この辺も市長を先頭として庁舎一丸となって取り組んでいかなければいけない。それによって国のほうからの支援の拡充を求めていく。ひいてはそれが被保険者の負担軽減になっていくと、そういうことであります。そして、財政リスクの分散、軽減方策、こういったために国は30年度以降さらに広域化を進めてもやっていくと、将来を考えるのであれば皆様から賢明なご判断をいただきたいなというふうに思います。
議長(石川恒夫君) ほかにございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第46号から議案第54号まで、議案第60号、議案第62号、発議第1号、請願第1号についての討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、請願第2号についての討論を行います。
  委員長報告は不採択でございますので、まず請願に賛成の方の討論を行います。ございませんか。
  12番、宮脇雅夫さん。
12番(宮脇雅夫君) 賛成の立場で討論いたします。
  これは年金の、特にマクロ経済スライド制、これが導入されると生活していけないというのが中心だと思いますけれども、たまたまこういう請願が出たと思いましたら、これは週刊ポスト今週号で老後破産ということで非常に詳しく年金問題について大変な実態ですよということを警告しておるのです。これはかなり詳しく実証しておりまして、大学の教授もこれに加わっているということで、今週の週刊誌の一番の目玉で、もう既に売り切れ続出だということで、私もすごいのが出ているなというふうに思いまして買ってきました。ここは時間がありませんから、どういうことが、見出しを言いますと4人に1人が年収160万円以下、新老後破産、働けど節約すれども抜けられない泥沼ということで、生命保険料もちゃんと払ってきたし、多少の蓄えもあるからぜいたくはできなくてもゆっくり過ごせるかな、仕事をリタイアして、これから老後を迎える人の多くはこんな心境だろう。しかし、不自由ない暮らしをできる人はほんの一握り。65歳以上の高齢者の4人に1人が生活保護受給水準の暮らしができていないということが明らかになった。どんなに働いても生活を切り詰めても逃げられない新老後破産の現実はあなたの身にも迫っているということで、年収160万以下の下流老人がこの5年間で214万人増加して、何と893万人になったと。要介護認定1、2が介護保険対象から外される介護制度改悪が実現すれば223万人に大打撃。ローン返済、病気リスク、妻の介護、子どものパラサイトであっという間に貯蓄が尽きて貧困生活へということで、裏づけになるのを詳しくここで述べております。そういう点では、ずっと将来も安心できるという状況でなくて、既に老後破産という状況が起きているという中で、せめてマクロ経済スライド、これは物価や賃金の上昇率よりも年金給付額の伸びは何があっても抑えられるということで、これが原因でずっとこれからもどんどん、どんどん、30年間さらに下がっていくという状況です。今、日本経済は大変破壊状況でありますが、その大きな原因として年金暮らしの人が本当に年金が減ってきて消費がふえないという問題があるのです。もう一つは、若年層を中心とした非正規雇用者が非常にふえているということで、こんなこと、生活が破壊された状況が続けば日本経済もだめになるし、社会保障の土台もこういうことを幾らでも続けると破壊されるということで、これはもうこの請願はごく当たり前のことを言っているというふうに私は思うのです。
  また、これを言うとまた財源がどうのこうのとか、それを言うとここで大論争になりますけれども、こういう状況を果たしてほっておいて、財源もないのではないかと、これはやはり今求められているのはもうかっているところから、特に大企業はどんどん、どんどん内部留保をふやして、既に300兆円をはるかに超えて、それを全然循環させていないという大問題があるわけです。それと、所得の高い人、1億円以上所得があるとだんだん所得税率が下がるという、こういう根本的な問題があって、今幾ら大きい企業を応援して、さらにまた減税をするというわけですから、財源がない、財源がないといって、そういうところにまた減税したって何になるのかと、こういうところへやはりメスを入れなければ日本経済はますます破綻状況に将来なっていくのではないかなというふうに思います。メスを入れるべきはやはりそういうところ。
  もう一つは、軍事費の問題、オスプレイ1機80億円です。それを爆買いするわけです。何であんなオスプレイ1機で80億円も出して、それも爆買いして、みんな後に負担させると。これこそ将来不安、アメリカの言いなりというのは極端な状況になっていると。こういうところにメスを入れないで、将来不安だ、不安だということでいったってしようがないのではないかと思いますので、この請願に賛成でございます。
議長(石川恒夫君) 次に、請願に反対の方の討論を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) これで討論を終わります。
  次に、請願第3号についての討論を行います。
  まず、請願に賛成の方の討論を行います。
  3番、山田早苗さん。
3番(山田早苗君) 低所得者対策のための財政支援で国保税引き下げ実施する請願に賛成の立場で討論します。
  当市の国保財政が大変厳しく、一般会計からの繰り入れで保険料の引き上げをせずに運営されていることは大変市の努力ということで評価するところです。しかし、国民健康保険制度は加入者層の所得の状況や国庫負担率をどんどん下げ、加入者負担を増加してきたという歴史的な経緯から見ても制度的な欠陥があり、運営が厳しくなっていることは既にはっきりしています。加入者に責任はなく、むしろ国が憲法25条で国民に保障しなければならない健康で文化的な生活への努力を怠っているということが言えるのではないかというふうに思います。滞納世帯への資格証の発行や短期証の発行は、医療から滞納者を遠ざけるという意味でも国保財政をさらに圧迫する原因になってくるのではないかというふうに思います。消費税の増税や物価上昇、そして大企業ばかりが内部留保をふやし、庶民の暮らしはますます厳しくなっている状況があります。そういった経済の落ち込みの中で加入者の所得は低迷し、国保税の滞納が加入者世帯の経済的な、そして精神的な営みを圧迫しているというふうに思います。督促の発行や徴収機構への委託による徴収強化、そういったものが加入者への負担を大きくしています。そして、どうしたらいいのだろうかと不安を募らせている状況です。特に40代の子育て世代にとっては教育費にもお金がかかり、国保税、年金などを納めれば生活するのが大変厳しい、そういった状況が今市内でもあちこちで聞かれます。子育て世代への支援にも逆行するのではないかというふうに思います。そんな中で社会保障のための消費税増税を言い続けた政府が今国会の中で何回も増税分の使い道をただされ、国保財政支援で低所得者の負担軽減のために1,700億円を投入したと安倍首相みずからが答えています。市は、直接の負担軽減に充てる考えはないという答弁でしたけれども、国保加入者の多くは国保が高い、払い切れないと嘆いています。短期間の請願署名の取り組みでも引き下げに期待を寄せ、800を超える署名が提出されました。市民の切実な声として議会はこれを受けとめ、引き下げを実施するよう市側に求めていただきたい。先回の請願のときは、趣旨は理解するが財源がないということで否決されました。今回は財源があるわけです。安倍首相も言っているように、国保加入者への負担軽減のために1,700億円を使うということを言っているわけですから、この請願を議会として可決するようよろしくお願いいたします。
議長(石川恒夫君) 次に、請願に反対の方の討論を行います。
  5番、佐竹政志さん。
5番(佐竹政志君) この請願に反対の立場で意見を申し上げます。
  ご存じのとおり、先ほども自由討議の中で触れましたけれども、阿賀野市の場合は毎年一般会計からの繰り入れを行って何とかしのいできているという実態があります。また、同じく討論の発言者の中にも低所得者ほど滞納が余計だという言い方もされておりました。言いかえれば、低所得者の方の滞納分がいっぱいたまっているから赤字だということも言えるわけですけれども、それを含めまして毎年一般会計から繰り入れをしてしのいできているという状況があるわけですので、今回改めて税率改正等云々で対応しなくても何とかやり切れるということは、多少の赤字が出ても市のほうも次の補填も考えざるを得ないだろうということで意思もあらわれているのだろうということで思いますし、もうちょっと言わせてもらうと平成30年から国保が保険者が県になるという中で国のほうがいろいろな補填措置をやっているというのは、県のほうで国保がスタートしたときに市町村のほうでは赤字を解消してきれいな状態で県のほうに移管できるようにというふうな配慮があるのだろうというふうに私は思っておりますので、そういうことも含めまして今回この提案については反対いたします。
議長(石川恒夫君) ほかに討論ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) これで討論を終わります。
  これから議案第46号から議案第54号まで、議案第60号、議案第62号、発議第1号、請願第1号から請願第3号までを採決します。
  初めに、議案第46号から議案第54号まで、議案第60号、議案第62号、発議第1号、請願第1号を採決します。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第46号から議案第54号まで、議案第60号、議案第62号、発議第1号、請願第1号は委員長報告のとおり決定し、発議第1号については関係省庁に意見書を提出いたします。
  次に、請願第2号を採決します。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。請願第2号は採択することに賛成の方のご起立をお願いをいたします。
               〔起立少数〕
議長(石川恒夫君) 起立少数です。
  したがって、請願第2号は不採択とすることに決定をいたしました。
  次に、請願第3号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本件に対する委員長の報告は不採択です。
  お諮りします。請願第3号は採択することに賛成の方は起立をお願いをいたします。
               〔起立少数〕
議長(石川恒夫君) 起立少数です。
  したがって、請願第3号は不採択とすることに決定をいたしました。
                                            
    日程の追加
議長(石川恒夫君) ただいま社会厚生常任委員会委員長から発議第2号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書が提出されました。
  発議第2号を日程に追加し、追加日程1として日程順序を変更し、直ちに議題としたいと思います。ご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議第2号を日程に追加し、追加日程1として直ちに議題とすることに決定をいたしました。
                                            
    発議第2号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書の提出につ
           いて

議長(石川恒夫君) 追加日程1、日程第1、発議第2号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書の提出についてを議題といたします。
  提出者の説明を求めます。
  遠藤社会厚生常任委員会委員長。
               〔17番 遠藤智子君登壇〕
17番(遠藤智子君) 発議第2号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書について。
  別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。平成28年3月18日。提出者、阿賀野市議会社会厚生常任委員会委員長、遠藤智子。
  提出先につきましては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、環境大臣でございます。
  なお、意見書の内容につきましては、お手元に配付させていただきましたとおり、ただいま採択いただいた請願第1号と同趣旨のものでございますので、朗読を省略させていただきます。
議長(石川恒夫君) これで説明を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  本案は会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略といたします。
  これから討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから発議第2号を採決いたします。
  お諮りします。発議第2号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議第2号は原案のとおり決し、意見書を関係省庁に提出することに決定をいたしました。
                                            
    議案第55号 阿賀野市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条
            例の廃止について                    
     議案第56号 阿賀野市農業委員会の部会の設置及び部会の委員の定数に関す
            る条例の一部改正について                
     議案第57号 阿賀野市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定につい
            て                           
     議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農業総合
            管理センター)                     
     議案第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神農民
            研修所)                        
     議案第65号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市ゆうきセ
            ンター)                        
     議案第66号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市京ヶ瀬地
            区農産物加工センター)                 
     議案第67号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市笹神地区
            農産加工所)                      
     議案第68号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市農産加工
            食品貯蔵庫)                      
     議案第69号 公の施設に係る指定管理者の指定について(阿賀野市宿泊施設
            リズム・ハウス瓢湖)                  
     議案第70号 市道路線の変更について                 
     議案第71号 市道路線の認定について
                 
議長(石川恒夫君) 日程第5、議案第55号から議案第57号まで、議案第63号から議案第71号までを一括議題といたします。
  産業建設常任委員会への付託事件でありますので、委員長の報告を求めます。
  山崎産業建設常任委員会委員長。
               〔19番 山崎正春君登壇〕
19番(山崎正春君) 委員会審査報告書。平成28年3月18日。阿賀野市議会議長、石川恒夫様。産業建設常任委員会委員長、山崎正春。
  3月11日に産業建設常任委員会を開催し、本委員会に付託された議案12件について審査した結果、議案第55号、議案第56号、57号については賛成多数で可決すべきものと決定、議案第63号、64号、65号、66号、67号、68号、69号、70号、71号についてはいずれも全会一致で可決すべきものと決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。
  以上です。
議長(石川恒夫君) これで委員長の報告を終わります。
  これから質疑を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから自由討議を行います。議案第55号から議案第57号までについて一括して自由討議を行います。ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) これで自由討議を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、議案第55号から議案第57号までについて一括して討論を行います。
  まず、原案に反対の方の討論を行います。
  11番、稲毛明さん。
11番(稲毛 明君) 基本的にはこのやつが移行されるということは農業委員会の形骸化につながるということで、主に私は3つの点に問題があるということに思います。今農業委員会制度は、選挙によって選ばれた委員で主に構成をされております。それが、今度は選任制ということで委員が選出されるということになります。選挙であれば各地域、集落単位で農家の皆さんの意向を酌んだ人たちが立候補をしてくるわけなのですが、選任制となるとそういうことを言っている部分はありますけれども、やはり最終的には首長の意向に沿わない者は委員になれないというのが選任制なわけです。そういう点で、やはり1つはここに問題があるということと同時に、今度は農業委員の定数が減らされていくわけです。阿賀野市は19名でしょうか。それで、これまたおかしな話で、委員が減らされたために仕事量がカバーできないから、農地利用最適化推進委員の制度を設けて農業委員が減らされた数を補っていこうと、全く何を考えた制度なのかということと私は思っております。阿賀野市では、この推進委員の定数は19名でいくということだそうであります。案としては。いうことがやられております。これらがやられていきますと、農業委員会の一番大事な仕事であります農地の転用等々を含めて違反があった場合にやります原状復帰命令とか、また政府、県に対して意見を申す建議も、これも廃止されていくということで、非常に基本的な機能がなくなってくる。あわせまして、一番上のあれであります農業会議、全国農業会議所制度、これも農協の改革と同じように見直しがされて、ここも形骸化されて、本当に地方の市町村の農業委員会から上げてきた意見を全国農業者会議等々が政府に物を申して農業の振興のために頑張ってきた、その中心部隊である農業会議、全国農業会議所がなくなって形骸化されていくということで、末端から上まで全部この農業委員制度が形骸化されて、行く行くは大企業に農地がどんどん、どんどんあっせんされていって、日本の農業が基本的には崩壊されていくということが非常に懸念されるわけであります。これは、ここに直接触れていませんけれども、TPPの問題と裏腹の問題でこれらが進められてきているということをひとつ見ていただきたいということで、私は農業委員会の大崩壊、形骸化につながる3条例案につきましては反対をいたします。
  なお、4月1日から条例が施行されるということで、勉強するいとまも考えるいとまもなく、国の制度だからということでごり押しされるようなことは正しい方法ではないということも一言申し上げまして、反対討論とさせていただきます。
議長(石川恒夫君) 次に、原案に賛成の方の討論を行います。
  16番、山口功位さん。
16番(山口功位君) 私は、ただいまの55、56、57までの議案に対して賛成をいたします。ただいま稲毛さんがるるおっしゃいましたけれども、これは既に昨年の9月に農業委員会等に関する法律を国のほうで国会で議論して改正されております。そういう意味におきまして、民主主義の世の中であれば法律を守るというのが、これは常識のルールであると思います。そして、また推進委員についても条例に定めるとされておりますけれども、これもまた市の裁量も決められるという説明も受けておりますので、それはもしマイナスの点があればまたるる改正できるものと思っておりますので、この議案に対して賛成をいたします。
  それからもう一つ、忘れましたが、総務文教常任委員会で農地推進委員の報酬が全会一致で採択されております。今稲毛さん、もし皆さんがそういうことであればちょっと整合性がとれない部分もありますので、これはそんな点も考えれば皆さんの良識のもとで賛成をしたいと、こう思います。
議長(石川恒夫君) ほかに討論ございませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  次に、議案第63号から議案第71号までについて討論を行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 討論なしと認めます。
  これで討論を終わります。
  これから議案第55号から議案第57号まで、議案第63号から議案第71号までを採決いたします。
  初めに、議案第55号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決であります。
  お諮りします。議案第55号は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立お願いをいたします。
               〔起立多数〕
議長(石川恒夫君) 起立多数です。
  したがって、議案第55号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第56号は採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。議案第56号は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立をお願いいたします。
               〔起立多数〕
議長(石川恒夫君) 起立多数です。
  したがって、議案第56号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第57号を採決いたします。
  この採決は起立によって行います。
  本案に対する委員長の報告は可決です。
  お諮りします。議案第57号は委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
               〔起立多数〕
議長(石川恒夫君) 起立多数です。
  したがって、議案第57号は委員長報告のとおり可決されました。
  次に、議案第63号から議案第71号までを採決いたします。
  お諮りします。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第63号から議案第71号までは委員長報告のとおり決定をいたしました。
                                            
    委員長報告第1号 閉会中の所管事務調査報告(総務文教常任委員会)
     委員長報告第2号 閉会中の所管事務調査報告(社会厚生常任委員会)
     委員長報告第3号 閉会中の所管事務調査報告(産業建設常任委員会)
     委員長報告第4号 閉会中の所管事務調査報告(議会運営委員会)
     委員長報告第5号 委員会調査報告(議会改革推進特別委員会)
   
議長(石川恒夫君) 日程第6、委員長報告第1号から委員長報告第5号までを一括議題といたします。
  各常任委員会及び議会運営委員会から閉会中の所管事務調査報告、議会改革推進特別委員会から委員会調査報告について、お手元に配付をいたしたとおりであります。
  これで委員長報告第1号から委員長報告第5号までの報告を終わります。
                                            
    閉会中の継続調査申出について(総務文教常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(社会厚生常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(産業建設常任委員会)
     閉会中の継続調査申出について(議会運営委員会)

議長(石川恒夫君) 日程第7、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
  各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から会議規則第111条の規定により、お手元のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
  お諮りします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(石川恒夫君) 異議なしと認めます。
  したがって、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
                                            
    閉会の宣告
議長(石川恒夫君) これで本日の日程は全て終了いたしました。
  以上をもちまして本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
  慎重かつ闊達なご審議をいただき、まことにありがとうございました。
  これで本日の会議を閉じ、平成28年第1回阿賀野市議会定例会を閉会といたします。
  どうもご苦労さまでございました。
               閉 会 (午前11時26分)